コナン「なあ、灰原?おめーの屁を嗅がせてくれねーか?」(114)

灰原「はぁ?」

コナン「頼む!一発だけでもいいから!」

灰原「…工藤君。頭でも打ったのかしら?」

コナン「俺は元からおかしいんだ。頼むよ、灰原!」

灰原「…呆れた。あなた、死んだ方がいいわ。」

コナン「じゃあ、死ぬ前に一発だけ!」

灰原「イヤよ!誰がそんなこと…。」

コナン「後生の頼みだ。なっ?」

灰原「あなたの頼みは聞き飽きたわ。あなたと話していると疲れるから、私の前から消えて頂戴。」

コナン「な、なら、肛門だけでも舐めさせt」パシンッ!

コナン「い、痛っ!?」

灰原「…あなたの顔なんて見たくないわ。これ以上しつこいようなら抹殺するわよ。」

コナン「…わ、わかった。で、でも、俺は諦めねーぞ!」

灰原「…勝手にすれば。」

コナン「ふん!絶対嗅いでやるからな!あばよ!」タタタタッ!

灰原「…なんなの、あの人。」

翌日、阿笠邸にて

ピンポーン!

阿笠「ん?誰じゃ?」

ガチャ!

阿笠「おー、新一!どうした、ワシに何か用か?」

コナン「ま、まあな。それよりアイツは?」ソー…

阿笠「哀君のことかな?」

コナン「ああ。」

阿笠「哀君なら出掛けたが。哀君に用でもあるのか?」

コナン「アイツいねーのか。ちょうどよかったぜ。上がらせてもらうぜ。」

阿笠「あ、ああ。」

バタン!

