マミ「今日は楽しいクリスマス♪」 (42)
マミ「ジングルベールジングルベール鈴がなる~♪」
マミ「今日は楽しいクリスマス~♪イェイ!」
マミ「ふふ、ケーキとフライドチキンの準備も万全」
マミ「交換用のプレゼントも用意したし、お部屋の飾りつけもバッチリ」
マミ「楽しみだわ、皆とのクリスマスパーティ♪」
マミ「まだこんな時間・・・早くパーティの時間にならないかしらね・・・」
マミ「もうちょっとお部屋の飾りつけでも凝ってみようかしら♪」
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カワシタヤークソク ワスレナイヨ メーヲトジータシカメル♪
マミ「もしもし、あら鹿目さんどうしたの・・・?」
マミ「・・・え、弟さんが熱を?ご両親も急な用事で・・・?」
マミ「そ、そう・・・な、なら仕方ないわ、弟さんの看病の方を優先してあげて?」
マミ「ううん、気にしなくていいのよ?こればっかりは仕方ないもの」
マミ「ええ、それじゃあまた・・・」
マミ「・・・そっか、鹿目さん、来られないんだ・・・残念ね・・・」
マミ「・・・準備は終わっちゃったしやる事がないわね・・・」
マミ「テレビでも見ようかしら・・・」
イッツッカーキミハ ダレカノタメニ ツヨイチカラヲ ノーゾームノーダーロ♪
マミ「もしもし、美樹さん?」
マミ「ええ、ええ・・・え?急にご家族で出かけることに?」
マミ「ということは、佐倉さんも?」
マミ「え、ええ・・・ええ・・そ、そっか、そういう事なら仕方ないわよね・・・」
マミ「うん、わかったわ、あ、き、気にしなくてもいいのよ?」
マミ「ええ、それじゃあ・・・」
マミ「・・・・・」
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ユーメーヲーカナーエテー ヒトリーデーサーガシテーターホーシーヲー ♪
マミ「・・・暁美さんから・・・」
マミ「まさか・・・まさかね・・・」
マミ「も、もしもし・・・?」
マミ「・・・え、今?玄関の前まで来た?」
マミ「ちょ、ちょっとまって!」
ガチャ
マミ「いらっしゃい暁美さん、インターホン鳴らしてくれればよかったのに、さあ、あがって」
ほむら「お邪魔するわ」
ほむら(フフフ、わざわざ電話で知らせて驚かせる、私ってなんて悪魔なのかしら)
ほむら「すごい・・・随分の気の入れようね、驚いたわ」
マミ「ふふ、つい張り切っちゃたの・・・だけどね」
ほむら「?」
マミ「さっき、鹿目さんと美樹さんから連絡があってね、あの子たち今日、来られなくなっちゃったって」
ほむら「えっ!?」
ほむら(美樹さやかや佐倉杏子はともかく、まどかが来ないなんてほとんど意味がないじゃない!)
マミ「だから・・・そのね・・・今日は・・・私と暁美さんだけ・・・に」
ほむら「そ、そう」
ほむら「悪いけど私、用事を思い」
マミ「だ、だから!きょ、今日は二人で思いっきり楽しみましょ!?」
ほむら「えっ?えっ・・・」
マミ「ねっ?」
ほむら「え、ええ・・・」
マミ「まだ時間にはちょっと早いけど、人数もそろっちゃったし始めましょうか!」
マミ「はい、ケーキにフライドチキン!他にもいっぱい食べるものもあるわよ」
ほむら「す、すごい量ね」
マミ「だって、皆来るものだと思ったから・・・それに佐倉さんが沢山食べるだろうって思って・・・」
ほむら「・・・い、いただこうかしら・・・」
マミ「じゃあ・・・」
マミ「メリークリスマース!」
ほむら「め・・・メリークリスマス・・・」
マミ「どう、そのフライドチキン?流石に家ではなかなか焼かないからちょっと自信ないんだけど」
