咲「部長の浮気がバレて他校の生徒達が部室に乗り込んできた」(255)

 

咲「それで? 今度は誰に手を出したんですか」

久「永水のはるるちゃんよ」

咲「誰ですそれ」

久「全国での対戦相手。黒糖くれたときの笑顔がすごくかわいかったからつい」

咲「本当節操無いですよね、部長って」

久「否定できないけど、あなたにいわれると腹立たしいわね」

はよはよ

咲「えー、私はそんなことないですよ」

部長「和さんや衣さんがいるでしょ? しかもその二人をないがしろにして『お姉ちゃんお姉ちゃん』って」

部長「人の事言えないんじゃないかしら」

咲「私は別に部長と違って自分からモーションかけたりなんかしてないですし」

部長「そうやって逃げ道作るのは卑怯よね」

咲「部長みたいに修羅場になるよりマシです」

みたいな二人の会話がみたいの!

部長「咲ってかわいい顔していうことがえげつないわね」

咲「そうですか?」

部長「そのギャップで和も衣さんも落としたんだろうけど、はたから見ると二人がかわいそうよ」

咲「まぁ確かに部長みたいにストレートな魅力で押していくことはないですね」

部長「さっきと言っていることが矛盾してないかしら」

咲「言葉の綾ですよ。部長はかっこかわいいって言いたかったんです」

部長「……そういうことにしておいてあげるわ」

咲「まぁ今はそんな話をしている場合じゃないですよね」

久「そうね。まこたちが応対してるけど、部室の前に人だかりができちゃっているものね」

咲「何を他人事みたい言っているんですか。部長が撒いた種でしょう」

久「私は女の子よ? 撒く種なんかないわ」

咲「……そのセリフ他の人が聞いたら部長の人気ダダ下がりでしょうね」

久「冗談よ。それにこんなこと同類の咲にしか言わないし」

咲「一緒にしないでくださいってば」

咲「それでどうするんですか?」

部長「どうもしないわよ。こういうときはほとぼりが冷めるのを待つの」

部長「皆があきらめて帰った後に個別にフォローするのが私のやり方なのよ」

咲「手慣れた感じがしますね」

部長「私、待つのは慣れてるもの。麻雀部だって二年待ったんだから」

咲「女癖の悪さはどうかと思いますけど、その忍耐力は尊敬しますよ」

咲「おかげで私もまた麻雀を打って、お姉ちゃんと会う目標ができましたし」

部長「あなたに素直にほめられるとむずがゆいわね」

咲「冗談ですよ」

部長「ふふふ、ありがと」

久「でも皆があきらめるまで部室に缶詰っていうのも退屈よね」

久「二人しかいないから麻雀も打てないし」

咲「私は読書するから大丈夫ですよ」

久「それじゃあ私は楽しくないじゃない」

咲「忘れたんですか? ここにある本をいつでも読んでいいって言ったのは部長ですよ」

久「よくそんな昔の事を……」

咲「この部屋に来るきっかけだったんです。忘れるはずないじゃないですか」

久「なるほど」

咲「それじゃあ私は適当に本を読んでますから、部長はひとりで何かしててください」

久「はいはい」

さっきの名前「部長」を「久」に変換してください

咲「……」ペラッ

久「……」ジー

咲「……」ペラッ

久「……」ジー

咲「……なんでさっきからじろじろ見てるんですか」

久「暇だから」

咲「読書に集中できないんでやめてください。他校の牌譜でも研究するとかやる事ならいくらでもあるでしょう?」

久「そんなもの見ているより、咲のかわいらしい顔を眺めている方が100倍有意義だわ」

咲「……仮にも麻雀部の部長でしょう?」

久「部員の管理も部長の仕事よ」

咲「は、そうですか」

咲「」パタン

久「あら、読書はもういいの?」

咲「集中できないって言ったじゃないですか」

咲「それにこの本感動系だから、うっかり泣いちゃったりしたら嫌ですし」

久「いいじゃない。感受性が豊かなのは人として優れているってことよ?」

咲「ダメ人間代表状態の部長に言われても説得力皆無ですよ」

久「たはは、それ言われると言い返せないなぁ」

咲「全く、どうしてこんな人に惚れちゃうんだか理解できないです」

久「あなたが?」

咲「部室前の人たちですよ!」

久「つれないわね」

