ひろし「さっさと風呂に入って寝るか・・・」
ガチャッ
ひろし「ただいま・・・」
しんのすけ「いってらっしゃーい」
ひろし「お帰りだろ・・・」
みさえ「あら、あなたお帰りなさいさーい」
ひろし「おう・・・風呂は?」
みさえ「まだ沸いてなーい」
ひろし「はぁ!?今何時だと思ってんだよ!!9時だぞ!!風呂くらい沸かしとけよ!!」
みさえ「だってしょうがないでしょ!!!やる事たくさんあったのよ!!?」
しんのすけ「やれやれまた始まったぞ・・・」
wkwk
ひろし「ったく!なんで俺が風呂掃除しなきゃならねぇんだよ!」
しんのすけ「とうちゃんがケンカ弱いからじゃないの?」
ひろし「・・・こんな自分が情けないよ」
しんのすけ「口を動かす前に手を動かしたら?」
ひろし「うっせえよ!!!よし!!!終わった!!!」
みさえ「お疲れ様~」
ひろし「ああ疲れたよ!!!!!」
みさえ「まあまあ、そんな怒らないでよ~ビール冷えてるわよ~」
ひろし「おお!!みさちゃん気が利く!!!!!」
ひろし「よーし冷えたビールの前に一日の疲れを風呂で落とすか~」
みさえ「あなたーしんのすけも入れちゃってねー」
ひろし「ええ!?俺今日は疲れてんだよ!!お前が入れてくれよ!!!」
みさえ「文句あるの?」
ひろし「わ、分かりましたよ・・・」
しんのすけ「何が楽しくてこんなむさ苦しいおっさんと風呂に入らなければいけないんだ」
ひろし「あ、あのなー・・・」
しんのすけ「あっ」
ぐにゅ
ひろし「うおっっっ!!!!?」
しんのすけ「うわっ!!!なんかふんだゾ!!!!!」
ひろし「いでででででででででっっ!!!!!今すぐどけえええええ!!!!」
みさえ「うるさーーーーーーーーーい!!!!!!」
ガンッッッ
やめてえええええええええええ
ひろし「くっ、くそぉーろくな事がないぜ」
みさえ「はーいビールですよ~」
ひろし「お!待ってました!!!」
しんのすけ「オラがお酌するー」
ひろし「頼むぜ!せめてビールくらい飲んでゆっくり夕食を食べるぜ~」
しんのすけ「あっ」
ガタンッッ
ガラガラッッ
べちゃべちゃッッ
ひろし「・・・最後のビールが・・・俺の飯が・・・」
ひろし「はぁ・・・いってきまーす」
みさえ「いってらっしゃーい」
しんのすけ「お土産買ってきてねー」
ひろし「あーはいはい」
ガタンゴトンッガタンゴトンッ
ひろし「(はぁ・・・昨日は本当に最悪な日だった・・・)」
ひろし「(つーかあいつら本当に俺の扱い悪いよな!一家の大黒柱をなんだと思ってんだよ!)」
駅員「次は・・・」
ひろし「(あ、もう降りないと・・・)」
川口「そうですかー大変でしたねー係長~」
ひろし「本当だぜ!まったくあいつら俺をなんだと思ってんだよ!」
川口「いや~でもそういう悩みも羨ましいですよ独り身の俺からしたら」
ひろし「羨ましいか~?」
川口「羨ましいですよ!本当に!」
ひろし「うーむ・・・わからん」
川口「あ、昼休み終わりですよ!」
ひろし「もう終わりか・・・」
川口「今日は仕事早く終わりましたね~」
ひろし「そうだな~」
川口「たまには映画見にいきませんか?」
ひろし「今日は疲れたしなぁーめんどくさいなぁ・・・」
ゆみ「あ!係長達映画行くんですか!?私も行っていいですか!?」
ひろし「ああ!いいともゆみちゃん!川口行くぞ!」
川口「は、はい」
ひろし「何か見たい映画あるかい?」
ゆみ「はい!私見たかったのがあるんです!アレです!」
ひろし「『妻が息子といっしょに夫を殺して保険金を狙う』面白そうだね!(趣味悪いな・・・)」
川口「あれでいいですね?じゃあチケット買いましょう」
ひろし「今日は俺が払ってやるぞ!」
ゆみ「きゃー!係長太っ腹!」
川口「ありがとうございます!」
ひろし「よーし見るか!」
男『ただいま・・・』
女『あなたーおかえりー』
子供『おかえりパパ』
男『なんだよ、玄関でお出迎えなんて・・・』
女『一家の大黒柱のかえりですもの、当然でしょ?お風呂沸いてるわよ』
男『お、おう・・・』