ほむら「そ、そう、良く焼けていておいしいわ・・・」ホム
マミ「ふふ、はい、ケーキもあるわよ」
ほむら「え、ええ・・・」
ほむら(・・・・・気まずい)
ほむら(私はまどかとのパーティを楽しむためにここに来たのに)
ほむら(気が付けば何この巴マミとの2者面談)
ほむら(パ-ティで盛り上がったところを、私の悪魔の力でめちゃめちゃにしてやろうと思っていたのに)
ほむら(美樹さやかが最後に食べるケーキのいちごを取ってやったり)
ほむら(巴マミの交換用プレゼントの中身を車海老と偽装したブラックタイガーにすり替えてやろうとしたのに・・・)
マミ「どうしたの?遠慮しないでドンドン食べてね?」
ほむら(表向きは明るく振る舞っているけど、明らかに陰りのある笑顔・・・)
ほむら(何か・・・私が悪魔と言えどここでやらかすのは流石に気の毒な気がして・・・)
・
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・
ほむら(始めは巴マミがあれやこれやと話を振ってきていたけど・・・)
ほむら(だんだん会話もなくなってきたわ・・・)
ほむら「・・・お、お手洗いに・・・」
マミ「あ、ええ・・・そこの廊下の角を右よ」
ほむら「・・・・」
ほむら「このまま抜け出してしまおうかしら・・・」チョロロロ・・・
ほむら「このテンション最低な状況下で一人にされる巴マミ・・・」チョロロロロロ・・・
ほむら「きっと一人虚しく片づけをするのだわ・・・ホムフフフ、何たる悪魔の所業かしら」ジョボボボホ
ほむら「巴マミの性格からしたら、きっと泣きながら片づけをするのでしょうね」ジョボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ
ほむら「せっかくつくった料理も全部生ごみに・・・」チョロロロロ・・・チョロッ・・・チョロ・・・・
ほむら「・・・流石に・・・酷すぎないかしら・・・悪魔というか・・・これじゃ鬼じゃない・・・」
ほむら「悪魔・・・?」
ほむよ「そうよ、私悪魔じゃない!まどかの改変した世界の1部を更に書き換えた悪魔じゃない!」
ほむら「弟の風邪!?家族との用事!?それくらいの事柄を書き換えることくらい造作もない事じゃない」
ほむら「何でもっと早く気が付かなかったのかしら、うっかり八兵衛だったわ」ドポン・・・プスー・・・
ほむら(トイレ流さずに出てきてやったわ、美樹さやか風に言うなら私ってホント悪魔)
ほむら「お待たせ」
マミ「暁美さん、誰かと電話でもしてた?大きな声出して」
ほむら「え!?な、何でもないわ、気にしないで」
マミ「・・・それにしても・・・二人だけじゃ流石に食べきれないわね・・・」
マミ「も、もしよかったら好きなの持って帰っていいのよ?」
マミ「残った分は・・・勿体ないけど・・・捨てちゃうから・・・」
ほむら「その必要はないわ」
マミ「えっ?」
ピンポーン
マミ「あら、誰かしら・・・?」
ほむら(感謝しなさい巴マミ、私が更に世界の一部を改変したわ、これによってまどかたちは今日、ここに来られるようになる)
マミ「え?あの、ど、どちらさまで・・・」
ほむら「あれ?」
ほむら「どうしたの巴マミ・・・あ」
恭介「あ、あれ、君は暁美さん?」
仁美「まあ暁美さん、どうしてここに?」
ほむら「上条恭介に・・志筑仁美・・・?どうして・・・」
恭介「その・・・志筑さんと買い物してたんだけど、何か急にここに来ないといけない気がして・・・」
仁美「不思議ですわ・・・誰かに呼ばれたような感じですの」
マミ「あ、暁美さんのお友達だったのね?」
