あかり「ふうぞく部?」京子「うんっ!」(145)
京子「まぁ、簡単に言うと性欲処理を行う部活だ」
あかり「…せーよく?」
京子「まぁ、安心しなよ!ウチの学校は女の子しかいないわけだしさ!」
京子「ゆーるい感じでやってけるよ!」
京子「あかりなら普通に可愛いからすぐ指名客もつくって!」
あかり「…しめーきゃく?」
みたいな
2年「こんちはー、京子~今やってるぅ~?」
京子「おうよ」
2年「あれ、その子は…?」
京子「ああ、この子は私の幼なじみの――」
あかり「あか…私、赤座あかりです! 宜しくお願いします!!///」ペコリン
2年「へぇ、可愛いじゃん?」ペロリ
あかり「?」アセアセ
2年「で、いくらなの?」
京子「ぱー」
2年「…ちょっとぉ、高いんじゃない?」
京子「いやなら、私でもいいよぉ~」
京子「あ~あ、あかりまだノンケなのに」ボソッ
2年「マジ…?」ゴクリ
あかり「京子ちゃんのんけって、なぁに?」
京子「ううん、あかりは知らなくていいことだよ」
京子「これからあかりの『普通』は『普通』じゃ無くなるんだから」ニヤリ
あかり「京子…ちゃん?」
2年「分割で」
京子「一括だよ」
2年「教えるのは私よ?」
京子「体で教えちゃえば?」
2年「ぐぬぬ…」
京子「…あかりぃ~、もう遅いから帰――」
2年「買ったぁ!!」バッ
京子「まいど♪」ヒラヒラ
京子「じゃあ、あかり。後はこのお姉さんについてって」
2年「ほらトイレ行くよ」グイ
あかり「え? え?」キョドキョド
女子トイレ
2年「えっと、あかりちゃん……だっけ?」
あかり「はい。あかり…ですけど」
2年「うん、じゃああかりちゃん脱いで」
あかり「…脱ぐって、なにをですか?」
2年「制服よ。あっ、初めはパンツだけでもいいわ」
あかり「あの、あか…私はトイレ大丈夫ですけど」キョトン
2年「…ふ~ん、この顔で芝居ってことは無さそう。京子の話は本当みたいね」
きっと誰かが書いてくれるって信じてた
期待
2年「とにかく、もう払っちゃったんだから堪能させてもらうわよ!」ガシッ
あかり「きゃ!?」ビクン
あかり「な、なにするんですか!?」アタフタ
2年「なにって…。そうね、平たく言えばレ・イ・プ♪ かしら?」グイグイ
あかり「うわぁあん、怖いよぉ~。助けてぇ~、京子ちゃ~~ん!!」ギューッ
2年「あはは、京子ちゃん助けてぇ~だってぇ~。ウッケるぅ~(笑)」グイグイ
2年「京子は今頃あんたを売った金で好物のアイスでもほうばってるわよ」バッ
あかり「ああん!!」ペロン
あかり「ぁ…うあ……」ガクガク
2年「さっ、お姉さんがタップリ濡らしてあげるから…」ソー
あかり「ひぃ」
ドンドンドン
2年「!!」ドキッ
???「ちょっと、あなた達そこでなにやってるのよー!?」
2年「うわっ、マズッ……この声、副会長じゃん!」
あかり「…ふくかいちょう?」
副会長は常連じゃないんすか
>>22
馬鹿が!
お母さんお母さんでも子供が生まれる技術を忘れたか!!
