国木田「あの･･･涼宮さんは誰なの？」

ハルヒ「私もいないわよ」

国木田「ずるいよ、本当はいるんでしょ？」

ハルヒ「いないわ！はいこの話はおしまい！」

国木田「もー、僕と朝比奈さんしかいってないじゃない」

ハルヒ「いないものはしょうがないでしょ」

国木田「そうだけど･･･」

翌日

ざわざわ

国木田「あれ、どうしたの？」

谷口「げっ国木田」

国木田「え？」

谷口「いや実は･･･黒板を見てみろ」

国木田「･･･なにこれ！」

黒板には大きい文字で（国木田はホモ）と書かれていた

国木田「なにこれ･･･」

谷口「気にするなよ、誰かのいたずらだって」

キョン「･･･おいどうした？」

谷口「ほらあれ、誰かのいたずらだ」

キョン「･･･おいおい、こんなくだらない落書きはさっさと消せよ」

国木田（キョン･･･）

谷口「そうだな、消すか」

ハルヒ「おはよう、どうしたの？」

国木田「･･･黒板のあれ」

ハルヒ「あれってなに？キョンたちが今消してるやつ？」

国木田「･･･涼宮さんが書いたんだよね？」

ハルヒ「何言ってるのよ、なんて書いてたの？」

国木田「いや、いいけど･･･」

ハルヒ「ふぅーん、ならいいけど、そろそろ先生くるから席に着いたらホモ木田くん」

国木田（やっぱり涼宮さんが書いたんだ）

みくる「えー？」

長門「……」

みくる(本当はキョンくんなんだけど涼宮さん不機嫌になっちゃうから……)

みくる「えっと、古泉君です」

ハルヒ「えっそうなの？　でも結構お似合いよね」

みくる「そうですか？」

みくる(あんまり嬉しくないかも)

ハルヒ「うん、そう思うわ、有希は誰なの？」

長門(キョンくんキョンくんキョンくんﾓﾌﾓﾌﾍﾟﾛﾍﾟﾛｸﾝｶｸﾝｶ)

長門(……けれどここで涼宮ハルヒに刺激を与えるのは得策ではない)

長門「特にいない」

みくる(しまった、『いない』だなんてそんな手が……)

ハルヒ「へぇー」

みくる(やりますね、長門さん)ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

長門(……ふっ、まだまだ甘い)ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

みくる「えー？」

長門「……」

みくる(本当は涼宮さんと佐々木さん以外はみんな身も心もキョンくんのものなんだけど……)

みくる「えっと、古泉君です」

ハルヒ「えっそうなの？　でも結構お似合いよね」

みくる「そうですか？」

みくる(古泉君とかどうでもいいけどキョンくん今何してるのかな、早く来ないかなぁ)

ハルヒ「うん、そう思うわ、有希は誰なの？」

長門(キョンくんキョンくんキョンくんﾓﾌﾓﾌﾍﾟﾛﾍﾟﾛｸﾝｶｸﾝｶ早くおうち帰ってキョンくんにぎゅってしてもらいたいよぉ)

長門(……けれどここで涼宮ハルヒに刺激を与えるのは得策ではない)

長門「特にいない」

みくる(しまった、『いない』だなんてそんな手が……)

ハルヒ「へぇー」

みくる(やりますね、長門さん)ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

長門(……ふっ、まだまだ甘い)ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