蚊「ごらく部の部室に侵入した」(152)

蚊「生徒会のメンバーも含めて10人で寝ているようだ」

蚊「安価で行動する。まずは>>4の所に飛んでいこう」

櫻子

蚊「まずはあの黄髪パッツンの子の所に行こう」プ~ン

蚊「制服が少しはだけている」

蚊「どこを刺そうかな>>8

ヘアピン

キラッ

蚊「!」

蚊「ひと際輝くものがあそこにあるな」

蚊「よし。あれを刺そう」プ~ン

蚊「……」プ~ン

蚊「まずとまって……」カシッ

蚊「よし」

蚊「せいっ!」プスッ

蚊「!」

蚊「うっ……」

蚊「うっ……うっ……」ピクピク

蚊「……この子は少し普通の人とは違うようだ」

蚊「次は>>13に飛んでいこう」

千歳

蚊「次はあの銀髪の、おっとりしてそうな子で良いかな」

蚊「……」プ~ン

蚊「こっちは上品な体勢で寝てるな。スカートには入れなそうだ」

蚊「>>20を刺そう」

メガネ

蚊「顔の方からおいしそうな匂いがするな……」

蚊「でも顔から血の匂いがするってどういう事だ」

蚊「まぁ良いか。とりあえず顔の方に……」プ~ン

蚊「とりあえず止まって……」

千歳「……」ゴロゴロ

蚊「!」

千歳「うーん……」ムニャムニャ

蚊「おっと……」

蚊「危ない、危ない。なんとかとまれた」カシッ

蚊「でもなんか堅いなここ……。まぁ良いか」

蚊「……よし」

蚊「せいっ!」プスッ

カチッ

蚊「!」

蚊「うっ……」

蚊「うっ……うっ……」ピクピク

蚊「……」

蚊「なんか……いつもと違い過ぎる……」

蚊「次また刺さらなかったら……もうこの部屋は出よう……」

蚊「次は>>36だな」

結衣

蚊「次はあの黒髪の子で良いか」

蚊「背が高いな」プ~ン

蚊「なるほど。スカートは無理そうだが、胸元があいている」

蚊「>>47を刺そう」

おっぱい

蚊「……」プ~ン

蚊「胸元ががっつり空いているな」プ~ン

蚊「あそこの中なら、新鮮な良い血が吸えそうだ」プ~ン

蚊「とりあえず侵入しよう」プ~ン

蚊「……」プ~ン

蚊「この白いのは、ブラジャーというやつか」

蚊「その上の部分に、こんもりとした肉の盛り上がりがあるな」

蚊「あそこにとまろう」プ~ン

蚊「……」プ~ン

蚊「よし」

蚊「……」カシッ

プニョ

蚊「!」

蚊「なんだこの不安定さは……」プニプニ

蚊「バランスが取れない……」プニプニ

蚊「お、あそこにブラジャーとの隙間が出来ているから……」

蚊「とりあえずあそこに入ろう……」トコトコ

蚊「少し首が痛いが、ここに挟まってれば安定はするな」ススス

蚊「よし、早速……」

蚊「血を……」スー

蚊「?」

蚊「なんだあの赤い突起は?」

蚊「赤と言えば、他でもない血の色……」

蚊「あそこの方が、良い血が吸えそうだな」

蚊「もう少し移動しよう」スススス

蚊「おぉ……ここは良い血が吸えそうだ……」

蚊「よく見ると、先っぽに始めから穴があるぞ……?」

蚊「まさかここに入れれば、直接血が吸えるのか?」

結衣「うぉ! なんかいる!」

蚊「!」

京子「……? 結衣どうしたのー?」

結衣「服の中になんかいるんだよ~!」バシッ バシッ

蚊「やばい! くっ……」

結衣「この! この!!」バシッ バシッ

蚊「あれ……でも……」プニプニ

蚊「下が柔らかいから、潰される事はなさそうだ」プニプニ

結衣「出てけー!!」

蚊「……でも時間の問題だな」

蚊「ここは退散しよう……」プ~ン

結衣「あー! 出てきた! やっぱり蚊だ!」パン パン

蚊「それ それ」ヒョイ ヒョイ

結衣「くっそー!」

蚊「ふぅ」

シーーーーーン

蚊「……よし」

蚊「またみんな寝静まったようだな」

蚊「まだ血が吸えていない……」

蚊「次はなんとしてでも……」

蚊「よし>>80に飛んでいこう」

よく考えたら血を吸う蚊ってメスだよな
ゆるゆりだから何も問題ないが

安価なら結衣

蚊「はやり、あの黒髪の子の血が諦めきれないな……」

蚊「……」プ~ン

蚊「少し危険だが……」プ~ン

蚊「入ってすぐに刺して、吸って、すぐに出てくる」プ~ン

蚊「この流れでササッと終わらせてこよう」プ~ン

蚊「よし。しっかり胸元も侵入出来そうだ」

蚊「……」プ~ン

蚊「さっきと同じように……」プ~ン

蚊「とりあえずこの肉の盛り上がりにとまって……」カシッ

蚊「うっ……」プニョプニョ

蚊「相変わらずだな……」プニョプニョ

蚊「このままあの隙間に……」トコトコ

蚊「……よし」サッ

蚊「このままさっきの赤い突起へ……」スススス

