・notドキュメンタリー yes盗撮

・咲SS

・季節ネタ

・一応色々参考にしたり本職に聞いたりしたけど、正しいとは限りません

・当作者の咲SSにおいては下着の概念が存在します

・現行　フェンサー「新卒EDF女子です。手取りは１５万円」【地球防衛軍】　フェンサー「新卒EDF女子です。手取りは１５万円」【地球防衛軍】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1384455875/)　もよろしく

憩「ん・・・」ﾊﾟﾁﾘ

憩「・・・朝・・・か・・・」

憩「ふぁ・・・」

憩「んー」ﾉﾋﾞﾉﾋﾞ
・
・
照「朝４時半。荒川さんはだいぶ早起きみたい」

菫「・・・これ何の映像だ？」

照「風邪予防のために荒川憩さんからもらった講座ビテオだけど？」

菫「確かに盗撮にしてはかなり堂々と撮ってはいるが・・・」

憩「んー！」
・
・
尭深「女性の伸びはどうしてこう淫美な画なんでしょう」

誠子「尭深がそれを言うか？」

菫「それよりも私の見間違いじゃなければ、彼女はYシャツに下着にレッグウォーマーという服装に見えるが」

照「撮影班によると伸びた上に穴の空いたニーソックスを着用しているとのこと」

淡「あ、ほんとだ足首から先が出てるー」

照「首に高級素材タオルを巻いて、上は長袖肌着とYシャツ、下はパンツと履き古したニーソックス」

憩「ん」ﾁﾗｯ

憩「１７度で湿度５０％・・・ウイルス警報などは無し」
・
・
照「室温計で部屋の環境をチェック。ちなみにエアコンが１９度設定だそうで」

淡「それって高いの？低いの？」

誠子「ほとんどのエアコンの暖房の最低温度設定が、１８度のはずだから低めだな」

尭深「エアコンって冬はほとんど使ったことないです・・・」

菫「って何かはじめたぞ」

憩「んー・・・」ｸﾞﾆｸﾞﾆ

憩「ふぅ」
・
・
淡「四つん這いになって床に顔の横を押し当ててる？」

照「寝てる際の身体の凝りをとってるとのこと」

菫「それはいいんだが、尻を色々なアングルで撮ってるのなんだ？」

照「・・・サービス？」

菫「何のだ」

憩「よいしょっと」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

憩「大丈夫・・・やな」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

憩「まぁそんなに生える事ないんやけど」
・
・
尭深「姿見の前で服脱ぎ始めましたけど、ムダ毛の確認でしょうか？」

誠子「朝にやるなんて几帳面ですね」

淡「むー、そんなに身体に凹凸があるわけじゃないのに何かエローい」

照「同意」

菫「今色々と見えてはいけないものが見えたが、これ本当に許可貰ってるんだよな！？」

憩「さてと」ﾇｷﾞﾇｷﾞ
・
・
尭深「全部脱いだーッ！？」

誠子「落ち着け」

淡「うわーうわー・・・映像で見ると・・・うわー」ﾊﾟﾁｸﾘ

照「同性なのにこの破壊力」

菫「・・・これ本当に大丈夫なのか？」

照「ちゃんと３つの検査機関(長野、奈良、鹿児島)のチェックは通過してる」

憩「・・・」ｸﾝｸﾝ

憩「ｸｻｯ・・・」ﾎﾟｲｯ

憩「今日はどれにしよー」
・
・
尭深「自分のを嗅いだー！？」

誠子「何人かには必ずいる・・・そうな」

淡「寒そう」

照「部屋の温度は１７度だからそれほどじゃないと思うけど、絵面がね」

菫「こここんなにしっかり映す必要あるのか？」

憩「今日はこれやな！」

憩「・・・はよ着よう」ｲｿｲｿ
・
・
尭深「朝の謎の独り言」

誠子「ふとすぐ冷静になるのもあるあるですね」

照「ちなみに寝てる時に履いていたのが薄いピンク、新しく取り出したのが白」

淡「よくみるとレースやフリルで可愛らしく・・・よく見ないと分からないですけど」

尭深「いわゆる勝負用」ｺﾞｸﾘ

菫「この辺絶対にいらないだろ・・・」

憩「やっぱ冷たいなぁ・・・」ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ

憩「はよ暖かくなればええんやけど」ﾇﾘﾇﾘ

憩「んしょ」ｲｿｲｿ
・
・
淡「ボディーローション！ミルク入り！」

尭深「ッ！？」

誠子「尭深・・・」

照「ボトル売りで安いやつ。押入れにミルクの無い青色と、ミルク入の桃色のがそれぞれ箱で保存してあるそうな」

菫「肌水最近店で見かけないな。っとここでようやく制服着るのか」

照「いつ見てもナース服に見える。あ、エプロンもつけてる」

憩「～♪」

憩「賞味期限今日までかー」ﾃｷﾊﾟｷ

憩「あ、オリーブオイル凍ってるやんか」ｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞ
・
・
照「食パンを１切れオーブンにいれる、その合間に弱火で片手鍋でお湯を沸かす」

