蛍「お、おじゃましまーす・・・」ｶﾞﾁｬ

蛍「暗い・・・やっぱり誰もいないんですか・・・？」

ｶﾞｻｶﾞｻ

蛍「ひい！！」

蛍「・・・あれ？気のせい？」

ｶﾞｻｶﾞｻ

蛍「や、やっぱり何かいる・・・？」

雪子「お客さんかい？」

蛍「ひぎゃああああああああ！！！！」

蛍「クッくくくく蜘蛛がしゃべっ・・・」

小鞠「ま、待って！！」ｶｻｶｻ

夏海「お客とは珍しいね・・・」ｶｻｶｻ

卓「」ｶｻｶｻ

蛍「な、な・・・なっ！」

雪子「私たち親子はクモの呪いで呪われたんだよ」

蛍「の・・・呪い！？」

夏海「そう、でもこの世に存在するすべての黄金の呪いのクモを倒せば・・・」

小鞠「呪いは解けるらしいんだって」

蛍「信じられないですけど、実際こうしてるってことは本当・・・みたいですね」

蛍「そ、それじゃあこの村に人がいないのは・・・」

雪子「村人ならまだいると思うけど・・・」

蛍「本当ですか？よかった」

夏海「もしかして引越しにきたの？」

蛍「そうなんですけど・・・」

小鞠「墓場にいると思うよ」ｶｻｶｻ

蛍「そ、そうですか・・・ありがとうございます(こ、怖い・・・)」

蛍「墓地は・・・えーと・・・こっちみたいですね」

蛍「うう、怖いけどさっきのを見たせいか平気かも・・・」

蛍「うーん、小屋にいるんでしょうか・・・」

ﾎﾟｳ

蛍「あ、明かりがある！てことは・・・」

「にゃんぱすー」

蛍「え？」

れんげ「にゃんぱすー」

蛍「嫌あああああ幽霊！！！」

ひかげ「コラコラーやめなさい」

蛍「あなたは？」

ひかげ「ここの墓守をやってるんだよ、この子は妹」

れんげ「れんげなのん！」

蛍「幽霊じゃないですか！」

れんげ「うち死んでるん？」

ひかげ「うーんどうだろ」

蛍「うわあああこっちも怖い・・・」

夏海「あれ、戻ってきたよ」ｶｻｶｻ

蛍「・・・あの、話はしたんですが・・・すいません」

小鞠「あっちは幽霊出るしね」

蛍「そういえばさっき、呪いのクモを全部倒すと呪いが解けるって言ってましたよね」

雪子「ああ、そうだよ」

蛍「その呪いを解くのに協力・・・してもいいですか？(これ以上村にいたらおかしくなりそうだし)」

夏海「えっマジ！？」ｶｻｶｻ

蛍「はひ！ええ、それで」

小鞠「クモを倒すとしるしがもらえるから、それを集めてきてくれる？」

蛍「しるしですね、わかりました・・・！」

雪子「ああ待って、もしも呪いを解いてくれるなら・・・」

小鞠「行っちゃった・・・大丈夫かな」

卓「」ｶｻｶｻ

蛍「えーと黄金のクモ黄金のクモ」

蛍「この村にも結構いるんですね・・・でもあの高いところどうやって・・・」

蛍「えい！えい！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

蛍「このデクの棒じゃ届かない・・・仕方ない、一回城に戻ろう」

なンでも屋

蛍「デクの盾と、デクの棒と、バクダンと・・・よーし！」

城下町

蛍「いた・・・木箱の中！しるしゲット！」

蛍「とりあえず一個・・・はあ・・・そういえばあと何個だろう？」

甲殻寄生獣ゴーマ

蛍「た、卵が気持ち悪い・・・でも、やらないと・・・！」

ﾃｯﾃﾚﾚﾚｰ

蛍「はぁ、はぁ、しるし10個目・・・一回みんなに知らせてこよう」

蛍「みなさん・・・！」

夏海「なんか疲れてるね、どうしたの？」

蛍「しるしを10個・・・集めたので・・・！」

夏海「マジで！？」

蛍「はあ・・・大丈夫なんですか？」

夏海「ああ・・・だってほら！」

蛍「うわ、ほんとに戻った！」

小鞠「夏海だけズルイ！」

夏海「呪いが解けたよサンキュー！お礼にこれあげる」

大人のサイフを手に入れた！

蛍「あ、ええと・・・」

猛炎古代竜キングドドンゴ

蛍「ひい、ひい・・・」

黄金のスタルチュラ　20匹

蛍「なんとか集まった・・・それでは戻しますね」

小鞠「ありがとう！」ﾊﾟｱｱｱ

蛍「！！！(かっかかかかカワイイ・・・！)」

小鞠「お礼にこれあげるね、もだえ石」

蛍「こ、小鞠・・・センパイ・・・」ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ､ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ

夏海「おーおー震えてる震えて・・・あれ？姉ちゃんがまだ手に持ってる」