モバP「事務所にコンビニができた」 (63)
ちひろ「事務所の中に、コンビニを設置しました」
P「……なんでわざわざ」
ちひろ「アイドルたちに社会経験をさせるためですよ」
P「良い考えですけど、誰が使うんですか?」
ちひろ「またまた、分かってるくせに!」
P「まあ確かに、便利っちゃ便利ですね」
ちひろ「開店セールでモバチキが100円ですからー!」
P「叫ばんでも」
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凛「いらっしゃいませ」
P「お、今日は凛がアルバイトか」
凛「おはよ。何買ってく?」
P「急かすなよ。ゆっくり見ていくから」
凛「それもそうだね。何かあったら声、かけて」
P「おう」
P「意外と、品揃え良いなここ」
P「……とはいえ」
P「アダルト本が置いてあるのはどうなんだ……」
P「うちのアイドルだって使うだろうに、小学生だって居るんだぞ」
P「……」
P「まあ買っていくか」
P「どれにするかな……」
『調教プロデュース 〜らめぇ! そんなにされたらはぴはぴしちゃうぅ!〜』
『コミックSM 特集・縛るより縛られたい、身と心』
『日刊シンデレラ アンタが私の御主人様(プロデューサー)?』
P「……」
P「よし、調教プロデュースにするか」
凛「決まった?」
P「ああ。これを頼む」
凛「うん。えっと……」
P「……」
凛「……」
P「どうした?」
凛「べ、べつに……」
P「そうか」
凛「あー……ご、500円になります……」
P「商品名を読み上げてくれ」
凛「はぁ!?」
P「いや、欲しいやつと違ってたらいけないからさ」
凛「そ、そんなの自分で確認してよ!」
P「おいおい、店員がそんな態度で良いのか?」
凛「くっ……!」
P「ほら、読み上げて」
凛「ちょ、調教プロデュース……」
P「サブタイトルも」
凛「……ら、らめー……そんなにされたらー……」
P「気持ちがこもってないぞ!」
凛「ら、らめぇー……!」
P「もっと情熱的に!」
凛「ら……らめぇー! そんなにされたらは……はぴはぴしちゃうぅ!」
P(録音してて良かった)
凛「いつか覚えててよ……!」
P「良くできました。じゃ、中身も確認してくれ」
凛「ど、どうして?」
P「落丁とかあったら困るし」
凛「……う」
P「はやく確認して」
凛「分かった……」
凛(な、生々し……)
凛(っていうか、ヒロインが私にやたら似てるような。名前もりんだし……)
凛(そもそも主人公がどうみてもプロデューサーだし……)
凛(うわ、うわ……そこまでするんだ……ううん、されちゃうんだ……)
凛(私がプロデューサーに……)
凛(……)ポワポワ
『さあ、りん。きっちり舐めてお掃除するんだぞ』
『これがさっきまで、お前を気持ち良くしてくれてたんだから』
『ちゃんと綺麗になるまで、続きはお預け』
『あー、物欲しそうな顔しても駄目だ。しっかり調教してやらないと』
凛「……」ポワワ
P「おーい、凛?」
凛「……」ポワワワワ
P「お金。置いとくぞ」
凛「……」ポワワワワワワ
P「……」
凛「えへへへへへへ」ジュルリ
P「大丈夫か」
区切り
───次の日
P「さて。今日もモバショップ行くか」
加蓮「いらっしゃい」
P「今日は加蓮だな」
加蓮「時給良いんだよ、ここ」
P「事務員の陰謀を感じる……」
加蓮「?」
P「いやなんでもない」
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http://i.imgur.com/IkHIbJt.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/SUvkNLI.jpg
http://i.imgur.com/GVjwDae.jpg
北条加蓮(16)
加蓮「今ならモバチキ100円だけど、どう?」
P「一つもらうよ」
加蓮「うん、すぐ調理するね」
P「愛情たっぷりで頼む」
加蓮「も、もう。冗談ばっかり言わないでよっ」
P「はは。それじゃさっそく……」
P「どれにするかな……」
『調教プロデュース 〜らめぇ! そんなお注射されたらこわれちゃうのぉ!〜』
『コミックSM 特集・過敏、尿瓶、ここは病院』
『日刊シンデレラ アンタがアタシを専用メイド(アイドル)にしてくれるの?』
P「調教プロデュースでいいか」
加蓮「あ、買うもの決まった?」
