桃子「今日から阿知賀女子に転入っす」(211)

―――――――――

桃子「こんな存在感の無い私っすけど友達いっぱいできるように頑張るっすよ」

ワイワイ…ガヤガヤ…

桃子「うぅ…、やっぱり私なんかじゃみんなに溶け込むのは無理なんすかね…、ん…?」

憧「ちょっとしずー!!はやくしなよ、先行っちゃうよ」

穏乃「待てよ憧、すぐ行くってー!!」

桃子「とりあえずあの人たちに声かけてみるっす」

桃子「でもどうしたらいいっすか…?」
>>6

スレ終了

桃子「ス…スレ終了っすか……?」

桃子「やっぱりそうっすよね…、こんな私なんかが友達作ろうだなんて大それたこと……」

桃子「じゃ、じゃあ私はこの先どうすればいいんすか!?」
>>21

憧をナンパ

桃子「あのさっきの子…たしか憧さんって呼ばれてましたっけ…」

桃子「なんか強気そうな感じがちょっとだけ加治木先輩に似てる気がするっす」
ドキドキ…

桃子「頑張って声かけてみるっすよ!!」

憧「でさー」

桃子「あ、あの…すいませんっす!!」

憧「わっ!?びっくりした…な、何…?」

穏乃「どしたの憧ー?知り合い??」

桃子「あ、あの…その……」

憧「??」

桃子(あわわ…ど、どうしたらいいっすか…?)
>>30

スレ終了

穏乃「あれ?今誰かいたよね?」

憧「う、うん…誰かに声かけられたのは確かだけど……」

穏乃「いつの間にかいなくなってる?まさか…幽霊!?」

憧「怖っ!!って馬鹿なこと言ってないで行くわよ」

穏乃「うぃー」


桃子「やっぱりそうっすよね……、まともに声もかけられないこんな私じゃスレ終了も仕方ないっす……」
フラフラ…

桃子「こんなんじゃ見送ってくれた先輩方に申し訳ないっす…、どうしたらいいっすか……?」
>>36

スレ終了

桃子「ま、またっすか……?」

桃子「先輩方すいませんっす……、モモは駄目な人間っす…一人じゃ何もできない……」

桃子「今までこんな私に優しく接してくれてありがとうございました、嬉しかったっすよ…」

桃子「でも…もう駄目みたいっす、私なんか生きてても何の価値もないっすよね……?」
>>46

こんだけ安価取られたたら辞めるしかないね

スレ終了

桃子「今日から阿知賀女子に転入っす」
咲「今日から阿知賀女子に転入っす」
照「今日から阿知賀女子に転入っす」
衣「今日から阿知賀女子に転入っす」

桃子「あぅ……」

桃子「今度こそ終わりっすかね……、先輩…先輩……」

加治木『私は君が欲しい!!』

桃子「どこからか先輩の声が聞こえた気がしたっす、そうっすよね…こんな私でも必要としてくれる人がいる…きっとここにだって」

桃子「よーし、何でもできそうな気がしてきたっす!!」

桃子「がんばるっすよー!!」
>>60

また明日でもやればいいのに

>>250

桃子「先は長いっすね…、でも負けないっすよ!!」

>>1が意地になるから妨害するのも意地になる画

桃子「でも>>250までスレが残ってるか不安っす…」

桃子「大丈夫……っすよね?」

桃子「応援してくれてる…?」

桃子「私を必要としてくれる人がこんなにもいる…、感激っす」

桃子「勇気でてきたっす、がんばるっすよ」

桃子「ではさっそく麻雀部にお邪魔してみるっす!!」

桃子「緊張してきたっす…」
ドキドキ…

ガチャ…

宥「……??」

玄「どうかした?お姉ちゃん」

宥「閉めたはずの扉が開いてる…」

桃子「はわわ!!開けっ放しにしてたっす」

ガチャ…

宥「閉まった…」

玄「風じゃない?」

桃子「まだ気付かれてないみたいっすね」

桃子「私の存在すら知らない人達だから仕方ないっすね」

桃子「ここの麻雀部は今いる5人だけなんすかね?鶴賀と一緒っすね」

玄「ツモ、タンヤオ、ドラ6」

桃子「な、なんすか?この人、ドラがいっぱい…運がいいっすね」


宥「暖かい牌…暖かい牌……」

桃子「何言ってんすか?この人は」

憧「チー!!」

桃子「あ、さっき私が声かけようとした…麻雀部だったんすね」

