照「シャープシューターまじかる☆すみれ」菫「ふざけるな」(226)

照「今度の文化祭なんだけど…」

菫「ああ、麻雀部でもなにかやるか?」

照「うん、それで・・・演劇はどうかな?」

菫「ふぅむ・・・いいんじゃないか?」

菫「ただ、部員の了承を取ってから話を進めよう」

照「うん、よろしくね菫」ニヤッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「というわけだ・・・どうだろうか」

淡「おもしろそ~、賛成賛成大賛成!」

尭深「いいと・・・思います」

亦野「ワタシも賛成」

照「みんな賛成みたいだね」

菫「・・・よし、それでは我が麻雀部は文化祭で演劇を行うことに決定だ」

ワーワー    パチパチパチ      ワーワー

菫「では、次に演目を決めていくのだが・・・」

照「はい!」

菫「ん?どうした照、やりたいものがあるのか?」

照「うん・・・ちょっと恥ずかしいんだけど・・・ね?」

照「私、いつも本を読んじゃうくらいの本好きなんだけど・・・」

菫「それはみんな知っている」

照「自分でも書いてみたくなって・・・こんなこともあろうかと脚本書いてあるんだ」

菫「そ、それは準備のいいことだな…」

亦野「文化祭まであと3週間・・・時間もないしそれでいいんじゃないですか?」

菫「そう・・・だな、明日持ってきてくれ」

照「うんわかった」

翌日

照「菫、持ってきたよ!」

菫「ほうこれが…どれどれタイトルは…」

シャープシューターまじかる☆すみれ

菫「・・・おい照」

照「あ、まちがえて持ってくるの間違えた…」

菫「これはいったいなんだ?」

照「ほ、本当はハードボイルドな西部警察っぽい熱い脚本で…」

菫「持ってくるものを間違えたのは追求しないでおこう」

菫「これはお前の筆跡だ、もう一度聞こう。これはなんだ?」ゴゴゴ・・・

照「そ、それは…その…」

菫「これはなんだ、早く言え。答えられなくなる前に」

照「ひぃ!?は、白状します…趣味で書いてるものです…」

菫「もう少し詳しく教えてくれないか?」

照「笑わないって約束してくれる?」

菫「怒らないで…の間違いじゃないか?まあ約束はしよう」

照「…子供のころ魔法少女に憧れたよね?」

菫「…まあな、私にとって正直忘れたい過去ではあるが」

照「私は今でも好きなんだ…こんな風に妄想症説を書いちゃうくらいに」

シャープ・シューター/極大射程
原題(Shooter)
製作 202年白糸台

原作は宮永照のSSS三部作の一作目、"Point of Impact"(邦題『極大射程』)

CIAによる非合法な準軍事活動に和平監視活動のひとつとして派遣させれ、エチオピアの隣国エリトリアの敵地内で無線交信を断たれて見捨てられ、
相棒の観測手を失ったアメリカ海兵隊一等軍曹で特級弓兵のスミレ・スー・スワガーは除隊して3年後の今も心に傷を負い、山奥で隠遁生活を送っていた。
政府や軍に背を向けていたはずの彼だったが、射撃の腕を見込んで、その実は消耗品として使うために訪ねて来たアイザック・ジョンソン大佐の依頼に心を動かされる。
大統領の遊説先での大口径銃+強装弾と長距離狙撃による暗殺阻止に協力して欲しいというのだ。
強調される星条旗という言葉。示された名誉勲章。愛国心を完全に否定しきれていなかったスワガーは、結局協力に応じて、大統領のフィラデルフィア遊説が狙撃に最も適している、との結論を出して見事な働きをみせる。
だが、その背後には陰謀の銃口が迫っていた…。