息子『背中流してあげるねー』
男『あ、ありがとう』
川口「今のところ普通ですね」
ひろし「(うちの家とは真逆だな)」
女『はい、冷えたビール』
子供『僕がつぐよ』
男『あ、ありがとうな』
ゴクゴクッ
男『はは・・・お前ら今日はやけに優しいな・・・ッん!?なんだこの味!?』
女『あちゃー農薬入れすぎたわねー』
男『の、農薬!?ぺっぺっ!!』
女『もう遅いわぁ~あと5、6時間で死ぬわ』
男『ひっひい!!死にたくない!!』
子供『おっと、逃がさないよ』
男『なっ!?』
ザクッ
男『うっ・・・』
ひろし「(何だよこの急展開・・・)」
子供『こいつの保険金っていくらくらいなの?』
女『けっこうあったと思うわ』
子供『やったーゲーム買えるぞ』
女『私もお洋服が買えるわー』
女・子供『あはははははははははははははははははははははははははは』
『おわり』
ひろし「な、なんちゅう映画だ・・・」
ゆみ「あー面白かった!」
川口「そうだね!」
ひろし「・・・」
ひろし「はぁ~帰る前に嫌なもん見たな~」
ガチャ
ひろし「ただいま~」
みさえ「おかえりなさい、あなた」
しんのすけ「おかえり、とうちゃん」
ひろし「おかえりじゃなくていってらっしゃい・・・あれ?・・・」
みさえ「どうしたの?あなた?」
ひろし「い、いや何でも無いぜーあはははは・・・」
ひろしの「(これって・・・)」
ひろし「・・・まさか風呂が沸いてるとは・・・いやいや沸いてて当たり前だよな・・・」
ひろし「でも、一人で入れて・・・しかも一番風呂なんて・・・」
・・・
ひろし「気にしすぎだよな!うん!」
しんのすけ「ほーいお背中流しに来ましたー」
ひろし「あ、ありがとうな・・・しんのすけ・・・」
みさえ「ビール冷えてるわよ」
しんのすけ「オラがお酌するー」
ひろし「い、いや自分でやる」
みさえ「心配しなくても昨日みたいにこぼさないわよ~」
ひろし「はは、一応な・・・あっ!こぼしちまった!」
どぼどぼ
みさえ「あーあ」
しんのすけ「おドジだなー」
ひろし「はは、全くだな!今日はビールはいいや!(なんで俺は家族を警戒してるんだ・・・)」
ひろし「あ!そういやひまわりは?」
みさえ「寝てるわよ」
ひろし「寝顔見に行ってくるかな~」
みさえ「ダメよ」
ひろし「えっ・・・な、何でだよ?」
みさえ「ほら、さっき寝かしつけたばかりだから」
ひろし「なら静かに見に行くから・・・」
しんのすけ「ダメだよ父ちゃん。さっき母ちゃんがやっと寝かしつけたんだから。」
ひろし「わ、分かったよ・・・」
ひろし「・・・」
みさえ「どうしたの?あなた?テレビ見ないの?」
しんのすけ「そうだぞ父ちゃん、明日は土曜日だしゴロゴロすれば?」
ひろし「あ、ああ・・・」
ピッ
ひろし「(怪しい・・・怪しくないか?あいつら・・・?)」
みさえ「明日は風間くん達と遊ぶの?」
しんのすけ「うん、そうだゾ」
ひろし「(ハハッ・・・考えすぎだよな・・・)」
ひろし「みさえ!やっぱりビールくれ!」
みさえ「え?いいけど・・・」
みさえ「はい、どうぞ」
トクトク・・・
ひろし「よーし飲むぞー」
ゴクゴクッ
ひろし「ん?」
ひろし「・・・ん?ん!!!??ゲボッゲボッっ!!!苦い苦い!!!!」
みさえ「だ、大丈夫?苦いってビールは苦いもの・・・」
ひろし「う、うるせえ!!!てめぇやりやがったな!!!?」
ガタンッッッ
みさえ「え?どうしたのあなた?」
しんのすけ「ほっほーい父ちゃん見て見て~」
ひろし「死ね死ね・・・!?ナ、ナイフ!!?」
みさえ「大袈裟ねぇーあれはしんのすけが幼稚園で・・・」
ドシャッ
三点リーダ
ひろし「・・・ん?朝?」
ひまわり「たや~」
ひろし「ひまわり?」
ひろし「あれ・・・?夢だったのか!!?はぁ~よかったぜ~」
チラッ
ひろし「ん・・・?ひまわり・・・ママとお兄ちゃんは?」
ひまわり「たやや?」
ひろし「・・・なんで俺は5番アイアンなんて握ってるんだ・・・?」
ひろし「あれ・・・?あれ・・・?あれ・・・?」