菫「オリーブオイルはお湯をかけて溶かすのか。それにしてもトーストとそうめんか？」

淡「そうめんパン？」

尭深「多分別々に食べると思うよ？」

照「消化に良くて、手軽で、かつ安いのとなるとこうなるらしい」

誠子「年齢のいってるスポーツ選手もこんな朝食らしいですね」

憩「ｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭ・・・ﾍﾟｯ」ﾋﾞﾁｬｯ

憩「ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ・・・ﾍﾟｯ」ﾋﾞﾁｬｯ

憩「んぐ・・・」ｼｬｶｼｬｶ
・
・
照「うがい薬でうがいと、口ゆすぎ、その後歯磨き」

淡「食べる前にうがい？」

照「寝てる間に口の中に色々菌があるからそれを綺麗にするそうな」

尭深「・・・」

誠子「言わなくていいからな？」

菫「無駄に生々しいな」

憩「あーもうハンドソープ切れそうやなぁ」

憩「追加しとこ」

憩「寝ぐせは、ごまかしとこ」ﾜｼｬﾜｼｬ
・
・
照「憩ちゃんマジ几帳面・・・うがい、歯磨き、うがい、手洗い」

淡「さすがにちょっと神経質ですよー」

尭深「それは職業柄仕方ないよ」

誠子「それっぽいだけで、女子高生ですよね彼女・・・」

菫「そこら辺は私も強く否定出来ないな。というかなんかチグハグだな」

憩「んー」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

憩「んふ」

憩「っと・・・」ﾌｷﾌｷ
・
・
菫「洗顔はかなり豪快だな」

淡「牛さんの石鹸！」

誠子「牛乳石鹸を多少含ませたお湯で一気に洗ったなー」

尭深「泡立てないんですね」

照「入浴の際の洗顔はちゃんと泡立てるらしい。あと洗いすぎも良くないと本人が言ってた」

憩「ん」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

憩「・・・」ﾂﾝﾂﾝ

憩「良し」
・
・
照「さっきの肌水(桃)とは違う肌水（青）を豪快に顔にかけてる様子」

尭深「・・・」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

誠子「何を想像したかはわかるが、自重しような」

淡「テルー今日タオル忘れてて、濡れたまま部屋を彷徨ってたよねー！」

照「よくあること。ちなみに荒川さんは洗面所にきれいなタオルを多数保管してある」

菫「照みたいなミスを防止するわけだな」

照「今日はたままた」

誠子「せめて、私か大星にタオルを頼んでください」

憩「今日は何味にしよーかなー」ｶﾞﾁｬｯ

憩「卵余っとるな」ﾁｰﾝ

憩「っとトースト・・・あちち」
・
・
照「手にアルコール消毒を軽くかけたあと、冷蔵庫の中身をチェックしてそうめんの味付けを決めてる」

誠子「手際が良いというか、無駄がないですね」

菫「お湯もちょうど沸いてるな」

淡「本業みたいにやっぱり普段から癖になるんですかね？」

尭深「本業は高校生のはずだから・・・多分」

照「そうめんの味付けは卵とお吸い物の素とオリーブオイルにしたみたい」

憩「んー」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

憩「ん、そろそろええかなー」

憩「ん」ﾁｭﾙﾁｭﾙ
・
・
照「そうめんはお湯ごと器にあけて、卵とオリーブオイルとお吸い物をかけて蓋、先にトーストから」

菫「食べる際に口元をいちいちアップにする意味はあるのか？」

照「食事する女性にエロスを感じる人が結構いるとか」

