めう「ひなひなとキスしたいめう」咲子「キスだけでいいんですか?」 (52)

◆ひなビタ♪SSです
◆公式のクリスマスとはいろいろ違うと思うけどゆるして
◆(*'v'*)

めう「えっ」

咲子「?」

めう「……ま、まだめうには早いめう」

咲子「早い遅いなんて関係ないですよ、これはめうちゃんがどう思ってるかが大事なんですよ?」

めう「う……」

咲子「めうちゃんが私を頼って相談しに来てくれたのはとってもとっても嬉しく思います、
   だから、相談に乗るからには徹底的にしてあげたいんです」

めう「うう……」

咲子「だったら、まず自分に素直にならないと!ファイトですよっ!」

めう「うー……ひ、ひなひなと恋人になりたいめう…」

咲子「それから?」

めう「え、えっちなことも……少しはしたいめう…///」

咲子「うん!よく言えましたねめうちゃん!」ナデナデ

めう(なんか上手く口車に乗せられた気がするめう)

咲子「でもまぁ確かにいきなりえっちなことをするのは難しいでしょうから、まずは恋人になることから始めましょう」

めう(さ、さききが言わせたんだめう!めうの恥を返すめう!)

咲子「やっぱりベタですがラブレターですよ!ラブレターなら恥ずかしくなっても自分の気持ちをちゃんと伝えられますから」

めう「ラブレターめう?うーん、めうあんまり文を書くのは……」

咲子「何言ってるんですか!文章力なんて二の次ですよっ!
   自分の好きという気持ちをどれだけ包み隠さず伝えるか、というのが大事なんです」

めう「そうめう?ちょ、ちょっと出来る気がしてきためう」

咲子「その意気ですっ!ひなたさんもめうちゃんの素直な気持ちにメロメロですよ!」

めう「ひ、ひなひながめうにメロメロ……」

もわもわ

日向「めめ!ボクと結婚してくれ!」

日向「ボクはやっぱりめめがいないと駄目みたいでさ……これからは二人で暮らそう!」

日向「どうやってかって?それは……これから考える!」

もわもわ

めう「……えへへ」

咲子(めうちゃん幸せそうな顔してるなぁ)

めう「じ、じゃあ、書けたらひなひなの住所に送るめう」

咲子「おっと、そうはいかんざきですよめうちゃん」

めう「めう?」

咲子「クリスマスには私達ライブをやる予定ですが…その後打ち上げ会も兼ねて
   ここシャノワールでクリスマス会をやろうということになっています」

めう「うん知ってる…それが?」

咲子「これは内緒みたいだけど……どうやらひなたさん、
   私達のライブ見物とグッズ相談も兼ねて、クリスマスにこっちに来るみたいですよ」

めう「ええっ!?知らなかっためう…」

咲子「その代わり大晦日には向こうに戻ってしまうみたいですが……
   それはともかく、クリスマス会の企画として、プレゼント交換も予定してます」

めう「プレゼント交換?」

咲子「そうです!皆でランダムに交換するんですが……まぁこれは本当に渡したい人に
   プレゼントが行くとは限りませんよね、だから後々本命の人にプレゼントを渡す時間を設けたいと思いまして…
   その時にプレゼントと一緒にラブレターもひなたさんに渡しちゃいましょう!」

めう「ら、ラブレターって、『これ読んでください!じゃあ後で!』ってものじゃないめう…?」

咲子「目の前で渡したほうが相手の返事もすぐ聞けて一石二鳥ですよっ!」

めう「そ、そういうもんめう…?」

めう「じ、じゃあひなひなに渡すプレゼントも検討しないといけないから今日は帰るめう!
   さきき、ありがとめう!」

咲子「うふふ、いいんですよ、ではまた」フリフリ

咲子(ふふふ、恋してるめうちゃん可愛い)

咲子(最近はりんちゃんもまりかちゃんもくっついちゃって一人なことが多かったから…
  ひなたさんと上手く行けばいいな)