菫「…それはわかった、しかしこの本は見たところ私をモチーフにしているようだが…」

照「だって菫ってカッコイイじゃん」

菫「…は?」

照「長身、ロングヘアー、清楚で弓まで使える」

照「まさに完璧!私の理想の魔法少女なんだよ!!」

菫「お、おう」

>>33
それでこのSS乗っ取ってくれませんか?
連日SS書くのはきついんで

照「こんないい素材があるのに妄想しないのはもったいないよ!!」

菫「…あきれてものも言えん」

照「言ってるじゃん」

菫「うるさい」スパーン

照「あ痛…」ズキズキ

菫「…しかたない、許してやろう」

照「え…本当に?」

菫「ただし、これからは本人の許可を取ってから書け」

照「え~、恥ずかしいよ~」

菫「勝手にこんな風にかかれる身にもなれ…おっと休み時間が終わりそうだ」

照「次は音楽だっけ、移動面倒だね」

菫「急ぐぞ照」ポロッ

照「待ってよ菫」タタタ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
???「ん?なんだこの本」ヒョイ

菫「SSS、目標を狙い撃つ!!」 必中・魂

泉「…へ」チュドーン!

菫「おや?さっきの本、照に返したっけ?」

照「ううん、返してもらってないよ?」

菫「…となると落としたか…あんなもの人に見られるわけには…」

菫「先行っててくれ、ちょっと探してくる」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「ない!!ない!!!どこにもない!!!」

菫(誰かに拾われたか!くそ、もう授業が始まってしまう!)

菫(な、なぁにあんなものただの本だ!誰に拾われてもたいしたことにはならない…はず)

菫(よ、よしあきらめよう。照にはなくしたことを後で謝らんといけないな…)

ヒットマンのシャープシューターかと思ってなんも知らないのに開いたらわけが分からなかった

>>51
大丈夫、おれもこの先がまったく読めない

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫(結局放課後になっても見つからなかった…)

ガヤガヤ   ワイワイ   キャーキャー

菫(ん?部室がなにやら騒がしいな…)

ガラッ

菫「おはよう、お前たち何を騒いでいるんだ?」

亦野「あ、おはようございます!それがですね…」

淡「あ、おはよ~スミレ!今日の昼休みにこんなの拾ったんだ~」

菫「なんだ…こ、これは!」

菫(この本…タイトルは…だよな…)


シャープシューターまじかる☆すみれ


菫「こ、これはだな…」

尭深「照先輩の…ですよ///」ズズー

菫「え…?なんで知っている?」

尭深「たまにここで書いてましたので…」ズズー

菫(あの馬鹿…こんなところでこんなものを…)ワナワナ

亦野「それにしても…よくできていますよコレ」

菫「…へ?」

淡「笑いあり涙ありの一大スペクタクルって感じ~」

尭深「わかりやすいし、短くまとまっていますし…文化祭はこれでいいと思います」ズズー

渋谷さんかわいい

菫「ちょ、ちょっと待てお前たち」

亦野「書いたの照先輩だし、許可も取れるんじゃないですか?」

菫「そ、そうじゃなくてだな…その///」

淡「あ、もしかしてスミレ…」

尭深「…」ズズー

菫「そ、そうだ…」

淡「主役できないって思ってるんでしょ?大丈夫!主役はスミレだよ!」

菫「そうなんだ…恥ずかしくて…え?」

亦野「やだな~主役を後輩に譲らないと~、とか思ってるんでしょ、先輩?」

尭深「この話の主役は菫先輩がふさわしいですよ…」ズズー

菫「は、話を聞けお前たち…」

ガラッ

照「遅くなった」

ここまで書いておいてなんだけど魔法少女ってプリキュア的なのでいいの?
セーラームーンとかそっち系?