憧「チー!!」

桃子「ますます気になる人っす」

穏乃「通らばリーチ!!」

桃子「お友達も麻雀部なんすね、あ…でもそれ切ったら…」

憧「通さないよ、しず、ロン!!」

穏乃「うげっ!?」

桃子「やっぱり…この人初心者っすか?」

憧「リーチ!!」

穏乃「むむ…、くっ…でもこの手は崩したくない、通れ!!」

バンッ!!

桃子「えぇっ!?何で一発でそれ切っちゃうんすか」

憧「ふふーん♪」

桃子「見てられないっすね、とりあえず今の牌を戻して…とりあえず現物の八萬を切るっす」
コソコソ…

憧「ロン!!――ってあれ!?」

玄「憧ちゃん…それ誤ロンだよ」

憧「ちょっとしず!!あんた今牌変えたでしょ!?」

穏乃「え…?いや…あ、あれ??」

桃子「チョンボは満貫払いっすよ」

灼「……」

桃子「うーん、この人は下手ではないっすけどパッとしないっすね」

灼「ツモ」

桃子「変なグローブ着けてるしやりづらくないんすか?」

灼「違和感はない」

桃子「!?」

玄「灼ちゃん?今何か言った??」

灼「??……別に」


宥「あ…それ、ロン」

穏乃「あっ!?」

桃子「もー!!何であんな見え見えの染め手に振り込むんすか!?」

桃子「ちょっと目を放すとこれっす…、どうやら阿智賀も鶴賀と同様にひとり初心者を抱えてるようっすね」

穏乃「えーと……」

パシッ

桃子「違うっす!!ここはそれ切るよりこっち切った方が受けが広く」
コソコソ…

穏乃「あれ?手牌が」

パシッ

桃子「あぁ!?またそんなとこを」
コソコソ…

桃子「まったくもう…世話がやける人っす、フォローするこっちの身にもなってもらいたいものっす…」

パシッ

穏乃「」

桃子「ちょ…しずさん、今のロン牌っすよ!!何見逃してんすか!?」

穏乃「え…?あ、ろ…ロンっ!!」

宥「……」

桃子「さっきから見てるとマフラーさんは萬子と中ばっかり集めてるみたいっすね」

桃子「今月のラッキー牌なんすか?」

宥「暖かい…////」

パシッ

桃子「え?頭になってたドラの九索切っちゃうんすか!?」

桃子「駄目っすよ、ちゃんと残しておかないと…戻してあげるっす」
コソコソ…

宥「え…?あ…!?、さ…寒い……」

桃子「風邪すか?」

ガチャ

赤土「みんな、やってるなー」

穏乃「赤土さん、こんちわー」

憧「ハルエ、遅かったわね?」

赤土「ちょっと会議でな、それより新しい部員増えたのか?」

桃子「!?」

玄「いるのは私たちだけですけど…?」

憧「何言ってるの?ハルエ」

赤土「いや、そこにいるだろ…黒髪の子が」

桃子「私が見えるんすか?」

赤土「見えるも何も…、そりゃあ…」

パッ!!

桃子「感激っす!!こんなにもすぐ私に気付く人…初めてっすよ!!」

赤土「そ…そうなの……か?」

憧「え…!?ど、どこから出てきたの!?」

穏乃「さ、さっき見た幽霊だって!!憧」

桃子「……」

玄「えっと…赤土さんと一緒に入ってきたんだよね?」

桃子「かなり前からいたっすよ」

宥「さ、寒い……っ」

桃子「挨拶遅くなりましてすいませんっす」

桃子「私は東横桃子、今日転入してきたばっかりっす」

憧「どうりで見かけない顔だと思った…」

灼「何でここに?」

桃子「実は私、前の学校で麻雀部だったっす」

穏乃「なら一緒に打とうよ!!」

桃子「いいっすけど…、しずさんすぐ飛んじゃうっすよ」

穏乃「へ…?って何で私の名前」

桃子「そう呼ばれてたの聞いてたっす、それに皆さんの名前も覚えたっすよ」

桃子「しずさんに憧さん、マフラーさん、グローブさん、それとドラゴンロードさん」

憧「いや、途中から名前じゃないし…」

赤土「まぁとりあえず打ってみたら?東横さんの実力も見てみたいし」

桃子「モモでいいっすよ」

赤土「じゃあモモと、そうだな…憧としず、玄で打ってみて」

パシッ…パシッ……

玄「ツモ、ドラ5」

桃子(うわ…、親っかぶり喰らったっす)

