カイジ「この勝負、完全に運否天賦だ・・・・・!」(359)

黒服「それでは軍資金の貸付を行います」

黒服「下限が100万、上限が1000万となっています」

黒服「なを、10分ごとに金利が発生します」

石田「ふざけるな!!いい加減その金利って考え捨てろよ!!」

カイジ(・・・・・金利ってなんだ?)

カイジ(まあいい、軍資金は多いに越したことはない・・・!)

百万だ!!俺も100!!
俺もだ!!

カイジ(?なんでみんな100万なんだ?馬鹿なのか・・・?)

利根川「ぶち○すぞ、ゴミめら・・・」

うんぬんかんぬん・・・・・

カイジ「ふぁ・・・よく寝た・・・・」

カイジ「いっけね・・・!ルール説明聞いてないぞ・・・・!」

カイジ「みんなさっき手渡された紙袋を開いてる・・・・・?」

カイジ「中から出てきたのは星・・・とカード・・・・?」

カイジ「みんな胸に星をつけてる・・・」

カイジ「こんな感じか?」ペタペタ

カイジ「あとはこのカードだが・・・・じゃんけんか・・・・・?」

カイジ(つまり・・・・このカードでじゃんけんをして勝ったらうれしいんだな・・・・・!!)

カイジ(よし、がんばるぞ・・・・・・!!)

船井「くくく、拍子抜けやろ・・・・・?」

カイジ(なんだ?こいつ・・・・・・)

カイジ(このじゃんけんゲームのルールが簡単っていいたいのか・・・・・?)

船井「あいつらこの船のことを今もどこかで夢かなにかのように思っている・・・・・・」

船井「だからあんな景気よく負けられるんや・・・・・・・」

船井「このギャンブルは最悪死をも覚悟しなければならんのに・・・・・!」

カイジ(?しを覚悟・・・・・?)

船井「あんた印象深かったんや・・・・・俺のほかに1000万借りていて・・・・」

船井「それに利根川のあの話にも感化されていない・・・・・!」

カイジ(利根川って誰だっけ・・・・・・?)

船井「なあカイジさん、一緒に生き残ろう・・・・!!」

カイジ「ああ、そうだな・・・・!!(この人大げさだな・・・・)」

船井「ええか?この限定じゃんけんで生き残るには星を3つ維持した状態でカードを消費すればええんや」

船井「そしてカードを0枚にする・・・・・」

カイジ「?・・・・・??・・・・・?」

船井「つまり・・・・連続12回あいこにすれば必勝や・・・・・!!」

カイジ「あいこなのに勝てるのか・・・・・?」

船井「だからそうやってさっき説明したやろ・・・!」

カイジ(よくわからないけど・・・・・とりあえずこの人の言うとおりにしてみるか・・・・・!)

船井「ええか?最初はこのグーのカードを4枚連続でだす・・・・・」

船井「そして次にチョキ・・・・・最後にパーや・・・・・」

船井「ええな・・・・?」

カイジ「ああ・・・・・!」

船井「チェック!セット!オープン!」

カイジ(掛け声かっこいいな・・・・)

カイジ:パー
船井 :グー

船井「な・・・・なにやっとるんや・・・・・!!」

カイジ「な、なにって・・・・俺は言われた通りにグーを・・・・・」

船井「アホんだら・・・・!!それパーやないか・・・・!!!」

カイジ「え!?これってパーなの・・・・・・!?」

船井「あのれはグーもパーもわからんのかい・・・・・!!」

船井「ええか・・・・?この手をギュッってなってるのがグー・・・・!」

船井「手をこう・・・・開いてるのがパー・・・・・!」

船井「指を2本出してるのがチョキや・・・・・!!」

カイジ「ああ・・・・わかった・・・・・!!」

船井「次は俺はこのギュッってなってるカード出すからカイジさんは指2本だしてるカードだすんや・・・・!!」

カイジ「ああ・・・・・理解したぜ・・・・・!!」

カイジ(だが・・・・困ったな・・・・・)

カイジ(指を2本突き出してるカードが見つからない・・・・・!!)