菫「て、照!お前からも言ってくれ」

照「あ、私の書いた本じゃない…見つかったんだ」

淡「ね~、テルー?」

照「なんだい、淡?」

淡「この話すっごく面白かったんだけど、コレを文化祭でやりたいな~って思うんだけど…いい?」

照「え、でも菫がやだって…」

菫「…このままではどうせ多数決か何かで押し切られるだろうな」

照「…そうだね、みんな気に入っちゃったみたいだし」

菫「…最後の文化祭だ、恥をかくのも悪くないかもな…」

照「菫…何かを悟ったいい顔になってるよ」

菫「いいだろう、やってやる!」

菫「我が麻雀部の出し物は『シャープシューターまじかる☆すみれ』に決定だ!!///」

ワーワー    パチパチパチ      ワーワー

ちょっとこれからの展開練るので15分ほど保守お願いします

シャープシューターまじかる☆すみれ概要

白糸台高校に通う弘世菫。彼女はごく普通の高校3年生であった
しかし友人・宮永照の正体をひょんなことから知ってしまい物語が動き出す

宮永照は本当は人間ではなく伝説のプロ麻雀せんべいカードの守護神の2人のうちの1人であった
このことは誰にも言ってはならない秘密であったが、友人・弘世菫をだまし続けることの
後ろめたさに耐えかね正体を告げる…
その日から二人で各地に散らばったプロ麻雀せんべいカードを集める旅が始まった…

順調に旅を続ける二人の前に謎の二人組、淡と尭深が登場する。
彼女たちもプロ麻雀せんべいカードを集める旅をしているということで友好を深めるが、
カードの独占をたくらむ淡と尭深は寝込みを襲いカードを奪おうとするも未遂に終わる

互いの信頼は砕け散り、四人は戦うことになる…

そこに新たな少女、亦野が現れ物語は更なる混沌へと誘われていく

尭深をめぐる淡と亦野の戦い…淡の衝撃の正体…

菫と照は真実にたどりつけるのか…

菫「…しかしよくこんなもの書けたな…」

照「好きなんだもん、当然」

亦野「菫先輩、衣装の発注終わりました。2週間で届きます」

尭深「小道具、大道具も部員みんなで手分けしてやれば余裕を持って本番を迎えられます」

菫「ご苦労、一息いれてそれから練習にしよう」

淡「ねーねーテルー、この漢字なんて読むの?」

照「ん?ああ、それはね…」

照「じゃあ台本読みからね」

尭深「…まずは先輩たちの最初のシーンから・・・ですね」

淡「じゃ~どうぞ!」

菫「・・・ああ///」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
照『急にこんなところに呼び出して悪い』

