おれ「今日は君の誕生日だね」 (20)
おれ「誕生日プレゼント買ってきてあげたよ」
おれ「わあ。マフラーだあ。ありがとうあなたを思い出してさらにあったかいわ♪」
おれ「そんな喜んでもらえるとは....」///
おれ「さっそくこれつけてデートいきたいな」
おれ「そうだな。いくか」
おれ「日曜だし今日は人いっぱいだな」都会
おれ「ほんとだね。もうちょっとひとけのないとこがいいなあ」
おれ「じゃあこの電車の最終駅の田舎にいってみっか!山とかあったはず」
おれ「....田舎すぎだな。全然人がいない」
おれ「....うん。でも誰にも邪魔されないし静かにいけるね♪」
おれ「だな。今日はこれぐらいがいいな」
おれ「あの山のぼっていってみようよ」
おれ「けっこう登ったな。山は冷えるわ」ブルブル
おれ「えー?冬なのに汗かいちゃった。マフラー少し外そ」
おれ「あ、かあちゃんに帰り遅くなるの言うの忘れた。。。」
おれ「心配しちゃうよぉ。でも大丈夫。かあちゃんは心配するだろうけど、おれはもうそれを思う事すらなくなるから♪あとハイッ!」マフラー
おれ「お?マフラーかしてくれるのか?ありがとう。じゃあ使わせてもらうよ」
おれ「木にくくりつけてって、後は足付かないようにすればいいな」
おれ「さよならかあちゃん。最後まで心配かけてごめんなさい」
かあちゃん「グスッぐすっ」泣
かあちゃん「たかし、どうして。。どうして。。とうちゃん。。どうすれば」
近所のじじい「かあちゃんよ。息子はお気の毒じゃが、こうなってしまっては仕方ない。」
かあちゃん「そんな無責任なこと言わないで。。わたしはこれからどうしればいいのよ」腕を掴む
じじい「わしでよければそばにいたる。気が済むまで、泣くんじゃ」
かあちゃん「ぐすっ。ありがとじじい。少し落ち着いたわ。」
じじい「そうかい。ではわしは家に帰るとし・・・んっ??」
かあちゃん「だ...やだ。離れたくない。わたしは旦那も失って子も失って1人...いまは1人になりたくないの...今日はわたしのうちに泊まっていってくれないかしら?」
かあちゃん「ご、ごめんなさい。取り乱しちゃって。あのありがとう」
じじい「・・・わしももう嫁が先に逝って1人の身じゃ。かあちゃんがわしといたいと言うなら一緒にいてやる。ずっといてやる」
かあちゃん「じじい、ありがとう。ありがとう。あ、じゃあ今日はなにか夕飯作らなきゃいけないわね。じじいはなにが食べたいかしら?」
じじい「お前さんよ」
かあちゃん「え?え?」
じじい「お前さんを一番食べたい。ながらく食べてないんじゃ」
かあちゃん「そんな冗談やめなすって。あぁ!!」押し倒サレター!!
じじい「わしゃかて男じゃ。ずっと1人で寂しいかったんじゃ。体が寂しいんじゃ!」泣
かあちゃん「・・・わかったわ。じゃあ今日はお互いを食べあいましょう。わたしも1人で処理してたから人肌が嬉しい...」
じじい「ではいただきます」ガブッグチャグチャ!!!
かあちゃん「ぎゃあああああああああああああ!!!!!!!」
じじい「むしゃむしゃ。やっぱこれぐらいの肉はうまいな」右腕を喰う
かあちゃん「あああああああああああああ!!!食べるって意味が!!!意味が!!!!」
じじい「なにを言っておるんじゃ?食べるであっておろうに。ガリゴリガリ!!」右指を喰う
かあちゃん「痛い痛いがああああああああもうやめてお願いやめてえええ!!!」
じじい「悪いがもう止まらんよ。理性はとめられん。お次は右乳をいただくとしようかのお」ガブビリィ!!
かあちゃん「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"、あぁ...あぁ.......」
じじい「おい!なに意識飛びそうになってんじゃ。そばにいたいって言ったのはかあちゃんじゃろ?勝手に離れるなんてひどいじゃないか」
かあちゃん「も、もう、痛くて、痛..く.......ぎゃああああああああああぐあああああっっさあ」目にスプーン!!
じじい「これで目は覚めたかえ?食事は一人でしてはつまらないではないか。もっと楽しもうぞ。ジュルジュル!!」目をごっくん
かあちゃん「あっ....あ....ぅ.....ぅう........」
じじい「おいかあちゃん!おい!!」
かあちゃん「......................................」
じじい「ふう。ここの一家は油がのって旨かったんじゃがな。とうちゃんだけ食べて、かあちゃんは将来のたかしを食べるために残しておいたのにたかしは死んでしまったからの。かあちゃんを生かす必要がなくなったというのに、かあちゃんまですぐ死んでしまった」
じじい「おっ?」
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