パワプロ「あ、ボール落としたよ」ほむら「何ッスか?」 (64)

パワプロ「ボール落としたよ」

ほむら「ああ、ありがとうッス。でもこれが野球ボールと見抜けるなんて、さてはお兄さん野球部員ッスね」

パワプロ「普通に白地に赤刺繍のボールなんだけど……まぁ、野球部員ではあるよ。大学のね」

ほむら「すごいッス!ちょっとウチで打ってかないッスか?」

パワプロ「へぇ、バッティングセンターやってるんだ。ちょっと打ってこうかな」

ほむら「お金はほむらが持つッスよー」

パワプロ「ふっふっ」パキーンパキーン

ほむら「なかなかやるッスね」

パワプロ「130くらいならね」

ほむら「じゃあ150行ってみるッス」


パワプロ「ほっはっ」パキーンパキーン

ほむら「すごいッス!(これで夢が叶うかもしれないッス!)」

パワプロ「アイツのライジングと比べたら、ね……」

ほむら「ん?まさか猪狩くん?まさか、あの時猪狩くんから内野安打を2本も打ったパワプロくんッスか!?」

パワプロ「大したことじゃないよ」

ほむら「そんなことないッス!」

ほむら「あの時点こそ入らなかったものの、パワプロくんの一発が無ければ彼はノーノーを達成していたッスよ」

パワプロ「はは、試合後に大層恨まれたよ。……懐かしいなぁ」

ほむら「もっと話を聞かせてほしいッス!」

パワプロ「ごめんね、今から練習なんだ」

ほむら「ああああぁぁ……。残念ッス……。でも練習なら仕方ないッス。頑張るッス!」

パワプロ「ありがとう」

ほむら「あ、メールアドレス交換しようッス」

パワプロ「いいよ」ピロリキーン

パワプロ「はぁ、はぁ」ダダダダッ

八木「ほれあと12周じゃ」

西方「あいつまだベースランやってるのか……ピッチャーの僕よりスタミナあるんじゃないのか……?」

堺「この前の練習試合から脚の強化に務めてるんや。ワイがボロクソに言ったせいやな」

西方「ミートもあるしパワーもそこそこある……本当にプロに行くかもな」

矢部「あっ、ガンダーロボが始まるでやんす!」

城島「チッ」

堺「チッ」

西方「チッ」

西方だっけ久方じゃなかった?