カイジ(しょうがない、このカードでいいか・・・・!!)

船井「チェック!セット!オープン!!」

カイジ:パー
船井 :グー

船井「なっ・・・・・!!なんやこれええええぇぇぇぇ・・・・・!!!!!」

船井「は、ハメやがったな・・・・・!!」

カイジ「な、なんのことだよ・・・・・?」

船井「言うたやろ・・・・!!指2本突き出してるカードだせって・・・・!!」

カイジ「そんなこと言ったって・・・・・そんなカードないぞ・・・・!!」

船井「あるやろ・・・・・!!これやこれ・・・・・!!」バッ

カイジ「これ・・・・骨じゃん・・・・・!!!」

Eカードだと「あれ?どっちが勝つんだっけ?ってなって」

利根川「早くしろ……」
カイジ「(ひっ!怒られるっ!)」パタ
利根川「(きた!奴隷の反応!)」
みたいなことになるのか

>>38
鉄骨で押しまくるんだろうな

>>43
先頭でぶっちぎりの逃げ切りかも

船井(な・・・・なんやこいつ・・・・・!!!)グニャー

船井(ま、まさかこいつ・・・・・最初からこっちの罠を知っていて裏をかいたのか・・・・・!!)

船井(もうそれしか考えられん・・・・・・!!)

船井(そもそも、二十歳超えてる男がじゃんけん知らないって話しがそもそもおかしい・・・・・!!)

船井(くっ・・・・・!一回目の時点で気づくべきだったか・・・・・!!!)

カイジ「なぁ・・・・!次はどうすればいいんだ・・・・・!!」

船井(ぐっ・・・・この狡猾な狐め・・・・!!)

船井(これ以上こいつといるのはまずい・・・・・!!)

船井(このままじゃ俺は地獄行き・・・・・)

船井「知るかボケ・・・・・!!!」

カイジ「?なに怒ってるんだ・・・・・?」

カイジ「(あれ、俺なんでここにいるんだっけ)」

カイジ(ん・・・・・?)

カイジ(あれは・・・・1年前バイト仲間だった・・・古畑・・・?」

カイジ(うっわー久しぶりだなー・・・・・!!元気にしてたかなー・・・・・?)

嘆きの部屋
古畑(うぅ・・・・もうおしまいだ・・・・・!)

古畑(カード2枚で☆1つ・・・・)

古畑(運否天賦で戦ったとしても勝つ確率は9分の1・・・・・)

古畑(どう考えても厳しい・・・・!!)

カイジ「おーい、古畑ー・・・・・!」

古畑「!か、カイジさん・・・・・!?」

カイジ「あ、こいつ古畑じゃねぇや」

古畑「す、すいませんカイジさん・・・・!!あの時は俺・・・・!!」

カイジ「ああ、借金のことか・・・・?」

カイジ「いやー、わざわざ俺のためにすまないな・・・・・・!」

古畑「?カイジさん・・・・・?」

カイジ「借金がどんどん膨れ上がっていま300万くらいになってるんだ・・・・・!」

カイジ「俺その300万でなにを買おうか迷ってたら遠藤って人がとりあえずここにいけって・・・・・・!」

古畑「は、はぁ・・・・・」

古畑(何言ってるんだ、この人・・・・?)

カイジ「それにしてもなんで泣いてるんだ、お前・・・・・?」

カイジ「彼女にでも振られた・・・・・?」

古畑「ち、違いますよ・・・・・!」

古畑「おれ、もう星ひとつしかなくって・・・・・・」

古畑「カード2枚しかなきゃこの2枚で連続でかたなきゃいけないから9分の1しか勝つ確率が・・・」

カイジ「ふーん・・・・?」

カイジ「やろうか・・・・?」

古畑「えぇ!?」

カイジ「ちょうどさっき優しい人が二つくれたんだ・・・・・!」

古畑「い、いいんですか・・・・・!?」

カイジ「まあ、こんな星正直つけててもあんまりかっこよくないしな」

古畑「あ、ありがとうございます・・・・・!!!(この人ルール理解してるのか・・・・・?)」

数十分後・・・・・
古畑「カイジさん・・・・・」ポロポロ

カイジ「どうした、古畑・・・・・?」

古畑「すいません・・・・すいません・・・・!!」

古畑「おれ・・・・2回連続で負けてしまって・・・・・!!」

カイジ「まあ、そういうときもあるな・・・・!」

古畑「こ、このままじゃ・・・・おれ・・・・・・!!」

カイジ「俺はカード12枚あるからこれで勝ちにいけばいい・・・・・」

古畑「で、でも・・・それじゃカイジさんが得る星が・・・・・!」

カイジ「おれは3つあればいい・・・・・!そのほうがかっこいいからな・・・・!!」

古畑「うぅ・・・・ありがとうございます・・・・・!!」ポロポロ

カイジ「そうだな・・・・手始めにあの男と戦うか・・・・・!」

バランス理論の男「なんだ、俺になにか用か・・・・・?」

カイジ「俺と勝負をしよう・・・・」

バランス理論の男「いいだろう」

古畑(か、カイジさん・・・・・俺のために・・・・!!)ポロポロ

バランス理論の男「出すカードはきまったな・・・・・?」

カイジ「ああ・・・・・!!」

バランス理論の男「チェック!セット!オープン!」

バランス理論の男:パー
カイジ     :チョキ

バランス理論の男「くっ・・・・!!」

カイジ「やった・・・・!!」

古畑「か、カイジさん・・・・・・!!」

カイジ「これで残り1つだな・・・・・!!」

古畑「はい・・・・!!」

カイジ「よし、次は誰と戦おう・・・・」

バランス理論の男「くっ・・・・・・!!」

バランス理論の男「ま、待て・・・・・!!」

カイジ「ん・・・・?」

バランス理論の男「もう一回だ・・・・・!!」

カイジ「いいのか・・・・・?」

バランス理論の男「ああ・・・・・・!」

バランス(お前らみたいなクズに2連勝なんてあるかよ・・・・・・!!)

バラ(勝つのはこの俺だ・・・・・!)

バラ「チェック!セット!オープン!」

カイジ:チョキ
バランス:パー

古畑「や、やったああああああ!!!」

バランス「そ、そんな・・・・・!!」

カイジ「悪いな・・・・!」

バランス(ぐぐ・・・・・)

バランス(いや、まてよ・・・・・?)

バランス(奴はチョキを2回連続でだした・・・・)

バランス(ということは・・・・!!!)

バランス「まて・・・・!!」

カイジ「まだなにか用か・・・・?」

バランス「勝ち逃げするなよ・・・・・!」

カイジ「なんだと・・・・?」

バランス「だから・・・・勝ち逃げすr・・・・」

カイジ「ふざけんな・・・・!!!!」バキッ

バランス「ぐぁ・・・・!!」

カイジ「もともと2回目はお前が誘ったのにそれを勝ち逃げだと・・・・・?」

カイジ「ふざけるのも大概にしろ・・・・!!!」

黒服「コラ、貴様!やめんか!!」

カイジ「だってこいつが・・・・!!」

黒服「暴力行為は認められん・・・・!!」

カイジ「・・・・・はい」シュン

バランス「ぐっ・・・・・と、とにかくだカイジ・・・・!!」

バランス「勝ってすぐに去るのってかっこ悪いだろ・・・・・?」

カイジ「まぁ・・・・確かに・・・・」

バランス「勝ったんだから挑戦者の俺の要求くらい飲んだっていいじゃないか・・・・!」

バランス「そのほうがかっこいいぞ・・・!!」

カイジ「・・・・・わかった、その勝負引き受けよう・・・・!」

バランス(くくくっ、かかったな、馬鹿が・・・・・!!)