阿笠「それにしてもどうしたんじゃ、新一?ソワソワしおって?君らしくないぞ?」

コナン「ちょ、ちょっとあってな…。それよりアイツ、まだ帰ってこねーよな?」

阿笠「さっき出掛けたばかりじゃからな。なんじゃ、哀君と何かあったのか?」

コナン「ああ、ちょっとな。」

阿笠「喧嘩でもしたのか?」

コナン「ちょっと口論になってな。」

阿笠「つまり、ワシに相談しにきたんじゃな?」

コナン「なんでもお見通しってか?」

阿笠「君は意外とわかりやすいからのぅ!それで、どうして口論になったんじゃ?」

コナン「じ、実は、アイツに…へ、屁を嗅がせてくれって頼んだんだ。」

阿笠「なっ!?へ、屁じゃと!?」

コナン「そしたら切れられて…しまいには口も聞いてもらえないんだ。」

阿笠「そんな事があったんじゃな。それにしても、何故、哀君の屁を嗅ぎたいと思ったんじゃ?」

コナン「じ、実は、俺…女の屁の臭いフェチなんだ。」

阿笠「な、なんじゃと!?随分とマニアックな性癖じゃのぅ。」

コナン「江戸川コナン…変態さ。」

阿笠「ちっともカッコ良くないぞ。それにしても、君も中々の変態じゃな。参ったわい!」

コナン「何とでも言え。俺はアイツの屁さえ嗅げれば死んでも後悔しないぜ!」

阿笠「その執念恐れ入ったわい!ワシも協力するぞ!」

コナン「えっ!?博士もアイツの屁を嗅ぎたいのか!?」

阿笠「嗅ぐ、嗅がないは別にして、少し興味を持ってな。」

コナン「中々話せるな、博士!やっと理解してくれる人が見つかったぜ!」

阿笠「ワシは君のよき理解者じゃ。」

コナン「ああ!頼りにしてるぜ、博士!」

阿笠「任せておけ!」

コ阿「「wwwwwwww」」

コナン「クンカクンカッ、これは!?蘭の屁!!」

阿笠「ところで、一つだけ聞いてよいか、新一?」

コナン「何だ、博士?」

阿笠「どうしても哀君じゃなければならんのか?たとえば、蘭君や歩美君とか?」

コナン「ダメだ。ちなみに蘭の屁は嗅ぎ済みだ。歩美はまだ子供過ぎる。そそらねーぜ。」

阿笠「ら、蘭君の屁を嗅いだのか!?それで、どうじゃた?」

コナン「蘭の奴、恥ずかしそうにこきやがって、中々そそられたぜ!」

阿笠「クンカクンカしてどうだったんじゃ?」

コナン「スメルグッドだったぜ!蘭の屁を集めて肺に取り込みたかったぜ!」

阿笠「なるほど…。あの蘭君の屁なら嗅いでも損はないわい。」

コナン「ゲンタの屁はウナギだ・った・・ぜ・・・」ガクッ

コナン「だろぅ?そして、次のターゲットはどんな屁をこくか想像するだけでもフルボッキする灰原だ!」

阿笠「段々と新一の考えが理解できるようになったわい。」

コナン「ありがとな、博士!アイツが顔を赤らめて恥ずかしそうに屁をこく姿想像するだけで、最高じゃねーか!ところで、博士は灰原の屁を嗅いだことはあるのか?」

阿笠「あるわけ無かろう!第一いつトイレに行っているかも分からんからな。」

コナン「一緒に住んでてもわかんねーのか。…にしても、灰原がウンコする姿って絵になるよな~。灰原のウンコなら食えるな。」

阿笠「ふふふ!君も変態に磨きがかかったのぅ!」

コナン「話してたら不覚にも勃っちまったじゃねーか、バーロー!」ムクムク!

阿笠「屁フェチと言うよりスカトロ好きじゃな。」

コナン「俺の変態っぷりはここまでにして、実際問題どう嗅ぐか考えねーと。」

阿笠「そもそも最初っからミスをしておるわい。」

コナン「な、なんだと!?」

阿笠「いきなり屁を嗅がせてくれ、と頼まれて嗅がせてくれる人など皆無じゃろ?」

コナン「た、たしかに…」

阿笠「しかも、君は哀君に口も聞いてもらえない。」

コナン「クソー!どうすれば!」

阿笠「工藤新一ともあろうものが、そんな聞き方しかできんとはのぅ。屁のことしか頭になく、いつものキレがどこかにいってしまったんじゃろ。」

コナン「どうすればいいんだよ、博士!?」

阿笠「なぁに、遠回しに聞けばいいんじゃよ。」

コナン「と、遠回しに?」

阿笠「そうじゃ。例えば…焼き芋でも一緒に食べない?とかはどうじゃ?」

コナン「そ、そうか!その聞き方があったか!早速試してみっか!」

阿笠「焼き芋を食べるとよく屁がでるしのぅ!」

コナン「しずかちゃんもこくぐらいだしな!灰原もこくに決まってるぜ!」

阿笠「まあまあ、落ち着くんじゃ、新一。悟られないようにやるんじゃぞ?」

コナン「わぁーってるって!アドバイスありがとな、博士!灰原の奴、探してくるぜ!」

阿笠「気をつけて行ってくるんじゃぞ!土産話を楽しみに待っとるぞ~!」

ガチャ!バタン!

米花町、某所にて

コナン「焼き芋買ったし、急いでアイツを探すとすっか!」

コナン「…んっ!こっちの方から灰原のいい匂いがするな。」クンカクンカ

コナン「よし、行ってみっか!」タタタター!

コナン「近い、近いぞ!それにしてもいい香りだなぁ~!」タタタター!

コナン「おっ!あれは、灰原だ!おーい、灰原ーーーーーーー!!!!!!!」タタタター! !

コナン「よぉ!探したぜ!」
灰原「…そんなでかい声だして。子供じゃないんだから。まぁ、今の貴方の思考は子供以下だものね。」

コナン「まあまあ、そう言うなって。つれない奴だな、おめーは。」

灰原「…貴方と話すだけ時間の無駄だから。」テクテク

コナン「ちょ、ちょっと待てよ!」ガッ!

灰原「い、痛いわね!その手、離しなさいよ!気持ち悪い!」ギロッ!

コナン「わ、わりー…。頼むから俺の話を聞いてくれ、五分だけでもいいから。この間みたいに変な事は言わねーから。」

灰原「…仕方ないわね。五分だけよ。さっさと話して頂戴。」

コナン「おぅ、ありがとな!おめーと一緒にこれを食べてーんだ!」

灰原「何それ?」

コナン「焼き芋だ!ホクホクしててうまそーだぜ!」

灰原「…いらないわ。一人で食べなさいよ。それじゃあ…」

コナン「た、頼むから食べてくれ!俺は焼き芋を食ったおめーの屁を嗅ぎたいんだ!」

灰原「…い、今なんて言った?」ギロッ!

コナン「し、しまった!?つい本音が…」ワナワナ

灰原「…貴方には失望したわ。金輪際貴方とは話さないわ。また変な事言ってきた時は、本当に殺すわよ!」ギロッ!

