女騎士「犯してえぇー! 早く私を犯してぇーっ!」 (23)

 むかーしむかし。ある所に羊飼いの少年がおりました。

「ふぁーあ暇だなー。どれ、今日も雌羊で一発抜くか」

 仕事が退屈で暇を持て余した少年は、性欲処理ばかりしていました。
 そのうち獣姦にも飽きてきたので、暇潰しにいたずらをしようと思いました。
 少年は、村へ行って人々にこう言いました。

「大変だ! オークだ! オークがやって来たぞ!」

 村人たちは避難し、少年は逃げ損なった村娘を犯しました。

「ほれほれ、オークじゃなくて人間様のおちんぽに犯されて良かったなあ?」

「いやああぁー! たすけてえぇぇぇ! 痛いよおぉぉーっ!」

 少年は笑いながら中出ししました。

 数日後、ムラムラしてきた少年はまた村で人々に呼びかけました。

「大変だ! 今度はゴブリンだ! ゴブリンが来たぞー!」

 村人たちはまた避難し、少年は逃げ遅れた旅の僧侶を犯しました。

「ほれほれ、人間様のありがたいご利益をくれてやるぞー」

「はひいぃぃっ! こんなのぉ……こんなのいやぁ、やだよおぉぉぉっ!」

「とか言いながら、ピッチリスーツの下はしっかり感じてるじゃないか。俺様にしっかりご奉仕しろよっ!」

「あああぁぁ……」

 少年は笑いながら中出ししました。

 そしてある日。少年はいつも通り獣姦に勤しんでいました。

「うっ……はあ」

「犯してえぇー! 早く私を犯してぇーっ!」

「ん?」

 すると女騎士がやってきて、羊の群をおそいだしました。

「ああああぁぁ──ッ! どこかに私をズンドコ犯してくれるオークさんとか触手さんはいないのおほほおぉ──っ!?」

「めえ?」

「最近は紳士的なオークばっかりで欲求不満マンマンなのよお──ッ! おかしい、おかしいわッ! 私はどうしたらいいのー!」

「んめえぇ──っ!?」

「もう羊さんでいいわあ! ううん、羊さんがいいのおぉ──ッ! さ迷える仔羊に牡羊ちんぽ注入で家畜にしてえぇぇ──ん!」

 このありさまを見た少年は、慌てて獣姦を中止して村へ行きこう言いました。

「女騎士だ! 女騎士が来た! 本当に女騎士が来たんだよ!」

「それがどうした?」

 村人は知らぬ顔をしました。村に冒険者が来るのは普通の事なので、少年の言葉に誰も耳を貸さなかったのです。

 やがて少年は背後に気配を感じました。

「あーらぁ、可愛い男の子。こんなにかわいくて美味しそうな子は珍しいわぁ」

「ひっ!?」

 そこには飢えた女騎士が立っていました。

「やっぱり畜生じゃ物足りなくってぇ……ねーえ? あなた羊飼いなんでしょ? 私を家畜にして飼わなぁい?」

「い、いや僕は……」

「あふぅん。怯えた顔もそそるわぁ。さ、ご主人様ぁ、早く私を調教してぇん……」

「うわあぁぁぁ──っ! 誰か! 誰か助け……」

 かわいそうに、牡羊だけでなく少年も食べられてしまいました。


 このお話は、性欲に振り回されるとロクな事が無い事と、顔が良い人間は得である事を示しています。



おしまい

以上です
短いお話ですが、ご覧いただきありがとうございました

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