苗木(希望ヶ峰学園を卒業して二年がたつ。
入学早々に変なシロクロの熊にコロシアイを強要をされた…などということもなく、とてもあくの強いメンバーと毎日面白おかしく楽しみ、そして、卒業した。
今は普通に大学生をしている。
ただ一つ普通じゃないとしたら…)

霧切「誠君、早くおきなさい。
もう朝よ」

舞園「そうですよ、早く起きてください」

戦刃「…料理を作ったから…早く食べて欲しい」

苗木(そう、三人の美少女と同棲している。
いや、決して三股をかけた、ということではない、そして、勝手に着いてこられた、という訳でもない。
少なくとも舞園さんに関しては違う。
偶然大学の近くに家があった舞園さんが泊めてくれて、そこを霧切さんと戦刃さんとでシェアしていたらしい。
なんでも完全に偶然なんだとか)

苗木「う～ん、おはよう、三人共」

そして四人で朝食を食べた後、僕は学校に、霧切さんは仕事に、舞園さんも仕事に行った。
戦刃さんはだいたい留守番をしている。

他のみんなはどうしているかというと、戦刃さん曰く、江ノ島さんは幼馴染の松田君の一緒にいるらしい。
他のみんなは、世界的なスイマーの朝日奈さん、あと結局野球をすることにした桑田君位しか知らない。

苗木(他のみんなはどうしてるのかな～？)

と昼休み思っていたら、携帯が鳴った。

苗木「あ、メールだ。
…えーと、不二咲君からだ」

メールにはこう書かれていた。

苗木君へ、来週の日曜日あいてる？
その日78期生で忘年会しようって話になったんだけど…

同窓会？なんでまた急に

と返信した、すると、

十神君に偶然あって、じゃあそうするか？って話になったんだ

と返信がきた

多分空いてると思いけど、なんで来週？

と返すと、

十神君がその日しか空いてないんだって

と、返ってきた

苗木「なんというか十神君らしいや」

そうして大学が終わって家に帰ってみると、

舞園「おかえりなさい、苗木君、
同窓会の件、知ってますか？」

案の定、同窓会のことで三人が盛り上がっていた。

戦刃「…久しぶりに盾子ちゃんに会える…！」

霧切「私は余り興味ないけれど、苗木君がいくなら行こうかしら?」

そして次の週の日曜日午後四時

不二咲「あ！石丸君、久しぶり！」

石丸「む、不二咲君か。
久しぶりだな！所で、兄弟を見なかったか？」

不二咲「大和田君のことぉ？
う～ん、みてないかなぁ」

石丸「うむ、そうか」

朝日奈「お、不二咲ちゃんに石丸じゃん！久しぶり～」

不二咲「あ、朝日奈さんに大神さん！
久しぶり」

大神「うむ、久しぶりだな不二咲、そして石丸よ」

石丸「うむ！久しぶりだな朝日奈君、大神君」