菫「性癖はまだ良いとして、この風邪予防にその要素はいるのか？」

照「荒川さんの全てを知りたい人は多いはず」

菫「いや、そうじゃなくてだな」

照「卵は予熱で温めて、少しだけ固めてる」

憩「んぐんぐ」

憩「ぷはー」

憩「んぐんぐ」

憩「ぷはー」
・
・
照「食後にジョアとマルチビタミンサプリメントを摂取」

誠子「ジョアは飲むヨーグルトです。乳酸菌が摂れるのはもちろん、ストレスにも良いそうです」

淡「やっぱり苦労が多いのかな・・・」

尭深「かもしれないね・・・」

菫「彼女は本当に女子高生なのか自信がもてなくなってきたな」

憩「これどないしよう・・・」

憩「ま、いっか」

憩「行ってきまーす」
・
・
照「朝６時５０分、荒川さんは家を出る」

淡「あれ、マスクを見てスルーしたよー？」

照「あんまり好きじゃないらしい」

菫「マスクはあんまり効果的じゃないのか？」

照「自分が風邪を引いてない限りはほとんどつけないって言ってた」

憩「せやなー」ﾌｷﾌｷ

憩「アカンやん！」ﾌｷﾌｷ

憩「んー」ﾇﾘﾇﾘ
・
・
菫「何やらちょいちょいウェットティッシュで手を拭いてる様子が映るんだが」

照「３・４時間に１回くらいの割合で手洗いとか手拭きとかしてるとのこと」

淡「潔癖症なんです？」

照「私も最初そう思ったけど、１日５・６回程度ならそうでもないかなって」

誠子「ご飯前の３回、帰宅後１回、その他のどっかでついでに２回増えるだけってことですね」

尭深「そう言われると、そう多くないのかも」

菫「・・・むしろ彼女の場合は立場上少ない気がしてきたな」

憩「これ？これなー白くて濃い液体やで！」
・
・
尭深「ブフッ！？」

誠子「期待通りのリアクションありがとう」

照「補足すると、温かいカルピスを魔法瓶で持ち歩いてる」

淡「ジョア(ヤクルト社製)の次はカルピスとは浮気者な！」

照「比率は　お湯５：カルピス１：マーマレード少し：すりおろし生姜少し」

菫「身体には良さそうだな。色合いが少々アレだが」

尭深「アレ(意味深)」

誠子「尭深・・・」

憩「ただいまー♪」

憩「疲れたわー・・・」ﾇｷﾞﾇｷﾞ　ｼｭｯｼｭｯ
・
・
菫「スカートと上着と靴下を脱いだな、ブラウスと下着だけになったが、これは何かの企画か？」

照「絵面はとても妖しい感じにはなってるけど、まず制服にアルコールスプレーをかけてる」
・
・
憩「いちごのようにかわいくて～♪」

憩「いちごのように甘酸っぱい～♪」
・
・
照「濡れても良い格好になったら、お風呂掃除を開始、ついでに髪や身体についた菌や埃を湿度で多少どうにかするらしい」

尭深「荒川さんえろあざとい」

淡「そんなん考慮しとらんよ」

憩「お口クチュクチュ・・・・・・・・・・・・・モンダミン」

憩「何想像しとんのー？」ﾆﾔﾆﾔ
・
・
照「お湯張りを開始したら、うがいと口ゆすぎと手洗いと手の消毒」

菫「独り言が気になるが、口ゆすぎ？」

照「うがいと手洗いはちゃんとしてるけど、身体に付着した菌や歯・舌に付着した菌は意外とスルーしてる事が多いらしい」

淡「確かにまったくもって気にしたことなかったです！」

照「本当は家に帰ったらお風呂に直行したいらしいけど、お風呂の用意は荒川さんの役目だそうな」

憩「カポーン」

憩「まだ入ってへんけどなー」ｼﾞｬｰ

憩「～♪」
・
・
菫「シャワーでお湯を撒いてる？」

照「蓋をあけて、お湯をかき混ぜて、シャワーを浴室に撒いて蒸気で暖かくしてる」

誠子「浴室って寒いですからね」

尭深「家によっては暖房ありますけど・・・」

淡「ヤカンで沸かそう！」

誠子「危ないから」

憩「・・・」ｶﾞｼｯ

憩「くそおおおお！！！！」