>>27
マナーの良い上客だろ
2年「やだなぁ~、トイレに決まってるでしょ~??」
???「嘘っ! さっきの悲鳴バッチリ聞いたわよ!!」
??「そこにもう1人居るんでしょ? 居るんなら返事して頂戴!!」
2年「応えたら…す」ボソッ
あかり「」ガクガク
???「…返事は無いみたいねぇ」
2年「でしょう? さっきのは外の声だって――」
???「じゃあ、今すぐドアを開けなさいよ!! 白なら開けられるでしょ!?」
2年「ぐっ…」
2年「あ~、私全部脱いでするの! 今服着るから、少し待っててぇ~」チラッ
あかり「……」
2年「…さて」カチカチ
2年「――もしもし、京子? えっとさぁ、副会長に見つかっちった。てへ♪」
2年「だからさ、いつもみたいに呼び出して……は? 気分じゃない!?」
2年「じゃあ、なに!? お金払ってお縄につけって言うの!!? …あっそ」
2年「分かった分かった。仲間内にこのこと伝えるけど、後悔しないでね」カチッ
2年「はぁ…あかりちゃん命拾いしたわね。お姉さん、今日あんたでするから」
あかり「??」
ガチャ
2年「……」ブスー
???「その子、1年生じゃない!? このことは先生に報告しますからねっ!!」
2年「なんなりと」
???「あなた大丈夫? 変なこととかされなかった!?」
あかり「あの…。助けて下さってありがとうございました!!」ペコリン
あかり「宜しければ、お名前を…」
???「私は2年生で生徒会副会長の杉浦綾乃よっ!!」バーン
あかり「杉浦…先輩……」
綾乃「ホント、後輩まで売り物にするなんて、歳納京子は絶対許せないわ!!」
綾乃「証拠を掴み次第、罰金バッキンガムよっ!!!」
あかり「…ばっきん?」
綾乃「ねぇ、あなた歳納京子に売られたんでしょ?」
あかり「……」
綾乃「黙ってちゃ分からないわよ」
綾乃「ほら、あなたの証言が歳納京子の悪事を止める重要な鍵になるんだから!」
あかり(どうしよう…。あかりがホントのこと言ったら京子ちゃんがばっきんだよぉ)
あかり「……」
綾乃「どうしても口を割らないつもりね?」
綾乃「じゃあ、生徒会室で拷問よっ!!」
あかり「…ごうもん?」
綾乃「私と一緒に来なさい! 逃げたら歳納京子の共犯者だからねっ!!」グイグイ
あかり「うわぁん、またあかり連れてかれちゃうよぉ~」
バタン
…ギシ
ギシギシギシギシ
???「やぁん、先輩…まだちゃんと行ったか分からないですよぉ……///」
???「大丈夫だから、見つかったら私が責任取るから……ね? 力抜いてよ」
???「…はい///」
生徒会室
ガラッ
???「綾乃ちゃん、おかえり~。なんか収穫あったん?」
綾乃「ええ、あったわ! ほら、この子よっ!!」グイ
あかり「……」
???「その子、どないしたん?」
綾乃「歳納京子の被害者よ。…或いは共犯者ね。どちらにしろ重要な証人だわ!」
あかり「え、えっと…」モジモジ
???「あはは、そんな警戒せんでええよぉ~」
???「ウチは池田千歳。綾乃ちゃんと同じく生徒会のメンバーやねん」
あかり「池田先輩…。私は…赤座あかりです。1年生の……」
ギュッ
あかり「えっ!?」ビク
千歳「可哀想に、怖かったやろ? 辛かったなぁ」ポンポン
千歳「でも、もう安心し。赤座さんはウチが守ったるからな?」
あかり(あったかい……あれ? さっきまであんなに不安だったのに――)
あかり(それになんだか胸がドキドキして、こんな気持ち初めてだよぉ///)
綾乃「ちょっと、千歳ぇ~」アセアセ
綾乃「その子、なかなか口を割らないから拷問するって言ってあるのよ!?」
千歳「…綾乃ちゃん、被害者かもしれへん子に拷問なんか出来るん?」
綾乃「それは…その……とにかく! 甘やかしちゃ駄目なんだからねっ!!」
千歳「堪忍してな、綾乃ちゃんも歳納さんを止めたくて必死なんよ」ニコッ
あかり「……」
千歳「話したく無ければ話さなくてええから、しばらくの間ここに居ような?」
あかり「…はい!」
あかり『そして、あかりは次の日生徒会に入りました』
そういう展開になるとは
それはそれで面白い
あかり「~♪」タンタン
千歳「赤座さん、生徒会に入って間もないのによう働くわ」
綾乃「でも、気を許しちゃ駄目よ。赤座さんはまだ白と決まった訳じゃないわ!」
千歳「も~、綾乃ちゃんは固いんやから。適度に息抜きしいや」
綾乃「息抜きって――例えばなによ?」
千歳「歳納さんの偵察とか?」
綾乃「それ仕事じゃないのよっ!!?」ガタッ
綾乃「ていうか、赤座さんの証言待ちな今、偵察なんて…」モジモジ
千歳「ええやんええやん。どうせ待つなら体動かそ! …なっ?」
綾乃「千歳がそう言うなら……しょうがないわね!!」
綾乃「ええ、いいわ! 赤座さんの証言なしでも捕まえてみせるわよっ!!」
千歳「その息やで!」
綾乃「……」
千歳「…どないしたん?」
綾乃「千歳は…? 一緒に来てくれないの?」
千歳「そっか、1人じゃ恥ずかしいんやね?」ニヤニヤ
綾乃「ち、違うわよぉーーっ!!!///」フシャー
綾乃「もし見つかった時、1人じゃなにかと不利じゃないのよ…」
綾乃「向こうには後ろに何人居るんだか分からないんだし」
千歳「せやかて、赤座を連れてく訳にも――増してや、置いてくなんてそんな…」
あかり「あ、あかりは1人でも大丈夫です!!」
あかり「鍵を閉めれば生徒会室の鍵を持ってる先輩方以外入って来れないですし」
千歳「赤座さん…」
千歳「――ウチらが帰るくるまで、絶対鍵開けたらアカンよ? ええな?」
あかり「は、はい!」
綾乃「さぁ、気合い入れて行くわよぉーーっ!!」
千歳「ほなな」
バタン
あかり「……」
あかり「…ふぅ」
あかり「大丈夫って言っちゃったけど、やっぱり1人は心細いよぉ」
あかり「池田先輩…」
バンバンバン
あかり「!!」ビクッ
あかり「…だ、誰?」ビクビク
???「あかりちゃ~ん、鍵あ~け~て~~!!」
あかり「えっ、櫻子ちゃん?」
???「赤座さん、中に居らしたら返事をなさって」
あかり「向日葵ちゃんまで……今、ドアの鍵を開けるよぉ」
ガチャ
櫻子「ふぅ~、生徒会室は冷えてるねぇ~」ニコニコ
向日葵「赤座さんが生徒会室に入ったと聞いて、遊びに来ましたのよ」ニコニコ
あかり「うわぁ、助かるよぉ♪」パァァ
櫻子「助かるって……私、仕事手伝わないよ?」
あかり「えっ? ううん、違うの! そうじゃなくてね」ブンブン
あかり「今、先輩方が京子ちゃんの偵察に行ってて1人じゃ不安だったから」
向日葵「そう、先輩方は歳納先輩の偵察に…」
向日葵「櫻子」ボソッ
櫻子「いえっさぁ」
ガチャ
あかり「あっ、鍵閉め忘れてたよぉ。櫻子ちゃん、ありがとう♪」ニコッ
櫻子「いや~、どういたしまし……てっ!!!」ガバッ
あかり「きゃ!?」
ガタタ
あかり「さ、さ、さ、櫻子ちゃん!!?」アタフタ