咲子(さて店先に出て掃除でも……あれっ?)チリーン

一舞「ざぎごぉ――!」ガバッ

咲子「きゃっ!い、イブちゃん、どうしたんですか?
   そんなぼろぼろ泣いて…」

一舞「ぐすぐす…ま、またイブのファンが減ったしっ!
   皆でこぞって失望してやめてくしっ!皆あたしのこと嫌いなんだ…うわああん!」メソメソ

咲子(ああ、いつものことなのに顔ぐしゃぐしゃにして泣いてるイブちゃんとってもとっても可愛い)ゾクゾク

咲子「大丈夫ですよ、皆ファンやめますって言った少し後にまたファンになってくれてるから大丈夫ですよ」

一舞「こ、この前もそうだったしっ!その前だって皆でファンやめて…」グスッ

咲子「それはですね、イブちゃんの困ってる顔が皆見たいからなんですよ」

一舞「え、そうなの…?」

咲子「それに、私は、ずっとずっと、イブちゃんのファンですからね…?」

一舞「さきこぉ…さきこぉっ!うわああん!!」

咲子「よしよし」ナデナデ

咲子(はぁはぁ、私の胸に顔を埋めて子供みたいに泣くイブちゃん最高に可愛い)ゾクゾクゾク

咲子「落ち着きましたか?イブちゃん」

一舞「な、泣いてなんかないしっ!ちょ、ちょっと目にゴミが入っただけだしっ!」グスッ

咲子(強がってるけど目が真っ赤に泣き腫らしてるイブちゃん可愛い)

咲子「ふふふ、いつでも慰めてあげますからね?」

一舞「う、うん……さきこ」

咲子「はい?」

一舞「い、いつも、ありがとっ!」ニコッ

咲子「はうっ!」ゾクゾクゾクゾクゾク

咲子(あ、軽く、濡れちゃったかも……)

咲子(……そんな予定じゃなかったけど、いいよね…)

咲子「い、イブちゃん」

一舞「んー?」

咲子「ちょっと、あがっていきません?ミルクティーぐらい出しますから…」

~クリスマス会~

まり花「皆ライブお疲れ様っ!それと、メリークリスマスだよっ!」

咲子「ふふふ、メリークリスマスです、いろいろ用意したので、
   皆で食べたり歌ったりして下さいねっ」

めう「わぁいちくパ めうちくパ大好きめう!後で皆でカラオケやるめう!」

日向「はははは、じゃあめめはボクと一緒にデュエットするかい?」

めう「ひ、ひなひなとデュエット…」ドキドキ

凛「あのね…クリスマスというのはイエス・キリストの誕生を祝う祭りであって
  こういう風に馬鹿騒ぎする祭りじゃ……」

一舞「まぁ細かいことは言いっこなしだしっ!
   それともりんはこういうの嫌い?」

凛「き、嫌いというか、苦手だわ……」

一舞「ならこれから慣れていけばいいしっ!ほら、まりかが呼んでるよ?」

凛「え、ええ……」

咲子(ああ、こういう時のイブちゃんイケイケでイケメンだよぉ)

凛「えっと…レコード屋、何かしら」

まり花「あっりんちゃん!せっかくカラオケセットあるからデュエットしようよっ!」

凛「で、デュエット…?正確には同性の場合だとデュオと言うのだけれど……ま、まぁ、い、いいわよ……」

まり花「やったー!で、何歌おっか?」

凛「私はデュオ曲には詳しくないから、レコード屋が選んだものならなんでもいいわ……」

まり花「えっと、じゃあちくパ…」

凛「それ以外でお願いするわ」

まり花「りんちゃんわがままだよぅ…うーん、じゃあこの恋閃繚乱ってのにしよっかな!これでいい?」

凛「れ、レコード屋がそれでいいならそれで……」

まり花「あっでもおじや?O JIYAってのもあるよっ!どんな曲かなっ?お雑炊の曲?」

凛「レコード屋、それは多分歌えないと思うわ…」

まり花「えっ?」

♪れんせんりょうらんひかりたたえた~かけらたちよ~

一舞(最近のカラオケには音ゲーの曲も入ってるんだねぇ……
  りんったら顔真っ赤にして歌って…かわいいやつめ!)

