京子「許してよぉ、あかりぃ」(75)
建ったら
京子「みんなきてるかーっ」がらっ
あかり「あ、京子ちゃん、こんにちは」にこっ
京子「なんだ?ちなちゅは来てないのか?ちなちゅは」
あかり「ちなつちゃん?ちなつちゃんなら、掃除当番で遅くなるって言ってたよぉ」
京子「えーっ、じゃあ、あかりと二人っきりかよ?盛り上がらないなー」
あかり「まぁまぁ、お茶でも入れるから座っててよ?ね?」たっ
京子「え?う、うん…」すっ
京子「おかしい、いつものあかりだったら…」
\ほわわわわーん/
あかり「ひっどーい!京子ちゃんったら!」ぷんぷん
\ほわわわわーん/
京子「ってなるはずなのに…」
あかり「京子ちゃん、いま失礼なこと考えてたでしょー」
京子「いやいや、考えてない考えてない」ははは
あかり「ほんとかなぁ…はい、お茶とお茶請けだよぉ」すっ
京子「ほんとほんと」ごくごく
京子「って、なんで隣に座ってるの?」
あかり「ん?最近、京子ちゃんと二人っきりってなかったなぁと思って」にこ
京子「」どきっ
京子「いやいやいやいや、答えになってないだろ!」どきどき
あかり「…あれ?京子ちゃん、なんかほっぺが赤いけど」すっ
京子「ちょっ、まっ」びくっ
あかり「だいじょーぶ?」ぴた
京子「くっつきすぎだよぉ…あかりぃ」びくびく
あかり「でも、熱とかあったら大変だよ?」さわさわ
京子「だいじょうぶだよ…だいじょうぶだからっ」びくっ
そう言っても、あかりは言うことを聞いてくれません。
額から始まり、頬、首へと手を滑らせてきます。
その度に私の体は震えます。
あかり「動かないで!ちゃんと熱が測れないよ?京子ちゃん!」ぐっ
京子「だって…変だよぉ、熱測るだけなのにぃ…」
あかりの掌があちこちを掠める度、反応してしまいます。
そうしてるうち、あかりは触れるのを止めました。
やっと終わったのかと、私は力を抜きました。
その直後――
あかり「そうだっ!」
京子「あ、かり…?」はぁはぁ
あかり「もっとくっつけば、ちゃんと測れるかも!」
京子「えっ」
私の肩に手をかけた、あかりは笑顔で告げました。
京子「あかり、もう…っ」
あかり「京子ちゃんは大人しくしてて?」すっ
あかりは私が制止するのを無視し、腕、腰、そして――
京子「ひ、ゃっ」ばっ
お尻へと滑らせた瞬間、私の体は大きく跳ねました。
それと同時に、両手で隠そうとはしましたが声が出てしまいます。
あかり「…やっぱり、病気だよ?京子ちゃん」さわさわ
京子「」ふるふる
声を出すまいと左右に首を振る私。
あかり「でも、声をあげたよね?ちょっとさわっただけなのに…」
そんなのお構いなしに、あかりは際どいところを撫でてきます。
京子「ち、ちがっ!」
あかり「じゃあ…」さわ
京子「ひっ」
あかり「どうして…」さわっ
京子「やぁ」
あかり「かわいらしくないているのかなぁ?」にこ
やっぱり、わざとだ!
体中を這う手の動き、あかりは熱を測るためなんて言ってるけど…
あかり「変な気分になっちゃったんだよね?京子ちゃん」
京子「」ふるふる
あかり「あかりは熱を測りたいだけなのに…」
あかりの顔が私の顔に近づいてきて、思わず目を瞑りました。
あかり「やらしい気持ちになっちゃうなんて…」
目を瞑り先ほどよりも、あかりを近くに感じます。
あかりの吐息が私の唇にかかり、顔が熱くなるのが分かりました。
しかし、あかりは私のソコに触れず耳元に唇を近づけると――
あかり「いけない子だね、きょーこちゃん」
そう、囁きました。
そして、あかりは私の首筋に顔を埋めました。
京子「あかりぃ、そんなとこじゃ、測れないよぅ…」
あかりの息が首にかかると同時に、背中へと手を這わせられたのを感じました。
あかり「じっとして!やらしい、きょーこちゃん」
京子「やぁ…あかり…あかりぃ…」
あかり「うーん、ここでも測れないなぁ」
あかりは私の首筋を一舐めすると、唸り始めました。
京子「もっ、もうやめ、よ…?」
あかり「ここなら、分かるかなぁ?」
やっぱり、あかりは言うことを聞いてくれません。
背中にあった手を脇から胸へと這わせます、そして下から包む込むように――
京子「やっ、おっぱい触ってる!触ってるよ!あかりっ!」
あかり「でも、京子ちゃん顔まっかだよ?」
ゆっくりと搾るように揉んでいる、あかり。
京子「でもぅ…揉んでるよぉ…ふぁ…」
慌てて口を手の甲で押さえますが、声は抑えられません。
その間も、あかりは律動的に胸を揉んでいます。
あかり「ううん、あかりは熱を測りたいだけだよ?」
京子「あっ、だめっ!」
あかりの手は動きを止めました、私は思わず目を見開きます。
あかり「」にこ
あかりと視線が合うと、あかりは微笑んでいました。
あかり「きょーこちゃん」
そして再び耳元に近づいてきてくると――
あかり「…もっとしてほしい?」ぼそっ
京子「…っ、あかりちゃん!」ぎゅっ