櫻子「へへっ、一丁あがりぃ♪」
向日葵「いきなりでごめんなさいね、赤座さん」ペコリン
あかり「向日葵…ちゃん?」
向日葵「でも、これは仕方ありませんの。…だって、わたくし達は既に――」
櫻子「あかりちゃんのこと買っちゃったんだからぁ♪」ペロン
あかり「きゃあぁ///」カァァ
櫻子「あはは。あかりちゃんのパンツ、今日の私とお揃いだね」
あかり「やだよぉ…。見ないでぇ///」
櫻子「大丈夫大丈夫、私のもすぐ見せてあげるから――」ヌギヌギ
向日葵「そこまでですわ、櫻子っ!!!」
ご飯
櫻子「なんだよ、向日葵!? 邪魔すんなよ!!」
向日葵「…あなた、もう忘れましたの?」
向日葵「わたくし達は2人で半分づつ出して、赤座さんを買いましたのよ!?」
櫻子「だから?」
向日葵「決まってるでしょ!? さ、さ、さ……3Pですわ!!!///」ボッ
さくあか「「…さんぴー?」」
向日葵「つまり、櫻子は赤座さんとだけで無く、わたくしとも絡むのよ!!///」
櫻子「は、はぁぁぁぁぁ!!? 意味分かんないし!!!///」
向日葵「わたくしだって、本当はあなたとなんて……でも、仕方無いですわ」
向日葵「なんせ、3Pなんですから!!!///」カァァ
櫻子「よく分かんないけど、さんぴーなら仕方無いんだよな…?」
櫻子「じゃあ、嫌々だけど向日葵とも絡んでやるよっ!!!///」ボッ
向日葵「櫻子…///」ジーッ
櫻子「向日葵…///」ジーッ
あかり(…あれ? なんだか逃げられそうだけど、逃げてもいいのかなぁ?)
あかり「」ソロリソロリ
ガチャ
ガラッ
ひまさく「「ハッ!!」」
あかり「あっ」
ヒューン
櫻子「あぁぁーっ!! いつの間にかあかりちゃんが逃げてるぅ~!!!」
向日葵「ちょっと、なに逃がしてるんですのよ!?」
櫻子「向日葵だって気付かなかった癖だろう!?」
向日葵「とにかく、追いますわよ! 赤座さんが居ないと3P出来ませんわ!!」
櫻子「待てぇ~、私のさんぴー!!!」ダッ
あかり「あかりはあかりだよぉ~」ステテ
廊下
あかり「はぁ…はぁ……なんとか2人を振り切れたよぉ」
あかり「これからどうしよう…。生徒会室にはもう戻れないし――」
あかり「……」
あかり「…本当はまだ、京子ちゃんに合わせる顔が無いけど――仕方無いよねっ!」
あかり「ふうぞく部に行って、先輩方と合流しよう!!」ステテ
ふうぞく部
京子「…どう、綾乃? ほら、ここ、いいでしょ?」サワサワ
綾乃「ぁ…んっ……ひや、やめ………んっ!///」ビクビク
京子「んもぅ、本当は気持ちいい癖にぃ~…」
京子「へへっ、水泳の授業に出られなくしてやる♪ …んっ」チューッ
綾乃「~~ぁっっ ~~~っっ///」ゾクゾクゾク
千歳「」ダクダク
???「もう、千歳の意識は無いな」
???「ねぇ、せんぱ~い。私達も始めましょうよぉ~?」
ガラッ
あかり「京子ちゃ……きゃあぁぁ!!!///」カァァ
京子「いやん♪」
綾乃「だめ…赤座さん……見ないでぇ…………///」ハァハァ
あかり「杉浦先輩っ!!!」
???「ほら見なよ、ちなつちゃん。綾乃、見られてこんなに興奮してる」
ちなつ「凄い…。私、こんなんなってるの初めて見ましたよ! 結衣先輩!!」
結衣「…それ、私への当てつけ?」
ちなつ「そうですよぉ~。もっともっとチーナを濡らして下さ~い♪」キュルン
あかり「結衣ちゃん……それに、ちなつちゃんまで」
