八幡(俺と彼女はかけ離れているがどこか似ている)
八幡(方法は違えど、同じ信念を持っているように感じる)
八幡(そんな俺と彼女だからこそ…)
八幡「なぁ雪ノ下…。俺と友達に」
雪ノ下「面接を始めるわ」
八幡「…は?」
八幡(今なんて言ったのこの人。なんか人として最低な答えが返ってきた気がしたんだが)
小町『さあ、やって参りました!第88回お友達チャレンジのお時間です!本日の挑戦者はお兄ぃ…比企谷八幡選手!』
八幡「えっ、なにこれ」
雪ノ下「では、始めましょうか」
八幡「ちょっと待て。お願いだからちょっと待って」
雪ノ下「なにかしら。質問は後にしてほしいのだけれど」
小町『何やら八幡選手、困惑しているようですね』
八幡「小町、お前なにしてんの。なんで俺の高校にいんの。どうやって放送してんのこれ」
小町『はぁー…。ゴミぃちゃん、細かいこと気にしてたらモテないよ~?』
八幡「俺がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」
小町『おおっと、申し遅れました!本日実況を勤めさせていただく比企谷小町でーす!』
戸塚『解説の戸塚彩加です!はちまん、頑張って!』
八幡(と、とつかぁ!!)
八幡(くっ…。戸塚にこんな声援されたら頑張っちゃうだろうが)
八幡「…いや、やっぱりちょっと待て。なんで友達になるのに面接がいるんだ」
雪ノ下「はぁ…。あなた面接もなしに友達になれると思っていたのかしら」
八幡「お、おう」
八幡(なにそれ、俺が友達いないから知らないだけでみんなお互い面接しあってんの?)
八幡(メールとかするうちに仲良くなってるもんじゃないの?はちまんぼっちだからわからない)
八幡「悪かったな…。んじゃもう帰るわ。さっきのは忘れてくれ」
雪ノ下「あら、諦めて逃げるのかしら」
小町『八幡選手、挑戦を辞退してしまうのでしょーか!?いやいや、ここは空気読むでしょ普通』
八幡「いや逃げてないし。俺この後ちょっと用事がアレでアレだから」
小町『お兄ちゃんは今日何も用事ありませーん』
八幡「…」
雪ノ下「逃げるのね」
八幡「なんだよ…。俺は世の中に絶望したんだよ…。もう放っといてくれ…」
戸塚『…はちまん』
八幡(おいやめろ戸塚。やめてくださいお願いします)
戸塚『はちまん、やめちゃうの…?』
戸塚『はちまん…。やって…ほしいなぁ…』
八幡「おい雪ノ下。さっさと面接始めるぞ」
小町『ここでお兄ちゃんの闘心に火がついたー!さすが戸塚さん!』
戸塚『?』
雪ノ下「本当にこの男は…。いいわ、席に戻ってちょうだい」
八幡「で、面接ってなにすんの」
雪ノ下「それが面接官に対する態度かしら。即失格でもいいのだけれど」
八幡「バーカバーカ!このひんny」
戸塚『はちまん!』
八幡「…すみませんでした。よろしくお願いします」
小町『あー、これだからゴミぃちゃんは…』
雪ノ下「ごほん…。では、質疑応答を始めます」
小町『ちなみにこの放送は全国ネットで流れてるからねー』
八幡「どうなってんのこの学校」
雪ノ下「私と友達になりたい理由を簡潔に述べなさい」
八幡(これなんて公開処刑?)
八幡「…>>12」
論破したのでこのSSは終了
以下レスひ不要です
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