マスオ「えぇー!?アーロン海賊団が攻めてきたっていうのかい!?」(190)

アーロン「シャーハハハハハハ!!!」

アーロン「大人1匹10万!!ガキ1匹5万ずつ納めていけ!!!」

アーロン「1円でも払えなければ…殺す…!!」

ざわざわ

イササカ「くぅ…こんなのが毎月行なわれたら…」

ノリスケ「とてもじゃないけど払っていけませんよ…」

甚六「あ、磯野さんの所が危ないですよ!」

ノリスケ「え?」

イササカ「確かにあれだけの大家族となれば全員分払うのは…」

ノリスケ「そんな…!それじゃあカツオくん達が危ない!!」

クロオビ「アーロンさん、あそこにもう1軒」

アーロン「おっと…見落とす所だった」

イササカ(くっ!!!!)


ピンポーン

サザエ「あら、誰かお客さんかしら」

カツオ「きっと旅行に行ってたノリスケさんだよ!」

ワカメ「お土産が楽しみね」

サザエ「それじゃあ、2人で玄関まで行ってきてちょうだい」

カツオ「はーい!」

アーロン「失礼」

ガラガラッ

アーロン「誰も…いないのか」

カツオ「あれ?ノリスケおじさんじゃないよ!」

ワカメ「なにこの人?」

アーロン「シャハハハハ…餓鬼か…」

サザエ「一体何の騒ぎよ」

アーロン「ギロッ」

サザエ「ヒッ」

アーロン「大人1匹10万、餓鬼1匹5万だ!!さっさと持ってこい!!!」

サザエ「と、父さーん!早く持ってきてちょうだい!」

ドサッ

波平「大人はワシを含めて40万」

波平「子供は15万…」

アーロン「しめて55万ってところだな…上出来だ」

サザエ「月に55万も徴収されてたちゃ生きていけないわよ…」

マスオ「しばらくは貧乏生活が続きそうだねぇ…」

タラ「嫌ですぅ!毎日お寿司食べたいですー!!」

カツオ「タラちゃん、我が儘言っちゃいけないよ」

タラ「うるさいですぅ!毎日高級な物食べないとダメなんですぅ!」

チュウ「アーロンさん、猫が」

タマ「ニャァ」

アーロン「おっと見落とすところだった…動物も1匹5万だ!!」

波平「な、なんだと!?動物まで対象になっているのか!?」

アーロン「払えないと殺す」

タラうぜええええええええええええええええええええええ

ゴソゴソッ

フネ「お父さん、家の中のヘソクリ全部かき集めても2万しか…」

波平「くっ…!このままでは払えんぞ!」

タマ「ニャァ?」

タラ「タマ、お前のせいですぅ」

ペチンッ

タマ「ニャァァァァ!」

ワカメ「た、タラちゃんダメよ!タマに手を上げちゃ!」

タラ「お前なんて保健所に引き渡してやるですぅ」

アーロン「さっさとしろ、あと30分以内に持ってこないと1人ずつ殺していくぞ」

波平「ま、待ってくれ!なんとか30分以内に集めてくる!」

アーロン「シャハハハハ!約束は守れよハゲ親父!!」

タラオは施設に
タマは保健所に

サザエ「父さん!残り3万なんてどこで集めてくるつもりよ!」

波平「イササカ先生の家に行って頭を下げてくるしかなかろう」

フネ「それだったら、私も行きます」

波平「すまん」

ガラガラッ

アーロン「ようし、同胞達よ!外で30分待機しておくぞ!!」

カツオ「…姉さんあの魚達…どうしてこんなことを…」

サザエ「人間に何かしら強い恨みを持っているみたいね」

ワカメ「怖い」

>クロオビ「アーロンさん、あそこにもう1軒」
>アーロン「おっと…見落とす所だった」
あの家見落とすとかめくらかw

そして磯野家総魚人一家

磯野家って言ってみれば魚人に近い海産物一家だよな

イササカ「分かりました、磯野さん」

波平「すいません…イササカ先生も納めているというのに…」

イササカ「期限は今月の25日まで、それを超えると10%ずつ上がっていくということで」

波平「分かりました……」


アーロン「戻ってきたか」

波平「残りの5万だ、これで全て払ったはずだ」