菫『べ、べつに…いい・・・』

~~~~~~~~~~~~~~~
菫「いえるかぁ!こんなせりふ!!」

淡「え~、スミレのセリフってどんなの?」

尭深「これ///」ニヤニヤ


『別にいいにゃん!それよりなにかにゃん、テル?』


亦野「最初の一言目からだめなんですか~」ニヤニヤ

菫「む、無理に決まってるだろ!だいたい最初はこんなのじゃなかったはずだろ!」

照「悪い、昨日書き直した」

菫「お前はなんでそんなところに無駄に行動力があるんだ!!」

菫「と、とにかく!せめて・・・に、にゃんを語尾につけるのを書き直せ!」

照「え~会心の出来だと思うんだけどな~」

菫「いいから!」

照「もう…わかったよ。そういうと思って、語尾が普通のやつも作っておいてよかった・・・はいこれ」

菫「だったら、言われる前に出せ!!」

尭深「…」チッ…

菫「そ、それじゃあ気を取り直していこう」

淡「3・2・1・はいどうぞ~」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
照『急にこんなところに呼び出して悪い』

菫『別にいいにゃん!それよりな…にか・・・』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「直してないじゃないか!思わず言ってしまった!!///」

照「間違えた、こっちだった」


尭深「照先輩…」チョイチョイ

照「何、尭深?」

尭深「録音完璧です」ポツリ

照「おまえは最高の後輩だ!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

菫「そんなこんなで文化祭一週間前になった」

菫「衣装が今日完成する予定だったな、亦野」

亦野「はい、本日1600に届く予定になっています」

菫「(ひとろくまるまる?)…衣装が届き次第衣装合わせだ、会議室を取っておこう」

尭深「小道具、大道具ともに大きな進行の遅れはありません。予定通りに納品予定です」

菫「わかった、では衣装納入まで自由時間だ」

淡「衣装ってどんなのだっけ」

尭深「市販の衣装に少し手を加えたものだよ…」

淡「へー」

尭深(二人を除いて…ね?)ニヤッ

尭深「あ、ちょっと写真部に用事があるから…」

淡「へ?うんわかったタカミ、またあとでね~」

尭深(ふふふっ、楽しみ///)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

菫「衣装が届いた、上下セットになっているので確認してくれ」

菫「それでは呼ばれたものから受け取りに来てくれ」

菫「同級生A役、モブ1」

モブ1「はい」

菫「武器屋役、モブ2」

モブ2「はい…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「これが照、おまえので…残ったのが私のだな」

照「あ、ありがとう…どれどれ…え?」ガサゴソ

菫「どうした照…って、え?」ガサゴソ

フリルフリッフリのドレス(例:のどっち)

菫「…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

露出度高めの巫女服(例:はっちゃん)

照「…」

菫「…発注の段階では普通の服だったはずだが」

照「じゃあ間違えて届けられたのかな!そうだ、そうにちがいない!」

亦野「いえ、ちゃんと発注通りに届けられてますよ」

菫「い、いやしかし…」

亦野「届いたのは仕方ないですよ、もう予算もないんですし我慢してください」

照「で、でもこれはダメだろ、痴女じゃないか!」

亦野「大丈夫です、永水の副将も似たような服着て全国大会でてましたし」

照「で、でも…」

亦野「いいから着て下さい」

モブ2「防具は装備しなければ意味がないよ」

菫「武器屋は黙っていろ!…うう///」

照「そっちはまだましだよ・・・///」

亦野「覚悟を決めてください」

菫「わかった、着替えてくるから覗くなよ///」

照「…」

菫「ほら、照も」グイグイ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
着替えはキング・クリムゾン!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「き、着替えてきたぞ・・・///」

照「・・・・・・・・・・・死にたい」

淡「似合ってるよ~二人とも」プププ…

亦野「サイズはどうですか?」ククク…

菫「二人ともピッタリだ、問題ない///」

照「チーズ蒸しパンになりたい…」ブツブツ

ちょっと参考画像が必要ですね

亦野「それじゃあせっかくなんで写真撮りましょっか」

菫「え”…」

照「長野にいる妹に伝えてほしい…愛していると…」ブツブツ

尭深「こちらを向いてください」ジャキーン!

菫「待て待て待て!」

尭深「せっかくなんで決めポーズでお願いします」ワクワク

照「もう・・・何も怖くない…」ピース

淡「ほらスミレもポーズしなきゃ!」

菫「うぅ~・・・///」ピース

尭深「はい笑顔で~いいよいいよ~」カシャカシャ

照「これが終わったら…妹に会うのが夢なんだ…」ブツブツ

尭深「いいね~じゃあちょっとぬいじゃおっか///」カシャカシャ

亦野「やりすぎだよ、尭深」

尭深「ごめん・・・///」

>>113
はっちゃんの画像張っといて
児童ポルノになりそうでもってないんだ俺