ほむら「え、ええ、まあ・・・」
仁美「このケーキとても美味しいですわ」
恭介「本当だ、すごく美味しい、どこのお店のだろう?」
マミ「一応、ここにある料理は全部私が作ったのよ?」
仁美「まあ、素晴らしいですわ巴さん」
恭介「うん、僕こんなに美味しいケーキ食べたことないよ」
ピンポーン
マミ「あら・・・また・・・?」
ほむら(今度こそ)
マミ「え・・・?あ、あれ・・・さ、早乙女先生?・・・それにあなたは・・・?」
ほむら「あれ?」
和子「あら・・・暁美さんも」
ほむら「早乙女先生・・・それに中沢君・・・」
中沢「えっと・・・どうして僕たちはここに・・・」
和子「いけませんね中沢君」
和子「お互い独り者同士が身を寄せ合って慰めあった今日、突然ここに来るようにとの声が聞こえたのよ」
和子「これはそう、神様のお導き!」
ほむら(悪魔だけどね)
マミ「あ、あの・・・良かったらご一緒に・・・」
和子「せっかくお呼ばれしたパーティですもの、参加しないのは失礼よね、中沢君?」
中沢「べ、別に僕はどっちでも・・・あ、ちょ、先生!」
和子「いけませんね中沢君、ここは学校じゃないのですよ?」
和子「だから、先生じゃなくて、今日は和子でしょう?」
和子「まあ、おいしい、おいしいわこのフライドチキン!」ガツガツガツ! ハフッハフッ
恭介・仁美「せ、先生・・・」
ほむら「中沢君・・・あなた達って・・・どういう関係・・・」
マミ「た、大変・・・お開きにしようとしてたのに一気に忙しくなっちゃったわ!」
仁美「巴さん、わたくしも手伝いますわ」
マミ「え、でも悪いわ、せっかく来てくれたお客様なんですもの」
仁美「あのようなすばらしいお料理が作れる人のお手伝い、こちらからお願いしたいくらいですわ」
ほむら「わ、私も・・・」
和子「ウォーサケモッテコーイ!!!」
中沢「せ、先生落ち着いてください・・・冬休みだからってハメ外し過ぎるなって言ったの先生じゃないですか!」
和子「あら・・・昨日はあんなにハメちゃった中沢君がそれを言うの?」
中沢「」
恭介「な、中沢・・・お前・・・」
ほむら(なんかあっちはとんでもないことで盛り上がってる・・・)
マミ「暁美さん・・・」
ほむら「何、私は今シチューの温めなおしで忙しいのよ」
マミ「さっき電話してたのは知り合いを呼んでくれていたのね」
ほむら「いや・・・その・・・」
マミ「・・・ありがとう、気を使ってくれて」
ほむら「・・・・・」
ほむら(私はまどかたちを呼んだつもりだったのに・・・)
ほむら(世界が正しく書き換えられていないという事?)
ほむら(やはり世界の改変は悪魔の力を持っても容易な事ではないという事なのかしら?)
ほむら(あの時は私のまどかに対するあまりに強い感情が成し遂げた偶然の産物だとでも・・・?)
イッツッカーキミハ ダレカノタメニ ツヨイチカラヲ ノーゾームノーダーロ♪
仁美「巴さん、さやかさんからお電話ですわ」
マミ「で、でも今手が離せなくて・・・」
仁美「代わりに出ますわ、もしもし、さやかさん?」
仁美「ええ、今皆で巴さんのお宅にお邪魔していますの、ええ」
仁美「まあ、そうなのですか、お待ちしていますわ、また後ほど」
マミ「美樹さんは何て?」
仁美「ご家族のご用事が急になくなったそうで、急いでこちらにいらっしゃるそうですわ」
仁美「杏子さんも私の分をちゃんと残しておくように、との事ですわ」
マミ「まあ佐倉さんったら」
ほむら(美樹さやかと佐倉杏子は来る・・・やはり世界は正しく書き換えられていた?)
ほむら(だとしたら志筑仁美達もここにいるという事はその副作用的なものだとでも?)