P「ああ。モバチキとこれな」
加蓮「ん……ん!?」
P「どうかした?」
加蓮「い、いや。なんでもないよ、あはは……」
P「そうかそうか」
加蓮「ええと……600円ね」
P「……」
加蓮「……払わないの?」
P「商品名、読み上げてくれる?」
加蓮「えっ!?」
P「間違ってたらいけないから」
加蓮「な、なるほどそういう魂胆……」
P「さあさあ!」
加蓮「わかった、わかったから……」
加蓮「……」
P「……」
加蓮「……ち、ちょうきょう」
P「声が小さい!」
加蓮「聞こえるなら良いじゃん!」
P「聞き間違えるかもしれないだろ!?」
加蓮「それは、そうかもしれないけど……」
P「よし、早く大きな声で読み上げてくれ」
加蓮「はぁ……」
加蓮「んと……らめぇ、そんな……」
P「感情込めて!」
加蓮「ら……らめぇ! そんなお注射されたら……」
P「もう一歩!」
加蓮「らめぇ! そんなお注射されたらこわれちゃうのぉ!」
P(耳が幸せ)
P「では中身も確認してくれ」
加蓮「これ以上何をさせるの……」
P「印刷に不備がないかどうかだ」
加蓮「はいはい……」
P「このページとかよくない?」
加蓮「わ、私に言われても」
P「すごく良いシーンだと思う」
加蓮「……」ポワポワ
『ふう……今日の注射はこれで終わりだ。ご苦労様』
『たくさん、おくすり注いじゃったな。かれんがおねだりばっかするから……』
『……あらら。お薬がまだ足りなかったのか?』
『しょうがない。一晩中みっちり看病してやるからな』
加蓮「……」ポワワ
P「じゃあこれ、600円ね」
加蓮「……」ポワワワワ
P「加蓮?」
加蓮「……」ポワワワワワワ
P「何か知らんけど、俺もう行くぞ?」
加蓮「うん……わたしもいきたいー……」ジュルリ
P「……モバチキうまいな」
区切り
画像ありがとう
奈緒「暇……」
P「こんちゃー」
奈緒「あ、Pさん」
P「奈緒か。どうだ、調子は」
奈緒「まあまあかな。好きなもの買っていきなよ」
P「おう」
奈緒「へへ……ふんふふーん」
P(なんかご機嫌だな)
P「どれにするかな……」
『調教プロデュース 〜らめぇ! それ以上されたら素直になっちゃうぅ!〜』
『コミックSM 特集・誰でも正直にできる、楽しいお仕置きの仕方』
『日刊シンデレラ は、はァ!? な、なんであたしが専用メイド(アイドル)なんて…っ!』
P「調教プロデュースにしよう」
奈緒「……」ソワソワ
P「何そわそわしてんの?」
奈緒「そっ!? そわそわなんてしてねーよっ!」
P「してたと思うんだけど」
奈緒「そ、そわなことないし!」
P「そわなことってなんだよ」
奈緒「い、いいから商品よこせ!」
P「はいどうぞ」
奈緒「……って」
P「……」
奈緒「な、ななな、おま、これっ……!」
P「何?」
奈緒「何? じゃねーよ! ふざけないでくれよPさん!」
P「ふざけてないぞ」
奈緒「これ、これ大人の、あれじゃねーか!」
P「うん」
奈緒「うんじゃない!」
P「ほら、お会計」
奈緒「うぐぐっ……聞く耳持たない……!」
P「あ。間違えてたら嫌だし、ちゃんと商品名、読み上げるんだぞ」
奈緒「んな!?」
P「大きな声で、はっきりと、感情込めてな」
奈緒「っ!?」
P「はい、キュー」
奈緒「う、ぐっ……」
P「……」
奈緒「……っ」
P「……」
奈緒「……う〜!」
P「頼む」
奈緒「…………ん」
奈緒「ら……」
P「ら?」
奈緒「らめぇ……!」
P「……」
奈緒「それ、それ以上されたら……」
P「されたら?」
奈緒「す、すすす、素直になっちゃうぅ……!」
P(生きてて良かった)
奈緒「はぁ、はぁ……!」
P「良かったぞ奈緒」
奈緒「も、もうからかうのは、やめだやめ!」
P「わかった。じゃ、中身確認して終わりにしよう」
奈緒「……読めって言ってるのか?」
P「うん」
奈緒「……」
奈緒「じ、自分で読めっ」
P「へいへい」
奈緒「……」
P「今チラ見したよな」
奈緒「し、してねーよ!」
P「興味あんの? 確認する?」
奈緒「ない! しない!」
P「……」
奈緒「……」
P「あー手が滑って奈緒の目の前にー」
奈緒「うひゃあ!?」
P「よし。ついでだし、奈緒が確認してくれ」
奈緒「んなっ……!」
奈緒(うわあ……なおがPさんに、あんなコトやこんなコトされて……)
奈緒「……」ポワポワ
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