~~~~~~~~~~~~~~~
菫「よ、よし衣装の確認も終わったし練習だ!」

照「・・・うん頑張る」

菫「…おや?なんだか人が少ないな」

~~~~~~~~~~~~~~~
尭深「照先輩の写真500円から」

モブ1「1000」ハイ

モブ3「3000」ハイ

モブ2「5000」ハイ

淡「10000」ハイ

~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんやかんやで文化祭当日

菫「さて、準備はいいか?」

照「うん」

菫「そういえば、おまえ妹を招待したんだったかな?」

照「うん…」

菫「そうか…大会の後、こまめに連絡は取ってるのか?」

照「おはようからおやすみまでメールしてるよ」

菫「…終わったら少し話し合おうか、照」

菫「開演まであと5分…この衣装やっぱ恥ずかしいな///」

淡「ん?テルー、なに客席見てるの?」

照「…大切な人を探しているだけさ」

亦野「淡~、尭深が探してたよ」

淡「え?なんだろ、今いくよ~」



菫「…」

照「…」

菫「…少しいいか?」

照「…うん」

菫「ひょっとして、魔法少女が好きなのはお前の妹なんじゃないか?」

照「…うんそうだよ」

照「この話は…咲の昔好きだった話を参考に書いたんだ…」

照「主人公に菫を使ったのは私の趣味なんだけどね」

菫「…それで?」

照「…咲とは何年も離れていたからなのかな…まだ、うまく話せないんだ」

照「だからこうして昔好きだった話を見たら昔みたいに…話せるかなって…」

菫「…やれやれ、仕方のないやつだなお前は…」

照「菫・・・」

菫「…他でもないお前のためだ、最高の魔法少女を演じてやる///」

照「ありがと、菫」

菫「感謝は終わってからにしろ…さぁ一度みんなの所にいくぞ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

菫「さてもうすぐ舞台の幕が上がる、精一杯楽しむぞ!」

亦野「はい」

淡「うん!」

尭深「はい///」

照「ああ」

モブ’s「はい!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『次は麻雀部による演劇、シャープシューターまじかる☆すみれです』

パチパチパチパチ     パチパチパチパチ     パチパチパチパチ


ナレーション『ここは白糸台高校…そこにごく普通の少女、弘世菫とその友人宮永照がいた…』

ナレーション『彼女たちの日常は宮永照の告白により大きく変わろうとしていた…』

照(咲はいるか…あ!いた!咲だ!おーい)

菫(照!集中しろ!お前のセリフだ!)

照(あ…ごめん)

照『きゅ、急にこんなところに呼び出して悪い』

菫『別にいい、それより…なにかあった?』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~

照『ありがとうスミレ、私のことを信じてくれて…』

菫『もちろんだよ、だって親友だもの』

菫(さぁこのあとは早着替え…うう、あの衣装か…)

照『さぁ、旅に出よう。私の力で旅にピッタリの服をだしてあげる!』

照『えい!』スモークモワモワ

菫『きゃー』

菫「急げ、時間ないぞ」ヌギヌギ

照「わ、わかってる…」キガエキガエ



菫「…よし、間に合った…」

照「…こっちも」

菫『わあ、素敵な服!ありがとうテル』フリフリ

照『おやすいごようだよ、スミレ』チジョスタイル


ザワザワ  ミ、ミヤナガセンパイ…  ウソダロ… オネイチャン…


菫(会場がざわついているな…仕方ないだろう、いきなり痴女が二人現れたんだ)

菫(ここで取り乱したらいけない…冷静に演技を続けよう)

菫『さあ旅に出ましょう、カードを集める旅を!』

照『え…あ、そうだね行きましょう、こちらです!』

オチが見えない

ナレーション『こうして二人の旅は始まった…この先に大きな試練が待っていることも知らずに…』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

淡「おつかれ!次は私とタカミの出番だから少し休んでて!」

尭深「行って来ます///」

菫「ふぅ…大丈夫か」

照「うん…やっぱり恥ずかしい…///」

菫「妹のために我慢しろ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