蚊「……相変わらず美味そうだ……」ジーッ

蚊「よく見ると……でこぼこしてて……」ジーッ

蚊「やっぱり先端に、いくつか穴が空いているな……」

蚊「ここから管を入れて、吸えば良いのか?」

蚊「……よし」

蚊「……」プスッ

結衣「ひゃっ!」

蚊「!」

蚊「……」

結衣「……」スースー

蚊「……大丈夫そうだな」

蚊「……よし」

蚊「……」チューッ

蚊「……」

蚊「……あれ?」

蚊「な、なにも出て来ない……」チューッ

蚊「くそ……」チューッ

結衣「んっ……」

蚊「……」チューッ

結衣「んっ……」パシッ パシッ

蚊「!」

蚊「起きてはいないようだが……そろそろやばいな……」

蚊「……仕方ない」

蚊「退散だ」プ~ン

結衣「んっ……」スースー

蚊「……?」プ~ン

蚊「なんで顔が少し赤らんでいるんだ……?」プ~ン

蚊「まぁ良い。それより……」

蚊「また血が吸えなかった……」

蚊「未だに血が吸えていない……」

蚊「この部屋の中の人間は色々とおかしいようだ……」

蚊「次で最後にしよう……」

蚊「よし、>>110に飛んでいこう」

あかり

蚊「!」

蚊「よく見れば、髪の色からして既に美味そうな子がいるじゃないか」

蚊「よーし」プ~ン

蚊「……」プ~ン

蚊「絶対この子の血を吸うぞ……!」

蚊「……」

蚊「なるほど」

蚊「隣にいる金髪の子の寝想が悪いせいで、この子の服もかなりはだけている」

蚊「どこへでも侵入出来そうだ」

蚊「よし、>>117を刺そう」

まぶた

蚊「よーし」

蚊「やっぱりあの赤々とした髪の近くが良いかな」プ~ン

蚊「……」プ~ン

蚊「でも耳に近いから、起きたら恐いな……」プ~ン

蚊「……そうだ」プ~ン

蚊「目の上に止まれば良いのか!」

蚊「そうすれば、目を開けた瞬間に足元が動くわけだから、すぐに気が付く」

蚊「それに、人間の目は大きく繊細な器官だから、闇雲に叩いたりはしないだろう」

蚊「よし」プ~ン

蚊「ここで……っと」カシッ

蚊「良いかな……?」

蚊「……よし」

蚊「せいっ!」プスッ

蚊「……」

蚊「……とりあえず大丈夫だな」

蚊「よし、このまま」

蚊「……」チューッ

蚊「……」チューッ

蚊「ふ、普通に吸える……」チューッ

蚊「味も……」チューッ

蚊「普通だ……」チューッ

あかり「うーん……」ムニャムニャ

蚊「!」チューッ

あかり「あかり、そんなに目立ちたくないよぉ~困ったなぁ~」ニヤニヤ ムニャムニャ

蚊「どういう夢を見ているんだ……」チューッ

蚊「……」チューッ

蚊「……」チューッ

蚊「……ふぅ」

蚊「味は普通だったが、しっかり腹ごしらえは出来た」

あかり「だからそんなに注目しないでよぉ」ニヤニヤ ムニャムニャ

蚊「……」

あかり「えへへ~そんなにあかり、目立ってるぅ~?」ニヤニヤ ムニャムニャ

蚊「……」

蚊「よくわからないが、このわけわからない人間ばかりの部屋の中で……」

蚊「君のお陰で、救われた一匹に蚊がいたという事は事実だ」

蚊「またお世話になるかも知れない」

蚊「では」スタッ


蚊「……」プ~ン

京子「んー……よく寝た!」

千歳「ごらく部・生徒会合同シエスタ、楽しかったな~」

綾乃「さ、誘ってくれてありがとうなんて言わないからね!」

りせ「……」

西垣「そうか~松本も楽しかったって言ってるぞー」ポンポン

ちなつ「それにしてもみんな、マジ寝してましたね~……」

結衣「私は途中で蚊に刺されそうになって起きちゃったよー……」

ちなつ「! (結衣先輩の血……吸って見たい……)」

京子「(あかりだけまだ寝てるよ……)あかりー、もう起きろー!」

あかり「!」パチッ

あかり「ごめん、ごめん……」ムクッ


あかり「みんな、おはよう~!」


一同「「!」」

一同「「……」」ジーッ

あかり「み、みんなどうしたの~?」

一同「「……」」ジーッ

あかり「!」

あかり「(ゆ……夢の中と一緒だ……みんなあかりに注目してるよぉ!)」

あかり「(やっとあかりの時代が来たんだよぉ!)」

一同「「……」」ジーッ

あかり「あかり、そんなに目立ちたくないよぉ~困ったなぁ~」ニコニコ

一同「「……」」ジーッ

あかり「だからそんなに注目しないでよぉ」ニコニコ

一同「「……」」ジーッ

あかり「えへへ~そんなにあかり、目立ってるぅ~?」ニコニコ


結衣「あかり……不憫な子 (それと、なんか胸が痒い……)」


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