モバP「心の性感帯」 (26)
P「イヴ、クリスマスライブお疲れさま」
イヴ「お疲れさまでしたぁ~☆」
イヴ「私、聖なる夜に、ファンのみなさんに特別なプレゼントは渡せましたかね~?」
P「あぁ、もちろん。最高のクリスマスプレゼントになったと思うよ」
イヴ「うふふ~。そうだと嬉しいなぁ~」
P「プロデューサーの俺としても良い贈り物を貰えたなって思うよ」
P「今年もありがとうな、サンタさん」ナデリ…
イヴ「きゃん…♪」
P「あ、悪い…くすぐったかったか?」
イヴ「あ、その~…」
イヴ「……んもう、えっち~!」
P「ええっ?」
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P「頭を撫でるのはえっち…なのか?」
イヴ「…どうでしょうねぇ~」
P「どうでしょう…ってイヴが言ったのに…」
イヴ「んもう!細かいことは気にしちゃいけませんよぉ~」
P「どうしろと…」
イヴ「…ナデナデしてもいいですよ~?」
P「…良いのか?」
イヴ「特別ですよ~?」
P「じゃあ…失礼して…」ナデリ…
イヴ「…あふんっ」
P「……」ナデナデ…
イヴ「…えへ~」
P「(イヴ…絹のようにしなやかな髪だな…)」
イヴ「んふぅ…気持ちいいですぅ…」
P「そうか?なら良いんだけど…」
イヴ「でもぉ…むやみやたらに女の子の髪の毛を撫でたりしたらいけませんよぉ~?」
P「えっち…ってことか?」
イヴ「ん~…」
イヴ「…女の子はステキな人に髪の毛を撫でられると、好きになっちゃうんですよぉ♪」
P「えっ?」
イヴ「あはっ。だからこれ以上は撫でちゃだめですよぉ~」
イヴ「Pさんのこと、もっと好きになっちゃいますからぁ~☆」
P「……」
イヴ「うふふ~♪Pさん、顔真っ赤~☆」
P「……」ワシャワシャ…!
イヴ「あぁ~ん!乱暴はだめですぅ~!」
P「(…他にどう反応しろっていうんだ)」
P「……っていうことがありまして」
礼子「イヴちゃんったら、のほほんとしてて案外エロスを知ってるのねぇ」
礼子「いや…あの子はわりとエロス全開な子だったかしら…」
P「ってことは、やっぱり女の子の髪の毛を触るのってセクハラになっちゃうんですか?」
礼子「相手の子によってはそうなるのかしら」
礼子「Pくん、覚えておくといいわよ」
礼子「女の子は髪の毛を撫でられると心の性感帯が刺激されるの」
P「心の性感帯…」
礼子「感じちゃうわね…」
礼子「でも…私がそれだけじゃ満たされないのはわかるでしょ?」
P「ところでヒトリノ夜って14年前の曲らしいですよ」
礼子「…んもう。イジワルな人」
P「あーのひーとだけここーろのせいかんたいー♪」
早苗「かーんじちゃうねー♪」
P「お、早苗さん」
早苗「なかなか、あたしの心をくすぐるような歌をうたってるわねー」
P「早苗さん、ポルノ好きなんですか?」
早苗「ポルノが好きっていうか、あたしの世代だとGTO?」
P「あぁ、なるほど」
P「早苗さん、GTO好きそうですよね」
早苗「そりゃ中学生の時は警察になるか暴走族になるかで迷ったものよ~」
P「そこ、教師じゃないんですか」
早苗「まぁ、冗談はさておいて…なに?今更GTOにでもハマってるの?」
P「そういうわけじゃないんですけどね」
P「ハマっているといえば、心の性感帯っていうフレーズに…」
早苗「…変態チックだから今のうちにタイホしておいた方がいいかな?」
P「弁解の余地を」
早苗「一回だけよ?」
P「いや、礼子さんに髪の毛は女の子の心の性感帯だってことを言われまして」
