ほむら「安価でまどかを救う」(615)

ほむら「繰り返しても繰り返してもまどかを救えない」

ほむら「もう私の考え得る方法じゃ無理なのかもしれない…」

ほむら「そこで安価よ」

ほむら「今はループ直後の病室」

ほむら「先ずは>>5をするわ」

ラジオ体操

ほむら「魔力無しじゃ不健康な私の身体」

ほむら「そこでラジオ体操…か。良いかもしれないわね」

ほむら「問題はどこでラジオ体操をやるか、よ」

場所?>>12

志筑邸

ほむら「志筑…。志筑仁美ね」

ほむら「彼女の家でラジオ体操をする得が思い浮かばないのだけれど…」

ほむら「…まぁ、安価なら仕方がないわ。これで全て上手く事が進むのならば」

ほむら「…出かける支度をしないと」

ほむら「眼鏡は要らないわ」ポイッ

ほむら「視力強化」キュイーン

ほむら「三つ編み開放」ファサァッ


ほむら「…転校前に見滝原中学校制服を着て動き回るのも何だわ」

ほむら「服は何を着ていこうかしら」

>>16

アシモの着ぐるみ

ほむら「アシモ…?」

ほむら「スマフォで調べましょう」

ほむら「…」ポチポチッポチポチッ

ほむら「…」ポチポチポチッ

ほむら「…」ッターン!!


ほむら「…http://ja.wikipedia.org/wiki/ASIMO

ほむら「これでいいのかしら」

ほむら「…まぁ、入手できないこともないけれど…」

―ホ○ダ社

ほむら「ホン○社に潜入したわ」

ほむら「ミッションは、アシモの外側を入手」

社員さんたち「「「「だれだあんたはー!」」」」

ほむら「敵が来たようね」

ほむら「どう突破しようかしら」

>>21

色仕掛け

AIBOのフリ

ほむら(そう言えばアイボなる犬型ロボットが1世代前にあったわね)

ほむら(ソレのフリしてれば怪しまれないわ)


ほむら「わんわん!わんわん!」

社員さんα「お嬢ちゃん、関係者かい?」

社員さんβ「ここはお子様の来る場所じゃないんですけど…」

社員さんγ「どちらさま?」

ほむら「>>25

侵食せし黒き翼を持つ黒猫よ

池沼のフリで乗り切る

ほむら「あうあうあぁあwwww」

社員さんたち「…」

ほむら「おぎゃあぁああぁぁぁあああwwwww」

社員さんたち「…」

ほむら「ぱしへろんだすwwwwwwwwwww」

社員さんたち「…」

ほむら「…」

―――
――





――
―――

ほむら「…追い出されたわ」

ほむら「まぁ、時間停止してガワだけかっさらって来たのだけれどね」

ほむら「さぁ、志筑家に向かいましょう」

―志筑邸前

ほむら「…」スルスル

ほむら「…」ヌギヌギ

ほむら「よいしょ、っと…」ガコン…

ほむら「よし、これで見た目はアシモだわ」

ほむら「それでは、ミュージックスタートね」

―――
――

―志筑邸

仁美「紅茶が美味しいんですの」

仁美「ふぅ…」

『腕と足の運動です』

仁美「あら…?」

『立ってる方は元気よく足を延ばしましょう』

仁美「…?こんな時期にラジオ体操…?」

仁美「…」ガララッ

志筑仁美が自室の窓から見た光景は…。

ASIMO「テンテーケテーンテーン。テンテーケテーンテーン」

仁美「…」

ASIMO「テーンテケテケテケテーンテン」




仁美「…は?」

ASIMO(ほむら)「…ふぅ」

ASIMO(ほむら)「日常生活に支障の出ない程度に魔力で肉体強化しているのだけれど」

ASIMO(ほむら)「流石に着ぐるみでラジオ体操はキツいわ…」

ASIMO(ほむら)「…病室に帰りましょう」

仁美「あの…」

ASIMO(ほむら)「はい」

ASIMO(ほむら)「…!」

ASIMO(ほむら)(…志筑…仁美…っ)

仁美「なにしてるんですの」

ASIMO(ほむら)「>>33

この家のガードマンをしているの

ASIMO(ほむら)「この家のガードマンをしているの」

仁美「あら~。それはお疲れ様です~」

ASIMO(ほむら)「いえ、この仕事に生きがいを感じているので、兵器ですよ」

仁美「?」

ASIMO(ほむら)「あ、いえ、平気ですよ」

仁美「そうですか…」

ASIMO(ほむら)「…」

ASIMO(ほむら)「…貴女の方こそ、何か御用で?」

仁美「あ、いえ…。やけになめらかで不思議な動きをしていたもので、少し気になりまして…」

ASIMO(ほむら)「そうですか」

仁美「…にしても、流暢に喋れるロボットですこと…」

仁美「お父様の知り合いの所でも、こんなにも精密な物は見たことありませんの…」

ASIMO(ほむら)(…もしかして疑われているのかしら)

ASIMO(ほむら)(マズいわ、どうにか切り抜けないと)

ASIMO(ほむら)「>>40

お褒めいただき恐縮ですお嬢様

ASIMO(ほむら)「お褒めいただき恐縮ですお嬢様」

仁美「ふふふ…いえ…」

ASIMO(ほむら)「…」

仁美「…」


仁美「…あの…」

ASIMO(ほむら)「な、なにかしら」

仁美「…足が震えてますわ」

ASIMO(ほむら)「」





ASIMO(ほむら)「>>42

オイルが切れそうです

ASIMO(ほむら)「オイルが切れそうです」

仁美「…」

ASIMO(ほむら)「…」

仁美「…」


仁美「…確かホンダ社さんのロボットって充電式じゃ…?」

ASIMO(ほむら)(マズい…っ!!)

ASIMO(ほむら)「>>49!!」

ドッキリ大成功

ASIMO(ほむら)「ドッキリ大成功!!」

仁美「…」

ASIMO(ほむら)「ドッキリ大成功!! ドッキリ大成功!! ドッキリ大成功!!」

仁美「…」

ASIMO(ほむら)「かかったわね、志筑仁美。これはドッキリよ」

仁美「…」

ASIMO(ほむら)「…」

仁美「…」

仁美「…」パチンッ!!

ASIMO(ほむら)「えっ、指パッチン…」


SPさんたち「「「「何事ですかお嬢様」」」」ゾロゾロゾロ…

ASIMO(ほむら)(あ、あわわわわ…)

仁美「この人、気持ち悪いんですの。つまみ出してくれませんこと?」

SPさんたち「「「「承知しました、お嬢様」」」」

ASIMO(ほむら)(あ、これは詰んだ)

ASIMO(ほむら)(…そういえば着ぐるみ着たまま変身したらどうなるのかしら)

ASIMO(ほむら)(と言うかこの状況をどう切り抜けましょうか)

>>52

仁美をお姫様抱っこしながら逃走

ASIMO(ほむら)「…」キュピーン

SPさんI「?何この紫色の光」

SPさんII「ロボットが光った」

ASIMO(ほむら)「停止」カチッ

SPさんI「――」

SPさんII「――」

仁美「――」

SPさんIII「――」

ASIMO(ほむら)「捕獲っ!」バッ

仁美「――」

ASIMO(ほむら)「解除」カチッ


SPさんI「…あれっ」

SPさんII「おい!お嬢様が居ないぞ!」

SPさんIII「探せ!探すんだ!!」

仁美「―あれっ?」

ASIMO(ほむら)「ハァ…ハァ…ハァハァ…」

仁美「…!ちょ、貴方!なんですの!何をしたんですの!?」

ASIMO(ほむら)「黙ってて、騒がないで」ハァハァ

仁美「ちょ!やめてくださいまし!離して!離して!!」

ASIMO(ほむら)「ハァ…ハァ…ハァハァ…」

仁美「いやあああああ!誰か助けて!助けて!!」

ASIMO(ほむら)(人抱えながら走るのも楽じゃないわね)

ASIMO(ほむら)(と言うか拉致してどうするのよ…)

>>56

盾にしまう

ASIMO(ほむら)(もういい、盾に仕舞いましょう)

ASIMO(ほむら)(これで美樹さやかとの揉め事も解消されるでしょうし、一石二鳥ね)

ASIMO(ほむら)「…」ズズッ

仁美「えっ!なんですのこれ!?」ズズッ

仁美「や、やめて、助けて!」ズズズッ…

仁美「ぁ…ああ…!!」ズズッ…

仁美「いやああああああああああああぁぁぁぁぁ…」ズズッ…


ASIMO(ほむら)「…ふぅ、一件落着」

―ほむホーム

ASIMO(ほむら)「…」ゴソゴソ

ほむら「…」ヌギヌギ

ほむら「…ふぅ」

ほむら「アシモも盾の中にぶち込みましょう」

―――
――


――
―――

ほむら「一日目のまとめはこんな所かしら」

・仁美消去
・それにより美樹さやかが縮こまる恐れも無くなった
・後は美樹さやかを魔法少女にしなければ、連鎖的にまどか生存フラグが立つ

ほむら「…今の所、いい方向へ進んでいるわ」

ほむら「我ながらいい仕事をしたわ」

ほむら「…今日はもう寝ましょう」

―――
――


――
―――

ほむら「…新しい朝が来た」

ほむら「今日は何をしましょう?」

>>63

ラジオ体操

ほむら「ラジオ体操は毎日続ける事に意味があるのよ」

ほむら「この前は病院に居たから場所を移す必要があったけれど、今日は私の自宅で事が済むわ」

ほむら「さぁ、やりましょう」

―――
――


『ほむらのステータスがアップした!』

HP:10→11
力:10→11
防御:5→7
速さ:10
精神:20


――
―――

ほむら「…ふぅ、いい汗をかいたわ」

ほむら「固有魔法が無ければただでさえ最弱な私にとっては、有益なのかもね」

ほむら「近接戦闘も出来る様になれば言う事無しなのだけれど…」

ほむら「…さて、今日は何しましょう」

>>69

ちょっとかわいそうなので盾にカロリーメイト一年分と水一週間分を入れる

ほむら「…いくらまどかの為とは言え、その友人を犠牲にするなんて流石に心苦しいわ…」

ほむら「ここは窃盗してきたカロリーメイト一年分と水一週間分を彼女に与えてあげましょう」

ほむら「…」ガサゴソ…

ほむら「…」ズゾゾゾゾ…

ほむら「…」ポイッ

ほむら「…」

ほむら「これで彼女も生きれるでしょう」

ほむら「次は何をしようかしら」

>>71

まどかにジークンドーを習わせる

ほむら「…ジークンドー?」

ほむら「わからないわ。少しパソコンで調べてみましょう」

ほむら「…」カタッカタカタッ

―――
――


――
―――

ほむら「…」カタッカタカタッ

ほむら「…」ッターン!!

パソコン「http://ja.wikipedia.org/wiki/截拳道」

ほむら「…」

ほむら「…」


ほむら「…は?」

ブルースリー拳法だよ
ほらやたらホワッチャアアァァァァァァァァいうアレ

ほむら「…三行にまとめると」

・ブルースリーさんの戦い方
・アタタタタ!!
・これをまどかに習わせる

ほむら「…ふざけないで!無理よ!」

ほむら「まどかにこんな事が出来る筈が無い!」

ほむら「戦いになんて無縁な彼女が、この様なマネを…」

ほむら「…!」

ほむら「…いや、意外と悪くないのかもしれない…」

ほむら「そもそも彼女自身、自分に取り柄が無い事に日々悩んでいた」

ほむら「曰く、勉強が出来ない、特技も無い、体育も出来ない」

ほむら「…そんな彼女がこの格闘技をマスターした日には…」


ほむら「…良い作戦かもしれない」

ほむら「彼女のコンプレックス解消としては、かなり良い部類かもしれない」

ほむら「まどか自身の為の護身術にもなるし、一石二鳥よ」

ほむら「そうと決まれば、行動開始よ」

―――
――


ほむら「私自身、ジークンドーがどんな物かなんて知らないわ」

ほむら「まどかに習わせる以上、私も知っている必要があるのかもしれない」

ほむら「だから私も習得すべく、ここに来たの」

ほむら「ジークンドーの道場的な場所に辿り着いたわ」

ほむら「…さて」

ほむら「何と言って入ろうかしら」

>>81

看板をもらいにきた

コンコン

「はい」

ガチャ

格闘家さん「…誰だ?」

ほむら「看板をもらいにきた」

格闘家さん「ほう」

ほむら「良い?」

格闘家さん「良いだろう。俺と勝負だ」

―――
――


格闘家さん「ルールは簡単。タイマンで倒した方が勝ちだ」

ほむら「えぇ」

格闘家さん「さぁ、行くぞ」

ほむら「えぇ」

格闘家さん「オォォォォォゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…!!」

ほむら(気合を溜め始めたわ)

ほむら(…人殺しになるのも何だから、大人の男性と渡り合える程度に肉体強化しておきましょうか)

ほむら(既に魔法少女に変身しては居る。後は時間停止で上手い事逃げて)

ほむら(不意打ちするのみ)

格闘家さん「ホワッチャァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

ほむら(…来たっ!)

ほむら(時間停止!)カチッ

格闘家さん「――」

ほむら「…ふんっ!」ゴスッ!!

ほむら「解除」カチッ

格闘家さん「フゴォ!!!」ドサッ…

ほむら「…ふぅ」

格闘家さん「き…さま…」

ほむら「…何かしら」

格闘家さん「何をした…?突然消えたぞ…」

ほむら「>>87

加速

ほむら「加速よ」

格闘家さん「何…ぃ?」

ほむら「加速したの。目に見えないぐらいにね」

格闘家さん「そう…かっ!!」バッ!!

ほむら(っ!!倒れてると見せかけてのハイキック…!)

ほむら(…間に合えッ!)

秒数コンマ偶数 : 奇数=時間停止間に合う : 時間停止失敗 >>91

どうだ

カチッ

格闘家さん「―」

ほむら「…ふぅ、間に合った」

ほむら「眼前1cm、と言った所かしら。危ない所だった」

ほむら「佐倉杏子や巴マミの様な魔法少女のプロとは何度も渡り合ったけrど」

ほむら「格闘のプロと戦った事は何気に一度も無かったわ…」

ほむら「…さて」

ほむら「ふっ!」ゴスッ

ほむら「解除」カチッ

格闘家さん「フゴッ!!」

ほむら「…勝負あったわね」

格闘家さん「…あぁ、負けたよ…」

ほむら「と言う事で、看板はいただくわ」

格闘家さん「あぁ、好きにしろ…と言いたい所だが」

ほむら「…?」

格闘家さん「お前、どうやら戦い慣れていない様に見えるぞ」

ほむら「…そんなこと」

格闘家さん「キックをかました時に、一瞬だが焦りが見えたぞ」

ほむら「それで?」

格闘家さん「この道場はお前にやるが、お前を鍛えるのにも協力させてもらう」

格闘家さん「良いか?」

ほむら「…」

ほむら(ジークンドー習得出来ればこっちの物だけれど…。これからまどかを救う戦力的な意味で)

ほむら「>>94

毎度毎度安価近いな

いや、ペースもいいし構わないんだけどさ

ほむら「毎度毎度安価近いな…」

格闘家さん「は?」

ほむら「いえ、こちらの話」

格闘家さん「それで?答えは?」

ほむら「>>98よ」

うん








ほむら「うん」

格闘家さん「OKか?」

ほむら「うん」

格闘家さん「そうか。けど甘く見るな?俺のシゴきは厳しいぞ」

ほむら「こ」


格闘家さん「…は?」

ほむら「あ、いえ」

格闘家さん「…」

―――
――


ほむら「今日の一日まとめ」

・近接戦闘が出来る可能性が出て来た
・まどかを救える可能性UP

ほむら「…と言った所かしら」

ほむら「…寝ましょう」

―三日目 ジークンドー習得度(1%)

ほむら「今日は平日だわ」

ほむら「杏子以外の魔法少女関連の者は全員学校に登校中、と言った所かしら」

ほむら「今の内に行動するか、夜まで待って行動するか」

ほむら「どうしましょう」

秒数コンマ偶数 : 奇数=昼 : 夜 >>104

ラジオ体操

ほむら「よし、今のうちに行動しましょう」

ほむら「先ずはラジオ体操ね」

―――
――


『ほむらのステータスがアップした!』

HP:11
力:11
防御:7
速さ:10→12
精神:20


――
―――

ほむら「心なしか身体が軽くなった気がするわ」

ほむら「恐怖心とかの意味じゃなくて、ね」

ほむら「さぁ、今日の行動で転校前の行動にはひと段落つけましょう」

>>114

道場行く

道場へどうじょ

自己紹介用の一発芸を特訓

ほむら「今までまどかを魔法少女から遠ざけるために、故意に冷たい態度を取り続けてきたわ」

ほむら「それもある意味裏目に出続けたのかもしれないわね」

ほむら「まどかも、私の忠告を全然聞いてくれないし…」シュン

ほむら「…まどかと打ち解ける為にも、まずはコミュ力を上げないとね」

ほむら「今の流行りは…一発芸と言った所かしら?」

ほむら「私じゃ思い浮かばないわ」

ほむら「どうしたものかしら」

一発芸の内容:>>117

カポエラ

ほむら「ジークンドーに加えてまた格闘技をやれと言うの…!?」

ほむら「…いえ、単なる一発芸専用の物だからそんな真剣にならなくても良いわ」

ほむら「ただ踊っておけば済むわね、うん」

ほむら「よし、特訓しましょう」

ほむら「と言うかどこで?」

>>120

マミさんの家

ほむら「巴マミの家…」

ほむら「今の時間多分彼女は学校に居る筈…」

秒数コンマ偶数 : 奇数=マミさんサボり : 登校中 >>122

さぼり

ほむら「まぁ、居ても居なくてもどちらでもいいわ」

ほむら「他人の目線が気になる気がする所で披露してこそ、一発芸と言う物よ」

ほむら「一人でマイホームで披露しても特訓にもなりゃしないわ」

ほむら「と言う事で、巴マミの家へゴー」

―――
――





――
―――

ほむら(…念の為巴マミが居るかどうかチャイムを押してみましょう)ピンポーン

『はーい』

ほむら(うわ、居た)

ガチャ

マミ「…どちら様?」

ほむら「>>126

侵食せし黒き翼を持つ黒猫よ

朱美ほむらよ

ほむら「朱美ほむらよ」

ほむら(適度に名前を偽っておく、と言う)

マミ「は、はぁ…」

ほむら「今から一発芸をやるわ」

マミ「え」

ほむら「お題はカポエラ」

マミ「えっ…え?」

ほむら「スタート」

ほむら「ほっ!ほっ…!…ほっ!」クネクネ

マミ「…」

ほむら「ほっ!ほっほっ!…ほっ!」クネクネ

マミ「…」

ほむら「…」

マミ「…」

マミ「…あの…」

ほむら「何かしら」

マミ「…それ、腰振りダンス…よね?」

ほむら「そうよ」

マミ「…さっきカポエラって」

ほむら「これがカポエラよ」

マミ「…」

ほむら「…」

マミ「…」

ほむら(…気まずい…)

ほむら(ここを切り抜けるには…)

ほむら「>>130

kskst

あなたが好き

ほむら「あなたが好き」

マミ「…!」

ほむら「あなたが好き」

マミ「そ、それってどう言う意味…?」

マミ「私、貴女の事知らない…」

ほむら「>>134

kskst

そう、まだ前世の記憶に目覚めてないのね…

ほむら「そう、まだ前世の記憶に目覚めてないのね…」

マミ「…!」ピクッ

ほむら「仕方がないわ、目覚める事の出来る人の方が希少だもの…」

マミ「…朱美ほむらさん、だったわね?」

ほむら「えぇ」

マミ「貴女の経験してきた事、詳しく聞かせてくれないかしら?」

ほむら(巴マミの表情が緩んでいるのは何故かしら)

[秒数コンマ]>>139
7の倍数:全てを話す
それ以外:適当な事を話す(内容は該当安価次第)

私とあなたは、前世で世界を混沌に陥れる漆黒の王と戦い、
相打ちになり命を落としたの。
その時に最後の力を振り絞り転生をはたしたのよ

ほむら「私とあなたは、前世で世界を混沌に陥れる漆黒の王と戦い、相打ちになり命を落としたの」

マミ「…」

ほむら「その時に最後の力を振り絞り転生をはたしたのよ」

マミ「…そう…」

ほむら「えぇ」

マミ「これも、定めの旋律~デスティナツィオーネ・シークェンツァ~と言った所かしら」

ほむら(うわ)

マミ「…と、冗談はさておき…貴女」

ほむら「何かしら」

マミ「これに見覚えはある?同業者かしら?」

ほむら(…ソウルジェム…)

ほむら「>>142

トイレの芳香剤?

ほむら「トイレの芳香剤?」

マミ(む…)

マミ「そ、そうなのよ!こ、これが効き目良くてね?す、すごいんだから!」

ほむら(焦ってる焦ってる。ブザマね)

マミ「ぜ、是非おすすめしたい所だなー、なんて…ははは…」

ほむら「…同業者って何の事だったの?」

マミ「え゛」

ほむら「何の事?」

マミ「…」

ほむら「…」

マミ「そ、そんなことよりも朱美さん!」

ほむら(あ、逸らした)

マミ「貴女、結局何なの?誰なの?」

マミ「急に押しかけてきたと思えば、変な踊りを見せられるし」

マミ「挙句の果てには、ちょ、ちょっと素敵な話聞かされて…」

ほむら(やっぱりあぁ言うのが好みなのね)

マミ「貴女、結局誰なの?何者なの?」

ほむら「>>150

st

救世主よ

ほむら「救世主よ」

マミ「ふざけないで!」

ほむら「!」ビクゥッ

ほむら(急に大声出さないで欲しい物だわ…)

マミ「結局貴女誰なの?何で一発芸を披露しに来たの?」

マミ「どう見ても不審者じゃない!」

ほむら(貴女のセンスもある意味では不審よ)

マミ「結局誰なの?答えて!じゃないと警察を呼びます!」

ほむら「>>156

すべてはなす

ほむら「全て話す」

マミ「へぇ。怖気づいたって訳?」

ほむら「えぇ。こんなところで捕まってしまう訳にもいかないもの」

ほむら「…捕まる訳が無いけれど」

マミ「と言うと?」

ほむら「>>162

秒数コンマ偶数 : 奇数=ほむらの秘密をすべて話す : やはり適当な事を言う(安価の内容次第)

マドカ愛してるー!!

ほむら「私はこういう"モノ"よ」

マミ「…!ソウルジェム…!」

ほむら「ええ、貴女の同業者よ」

マミ「…」

ほむら「全て話すわ」

―――
――

ほむら「…昔の私は…」

ほむら「…いえ、今でも…か。私は弱かった」

マミ「…」

ほむら「…病弱で、何の取り柄も無い。勉強も運動もままならない、ただ蔑まされるだけの存在だった」

マミ「…」

ほむら「…そんな私が、見滝原中学に転校した時の事」

マミ「えっ…」

マミ(私と同じ学校だったんだ…)

ほむら「相変わらず、人とのコミュニケーションもまともに取れない私に手を差し伸べてくれた…」

マミ「…それが、まどかさん、ね…」

ほむら「…えぇ」

マミ「…」

ほむら「…魔法少女として、貴女とコンビを組んでいたわ」

マミ「えっ…」

ほむら「愚かな私に手を差し伸べてくれたの…」

マミ「…」

ほむら「それで、私も魔法少女になって…」

ほむら「まどかと一緒に、巴さん…貴女に鍛えてもらって…」

マミ「…」

ほむら「…けれど、二人とも死んじゃって…」

マミ「…え…」

ほむら「大切だった。なのに…っ」

ほむら「助ける為に繰り返しても、結局死んじゃって…っ」ポロポロ

マミ「…」

ほむら「繰り返してきた私も信じて貰えず…、まどかとのズレが激しくなって…誰にも聞いてもらえなくなって…っ」ポロポロ

マミ「朱美さん…」

マミ「…っ」ギュ

ほむら「!…巴…さん…?」

マミ「…頑張ったわね…!ずっとひとりぼっちで…辛かったよね…?寂しかったわよね…?」

ほむら「…っ」

マミ「大丈夫…!今度は私が傍に居てあげる…!」

マミ「だからお願い…。私にも協力させて…?」

ほむら「…」





ほむら「>>176

スケベするで

おい、ここで安価とかカオスにしかなんねーぞ

安価ならおk

ほむら「スケベするで」

マミ「うん…」

ほむら「スケベするで…?」

マミ「…うん…。そのぐらい構わない…。ずっとひとりぼっちだったものね…。うん…」

マミ(…身体に少し触れる、スキンシップ的な意味…よね?そのぐらいなら…)

ほむら「えっ」

マミ「…?」

ほむら「あ、いえ、冗談です」

マミ「あら、そう?」

ほむら「あ、はい」

マミ「そう…」

ほむら「…」

マミ「…朱美さん?」

ほむら「いえ、暁美です」

マミ「じゃあ…暁美さん?」

ほむら「…何ですか?」

マミ「トイレの芳香剤の話、覚えてるかしら?」

ほむら「…あ」

マミ「もう…!同業者が何かとか聞かれた時には」

マミ「すごく恥ずかしかったのよ?」

ほむら「…ごめんなさい」

マミ「ふふっ。冗談よ」

マミ「今日は不思議な子の秘密を知れたから、良しとします」

ほむら「…ありがとうございます」


――
―――

ほむら「巴マミを仲間に出来た」

ほむら「…けれど、未だソウルジェムの秘密については話していない」

ほむら「発狂されたら、困り物だから…」

ほむら「もう夜になったわ」

ほむら「どうしましょう?道場に行こうかしら」

ほむら「…まぁ、通信教育出来る様にしたから、行かなくても習う事は出来るのだけれど」

>>188 (道場に行けば習得度が通常よりも上がります)

魔法少女化する前のホムラと遭遇

ほむら「まだ寝るまでの時間はかなり有るし、まだ登校している訳でもない」

ほむら「歩きながら追々考えても良いわ…」

―――
――


――
―――

ほむら「…病院、か…」

ほむら「そう言えばいくら志筑仁美を消したからと言って、美樹さやかが契約しないとも限らないわ」

ほむら「そもそもの原因は上条恭介の腕。それをどうにかしない限りは美樹さやかの安否については絶望的…」

ほむら「…どうしたものかしら…」


ほむら「…?」

ほむら(あそこは、私の元居た病室よね…)

ほむら(…まだ灯りが点いてる…)

ほむら(私が居なくなった個室なら、消えている筈じゃ…?)

ほむら(…他の人が入ったのかもね…)

ほむら(…)


ほむら(…一応、行ってみましょう。嫌な予感がする)

―エレベータ

ほむら(…つくづく思い出すわ、この場所に来てみると…)

ほむら(昔の…何もできないクズの私が居た、あの頃を)

ほむら(小学校の…何年生からだろう?見滝原中に来るまで何年も学校と言う物に関わり自体を持ってなかった気がする)

ほむら(こうやってただ5階の病室からエレベータに乗って、外に出ようにも出れるところは庭だけ…)


ほむら(…5階…?)


ほむら(…ちょっと待って)

ほむら(今回のループで私は、確か4階からエレベータに乗ったような…?)

ほむら(…気のせいね、きっとそうだわ…)

チーン

ほむら(…5階に着いた)

ほむら(夜の病室と言う物には、何時だって慣れないものね)

ほむら(…夜な夜な魔女を相手している私が言うのもなんだけれど…)

ほむら(もうここを魔女の結界と言っても違和感が無いぐらいに不気味)

ほむら(…まぁ、いずれここには巴マミを殺した魔女が現れるのだけれど…)


ほむら(…ここね、私が元居た病室…)

ほむら(5xx番。暁美ほむら…。)

ほむら(やはり明かりが点いている。しかも中に誰か居る…)

ほむら(…)

コンコン

ほむら(…と言うのも思い過ごしよね。居るとは言っても、看護婦やらその辺…)





『はい…?』

ほむら「―――っ!?」ゾクッ




ほむら(…この声…。…どこかで聞いた様な…)

ほむら(…いや、聞いたどころの話じゃない…!)

ほむら(この弱弱しい、何時も何かに怯える様な声…!)

ほむら(…っ!)

ガラララッ!!

???「…?」

ほむら「―――」

ほむら「―――っ!!」

…間違いなかった。

見間違える筈も無かった。

???「…あの…」

この弱弱しい声

???「え、…と…」

何時も誰かに怯える様な、今にも泣きそうなその目。

???「ど、どなた…ですか…?」

何もかもが弱弱しい、長い黒髪を編んだ眼鏡の少女。


紛れも無く、過去に置き去りにした私自身だった。

ほむら「―――っ!!」

逃げ出せずには居られなかった。

無我夢中で、階段を駆け下りた。
転んで、皮膚を破こうが、それさえも気にならなかった。

―そんな私の視界に入った物。

ほむら「…4階廊下…」

静まり返って闇に染められたその空間の中ですら確信できた。

この空間の光景には見覚えがある。
しかも、つい一日二日前に、だ。

ほむら「…」

この先に行っては行けない。
理屈を削いだ感覚レベルで私に語りかけるが、止められはしない。

震える足の歩みを、止められない。

ほむら「―――っ!!」

辿り着いた病室の表札に目を配る。
そこにはこう表記されていた。


―ホムラ朱美


ほむら「何よ…これ…!!」

ほむら「―――っ!!」ガララッ!!

病室を開けた。

見覚えがあった。

思考がチリチリと焼け死んでいくのを感じる。

ほむら「探さないと…!」

ここは自分とは全くの無関係の部屋。
名前もただ似ているだけ。

そう確信できる証拠を探す事にした。

けれど、探す間も無く。

ほむら「…うそ…」

…見つけてしまった。
しかも、全く無関係だと言える証拠などではない。

ほむら「…嘘よ…!!」

掃除から免れでもしたのだろうか
そこにあったのは…。

自分がかつて使っていた、眼鏡の残骸だった。

ほむら「―――!!」

恐怖からか焼かれていた思考をたった一瞬だけ繋ぎとめた。

ほむら「…学校…!!」

転校についてだ。

自分が朱美などと言う訳の分からない存在であっても
転校してマミと共に鹿目まどかを守り切りさえすればそんなことはどうだっていい。

そう自分に言い聞かせる為に、頭の中で念仏の様に唱えつつ
魔力を惜しむこと無く使い、急いで自宅へと向かう…。

近所迷惑など関係ない。
夜中の町には不釣り合いな騒音を響かせて、玄関から自宅の中へと転がり込む。

自宅への帰宅、たったそれだけでも何回転んだか。
足がもつれたか。思考がもつれたか。感情が絡まったか。

最早制御の利かない自分に対する抑制剤、それが見滝原中学校の書類。

ほむら「…有…ったぁ…!」

ああ、何とも心地よい感覚だ。
乾いた身体に、恵みの水が注がれるような。
封筒を見つけた私はそんな感覚に浸され、崩れるように眠りに落ちた。

ほむら「…くー……くー……」

けれど、この時まだ私は気付かなかった。




―封筒には、風見野中学校と書かれていた事を。

―転校初日 ジークンドー習得度(60%)

ほむら「…タチの悪い悪夢を見て以来、それを忘却したいが為に私はジークンドーの修行に精を出した」

ほむら「今では、時間停止無しにあの格闘家さんとあと一歩で渡り合える程度には成長した」

ほむら「巴マミにも褒められた。何でも、私の魔力の使い方が上手いそうで」

ほむら「結局私は暁美ほむらであって、ホムラアケミなどではない」

ほむら「…いける、今回はまどかを救えるかもしれない」


…そう思っていた。

ほむら「…やってしまったわ…」

ほむら「制服を貰いに行くのを忘れてた…」

ほむら「…ジークンドーの修行と、魔女退治に明け暮れていたものね。仕方がないわ」

ほむら「ジークンドーの為に買った、体育の授業に使えそうで代わりになりそうなジャージは持っている」

ほむら「仕方がないから、これで登校しましょう」

ほむら「…そう、仕方がないもの…」

―――
――


――
―――

ザワザワ…

ほむら(学校の中、視線が私の方へ注がれる)

ほむら(仕方がないわ。ジャージに鞄なんて、かなりアンバランスだもの)

ほむら(それに、制服でもない)

ほむら(特異に写るのは仕方のない事…)

ほむら(…早乙女先生の所へ訪ねましょう)

コンコン

ほむら「失礼します…」

ガララッ…

「…」
「…」
「…」「…」
「…」
「…」

ほむら(…やはり教師達の視線が注がれる)

ほむら(それはそう。学校の規定外のジャージだもの)

ほむら「早乙女先生は居られませんか?」

「…」

ほむら(一人の教師が、嫌な態度を露骨に見せながら顎で方向を示す。先生の方へ)

和子「…何ですか?貴女は?」

ほむら「暁美ほむらです」

和子「…」

ほむら「…」

和子「…誰ですか?」

ほむら「いえ、ですから暁美ほむら…」

和子「暁美さんなら、5分ほど前にここに来られました」

ほむら「…え」

和子「…貴女は誰なんですか?」


ほむら「…違う…」

和子「…」

ほむら「私は…暁美ほむら…!」

ほむら「私は暁美ほむら!!暁美ほむらです!!」

和子「…」

和子「…先生、指導部を」

先生「わかりました」

ほむら「!!先生!私は…っ!!」

和子「他校の人が何でこんな時間に居るのですか?学校はどうしたのですか?」

ほむら「違う!!違う違う違う!!私はここの生徒よ!!暁美ほむらよ!!先生…どうしたんですか…!?」

和子「ですから、暁美さんなら先程来られました。他の人を偽ってまで、貴女何がしたいんですか?」

ほむら「何で!!どうして!!!私なの!!私なのよ!!!」

指導部「早乙女先生!」

和子「先生、この子です」

ほむら「なんで…」

指導部「…君、どこの生徒さん?」

ほむら「…どうして…」


和子「…何処―――さ――の?――――な―――い」

指導部「―――名――?―――――所――――?」

和子「―――――」

指導部「――――」


ほむら「…いや…いや…いやよ…いや…っ…!」

ほむら「…聞きたくない…!何も聞きたくない……!」


和子「―――! 何――か言っ――らどうなの!?何処の子!?」


ほむら「いやあああああああああああ!!!」

ほむら(私は逃げる、逃げ続ける)

ほむら(教師たちを振り切り、アテも無く走り続ける)

ほむら(己の体力など気にせず、ただ逃げるためだけに走る)

ほむら「っはぁ…っ!!はぁ…っ!!…ッ・・・はぁ…ッ!!」

ほむら(喉が痛い。空気が冷たい)

ほむら(味わう空気が非常に冷たい)

キーンコーンカーンコーン…

ほむら(ホームルーム開始のチャイムが鳴った)

ほむら(…そもそも、何で私は逃げてるのか)

ほむら(…怖いから?教師たちが怖いから?)

ほむら(私のどこにも、逃げる理由なんてない筈)

ほむら(…きっと、ジャージのせいよ)

ほむら(けれど、いくらなんでもそれだけで他人のフリをされる筋合いは無い)

ほむら(ただ、純粋に叱ってくれれば良い筈…)

ほむら(…早乙女先生の所へ行きましょう)

ほむら(事情を知らない他の教師の事なんてどうでもいい)

ほむら(…先生に理由を聞かないと…)

ほむら(他人のフリをした訳を聞かないと…)

ほむら(だから私は教室へ向かう)

ほむら(何度も目にしてきた、まどかの居る教室へ…)

―見て見ぬフリをしてきた、今一番見たくも無い人物が居た。

和子「はい、それでは自己紹介いってみよう!」

―退いて…

ホムラ「あ、…あけ…、暁美…」

―退け…!そこは私の…!

ホムラ「暁美…ほむらです…」

―そこは私の…!

ホムラ「よ、よろしく…お願いします…っ」

―私の席だ!!

―――
――


ほむら「どうしよう…!…どうしよう!」

ほむら「どうしようどうしようどうしよう…!!どうしよう!!」

誰だ誰だよ誰なんだ。

ほむら「どうしよう!!」

アイツは誰なんだ!

ほむら「どうしよう!!これじゃあまどかに、まどかに会えない!!」

ほむら「どうしよう!!助けて!!助けて!!!」

ほむら「あの子は誰なの!?ねえ!!教えてよ!!!まどか助けてよ!!」

ほむら「まどか…!!!まどか!!」

…よくもまどかを騙したな。

ほむら「…そうよ…」

些細な絶望に身を染めた、人でなしの癖に。

ほむら「魔女よ…」

アイツは魔女。

ほむら「そうよ…!魔女よ!あいつは魔女なんだ…!」

まどかを誑かす、タチの悪い魔女。

ほむら「そうよ…!奴さえ消せば、すべて元通り!!」

殺せ。

ほむら「…ふふふ…ははははは…!!」

ほむら「待っててね…まどか…!」

ほむら「今…あなたに憑りついた悪霊を祓ってあげるからね…!」

ほむら「ふふ…く…ははは…ははははは…!!」

―――
――


「前はどこの学校だったの?」

ホムラ「え、えと…あの…」

「すっごい長い髪だねぇ~。毎日編むの大変じゃない?」

ホムラ「え、その…ええ…っと…」

「前どんな部活入ってたの?教えて!」

ホムラ「あ、あの…その…」

―「暁美さん!」

ホムラ「!は、はい…!」

まどか「あ…えと…」

ホムラ「…?」

まどか「ほ、保健室…行かなきゃいけないんでしょ?あ、案内してあげるねっ!」

ホムラ「え…」

まどか「ごめんねみんな!暁美さんって、休み時間には保健室でお薬飲まないといけない…から…」

「それじゃあしょうがないねー」

「引き留めてごめんねーそれじゃー」

まどか「…」

ホムラ「…」

―廊下

まどか「…」

ホムラ「…」

まどか「あ、あの」

ホムラ「は、はいっ!」

まどか「えっ…っとね?えっと…」

ホムラ「…?」

まどか「その…みんな悪気は無くって、転校生なんて珍しいからはしゃいじゃって…」

ホムラ「あっ…いえ…」

まどか「…」

ホムラ「…」

まどか「あ、暁美さ…」

ホムラ「ぁ、あの」

まどか「あ、良いよっ。先に言って…」

ホムラ「い、いえっ。先に…どうぞ…っ」

まどか「いっ、いいよいいよ!暁美さんが最初に言っても…!」

ホムラ「いや、私はその…」

まどか「き、緊張しなくていいよ、クラスメイトなんだから!」

ホムラ「…あなたこそ…」

まどか「あっ、…その……」

ホムラ「…」

まどか「…うぅ…」

ホムラ「…ごめんなさい…」

まどか「…」

ホムラ「…」

まどか「…わ、私…鹿目まどかっ」

ホムラ「あ…、はい。よ、よろしく…お願いします…」

まどか「う、ウェヒヒ…っ」

ホムラ「…」

まどか「…」

まどか「あ、暁美さん!」

ホムラ「っはい…!」

まどか「あぁ、えっと…その…変わった名前だよね」

ホムラ「…うぅ…」

まどか「い、いや…だから…あのね。変な意味じゃなくてね。その…カ、カッコいいなぁなんて」

ホムラ「…」

まどか「な、なんかこう…燃え上がれ~!って感じで…」

ホムラ「…名前負け、してます…」

まどか「えっ…と…素敵な名前…だと…」


??「…暁美さん」

ホムラ「っ!?」

まどか「だ、誰…?」

ホムラ「いや、知らな…」

マミ「あら、その子が鹿目さん?」

ホムラ「は…はい…」

まどか「あ、か、鹿目まどか…です…」

マミ「…」

マミ(二人とも、かなり緊張している様ね…)

マミ(初対面じゃ無理もない…か。私だってあまり人付き合いは得意じゃないもの)

マミ(…にしても、なぜ暁美さんまで緊張してるのかしら…)

マミ(…ここは緊張を解してあげないと)

マミ「>>278

ほむほむ抱きしめ

マミ「ほむほむ抱きしめっ」ギュッ

ホムラ「っ!?」バッ!!

マミ「えっ」

マミ(突き放された…)

ホムラ「な、なにするんですか!誰ですか!」

マミ「え…っ?」

まどか「そ、そうですよ!あ、あなた誰なんですか?わたしの名前も知ってるし…」

マミ「…」

ホムラ「こ、怖い…」

マミ「!」

ホムラ「怖いよ…怖いよぅ…!」

まどか「…っ!」ギュッ

マミ「あ、暁美…さん…?」

マミ(おかしい。確かに根は弱かったとは聞いているけれど、ここまでとは…)

マミ(…まるで別人じゃない…)

まどか「ほ、ほむらちゃん…!大丈夫だよ…!」

まどか「わ、わたしが、守ってあげるから!」

ホムラ「ぅ…え…っ…!ひ…ぐ…っ…!」

マミ「…」

マミ「…ごめんね、怖がらせちゃって」

ホムラ「ぅぅ…っ…!」

まどか「…っ!」

マミ「…今日、一度私の家で話しましょう?暁美さん…」

まどか「…帰って…」

マミ「…鹿目さ…」

まどか「帰ってください!帰って!」

マミ「…分かったわ…」

マミ「…」スタスタ…

ホムラ「…ふ…ええ…っ…!!」

まどか「大丈夫…!大丈夫だよほむらちゃん…!私が居るからね…!」

ホムラ「ひ…ぐ…っ…。うわああぁぁぁ…!」



マミ「…キュゥべえ」

QB「なんだい?マミ」

マミ「…」

マミ「仮に、仮によ?魔法少女がソウルジェムを手放すなりなんなりして」

QB「…」

マミ「…そして魔法少女じゃなくなったりしたら、魔法少女だった時の記憶を無くしたりするの?」

QB「それは無いね」

マミ「…そう…」

QB「…」

マミ「…」


QB「"ほむら"の事かい?」

マミ「…!…えぇ」

QB「記憶を失うかどうかと言う以前に、彼女は魔法少女ですらないよ」

マミ「…!?」

マミ「え…けど、私昨日までずっと暁美さんと…!」

QB「彼女と契約をした覚えは無いよ?」

マミ「…!?」

マミ(おかしい…何かがおかしい…!)

QB「君はほむらを実に信用している様だけれど、気を付けた方が良いね」

マミ「どう言う事…?」

QB「彼女はイレギュラーって事さ。何を考えているのかも分からない」

QB「そもそも僕には契約を交わした覚えがない。願いも分からないし」

QB「彼女の魔法の正体も分からない」

マミ「…」

QB「…気を付けてね、マミ」

マミ「…」

―――
――


さやか「まどかー!一緒に帰ろー!」

まどか「あ、ごめんさやかちゃん!今日はちょっと…」

さやか「んん~?どしたのさ?」

まどか「暁美さんと保健室行かなくちゃだから…」

さやか「んん~!?まどかは転校生にゾッコンってワケ~?けしからん!」

まどか「ち、違うよぉ!そ、そんなんじゃ…!」

さやか「けしからーん!あたしの嫁でありながらまどかと言う奴は…」

さやか「>>292だぁっ!」

磔刑

さやか「はりつけの刑だぁっ!」

まどか「…」

さやか「…」

まどか「…さやかちゃん。いまのはちょっと…」

さやか「…ごめん、調子に乗り過ぎちゃった」

まどか「ウェヒヒッ!気にしてないよ!」

さやか「おうおうおう流石はあたしの嫁!寛大すなぁ~!」


さやか「それじゃCD屋寄ってくから、お幸せに!」

まどか「うん!またね!」

―――
――


さやか「しっかしまどかも意外だな~」

さやか「演歌が好きなんて、あんなちっこく可愛い所からじゃ想像できないや」

さやか(…空回りだなぁ…あたし)

さやか(あの事故の日からずっと…)

さやか(恭介…)


―帰り道

さやか(…何で恭介なんだろ)

さやか(何であたしじゃないんだろ)

さやか(…あたしの指が動いた所で、何の役にも立たないのに…)

さやか(…はぁ)



さやか「…!?」

さやか「…なに…ここ…!」

アントニー「ペラペラペーラ」

さやか「…!?」

さやか「なんなの…こいつら…」

アントニー「ペラペラペーラ」

さやか「ひっ…!」

アントニー「ペラペラペラ」

アントニー「がj:jrへtlkhjんglx」

さやか「…いや…!こっちくんな…やめろ…!」

さやか「くるな。くんな!こっちくんな!」

アントニー「ペロペーロ」

さやか「いや…いやっ!!」

さやか(…このままじゃヤバい!!)

さやか(>>299してやる!!)

殺す

さやか(殺してやる!!)

さやか「うぉおおおおおおおおおおおお!!!」

アントニー「シネッ」ドギャッ

さやか「うぐぁっ!!」

さやか(なんなのこいつら…!強い…!)

アントニー「オッパイオッパイオッパイ…」

アントニー「フヘヘヘヘヒヒヒヒ」

さやか「いや…こっちくんなよ!!!くんなよ!!!うわああああああ!!」

QB「やあ!」

さやか「うわあああああああ!また化け物だああああああ!!」

QB「美樹さやか!」

さやか「ひぃっ!何であたしの名前を!!」

QB「大丈夫!僕は敵じゃないよ!!」

さやか「そ、そんなナリで言われても…!!」

アントニー「コシガエローイ」

さやか「ひぃぃぃ!」

QB「美樹さやか!このままじゃ君の命が危ない!死ぬことになる!」

さやか「うそ…いやだ…!そんなのやだ!!」

QB「けどまだチャンスはある!!」

さやか「いやだ!!出して!!ここから出して!!」

QB「僕と契約して、魔法少女になるんだ!」

QB「さぁ!!」

さやか「>>304

※安価先のコンマ秒数が7の倍数に限り、安価内容を無視して契約

うるせぇ死ね

さやか「うるせぇ死ね!!」バコッ

QB「」グチャ

さやか「あ、こいつは弱かった!」

新QB「ひどいじゃないか美樹さやか」

さやか「うわあああああ!!また湧いた!!」

QB「個体は無数にあるけど、無駄につぶされるのももったいないじゃないか」

さやか「死ね!死んじゃえ!!」バコッ

QB「」グチャ

さやか「なんだ!こいつは弱っちいじゃん!あはは!」

QB「」グチャ

QB「」グチャ

QB「」グチャ

アントニー「イタダキマース」

さやか「うわあああああああああああああああ!!」


「…それには及ばないわ」

さやか「!?」

ほむら「…」

さやか「だ、誰!?」

ほむら「…」




ほむら「WooooooooooooooooooooooooooOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!」

さやか「!?」

ほむら「WaCCCCCCCHHHHHHHHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHH!!!」

ドグシャァ!!

アントニー「ウワアアアアア」

さやか「す、すごい!な、なんかあの子の強烈なパンチで変な生き物が吹っ飛んで…!」

ドグシャァァァァ

アントニーs「「「ウヘァアアアアアアアアアアア」」」

さやか「一体が爆散したお陰で複数を巻き込んで消し飛んだ!すごい!」

ほむら「Woo...」

さやか「し、しかも余裕で両足でリズム刻んでるし!ブルースリーっぽく!」

ほむら(さて、後半数の使い魔の料理の仕方は…と)

ほむら「お前たち全員>>310の刑よ」

おひげ没収

ほむら「お前たち全員おひげ没収の刑よ」

アントニーs「「「「「「「ヒィィィィィィィィィ」」」」」」」

ほむら「停止」カチッ

アントニーs「「「「「「「―――」」」」」」」

さやか「―――」

QB「―――」

ほむら「こいつらのひげは薬にもなるのよね」

ほむら「奪っても案外無駄でもない、と言う」シュパパパパッ

ほむら「回収完了」カチッ

アントニーs「「「「「「「ウワアアアアアアアアアアアアン」」」」」」」

ほむら「トドメにコレよ」

ほむら「>>313!!」

ホマンドー

さやか「な、何が始まるんです!?」

ほむら「ワルプルギスの夜よ」

ドカーン!!

アントニーs「「「「「「「ウワアアアアアアアシンダアアアアアアアアアア」」」」」」」


さやか「あ…景色が戻った…」

ほむら「…ふぅ」

さやか「…」

さやか「…た、助けてくれてありがとう…」

ほむら「…」

さやか「け、けどさ。あんた…誰よ?」

ほむら「>>316よ」

魔法少女

ほむら「魔法少女よ」

さやか「はぁ…?魔法少女ぉ?wwwwwそんなメルヘンな話ある訳…」

QB「いや、現実の話だよ!」

さやか「うわああああああああ!!さっきの化け物じゃん!!!!」

QB「違うよ!僕は化け物じゃないよ!キュゥべえだよ!」

さやか「おい魔法少女!コイツ殺せ!」

ほむら「>>319

いいですとも!

ほむら「いいですとも!」

ほむら「ふんっ!!」

ほむら(インキュベーターを掴んで宙に投げ上げ…)

ほむら「ホワッ!ホワァッ!ホワァッチャァァァァァァァァァ!!!!!!!」

ほむら(三連ハイキック)

QB「」グシャ

QB「」グシャ

QB「」グシャ

さやか「おー!お見事~!」

ほむら「…」ファサァッ

さやか「いやー魔法少女さんお見事ですなー!いとも簡単に化け物を蹴り殺すとはー!!」

ほむら「…」ファサァッ


マミ「…」

ほむら「…」

さやか「…」


マミ「…何、してるの」

ほむら「」

さやか「?」

マミ「…」

ほむら(…不味い。巴マミにはソウルジェム関連の話題は伏せていた)

ほむら(まだキュゥべえが自分の味方だと思っているわ彼女…)

ほむら(これは不味い事になった)

ほむら(…ここはこう弁解するしかないわ)

ほむら「>>324

マミ「えっ…?」

ほむら「>>327

こいつは蘇った漆黒の帝王の使い魔よ

ほむら「こいつは蘇った漆黒の帝王の使い魔よ」

マミ「…」ジャキッ

ほむら「…」

マミ「…」

ほむら(…マスケット銃を突き付けられたわ)

さやか「あ、あわわわ…!」

ほむら「>>329

許して(泣き)

ほむら「許して」ポロポロ

マミ「…」

ほむら「許して…っ!ごめんなさい…っ!打たないで…!」ポロポロ

マミ「じゃあなんでキュゥべえを殺したの?」

ほむら「>>331

そこの青いのに命令されたんです

ほむら「そこの青いのに命令されたんです」

さやか「!!」

マミ「…ふーん」スッ…

ほむら「ほっ…」

マミ「信じると思って?」ジャキッ

さやか「お、落ち着いてよ!!確かにあたしが殺せって言ったの!!」

マミ「…」

ほむら「…」

さやか「>>333!!」

ヒャッハー!淫獣は皆殺しだー!

さやか「ヒャッハー!淫獣は皆殺しだー!!!」

マミ「…」

ほむら「…」


―マミホーム

さやか「なんか知らない所に連行された」

マミ「…貴女にはちゃんとお話ししておく必要があるようね」

さやか「は…はぁ…」

ほむら「…チッ」

ほむら(美樹さやかを遠ざけるチャンスだったのに…)

ほむら(まどかには例の魔女が憑いているから監視すら不可…)

ほむら(これは不味い方向に向かってるわ…)

マミ「~と言う事!分かったわね?」

さやか「へ、へ~い…」

QB「きゅぷんきゅぷん!!」

ほむら(あぁ…。美樹さやかに魔法少女を知られてしまった)

ほむら(と言うかいつの間にかキュゥべえの新しいのが来てるし)

ほむら「巴マミ」

マミ「何かしら?暁美さん」

ほむら「キュゥべえが生き返ってるのを見て何とも思わないのかしら」

マミ「…」

ほむら「…」


マミ「えっ、どういう事なのこれ」

ほむら「…」

ほむら(キュゥべえについての真相を話せば、間違いなく巴マミはキュゥべえの敵側に回る)

ほむら(しかし、発狂の恐れあり)

ほむら(どうするか…)

ほむら「>>337

秘密を話してもいいけど豆腐メンタルのあなたに耐えられるかしら?

ほむら「秘密を話してもいいけど豆腐メンタルのあなたに耐えられるかしら?」

マミ「…えぇ、伊達に魔法少女を何年もやってきた訳じゃないわ」

ほむら「…それじゃあ話すわ」

マミ「…」ゴクリ

さやか「…」ゴクリ

QB「きゅっぷい」

ほむら「…」


ほむら「>>339>>340>>341よ」

詐欺師

宇宙からの侵略者

淫獣

ほむら「詐欺師で宇宙からの侵略者で淫獣よ」

マミ「…」

さやか「まぁ、確かにどこか胡散臭いしなぁ」

マミ「…詐欺師、と言うのは?」

ほむら「>>345

※安価先コンマ七の倍数で包み隠さず話す

魔法少女の本体がSGと言う事を隠していたの

ほむら「魔法少女の本体がSGと言う事を隠していたの」

マミ「…!?」

さやか「えっ?どゆこと?」

マミ「…キュゥべえ、どう言う事…?」

QB「彼女の言った事は訂正する程間違ってはいないね」

マミ「答えなさい」

QB「…」



さやか「説明が終わった」

マミ「…ひどい…。そんな事って…っ!」

QB「とても生身の身体で戦えなんてお願い出来ないよ。それこそひどい話じゃないか?」

マミ「…帰って…」

QB「マミ、でも僕は…」

マミ「帰って!今はあなたの顔を見たくない…!」

ほむら「…」

さやか「…」

QB「しょうがないなぁ…さよならだ」

マミ「…」

ほむら「…」

さやか「…」

マミ「…今まで正義のため、人の為って戦ってきたけれど…」

マミ「私、空っぽだったんだ…」

ほむら「…」

さやか「…」

マミ「…私のしてきた事って…」

ほむら「>>350

それでも、昔の私はあなたに救われたわ

ほむら「それでも、昔の私はあなたに救われたわ」

マミ「え…?」

ほむら「あの時巴さんに助けてもらえなければ、今こうして話す事も無かったわ…」

マミ「暁美…さん…」

ほむら「決して無駄なんかじゃない。ましてや空っぽでもない…」

ほむら「空っぽな人間が、正義の味方と言って意気込める?」

マミ「…」

ほむら「…そうよ」

ほむら「貴女は>>356なの」

ほむマミしていいかしら

ほむら「貴女はほむマミしていいかしらなの」

マミ「え…?」

さやか(何言ってんだこいつ)

マミ「…ごめん、今のどう言う意味かしら」

ほむら「…」


ほむら「>>359

好き

ほむら「好き」

さやか「うはwwwwwwwww」

マミ「…」

ほむら「貴女の事が、好きだから」

マミ「…どういう…事?…貴女には鹿目さんが…」

ほむら「>>362

ここのさやかは平和やなあ
あんかした

ほむら「失礼、噛みマミた」

マミ「もうっ!からかわないで!」

ほむら「ふふっ」

マミ「…うふふ」

さやか「…」

マミ「…なんか馬鹿らしくなっちゃったわ」

ほむら「えぇ、良かった」

マミ「ごめんね、しんみりさせちゃって」

ほむら「構わないわ」

さやか(あたしって、ホント空気)

さやか「あ、あのー」

ほむら「何かしら」

さやか「そ、そろそろ帰ってもよかですかね?もともと用事あったんで…」

ほむら「えぇ、良いわね?巴さん」

マミ「えぇ、お気をつけて」

さやか「そ、それじゃお幸せに~!あはは~」

ほむら「あ、それから」

さやか「む、何さ」

ほむら「…契約する気は、無いわね?」

さやか「…」

ほむら「…」

さやか「と、当然じゃないっすか~wwwゾンビなんてあたりまっぴらごめんだわ~www」

ほむら「…」キッ

マミ「うぅ」シュン

さやか(あ、やば)

さやか「…ごめん、今の忘れて」

マミ「い、いえ…構わないわ…」

ほむら「言葉には気を付ける事ね」

さやか「ま、全くだわ。そ、それじゃあお幸せに~!あはは~!」

ガチャッバタン

ほむら「…ふぅ」

マミ「…」

ほむら(…部外者は居なくなったことだし、そろそろ…)

ほむら「…巴さん」

マミ「?何かしら」

ほむら「…相談があって…」

マミ「…私も、貴女に話があったの。暁美さん」

ほむら「…」

マミ「…」

>>370
どちらが先に話すか:コンマ秒数 偶数 : 奇数=ほむら : マミ

力士、巴マミさん(15)。

  ,'.:       〃 ,:1  ,  __/  // /         } ,     ',
__彡ァ       乂_ノ :!  ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ     ,'∧      '
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_彡'厶イ./iヽ,′   |:::∧ {?Y//             ア:::抃、 |    /
       / i|:::{:     `(( .?Y .))       ‘     弋匕Zっ    /
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.    i.|   ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、    .辷´五ニ=一、
.    ヾ、   \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ.     `~    /          \
-‐…‐-'_ヾ   / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉

  /¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y   /        `ヾ´/////

. /  {    /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/               ∨―‐- 、
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――――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」

テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。(「マブ」のタイプミスとの説も)。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。デブ☆ニナーレ。無限の間食~ハラヘッタラ・マミサン・オヤトゥー・インフィニータ~。

ほむら「巴さんからで」

マミ「じゃあお言葉に甘えて」

マミ「…今日の事、覚えてる?」

ほむら「…何かしら」

マミ「学校での出来事」

ほむら「…」

マミ「…」


ほむら「…知らないわ」

マミ「…そう…」

ほむら「次は私からね…」

ほむら「どうやら、まどかに魔女が憑いてる様だわ」

マミ「えっ…、けど、今日見た時には魔女の口付けは無かったわ…?」

ほむら「アイツはそう言うタイプなのよ」

マミ「…と言うと…?」

ほむら「恐らく奴は、魔女の口づけを使用せずとも特定の人間に擬態する事で人間を食らう性質の魔女」

マミ「…そんな魔女、聞いたことが無いわ…」

マミ「大体、鹿目さんの近くからも魔女の気配が無くて…」

ほむら「そう言う奴なのよ!!」バンッ!!

マミ「っ!?」ビクゥッ!!

マミ(…何…っ?この暁美さんの表情…っ!)

ほむら「奴は人間に擬態するつまりは魔女の気配も消えうせる!そんなタチの悪い魔女なのよ許せる筈もないわ!」

マミ(…普段は無表情だけれど、時折優しい表情を見せるこの子を見てたからこそ分かる…)

ほむら「だから排除すべきなのよ!一刻も早く!!今すぐに!!!」

マミ(激情が見てとれる…。目をひん剥いた、鬼の形相よ…)

ほむら「だからお願い巴さん!力を貸して!!」

マミ「えっ…」

ほむら「お願い!!まどかを魔女から救わないと!!」

マミ「…」

ほむら「お願いします!!」

マミ「…」

マミ(暁美さんの言う情報が正しければ、今朝学校で出会ったアケミさんは魔女の擬態…)

マミ(けれど、どうしてかしら)

マミ(私にはそうは思えない…)

マミ(…だって…鹿目さんに守られたあの子の怯えようと言ったら…)

~~~

ホムラ「怖いよ…怖いよぅ…!」

まどか「…っ!」ギュッ

まどか「ほ、ほむらちゃん…!大丈夫だよ…!わ、わたしが、守ってあげるから!」

ホムラ「ぅ…え…っ…!ひ…ぐ…っ…!ひ…ぐ…っ…。うわああぁぁぁ…!」

~~~

マミ「…」

マミ(あの怯え方は間違いなく本物…)

マミ(けれど暁美さん…、魔女はあんな表情をも真似出来るとでも言うの…!?)

マミ(…わけがわからない…)

マミ(となると疑わしいのは…)

マミ(…こっちの暁美さん…)

マミ(…いや…)

マミ(自分の大好きな人に、しかも自分に擬態した上で近付かれたら激怒してもしょうがないわ…)

マミ(さっきのあの怒り様も、嘘臭いとも言えなかった)

マミ(…どうしよう)

マミ(この話、乗るべきか乗らないべきか…)

マミ「>>386

そんなことよりおなかすいた

これ、めがほむ放って置いたらハッピーエンドじゃね?
あんかした

流石デミさんや!

マミ「…ねぇ暁美さん」

ほむら「…何かしら」

マミ「大体の状況は分かったわ」

ほむら「!…そう…!」

マミ「けれど、晩御飯を食べてからにしない?」

ほむら「…っ!何を呑気なことを…!」

マミ「ほら…。腹が減っては何とやら、と言うじゃない?」

ほむら「…っ」

マミ「こう言う大事な局面だもの。しっかりと栄養を行き渡らせて話をしても、遅くはないと思わない?」

ほむら「…分かったわ。ごめんなさい」

マミ「ふふっ。暁美さん、料理は出来る?」

ほむら「…いいえ」

マミ「それじゃあ、腕によりをかけて作りますからね」

ほむら「…お願いするわ」

マミ「それじゃあ、今日のメニューは>>392よ!」

                                  __,,....,,__

                              ,.  ''"´     ``丶、               , ´ ̄ ̄`丶.
           ,. ´ ̄`丶.            ,. '′      ,.ヘ       `ヽ、             , '           ヽ
            , '        ヽ           /   ,/ / ./  ヽ ト、      \   .      {             '.,
        /           }          /     / ///   u. ヽ| ヽ l    ',           ',          }
          {            j         ,'      ,l/'"´``     '"´`` ,ソヽ     i          \        く
        )        ,. '′     __i    / 、 、 ,      、 、 ,    '.,  .l__         ヽ ..,,_  _,..へ. .\ __
    ,,__ / , ヘ,,_,,..  '".     ,.へ. ハl     /   ○    、    ○     l  l ハ  _,,_         ̄    ,ゝ、"´  `ヽ
   /  `Y `く            ヽ ヽ_人   l `ヽ.             /´ u l  人人_/ / _          {  (_    ,.}
.  ,'  .   !  }         ,へ.__Y´/  ヽ  l   )、ー------一ァ(   /,/  ヽ/ .ム-,' /          /    ̄\ \
  ヽ.,,_,, 人 ノ           \ ヽ. {    \|   ' Uヽ ..,,_,,.. !|′ ヽ  ′    jヽ/''"/ ./          , '       ,. ヘ〆
/ , へ    `ヽ.        r‐'ニ=ヽ'´ ゝ u             ‐-‐ |{          ノ    ソ〆ニ=-、  , '    u   .j
 / .  ',      ヽ      ノノ      _ ` 、...__..  \        /  、..,,__,,.. く_          ソ ,.'         /
'′    ',   u.   ヽ    '´   , '"´  `Y´    u   ` ー-----一'"     ノ      ``丶      /          ,.'
.      ',        ヽ   ./     _           __,,....,,_ __           __    ヽ__   /         , '
         ',         ヽ _,,/     , '´       ,..-◆-‐'::::。::::::}´: `~``ー-‐- 、_    `丶.   `ヽ′       /
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         ',          u   ,'  , ´(::::::::◇::::::::::::::::::::::::::::::::::::( : : : : : : : : : : : : ;ノ    ) _',_     , '′
         ',              {__ (   ヽ::_:::::::::::::::::::::▽::::::::::::::ノ : : : : : : : : : :_厂    , '     `ヽ‐<.
         \        /  ``  ..,,_ ~""''' ‐-- 一' "´ `"'''"´ ̄_,."´ -‐ ' ´           ` 、
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           /    u                                                       i
.          i                                                             l
        {                                                u              }

ちゃんこ鍋とオムレツ

ほむら「!?」

マミ「ちゃんこ鍋とオムレツでどうかしら?」

ほむら「えっ一人前でそれなの!?」

マミ「ち、違うわよ!私そこまで大食いじゃないわ!」

マミ「ひ、一人ずつ違うメニューでどうかしらって話よ!」

ほむら「そ、そう…」

マミ「何よ…私そんな風に見えるの!?」

ほむら「>>397

おいどんにとってカレーはジュースと同意義でごわすゥ~                                  __,,....,,__

                              ,.  ''"´     ``丶、               , ´ ̄ ̄`丶.
           ,. ´ ̄`丶.            ,. '′      ,.ヘ       `ヽ、             , '           ヽ
            , '        ヽ           /   ,/ / ./  ヽ ト、      \   .      {             '.,
        /           }          /     / ///   u. ヽ| ヽ l    ',           ',          }
          {            j         ,'      ,l/'"´``     '"´`` ,ソヽ     i          \        く
        )        ,. '′     __i    / 、 、 ,      、 、 ,    '.,  .l__         ヽ ..,,_  _,..へ. .\ __
    ,,__ / , ヘ,,_,,..  '".     ,.へ. ハl     /   ○    、    ○     l  l ハ  _,,_         ̄    ,ゝ、"´  `ヽ
   /  `Y `く            ヽ ヽ_人   l `ヽ.             /´ u l  人人_/ / _          {  (_    ,.}
.  ,'  .   !  }         ,へ.__Y´/  ヽ  l   )、ー------一ァ(   /,/  ヽ/ .ム-,' /          /    ̄\ \
  ヽ.,,_,, 人 ノ           \ ヽ. {    \|   ' Uヽ ..,,_,,.. !|′ ヽ  ′    jヽ/''"/ ./          , '       ,. ヘ〆
/ , へ    `ヽ.        r‐'ニ=ヽ'´ ゝ u             ‐-‐ |{          ノ    ソ〆ニ=-、  , '    u   .j
 / .  ',      ヽ      ノノ      _ ` 、...__..  \        /  、..,,__,,.. く_          ソ ,.'         /
'′    ',   u.   ヽ    '´   , '"´  `Y´    u   ` ー-----一'"     ノ      ``丶      /          ,.'
.      ',        ヽ   ./     _           __,,....,,_ __           __    ヽ__   /         , '
         ',         ヽ _,,/     , '´       ,..-◆-‐'::::。::::::}´: `~``ー-‐- 、_    `丶.   `ヽ′       /
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         , '                                                       ',
           /    u                                                       i
.          i                                                             l
        {                                                u              }

むしろもっと食べると思ってた

ほむら「むしろもっと食べると思ってた」

マミ「はあ!?」

ほむら「…」ファサァッ

マミ「何よ!まだ太ってなんかないわ!」

ほむら「デブはみんなそう言うのよ」

マミ「なっ…!」

ほむら「見るからに身長から体重引いて100下回ってそうね」

ほむら「下回ったらデブなのよ」

マミ「も、もう!!暁美さんごはん抜き!!」

ほむら「腹が減ってはなんとやら」キリッ

マミ「い、いいわよ!そこまで言うのなら体重計に乗るわ!乗って太ってないって事を証明してあげるんだから!」

ほむら「無駄な足掻きよ」ファサァッ

マミ「い、いくわよ…」

ほむら「早くいきなさい」

マミ「…乗るわよ」

ほむら「肉が?」

マミ「…っ!」



>>402kg

33Mg

402

ほむら「よ、よんひゃwwwwwくwwwwwにwwきwwろwwwwww」

マミ「そ、そんな!そんな筈無いわ!こんな法外な値があるもんですか!」

ほむら「よひゃwwwwよんひゃwwwくwwwwwwごめんなさいwwwお腹がwwwいたwwwwwぶはっwwwww」

マミ「こ、壊れてるのよこの体重計きっと!!」

ほむら「よんひゃwwwwwwwふふwwっうぁはwwwwwwwwwっうぇwwww」

マミ「そ、そこまで笑うなら暁美さんも乗ってみればいいじゃない!ほらほら!」

ほむら「よんwwwひゃwwwwwwくwwwwにwwwwwwwwよんwwwwひゃwwwwwww」



>>406kg(ほむ体重)

0.7

ほむら「…」

マミ「…」

マミ「ほ、ほら見てみなさい。0.7kgって…壊れてるわ…」

ほむら「…爆笑してごめんなさい。やはりコレ壊れてるわね」

マミ「ええ、そうよ、壊れてるの」

ほむら「…」

マミ「…」

ほむら「…けれど、巴さんの体重がコレの値を遥かかなた遠くへと上回っていたのは何故かしら」

マミ「もう!壊れてるんです!気にしないで!」

平和やなぁ…http://i.imgur.com/n3Iel.jpg

ほむら(そんなこんなで晩御飯が出来上がり、瞬時に平らげたと言う)

ほむら(とりあえず、ちゃんことオムレツを合わせて一人前の物になるまでに減らしたメニューだった)

ほむら「…夏に鍋と言うのも考え物ね」

マミ「えぇ…けど食べた後のクーラーって心地良いのよ…」

ほむら「…それは同感」

マミ「ふぅ…」

ほむら(今の彼女と私は薄着で涼んでいる所)

ほむら(…相変わらず見せ付けるかのような乳のデカさにイラつくわ)

ほむら「>>415

吸ってもいい?

ほむら「吸ってもいいかしら」

マミ「何を?」

ほむら「>>418

おっぱい

ほむら「おっぱい」

マミ「ばっ…!だ、だめよそんなの!」

ほむら「む…」

マミ「だ、だって…恥ずかしいじゃない…」

ほむら「恥ずかしくなかったら良いの?」

マミ「それでもダメです!赤ちゃんじゃないんだから!」

ほむら「…そう…」

マミ「もうっ」

ほむら「…」

マミ「…そう言えば暁美さ…」

ほむら「…」

マミ「…えっ?」

ほむら「…ZZzzzzz…」

マミ「…寝てる…」


マミ「…ふふっ。こうして見ると…」

ほむら「…くー……。…」

マミ「可愛い寝顔…かもね…」

ほむら「ZZZZZZZZZZzzzzzzzzzzzzzz…」

マミ「…」

マミ(…明日までに決めておかないとなぁ)

マミ(暁美さんの魔女退治に乗るか反るか…)

マミ(…魔女があんな表情までマネ出来ると言うならば)

マミ(私も許すわけにはいかないし…)

マミ(…あれがニセモノだとは到底思えないけれど)

マミ(…暁美さんをベッドに寝かせて、私も今日はそろそろ…)

マミ(…)

―――
――

―同時刻

まどか「…」

まどか「…うぇひひっ」

ホムラ「…ZZzzzzz…」

まどか「…ほむらちゃん、かわいいっ」

ホムラ「…くー……。…」

まどか「うぇひひっ」

ガチャ…

知久「まどかー」

まどか「シーッ」

知久「…ごめん、寝ちゃってるか」ヒソヒソ

まどか「後でココア、よろしくね」ヒソヒソ

知久「OK。それじゃあおやすみ、まどか」ヒソヒソ

ギィ…バタン

まどか「…ほむらちゃん、眼鏡取ったらどんなだろう…?」

まどか「…取っちゃえ」

まどか「えいっ」



まどか「…えっ…」

まどか「…!」

まどか(…この顔…夢の中で…!)

ホムラ「ぅ…ぅー…ん…」

まどか「あ…」

ホムラ「…鹿目…さん…?」

まどか「ご、ごめんね?起こしちゃった?」

ホムラ「…っ!!」バッ

まどか「え、ちょ…!眼鏡…!」

ホムラ「…」

ホムラ「…私の顔…、変じゃない…?」

まどか「えっ…」

ホムラ「眼鏡取った私の顔…。変…かな?」

まどか「そ、そんな事無いよ!それよりも…」

まどか「び、美人さんかなぁ…って、うぇひひっ」

ホムラ「…」

まどか「え…えへへ…」


ホムラ「…初めてよ。そんなこと言われたの」

まどか「えぇっ!嘘だよそんなの~」

ホムラ「…学校には、何年も行ってないから。昔行ってた時でも、後ろ指刺されて笑われて…」

まどか「ほむらちゃん!」

ホムラ「は、はい…」

まどか「笑い者なんかじゃないよ。さっきのはほんとだよ」

ホムラ「そ、そんな気を遣わなくても…」

まどか「もう…お世辞じゃないよぉ。もっと自信持と?」

ホムラ「…鹿目さんこそ…」

まどか「うぅ…、そうだけど…」

ホムラ「…ふふっ」

まどか「…ティヒヒッ、ココア飲みに行こ?」

ホムラ「…うんっ」

まどか(明日のほむらちゃんとの遊園地、楽しみだなぁ…)

―――
――

―マミホーム

ほむら(最終目的は、もちろんワルプルギスの夜の撃墜)

ほむら(けれど今回は、織莉子やキリカと比べればある意味でタチの悪いイレギュラーが発生中)

ほむら(私に擬態する謎の魔女を、先ず撃破したい)

ほむら(正義の味方でありたいと願う巴マミなら、きっと協力してくれるはず)

マミ「…あら、起きてたの暁美さん。おはよう」

ほむら「ええ、おはよう」

ほむら「…ここに居座る形になってしまって、申し訳ないわ」

マミ「いいのよ。元から私が誘った物だし」

ほむら「…ごめんなさい」

ほむら(…さて、本題へ)

ほむら「巴さん」

マミ「…えぇ」

ほむら「昨日の話なのだけれど…」

マミ「擬態魔女の事ね」

ほむら「…協力してくれるかしら?」

マミ「…」


マミ「>>437

コンマ秒数 偶数 : 奇数=了承 : 拒否

協力

           / ̄ ̄\
         / --、   \

        /   (⌒)  ヾ i 
       /  ""(_   (ヽ) 
       /      `-ヽ__)゙/    醤油温めたけど飲むかい?
      /          /   
      /          /
     /        /

    /     `ー- く
  /          。 \
  /         。∫∫゚ ヽ
 /     /^ー:r ̄ ̄ ̄i l

 |    i /   ,ノ、__ノ |

マミ「…擬態魔女なんて性質の悪い物、今すぐにでも退治したいわ」

ほむら「話が早くて助かるわ。じゃあ今すぐにでも準備を」

マミ「いいえ、この話には乗らない」

ほむら「!?」

ほむら(……何を…言ってる…の…?)

マミ「…実はね、暁美さんの言う擬態魔女らしい物を見たの。学校内で」

ほむら「―――っ!?」

ほむら(………?)

マミ「暁美さんの言う様に、その擬態魔女はきっと狡猾で醜い魔女なのだと思う」

ほむら(…)

マミ「…けれど昨日の学校内でアケミさんを見てたら、そうは思わなかったの」

ほむら(…?………?………………?)

マミ「何故だかわかる?」

ほむら(………?)

マミ「…彼女、怯えてたの」

ほむら「…は」

マミ「鹿目さんとずっと付きっきりでね…?」

ほむら(…)

マミ「アケミさんもアケミさんで、何故だか緊張していて」

マミ「それで、それを解してあげようとしてみたの」

ほむら(…)

マミ「…知らない人に対する様な反応をされたわ」

マミ「しかも、泣く程にまで怯えてしまって…」

ほむら(…)

マミ「…人の不幸を経験に言うのも気が引けるのだけれど、今までたくさんの人を助けてきたから分かる」

マミ「あの怯えた目は、間違いなく本物なんだと思う…」

ほむら(…)

マミ「だからね、暁美さん?まず彼女を倒すよりも、正体を探った方が良いと思うの…」

マミ「じゃないと、これから同じような物が出たとして対応できるかどうか…と言うのもあるし」

マミ「それに…人間に擬態する魔女って、繊細な表情まで擬態できるものな…」




マミ「…えっ…」







マミ「…ゴフッ」

ガシャァアアアアアン!!

ほむら「…」

マミ「…ぁ…が…」


マミ(…状況整理)

マミ(正体よりも、一番気になる事を暁美さんに問いかけた)

マミ(気づいたら、宙に浮いていた)

マミ(そして、極めつけには)

マミ(食器戸棚へと私の身体が直行…)

マミ(…私は、ジークンドー式のハイキックを食らった)

マミ(食らった勢いでそのまま、戸棚へ…)

マミ「…ぐ…っ…」

マミ「…変身…っ」キュピーン

ほむら「…」

マミ「…暁美…さん……何故…」


ほむら「」パッ

マミ「っ!!消えっ…!」

ほむら(背中にキック一撃)ゴスッ

マミ「っぁあ!!」

ほむら(回り込んで腹部にキック一撃)ゴスッ

マミ「っっ!!!!!」

402キロの肉塊を宙に浮かすとかすげえな

>>450
故障してただろ!!いいかげんにしろ!!!!

ほむら(そしてサマーソルトを二連続)ヒュバッヒュバッ

マミ「っがぁあああ!」ゴガンッ

ほむら(それに加えて天井へと叩きつけられるダメージ、たまったもんじゃないわね)

マミ「っっ…!!」

ほむら「…」

マミ「っ…あ…け・・・み・・・さ・・・・・・・ん・・・・」

ほむら「……」

マミ「っど…うし…て…」

ほむら「…それはこっちの台詞よ、巴マミ」

マミ「っ・・・」

ほむら「貴女は正義の味方でありたかった」

マミ「…っええ…」

ほむら「貴女の理論に沿えば、魔女に味方する魔法少女なんてもっての他」

ほむら「…味方でなくとも、放置する事も同じこと。佐倉杏子の様に…」

マミ「っ…ぅ…ぐ…っ」

ほむら「貴女の魔法少女の正義論に沿って言うわ」

ほむら「…下衆の極みね」

グリィ…ッ

マミ「っぁあああっ!!!」

ほむら「下衆は踏みつける他ならない、そうは思わない?」

マミ「ぁ…なた…狂って…る…!!」

ほむら「…」グチィ…ッ

マミ「っがあああああ!!」

ほむら「…多分、さっきの連撃で背骨はイったわ。貴女は下半身不随で逃げれない」

ほむら「もっとも、魔法少女である限りそれは問題外なのだけれど」グチュ…ッ

マミ「うぐ…ぁあああっ!!」

ほむら「正体を探る?作戦?そんな物クソ喰らえよ」

ほむら「脅威は早めに取り除くに限るわ」

ほむら「…まどかが被害者ならば、尚更ね」グチャリッ

マミ「っっっ…!!!」

ほむら「右腕は潰れたわ、これでマスケット銃で狙う事もままならないでしょう」

マミ「っ…」

ほむら「…最後のチャンスを与えてあげる」

ほむら「…乗るか、反るか」

ほむら「好きな方を選びなさい」

>>456

コンマ秒数 偶数 : 奇数=ok : fuck you

追いついた

Daw sit echo nuttur

マミ「…するわ…」

ほむら「…?」

マミ「協力するわ…。その擬態魔女を、是非とも倒したい」

ほむら「…ふふっ」ゴスッ

マミ「っぐぁああ!」

ほむら「もっと早くに決めてれば、こうやって制裁を加えられる事も無かったのでしょうに…」

ほむら「…良いわ、解放してあげる。グリーフシードはあげるから、好きなだけ治癒しなさい」コロン…

マミ「っ…」

ほむら「…じゃあ、魔女を探してくるわ」

ほむら「薄汚い、狡猾な魔女を…ね」

ほむら「」カチッ

パッ…

マミ「…」

マミ(…何が暁美さんをあそこまで駆り立てるの…?)

マミ(協力する、とは言ったけれど…倒すとは言ってない)

マミ(…暁美さんの暴走を、どうにか止めてあげれば…)

マミ(それで、昨日の眼鏡のアケミさんの正体を探らなければ…)

マミ(…)

―――
――

       _({})
      ノノノ小ヽ  
    川`;ω;´)  < ワカメ! 出ていらっしゃい!

    ,ノ゙゙゙゙゙ハヽ、
    `~ェ-ェー'′

―遊園地

まどか「ほむらちゃん、最初何乗ろっか?」

ホムラ「>>469

盾の中は武器だらけなんやで…?

あんかした

ジェットコースター

心臓弱ええのに大丈夫か

ホムラ「ジェットコースターがいいかな…」

まどか「えーっ!いきなり大丈夫なの!?」

ホムラ「こう言う所って長い間来たことないから…、最後に行った時も身長が足りなくて…」

まどか「…じゃあ行こっか!」

ホムラ「うんっ」

―――
――


ガチャコンガチャコンガチャコンガチャコン…

ホムラ「なんか…捌かれる前の魚、みたいな感じしません?」

まどか「そ、そうだねー…ウェヒヒ」

ヒューン

ホムラ「きゃああぁああぁぁあああ!!」

まどか「ぎゃぁあああああああぁああああああぁあああああ!!!」

ゴモラ

まどか「はぁ…はぁ…ゼェーゼェー…っ」

ホムラ「か、鹿目さん…大丈夫ですか…?」

まどか「う、うぇひひ…実は苦手だったんだ…。絶叫系って」

ホムラ「そ、そんな!無理しなければよかったのに!」

まどか「ううん。いいの。ほむらちゃんとの時間を楽しめればそれで…」

ホムラ「もう…。次からは止めてくださいね」

まどか「はいはい。てぃひひっ」

まどか「よしっ、次は気を取り直して>>479行こっ!」

道場

ミラーワールド

―ミラーハウス

ホムラ「…あの…」

まどか「うん?」

ホムラ「こういう所に居ると…変身したくなりません?」

まどか「えっ?」

ホムラ「え…っと、なんかこう、こういうの鏡の前にかざして『変身っ!』って言う感じで…」

まどか「ぷっ…なにそれ…。よくわかんないや」

ホムラ「あ、いえ…なんでもありません…」



ホムラ「あうっ」ゴツン

まどか「ほむらちゃん!こっちこっち!」

ホムラ「あ…鹿目さ…うあっ」ゴツン

まどか「もうっ、こっちだってば!」

ホムラ「ちょっ…待っ…鹿目さ…いだっ!」ゴツン

まどか「ほむらちゃん!こっちだってb うあっ」ゴツン

ホムラ「うぅ…」

戦わなければこの先生きのこれない!!

ホムラ「うぅ…痛いよ…」

まどか「ほむらちゃん動くたびにぶつかっちゃってたもんね」

ホムラ「ごめんなさい…」

まどか「…」ナデナデ

ホムラ「ふぁ…っ!?」

まどか「えへへ」

ホムラ「…うぅ///」

まどか「…少し休もっか」

ホムラ「…うん…」

ふぁっ!?(驚愕)

―バーガー屋

まどか「>>489で!」

ホムラ「>>490お願いします」

チーズバーガー

シェイク

ステロイド

ホムラ「…」チューッ←シェイク

まどか「…」ムグムグムグ←チーズバーガー

ホムラ「…」チューッ

まどか「…ほむらちゃん」

ホムラ「あ、はい…」

まどか「これ、食べてみる?」

ホムラ「えっ…」

まどか「あーん」

ホムラ「…」

ホムラ(…間接キス…///)

ホムラ「ぁ、あー…」

まどか「ぱくっ」

ホムラ「あ…」

まどか「うぇひひっ」

ホムラ「…もうっ」

まどか「…あーん」

ホムラ「…あむ…」

ホムラ「…」ムグムグムグ

ホムラ「…美味しい///」

まどか「うぇひひっ、よかった!」

まどか「あのね、ほむらちゃん」

ホムラ「うん…?」

まどか「ほむらちゃんが転校してくる日の朝にね」

まどか「夢を見たんだ」

ホムラ「ど、どんな夢…?」

まどか「ほむらちゃんの夢」

ホムラ「!?」

淫夢だって?(難聴)

まどか「何かね、不思議な服を着たほむらちゃんがとても大きい怪物と戦ってる夢!」

ホムラ「え、えぇ…?」

まどか「眼鏡も三つ編みもしてないほむらちゃんだったよ」

ホムラ「…???」

まどか「うぇひひっ、不思議だね」

ホムラ「あ、うん…」

まどか「昨日ほむらちゃんの眼鏡外しちゃった時に、思ったんだ」

まどか「夢の中に出てきたあの子だ、って」

ホムラ「…」

まどか「夢の中のほむらちゃんって、すっごくかっこよかったんだよ?」

ホムラ「…っ」

まどか「あ、今のほむらちゃんが良くない、とかそう言う話じゃないよ?」

まどか「寧ろ…なんて言うかその…」

まどか「可愛いな、なんて…うぇひひっ」

ホムラ「…」

ホムラ「…夢の中じゃ眼鏡無しだったんだよね?」

まどか「うんっ」

ホムラ「…こんな?」

まどか「…うん、あの時のほむらちゃんだ」

ホムラ「…けど私、かっこよくないんてないよ」

まどか「そんなのもったいないよぉ。せっかく素敵な名前なんだから、ほむらちゃんもカッコよくなっちゃえばいいんだよ」

ホムラ「…無理だよそんなの…」

まどか「えぇー。そうかなぁー」

ホムラ「…ありがとう…」ボソッ

まどか「えっ?」

ホムラ「あっ、いえ、何も…」

まどか「…?」

―ゲーセン

ほむら「…」

杏子「よう、誰だアンタ?」

ほむら「面白い餌がかかったの」

杏子「はあ…?」

ほむら「人間に擬態する魔女」

杏子「…同業者か」

ほむら「えぇ、そうよ」

杏子「それで、アタシにそれをどうしろと」

ほむら「別に、どうもしないわ」

ほむら「…ただ、佐倉神父とその娘のモモ」

杏子「…オイ」

ほむら「そいつらに擬態する可能性もあるから、気を付ける事ね」

杏子「テメェ…どこでその話を…!?」


杏子「…居ない…」

ほむら「佐倉杏子を煽る事に成功したわ」

ほむら「彼女もトラウマを抉られる恐れのある魔女と聞いては、流石にたまったもんじゃない筈だわ」

ほむら「これで、あの薄汚い女狐が死ぬる確率が格段と上がった」

ほむら「…良い気味だわ。私を騙ってまどかを騙した天罰、誅罰とも言えるわ」

ほむら「…もっと煽っても良い筈だけれども」

ほむら「さて、次の行動はどうしましょう」

>>506

バストアップ体操

ほむら「ワンツーワンツー」

ほむら「乳お化けは敵」

ほむら「ワンツーワンツー」

ほむら「巴デミ」

ほむら「ワンツーワンツー」

ほむら「乳は単なる脂肪」

ほむら「ワンツーワンツー」


マミ「…」

ほむら「ワンツーワンツー…って居たの、巴マミ」

マミ「あのねぇ…」

ほむら「あの観覧車、見て御覧なさい」

マミ「…何かしたの?」

ほむら「夜景に映えるらしいわよ」

マミ「…」

マミ「…それだと、関係のない人まで犠牲が…」

ほむら「そう思うなら貴女が治癒すればいい」

ほむら「多少の犠牲は仕方ない筈」

マミ「…」

―夜

まどか「次…あれ乗ろっか」

ホムラ「…観覧車…」

まどか「夜に乗ると綺麗だって話だよ?」

ホムラ「あ、良いですね…」

まどか「でしょ?乗ろう?」

ホムラ「うんっ…」

まどか「うーん、天辺まであとどれぐらいだろ…」

ホムラ「…」

まどか「…あ!あそこ私達の中学校!」

ホムラ「…鹿目さん…」

まどか「うん?」

ホムラ「…何で、私にそこまでよくしてくれるんですか?」

まどか「…」

ホムラ「勉強も出来ないし、トロいし…暗いし…」

まどか「…」

ホムラ「…今日だってドジっちゃうし…」

ホムラ「…何の取り柄も、無いし…」

まどか「…」

ホムラ「そ、そんな私に何でそこまで…?」

まどか「…」


まどか「…私も同じなんだ」

ホムラ「え…?」

まどか「ほむらちゃんの今言ってた事、私もずっと思ってた」

ホムラ「…でも…」

まどか「…ほむらちゃんと居て楽しかったよ?今日は」

まどか「…けどなんだろう、ほむらちゃんと居る事で」

まどか「そんな失敗だらけの私から逃げてる感じがするの」

ホムラ「そ、そんな事…」

まどか「…最低だよね。ほむらちゃんをまるで、何かの捌け口みたいに扱ってる様で…」

ホムラ「…違います」

まどか「?」

ホムラ「か、鹿目さんはそう言いますけど、私にとっては…その…」

まどか「…うん」

ホムラ「…よくしてくれて、嬉しかった…」

まどか「…」

ホムラ「…悪意が有っての事じゃないんだよね?」

まどか「うん…」

ホムラ「だったら尚の事だよ…。これまで生きててずっと、蔑まされるだけだったもん…」

まどか「…」

ホムラ「別に捌け口だって構わない。だから…お願いします」

ホムラ「私と、お友達になってくれませんか…?」

まどか「…」

ホムラ「…」


まどか「…こんな私なんかでも、良いの?」

ホムラ「はい。優しい鹿目さんの事、好きですから…」

まどか「だ、だって、コンプレックスの解消にほむらちゃんを使ったんだよ?」

ホムラ「…お友達らしく、困ってる事は分かち合いたいかな…」

ホムラ「それに、自分の事を「なんか」なんて言わないでください!」

まどか「ほむらちゃんだって同じような事言ってたよね」

ホムラ「そ、それは…」

まどか「…」

ホムラ「…うぅ…」

まどか「…てぃひひっ」

ホムラ「…ふふっ」

カッ…

まどか「!?」


ホムラ「あ、観覧車の灯りが消えた…」

ホムラ「…これで夜景を映えるようにするんだね…」


まどか「ちょ、ちょっと待って!?」

まどか「私、こんなのあるって知らない!!」


ホムラ「え…?」

ホムラ「あ!今度はオレンジ色の灯りが…」


ホムラ「え…っ」




―――
――



――
―――

杏子「おーおーおー、派手にやりやがったなー」

杏子「観覧車ごと解体爆破なんて技見たことねーぞオイ」

杏子「例のイレギュラーが噛んでんのかなァ」

杏子「…ちょっくら横取りしてみっか!」


――
―――

ホムラ「…っぐ…ぁ…!」

ホムラ(…駄目、動けない…)

ホムラ(足が、瓦礫に押しつぶされて…)

ホムラ「っ…くぅ…っ…!」

ホムラ(…鹿目さんはどこ…?)

ホムラ(鹿目さ…ん…)

ホムラ(…鹿目さん!)

ッゴッ!!

ホムラ「!?」グニィッ

ホムラ「っぁああああああ!!」





ほむら「…ようやくお出ましね。下衆が」

ホムラ「ぅ…ぐ…っ!」

ホムラ(肩が…潰れて…っ)

ほむら「…ふっ」ガシッ

ホムラ「っ…!ぁ…あ…!」

ホムラ(首…絞められて…っ…!)

ほむら「…オマエは誰だ」

ホムラ「…っ!!」

ほむら「お前は誰だ!?」

ホムラ「…あけ…み…ほむ…ら…」

ギチィッ!!

ホムラ「―――――っ!!」

ほむら「お前が暁美ほむらの筈がない」

ほむら「私が暁美ほむらなのだから…」

ホムラ「―――く――――ぁ――――!」

パッ

ホムラ「――っ!!げほっ!!げほげほっ…!!」

ガシッ

ほむら(髪を掴んで顔を無理矢理こっちに向けさせてやったわ)

ほむら「私の顔を見ろ」

ホムラ「…?」

ほむら「私の顔を見て!!!」

ホムラ「――――!!」

ほむら「…気付いた?ニセモノの女狐さん…」

ホムラ「…どう…して…、私……」

ほむら「…直ぐに殺しても、それはそれで済んだのだけれどね」

ほむら「…ただ殺すだけじゃ、許せないの」

ホムラ「…なん…で……」

ほむら「…」グゥッ…

ホムラ「――――――っ!!」

ほむら「罰よ」

ホムラ「あ――――が――――――――」

ほむら「…私を騙り、まどかに取り入ろうとした罰よ」

ホムラ「っあ――――――――――ぐ――――――――――っ」

ほむら「…まぁ、ただ騙るだけじゃここまでやろうとも思わなかったわ」

ホムラ「――――――ぎ――――――っ―――」

ほむら「…どうしてここまでやるか?って?どうして拷問地味た事をするか?って」

ほむら「ふふ…それはね…」


ほむら「…昔の方を騙ったからよ」

ほむら「よりにもよって、昔の私の方を…!」

ホムラ「――――――っ――」

ほむら「…病弱で、何の取り柄も無い。勉強も運動もままならない、ただ蔑まされるだけの存在」

ホムラ「――――――――――!!」

ほむら「ドジなんてレベルではない、日常に支障が出るレベルでの注意散漫」

ホムラ「――――――――――」

ほむら「相変わらず、人とのコミュニケーションもまともに取れないお前」

ホムラ「――――――――――――」

ほむら「そんなお前が、しかも紛い物のお前が、まどかに取り入ろうとするですって?」

ほむら「…惨い。実に惨いわ」

ほむら「そして烏滸がましいったらないわ!!」ギチィッ!!

ホムラ「っぁ―――――――ぎ―――――――――ぃぃ――――!!」

やっぱこれ放置した方がハッピーエンドだって

ほむら「ふふっ。苦しい?殺してほしい?当然よね。殺すのが目的ではないもの」

ホムラ「――――――ぎ――――――――ぃ――――――――!!」

ほむら「貴女には、苦しんでもらう必要がある」

ほむら「その末に、貴女の命乞いを見たいわ」

ホムラ「――――――――――ぎ――――――――」

ほむら「貴女が魔女だと言う事を知っている」

ほむら「魔女の癖に私を、しかも昔の私を騙ってまでまどかに取り入ろうとした罰」

ほむら「とくと味わうと良いわ」

ッズガァアアン!!

ホムラ「――――――――――――っ!!!―――――――――――!!!!!」

ほむら「右脚にマグナムをぶち込んでやったわ」

ほむら「次からは徐々に左脚、右腕、左腕…と潰していってやるわ」

ホムラ「―――――――――っっっ!!!!」

ほむら「ふふふ…痛い?痛いわね?すごく痛い」

ほむら「…けれど、痛みなんてこんなモノじゃないわ」

ほむら「これを凌駕する痛みを、私は味わってきているの」

ホムラ「―――――――――――!!!!!」

ほむら「…想像できる?」

ほむら「大切な人を亡くす痛みが」

ホムラ「――――――!!」

ほむら「それも、何度もその子が死ぬ光景を見て」

ほむら「次第に感覚が麻痺していく事すら覚える、彼女を喪う痛みが!!貴女に分かるって言うの!?」

ッズガァアンッ!!

ホムラ「――――――――――っぁ―――――!!」

ほむら「…貴女、きっとこう思っていたでしょうね」

ほむら「『私によくしてくれる、最高の友達』…だと」

ホムラ「!!」

ほむら「甘いわ、実に甘い」

ほむら「その甘ったるさに居心地の良さを覚えて」

ほむら「甘えて依存して困らせて」

ほむら「闊歩して居座って住処にして」

ほむら「寄生して食いつぶして吸い尽くして干からびさせ」

ほむら「そうやって貴女は彼女を殺すのよ!!」

ほむら「今もこうやって両足をつぶされた痛みなんか屁でも無いわ!!」

ほむら「大切な人を何度も手に掛ける痛みが、貴女に分かる筈が無い!!」

ッズガァアンッ!!

ホムラ「――――――!」

ほむら「…ふふっ」

ほむら「残るは、左腕だけね…」

ホムラ「―――――ぁ――」

ほむら「ねぇ…?」

ほむら「どんな心地かしら?」

ほむら「何も分からない貴女が、いつか彼女を殺すと知った絶望の心地よさは?」

ほむら「当然、死にたくなるわね?」

ほむら「自分さえ関わらなければ、彼女を巻き込まずに済むものね?」

ほむら「さぁ、死ねば後は理想郷だけよ?」

ほむら「大切な人に寄生して、吸い尽くして殺すなんて事も無く」

ほむら「ただ大切な人に生きていてもらえる…」

ほむら「…最後に喋らせてやるわ。首を放してやる」パッ

ホムラ「――っ!!ゲホォッ!!ゲホゲホッ!!ゲホォォッ!!ォェ…っ!!」

ほむら「…最期に、言い残す事はあるかしら?」

ホムラ「…かな…め…さんは…」

ほむら「…」

ホムラ「…生きて…る…?」

ほむら「…どこまで貴女は愚かなの?」

ほむら「まだ悪魔に魂を売り渡していないのに、手をかけるとでも?」

ホムラ「………」

ほむら「こうやって、観覧車から自由落下した上で生きている時点で察しなさい」

ほむら「まどかは、無事よ。魔力で車両の骨格強化ぐらい出来るもの…」

ホムラ「…よか…った………」

ほむら「…さぁ、もう充分苦しんだかしら?」

ホムラ「…」

ホムラ「…いいよ…」

ほむら「…!?」

ホムラ「…私を殺して、まどかが救われるのならばそれで良い…」

ほむら「…お前…」

ホムラ「貴女の苦しみも、解放してあげれる…」

ほむら「…っ!!」

ホムラ「…私、やっと役に立つんだね…?」


ッズガァアンッ!!

ホムラ「っぅあ…!!」

ほむら「両手足を潰してやったわ。これでお前は五体不満足よ」ガチィィッ

ホムラ「――――――――――――――う――――――――く―――――――!!」

ほむら「よくも最後の最後に知った風な口を利いてくれたわね」

ほむら「…殺す」

ほむら「殺してやる」

ほむら「お前を呪い殺してやる!!」

ホムラ「―――――――ぁ―――――――ぅ――――――――――――――」

ほむら「…死ね!!」グ…ッ






ホムラ「―――――――――――――」

ホムラ(…あぁ、私…死んだの…かな…)

ホムラ(…そっか、死んじゃったんだ…)

ホムラ(…鹿目さん、生きてよかったな)

ホムラ(私なんかが居なくても、どうか幸せに生きててほしいな…)

ホムラ(…けど、欲を言えば…)

ホムラ(…もっと、一緒に遊びたかったな)

ホムラ(たったの二日間だけじゃなくて)

ホムラ(大人になってからも…ずっと…)


―だ…、――は…っ――!?

ホムラ(…あぁ、あの世からの声なのかな)

ホムラ(…おばあちゃんの声だったりするのかな)

―――て…!お前―――今更――――故――!

ホムラ(…違う…)

ホムラ(…これ、おばあちゃんの声じゃない)

ホムラ(…さっきまで聞いていた声…)

ホムラ(未来の私の声…)

ホムラ(何で、何でまだ聞こえるの?)

ホムラ(…私、生きてる…の…?)

ホムラ(…光が…)



――
―――

ホムラ「…」

ほむら「…どうして…っ!!」

ホムラ「…?」

ほむら「どうして…オマエが…!今更…っ!!!」

ホムラ「…盾から…腕…?」

ほむら「来るな…!出るな…!」ズズッ…

ほむら「貴女には関係のない事の筈よ!!」ズズズッ…

ほむら「出て来るな…!来るな来るな来るな!!」ズズッ…

ほむら「出て来るな!!部外者は出てくるな!!!!!」ズズッ…ズズッ…

ほむら「邪魔よ!!!邪魔なのよ!!!!」ズズッ…

「………っ!!」ズズズズズズズッ…!

ほむら「何で!!どうして!!!!何でこんなところでお前が!!!」ズズズズズズズッ…!

ほむら「っぁああああああああああああ!!!」ズズズズズズズッ…!





仁美「…ごきげんよう、暁美さん」

>>57以来のわかめ

ほむら「…志筑仁美ィ…!!」

仁美「…盾の中から話は全て聞かせてもらいましたわ」

ほむら「盗み聞きとは、下衆い事をやってのけるわね…!」

仁美「…貴女程じゃありませんわ」

ほむら「っ!調子に乗るんじゃないわ!!」

仁美「…暁美さん?」

ほむら「…何よ」


仁美「…貴女は、貴女自身を嫌っているとの事ですけれど…」

ほむら「……さい…」

仁美「貴女が今までやってきた事、無駄な事ではないと思いますわ」

ほむら「…まれ……」

仁美「私には時間の繰り返しなんて分かりません、経験できません」

ほむら「……るさい…!!」

仁美「けれど暁美さん。経験してきた貴女から見てどうですか?」

ほむら「だまれ…!!」

仁美「今に於いてもなお、まどかさんは帰らぬ人となってますか?」

ほむら「うるさい…!!」

仁美「…違いますわ。今は生きてるんですの」

ほむら「うるさい!!だまれ!!」

仁美「貴女がもしとっくに諦めていたら、貴女が生きる道でのまどかさんはどうなってますか?」

ほむら「口を閉じろ!!部外者!!!」

仁美「…今と違って、彼女の姿を見る事も、声を聴く事も、手で触れることも叶わず」

仁美「とっくに、助けられる筈もなくなっている筈です」

ほむら「知った事を言うんじゃないわ!!!!!」

QB「やぁ。志筑仁美…だね?」

ほむら「いんきゅべええたああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!1」

仁美「…」

QB「僕なら、彼女を打倒せる力を君に与えることが出来るよ?」

仁美「…」

ほむら「ハッ!!契約出来るもんならしてみなさい!!!!」

ほむら「ただしそいつは悪魔よ!!人の魂を抜き取って、単なる石ころと言うブツに造り替える悪魔よ!!」

ほむら「そして魂を抜き取られたら最後!!絶望して魔女へと身を落とすのがオチよ!!!」

ほむら「さぁ!!どうしたのよ!?契約してごらんなさい!!!私を止めたいんでしょ!?ねぇ!!!??」

仁美「…」



>>570
秒数コンマ 偶数 : 奇数 = 契約する : 拒否する


おぉ、ここで…



…変身

           / ̄ ̄\
         / --、   \

        /   (⌒)  ヾ i 
       /  ""(_   (ヽ) 
       /      `-ヽ__)゙/    醤油温めたけど飲むかい?
      /          /   
      /          /
     /        /

    /     `ー- く
  /          。 \
  /         。∫∫゚ ヽ
 /     /^ー:r ̄ ̄ ̄i l

 |    i /   ,ノ、__ノ |

仁美「…契約はしませんわ」

ほむら「ほら見なさい!!単なる部外者がほざくだけよ!!!」

ほむら「誰だってそうよね!?自分がゾンビには成り果てたくないものね!?」

ほむら「魔女になって惨めに死ねる筈がないものね!?」

ほむら「そんな奴が私に説教するなんて烏滸がましいわ!!」

仁美「いいえ、部外者だからこそ言わせてもらいます」


仁美「貴女の言うゾンビが、その様に苦悩出来ますか?」

ほむら「っ!」

仁美「たった一人の友達の為に、そこまで献身できますか?」

ほむら「っっ!!」

仁美「…貴女の言う様に、人間ではない…とは言えないと思いますわ」

仁美「貴女は、紛れもなく人間です」

ほむら「!!!!」ブチィ!!

ほむら「調子に乗るな!!部外者!!!」パッ

仁美「!!――消え―っ!!」

ギィンッ…!!

仁美「……っ?」

仁美(…攻撃が来ない…何故…?)


ほむら「…何で…どうして…」


?????「…案内してくれて助かるわ。巴マミ、杏子」

マミ「ふふっ、後は頼んだわ」

杏子「ちっ、うぜー」

ほむら「…誰だ!!お前は!!!!」

ほむら「過去の私でもない、今の私でもないし未来の私でも無い」

ほむら「そんなリボンを付けた覚えもない!!」

ほむら「翼を背負った覚えも無い!!!」

ほむら「誰だ!!貴女は!!!!!」


?????「貴女は私で、私は貴女よ」

暁美ほむら「そうよね?暁美ほむら。いえ…過去の私の亡霊。」

キュゥべえ「っきゅっぷい…」

ほむら「…!何故その悪魔と一緒に行動しているの…!?」

暁美ほむら「私だって好きでコイツと行動している訳じゃないわ」

暁美ほむら「…あくまで情報を引き出すためよ」

ほむら「ふざけるな…!こんな奴が情報を安々と渡す訳が…!!」

暁美ほむら「この世界には、3人の暁美ほむらが居る」

ほむら「…違う!」

暁美ほむら「おの理由が分かるかしら?」

ほむら「違う!暁美ほむらは私よ!!」


暁美ほむら「…バグよ」

ほむら「…は?」

暁美ほむら「貴女は時間を繰り返し過ぎた」

暁美ほむら「…私もね」

ほむら「だからどうしたって言うの…!?」

暁美ほむら「まどかと私に、糸の様に絡まり束ねられた因果律」

ほむら「…!?」

暁美ほむら「糸を巻いて巻いて巻きすぎて、その上さらに巻いたらどうなるかしら?」

ほむら「…そんな事…っ!」

暁美ほむら「肥大化するわ」

暁美ほむら「肥大化した糸は、また隣の糸にまで圧迫する」

暁美ほむら「…1~2回、ましてや100回程度じゃこんな事起こらないわ」

暁美ほむら「…とうに5ケタは超えてるでしょうね」

ほむら「…!!」

暁美ほむら「私は、優しい女神さんの声を聴いたわ」

ほむら「…ふざけないで」

暁美ほむら「彼女によれば、このまま放置すれば宇宙自体が壊れるとの事よ」

暁美ほむら「私はそうさせないためにやって来たの」

暁美ほむら「少しばかり優しい女神さんの力を拝借して、ね」

ほむら「…」


暁美ほむら「…覚悟はできたかしら?過去の亡霊の私」

ほむら「…うあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」パッ

暁美ほむら(消えた。時間停止ね)

ほむら(私の時間停止は誰にも止められないわ!)

ほむら(この死角を防ぐ事なんて到底不可能!)

ほむら(ふふふ…ざまぁ無いわ!)

暁美ほむら(…と、私は考えている筈)

暁美ほむら(死角一か所をその都度埋めることなんてできる筈も無い)

暁美ほむら(…ならば)


暁美ほむら(空間ごと黒に浸食すればいいだけの事)

暁美ほむら(…この翼で)


ズォォォァァァァァァァァァァァァァァ…!!

ほむら「!?」

ほむら(何…っ!?)

暁美ほむら「あの暗闇も絶望も、私は全て知っている」

暁美ほむら「…けれど私は戦う」

ほむら「―っ!?」

暁美ほむら「この世界を守る為に」

ズォォォァァァァァアアァァァァァァァ…!!

ほむら「―っ!?っぁああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

―――
――

ほむら「…この時間軸の…まどか…は…?」

暁美ほむら「エイミーも生存、別時間軸の存在ではあれど暁美ほむらとジークンドー格闘家が知り合い」

暁美ほむら「まどかにも取り柄が出来る」

暁美ほむら「…契約はしないと考えて良いでしょうね」

ほむら「…そう…」

暁美ほむら「…ワルプルギスの夜だけは、どうにもならない」

ほむら「…」

暁美ほむら「…どうにもできないなら、逃げればいいだけわ」

暁美ほむら「少しこの時間軸に干渉する事になるけれど、巴マミに避難の提案を耳に入れてきたわ。住民の、ね」

ほむら「…」

暁美ほむら「町は壊滅状態になるけれど、生きてさえいればきっと新しい道が拓けるわ」

暁美ほむら「そんな時間軸が有っても良いのではないかしら」

ほむら「…よか…った…」

ほむら「―」


暁美ほむら「…そろそろ私も、戻りましょうか」

まどか「――」

暁美ほむら「…さようなら、まどか」

暁美ほむら「…また、会う日まで」

数年後

まどか「ほわっ!ほわっ!ほわっちゃぁああああああああ!!」

さやか「…中学ん頃に比べて取り柄が出来たのは良いんだけどさ、何であの時格闘技なんかやりだしたんだろう」

ほむら「え、えっと…、格闘家さんに半ば強引に誘われたんです」

さやか「へ?あんたらが?」

まどか「あたたたたたたたたたたっ!!あたたっ!!」

ほむら「はい…。なんでも、私が格闘家さんと知り合いだった…とか?」

さやか「何よその他人事みたいな言い方」

ほむら「…さぁ?」

まどか「ほわっちゃあああああああああ!!」

マミ「皆~、ケーキの差し入れよ~」

さやか「おっ!マミさんあざっす!」





もうしんどい。

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