憩「ふう」
・
・
菫「な、急に叫びだしたが何かあったのか！？」

照「上からシャワーを浴びつつ、壁に両手をついて汚い言葉を発するお遊び」

菫「・・・はぁ！？」

淡「たまによくみる！」

尭深「ヤッたことある人は・・・多少いるかもしれないです」

誠子「字が違う」

憩「～♪」ﾁｬﾎﾟﾝ
・
・
淡「あれ、股とお尻だけさっと洗ってすぐ入るんですね」

照「自分一人だけなら別として、次に入る人がいるなら、そこだけはどうしても洗わないとだからね」

菫「いちいち拡大する必要があるのか？というかこの水中のアングル必要なのか？というかこれなんの映像だ」

尭深「これが人体の神秘・・・！」

誠子「どうでも良い情報ですが、流出を防ぐためにレーザーディスクを使用しています」

憩「極楽やわー」
・
・
照「石鹸シャンプー、石鹸リンス、洗顔は牛乳石鹸と泡ネット、身体は石鹸ボディーソープ」

菫「顔を洗う時の泡立てとそれを顔に塗るのだけは優しくして、あとはかなり大雑把だな」

淡「関西の人だから？」

尭深「関係ないと思うよ・・・」

誠子「楽なところと大事なところの妥協点って感じですね」

照「若くしてその境地に・・・」

菫「お前はどういう立場だよ」

憩「体重良くない」

憩「体脂肪良くない」
・
・
淡「痩せてると思いますけどー？」

照「逆、もっと肉付きを良くしたいんだって」

菫「女子高生としては珍しいな。確かにもう少し肉付きはあったほうがいいだろうが」

照「身体の水滴をテキトウに拭いたら、化粧水をばしゃばしゃ、そしてドライヤーで髪を一気に乾かす」

尭深「あの髪型ってセットせずにそのままだったんですね」

誠子「言われてみると朝や昼の映像とはちょっと違うような気もするな」

菫「ところでいつ服着るんだ彼女は」

憩「さて、夕飯夕飯・・・」

憩「ん？」ﾆｭｯ

・・・・・・・・・・・・・・・っす

憩「きゃあああああああああああああああああああああ！！！！！？？？？？」
・
・
照「・・・ビデオはここで終わっている」

菫「何か鏡に黒くて髪の長い女性が」

淡「季節ハズレすぎます！」

尭深「あわわわ・・・」

誠子（あれって、たしか長野の）

／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::∧
:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::.
::::::::::::::::::::/:::::::::!:::::::::::::::::}i:::i::::::::::::::::::.
:::::::::::::::::/iﾊ::/八:/ｉ::::::}i:/1:ﾊ::!/::::::i::::!
::::::::::::::::iｨ竓芹芋ﾐi/i/ﾉ' ﾉ'__/!:::://::::}
::::::::::::::::| |__).::::::}　 　 　ｨ芹刈:://::::/
{ i::::::::::::| |V辷ヅ　　　　__).:::}ｉ//::::/
:::i::::::::::::| |,,,　　　　　　　辷ヅ!/::::/
:::i::::::::::::| |　　　　　　'　　,,, 八{:::/
从::::|:::::トi　　` --　　　　,ｲ:::::i:/
　 }八::::|　 ＞ ._.........-‐:::::::!:::::/
　　　ヽ:|__∧::::::::/::／i:::::::::／
　　　 　_/:i:i }ハ{:/　/::::／　　　　_
: ∨￣｀i:i:i:i:i:|: : 〉　/:／　　　　　/ }