アーロン「ああ…確かにな……」

クロオビ「ニヤッ」

アーロン「だが、もう1つ頂いていくものがある」

波平「なに?」

アーロン「この家を我がアーロンパークとする!!!!!」

波平「なっ!?」

花澤不動産に相談しなはれwwww

アーロンVSアーナゴ
クロオビVSウラオジ
ハチVSサブ
チュウVS中島

アーロン「さぁ、同胞達よ!宴の準備をしろ!!!」

一同「おぉぉぉぉーーーーっ!!!!」

波平「よ、よさんか!!この家は磯野家の…!」

アーロン「シャハハハハハ…中々いい家だ」

ハチ「今の内に邪魔な荷物は出していけ~ニュ~」

チュウ「チュッ」

アーロン「おっと…それと女と女子供は連れて行け」

グイッ

ワカメ「きゃっ!」

波平「ワカメ!!!」

サザエ「早くあたしも連れて行きなさいよ…!!!早く!!!!」

チュウ(気持ち悪いババアだ…チュッ)

ワカメ「お父さん助けてェェェ!!!!」

波平「ワカメ!!!!!ここは通さん!!!!」

磯野家に代々伝わる家宝の日本刀を取り出し構える

アーロン「クロオビ」

クロオビ「ふんっ」

シュパァッ!

無数の斬り傷が波平の身体に刻まれる

ドパァッ

波平「が…っ…はぁ……!」

カツオ「父さん!!!」

サザエ「もういいわ…もう誰も助けなくていいわよ!!」

波平「ハァハァ…待っておれ…サザエ……ェ…ワカメッ……」

クロオビ「くどいっ」

スパンスパンッ

ブシュッァ!!

ここまでのまとめ

魚人族あさひが丘襲来
金要求~タマ邪魔
磯野家→アーロン公園

アーロン「シャーーハハハハハハハハ!!!!!」

アーロン「今日からこの家は…いやこの街全体、俺達が支配する!!!!」

……



波平「…警察では対処しきれん」

カツオ「父さん、しばらくは入院生活が続くみたいだね」

波平「サザエと…ワカメが……」ズキッ

波平「うぅっ」

フネ「お父さん、無理はなさらないでくださいな」

カツオ「魚人相手に人間がどうやって勝てばいいのさ!!」

マスオはカツオの右肩に手を置き

マスオ「カツオくん……命を捨てる覚悟はあるかい……?」

カツオ「マスオ兄さん…?」

波平「マスオくん…一体何をするつもりだ……」

マスオ「戦うんですよ、お父さん」

波平「戦う…?」

マスオ「人間の意地と誇りをかけて…あいつ等と戦うんです!!!」

マスオ「このままではいずれ犠牲者が出てしまいます!!」

カツオ(父さんは犠牲者のうちに入らないのかな)

マスオ「今こそ…今こそ人間の真の力を見せ付けなければ…!!」

波平「ならん」

マスオ「ど、どうしてですかお父さん!」

波平「あんな化け物達相手に人間がどうこう出来る物ではない」

波平「無駄に命を捨てる必要はない、お金さえキッチリ払っていけば」

フネ「マスオさん、今日は私が看病しておきますので」

マスオ「分かりました…失礼します」

……



カツオ「マスオ兄さん、父さんはきっと僕達の事を思って…」

マスオ「分かってるさカツオくん」

マスオ「人間がどうこう出来る相手じゃないってことも」

カツオ「でも…僕だってワカメや姉さんのことが心配で今すぐにでも助けたいよ…」

マスオ「カツオくん、君が命を捨てる事はないさ」

カツオ「え?」

マスオ「何としても…魚人達に一泡吹かせてやらないと…」

中島「磯野―…ええー」

フネ「サザエ、ワカメ!早く帰りますよ!」
アーロン「シャーハッハッハ! 死ねぇ!!」
ズバッ!
波平「母さーーん!!」

フネ「お父さん、そっちは残像ですよ」
きっと今にこんな流れが・・・

しかし、アーロン海賊団の侵攻は続き

お金を払えなくなった住民の家は次々と破壊されていった

ズドーーーンッ

花沢「ちょ、ちょっと何するのよ!!!あんた達!!!」

アーロン「金を払えなかった罰だ」

父「は、花子ォ~」

クロオビ「ふんっ」

スパンスパンッ!

