美也「そうだよ、にぃに!これでみゃーと堂々とエッチな事が出来るね!」
純一「冗談はよせよ、美也…エイプリルフールにはまだ早いぞ」
美也「冗談なんかじゃないよ!まったく…すぐみゃーの事を疑うんだから」
純一「別に美也だからって訳じゃないさ。ただそんな事常識的に有る訳ないじゃないか」
美也「にぃにに常識を諭されると複雑な気持ちになるよ…」
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美也「兎に角!千◯では兄妹でも結婚出来る様になるの!でも姉弟は駄目だよ」
純一「意味がわからないぞ美也…」
美也「法律でそうなるんだから、そうだったらそうなの!疑うならニュースでもつけて見たら良いじゃん!」
純一「どれどれ…」リモコンスイッチオン
テレビ「…行される新民法では◯葉県在住の兄妹に限り近親者結婚が可能になりました」
テレビ「これは増え続ける千◯県内の近親事実婚者たちによる要求に司法と行政が応えた形となり…」
美也「ね!みゃーの言った通りでしょ!」
純一「何て事だ…」
テレビ「まず段階的な措置として現在一番人数が多いとされる兄妹間の結婚が解禁されることに…」
純一「遺伝の問題とかは良いのだろうか…」
美也「全く!にぃには変な所細かいんだから!法律が良いって言ったらいいの!そんなんだから彼女が出来なかったんだよ!」
純一「それは関係ないだろ…美也…」
美也「まぁ良いけど、これから美也のお婿さんになるんだから、しっかりしてよね!」
純一「え?」
美也「え?」
純一「何を言ってるんだ美也…いくら法律で結婚が出来る様になったって、なんで僕が美也と結婚しなきゃいけないんだよ…」
美也「あ!ひどーい!美也にあんな事しておいて、にぃには責任取らないんだ!」
純一ギクッ
純一「何の事を言ってるのかさっぱりわからないぞ美也」
美也「しらばっくれるの?にぃに…みゃーはガッカリだよ…」
美也「一週間前、お父さんとお母さんが居ない日を見計らったにぃには…」
美也「嫌がるみゃーに無理矢理お酒を飲ませて、お酒が弱いみゃーにあんなことやこんな事を…」
純一「ちょっと待った!そんな事記憶に無いよ!」
純一「第一、僕が自分の部屋で隠れてお酒を飲んでたら、勝手に美也が入ってきて、僕のこずかいで買った酒とつまみをがぶ飲みしたんじゃないか!」
美也「だっておつまみがまんま肉まんだったし、お酒がとってもよく合ったんだもん~」
純一(対して強くも癖に美也が日本酒がぶ飲みするもんだから、酔っ払っちゃってあの日は大変だったなぁ…)
純一(しかもあの日本酒はあの日のメインだったのになぁ…せっかく梅原のお店で出してる幻の大吟醸を格安で譲って貰ったのに、殆ど美也に飲まれてしまった…トホホ)
純一(しかも、酔っ払ったら酔っ払ったで、僕に酒をやたら一気飲みさせようとするし、途中から記憶が無いよ…)
>>15
×対して強くも癖に
◯大して強くも無い癖に
美也「兎に角!大事なのはそこじゃないの!酔ったみゃーににぃにが色々えっちな事したでしょ!責任とってよ!責任!」
純一「酔っ払っててそんな記憶は無いよ!」
美也「みゃーは覚えてるもん!」
美也「それに次の朝起きた時、二人とも裸で抱き合ってたじゃん!」
純一「それは何かの事故に決まってるよ!兎に角、僕は認めないからな!」
美也「ひどーい!人でなし!」
純一・美也「ぐぬぬぬ」
翌朝
通学路にて
純一(結局あのまま話し合いは平行線になってしまった…)
純一(でも信じられないなぁ…いくら酔ってたからって美也と一線を超えた何て…)
純一(美也は可愛い妹だ…大事に思ってる)
純一(確かに風呂場で脱ぎっぱなしの美也のパンツを見てちょっとだけハアハアした事はあるけれど…)
梨穂子「あ!」
梨穂子「おーいずんいち~!」タッタッタ
純一「あぁ梨穂子か…おはよう…」
梨穂子「おはよう純一~」
純一「今日はちゃんと起きれたんだな…梨穂子」
梨穂子「うん、佳苗ちゃんが日直だから一緒に行けないって、態々朝早めに起こしに来てくれたんだよ~」
純一「佳苗さん苦労してるんだな…」
梨穂子「そんな事より、ニュース見た?びっくりだよね~」
純一ビクッ
梨穂子「兄妹で結婚出来る様になるんだってね~、私は兄弟居ないから関係ないけど、純一は美也ちゃんと結婚出来る様になるんだよね~」
梨穂子「まぁ純一と美也ちゃんの事だからそんな事はないだろうけど、私ちょっと心配になっちゃって…」
純一「ハハッ…なにを言ってるんだ梨穂子…僕と美也に限ってそんな事ある訳ないじゃナイカ…」メソラシ
梨穂子「だよね~、でも安心した。私昨日から心配でご飯も喉が通らなかったんだから…」
純一「ハハッ…梨穂子がご飯を食べられない何て今日は槍が降るんジャナイカ…?」
梨穂子「あっ!ひど~い!」
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続きはよ