うずめ「ささらっておしっこするの?」 (111)

リヴェンジ

ささら「なによいきなり…」

うずめ「だって気になるもん」

ささら「だからって!」

うずめ「もう…何イライラしてるの?生理?」

ささら「ドールになんてこと聞くのよ!」ダン

うずめ「え?だってドールだからこそ気になるじゃない」

うずめ「普通の女の子みたいに見えるし、おしっこだって…」

ささら「それは気になっても口にしないのが普通でしょ!?」

うずめ「でも!私、デバイスいつもポケットに入れて持ち歩いてるんだよ?」

うずめ「みんながポケットの中でばっちいことしてるかもって考えたら…」

ささら「」

うずめ「ね?だから教えてくれてもいいでしょ、ささら!」

うずめ「うんちしてるのかまでは聞かないから!おしっこしてるのかだけでも教えて」

ささら「…」ビキビキ

ささら「…で?」

ささら「もししてるって言ったら、あんたはどうするの?」

うずめ「やっぱりしてるんだ!えへへ~」

ささら「人の話を聞きなさいっ!」

うずめ「そっかぁ…まあ、普通の女の子だもんね」

うずめ「でもこまったな…デバイスからおしっこ漏れてきたらやだなぁ…」

ささら「あのね…マスター…」

うずめ「あ、そうだ!デバイスをいつもナプキンでくるんでおけばいいんだ!」

うずめ「5人一緒にしちゃって多い日も安心だね!」

ささら「いい加減にしてよっ!!」ガシ

うずめ「いたっ…」

うずめ「もう…離してよ、痛いじゃない」

ささら「さっきからなんなのよ!」

ささら「いくら自分のドールだからって、言っていいことと悪いことの区別もつかないの、このおバカマスター!」

うずめ「どうしてよ…必要なことじゃない」

ささら「もう…話にならないわね、いいわ」

ささら「じゃ、私デバイスに戻るから」

うずめ「待ってよ!」グイ

ささら「やめてよ!今のあんたには触られるのもいやよ!」

ささら「ほら、さっさと放す!」

うずめ「そんなに怒らなくてもいいじゃない!」

ささら「なんであんなこと言われて私が怒らないと思ったわけ?」

うずめ「だって…気になるもん」

うずめ「それに…ささらと私の仲ならあれくらい教えてくれたって…」

ささら「はぁ…本気で言ってるの?」

うずめ「本気だよ!」

うずめ「それともなに?ささらにとって私ってそれすらも教えてくれないほどの他人なの!?」

うずめ「今までのささらと一緒に過ごした日々って…なんだったの…?」ウルウル

ささら「なんでそんなに必死なのよ…」

うずめ「だって…私、ささらのおしっこの音とか聞いたことないんだもん…」

ささら「」

うずめ「だからお願い…すごく気になって眠れないの」

うずめ「ささらもおしっこするんだって、そのかくしょう?がほしいの」

うずめ「だから教えてよ、ささらぁ…」

ささら「あんた…どうして」

うずめ「好きな子のことって、なんでも知っておきたいじゃない」

ささら「う…」

うずめ「ささら…」

ささら「って!こんなので流される私じゃないわよ!」

ささら「ほら離して!親しき仲にも礼儀ありって言うでしょ!」バッ

うずめ「あ…」

ささら「しばらく頭を冷やしてなさい、マスター」キラキラキラ…

うずめ「あ…」ポツーン

うずめ「ささら…どうして逃げるのよ…」

うずめ「私、ささらのマスターなのに」

うずめ「おしっこするかどうかくらい教えてくれてもいいじゃない…」

うずめ「あ、でもほかの子に聞いてもおしっこするかどうかくらいはわかるかも」

うずめ「よし、>>24に聞いてみよう!」

あかり

うずめ「よし、小明に聞いてみよう!」

うずめ「アウェイキング!」

シーン…

うずめ「あれ…?小明…?」

うずめ「おーい小明ー?どうしたの?」

うずめ「ねえ小明ってばー!」

チャリリン…チャリリン…

うずめ「ん?小明だ…」ピッ

うずめ「ねえ、なんで出てきてくれないのよ!」

小明『今のマスターはセクハラ大王』

小明『出て行ったら何をされるかわからない』

うずめ「ちょ、どういうこと!?」

小明『自覚がないのがさらにたちが悪い』

うずめ「もう…なんでよ」

うずめ「ま、電話でもいいや…ね、小明」

小明『その質問には答えられません、マスター』

うずめ「まだ何も言ってないのに~!」

小明『マスター、さっきまでのささらとのやりとりはデバイスの中からも見えてます』

うずめ「そういえばそうなんだっけ…」

小明『マスターが踏み込もうとしてるのはドールの中でも最大の禁忌…』

小明『知れば大変なことになる』

うずめ「そうなの!?」

小明『だからこの話はおしまい…それよりマスター』

うずめ「ぶー…なに?」

小明『さっき、ささらに…』

うずめ「え?」ドキ

小明『さらっとすごいことを言ってた気が…』

うずめ「あ、あはははは!」

うずめ「気がするってだけでしょ?うん、気のせい気のせい」

小明『ほんとに…?』

うずめ「うん、気のせいだって!」

小明『その割にはすごくはっきり聞こえた』

うずめ「も、もう、いいじゃないそれは…」

小明『それ』

うずめ「え?」

小明『おしっこのことを聞かれた私たちの心境』

うずめ「あ…」

小明『これに懲りたら私たちに変なことを聞くのはやめて』

うずめ「…」

小明『マスター』

うずめ「うん…わかった」

うずめ「変なこと聞いてごめんね、小明」

小明『わかればいいです、マスター』

小明『それじゃ』ピッ

うずめ「うーん…」

うずめ「なんかうまいこと言いくるめられた気が…」

うずめ「ま、いっか」

うずめ「ドールのことなら>>50に聞いてもわかるよね!」


ちょっと便所掃除してくる

まない

うずめ「まないに聞いてみよっと」

~~~~~~~~~~~~~~~~

まない「ごめーんうずめちゃん、待った?」タッタッタ

うずめ「ううん、急に呼び出してごめんね、まない」

まない「それでどうしたの?急に会って話したいことがあるだなんて」

うずめ「うん、まないにしか聞けないことなんだ」

まない「うずめちゃんにならなんでも教えたげるわよ」

まない「さ、なんでも聞いて」

うずめ(デバイスは部屋に置いてきたし…ここならささらたちには邪魔されないはず)

うずめ「まない、あのね…」

うずめ「まないのとこのドールたちって、おしっことか…する?」

まない「え…?」

うずめ「お願い教えて!まないだけが頼りなの!」グッ

まない「ち、近いわようずめちゃん…なんかいいにおい…」

うずめ「まない!」

まない「はっ…!」

まない「そうねえ…うちの子たちは普通にむぐっ!?」

ゆがけ「そこまでですよ、マスター」ギュー

まない「むぐー!?むぐぐー!」

うずめ「ちょっと!」

ゆがけ「そこのあなた」ジロ

うずめ「ひぃ!?」

ゆがけ「世の中には知らない方がいいことがあります」

ゆがけ「あなたのドールたちも、あなたがこれ以上調べることを望んではいないと思いますよ?」

うずめ「そ、そうかなぁ…」

ゆがけ「だからあなたはマスターに会いにきた、違いますか?」

うずめ「む…」

まない「むぐぐぅ…」

ゆがけ「マスターも!私たちの秘密を勝手にほかの人にしゃべらないでください」

まない「ぷはっ、けほけほ…でもうずめちゃんには…」

ゆがけ「話したら不採用通知を出させていただきますよ?」

まない「ええ!?」

うずめ「まない…」

まない「仕方ないわね…ごめんね、うずめちゃん」

うずめ「そ、そんなぁ…」

うずめ「まないにも答えてもらえないなんて…」トボトボ

うずめ「それにしてもどうしてあの子も…あんなにおしっこのこと話すのいやがるのかな」

うずめ「うー…気になる」

うずめ「このままだと私、不眠症で死んじゃうかも」

うずめ「でも…これ以上はどうやって調べれば…」

うずめ「もう…>>72するしかないのかな…」

監禁

うずめ「ドールの誰かを捕まえて…様子を見てみるしかないのかな」

うずめ「そうだよ…もうそれしかないよね」

うずめ「よし…誰にしよっか」>>80

ドールでない場合再安価

小町さん!

>>86

カティア

うずめ「やっぱりいちばん捕まえやすそうなのは…」

うずめ「…うん!」

~~~~~~~~~~~~~~~~

うずめ「ただいま~みんな」

カティア「あ、マスター!」

マドレーヌ「ご主人様…わたくしたちをほっといてどこへお出かけだったんですか?」

しめじ「お腹すきましたぁ」

うずめ「えへ…ごめんね、みんな!」

小明「…」

ささら「…」

うずめ「うん、忘れていっちゃってごめんね、みんな」

うずめ「ほら、お菓子買ってきたよ!」ガサ

カティア「わーい!」

しめじ「さっすがマスターですぅ!」キラキラ

マドレーヌ「ご主人様…」

うずめ「ほら、ささら、小明!一緒に食べようよ」

ささら「私はいらないわ」

小明「私も遠慮します、マスター」

うずめ「えっ、どうして…」

ささら「いろいろ思うところがあるのよ」

小明「今はお菓子って気分じゃない」

うずめ「ささら…小明…」

カティア「もー、マスター?早く食べようよー」クイクイ

うずめ「あ、うん!」

マドレーヌ「…」

しめじ「んふふ…おいしー!」モシャモシャ

カティア「しめじ、こぼしすぎ」

うずめ「もう、しょうがないなぁ」フキフキ

マドレーヌ「やっぱりお菓子は女の子のオアシスですわね」

マドレーヌ「それにしても…」チラ

ささら「…」

小明「…」

マドレーヌ「あの二人はいったい…」

うずめ「さ、さあ…?」

しめじ「ふぅ…お腹いっぱいですぅ」

カティア「カティアも…」

マドレーヌ「ささらと小明、手を付けませんでしたものね…」

うずめ「食べればいいのに…」

ささら「言ったでしょ、そんな気分じゃないの」

ささら「じゃあね」キラキラキラ…

小明「…」キラキラキラ…

マドレーヌ「何があったんですか、ご主人様?」

うずめ「な、なにかなぁ、あはは…」

うずめ(あれ?知らないのかな…)

しめじ「ふぁ…お腹いっぱいで眠くなりましたぁ」

マドレーヌ「お行儀が悪いですよ、しめじ」

しめじ「じゃあ、ちょっと戻って一眠りしてきますぅ」キラキラキラ…

マドレーヌ「わたくしも一旦戻りませんと…」

マドレーヌ「安心してください、ご主人様」

マドレーヌ「何があったか存じませんが、わたくしがささらたちを説得してみせますわ」

うずめ「う、うん…お願いマドレーヌ」

マドレーヌ「はい、お任せください!」キラキラキラ…

カティア「あれ?カティアだけ…」

カティアを毒牙にかけるのはきつい…

うずめ「ね、ねえカティア!」

カティア「なに?マスター」

うずめ「たまには私ともっとおしゃべりしない?」

うずめ「ほら、カティアと二人っきりになることなんてあまりないじゃない」

カティア「そういえばそうね」

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