父「うああああああああああああ!!!!!」

花沢「父ちゃん!!!!」

アーロン「その女も連れて行け」

グイッ

花沢「キャァッ」

三平「ちわー!三河屋でーす!何かご注文はー」
サザエ「た、助けて三平さん・・・」
三平「まいどー!お安い御用ですよwww」

カツオ「あ、アーロン達がこの街の女を!?」

マスオ「どういう目的かは分からないんだ…」

タラ「ウフフ」

公園生活が続き食糧も底がついてきた磯野家

マスオ「さすがに午前中は日差しが強くて公園にはいられないね」

カツオ「でも、帰る家も無いし我慢するしかないよ」

ノリスケ「マスオさん!」

マスオ「ああ…ノリスケくんか」

ノリスケ「話は聞かせてもらったよ、家を乗っ取られたらしいじゃないか」

マスオ「お陰で今は公園生活が続いてるんだ」

ノリスケ「マスオさん、今こそ人間が立ち上がるべきだ!」

カツオ「ノリスケおじさんまでそんなこと…」

ノリスケ「君達が行かないんだったら僕1人でも行かせてもらうさぁ!!」

ノリスケは物干し竿を抱え現アーロンパークへ単身で乗り込んだ

マスオ「の、ノリスケくん!君1人じゃ危険すぎる!!」

カツオ「…ノリスケおじさーーーん!!」

パリッパリッ

カツオ「た、タラちゃん何を食べてるの?」

タラ「セミの抜け殻ですぅ」

カツオ「ゾクッ」


クロオビ「アーロンさん、あんたに会いたい人物がいるって」

アーロン「通せ」

スッ

ノリスケ「…」

アーロン「この俺に何の用だ?」

ノリスケ「……人間達の…誇りを取り戻しにきた!!!!」

ドスッボコッドスッ

クロオビ「ふんっ」

ドスッ

ノリスケ「がはぁぁっ………」

アーロン「これが種族の差だ人間よ」

ガリガリッ

アーロンに右腕を齧られる

ノリスケ「うおああああああああああああーーーー!!!!!!」

タッタッタ

イクラ「ハァーイ!ハァーイ!」

タイコ「イクラ…!!」

チュウ「なんだこの餓鬼は」

ノリスケ「い、イクラ…止めるんだ!パパは大丈夫だから!」

アーロン「シャハハハハハ…親のピンチに駆けつける息子か…」

タイコは作中唯一抜けるキャラ

ナミ平「助けて・・・」


アナゴ「当たり前だ!!!!!」ドン!!!

>>82
不覚にも

タイコ「きゃっ!」

イクラ「ハァーイ!!ハァーーイ!!」

ノリスケ「た…タイコォ!」

アーロン「後の2人は処理しておけ」

クロオビ「了解」

ノリスケ「クソッ…僕の勝手な行動がこんなことに…!!」


マスオ「…」

カツオ「マスオ兄さーん、公園の水道も止められちゃったよ」

マスオ「えぇ?ホントかい?」

カツオ「うん、どうやらこれからは水分も摂取出来なくなるね」

マスオ「それは困ったなあ…」

タラ「アーロン達を倒せば良いんですぅ」

カツオ「タラちゃん、それが出来れば苦労はしないさ」

がっつり鬱展開、鬱描写してほしいな

中島「やめろォォ!!僕の家なんだぞ!!!」

チュウ「うるさいチュッ」

ズドドドドドッ

中島「うああああああああ!!まだ家の中にはじいちゃんがいるんだ!!!」

アーロン「シャーーーハハハハ!!払えない奴はどんどん消していけ!!」

じいちゃん「…ゴホッ…ゴホッ」

瓦礫の中からじいちゃんの咳払いが聞こえた

中島「じいちゃん!そこにいるのかい!?」

ガサガサッ

じいちゃん「ひろし……ワシはどうやらここまでのようじゃ…ゴホッ」

中島「何言ってるんだよ…まだ車も買ってもらってないし…家も買ってもらってないのに…」

じいちゃん「すまん…孫に何もしてやれんまま死ぬことになるとは…」

タラオからはビンビンフラグを感じるw

中島「じいちゃん…じいちゃん…!!」

じいちゃん「…ひぃろぉしぃ」

アーロン「さっさと逝けクソジジイが」

バキメキッバキッ

じいちゃん「……アァ」

中島「じいちゃん…?うああああああああああーーーー!!!!!!!!!!!!!」

アーロン「シャーーーハハハハハハ!!!」

魚人「さすがアーロンさん」

中島「じいちゃん…じいちゃん……!!!!」


マスオ「た、タイコさんも!?」

ノリスケ「ああ…君達の警告をちゃんと聞いておけば…」

カツオ「みんな、どんどん払えなくなって家を潰されていってるんだね」

マスオ「このままじゃ犠牲者は増える一方だ」

魚人「アーロンさん、捕まえてきた女は好きにしても?」

アーロン「ああ…構わねぇさ…同胞よ」

ワカメ「いやっ…いやあああああああああああああ!!!!」

サザエ「止めなさいっ!!!あああああああああああ!!!!!!」


アーロン達の支配はその後も続き街は壊滅状態に陥った
住民達の不満と怒りも次第に募り

イササカ「私はもう我慢できませんぞ」

オカル「私もですよ」

三郎「僕も戦いますよ、奴等と」

マスオ「…お、落ち着いてください!このままじゃ全員魚人達に!」

イササカ「我々は命を落とすつもりですよ、マスオさん」

カツオ「そんな…死にに行ってるようなもんじゃないか!!」

三郎「どくんだカツオくん!!」

ぶろろろろろん!!