>>24
間違えてた恥ずかしい

つうか最後にやったの結構前であんま覚えてないかも
でも書きます

パワプロ「あ、あおいちゃん」

あおい「パワプロくん。部活帰り?」

パワプロ「そうだよ。満通万はどう?」

あおい「楽しいよ。でもキミがいた高校時代の方が……」

パワプロ「楽しかった?」

あおい「うん。ボクの人生の絶頂期かも」

パワプロ「僕もだよ。でも、まだ入ったばかりだしね」

あおい「そうだよね。ボクも頑張るぞ」


ほむら「あれは……女子高生ピッチャーとして名を馳せた早川あおいちゃんと……」

ほむら「パワプロくんッスか……」

ほむら「こんなところで奇遇ッスね、パワプロくん!」

パワプロ「あ、ほむらちゃん。こんばんは」

あおい「知り合いなんだ」

パワプロ「バッティングセンターの店員さんだよ。野球にすごく詳しいんだ。僕たちの最後の試合も見ていてくれてね」

あおい「そうなんだ。初めまして、ほむらちゃん」

ほむら「会えて光栄ッス」

ほむら「(ぐぬぬ……伝説のバッテリー同士じゃ勝ち目がないッス……)」

パワプロ「どうしたのほむらちゃん?」

ほむら「な、なんでもないッス。それより……」

パワプロ「あっ」

あおい「どうしたの?」

パワプロ「帰ってパワスポ見ないと。もう始まっちゃう」

ほむら「(はっ!これはチャンスッス!)」

あおい「そっか……もっとお話したかったけど。じゃあボクは帰るね」

パワプロ「ごめんね、バイバイ」

ほむら「ほ、ほむらはパワプロくんの家に行きたいッス!」

パワプロ「え?」

あおい「え゛?」

なかなかじっくり書くのね

>>37
遅筆でごめんでやんす

パワプロ「(あおいちゃんは口元を引きつらせて帰って行った……。そして僕の後ろを歩くほむらちゃん……どうなってるんだ……)」

ほむら「カ、カラスがいるッス!」

パワプロ「(なんかすごいテンパってるぞ……。というかこんな夜更けに女の子を自宅に上げるって……)」

ほむら「な、なかなか歩くッスね」

パワプロ「あ、そこだよ」

ほむら「この高級マンションッスか!?」

パワプロ「はは……」

ほむら「(何者ッスかこの人は……)」

パワプロ「ほ、本当に上がってくの?」

ほむら「あ、当たり前ッス。野球の話を色々聞きたいッス!」

パワプロ「し、仕方ないよね……野球楽しいもんね……」

聖「む、パワプロ先輩か」

パワプロ「聖ちゃん……そ、そ、そ、それ何?」

聖「何って……パワプロ先輩のトランクスだ」

パワプロ「なんで聖ちゃんが持ってるの……?」

聖「おそらく50kcalだな。たんぱく質が多分に含まれている」

パワプロ「や、やめてー!」

ほむら「(どうしてパワプロくんの周りは女の子ばかりッスか!?)」

聖「では、これにて」ビュン

パワプロ「走力上がったんだ……というか、パンツ取られちゃった」

ほむら「今のは誰ッスか?」

パワプロ「高校時代の後輩だよ。彼女もキャッチャーだったんだ」

ほむら「そうなんスか……それより、パワスポが始まるッス」

パワプロ「そうだった!」

パワプロ「それでね、その時猪狩が言ったんだ。『大学野球で勝負だ』って」

ほむら「2人にそんな過去があったんスね……青春ッス」

パワプロ「あれ、もうこんな時間だ。送っていくよ」

ほむら「わ、本当ッス。じゃあお言葉に甘えさせて貰うッス」


パワプロ「ほむらちゃん?その手に持つ布切れは……」

ほむら「一枚くらい構わないッス!」

パワプロ「僕が構うんだけど……」



パワプロ「結局持ったまま帰らせてしまった……」

ブブー『盗塁2』

ちゅんちゅん

パワプロ「……よく寝た。さ、今日も今日とて練習だ」


久方「……おはよ」

パワプロ「おはよう」

城島「わーっはっはっは!気持ちのいい朝だなパワプロ!」

パワプロ「そうだな!」

堺「おはようやで!」

パワプロ「おう!」

矢部「おはようでやんす!」

パワプロ「チッ」

矢部「うっお腹痛いでやんす……」

パワプロ「どうしたの矢部くん」

矢部「さっき食べたおまんじゅうの消費期限が1年前だったでやんす……」

パワプロ「このあと厳しい教授の講義だよ」

矢部「代返してほしいでやんす!」

パワプロ「そういうのはよくないよ」

矢部「うひぃぃぃん!漏れるでやんす!パワプロくん、恨むでやんす!」ダダダダ

精神力が上がった
矢部の評価が下がった

八木「9月に行われる秋季全国大会のスタメンを発表する」

八木「……。……。……。パワプロ」

パワプロ「はいっ!」

パワプロ「(1番か……走り込みの成果が出たのかも!)」

八木「では各自試合までに体調を整えるように。解散」


久方「君がキャッチャーか。しっかりリード頼むよ」

パワプロ「頑張るよ。」

試合当日

パワプロ「こっちが先攻か……。僕がトップバッターだ」

パワプロ「相手は最弱のバス停前大学」

パワプロ「しっかり打って後ろに繋げるぞ」


中山田「そ~ぉれ」トロトロ

パワプロ「もらった!」カキーン

矢部「すごいでやんす!先頭打者ホームランでやんす!」

堺「大したやっちゃ」


ほむら「ほわぁ……すごいッス」

ほむら「やっぱりパワプロくんに取り入って正解だったッス!」

西強33-0バス停前

八木「この相手にこの内容では、まだまだ厳しいぞよ」

パワプロ「まずは一勝だ」

久方「すごかったな、パワプロ」

城島「見直したぜ」

パワプロ「僕なんてまだまだだよ。それより久方もすごかったじゃないか」

久方「この程度じゃ相手にもならないね」

疲れたッス

城山だったしもう俺はだめだ
ID変わってからまた立てる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月22日 (土) 15:22:37   ID: g9AblNo2

滝本忘れられてない?

2 :  SS好きの774さん   2014年12月19日 (金) 13:49:13   ID: k8KGU0ls

西強か~。投手でやるとよくノーヒットノーランされて負けたわwww

3 :  SS好きの774さん   2015年01月27日 (火) 14:43:27   ID: UENMFyHc

おい終わりかよ

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