フーレーターコーコローハー カガーヤイータ ♪
仁美「巴さん、また携帯が鳴っていますわ」
マミ「・・・暁美さん、誰からの電話?」
ほむら「まどかからだわ・・・私が代わりに出るわ」
ほむら「まどか?ええ、今巴マミの家よ、ええ・・・」
ほむら「いいんじゃないかしら、巴マミには私から言っておくわ、また後でね・・・」
ほむら「まどかもこれから来るそうよ」
マミ「でも、弟さんの看病はいいのかしら?」
ほむら「何だか急に熱も下がって体調も良くなったそうよ」
ほむら「そしたらパーティに行きたいって聞かないから連れて来てもいいかって」
マミ「ええ、もちろん良いわよ!」
さやか「さやかちゃん、只今参上ですよー!」
杏子「おいマミ、ちゃんとアタシの分も残ってるだろーな?」
なぎさ「クンクン、チーズの匂いがするのです!」
まどか「遅くなっちゃってすみません!ほらタツヤ、マミさんだよ挨拶して?」
タツヤ「マー!マー!」
さやか「なんで、先生や恭介たちもいるのさ」
恭介「うーん、よくわからないんだけど、まあ色々あってね」
恭介「皆、不思議とここに来ないといけないような気になっちゃってさ」
恭介「先生は『神様のお導き』だなんて言ってるけど」
杏子「なんだそりゃ、まあでもいーんじゃねーの?どうせなら皆でパーっと盛り上がろうぜ」
仁美「そうですわ、私こんなにも楽しいクリスマスパーティは初めてですわ」
なぎさ「なぎさはもっとチーズケーキが食べたいのです!」
さやか「アンタさっきからそればっか」
和子「酷いわ中沢君!昨日の熱い夜の事は遊びだったの!?」
和子「いいわ、中沢君が責任取ってくれないなら、先生この窓から飛び降りる!」
ウィィィン
中沢「ちょっと!危ないですって!何この窓!?」
マミ「ふふ、あんなにあったお料理もほとんどなくなっちゃった」
タツヤ「けーき、けーきー!」
まどか「もうタツヤったら、ケーキは一杯食べたでしょ」
マミ「また食べたくなったら遊びにおいで?いつでも作ってあげるわよ?」
ほむら(いつの間にか・・・全員揃った)
ほむら(世界は無事に改変されたようね、感謝しなさい巴マミ)
マミ「プレゼントの交換は皆行き渡ったかしら?」
杏子「へへ、何が入ってるのかなー早く開けてみようぜ」
杏子「これは・・・リンゴの形のネックレスじゃん、ちょっとアタシには可愛らしすぎるか・・・?」
仁美「それは私のですわね、私のは・・・まあ、音符の形のペーパーナイフ」
さやか「あー、それアタシのだね、アタシのは・・・オルゴール?」
恭介「それは僕のだね、亜麻色の髪の乙女が入ってるよ」
恭介「僕のは・・・う、こ、これは・・・!」
さやか「そ、そそそそれって・・・夜に×××な事するときに使う・・・い、いわゆる近藤さん・・・」
仁美「ま、まあ////////」
なぎさ「なんですか?風船なのですか?」
杏子「プププ・・・良かったじゃねーか、なあ?」
和子「上条君、若いからといってその場の雰囲気に流されて事を済ませてしまうということは!」
和子「結局、女を最後に泣かせるという事になるのですよ!」
杏子(よりにもよってコイツかよ・・・)
和子「まあでも、もう先生もこんな年だし?流されちゃってもいいかなーって・・・ね?中沢君?」
中沢「ど、どっちでもいいんじゃないかなー・・・って」
和子「それはさておき、私のは・・・あら、可愛い真っ白なぬいぐるみ、猫かしら、うさぎかしら?」
まどか「あ、それ私のです先生、何でも願いをかなえてくれるっていうマスコットキャラなんですよ」
まどか「えっと、私のは・・・『どっちか決められない時に読む本』?」
中沢「あ、それ僕のおススメの本。僕の人生にかなり大きな影響を与えてくれてるよ」
まどか「そ、そう・・・わ、私も優柔不断なとこあるから・・・い、いいかなー・・・」
中沢「僕のは・・・キーホルダー?チーズのキーホルダーだ」
なぎさ「それはなぎさのなのです!」
なぎさ「なぎさのは・・・ラーメンの無料券・・・?」
杏子「あ、それアタシ、風見野にあるアタシのおススメのラーメン屋だぜ」
なぎさ「そのお店にはチーズラーメンはあるのですか!?」
中沢「そ、そんなのあるのか?」
