アルミン「エレン、シガンシナ区にラージャンが出たよ」(27)

エレン「えっ」

アルミン「あ、ラージャンは初めて?
じゃあ3落ちしないように見てるだけにしようか」

エレン「え?え?」


モンハンのクロスです。
モンスターは3rd位までの予定。

制限時間は50分です。

エレン「え?え?え?」

アルミン「メンバーは僕とサシャとコニーだよ。
僕はランスで行くから、サシャは弓、コニーはライトボウガンで頼むよ」

コニー「あいよー」

サシャ「私は弓しか使えませんけどね」

アルミン「エレン、これ飲んでね」

つ【秘薬】

エレン「お、おう」ゴクリ

アルミン「それじゃ行くよー」

ラージャン「うほほ」

エレン「( ゚д゚)」

アルミン「あ、いたいた。
動き回られるとめんどくさいからクリティカル距離キープでよろしくね」

サシャ「はいな」

コニー「やべっ、調合書忘れた」

アルミン「また忘れたの?
じゃあ僕のあげるよ」

つ【調合書123】

コニー「サンキュー。
これで拡散弾調合打ちできるわ」

アルミン「僕に当てないでね」

ラージャン「グオオオオ」

アルミン「来るよっ!
エレンはタゲ取らないようどっか行ってて!」

エレン「え、え?何あれ?巨人?
ゴリラ?」

アルミン「強いて言うならサイヤ人だよ」

コニー「エレンの方行ってるぞ!」

エレン「え」

【ELLENは力尽きました。】

アイルー「オラァッ!」ポイッ

エレン「痛ぇっ!!
何だこの二足歩行の猫ちゃんは!?」

アイルー「雑魚が…ペッ」

ビチャッ

エレン「(´・Д・)」

アルミン「エレン。大丈夫?」

エレン「アルミン!?どこから!?」

アルミン「そこら辺は気にしない方がいいよ。
エレン、もしかして討伐は初めてだったの?」

エレン「いや、初めても何もわけが分からないんだが…」

アルミン「あっちゃあ…ごめんエレン。
いきなりラージャンは無理があったね。
青い箱に携帯食糧入ってるからそれ食べてスタミナを回復するんだ」

サシャ「すいません。誤って全部持って行ってしまいました」

アルミン「うん。それ、毎回言ってるよね。
しょうがないからキャンプから出て草食獣でも狩ってみるといいよ。
生肉採集してみようか」

エレン「わ、わかった…?」

アプトノス「…」モソモソ

エレン「あ、あれが草食獣か…。
大人しいけど攻撃していいのか?」

サシャ「この世は弱肉強食です。
一思いに殺ってあげるのがせめてもの情けですよ」

アルミン「いつもの駆逐の勢いはどうしたんだい?
殺らなきゃ殺られるよ」

エレン「殺らなきゃ殺られる…。
……だよな」チャキッ

アプトノス「……」

エレン「こいつらは凶暴なんだ…一匹残らず…駆逐してやるっ…!」

ズバッ

アプトノス「ブオオオオ!」ブシャアアア

エレン「アアアアアッ!!
駆逐してやるっ!!駆逐してやるうううう!!!」

ザンッザンッ

アプトノス「 」ズゥゥゥン…

エレン「悪く思うなよ…ん?」

子アプトノス「……」ブルプル

エレン「こいつの…子供?」

『殺らなきゃ殺られる』

エレン「だよな…こいつも駆逐しなきゃな…」

子アプトノス「……」ブルプル

ザンッ

【ELLENは大事なものを失いました。】

アルミン「何をやってるんだい君は」

トロスト区

レイア「オォウ…オォウ…」

ライナー「よぅし。足引きずってるな」

ベルトルト「どうする?捕獲する?」

アニ「討伐でいいよ。罠作るのめんどいし」

ミカサ「アニ。私は何をすればいいの?」

アニ「蜂蜜採集に勤しんでるといいよ」

ライナー「戦闘無しじゃ勉強にならないだろ。
そうだ、ギリギリまで弱らせてトドメさしてみるか」

ミカサ「え」

ベルトルト「大丈夫だよ。閃光玉使うから」

ミカサ「頑張る…」チャキッ

アニ「どうやら巣に戻るみたいだね。
先回りしてやるか」

ライナー「おう。
ミカサ、着いて来い」

ミカサ「…わかった」

バッサバッサ

ライナー「来たな。
徹甲榴弾で撃ち落としてやる。
ベルトルト、落下地点で龍撃砲構えとけ」

ベルトルト「了解」

アニ「じゃあ私は卵持って遊んでるよ」

ミカサ「わ、私は…」

ライナー「ベルトルトが閃光玉使ったら切りかかれ。
立体機動使ってもいいから」

ミカサ「…うん」

ベルトルト(おどおどしたミカサ…凄くいいです)

ライナー「虎の子だ。いい声で鳴けよ」

ズキュゥゥン…

ライナーのヘビーボウガンから放たれた銃弾がレイアの顔にめり込む。

ドォン!