その言葉にお腹の辺りが締め付けられます、だから私は無意識のうちに抱き着いてしまったのかもしれません。
あかり「あはは、昔みたいだね?京子ちゃん」ぽんぽん
軽く背中を叩かれ、そして仰向けに寝かされてしまいました。
京子「…あっ」
あかり「ふふふ…これで、ゆっくりと熱が測れるね?京子ちゃん」
制服の裾に手をかけるあかりちゃん、もう抵抗する気持ちはありませんでした。
あかり「こっちは、もう大人なのにね…」
そう言いながら、一気に捲り上げられ下着姿にされてしまいました。
あかり「ここ、すごく熱くなってる…」
分かる?京子ちゃん、そう言い聞かせるように話しながら、あかりちゃんは下着をずらして直接おっぱいに触れてきます。
あかり「こっちは少し冷たいかな?」
どう?京子ちゃん、一つ一つ確認しながらお腹を撫でる、あかりちゃん。
あかり「…まだよく分からないかなぁ」
まるで子供をあやすように語り、見下ろすあかりちゃん。
途端、先端に鈍い刺激を感じました。
慌ててあかりちゃんを見ると、唇を、舌を、上手く使って私の胸を弄び始めます。
京子「ふあ…あか、りちゃん…あかり、ちゃん…」
あかりちゃんは先を唇で摘み、舌先で突いているようです。
京子「だめぇ…やっ、ぱり…だ、め…っ」
未知の感覚に私は懇願しましたが、あかりちゃんは止めるどころか更に激しくせめてきました。
でも――
ふと頭の中に、あの頃の風景が浮かんで来た。
きょうこ「ま、まってよぅ…あかりちゃん…ゆいちゃん…」
ゆい「いそがないと、ちこくしちゃうだろー」
あかり「んー、そうだ!」
きょうこ、ゆい「?」
あかり「じゃー、て、はい!」
ゆい「…はい」
あかり「はい!」
きょうこ「はい…」
ゆい--あかり--きょうこ
あかり「これで、だいじょーぶっ!」にこっ
きょうこ「…うんっ!」
ゆい「…へへ」
やっぱり、だめ、これ――
気持ち良くても、これは駄目!
精一杯になって身を捩り、あかりちゃんを突き飛ばす。
あかり「…!?」ばっ
行為で力が抜けていた私が押しても、あかりちゃんはふらつくだけだった。
でも、その表情は呆気にとられ驚きを隠せないようで―――
あかりちゃんが離れた、聞き出すなら今しかない。
京子「どう、して?どうして、こんな…」
途切れ途切れに聞く、それでも嫌だったわけじゃないことが伝わるように、優しく、笑って。
あかり「…熱を、測る」
京子「ちがうでしょ!あんな方法で測れるわけ…っ!」
それでもお茶を濁そうとする、あかりちゃんに強めに問い質す。
あかり「…だって」
京子「だって?」
あかり「京子ちゃん、結衣ちゃん結衣ちゃん結衣ちゃんって!」
京子「えっ」
あかり「結衣ちゃんばっかりと仲良くしてたんだもん!」
京子「…え?」
あかり「昔の京子ちゃんは…」
きょうこ「あかりちゃーん、ゆいちゃーん」とことこ
あかり「って、かわいらしくついて来てたのに!」
京子「」
あかり「今の京子ちゃんは…」
京子「結衣まてよー、あかりいたんだー」けらけら
あかり「って、いじってばっかり!」
あかり「しかも頼るのは結衣ちゃんだし、泊まるのも結衣ちゃん家…」
京子「」
あかり「だからしたの!」
あかり「結衣ちゃんを生徒会の人に足止めしてもらって」
あかり「ちなつちゃんを向日葵ちゃんと櫻子ちゃんに足止めしてもらって」
あかり「お茶にお姉ちゃんの部屋からとってきた薬をいれて」
あかり「京子ちゃんをおそったの!」
京子「」
京子「」
京子「あかりちゃん…」ぎゅ
あかり「きょ、きょーこちゃん!?」
京子「だいじょうぶ、だいじょうぶだよ?」
あかり「」ぎゅ
京子「昔となにも変わってないよ?」
あかり「…」
京子「あの時からあかりちゃん、ゆいちゃん、わたし」
あかり「…うん」
京子「変わってないから…」ぎゅうぅ
京子「…けど、わたしもおかしかったかも」
あかり「?」
京子「大人っぽくなる結衣ちゃんと、しっかりしてきたあかりちゃんに追いていかれないように、気ばっかり焦っていたのかもしれない…」
あかり「そんなことっ」
京子「ううん、だからお互い様。あかりちゃんを空気扱いしちゃったしね」
あかり「きょーこちゃん…」
京子「だから前みたいに、ね?」すっ
あかり「!」ぴこーん
京子--あかり
結衣「遅れてごめ…」がらがら
ちなつ「待って下さい、結衣せんぱい!」
京子「遅かったね!」
あかり「待ってたよ!」
京あか「「結衣ちゃん!!ちなつちゃん!!」」
糸冬
おまけ
京子「…あかりちゃん、あかりちゃん」
あかり「?なに、京子ちゃん」
京子「ほんとはね、一つだけ変わったことが」
あかり「えっ」
京子「」ちゅ
あかり「!?」
結衣「!?」
ちなつ「∵」
ほんとにおわり
こんなおまけ読んじゃったら
弱気京子ちゃんとあかりちゃんのイチャイチャを期待してしまうじゃないか!
乙
>>73
くかたしあ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません