スリーパー「私もメガシンカしたい」 (19)

フーディン「無理だろ」

ミュウツー「無理だな」

スリーパー「なんでだよ私も初代単エスパーなんだぞ」

フーディン「需要が無い」

ミュウツー「見た目が悪い」

スリーパー「酷いなお前ら」

フーディン「だってお前耐久型じゃん地味じゃん」

スリーパー「耐久型のどこがいけないんだよ」

フーディン「地味じゃん」

スリーパー「答えになってない」

ミュウツー「メガシンカのウリのひとつは派手さだからな」

スリーパー「いいじゃないか耐久型のメガシンカがあっても……」

フーディン「それにあれじゃんロリーパーじゃん」

スリーパー「濡れ衣だろうそれは」

フーディン「濡れ衣じゃないじゃん実際幼女襲ったじゃん図鑑にも書いてあるじゃん」

スリーパー「いや……うん……もういいや」

フーディン「諦めるのはえーじゃん」

ミュウツー「材料が揃いすぎたな」

フーディン「まあ能力値以上にお前見た目も地味じゃん?」

ミュウツー「真っ黄色だな」

スリーパー「お前らも似たようなもんだろうが」

フーディン「俺はあれじゃん色々付いてるじゃん」

ミュウツー「私もアレだ、色々付いてる」

スリーパー「何が言いたいかはわかるが雑だなお前ら」

フーディン「以上の問題があってスリーパーはメガシンカできませーん帰ろ帰ろ」

ミュウツー「残念だったな」

スリーパー「ええー私こんな簡単に諦められるの……?」

ミュウツー「次回作以降でメガシンカ出来るかもしれないぞ、がんばれ」

スリーパー「応援してるようで突き放してるよなそれ」

ミュウツー「応援する気もあまりない」

スリーパー「ひどい」

ミュウツー「変な進化してダサくなるよりはいいだろ、メガフーディンダサいし」

フーディン「おいどういう意味だ」

スリーパー「あー、確かにダサいな」

フーディン「ぶっ飛ばすぞお前ら」

スリーパー「まもる」

ミュウツー「まもる」

フーディン「うわウゼェ」

ミュウツー「だって腰とか細すぎるだろアレ折れるだろ」

スリーパー「かくとうタイプが弱点になりそう」

フーディン「なってたまるかサイコパワーなめんな」

ミュウツー「サイコパワー無しだと自重で折れるだろ」

フーディン「否定はしない」

フーディン「それよりなんだお前のあのダサい取っ手は」

ミュウツー「取っ手?」

スリーパー「頭のやつだな、Yの」

ミュウツー「ああ、アレか、ダサく無いだろオシャレだよオシャレ」

スリーパー(オシャレか?)

フーディン「絶対オシャレじゃねーじゃんどう見ても持ち運び用じゃん」

ミュウツー「なら便利でいいじゃないか」

スリーパー「お前はそれでいいのか」

フーディン「じゃあXのあのイボイボはなんだよ」

ミュウツー「あれはポケットだ」

スリーパー「それはオーダイルで使い古されたネタだと思うぞ」

ミュウツー「そうか?」

フーディン「そうだな」

ミュウツー「じゃあボタンだ」

フーディン「じゃあじゃねーよなんのボタンだよ」

ミュウツー「押すと変形するボタンだ」

スリーパー「Yに?」

ミュウツー「うん」

フーディン「ポケモンじゃなくてロボットだったのかよお前」

ミュウツー「誕生経緯的にありだろ」

フーディン「ねーよ」

スリーパー「無理があるわ」

ミュウツー「じゃあ話を戻そう、スリーパーの需要の無さについてだが」

スリーパー「需要はあるわ舐めんな」

フーディン「いや無いだろ、元もメガシンカも進化前も」

スリーパー「多少はあるわ全否定すんな」

ミュウツー「ところでお前いつゆめくい覚えるんだ?」

スリーパー「今関係ないだろ話そらそうとするな」

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