一舞(それにしてもこのケーキちょーおいしい!)モグモグ

一舞(ちくわは……入ってないみたいだね)

咲子「イブちゃん」

一舞「ん?なーにさきこ……」

ぺろっ

一舞「!?!?」

咲子「ふふふ、ほっぺたにクリーム、付いてましたよ?」

一舞「さ、さきこ……!?」

咲子「いけませんでしたか?」

一舞「あ、いや、そんな訳ないし……///」

咲子「ああもう、イブちゃんとってもとっても可愛いです」ナデナデ

一舞「ちょ、さきこ、ひなたさんも見てるからっ///」テレテレ

日向「あはははは、あの二人仲良いねえ」

めう(ひなひなの前なのに……少しは自重するべきめう)

めう(でも、めうもひなひなとあんな感じになれたら……)

もわもわ

日向「めめ!顔にクリーム付いてるよ、取ってあげようか」

日向「うん、おいしい!やっぱり……めめの口元に付いた食べ物をつまむのは、最高だね!」

日向「めめもおいしいそうだね……食べていい?勿論性的な意味で!」

もわもわ

めう「……」

めう「///」

日向「?」

日向「あ、カラオケ空いたみたいだしめめはボクと一緒に歌うかい?」

めう「えっ、はいめう!やっためう!ひなひなとカラオケめう!」

日向「あははは、めめは可愛いなぁ」ナデナデ

めう「ひ、ひなひな、恥ずかしいめう///」テレテレ

日向「そうかい?ただ撫でただけなんだけど…で、めめは何歌いたい?
   ボクはなんでもいいよ」

めう「じゃあちくパにするめう!一緒にちくパの素晴らしさを歌うめう!」

日向「あれかぁ…上手く歌えるかなぁ?」

めう「大丈夫めう!めうが引っ張ってってあげるめう!だから絶対大丈夫めう!」

日向「ははは、そこまで言うなら、頼むよめめ」

めう「えへへ」

……

咲子「さて皆さんここでお待ちかねのプレゼント交換会の時間ですよっ」

一舞「ふふふん、イブのプレゼントが当たった人はちょー幸運だし!ありがたく思うといいし!」

日向「ボクのプレゼントは東京土産だからそんな豪華なものじゃないけど大丈夫かな?」

めう「たぶんそこの金髪ギャルが涙を流して喜ぶめう」

まり花「今回のプレゼントは食べそうになったけど我慢したんだよっ!」

凛(どうせだったらまりかのが欲しいわ……)

咲子「皆のプレゼントをランダムに番号振ってくじ引きにしたので、
   皆で一斉に引いてくださいね、じゃあ、いっせーの、せ!」バッ

めう「めう1番めう!」

一舞「あたし2番!」

凛(3番…)

咲子「私は4番ですね」

日向「ボクは5番かーラッキー5になるかな?」

まり花「6番だよっ!」

咲子「じゃあ番号順に開けていきましょうか、まずはめうちゃんから!」

めう「1番は……ずいぶん軽いめう」

一舞「あっそれあたしのだし!開けてみて!」

めう「えっと…あっマフラーと手袋めう!」

一舞「へへーん、あたしが一から手編みしたんだし!
   感謝しなさいよ?」

めう「あったかそうだめう!いぶぶ、ありがとめう!」

めう(でもマフラーの柄にTOKYOはどうかと思うめう……)

一舞「よし次はあたしっ!早速開けてみるし!」ガサガサ

凛「あ、それは私のね……」

一舞「これ……本?」

凛「私のレコメンドな一冊よ」

一舞「へー、どんな本かな……っ!」ペラペラ

まり花「?どうしたのイブ?どんな本だったの?」

一舞「り、りん……あんたねえ……」

凛「あら……駄目だった?比較的ソフトなのを選んだつもりだったのだけれど……」

一舞「そ、そういう問題じゃないしっ!あ、後でりんには話があるから」

凛「え、何かしら……申し訳ないけれど私にはレコード屋という想い人がいるから貴方の気持ちには……」

一舞「そんな訳ないでしょっ!!」

まり花「りんちゃん///」

めう(こいつら話が噛み合ってねぇめう)

凛「次は私ね……これは、東京ばな奈?東京土産ってことは……」

日向「あっそれボクだよ、いやーごめんね?急にプレゼント交換するって言われたからさ、
   帰り際にこういうものしか用意できなかったんだよー」

凛「あっ……その、と、とてもいいと思います…」

一舞(あ、りんが人見知ってる)

まり花(なんだかこんなりんちゃんレアだよぅ…)

日向「そうそう、凛って君だよね?なかなか話す機会がなくってさー、
   ごめんね?なかなか挨拶できなくて」

凛「い、いえ、その……とんでもないです…はい…こちらこそ、挨拶できなくてごめんなさい…はい…」

めう(りんりん先生ってこんなキャラだっためう?)

