楓「嫌だっ! れんげは、れんげは私と暮らすんだ!!」 (7)

れんげ「駄菓子屋、今日こんくーるに応募したん」

楓「コンクール? なんの?」

れんげ「よくわかんないのん、ほたるんの似顔絵をこまちゃんに持ってかれたんなー」

楓「最近来たあの子か、まあいい成績になると良いな」

れんげ「あれは芸術性の欠けらもなくてつまらないからきっとだめなのん」

楓「芸術性ねぇ……じゃあほれ、芸術的な絵でも描いてくれよ、ほら紙とペンだ」

れんげ「それなら駄菓子屋描いてあげるん!」

楓「えー、私かよ……まあいいか」

れんげ「駄菓子屋ー」

楓「今日も来たのか、なにも買わないなら帰れ」

れんげ「ふっふっふ、今日のうちはお金持ちなん!」

楓「おお、千円もどうしたんだ?」

れんげ「ねーねーから貰ったん、にゅーしょーがどうとか言ってのん」

楓「へぇ、賞金千円なんて可愛らしいコンクールだったんだな」

れんげ「そんなことより今日はたくさん買うのんな!」

楓「はいはい、まあ買ってくれるなら大歓迎だ」

れんげ「それじゃあこれとこれとー」

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