早苗「あぁ、うん。わかるわかる」
P「やっぱりそうなんですか?」
早苗「Pくん、ちょっとお姉さんの髪の毛撫でてみ?」
P「えっと、良いんですか?」
早苗「うん。怒んないから」
P「じゃあ…失礼して…」ナデリ…
早苗「んっ…」
P「……」ナデナデ…
早苗「やんっ…Pくんってば、上手ねぇ…」
P「…上手とかあるんですか?」
早苗「いや、これは的確に女の子のツボついてるわ…」
早苗「お姉さん、ちょっとドキドキしちゃうなぁ…」
P「……」
P「…早苗さんの髪の毛って、ふんわりしてて気持ち良いですね」
早苗「…!」
早苗「…うっひっひ」
早苗「なーに興奮してんのよぅ♪」
早苗「シメちゃうぞ…ばかぁ♪」
P「だからろんりろんりせつなくてー♪」
菜々「こわれそうなよるにさえー♪」
P「……」
菜々「……」
菜々「い、いやだなぁー!ナナがまだ3、4歳ぐらいだった頃の曲はわかりますよぉー!」
P「まだ何も言ってないぞ」
菜々「…ウサミンの電波はどこまででも届きますよー」
P「そして今日もタイミングだけ外さないようにキャラを作ってるのか」
菜々「べ、別にキャラ作りなんてしてないもんっ!」
P「ははっ。悪い悪い」
P「そうだよな。今年はウサミンとしてCDがメルヘンデビュー出来たんだもんな」ナデリ…
菜々「わっ…?」
P「俺も嬉しかったよ。菜々の夢、一緒に叶えてあげることが出来て」ナデナデ…
菜々「…!」
菜々「Pさんっ…」
菜々「……っ」
菜々「…う、うぅっ…!」
菜々「ずるいですよぅ…イジワルかと思ったら急に優しくなって頭なでなでなんて…」
菜々「…ふぇーん」
P「よしよし」ポンポン…
菜々「ナナ…アイドルになれてよかったです…」
菜々「ずっと…夢見ててよかったっ…」
菜々「来年も…この先もずっと…」
菜々「ナナのこと…よろしくお願いしますねっ……キャハっ☆」
P「だからろんりろんりあいてくてー♪」
イヴ「こごえそうなまいにちにー♪」
P「おや、イヴ」
P「この曲、知ってるのか?」
イヴ「いつぞやの忘年会で早苗さんが歌ってたんですよ~」
P「早苗さん、この曲相当好きなんだな…」
イヴ「凍えそうな毎日になりそうな時に手を差し伸べてくれたのはPさんでしたぁ~♪」
P「いや、ホント…全裸でダンボールに包まってる女の子を見た時は何事かと…」
イヴ「今は毎日がとっても暖かいですぅ~」
イヴ「Pさん、いつもホントにありがとうございますぅ~♪」
イヴ「ブリッツェンも感謝の気持ちでいっぱいみたいですよぉ~」
ブリッツェン「ぶもー」
P「ははっ。お前はいつも鼻水垂らして寒そうだな、ブリッツェン」ナデリ…
ブリッツェン「ぶも…」
イヴ「あー!Pさん、ダメですよぅ!」
P「ダメ?ブリッツェンは撫でられるの嫌いなのか?」
イヴ「そういうわけじゃなくてぇ…」
イヴ「…もうっ!鈍感さんっ!」
P「鈍感…?いや、全然意味がわからないんだけど…」
ブリッツェン「ぶもー///」
P「……」
イヴ「……」
ブリッツェン「ぶもー///」
P「…!?」
イヴ「女の子はナデナデされると好きになっちゃうって言ったのに~!」
イヴ「…ホント、私のサンタさんは鈍感さんのプレイボーイさんですぅ☆」
ブリッツェン「ぶもー///」
P「お前、メスだったのか!?」
おわり
イヴの髪の毛ゆでたい
茹でるのかよォ!?
??「らぁめん!?」ガタッ
??「そばつゆ!?」ガタッ
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