: : ',　　 !:i:i/ﾘ: /{ ./'　　　　 　.／ / .／)
､: : '　　|:i:{/: //　 　 〈｀ヽ. ／ ／／／　　) )
: ＼: ',　!:i:|:./: {　　　　}　}´ ∠／／

:_: : :＼ﾉi／: : :|, ―ｧノ　ﾉ　　　 ｰ―一ｧ
: : : : : O}: : : : :!: :/〈　　 ﾉ　　 ､　､￣
: : : : : : :i: : : :.八:{　 ＼く＿_　 ﾍ__〉
: : : : :.o/: : :./: : :.＼__/:.}

: : : : ／r一': /: /: : :＼/
: : :/ : /: : : /: /: : : ／


カンッ


このままちょっと続きます。

絹恵「なぁなぁ憩ちゃん」

憩「何やー絹ちゃん？」

絹恵「憩ちゃん的にインフルエンザの予防接種ってどうなん？」

憩「どうって言われてもなー」

絹恵「周りが受験とか多いから、受けようかなって思うんやけど」

憩「あーそういうことならやめておいた方がええで」

絹恵「えっ、そうなん？」

憩「受験当日のインフルエンザや高熱は医師の診断書があればそれなりに考慮されるし、不安なら予め確認しておくべきやで」

絹恵「でもインフルエンザそのものにかかるのもアレやし」

憩「せやけど、絹ちゃん。予防接種のためには病院に行かなアカンで」

絹恵「そりゃあ当然やんか！」

憩「インフルエンザの予防接種をうけに行ってノロウイルスにかかるなんて例も多いんやで」

絹恵「あっ」

憩「インフルエンザ自体も別にそこまで防ぐべき病気ちゃうし、動けへん症状ならインフルエンザ関係なく休むべきやで」

絹恵「そうなんかー。でもどうしても休めない時ってあるやんか」

憩「ウチらで言えば麻雀の大会とかやな。でも前提が違うで、そうならんようにしっかり体調管理しとくべきやで」

絹恵「むぅ」

絹恵「逆にインフルエンザの予防接種をしなければいけないって場合はあるん？」

憩「まず、会社の費用で受けることが決められてる場合やな。これは断ると色々アカンな」

絹恵「世知辛いなぁ」

憩「というかアレルギーでも無い限りは、社会人は摂取しないと色々文句言われるやろなぁ」

絹恵「予防接種ってアレルギーとか関係あるん？」

憩「大有りやで、ワクチンは色々な成分入ってるから、自分はもちろん家族のことも確認しておかんと、副作用で大変な事になるで」

絹恵「そこまで言われるとみんな打たない方がええんちゃうん？」

憩「予防接種しとかんと文句言ってきたり、激しく責めてくる人おるからね」

憩「というかそもそも専門家や医者の間でも予防接種の有効性は２０年以上前から延々と議論されとるからな」

絹恵「決着ついてないんか」

憩「せやで。まぁインフルエンザという括りがデカすぎるし、薬や症状も個人差あるしなぁ」

絹恵「体調管理をしっかり、もし崩したらきっちり休むのが安心ってことやな」

憩「まぁ大人はおろか学生も休まずに行動するのが美徳って感じやからな」

絹恵「そりゃあ当たり前やんか！」

憩「せやけど、いざ体調崩して面倒診るんわウチらやでー。忙しゅーて敵わんわ」

絹恵「・・・」

憩「そうそう、市販の風邪薬やけど、解熱効果のある薬はよほど忙しい時じゃない限りはNGやで」

絹恵「なんでなん？」

憩「熱は基本出した方がええもんやからな。熱以外の症状を抑える薬を飲んだ方がええで」

絹恵「どの薬が解熱効果無いとかあるん？」

憩「薬剤師さんに聞くのが一番やな。まぁ市販の薬は成分が書いてあるから、自分で調べて通販で買うのもありやけど」

絹恵「何か色々難しいな」