バランス(お前は2回連続でチョキを出した・・・・!)

バランス(3回連続で出す確率は限りなく低い・・・・・!!)

バランス(つまり・・・・俺はパーを出せば負けはない・・・・!!)

カイジ「それじゃあ・・・・いくぜ・・・・!」

カイジ「チェック!セット!オープン!」

カイジ :チョキ
バランス:パー

バランス「!!!!」

バランス「馬鹿・・・・な・・・・」

古畑「か、カイジさーん!!!」

バランス「も、もう一回だ・・・・・・!!」

バランス(4回連続・・・・・4回連続だけはあってはならないんだ・・・・・!!!)

バランス「チェック!セット!オープン!」

カイジ:チョキ
バランス:パー

バランス「」グニャー

バランス「・・・・・なぜこんな出し方を・・・・?」

カイジ「だって・・・たくさんあったし・・・・・」

カイジ「お前だってパーがたくさんあったから4回連続でだしたんだろ・・・?」

バランス「一緒にすんな、馬鹿・・・・・・!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カイジと古畑、合計星8個

古畑「いやー、それにしても快勝っすね・・・・!」

古畑「あとはこの二人の合計のカードをどうやって消費するかですね・・・・!」

カイジ「え?カードって消費しなきゃダメなの・・・・・?」

古畑「当たり前じゃないっすか!」

古畑「この二人の合計のカードをどう消費していく・・・・・か・・・・・?」

カイジ「古畑・・・・?」

古畑(待てよ・・・・・?)

古畑(二人の合計のカードってことは船側はカードの行き来を認めてるってことだよな?)

古畑(もし、このフロアのカードをすべて買い占めたりできたら・・・・・)

古畑(そして余ったカードをあいこで消費すれば・・・・)

古畑「圧勝だ・・・・・!!」

古畑「カイジさん、今から人を使ってグーのカードを集めましょう!!」

カイジ「!!そうか・・・・!」

カイジ「たくさんあったほうがいいもんな・・・・!!」

古畑(さすがはカイジさんだ・・・・もう俺のいったことを理解してくれている・・・・!)

カイジ「すげー、グーが30枚も・・・・・!!」

カイジ「これでたくさん勝負ができる・・・・!」

古畑「あとは待つだけです・・・・・!」

カイジ「なに言ってるんだよ、こんだけ集めたんだからさっさと勝負にいくぞ・・・・・!」

古畑「ちょ、なに言ってるんですかカイジさん・・・・・!!」

ホール
カイジ「おいお前、勝負しようぜ」

男A「あ?いいぜ」

チェック!セット!オープン!

男A:チョキ
カイジ:グー

男A「ぐぬぬ・・・・・!」

カイジ「やった・・・・!!」

古畑(嘘・・・・勝っちゃった・・・・・!!)

カイジ「そこのお前、勝負だ・・・・!」

男B「いいだろう」

チェック!セット!オープン!

カイジ:グー
男B:チョキ

カイジ「よし・・・・!!」

古畑(2回も・・・・!?)

カイジ「そこのお前も勝負だ・・・・」








北見(チョキと一緒にグーもしっかりと消費されてる・・・・・?)

北見(どういうことだ・・・・グーは買い占められてたんじゃなかったのか・・・・?)

下っ端A「どうします?北見さん・・・・」

下っ端B「このままじゃまずいっすよ・・・・!」

北見「慌てるな・・・・まだ機はある・・・・!」

北見(まさかグー買い占め派の奴は俺たちがパーを買い占めてるのに気が付いているのか?)

北見(そしてこのフロアーには必然的にチョキがあふれかえっていてグーで勝負をしているからチョキだけでなくグーも一緒に消えているってことか・・・・)

北見(だとしたらいるはずだ・・・・・!大量に星をもっている男が・・・・!!)