桃子(それにしても運がいい人っすね、ドラゴンロードの名は伊達じゃないっす…)

憧「やられちゃったねーモモ、親の時それやられると堪えるよね」

桃子「そうっすね…」

穏乃「ま、いつものことだから」

桃子(いつもの…?なるほど能力者なんすね)

憧「チー!!」

憧「チー!!」

憧「ロン!!」

桃子(速い!?憧さんは鳴いて速攻で上がりに向かうタイプなんすね)

穏乃「リーチ!!」

桃子「ロンっす」

穏乃「えっ!?」

桃子「リーチ一発、平和、三色、裏がのって12000っす」

穏乃「い、一発…!?」

桃子(そろそろ消えれたみたいっすね)


パシッ

桃子「ロン、2600は2900っす」

玄「え?」

パシッ

桃子「ロンっす、5200」

憧「なっ…!?」

桃子「それロンっす」

穏乃「うげっ!?飛んじゃった…」

赤土「ふむ…、よし今日はここまで、ちゃんと戸締まりして帰れよ」

灼「うん、はるちゃん」

赤土(東横桃子…、今度は私が打ってみるか)


穏乃「うぇ…飛んじゃった……」

憧「まぁ元気出しなよ、でも何か不思議な感じだったな…」

穏乃「憧もそう思った?」

憧「うん…何て言えばいいかわからないけど」

お風呂行ってくるっす

個人的な感想で言えば

ステモ>>穏乃>>>素モモ

だと思う

根拠を言ってくれないと、それだけ言われても

桃子「え?阿知賀って県代表なんすか!?」

穏乃「そだよー」

憧「全国大会は来月だから登録したらモモも間に合うんじゃない?」

穏乃「そうなると私補欠……?」

憧「さぁね~?」

桃子「いいんすか…?私なんかが一緒にいても」

憧「いいも何もモモは十分戦力になるし全国に向けても、それに」

穏乃「それに私たち、もう友達だろ?」

桃子「とも…だち……」

憧「え?何で泣いてるの!?モモ」

桃子「な、泣いてなんかないっすよ…!!」

のどっちには無効だったんだから全国じゃ通用しなさそう・・・

末原「見えるとか見えないとか何言ってるん自分?」

モモ「」


こんなビジョンも見れたかもしれないのか・・・

どうでもいいけどワハハに「モモの匂いがするぞー」って言われてビクッてなるモモ可愛い

あんまりワカメを擁護したくないけど、ワカメの場合も見える見えないは関係ないと思うんだ・・・

憧「ねぇモモは何処から引越してきたの?」

桃子「長野っす」

穏乃「モモのいた学校はインターハイには出ないの?」

桃子「無名校だったもので…、でも決勝まで勝ち上がったんすよ!!」

憧「へぇ」

桃子「すごく強い先輩がいて…私を誘ってくれたのもその先輩で…////」

穏乃「……」

憧「……」

桃子「あっ…な、なんかすいませんっす!!」

憧「いいっていいって、モモはその先輩のこと大好きなのね?」

桃子「えっ!?あ…えと…す、好きっす……////」

穏乃「あれ?」

憧「どうした?しず」

穏乃「長野……長野……?モモ、長野の県代表って?」

桃子「清澄ってとこっす」

憧「清澄!?」

穏乃、憧「「和の学校!!!!」」

桃子「おっぱいさん、知ってるんすか?」

桃子「幼なじみだったんすね」

穏乃「全国大会で和と遊ぶんだ!!」

憧「その為にも清澄とあたるまで勝ち進む!!」

桃子「おっぱいさん、また戦ってみたいっす」

穏乃「モモ、和と直接対局したの!?」

桃子「副将同士だったんで」

憧「それでどうだった!?」

桃子「うーん…、あれは私の勝ちって言っちゃっていいんすかね?」

>>143
阿知賀の強さは「奈良のトップ」よりも上の肩書きとなる
おそらく「全国上位」
これは他県の2位をほぼ下せることから異議はないと思う
その中でしずは子供麻雀教室の3位であり、
さらにくろのドラの能力を抜くと実質2位だったと思われる
この強さがそのまま現在にあてはまるとしたら
おそらくしずは阿知賀中堅と言って差し支えない