憩「まぁでも一番は気持ちやな。まったく成分の無い薬を薬と飲んだら治るなんて例も多いし」

絹恵「病は気からってやつやな」

憩「せやでー、じゃあまとめるで」

憩「まず寝間着やけど、長袖長ズボンのパジャマが理想やな」

憩「出来れば下に肌着を着るのがええな。そうすると保温と吸水性が良くなるからなー」

憩「下着はパンツは履いた方がええな。寝心地を考えるとブラは外したほうがええでー」

憩「まぁ寝心地が優先やな。変に風邪対策するよりかは、ぐっすり寝たほうが風邪引かへんし」

憩「室温は１５度～２０度、湿度は５０％前後が理想やな」

憩「こたつなどの遠赤外線の暖房器具は水分を多く失うから、風邪に注意するなら避けた方が良かったりするでー」

憩「そうそう、冬って喉はそこまで乾かへんけど、水分はけっこう失ってるから」

憩「割りとこまめに水分補給も大事やで。コタツや遠赤外線ヒーターを使うなら尚更やな」

憩「寝起きのうがい・歯磨き、小まめに手を洗浄、外から帰ってきたら、うがい・歯磨き・入浴！」

憩「ハンドソープ、うがい薬、アルコール消毒液は必要経費やな」

憩「乳酸菌、ビタミン・・・というか栄養全般が大事やな」

絹恵「結局のところ、当たり前の事をしっかりやることなんやな」

憩「出来ないからこそのこの惨状なんやけどな」

絹恵「忙しそうやもんな憩ちゃん」

憩「ご飯を食べる、しっかり休む事くらいは、最低限やってほしいんやけどな」

絹恵「ところで憩ちゃん顔色悪ーない？」

憩「あ、やっぱわかる？朝からお腹が痛いわ熱があるわ、頭痛いわ最悪やねん」

絹恵「寝ないとアカンやん！！」

憩「せやけど休めへんねん。ウチが看病されたいわー・・・」

. / 　 ,.'　 ,.'　　　　　　　　　　／　／　　　 ＼、 　　　.',
/ 　 ,' 　.,'　　　　　　　　　 ／　,ィ　　　　　　　ヾ　　 　 i
　　 i 　 !　　 　 　 　 　 ／' .／/　　　　　　　　 ':, 　 　 .!
　　 l　 .!　　　　　　　 /_/／　｛　　　　　　　　　 l! 　 　 l
　　 l　 l　 　 　 　 　 ,' ｛'￣　‐- ..,,　　　　　 ,,.-‐l l　　　l
　　 .!　ｌ　　　　　　　l　　　　‐-　、｀　　　　´,,.　 ｌ.! 　　 l
　　　!　!　　　　　　 l-ｚ=≡＝-ミ　　　　　　,.-=≦´　　.!
　 　 l!　!　　　　　　l/,ｲﾉ:i:::j:::::lヾ、 　 　 ,:'ｨ::j::::｝｀)｝　 ﾘ
　 　.i !　!　　　　　 lヾ '; : :¨ : ﾉ＝-..、　 八:¨: ﾉ¨ハＹ.,'
　.　.i　! .l　　　　　 ト「｛`ｰ‐''　　　 ｝:;ニ;｛. ￣　,' .///
　　.l　 l .l　　　　　 l ヽヽ、'''　　　_ﾉ/　　ヽ::.......'ノ//
. 　 l 　 ! l　　　　　.ｌ 　`ｰ＝＝一''′　　'　￣ 厂/
. 　 l 　 ,! l　　　　　ｌ:、　　　　　　、＿,,　 　 , '　/
　　ｌ　 ,' l l　　　　　ｌ .＼　　　　　　 　 　 ／　./
　　!　,' .jl l 　 　 　 ｌ　　 `::...、　　　　 ,.ｲ 　 ./
　 .ｌ .｛／.ｌ.l　　　　 .l　　　./＼≧ｰ-イ .i 　 /
　 ｌ　人　.l.l　　　　 .!＼　,'　　 ＼ノノ! .l　 ,'
　j／　∧ l.!　　　　 l　 .＼、　　r ｝　ｌ .!　.i
:'-　、　.∧!!　　　　 l　　　,`ー〈　 '., |..l　 l
　　　＼　 l! 　 　 　 l　　/、　 ｛＼ ＼l　 ｌ

　　「みんな、もっと休んで・・・ええんやで・・・？」