下っ端B「北見さん・・・・・・!!あれ見てください・・・・・!!」

北見「・・・・・あの男か」

北見「どうやら二人で組んでるみたいだな・・・・」

北見「二人の合計の星は・・・・・・20もありやがる」

北見「それでいて引き分けに持ち込んで上にあがろうとしていない・・・」

北見「なんて強欲なやろうだ・・・・・・・」

北見(だが奴の快進撃もここで終わる・・・・!!)

北見「おい、そこのお前」

カイジ「俺か・・・・・?」

北見「俺と勝負をしないか・・・・・?」

カイジ「いいぜ・・・・」

北見「ただし、今回の勝負は俺たちの星6個を賭ける」

下っ端A「ちょ、北見さんなに言ってるんですか!?」

下っ端B「そうっすよ!」

北見(馬鹿が、わからねぇのか!?この勝負はまず勝てる勝負・・・・!)ヒソヒソ

北見(ここで大張りをしなきゃいつするんだ・・・・!)

下っ端A(わ、わかりました・・・・・)

古畑(まずい・・・あいつら十中八九なにか策がある・・・・!)

古畑(やはりこっちが買い占めをしているのに気づいたか・・・・・!)

古畑(そう考えると奴らが出すカードはパーか・・・・・!)

古畑(となるとこっちのカードはチョキを・・・・)

古畑(いや、それとも裏をかいてグーを出す可能性もある・・・・!)

古畑(となると奴らが出す確率のあるカードはパーかグー・・・・!)

古畑(カイジさん、今度出すカードはパーっす!!)

カイジ(パー?パーでいいんだな?)

古畑(はい!)






北見(くくくく、お見通しなんだよ、お前らの考えることなんざ)

あさまでのこしといてよね!おやすみ!

北見(まずこちらが星6個かけるという大勝負にでればまず間違いなく買い占めに気づいてるとわかる)

北見(その場合奴らはなんて考えるか?)

北見(きっと「奴らはパーをだす、裏をかいてグーの可能性もある。だからパーを出せば負けはない」と考えるだろう)

北見(くくく、浅はかな考えだぜ)

北見(まあ仮に俺のこの予想がはずれたとしても奴らは買い占めに気づかれたと思っているわけだからグーを出すことなんてありえねぇ)

北見(つまり・・・俺はチョキをだせば確実に勝てる・・・・・!!!)

カイジ「準備はいいか・・・・・?」

北見「ああ、来な・・・・・!!」

チェック!セット!オープン!

カイジ:グー

古畑「え・・・・えええええええぇぇぇぇぇ!!!??」

古畑「なにやってんの、カイジさん・・・・・・・・・・!!!!」

古畑「それ、グーじゃないですか・・・・!!」

カイジ「す、すまん・・・・!!まだグーとパーがわからなくって・・・・!!」

カイジ「だってこのカード指の短い人ならパーにも見えるじゃねぇか・・・・・!!」

古畑「そんな指の短い人間存在しませんよ・・・・・!!」

古畑「ああ、もう・・・・・これでせっかく集めた星が6個も・・・・・」

北見「ば・・・・・・かな・・・・・」プルプル

北見:チョキ

古畑「え・・・?」

古畑「な、なんで!?」

古畑「ま、まさかカイジさん・・・・ここまで読んでてグーを・・・・!!」

カイジ「・・・・・?」

北見「俺はお前の裏の裏をかいたつもりだった・・・・・」

北見「だが・・・・・お前は裏の裏の裏までかいてやがったってことか・・・・・!!」

カイジ「うらのうらのうら・・・・?よくわからないがそれってつまり裏ってことだろ・・・・・?」

カイジ「カードを出すときは裏側じゃなかったのか・・・・・?」

北見「き、貴様・・・・おちょくりやがって・・・・・!!!」

古畑「とにかく約束通り星は6つもらうぞ・・・・・!」

下っ端A「この馬鹿野郎・・・!!クズ・・・!!」ドガドガ

下っ端B「お前のせいで俺まで星1つじゃねぇか・・・・・!!」ゲシゲシ

北見「ぐぁ・・・・!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
古畑「いやぁ、カイジさんすごいっすよ・・・・・!」