京子「そっか、あかり入部早々生徒会に逃げたから知らないのか…」
京子「結衣もちなつちゃんも、ふうぞく部の仲間なんだよぉ~」
結衣「一応、ちなつちゃんは部員じゃなくてただの常連さんだけど…」
ちなつ「あ~、そんなこと言うと明日は来てあげませんよ?」プイッ
結衣「ご、ごめん! なんでもやるから許してよ!!」アセアセ
京子「あはは。結衣、お客のお尻に敷かれてやんの!」
結衣「京子!!」
あかり「……」
京子「そういえば、あかりのお客さんはどうしたの? ちゃんと初めてあげた?」
あかり「…京子ちゃん」
京子「もしかして、また逃げちゃったのか? んも~、また評判下がっちゃうよ」
京子「やっぱ、ノンケを売るなんて無理なのかなぁ~?」
あかり「京子ちゃん」
京子「仕方ない! あかり、来いよ。私があかりを女にしてやるからさ」ニカッ
あかり「京子ちゃん!」
京子「…なんだよ?」
あかり「もう止めようよぉ、こんなの間違ってるよぉ」
京子「って、最初はみんなそう言うんだよなぁ~」
京子「安心しろよ。私のテクにかかれば、ノンケだってすかさずレズに――」
あかり「京子ちゃん!!」
ギュッ
京子「なっ!?」ビクッ
京子「おい、あかり…」
あかり「……」ギューッ
京子「な、なんだよ。やれば出来るじゃん!」
京子「そうそう、あかりも……女の子はみんな、同性の体を求めてるんだよ!」
京子「ほら、次はなにするか知ってる? 私が感じるのは――」
あかり「……」ポンポン
京子「…あかり?」
京子「背中なんか叩かれたって、ちっとも感じないって」
あかり「……」ポンポン
京子「違うんだよ、お客が求めてるのはもっと過激な…過激な……さ」
あかり「……」ポンポン
京子「……」
結衣「…んっ? どうしたんの、京子?」
あ
ポロポロ
京子「すん…ぇぐ……///」
結衣「えっ」
ちなつ「えっ」
綾乃「歳納…京子……?」
あかり「京子ちゃん…」ポンポン
京子「あ゛がり゛の馬鹿…。お客泣かせてどうすんだよ?///」ギュッ
あかり「…京子ちゃんはどうして泣いてるの?」ポンポン
京子「あかりがあっだがいから゛だよぉ~…///」グリグリ
あかり「どうしてあったかいと泣いちゃうのかなぁ?」ポンポン
京子「嬉……///」
京子「ハッ!!」
ドンッ
あかり「きゃ!?」ステン
京子「…危ない危ない。今のはトップシークレットだった」
京子「グスッ…あかり、お前は退部だぁ! 二度と客は回さん!!」ビシッ
あかり「えっ」
京子「結衣も退部! それから、ちなつちゃんと正式に付き合うこと!!」ビシッ
結衣「えっ」
ちなつ「えっ」
京子「それから綾乃、今まですみませんでしたごめんなさいもうしません(棒)」
綾乃「…なんで私だけ投げやりなのよ?」
千歳「そら、今回は綾乃ちゃんの負けやからなぁ…」フラッ
綾乃「千歳、あなた大丈夫なの!?」
千歳「大丈夫やあらへんけど、後輩の成長はちゃんと見届けなアカンやろ?」キリッ
綾乃「千歳…」
綾乃「じゃあ、なんでメガネ外してるのよ」
千歳「……」ボタボタ
あかり「えへへ、よく分かんないけど一件落着だよぉ♪」ニコッ
あかり『それからすぐにふうぞく部は無くなり、京子ちゃんは漫研に入りました』
半年後
ガラッ
京子「アッカリーン」
あかり「あっ、京子ちゃん」
綾乃「ととととと、歳納京子!!?///」
あかり「どうしたの、今は部活の時間でしょ?」