サザエ「ンギモヂイイッッ!!!」

ワカメ「エ…」

裏のお爺ちゃんの安否が気になる・・・年金から捻出できるのだろうか・・・

カツオ「だ…ダメだ…このままじゃみんな死んじゃう……」

マスオ「止められない」

マスオ「あの人達の目は狂気に満ちてた…止める事なんて……」

カツオ「い、嫌だよ!街の人達がみんな死ぬなんて!!」

マスオ「…くっ!!」

カツオ「マスオ兄さん!今ならまだ間に合うよ!」

マスオ「いや…僕は……」

カツオ「マスオ兄さんが行かないなら僕だけでも行くよ…!この意気地なし!!!」

……



アーロンパークに着いた頃には既に辺りは血の海と化していた

カツオ「…み…んな………?」

アーロン「シャーハハハハハハハ!!!脆い脆い脆い!!!!脆いぞ人間達よ!!!!!」

カツオ「…………」

クロオビ「バカな奴等だ、自ら命を捨てにくるとは」

マスオ「……」

タラ「いつまでそうやって現実から目を背けてるですかぁ?」

マスオ「タラちゃん…」

タラ「カツオお兄ちゃんは勇敢に皆を止めようとした」

タラ「それなのにパパは止めようともしなかったですぅ」

マスオ「ぼ、僕だって止めようとしたさ!だけど…」

タラ「言い訳はいいですぅ」

タラ「パパも1人の人間なら今すぐアーロンパークに行って止めに行くですぅ」

マスオ「タラちゃん……君は一体……」

タラ「ただの子供ですよぉ^^」

マスオ「……ゴクリ」

マスオは意を決してアーロンパークへ乗り込んだ

マスオ「はぁはぁぁはぁ!!」

タッタッタ

カツオ「…」

元磯野家の前に座り込んでいたのはカツオくんだ

マスオ「あ、カツオくん!良かった…無事だったんだね!」

カツオ「…黙れ」

マスオ「え?」

カツオはマスオに飛び掛り拳を振るった

ボコボコッ!!

カツオ「お前が…お前が!!!止めなかった所為で!!!!」

ドスッドスッ

マスオ「…そ、そんな…!」

カツオ「どうして…どうしてあの時!!!マスオ兄さんは止めてくれなかったんだよお!!!!」

ワカメ「幸せパンチ!一人10万よ!」

カツオは大粒の涙を目から零し

マスオの顔面をひたすら殴り続けた

カツオ「…うあああああん…!!うあああああん!!!!」

マスオ「……」

カツオ「…うぅっあああ……僕は…僕はこの街が大好きなんだ……」

マスオ「カツオくん…」

カツオ「……それを…あんな奴等に奪われたくないんだよ…!!」

カツオ「マスオ兄さん……」

カツオ「この街を救ってよ……!!!!」

マスオはゆっくりと立ち上がりメガネを外しカツオに託す

カツオ「あ……」

マスオ「スゥゥゥゥゥゥゥ」

大きく深呼吸をし

マスオ「当たり前だよおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

クソワロタ

カツオ「あ……」

『僕の眼鏡(タカラ)に触らないでおくれよぉ!』キラキラリーン

マスオ「気円斬!」

マスオ(僕の宝物に触るな!!)

カツオ「っ…マスオ兄さん……」

マスオ「行くよ」

ノリスケ アナゴ 中島の3人が立ち並んでいた

『『おおう…!!!」』』

レンタカーを現アーロンパークに突っ込ませる

ズドーーーーンッ

アーロン「……誰だ……?」

ガチャッ

レンタカーから一斉に4人は降り立つ

マスオ「僕の名前はフグ田マスオ、全てを終わらせにきた」

アーロン「そうかマスオ…それで俺に何の用だ?」

マスオは弱々しいパンチでアーロンの頬に渾身の右ストレートを放つ

バシィンッ!!!