古畑「まさかそこまで考えてたなんて・・・・・!」

カイジ「まあ、な・・・・」

カイジ「カードを出すとき裏側じゃなきゃ相手にみえちゃうしな・・・・・!」

古畑「それにしてもさっきからみんな勝負してくれませんね・・・・・」

古畑「やはりここまでみんな騙したり騙されたりしてきたからこっちから勝負を仕掛けるとなにかあるって思っちゃうんすかね?」

カイジ「俺たちは普通に戦ってるだけなのにな・・・・」

船井「みんな、いい加減にしようや・・・・!」

船井「このままじゃ時間がすぎていくだけや・・・・・!!」

船井「一度配りなおして配りなおしたメンバーだけでしか戦わない、紳士協定を結ぶんや・・・・・!!」

ざわざわ・・・・・・

古畑「な、なんかとんでもないこと言ってますね・・・・」

古畑「ひとまず混ざりますか・・・・・」

古畑「配り直しのカードで戦略が練れるかもしれませんし最悪の場合あいこで全部消耗すればいいだけなんですから・・・・・・!」

カイジ「?よくわからんがそうするか・・・・・!」

北見「くっ・・・・この状況から残り6つも・・・・!」

船井(ちっ・・・・カイジもおるんかい・・・・・!)

船井(こんだけ星もってるんやからさっさと消えろっちゅうねん)

船井「ん・・・・・?」

船井「電光掲示板とカードが3枚合わないな・・・・」

船井「この土壇場で混ざらないXがいるというわけか・・・・・!」

船井「まあいい、こっちはこっちでやればいいだけの話や・・・!」

船井「さて・・・・・!」

船井「これで配り直しはおしまいや・・・・・!!」バラッ

古畑「ああ、なんてことを・・・・!!」

古畑(この買い占めたカードでどのカードが一番勝率が高いかわかるっていうのに・・・・出遅れ・・・・・!!)

船井「なあ、そこのメガネ・・・・俺と勝負しようや・・・・・!」

北見「待てよ・・・・・!」

船井「な、なんや・・・・!?」

北見「お前・・・・イカサマしただろ?」

ざわざわ・・・・・・・

船井「な、なにを言っているんや・・・・!!!」

北見「そこのメガネ、お前のカードってチョキだろ・・・・?」

メガネ「え・・・・あ・・・・・」

北見「俺は買い占め派だからどの全体のカードを把握しているんだよ」

北見「そして、パーのカードは俺たちがすべて持ってるからチョキが負けるカードであることも知っている」

北見「つまり、その男がイカサマをしているっていうことだ・・・・・!!」

すまない、眠いから寝る
落としてもかまわない
今日の17時まで保守されてたら書く

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

ほし

ほしの

俺たちが今出来ることは保守することだ
それだけのことよ

暑いから早く起きろ

あと1Hか

寝坊乙

>>256
なんでそんなに偉そうなの?

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/11(水) 01:55:32.87 ID:vxlPVoQM0
古畑「そんな指の短い人間存在しませんよ・・・・・!!」
ワロタ


269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/11(水) 17:58:44.82 ID:vxlPVoQM0
>>268
黙ってケツ穴ほじくってろ

>>270
頭おかしい

>>271
ごめん

>>272
おそらく叩かれているのはこの俺

>>274
そうかな
貼った後俺自身これは微妙だなと思ったから俺が叩かれてるのかと思った

馬鹿な・・・・・っ!
午後7時って17時じゃなかったのかっ・・・・・!?

船井「な、何を馬鹿なことを・・・・!!」

船井「でたらめや・・・・・!!!」

北見「はたして本当にそうかな・・・・・?」

北見「もしかして・・・・・配りなおしたときにカード一枚の奴らは全員カードチョキなんじゃないのか・・・・・?」

メガネ(うっ・・・・・)

高田(お、俺もだ・・・・・・!!)

