ハンネス「コイツらを悲しませるのはオレが許さねぇ!」(9)


あの時オレは三人とも助けることはできなかったのか?

できたはずだしなかったのはオレに勇気がなかったからだ…

そうオレが悪いだからこれからはオレが自分の『けじめ』としてあいつらを守る

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「エレン起きて朝だよ」ユサユサ

エレン「んあ?…」

アルミン「早く行かないとご飯遅れちゃうよ」

エレン「おう…」ゴシゴシ

アルミン「もうホラ早く」

エレン「そんな急かすなよ…」


―――朝食―――

エレン「相変わらずクソマジぃな…」ズズ

ミカサ「エレン文句をいってはダメ、これは開拓地の人達が一生懸命作ったもの」

エレン「…そうだな、早く巨人を駆逐して肉が食いてぇ」

ミカサ「うん」

エレン「…っしゃ!」パクパクゴクゴク

エレン「ごっそさん!走ってくる」ダダ

ミカサ「待ってエレン」ダダダ

アルミン「行っちゃった…」シクシク


エレン「もらったぁぁあ!」

ゴォォォォォオオ!

エレン「オラァァァァァア!」ズバァッ!

ジャン「クソッ!」

エレン「じゃあな馬面」

ジャン「待てゴラ゛ァァア!」

エレン「おっ?あった」ギュルギュルギュル!

エレン「オラァァァァアアッ!」

ズバァァア!

ミカサ「…フフ」

エレン「そんな…」

アルミン「追い付かない…」シクシク

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エレン「ハァ…ハァ……疲れた」

ミカサ「はいエレンタオル」スッ

エレン「さんきゅ…」ゴシゴシ

ミカサ「…ねぇエレン」

エレン「ん?どうした」

ミカサ「ハンネスさんって今何しているんだろう?」

エレン「あんなやつなんかどうでもいい!」

ミカサ「…そう」

エレン「…わるいな怒鳴って今日はもう寝る」

ミカサ「おやすみエレン」

エレン「あぁ、おやすみ」


ミカサ(エレンは命の恩人でありながら母親を見殺しにしたハンネスさんを恨んでいる

エレンはハンネスさんを人殺しだと思っている…

わたしはそう思わない

だってあの時ハンネスさんがいなければ
みんな死んでいた

だから感謝している


エレンも本当はわかっているハズ…

悪いのは巨人だって)

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