ひろし「なんでパジャマが赤いんだ?あれ・・・?あれ・・・?あれ・・・?」
ひろし「・・・あそっか!しんのすけがまたみさえの口紅でイタズラしたのか!」
ひろし「はははっなんだそうか!!!そうか!!!」
ひろし「そうか!!!あっはははははは!!!そうだよな!!!そうだったんだよ!!!!!」
ひろし「よーししんのすけの野郎探してげんこつだ!みさえにも早く飯を作ってもらわなければ!」
ひろし「今日は土曜日だし!遊園地に行こう!海でもいいな!」
ひろし「そうだ風間くんやまさおくんやネネちゃんやぼーちゃんも連れつ行こう!」
ひろし「ななこお姉さんさんもミッチーもヨシリンも四浪もオマタさんも隣のおばさんもみんな連れて!」
ひろし「みんなで行くぞ!支度しろ!しのすけ!みさえ!」
ひろし「やっぱ茶の間に居るかなー?」
ガラッ
ひろし「おはよう!しんのすけ!みさえ!」
みさえ「おはよう、あなた」
しんのすけ「おはよう、父ちゃん」
ひろし「やっぱりそこだったか!!!」
ひろし「さぁ!行くぞなすのおしんこー!!!!」
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∧_∧ | | |丶 // / )
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し-J 人/ /| ,─、|
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(^(^_ノミ ’ノゞ´⌒,;y'⌒(( ;ノ、"'人
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(;ω;`) ,7// (___L_ノ , ::、) :人_ ⊂ _)
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みさえ「あれだけやって、生きていたとは驚いたわー」
しんのすけ「おらもびっくりしたゾ」
みさえ「すごい生命力よね流石あんたの父ちゃんだね」
しんのすけ「いやー照れるなー」
みさえ「照れなくてよろしい。でも今度は首を切ったし大丈夫よ」
しんのすけ「んー、昨日殴られた所が痛いゾ」
みさえ「突然反撃するなんてビックリよね私も腕が痛いわよ」
しんのすけ「で、どうすんのコレ」
みさえ「んーシロ食べるかなー?」
しんのすけ「足が臭いから食べないでしょ」
みさえ「あはは、その通りね」
川口「あ、まだ生きてたんすか?係長?」
ゆみ「しぶといですねー」
しんのすけ「あ、川口とゆみちゃん」
みさえ「しんちゃん!川口さんは今日からパパでしょ?」
川口「いいんすよ、別に」
しんのすけ「んー、川口しんのすけか。なかなかいいゾ!」
川口「ありがとう!よろしくねしんちゃん!」
みさえ「うふふ」
ゆみ「じゃあ、係長は貰っていいですか!?」
みさえ「え、いいけど?何するの?」
ゆみ「えへへ、ぬいぐるみにするんです!係長って私の昔の死んだペットにそっくりなんですよ!」
しんのすけ「じゃあ、オラもついでに」
みさえ「あんたはダメ!」
川口「ははは!面白い生活ができそうだよ!ありがとう!係長!」
汚田刑事「被害者の遺体は酷い状態でしたね・・・」
ニガリヤ刑事「ああ、あれじゃ顔が認識できないな・・・」
汚田刑事「俺は信じられません・・・こんなことが・・・野原さん達が・・・」
ニガリヤ刑事「・・・仕事に私情を持ち込むな・・・」
警部1「生存者は野原ひまわりのみです。」
警察2「凶器は5番アイアンのようです・・・指紋は被害者の野原ひろしのものだけです」
ニガリヤ刑事「そうか・・・死体は5つ・・・指紋は残さず・・・短時間で・・・」
汚田刑事「ひろしさんが4人殺した後に自殺したのでは・・・?」
ニガリヤ刑事「ばか言え1番最初に殺されたのは野原ひろしだ。首まで切られてる。」
汚田刑事「そんな・・・じゃあ誰が?」
汚田刑事「ニガリヤ刑事・・・」