北見「そしてあの時カードを配ったとき・・・・・あの時順不同だったのがもっとも疑わしい・・・!!」

船井「うっ・・・・・!!」

北見「ふふふ・・・・・」

北見「きけ、みんな・・・・・!!」

北見「もうお前たちは勝負をすることはできない・・・・!!」

北見「なぜならばカード一枚の連中はすでにチョキだとわかっているからだ・・・!」

北見「つまり・・・・カード一枚の連中は負けるとわかっていて勝負をしない・・・・・!」

北見「そこでだ・・・・!俺とやらないか・・・・・?」

ざわざわ・・・・・・・

北見「俺は買い占めの利・・・・・カードの選択の権利を捨てよう」

メガネ「ほ、本当か・・・・!?」

北見「ああ、ただし・・・・・お前たちは星二つをかけてもらう・・・・・!」

高田「そ、そんな・・・・!!むちゃくちゃだ・・・・・!!」

北見「なにをいうか・・・・!!」

北見「お前たちはどっちみち負けた場合は別室行きだろうが・・・・!」

北見「だったら星ひとつも二つもかわらないだろ・・・・!!」

メガネ「ぐっ・・・・・!!」

北見「それが嫌なら好きにしな・・・・・!!お前は完全に別室いきだがな・・・・!」

メガネ「・・・・・・わかった・・・・・やればいいんだろう・・・・!!」

北見「このカード3枚の中から選べ・・・・・!」

メガネ「・・・・・・このカードだ・・・・・!」

北見「いいんだな・・・!?」

メガネ「ああ・・・・・・!!」

チェック!セット!オープン!

メガネ:チョキ
北見 :グー

北見「よしっ・・・・・!!」

メガネ「そ、そんな・・・・・・っ!」

北見「悪く思うなよ・・・・・」

メガネ「うっ・・・うっ・・・・!」

下っ端A「き、北見さん・・・・!!」

北見「次は・・・・・高田!!」

高田「お、おう・・・・!」

お、おう…

チェック!セット!オープン!

高田:チョキ
北見;グー

北見「うおっ・・・・・!!」

高田「う、嘘だ・・・・・!!」

下っ端A「な、なんで北見さん勝てちゃうの・・・・・?」ヒソヒソ

下っ端「わからねぇ・・・・・わからねぇがこのままいけば俺たちは生き残れる・・・・・!」

北見(運がいいだけだ、馬鹿が・・・・・・!)

北見(もし負けた場合はお前たちの星を差し出すつもりだったんだからな・・・・・!)

北見「お前で最後か・・・・・!」

チェック!セット!オープン!

モブA:チョキ
北見:グー

北見「おいおい・・・・・まじかよ・・・・!」

下っ端A「す、すげぇ・・・・!!」

下っ端B「き、北見さん~・・・・・!!」

北見「喜んでる場合じゃねぇぞ・・・・・!!」

北見「もう時間がほとんどない・・・・お前たちははやくあいこで消耗させて来い・・・・!!」

下っ端AB「は、はい・・・・!!」タッタッタッタッタ

北見「さて・・・・・と」

北見(馬鹿なやつらめ・・・・!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下っ端A「北見さん・・・・おわりまs・・・・!!」