咲子(りんちゃんなんだか儚げ…)

日向「いーのいーの君は気にしなくてさ、ところで、意外と控えめなんだね、君って」

凛「い、いつもはこうじゃないんですけど……はい……」

めう(いたたまれなくなってきためう)

咲子「あ、ちなみに私はマカロン3個でしたよ」

まり花「あっそれわたしのプレゼントだよっ!そのマカロンすっごくおいしいんだよっ!」

咲子「そうなんですか、うふふ、後で美味しく食べさせて貰いますね」

まり花「本当においしいんだよっ!」

日向「よーし次はボクだな!何が入ってるかな~?」ガサガサ

日向「えっと……CD?なんだこのジャケット」

咲子「あっそれ私DEATHよ、私のお薦めなグラインドコアのCDを集めました」

凛(あれ…ゴアグラインドじゃないかしら?)

まり花「なんだかジャケットがすごい真っ赤だよぅ…トマトのお祭りかな?」

一舞(つーか超グロいしっ!さきこのそういう趣味にはちょっとついていけないな…)

めう(意外とああいうのが好みめう?)

日向「え、う、うん、ありがとう」

咲子「いえいえ」

めう(あ、あのひなひながちょっと困ってるめう!やめるめうさきき!
  ひなひなをそんなグロテスクなハードコアに引きずり込まないでっ!)

まり花「あの、そろそろ開けていいかなっ?」

咲子「えっ?あ、そうですね、開けていいですよ」

凛(最後に残ったのは…はんこ屋のよね、何かしら……)

まり花「えっと…緑のカードの束が入ってたよぅ……」

めう「それはKONAMIのアーケードゲーム機で使えるPASELI(パセリ)めう!
   プレゼントだから5万円分用意しためう」

凛「ご、五万円分!?」

一舞「な、なんてリッチなプレゼントだし…どっからそんなお金作ってきたんだか…」

咲子(はんこ屋って、繁盛してるのかな?)

まり花「わぁいありがとうめうめう!ちょうど仕切り板に必要だったんだよねっ!」

一舞「そ、そんなことに使うつもりなの!?5万円分だよ!?」

めう「いいめう、まりりの好きなように使ってもらって構わないめう」

一舞「そ、そうかな…いやでも……」

日向「ははは、めめは大人だなあ」

咲子「さて、プレゼント交換は終わりましたが……それぞれ本命の人がいますよね?
   今からはその人とプレゼント交換タイムですよ?
   もしいい雰囲気になったなら黙ってそのまま帰っても構いません、
   二人で暖かなでお楽しみな夜を過ごしてくださいねっ」

一舞「お、お楽しみって……///」

咲子「そんな訳で、イブちゃん、ちょっとこっち来てくださいよっ」

一舞「あ、ちょ、さきこ、引っ張らないで……」

タッタッタッ…

凛「あの、レコード屋、ちょっと……」

まり花「ん?りんちゃんなにかなっ?」

タッタッタッ…

日向「あれ、皆いなくなっちゃうのかい?皆仲良いんだねえ」

めう「……」

日向「めめにはそういう相手はいないのかい?」

めう「えっ!?い、いるもん……」

日向「へー、めめにもいるのかー!めめもいつの間にか色気付いてきたねぇ」ケタケタ

めう「むー……」

日向「もしよかったら、ボクにだけこっそり教えてくれないかな?
   皆には内緒にするからさ!」

めう「ひなひな……鈍感なんだから……」ボソ

日向「え?なに?」

めう「な、なんでもないめう!ひなひなには教えてあげないめう!」

日向「ふーん、教えたくないならしょうがないけどさ」

めう(本当に鈍感めう…)

日向「さて、皆なかなか戻ってこないし、いい雰囲気、ってのになっちゃったのかな?
   じゃあボクはもう帰ろっかな、急いでこっちに来たからちょっと疲れちゃったんだよねー、
   まだ明日明後日もあるからさ」

めう「あ…ま、待って欲しいめう!」

日向「ん?どうしたのめめ?やっぱり教えてくれる気になった?」

めう「あ、あの…その……」

日向「?」

めう(な、何を緊張してるめう!ちょ、ちょっとこのプレゼントを渡すだけめう…!)

めう「え、えっと、その……これ……」スッ

日向「え、この箱と手紙を、ボクに?」

日向(箱の中身は……「日向」のはんこ?)