コナン「…(終わった…。)」

灰原「…」テクテク…

コナン役立たず

数十分後、阿笠邸にて

ピンポーン!

阿笠「新一かな?」

ガチャ!

阿笠「やっぱり新一か。それでどうじゃった?」

コナン「…終わった。二度と嗅ぐ機会が無くなった。」

阿笠「ま、またしくじったのか!?」

コナン「ああ…」

阿笠「と、とりあえずあがるんじゃ。哀君はまだ帰ってきておらんし。」

コナン「ああ…」

ガチャ!バタン!

コナン「…ってことになっちまった。二度と口を聞いてもらえないあげく、嗅ぐ機会も失うとは。くそー!」

阿笠「学習せんのぅ。あれ程忠告しておいたのに…」

コナン「し、仕方ねーだろ。口に出ちまったんだし。」

阿笠「焦ってボロが出たんじゃな。」

コナン「ああ。やっちまったな…」

阿笠「やっちまったゲリピーナッツじゃな。」

コナン「なんだそれ?」

阿笠「とにかく、やってしまった事はしょうがない。また、対策を練ろう。」

コナン「そうだな…」

阿笠「前向きに考えるんじゃ。焼き芋がある事だし、食べて落ち着こうじゃないか!」

コナン「焼き芋のこと完全に忘れてた…。冷めねーうちに食うか!」

阿笠「この焼き芋は美味しいのぅ!ちょうどいい甘さじゃ!」パクパク

コナン「ああ。久しぶりに焼き芋なんか食うな。」パクパク

阿笠「ふぅ…。完食じゃ。…んっ、グェェ~!」

コナン「き、きったねーな、博士。まだ食ってんだから自重しろよな。」パクパク

阿笠「す、すまんのぅ…。んっ!」ぶぅぅぅー!!!

コナン「おい、屁をこくなよ博士!俺は男の屁は興味ねーんだよ!って、くせー!」

阿笠「し、しまった!?実が出てしまったわい!?」

コナン「どんだけ、肛門が緩いんだよ?」

阿笠「最近、アナルオナニーに凝っておってな…」

コナン「博士ってゲイなのかよ?」

阿笠「いかにも。昨日は目暮警部をオカズにして抜いたわい!」

コナン「お、おぇぇぇーー!!!い、いいからケツ拭いて来いよ!」

阿笠「そ、そうしてくる…」

阿笠「ふぅ…。水っぽい糞だったわい。」

コナン「信じられねーぜ。まぁ、灰原のウンコだったら食ってるけどよ。」

阿笠「そっちの方が信じられんじゃろ?」

コナン「うっせー、ほっとけ。ってか、そろそろ本題に入ろうぜ、博士?」

阿笠「そうじゃな。どうやって口を聞かずに哀君の屁を嗅ぐかじゃな。」

コナン「ああ。その前に、灰原が屁をこくタイミングをキャッチしねーと。なぁ博士?灰原がいつ屁をこくか分かるメカなんて作れねーか?」

阿笠「そ、そんなもん作れるわけなかろぅ!」

コナン「流石に黒幕でも作れねーか…」

阿笠「何か言ったか、新一?」

コナン「い、いや、何でもねーよ。にしても、一体どうしたら…」

阿笠「…一つだけ方法があるのぅ。」

コナン「な、何だって!?それは一体何だよ、博士!?」

阿笠「発想の逆転じゃよ、新一。こくのを待つんじゃなく、こかせればいいんじゃ!」

コナン「な、なるほど。で、でもどうやって?」

阿笠「ふふふ…教えて欲しいか?」

コナン「勿体ぶらず教えてくれよ、博士!」

阿笠「その方法とは…」

コナン「…」ゴクリ!



阿笠「カンチョウじゃよ!!!!!」

コナン「そ、それがあったか!」コテリン!

阿笠「やって損はないじゃろ。あの哀君の肛門も触れるしのぅ。」

コナン「ああ!最悪失敗しても、触れた指をクンカクンカすればいいしな!」

阿笠「哀君に隙があればやることじゃ!ただし、思いっきりはダメじゃよ、新一。実が出る恐れがあるからのぅ。」

コナン「よしんば実が出としても、食っちまえばいいんだ!心配いらねーよ!」

阿笠「そ、そうか…」

コナン「こんな方法を思いつくなんて、流石は黒幕だぜ!」

阿笠「な、何か言ったか?」

コナン「な、何でもねーよ。明日早速試してみっか!」

阿笠「今度こそは成功させるんじゃぞ、新一!」

コナン「ああ!同じ轍は二度踏まねーぜ!アドバイスありがとな、博士!そろそろ帰るは!」

阿笠「成功を祈っとるぞ!」

コナン「ああ!じゃあな、博士!」

ガチャ!バタン!