下っ端B「ま、まさかあの野郎・・・・!!」

下っ端A「一人で上にあがりやがったっ・・・・・!!」



古畑「あーあ・・・・」

古畑「カイジさん、時間ないですし俺たちもあいこ消耗しときましょう」

カイジ「??よくわからないがそうしたほうがいいのか・・・・・?」

古畑「と、とにかく・・・・!俺と同じカード出してくださいよ・・・」

カイジ「あ、ああ・・・・!」



船井「ぐっ・・・・!」

船井「出てこい・・・・X・・・・!!」

船井「お前の粘り・・・・・実ったぞ・・・!!」

船井「お前が生き残るだけの星を分け与えるから俺と勝負しろ・・・・・!!」

シーーーーーーーーン

船井「ぐっ・・・・・!!」

船井「いい加減にせんか・・・・!カード余りは互いに最悪の状態なんや・・・!!」

船井「せやから早く勝負しようや・・・・・!!」




古畑「それじゃあカイジさん、あいこ消耗も終わりましたし上にあがりましょうか」

カイジ「ああ・・・・・!」

ピーピーピーピーピー

カイジ「ん・・・・・・?」

黒服「失礼・・・・・」

ガサゴソ・・・・・

黒服「おいお前・・・・ポケットにまだカードが余ってるぞ・・・・!」

カイジ「あ・・・・いっけね・・・・!!」

船井「ま、まさか・・・・・・!」

船井「あのアホ紳士協定の時にカード出すの忘れとったんか・・・・・!!!」

ポケットの中には

船井(くそ、つまりXなんていなかったんや・・・・!!)

船井(いや・・・・だがやつのカードはすべてチョキ・・・・!)

船井(やつもカードを余らせたくないから俺と戦うしかない・・・・)

船井(くくく、奴から奪われた星は戻ってくるっちゅうわけか・・・・!)

古畑「それじゃあカイジさん、あいこで消耗しましょうか」

古畑「幸いカードはすべてチョキですし・・・・」

カイジ「あいこでいいのか・・・・?」

古畑「はい、あいこでいいんです」

古畑:チョキ
カイジ:チョキ

船井(ん?まてよ・・・・・?)

船井(これで奴のカードは残り一枚・・・・)

船井(そして今俺のカードが3枚・・・・)

船井(仮に奴が1度戦ってくれて俺が勝ったとしても俺はカード2枚余らせてしまう・・・・・!!)

船井(ぐっ・・・・・・!!)

船井「か、カイジ・・・・・!!」

船井「俺のこのカードを一枚受け取ってカード消耗をしてくれ・・・・・・!!」

船井「無論その分お前に星を渡す・・・・!!」

船井「た、頼む・・・・・!!」

カイジ「?別にいいけど・・・・」

船井(くそ・・・・くそが・・・・!!)

船井(せっかく集めた星が・・・・このアホのせいで・・・・!!)

カイジ(わざわざ俺に星をくれるなんて・・・・船井さんはホントいい人だな・・・・)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
黒服「そこまで・・・・・!!」

黒服「これより売買タイムにはいる・・・・・!」

カイジ(バイバイタイム・・・?)

カイジ(お別れ会でも開くのか・・・・?)

古畑「やりましたね、カイジさん!!」

カイジ「ああ、これで俺たち優勝間違いなしだぜ・・・・!!」

古畑「優勝・・・・?」

売ってくれーーーーー!!
俺に星を売ってくれーーー!!!

カイジ「うわっ、なんだこいつら・・・・・!!」

古畑「こいつら・・・・星がほしいんっすよ!!!」

カイジ「ぶふっ・・・・「星」が「ほし」いって・・・・・!!!」

頼むー売ってくれー!!!

カイジ「あ、コラ・・・!つかむなって・・・・!!」

カイジ「ほしいんならあげるからよ・・・・!!」

古畑「え・・・・・?」

カイジ「ほら、欲しい奴から順番にならべ・・・・・!!」

古畑「ちょっ・・・カイジさん・・・・うわっ!!!」

お、おれだーー!!
俺もーーーー!!!

カイジ「ただし3つは残しておけよ、そのほうがかっこいいからな・・・・・!!」

ざわ・・・ざわ・・・・・!!
古畑「か、カイジさん・・・・・!!」

古畑「あぁ・・・・もう3つ以外全部取られてる・・・・・」

カイジ「みんな欲しがってたからな・・・・・!!」






兵藤「なかなか楽しめそうな若者だな・・・・・・」

限定じゃんけん編 完

続きやるかやらないかだけ教えてくれ

もうやらないの?

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom