幼照「ほんとに咲は麻雀弱いなぁー」(110)


幼照「またプラマイ0ぉ?本当に咲は麻雀弱いなぁ…」

幼咲「………」

父「………」

母「………」

幼照「ちょっとは真剣にやってみたら?」

幼咲「ごめんね…お姉ちゃん……」


照「ほんっとに咲は仕方無いなぁー」

父「照。いい加減にしなさい」

照「本当のことだもん!いつもいつもプラマイ0でさ!」

咲「だって…お父さんとお母さんが……」

母「咲!」

咲「うぅ…」


照「じゃあ次の局で咲が私に負けたら、もう二度と私は咲と打たないっていうのはどう?」

咲「え…そんなの嫌だよぉ……」ウルウル

照「お姉ちゃんは将来インターハイで活躍する選手になるんだから、いつまでも弱い咲とは打たないの!」

咲「ふえぇ……」

照「ほら、咲が親番だよ」

咲「………」チラッ

父「………」コクッ


………
……


咲「カン」

照「!」

咲「もういっちょカン」

照「!!」ガクガク

咲「とりあえずカン」


照「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

咲「まだまだカン!」

照「アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」

咲「それっ!カン!」

照「うわああああああああ嗚呼あああああああああああ!!!」


咲「お姉ちゃん。麻雀って楽しいね」

照「」

咲「これで約束は無しだよね?」

照「う、うん…なんかごめん……」

咲「じゃあ、もっと打とうよお姉ちゃん!」

照「はい……」ウルウル


数日後

咲「ありゃ…またプラマイ0だ……」テヘヘ

照「ほんっとに咲は弱いなぁー」

父・母「………」

照「これで100回連続プラマイ0だよー」

咲「う、うん…す、すごい偶然だよね……」

照「ほんっっっっっとに咲は弱いなぁ」


照「もう麻雀やめちゃったら?」

咲「え?」

照「だって100回連続でプラマイ0なんて才能無い証拠だよ」

咲「そ、そうだね…でも、麻雀辞めるのは嫌だな……」

照「私も弱い咲と打つのは嫌だよー」


照「じゃあ次の局で咲が私に負けたら、もう二度と私は咲と打たないっていうのはどう?」

咲「え…そんなの嫌だよぉ……」ウルウル

照「お姉ちゃんは将来インターハイで活躍する選手になるんだから、いつまでも弱い咲とは打たないの!」

咲「ふえぇ……」

照「ほら、咲が親番だよ」

咲「………」チラッ

母「………」コクッ


………
……


咲「カン」

照「!」

咲「もういっちょカン」

照「!!」ガクガク

咲「とりあえずカン」


照「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

咲「まだまだカン!」

照「アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」

咲「それっ!カン!」

照「うわああああああああ嗚呼あああああああああああ!!!」


咲「お姉ちゃん。麻雀って楽しいね」

照「」

咲「これで約束は無しだよね?」

照「う、うん…なんかごめん……」

咲「じゃあ、もっと打とうよお姉ちゃん!」

照「はい……」ウルウル


数日後

照「やった!数え役満だ!」

咲「あっ…飛んじゃった……」

照「ほんっとに咲は弱いなぁー」

咲「てへへ……」

父・母「………」


咲「で、でもお姉ちゃん」

照「何?弱々咲ちゃん?」

咲「50回に1回はプラマイ0じゃなくなったよ」

照「そんなの自慢にならないよ!」

咲「うん…ごめん……」


照「やっぱり大きい手で上がって得点をじゃんじゃんゲットしてこその麻雀だよ!」

咲「そ、そうだね……」

照「まあ、咲には分からないよねー。この気持ち」

咲「私にはお姉ちゃんみたいな才能無いから……」

照「ほんっっっっっっっっっっっっっっっっとに咲は弱いなぁ!」

咲「………」イラッ

照「もう弱々咲と打つのは嫌だなー」


照「じゃあ次の局で咲が私に負けたら、もう二度と私は咲と打たないっていうのはどう?」

咲「え…そんなの嫌だよぉ……」ウルウル

照「お姉ちゃんは将来インターハイで活躍する選手になるんだから、いつまでも弱い咲とは打たないの!」

咲「ふえぇ……」

照「ほら、咲が親番だよ」

咲「………」チラッ

父「………」コクッ


………
……


咲「カン」

照「!」

咲「もういっちょカン」

照「!!」ガクガク

咲「とりあえずカン」


照「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

咲「まだまだカン!」

照「アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」

咲「それっ!カン!」

照「うわああああああああ嗚呼あああああああああああ!!!」


咲「お姉ちゃん。麻雀って楽しいね」

照「」

咲「これで約束は無しだよね?」

照「う、うん…なんかごめん……」

咲「じゃあ、もっと打とうよお姉ちゃん!」

照「はい……」ウルウル


数日後

照「咲…。また、プラマイ0だね……」

咲「うん!このままじゃ前人未到の連続1000回プラマイ0だよ」

照「ほんとに咲は麻雀弱いなぁ……」ジワッ

咲「お姉ちゃんには一生敵わないよ」テヘヘ

父「………」

母「………」


………
……


咲「あぁ!遂に連続1000回プラマイ0を達成しちゃったよぉ!」

照「咲はほんとに…。あれ?どうしてだろ…涙が……」ポロポロ

咲「お姉ちゃんはすごいなぁ。きっとインターハイで2連覇できる選手になれるよ!」

照「………うん」ポロポロ

咲「あぁー!このままだと連続2000回プラマイ0になっちゃうよー。ギネス呼ぼっかな」

照「咲はほんとに…ほんとにぃ……!!」ポロポロ


照「じゃあ…次の局で咲が私に負けたら……もう二度と私は咲と打たないっていうのは…どう……?」

咲「え…そんなの嫌だよぉ……」ウルウル

照「お姉ちゃんは…将来……。インターハイで活躍する選手に…なるんだから……いつまでも弱い咲とは……打たないの!」

咲「ふえぇ……」

照「ほら!咲が…!咲が親番だよ……っ!」キッ

咲「………」チラッ

母「………」コクッ


………
……


咲「カン」

照「!」

咲「もういっちょカン」

照「!!」ガクガク

咲「とりあえずカン」


照「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

咲「まだまだカン!」

照「アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」

咲「それっ!カン!」

照「うわああああああああ嗚呼あああああああああああ!!!」


咲「お姉ちゃん。麻雀って楽しいね」

照「」

咲「これで約束は無しだよね?」

照「う、うん…なんかごめん……」ウルウル

咲「じゃあ、もっと打とうよお姉ちゃん!」

照「はい……」ポロポロ


照「ねぇ…咲……」

咲「何?お姉ちゃん」

照「もしかして…普段、手を抜いてたのかな……?」

咲「そ、そんなことないよ!勘違いだよ!」

照「ほ、本当に……?」パァッ

咲「うん!別に連続2000回プラマイ0なんて狙ってないよ!」

照「うわああああああああ嗚呼あああああああああああああああああああ!!!」


……………
…………
………
……


照「はっ!!!」

菫「どうした?随分とうなされていたみたいだが……」

照「少し…昔の夢を見ていた……」


菫「インハイまでもう少しなんだぞ。しっかりしてくれ」

照「3連覇がかかっているからな。気をつけるよ」

菫「ほら。これ、出場校一覧表」

照「……あれ?長野は龍門渕じゃないのか?」

菫「なんでも清澄高校の1年生大将が決勝で大活躍したらしい」

照「ふむ、長野…清澄高校……1年生………」


照「!」

照「!!」ガクガク

照「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」

照「アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!」

照「うわああああああああ嗚呼あああああああああああ!!!」


おわり


照と咲にまた仲良く麻雀を打って貰いたい

それと麻雀のルールはぶっちゃけよく知らない
とりあえずカンしとけば良いと思った
反省はしていない

それと、続きは他の誰かが書いてた咲SSで補完して欲しい
ちなみにタイトルは忘れた

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