鶴賀は長野県内では3位
清澄高校と龍門渕高校がいたとは言え
長野のトップよりは下となる
その中でモモの強さは戦績から1位か2位と思われる

そして阿知賀は龍門渕には負けた以上、
確実に鶴賀より強いとは言えないが、
決して弱いといえるレベルでもない
互角に近い

つまり鶴賀≒阿知賀
鶴賀1~2位がモモ
阿知賀2~3位がしずと言える

そんな中でモモとしずの強さを比べるとすれば
能力ありならモモのほうが強いが
純粋な強さを見るならしずのほうが強いのでは?
と考えるのがおおよそ普通ではないかと

……なげえな
誰か一人ぐらい読んでくれると

>>181
概ね同意だがしずは阿知賀でも強い方なのか?

>>182
ネクタイとマフラーが後付けだからそのような印象はある
主人公にあるまじき薄さなので強いという印象もないのだが……
阿知賀の中では中間より上
と見るべきでは?
これは描写からではなく作品の構成上の性質から見て、だが
一番弱いのが主役は張らんだろ
という根拠と呼ぶにはゴミみたいな理屈だが

憧「勝ったの?全国中学校大会の優勝者の和に??」

桃子「まぁ…でも半荘二回の勝負だったんで何ともいえないっすね」

桃子「でもかなり手強かったっすよ」

穏乃「モモ恐るべし……、さすが私を飛ばすだけはあるな」

桃子「しずさんはもう少し麻雀の勉強した方がいいっすよ」

穏乃「やっぱ私……駄目?」

憧「キャハハ、言えてるー、モモってたまに毒舌吐くよね」

桃子「恐縮っす」

加治木先輩へ

お久しぶりっす!!
先輩、元気にしてるっすか?
私のことちゃんと覚えてますか?忘れたとは言わせないっすよ

今日は先輩にご報告があるっす
実は私、転入先の学校でも麻雀部入ったんすよ
先輩が誘ってくれた麻雀、続けていくっす

それと私、友達ができました
こんな私を必要としてくれる人が阿知賀にもいたんすよ
今の私があるのも全部先輩のおかげっす
本当に感謝してるんすよ
全国大会、テレビの前で応援してくださいね
また手紙書くっす

       モモ』


蒲原「ゆみちん、何だそれー?」

加治木「モモからの手紙だ、あいつ元気でやってるみたいだな」

蒲原「いつもモモの心配してたからなー、ゆみちん」

加治木(モモ、頑張れよ)

――おわりっす――

おつ

そもそも咲と衣の能力の相性が悪い
咲は王牌を支配・カン材が分かる能力

衣の支配は王牌には及ばない、霞さんもね


時間制限(夜)と時期制限(月)があるものの
海底を超高確率で上がる能力
(他家を上がらせないで、手が煮詰まる流局間際で更に一翻追加する)を持つ


特に制限なしで簡単にカンが出来、
さらにカンをした場合有効牌を引く能力を持つ。

一見衣のほうが強いが、鳴きで止められる海底と違い、
このカンを止める手段は殆ど無いことを考えると
咲の怖さは底が知れない

しずは小学校からやってたんだろ、どこが初心者だよ

というか>>1はちゃんとアニメ見てたのか?

>>201
咲が怖いのは点数調整能力だろ
リンシャン開放なんておまけみたいなもの

>>204
逆じゃね?
というか咲の対抗馬ってくろじゃね?
ドラ幾つ行くんだよ

>>205
原作やアニメ見てるならわかると思うけどクロちゃんの能力はデメリットでかいだろ・・・

レジェンド・・・・・

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