舞台の内容思いつかないので…
キング・クリムゾン!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
照『このカードを使って淡を倒して!』

菫(照も慣れてきたみたいだな…)

菫『それはできない…だって彼女は…』

淡『いわないで!』

菫『…もう一人のお前なんだ!』

照『な、なんですって』

菫(このあとは私の必殺技…だったな・・・ハァ…)

菫『私に任せて!私の必殺・シャープシューティングならなんとかなるから!』

照『でも…ううん、あなたを信じるわ』

菫『ありがとう、絶対成功してみせる』

淡『あたしのことはもういいの!あたしごと亦野を葬って!尭深の仇をとって!』

亦野(バーサーカー)『ウガァアァァァァッァ!!』

菫『大丈夫…あなたも救ってみせる!』

書いてて死にたくなってきた

菫『シャープシューティング!!!』キラキラキラ

亦野(バーサーカー)『ウガアアァァ!!』ドシュッ…

淡『やったの・・・?』

亦野『マダダ…マダ…・・・グフッ…』バタリ

照『終わったわ…』

淡『でも…タカミが…グスッ(目薬)』

菫『大丈夫・・・ほらあそこを見て・・・』

淡『!?タカミ!でもなんで…』

菫『あの攻撃の前に魔法をかけておいたの』

菫(ご都合主義だな・・・おい・・・)

淡『タカミ!タカミ!目を覚まして!』

尭深『・・・あわ・・・い?本当に・・・淡なの?』

淡『うわーん』ダキッ

尭深『甘えんぼさんね・・・淡?』ナデナデ


菫『これでカード全部そろったね…』

照『うん…そろっちゃったね…』

菫『これで本当にさよならなの?』

照『…うん』

淡『ははは、タカミ…あたしもさよならみたい』

尭深『淡…さよならはいわないよ・・・だから、またね』


菫『いやだ、別れたくない!』

照『・・・大丈夫、また会えるよ…』

菫『嘘じゃないよね…』

照『約束する…』


ナレーション『そしてカードの守護神2人はいなくなった・・・』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ナレーション『ここは白糸台高校…そこにごく普通の少女、弘世菫がいた…そして』

教師(モブ4)『今日は転校生を紹介する・・・ほら挨拶して』

照『宮永テルです。ただいま、スミレ』

菫『・・・おかえり、テル』

ナレーション『彼女の友人・宮永照は約束を守り、彼女の隣に再び戻ってきた』



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ワーワー    パチパチパチ      ワーワーワーワー    パチパチパチ      オネイチャン…

菫(ふう、なんとか終わったか・・・あとは舞台袖に戻るだけだ…)ツルッ

菫(え…なんでこんなところにバナナの皮が…あ、亦野が変身するのに使ったんだっけ・・・)コケッ

ドッシーン

菫「いたたたた…」


ザワザワ  ヒ、ヒロゼセンパイ…  シャメトレ、シャメ ケイオンカヨ…


照「す、菫・・・」

菫「どうした?」


照「・・・見えちゃってる」


菫「・・・?」

菫「//////」バッ

こうして麻雀部の演劇はある意味伝説になった…

その後のことを少し語ろう…

私は公演の後、妹に少し距離を置かれたがすぐに昔のような姉妹に戻れた。

亦野はあの迫真の演技を買われて演劇部に勧誘されている。

尭深は写真の販売で儲けたらしい、何の写真かはしらない。

淡はで私の真似をして物語を書いている。今のブームは官能小説・・・やめさせるべきだろうか?

菫は引きこもりになった。

照「菫ー、いい加減でてきなよー」

菫「ふふふ、ピースかわいい」スマーイルプリキュア

照「もう一ヶ月も出てないんでしょ、みんな忘れたって」

菫「私は~シャープシューター・・・なんてね…」

照「麻雀部のみんなも待ってるんだからね」

菫「…もう少し待ってて」

照「…約束だからね」

終わり

あ、終わりです

>>160の続きから

菫「終わったな…」

照「そうだね…」

菫「…お前は妹のところに行け」

照「…え?」

菫「行きたいんだろ・・・行け」

照「…うん、ありがとう」

菫「本当に手のかかるやつだ・・・」

尭深「先輩…」

菫「なんだ?」

尭深「みんな探してますよ///」

菫「ああ悪い、今行く」