マミ「私のは・・・わあ、砂時計、随分凝った作りのおしゃれな砂時計ね、お料理する時に役に立ちそう」
まどか「わあ、かっこいい!」
ほむら「それは私のね」
マミ「ふふ、そんな感じがするわ」
さかや「アンタもなかなかいいセンスしてんじゃない」
タツヤ「マー!」
まどか「ごめんね、タツヤはお家に帰ったらサンタさんがプレゼントくれるからね」
ほむら(という事は私は巴マミのプレゼント・・・良かった・・・ブラックタイガーにすり替えておかなくて)
ほむら「これは・・・ティーカップ」
仁美「まあ、素敵なデザインですわ」
杏子「アタシは飲めれば何でもいいんだけどなー」
さやか「馬鹿ねー、そこに拘りってもんがあるから、よりおいしさが引き立つんじゃない」
さやか「最も、お子ちゃまな杏子にはまだ分かんないかな~?」
杏子「なんだとお!」
恭介「何もこんなところで喧嘩しなくたって・・・」
マミ「どうかしら、気に入ってもらえたかしら?」
ほむら「そうね・・・この間、ティーカップを1つ割ってしまってね」
まどか「そうなんだ、じゃあちょうど良かったね暁美さん!」
ほむら「ありがたく使わせてもらうわ・・・」
仁美「今日は本当にありがとうございました」
仁美「今度は是非、ウチに遊びに来てください」
恭介「すいません何か急に参加しちゃって・・・ご馳走様でした」
和子「ねえ中沢君?」
タツヤ「だーだー」
なぎさ「???何なのですか?」
和子「こうして並んでいると、私たち何だか・・・」
和子「先生は・・・どっちかって言えば男の子がいいかしら・・・?中沢君は?」
中沢「ぼ、僕はどっちでも・・・」
杏子「な、なあ・・・あいつらって・・・」
さやか「うん・・・」
まどか「クラスの皆には・・・内緒だね・・・」
マミ「暁美さん・・・今日は本当にありがとう」
ほむら「別に・・・私は・・・」
マミ「ううん、今日はとっても楽しかったわ・・・」
マミ「結局こうやって皆来てくれたけど・・・」
マミ「最初、鹿目さんや美樹さん、佐倉さんが来られないって聞いて・・・」
マミ「あなたも・・・来てくれないんじゃないかって」
マミ「でも、一番に来てくれて・・・嬉しかったわ・・・」
ほむら「・・・」
さやか「じゃあ、アタシ達はこっちだから」
仁美「まどかさん、タツヤくん、暁美さんも良いお年を」
杏子「んじゃ、また来年なー」
なぎさ「バイバイなのです」
恭介「さよなら、鹿目さん、暁美さん」
中沢「じゃ、じゃあ俺もそろそろ」
和子「ねーえ中沢君、先生、今日も帰りたくない気分なの・・・!」
中沢「あ・・・あはは・・・ど、どっちでもいいんじゃないかと・・・」
・
・
・
まどか「ねえ、暁美さん」
ほむら「何かしら、何度も言うけどほむらでいいのよ?」
まどか「ありがとうね」
ほむら「何の事かしら」
まどか「マミさんの事、一人ぼっちにしないでいてくれて」
タツヤ「まどかー、まどかー!」
ほむら「・・・・・」
まどか「マミさんも、さやかちゃん杏子ちゃんなぎさちゃんに皆・・・暁美さんも」
まどか「独りぼっちになっちゃだめだよ?」
ほむら「ま、まどか・・・まさかあなた・・・!?」
まどか「ティヒヒヒ! 今度会うときは初詣だね、じゃあまたね」
まどか「ほ・む・ら・ちゃ・ん♪」
ほむら「!!」
まどか「ばいばーい!」
タツヤ「ばいばー!ほーむ!」
ほむら「・・・神様のお導き・・・か」
ほむら「やっぱり・・・あなたには敵わないわね・・・まどか・・・!」
マミのマンションのゴミ捨て場
ゴソゴソ・・・
ガサガサ・・・
QB「あ、このフライドチキンまだちょっと肉が残ってるや」ムシャムシャ
おわり
その日の夜
セーカーイハー マーダーキミーノターメ ♪
ほむら「メール・・・?まどかから・・・」
From 鹿目 まどか
件名 ほむらちゃんへ
本文
ほむらちゃん、おトイレはちゃんと流そうね
ほむら「」
ほむら「忘れてた・・・途中から忙しくなって完全に・・・!」
ほむら「ぬうううううううううううううううううううううううう!!!!!」
今度こそおわり
このSSまとめへのコメント
トイレのシーンの破壊力がすげぇ
あと何気にまどパパママ除く偽街メンバーですね