レイア「オオオオ!」ビターン

キュィィィン…

ベルトルト「発射オーライ」

ドッコオオオン!

レイア「オオオオッ!」

ベルトルト「ベルトルトフラッシュ!」ポイッ

ビカッ

レイア「アアンッ!」

ライナー「今だミカサ!首を狙え!」

ミカサ「…!」バシュウウウウ

ベルトルト「ちょっ!?正面から突っ込んじゃダメだよ!!」

ミカサ「えっ」

レイア「サマソッ」ベチーン

【MIKARINは力尽きました。】

アイルー「大丈夫か嬢ちゃん。
閃光状態でも奴のサマーソルトには気をつけるんだ」

ミカサ「すまない猫さん…」

アイルー「誰だって一度は通る道さ。
これでも食べて頑張りな」

ミカサ「猫さん…」

アイルー「ほらよ」

つ【マタタビ】

ミカサ「ありがとう…」ポイッ

【lionheartが力尽きました。】

ライナー「何やってんだお前は!」

アニ「採掘してたら文字通りケツに火を付けられたよ」

ベルトルト「遊び過ぎだよ…。
もう倒しちゃうからね」ガンッガンッ


レイア「オゥフ…」ズゥゥゥン…

ライナー「よし、終わったな」

ベルトルト「レイアごときに2落ちとか勘弁してよ」

アニ「悪かったって」

ミカサ「…死んでるの?」ツンツン

ライナー「おう。さっさと剥ぎ取らないと終わっちまうぞ」

ミカサ「わ、わかった」ザクザク

【雌火龍の紅玉を手にいれました】

ベルトルト「わっ。幸先いいね」

ミカサ「…これは何?」

ライナー「モンスターのキ◯タマみたいなもんだ。
こいつは雌だがな。
希少素材だぞ。よかったな」

ミカサ「…やった」

QUEST CLEAR!

シガンシナ区

【ELLENが力尽きました。】

アルミン「だから出て来るなって!!」

エレン「…駆逐してやる…駆逐してやる…」ガラガラ

アイルー「さっさと降りろ」ゲシッ

エレン「畜生…畜生…っ!」ドサッ

サシャ「アルミンもそろそろスタミナ回復した方がいいんじゃないですか?」

アルミン「こんな時間かかると思ってなかったから肉焼きセット持ってきてないよ。
携帯食糧は誰かが食べちゃったし」

サシャ「腹減りが付いてるので諦めてください」

アルミン「もうバックステップ二回しかできないんだけど。
あれ?コニーは?」

サシャ「カクサンデメキンを釣りに行きましたよ」

コニー「悪ぃ。忘れちまってさ。
あ、カジキマグロ釣れた」

アルミン「もういいよ。
サシャ、後は任せたよ」

サシャ「わっかりましたー」

ラージャン「オオオオ!」ゴオッ

サシャ「さて…キレっ放しやな。
…まぁええ。
強撃瓶も少ないしさっさと終わらせてもらうわ」ガショッ

ビシュッ

ズドドドド

サシャは建物を飛び移りながら的確にラージャンを射抜く。

ラージャン「オオオ…」ヨロッ

サシャ「マップ移動する気やな。
残念やけどお見通しやで」

ラージャンは足を引きずりながらマップ移動を試みた。

しかしそれは逃げ道ではなく、地獄への入り口だということにラージャンは気づいていない。

ラージャンの向かう先に置かれた三つの大樽。

そう、大タル爆弾Gである。

サシャ「月まで飛んでけや」ビュッ

ギャギャギャ

ラージャン「ウホッ…!」

サシャの放った貫通矢はラージャンを貫き、大タル爆弾Gに突き刺さる。

そしてーーー

エレン「駆逐してやるううう!!!…え?」ダダダダダ

カッ

アルミン「ちょっ」

大タル爆弾Gの爆風はラージャンの息の根を止め、エレンもついでに吹き飛ばした。

【ELLENが力尽きました。】

QUEST FAILD…

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