京子「へへっ、私の新作漫画をあかりに一番に読ませたくてさぁ」ニヤニヤ
あかり「わぁ、あかり嬉しいよぉ♪ じゃあ、さっそく――」
綾乃「待ちなさいよっ! 生徒会副会長として、内容を改めさせて貰うわ!!」バッ
あかり「あっ」
京子「あっ」
ペラ…ペラ…
綾乃「ぁ…あぁ……ぁぁぁ~~っっっ///」カァァ
綾乃「私、ちょっとトイレ!!!///」ダッ
バタン
あかり「…杉浦先輩、どうしたのかなぁ?」
京子「さぁ~て、どうしたのかねぇ~?」
京子「パンツの中がグショグショにでもなったのかねぇ~?」
京子「流石、私の実体験を元にしたミラクルR―18。これなら、あかりも」
京子「――んじゃ、次はあかりが読む番…」スッ
あかり「あっ、あかりはそろそろ池田先輩の方のお手伝いに行かなきゃ!」スクッ
京子「えっ」
あかり「じゃあ、京子ちゃん! 漫画はまた今度ねぇ♪」ステテ
バタン
京子「ちぇっ」
京子「次は絶対、あかりを洪水注意報にしてやる!!」
廊下
あかり「」ステテ
櫻子「あっ、あかりちゃんじゃん!」
向日葵「あら、赤座さんではありませんの」
あかり「櫻子ちゃん、向日葵ちゃん!」
櫻子「ねぇ~、あかりちゃ~ん。いつになったらさんぴーしてくれるのぉ~?」
あかり「え~。え~っとぉ…」
向日葵「こらっ、櫻子! とっくにふうぞく部は無いんですから赤座さんは――」
櫻子「そんなの知ってるし! 言ってみただけだよ」
あかり「あはは……やっぱり、あかり無しじゃ駄目かなぁ?」
さくひま「「駄目(ですわ)!!!」」
あかり「きゃ!?」
櫻子「とにかく、私たちとさんぴーする気になったら――」フンフン
向日葵「いつでもお声かけ下さいませ!!」フンフン
あかり「わ、分かったよぉ…」
ギシギシギシ
千歳「船見さん、吉川さん。トイレが使えんって苦情来とるから早よ出てきぃ?」
あかり「池田せんぱぁ~い!」ステテ
千歳「ああ、赤座さん。駄目や、2人とも終わるまで出て来る気あらへん」
千歳「しかも、隣の個室ではなぁ…」
綾乃「はぁ…はぁ……やだぁ、拭いても拭いても溢れ出て来るぅ……///」カサカサ
千歳「完全に手詰まりや」
あかり「……」
千歳「…赤座さん?」
あかり「池田先輩。あかり、なんでみんなが体体って言うのか分からないんです」
あかり「池田先輩も誰かを脱がせたり、さんぴーしたりしたいんですか?」
千歳「したいよ?」シレッ
あかり「えっ!?」ガーン
千歳「したいに決まっとるやん。ウチ、女の子好きやもん」
あかり「そっかぁ…。池田先輩もみんなと一緒……」シュン
千歳「でもな? 誰でもやあらへんよ。本当に好きな人とだけやねん!」
あかり「本当に好きな人と、だけ…」
千歳「赤座さんは居るん? 好きな人」
あかり「あかりは……は、はい! あかりにも好きな人居ます!!///」ジーッ
千歳「そっかぁ。なら、いずれ分かるようになるから安心し」ニコッ
あかり「///」モジモジ
千歳「…んっ? 今度はなんやの」
あかり「ト、トイレ…ずっと我慢してて……///」モジモジ
千歳「あ~、なるほどな。別んとこ行く余裕あるん?」
あかり「あ、ありません…///」ギューッ
千歳「そっかそっか。ほんなら、今バケツ用意するからな」クルッ
あかり「あっ、池田先輩!!」
千歳「えっ?」
ギュッ
お わ り !
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