~~~~~~~~~~

照「咲…」

咲「お疲れ様、お姉ちゃん」

照「どうだった?」

咲「覚えててくれたんだね・・・あの話…」

照「もちろん…お前が作った話だからな…少しアレンジはしたが」

咲「アレンジしすぎだよ…あんなに恥ずかしい格好の登場人物いなかったのに」クス

照「あ、あれは…ちょっとした手違いで…」

咲「本当にお姉ちゃんは不器用だよ…」

照「…」

咲「こんなまわりくどいことしなくてもいいんだよ…」ギュ

照「…咲、ありがとう」ギュ

咲「ねえ、今日は一緒にかえろうよ」

照「ああ、ちょっと待っていてくれるか」

咲「約束だよ?」

照「うん、約束」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

菫「みんなお疲れさま」

亦野「お疲れ様サマです」

菫「この後は隣の部屋を使って打ち上げだ、菓子や飲み物はもう準備されている」

淡「わーい!スミレ大好き~」

尭深「TVはありますか?」

菫「あったはずだが・・・どうした?」

尭深「いえ…何でもないです」ニヤ

菫「…それでは舞台の成功を祝して・・・カンパイ」

「「「「「「カンパ~イ」」」」」」
~~~~~~~~~~~~~~~~~

一時間くらい

~~~~~~~~~~~~~~~~~
尭深「・・・・・・」ゴソゴソ

亦野「お、そろそろ?」

尭深「うん///」

亦野「え~それではここで見ていただきたいものがあります!」

菫「?なんだ」

尭深「見てもらえばわかると思います///」

菫「そうか、見せてみろ」

尭深「では…」スイッチオン

~TV~
照『きゅ、急にこんなところに呼び出して悪い』

菫『別にいい、それより…なにかあった?』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「ブフォ」

淡「あ~今日のやつ?見たかったんだ~」

尭深(自分の演技を客観的に見るのはつらいはず)ニヤリ

亦野(それも魔法少女を演じている自分を見るなんて…)ニヤリ

~TV~
菫『私に任せて!私の必殺・シャープシューティングならなんとかなるから!』

~~~~~~~~~~~~
菫「もうやめてぇ・・・おねがいだからぁ・・・」

淡「え?カッコいいじゃん、スミレ」

亦野(人の嫌がることをするのがこんなに楽しいとは…)

尭深(なるほど、これが・・・これこそまさに…)

亦野・尭深(愉悦ッ!!!)ニヤニヤ

菫「や、やっと終わった・・・」

亦野「ねぇ、先輩の顔よく撮れた?」ボソ

尭深「もう少しほしいかも」ボソ

淡「あ~面白かった!もう一回見ようよスミレ」

菫「え・・・いや、ちょっと…」

淡「いいからいいから」ニヤリ


淡「これでいいのかな?」ボソリ

尭深「よくできました、淡ちゃん」ボソ

亦野「100点だ、淡」ボソ

~二週目終了~

菫「もうやだおうちかえる・・・」グスッ…

尭深「か、かわいい…」カシャカシャ

亦野「破壊力あるな、これ」キュン

淡「スミレどうしたの?」ニヤニヤ

菫「あわいちゃん、あのね、すみれね、もうおうちにね、かえりたいの」グスン・・・


尭深「どうしよう・・・」

亦野「お持ち帰るか・・・」

尭深「そうね///」

淡「あたしもいい?」

尭深「先ぱ・・・ううん、菫ちゃん。お姉ちゃんと一緒に帰りましょうね~」ナデナデ

菫「うん、たかみちゃんかえろ」グスン

亦野「ほら、手を繋ごうか」ギュ

淡「あ、ズルい。あたしも」ギュ

菫「おとーさんとおかーさんみたーい」キャッキャ

尭深「それじゃあ行きましょう」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

照「遅くなった・・・ってあれ?」

咲「お、おじゃましま~す・・・いないね?」

照「この時間ならまだいるはずなんだけど・・・帰ったのかな・・・」

咲「お姉ちゃん、私たちも帰ろうよ」

照「…そうだな、帰るか」

咲「うん・・・手つなごうよ」

照「咲は甘えん坊だな・・・ほら」ギュッ

咲「懐かしいな・・・お姉ちゃんの手」ギュッ

照「さ、帰るぞ・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
菫「…状況を整理しよう」

菫「なぜか昨日の記憶があいまいだ」

菫「ここは・・・どこかのホテルだ。おそらくいかがわしい方の」

菫「私は服を着ていない」

菫「・・・同様の姿の後輩、2年が二人、1年が一人」

菫「この状況から察するに…」


菫「なるほど、これは夢だ。よし寝よう」

淡・尭深・亦野「Zzz・・・」

カン

あ、終わりです

なんだか求められたのとは違うようなのになったかも…
今日は本当は
菫「全国大会だ」マンソン「いつものリズムで全国制覇だ」
っていうカオスなのを書く予定だったのに・・・

>>215
乙だよー

わっかんねーけど書けば良いんじゃね?

今から

>>217
めむいし、これから帰省なんで・・・
+まじかる☆たかみをかかないと

まとめサイトってすごいですね
もうこのスレ載ってるしwwww

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