阿笠「さて…今日は白鳥君で抜くとするか…」

阿笠「ふふふふ、ふはははははは、計画通り!」

翌日、帝丹小学校にて

コナン「(昨夜は興奮して寝られなかったなぁ~。)」テクテク

ガラッ!

コナン「俺が一番乗りか…」

コナン「よーし、ウォーミングアップがてら灰原の体操着でもクンカクンカするか!」

コナン「灰原の体操着はっと…」ゴソゴソ

コナン「あった!このご時世ブルマとはやっちまいましたな、教育委員会!」

コナン「それにしてもいい香りだな~。」クンカクンカ

コナン「ケツの部分も舐めとくか!」ペロペロ

コナン「ふぅ…そろそろ誰か来そうだから辞めとくか。」

昼休み

コナン「(今日も灰原の奴、口聞いてくれねーな…。おまけに隙もありゃーしねー。)」ジロー

灰原「…」ガタッ

コナン「(おっ!席を離れた。これはチャンスだ!追いかけよう!)」タタタタ

コナン「(アイツ何処に行くんだ?方向的にもトイレかな?)」テクテク

灰原「…」テクテク

コナン「(周りに誰もいねー。これはチャンスだ!いつやるのか、今でしょ!)」タタタター!

灰原「んっ?」ピタッ

コナン「隙あり!カンチョウ!」ズブリ!

灰原「あふんっ!」ブリブリブリ!!!

コナン「よっしゃー、成功だ!」

灰原「いやー!!!!!」

コナン「ど、どうしたんだ、灰原?」

灰原「わ、分からないの!?貴方のせいで、貴方のせいで…実が出ちゃったのよ!!!!」

コナン「な、何だってー!?」

灰原「ど、どうしてくれるのよーー!!!!」シクシク

コナン「…心配すんな。俺が食ってやっからよ!」イケメンドヤッスマイル!

灰原「え、えっ!?な、何言ってるの貴方?」

コナン「いいから食わせろよ。冷めちゃうだろ!」

灰原「い、イヤよ!!自分で処理するわ!!」

コナン「力尽くでも食ってやる!」ズリズリ!

灰原「な、何するのよ!?や、やめて、離して!?あ、あっ!?」

コナン「おー、これがおめーのウンコか~!いい香りだな~!」クンカクンカ

灰原「あ、貴方どうしちったの!?」ワナワナ

コナン「灰原のウンコいっただきまーす!」ガツガツ

灰原「きゃ、きゃーーー!!」

急展開すぎるwww

光彦「今のは灰原さんの悲鳴!?何かあったんでしょうか!トイレの方から聞こえましたね。行って見ましょう!」タタタター!

光彦「あ、あれは灰原さんとコナン君!」タタタター!

光彦「ど、どうしたんですか、灰原さん!ってコナン君何やってるんですか?」

コナン「あん?見れば分かるだろう?灰原のウンコ食ってんだよ。」ガツガツ!

灰原「つ、円谷君!江戸川君が狂っちゃったわ!?」

コナン「そんなことより、光彦、おめーも食わねーか?」

光彦「いいんですか!?実は僕以前から灰原さんのウンコを食べてみたかったんですよ~!」

灰原「な、なっ!?」ブルブル

コナン「お前もか、光彦!?おめーも話せる奴だな!よし、一緒に食うか!」

光彦「はい!お言葉に甘えて僕も頂きまーす!」ガツガツ!

灰原「も、もう、イヤだわ…」バタ!

コナン「ペロッ!…これは…未消化のトウモロコシ!?」

変態ばかりだ・・・

とある場所

黒幕『…それで、読んでみてどうじゃった二人とも?』

ウオッカ『これ、需要ありますかね?第一、シェリーの奴屁をこいてないじゃないですか、ボス?』

黒幕『…ジンはどう思う?』

ジン『…』

ウオッカ『ジンの兄貴も呆れてますぜ。』

ジン『(俺もシェリーの屁を嗅ぎたくなって来た…)』///


え?終わったの??

今回のssで伝えたかったことは、
焼き芋は美味しい
カンチョウはマジで洒落にならない
以上の二点だ。

まさにトウモロコシのごとき消化不良

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