魚人「アーロンさん!!!!!」

ガシャーーーン

アーロン「………」

マスオ「うちの家族…泣かすなよ…!!!!」ギリッ

クロオビ「貴様等…あの時の……」

アナゴ(あぁ~やっちゃったかフグ田くぅーん)

中島(勢いで乗り込んだけどまだ死にたくないっていうのが本音かな)

ノリスケ(ぼかぁ、自分だけ生き残れる事を第一に考えるさ)

マスオ「さぁみんな!人間達の誇りを取り戻すよ!!!」

アナゴ「あ、ああ…そうだねフグ田くぅーん」

ノリスケ「僕は後方で援護をするよ」

中島「ずるいですよ!僕だって最前線には立ちたくないですよ!」

マスオ「……」

チュウ「チュッ、情けない人間集めてきたもんだな」

アーロン「テメェ……タダで済むと思うなよ…」ギロッ

マスオ(臆するな…!!相手はただの魚じゃないか!!!)

チュッの使い方が便利すぎるw

魚人「うおおおおおおおおおおお!!!!」

タマ「ギャンッ!!!ニャアゴロォ!!!!!!」

魚人B「な、なんだこの猫!?」

魚人「へへっ…俺達全員の相手しようってのか?」

タマ「ガルルルル!!!!!」

中島「ヒェ~…磯野の家の猫が魚人の相手をしてくれるみたいだね」

ノリスケ「雑魚はあの家畜猫に任せておこう」

アナゴ「分散作戦といこうかぁ…!」

マスオ「えぇー!?君達はアーロンと戦わないつもりなのかい!?」

中島「マスオさーん!あんたにアーロンは譲るよ!」

ノリスケ「僕達はこっちの幹部達と…!」

ハチ「にゅっ~~、お前は会社員のアナゴ!」

アナゴ「君の相手はこの僕だ」

アナゴさんはゾロポジションか
イケメンだしな

クロオビ「ふんっ、俺の相手はただの餓鬼か」

中島は玩具のタバコを取り出し口に咥える

スパァーッ

中島「へっ、ただの餓鬼かは戦ってから見極めろよ…魚野郎」

クロオビ「貴様ッ…!!」


チュウ「さぁて、俺は…」

ノリスケ「…ヒィッ!!!!!」

チュウ「お前が良さそうだなチュッ」

チュウ「そういや、以前に物干し竿持って乗り込んできたのって…」

ノリスケ「ち…違います!!僕は決してそんな事はしていません!」

なんだっけあのタバコみたいなお菓子
なんとかシガレット?

ココアシガレットじゃね

魚人「コイツ…血まみれになってもしつけーんだよ!!」

ドスッドスッ!!

タマ「ギャンギャンッ…!!ガルルルッ!!!」

魚人B「しつけーーーな!!!!」

ブシャァァ!!!


アナゴ「キュンキュンッキュンッ」

ハチ「ニュ~~~?お前、木刀で戦うつもりなのか~?」

アナゴ「そうさ、木刀の2刀流だ」

ハチ「こっちは6刀流だぞ!!勝ち目なんてないな!!」

アナゴ「ただの魚がつけあがるなよぉー」

ヒュンッ

ハチ「消えた…!?」

アナゴ「ブオラァァァァァァーーーー!!!!!!!」

だめだ、やっぱつまんね

ノリスケ「ハァハァ…か、勘弁してくださいよぉ~」

チュウ「チッ…どんだけ殴っても倒れねぇ…チュッ」

ノリスケ「お、お願いします!もう何でもしますから!!」

チュウ「だったら死ね!!」

ドスッ

ノリスケ「うぐううっ…」


中島「ごはぁっ」

クロオビ「正拳空手100枚突きィ!!!!」

中島「……うっぅうう…やっぱり人間が勝てる訳がない…」

クロオビ「人間ごときが我々に勝てると思うなよ」

中島「…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

>>162-163
それだサンクス

アナゴ「さすがに6本相手では…」

チンチンッ

ハチ「ニュ~~~!!!」

シャキンッ

アナゴさんの片腕が斬り落とされる

カツオ「アナゴさん!!!!!!」

アナゴ「っ……腕の1本や2本…くれてやるさぁ……」

ハチ「しぶといなぁ~!木刀じゃ6刀流には勝てないんだよ!」

アナゴ(まだだ…まだ死ぬ訳にはいかない……)


波平「母さん、テレビをつけてくれ」

フネ「はいはい、今日から甲子園ですね」

波平「ああ…ワシの夏の楽しみとも言えるものだ」

はやく妻の激励で覚醒しろよ
中島は眼鏡割られて覚醒しろよ

ほっしゅ

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