ニガリヤ刑事「なんだ?」
汚田刑事「野原ひろしを殺したのはみさえさんだそうです・・・」
ニガリヤ刑事「そうか・・・」
警察2「ニガリヤ刑事!残り2人の被害者が判明しました!会社の部下の川口と草加だそうです!」
ニガリヤ刑事「なぜ、部下が・・・ますます分からない」
汚田刑事「・・・ひろしさんに恨みでもあったのでしょうか?それでグルになって・・・」
ニガリヤ刑事「あり得なくは無いが・・・」
汚田刑事「保険金目当てとかは・・・?」
ニガリヤ刑事「あり得なくは無いが・・・分からない・・・頭が痛い・・・」
汚田刑事「少し休憩しましょう・・・」
ニガリヤ刑事「ひまわりちゃんの様子は?」
警察3「はい、今は泣き疲れて寝てしまってるようです」
汚田刑事「かわいそうに・・・彼女だけでも生き残って良かった・・・」
ニガリヤ刑事「彼女はこれからつらい運命を歩むんだろうな・・・」
警察1「ニガリヤ刑事!胃の中から犬が!犬が!」
ニガリヤ刑事「犬だと!?」
汚田刑事「あ!そう言えば!しんちゃんは犬を飼っていました!たしかシロって言ったかな・・・」
ニガリヤ刑事「バカ!今はそんなのどうでもいい!どういうことだ!?」
警察1「ですから犬の足が・・・無理やり詰めたように・・・」
汚田刑事「くそったれ!!!一体何がしたいんだ!!!」
警察2「みさえ、川口、ゆみからも犬の足が!!無理やり口からねじ込まれたようです!!」
ニガリヤ刑事「ぐっ・・・しんのすけからは?」
警察2「そ、それが・・・おかしいんです・・・」
ニガリヤ刑事「な、なんだ?」
警察2「豚の絵が書いてある紙が・・・それも野原しんのすけの指紋付きで・・・」
汚田刑事「そ、それしんちゃんがよく書いていたキャラクターですよ・・・」
ニガリヤ刑事「なら野原しんのすけは自分で書いた紙を自分で飲み込んだのか!?」
警察2「・・・」
警察2「あの子供の死体は・・・野原しんのすけじゃありません・・・」
汚田刑事「な、なんだと!?じゃあ誰の!?」
警察2「わかりません・・・」
ニガリヤ刑事「野原しんのすけじゃない・・・」
汚田刑事「近所の子供では無いですよね・・・?」
ニガリヤ刑事「・・・調べるぞ」
汚田刑事「判明しました・・・野原しんのすけの同級生です。」
ニガリヤ刑事「ふむ・・・」
汚田刑事「風間とおる5才アクション幼稚園ひまわり組です。」
ニガリヤ刑事「・・・」
汚田刑事「風間とおるの母親が言うには野原しんのすけと遊ぶ約束をしていたそうです。」
ニガリヤ刑事「・・・分からない」
汚田刑事「ニガリヤ刑事腹を括ってください。」
ニガリヤ刑事「・・・どういう意味だ」
汚田刑事「野原しんのすけが犯人です・・・」
ニガリヤ刑事「馬鹿言え!!!あのガキはまだ5才だぞ!!?そんなわけねえだろ!!!?」
汚田刑事「いいえ、しんちゃんです!!!」
ニガリヤ刑事「ざけんなよ!!!!!」
バキッッ
汚田「う、ゔぐ・・・俺を殴っても真相は変わりませんよ!!!!!」
ニガリヤ刑事「まだやんのか!!!?」
警察3「大変です!!!!」
ニガリヤ・汚田刑事「どうした!!!??」
警察3「春日部で殺人事件が多発しています!!!!!」
警察2「野原しんのすけの通っていた園児が首を切られて全員殺されています!先生も園長も!」
警察1「女性セールスレディーのうりまくりおが子宮を取り出されて殺されました!!!」
警察3「またずれ荘というアパートの住人全員首を絞められて殺されました!!」
警察4「春日部書店の店員と店長が撲殺されました!!」
警察5「春日部ベニサソリ隊と言う女子高生達が目を抉られて殺されました!!」
警察6「アクション仮面役の郷剛太郎さんが溺死させられました!!!」
汚田刑事「しんちゃんだ・・・しんちゃんだ・・・」
ニガリヤ刑事「んなわけねぇ!!!気を確かにしろ!!!」
汚田刑事「おれも、おれも、俺たちも殺されます!!!!!」
ニガリヤ刑事「そんなわけねえだろ!!!!!」
汚田刑事「逃げなきゃ!!!逃げなきゃ!!!」
