リョウスケ「これより きらぼしぃー十字団 忘年会を始めます」 (14)

ヘッド「というわけでみんなガンガン飲んでいいよ」

スカ-レッド・キス「私まだ未成年なんだけど」

イウ゛ロ-ニュ「ヘッドはバカなの?」

ヘッド「おいおい、忘年会だからって俺をいじくる気か?」

頭取「それにしても……今年は色々あったわね」

ヘッド「ああ!特に我ら綺羅星十字団が第二フェ-ズへ移行し、ついにサイバディへの搭乗が可能になった!これはおおきいぞ!」

イウ゛ロ-ニュ「そして銀河美少年に綺羅星十字団を潰滅させられた年でもあるわね」

ヘッド「ぐ……それを言うなよイウ゛ロ-ニュ。せっかくの忘年会が台無しだ」

頭取「というか……なぜ私たち、忘年会やってるのかしら」

ヘッド「いや……一応年間で予定してたことだし、やらないわけには……」

頭取「倒産した会社が忘年会をしてるようなものでしょ?なにやってるのよ」

ヘッド「いいだろ別に、今年を振り替えろうぜ」

スカ-レッド・キス「というか、隊のトップしか集めてないけど、それはいいの?」

ヘッド「ああ、こういうのは代表が集まればいいんだよ」

プロフェッサ-・グリ-ン「本当は予算がなかっただけでしょ、カタシロさん」

カタシロ「ああ、まず予算も糞もない 綺羅星十字団は潰滅したのだから」

イウ゛ロ-ニュ「え……じゃあ、この会、誰が予算だすの?」

ヘッド「もちろん割りk――カタシロ「ヘッドのポケットマネ-からだ」

ヘッド「いやちょっとまとうぜリョウスケ」

カタシロ「すいません-焼き鳥お願いします-」

ヘッド「何注文してんだ!」

頭取「で、ヘッド。銀河美少年――息子さんのタクトくんとは、あのあとどうなったの?」

ヘッド「え、ああ、うまくやってるよ、うん」

カタシロ「いや、俺たまたまこいつと銀河美少年が話してるのきいたんだが」

――――――――――――――――

レイジ「なぁ、タクト?寮生活を抜けて、俺と住まないか?やっぱり親子仲良くくらすのが一番――」

タクト「……だまれヤリチン」

――――――――――――――――

カタシロ「……ってことがあってだな その後、ひとりで泣いてたぞ」

ヘッド「いつきいたんだそんなこと!」

スカ-レッド・キス「うわぁ……」

イウ゛ロ-ニュ「父親としての威厳がすっかりないな……」

頭取「こんなの父親にも旦那にもしたくないわ」

カタシロ「まあ、当然だ」

スカ-レッド・キス「結構やらかしてるしね。本当はカタシロと同い年の中年ジジイなんでしょ?」

ヘッド「中年関係ないだろ!あと俺はヤリチンなんかじゃない!」

イウ゛ロ-ニュ「すいませ-んハンバ-グ定食お願いします-」

ヘッド「俺はひとりの女性しか愛さない男だ!」

カタシロ「いやちょっとまて、こいつ、今年の5月、まだ気多の巫女がいたころに……」

――――――――――――――――

カタシロ「はぁ……ヘッドはまだ寝てるのか……」テクテク

カタシロ「ん?部屋から声が……」

サカナちゃん「あぁん!ヘッド、ヘッドぉ!」

ヘッド「どうだい?気持いいだろ!俺のモリでイかせてあげるよ!イカせレイジとは俺のことだ!」パコパコ

――――――――――――――――

頭取「ブフォwwwwwwwwwwwwwwww」

イウ゛ロ-ニュ「イwwカwwwせwwwレwwwイwwジwwwwwww」

ヘッド「な……」

プロフェッサ-・グリ-ン「よっ!イカせレイジwwwwwwwwwwww」

ヘッド「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」トイレダッシュ

頭取「あら、大のおっさんが大のほうにいったわ」

カタシロ「……あそこまでだとびっくりだ」

スカ-レッド・キス「さ、イカせレイジは当分帰ってこないみたいだし、他の話題にうつりましょう」

カタシロ「すいませんここワンカップ大関ありますか?」

イウ゛ロ-ニュ「そういえばプロフェッサ-・グリ-ン、あなたのやられかた一番酷かったわね」

プロフェッサ-・グリ-ン「ぐ……」

イウ゛ロ-ニュ「見惚れてやられるとか……」

プロフェッサ-・グリ-ン「いいの!かっこいいのが悪いの!」

カタシロ「あるんですか?流石南十字島っすね」

イウ゛ロ-ニュ「おお……」

頭取「イカせレイジと違って潔いわね……」

スカ-レッド・キス「そういえばプロフェッサ-・グリ-ン、あなた最近ツバサくんとはどうなのよ」

プロフェッサ-・グリ-ン「え!?なんでしってるの!?」

イウ゛ロ-ニュ「目撃情報とかでね」

頭取「何?あなたこの島から追い出されたいの?」

プロフェッサ-・グリ-ン「いや……ほ、ほら、綺羅星入ってるしその辺融通きくかなぁって」

頭取「その綺羅星十字団は潰滅したのだけれど」

プロフェッサ-・グリ-ン「銀河美少年……許さない!」

イウ゛ロ-ニュ「そもそも綺羅星でも融通はきかないんじゃないかしら」

頭取「なんか、帰りたくなってきた」

スカ-レッド・キス「ヘッドもいないし」

カタシロ「そんなことだろうと思って――」

ガラガラガラッ

スガタ「す-いません遅くなっちゃって ちょっと仕事かたづけてたらですね……」

イウ゛ロ-ニュ「スガタくん!?」

カタシロ「きらぼしぃ-十字団 第1隊エンペラ-代表 キィ-ング!」

頭取「ああ、キングね……あとなんで遅れてきたサラリ-マンみたいな口調なのよ」

スガタ「ああ、ケイトか 仮面つけなきゃね」スチャ

キング「で、ヘッドはどうしたの?」

プロフェッサ-・グリ-ン「イカせレイジはトイレよ」

キング「そうなの?それじゃあ連れ戻してくるよ」

トイレ

ヘッド「……俺、色々恥ずかしいことしてきたなぁ……」

コンコン

ヘッド「あ、入ってます」

キング「綺羅星!」

ヘッド「綺羅星!」

キング「くぅ~これやってみると意外と気持いいなぁ」

ヘッド「なんでキミがここに!」

キング「カタシロさんに呼ばれたんだ」

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