めう「あと……その手紙、今読んで欲しいめう…」

日向「え?う、うん……」ペラッ

ひなひなへ

めうはひなひなのことが大好きめう!
とってもとっても、大好きめう!
めうを明るい今みたいな性格にしてくれたひなひなが大好きめう!
結婚して欲しいくらい、大大大好きめう!

大好きだから、めうと、恋人になって欲しいめう
大好きだから、めうと一緒にちくパ一緒に食べたりしたいめう
大好きだから、キスして欲しいめう
大好きだから、あわよくば…お嫁さんになって欲しいめう

突然でびっくりさせたらごめんなさいめう
でも、伝えないとこのぺったんぺったんな胸が苦しくて仕方ないめう

文章ヘタでごめんなさいめう
でも、ひなひなのことは、きっと、誰よりも大好きめう!
言葉にできないくらい、大好きめう!

芽兎めう

日向「……」

日向「え」

日向「ええっ……!?」

めう「……」

日向「……あの…」

めう「……///」

日向「めめの相手って……ボク?」

めう「///」

日向「……」

日向「////」

日向「あー……」

めう「……」

日向「ちょっと冗談キツいなぁ」

めう「!?」

日向「だって、ボクがめめのお嫁さんじゃなくって……めめがボクのお嫁さんだろ?ん?」クイッ

めう「あっ……」

日向「でも大学生が中学生に手を出したら犯罪だよなーどうしよっかなー」

めう「お、お互いに好きなら、年齢なんて、関係ないめう!…多分」

日向「そうかなー」

めう「そうだめう!ひ、ひなひなとめうはラブラブなカップルになるめう!」

日向「そ、そんなに言われるとちょっと恥ずかしいなぁ…まぁ、めめがそう言うなら、そうなのかな」

めう「えへへ…///」

日向「で、なんだっけ?めめはボクにキスされたいの?」

めう「う、うん、で、できれば……」

日向「ふーん、いいよ、ボクは別にしても…」

めう「え、い、いいめう?」

日向「その代わりそれ以上は、めめがもっと大きくなってからだぞ」

めう「わ、分かっためう……約束、忘れたりしないめう?」

日向「はははは、こんなに可愛い彼女がいるのに、そんなこと、あるわけないだろ?」

めう「ひ、ひなひな///」

日向「じゃ、目を瞑って……」

めう「うん……」

……

ちゅっ。

咲子「きゃーっあの二人キスしましたよっ!めうちゃん良かったですねっ!」

一舞「さきこ、あんまそういうのは覗かないほうが……」

咲子「そうなんですけど、ついつい気になっちゃいましてっ」

一舞「もう、さきこったら……」

まり花「めうめうよかったねっ!お幸せにねっ!」

凛「告白した直後にキスだなんて……はんこ屋も意外とやるわね…」

一舞「ん?いつの間にまりかたちも……あれ、まりか、その左薬指の指輪は……」

まり花「えへへー、りんちゃんから貰ったんだよっ!ほら、お揃いっ!」グイッ

凛「ちょ、ちょっと、レコード屋、恥ずかしいわ……」

一舞「え、それって…」

咲子「指輪ですか、いいですね、私も欲しいですっ!」チラッ

一舞「う……」

凛「そうよ洋服屋、喫茶店を婚約者とするつもりなら、指輪くらい用意すべきね」

一舞「こ、婚約って…!だ、だいたいイブたちはまだ高校生……」

凛「早めに渡した方が、悪い虫が付かなくて済むかもしれないわよ?」

一舞「そ、そうなの?」

まり花「えー、りんちゃん、そういう意味で渡したの?」

凛「え?い、いや、そんなことあるわけないじゃない……これは私のレコード屋に対する深い愛情の証よ…」

まり花「えへへー、りんちゃん大好き~♪」ギュッギュ

凛「ち、ちょ、ちょっと!レコード屋!衆目を気にしなさいよ衆目をっ!///」テレテレ

一舞(バカップルめ……)

一舞(でも……)

一舞「…」チラッ

咲子「?」

一舞(いつか渡せればいいなぁ……)

咲子「ねぇねぇイブちゃん、今いつか指輪渡せればいいかなって思ってませんでしたか?」

一舞「なっ!?な、なぁっ!?な、何言って……!」

咲子「ふふふ、楽しみにしてますね」

一舞「う、うぅ……///」

凛(相変わらずヘタレね洋服屋……)

まり花(イブがヘタレというよりさきちゃんが強すぎるのかな?)

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