ニガリヤ刑事「ま、待て!!!!」
汚田刑事「は、はなして下さい!!!!逃げなきゃ!!!!」
ニガリヤ刑事「落ち着け!!!お前は混乱してるだけ・・・」
パンッ
ニガリヤ刑事「ゔっ・・・汚田・・・」
汚田刑事「あんたが離さないから悪いんだ・・・」
警察1「汚田さん何を!!?」
警察4「汚田刑事を取り押さえろ!!!!!」
汚田刑事「やめろぉぉぉぉぉぉうあああああああああああ」
パンッパンッ
警察6「くそ!!!しょうがない!!!汚田刑事を撃て!!!!!」
パンッパンッパンッパンッ
汚田刑事「あ゛・・・ゔっ・・・」
警察5「腹部に命中!!!!!」
警察2「ダメです・・・ニガリヤ刑事はもう・・・」
警察3「・・・汚田刑事もです」
警察6「まだだ傷口を塞げ救急車を呼べ!!!」
警察1「はい!!!」
警察2「ちょ、ちょっとあなた!?そこの黄色いテープから入らないくれますか!?」
ななこお姉さん「しんちゃんは・・・?」
警察2「野原しんのすけの事ですか!?知り合いなんですか!?」
ななこお姉さん「しんちゃんね私は最後で良いんだって。だからオラの家で待っててって。」
警察2「あんた何を・・・」
警察5「す、酢乙女家が何者かに放火されました!!!!!」
警察4「あの酢乙女家が!!!?」
ななこお姉さん「しんちゃんだ・・・すごいね・・・みんな慌ててるね・・・人気者だね・・・」
警察2「あんた・・・」
ななこお姉さん「ピーマン、玉ねぎは食べれないけどすごいねしんちゃん。」
警察2「おい・・・」
ななこお姉さん「また、ぞうさん見たいな。」
警察2「・・・」
ななこお姉さん「今日もおバカで元気な一日だったね・・・」
警察2「・・・」
ななこお姉さん「将来楽しみだね。」
ななこお姉さん「しんちゃん。」
バタッ
警察2「お、おいあんた!?しっかりしろ!!!」
警察5「どうした!!!」
ななこお姉さん「あ、しんちゃんだ。」
警察2「おい!!!!死ぬな!!!!」
ななこお姉さん「いいんですよ。しんちゃんと一緒だもん。」
警察4「救急車はまだか!!?怪我人が増えた!!口から血を吐き出している!!」
ななこお姉さん「げっぼっえっぇお!!!」
警察6「まずいぞ!!!!」
ななこお姉さん「はぁ・・・ひゅ・・」
ひまわり「うぇーーーーーーーん」
警察1「うわっひまわりちゃんが突然泣き始めました!!」
ななこお姉さん「え・・・ひまわりちゃん・・・?」
ななこお姉さん「なんでしんちゃん・・・私が最後じゃないの・・・?」
ななこお姉さん「答えてしんちゃん・・・ひまわりちゃんの方が大事だったの・・・?」
警察2「喋るな!!!死ぬぞ!?」
ななこお姉さん「うるさい!!!!!!ねえしんちゃん!!!?」
・・・
ななこお姉さん「答えてくれないのね・・・」
警察6「それ以上喋るな・・・本当に死んでしまう・・・なっ!?」
ガチャッ
パンッパンッパンッパンッ
警察6「ぐぁ・・・」
警察2「あが・・・」
警察3「ぅお・・・」
警察5「ぁあ・・・」
ななこお姉さん「しんちゃんが殺せないなら・・・私が殺す・・・」
警察4「き、きさま!!!」
パンッ
警察4「ぅくそ・・・」ドサッ
ななこお姉さん「げぇぼっ!!・・・っくあああああああああああ」
ななこお姉さん「なんで邪魔するの!?しんちゃん!?」
警察1「うあああああああああああああ」
パンッパンッ
ななこお姉さん「あぁ!!・・・ゔっあああああああああああああああ」
パンッ
警察1「ッ・・・」ドサッ
ひまわり「うぇぇーーーーーーん」
ななこお姉さん「うるせえんだよ!!!!!クソ餓鬼!!!ぶっ殺す・・・が」ドサッ
ひまわり「うぇぇーーーーーん」
・・・
ひまわり「うぇーーーん」
・・・
ひまわり「うぇーーーん」
・・・
ひまわり「うぇーーーん」
「ほれ、ぞーさん、ぞーさん」
ひまわり「キャッキャッ」
「じゃ、そう言う事で」
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