咲「どうとでも言ってください」

久「ところで読書しないとなると、咲はこれからどうするのかしら」

久「私の見込みだと、あと一時間は缶詰よ?」

咲「何を根拠に言っているんですか……」

久「人生経験って奴かしら」

咲「そうですか。ご立派ですね」

久「咲は私に対しては特に辛辣よね。どうして?」

咲「自分の胸に聞いてください」

久「分からないから聞いているのよ」

咲「人生経験はどうしたんですか」

久「あんなの気にしないで……ねぇ、教えてよ」

咲「……嫌です」

久「もしかして私ってば嫌われてるのかしら」

咲「だったら二人っきりになった時点で舌を噛みちぎりますよ」

久「文学少女とは思えないアグレッシブさね」

咲「……」

久「まぁ嫌われていないなら良かったわ」

咲「……満足しました?」

久「ええ、十分な収穫だったわ」

咲「そうですか」

久「あなたはなにか不満でもあるのかしら」

咲「……強いて言うなら読書に集中できなかったことでしょうか」

久「まだ根に持っているの? ごめんなさいね」

咲「別にもういいですよ」

久「ありがと」

咲「お礼なんて部長らしくないですよ。むずがゆい」

久「やっぱり手厳しいわね、あなた」

久「……ん、だいぶ外が静かになってきたわね」

咲「そうですね、日も傾いてきましたし今日はあきらめたんでしょう」

久「はぁぁ、帰ったらフォローのメールやら電話やらでめんどくさいわね」

咲「自業自得です」

久「後学の為に手伝う気とかないかしら」

咲「私が手伝ったらとんでもない内容のメールを送っちゃうかもしれませんよ」

久「例えば?」

咲「……『私の本命はあなたじゃないの……』とか」

久「なんだ、それなら嘘ではないわね」

咲「……」

久「まぁそんなメール送られたら事後処理がとんでもない事になるだろうけど」

咲「……」

久「下手をすれば全国大会を辞退することにもなりかねないわ」

咲「それは困りますね」

久「ええ、困ったものよね。咲」

咲「本当ですよ、部長」

久「ま、今日の所は帰りましょうか」

咲「閉じまりは確認しましたよ」

久「気がきくわね」

咲「それよりも早く帰りましょう、部長」

久「はいはい。……あ、でも」

咲「?」

久「部室から出たらいつも通りに呼んでよね」

咲「分かりましたよ。久」



おしまい

部長と咲の話が書きたかっただけなのに二人とも屑になってしまって申し訳ない
部長も咲も裏表のないいい人ですよ。ホントだよ!

ほんわか

ところでえっちなしーんは?

>>82
最初は二時間猶予があるって設定だったから部室のベットで……とか考えてたけど
キャラ崩壊が激しすぎて持っていけなかった

かじゅ「どういうことだ久!あの日はお祖母さんの葬式があったんじゃなかったのか!」

キャプ「上埜さん・・・「美穂子以外愛せない」って言葉、嘘だったんですか・・・」

一「・・・ハハハみんな馬鹿だなぁ。久は僕と付き合ってるんだよ?邪魔しないでよ」

ワカメ「・・・最近付き合いが悪いと思うとったら、こういうことじゃったんじゃな・・・」

はるる「鹿児島から来ました・・・私は二号でもなんでもいいです・・・」ポッ


こういうのかと思った

ぜひ続けてください

眠いけどやれるとこまでやる

久「あー・・・あはははは」

かじゅ「笑ってないで答えろ!」

久「あーそれはねえ・・・」

キャプ「その日上埜さんは私とカフェにいました」

かじゅ「!」

キャプ「・・・」

バチバチバチ

久「あ~・・・」

グイッ

久「ん?」

一「みんな駄目だよ・・・久は僕のものなんだから」

一「あの日言ってくれたよね。「私、真っ直ぐなあなたが好きよ」って」

一「僕の初めて奪ったこと、忘れてないよね」ニコッ

久「・・・もちろん(目が笑ってない・・・)」

まこ「ほー」

まこ「わしもそういえば言われたのう。「私にはまこだけだから」って」

まこ「それはもう何回何十回と・・・」

一「・・・」

まこ「ふん」

ピキーン

はるる「(久のにおいがいっぱい・・・)」スンスン

バチバチバチピキーンスンスン

・・・

かじゅキャプ一まこ「久上埜さんが好きなのは私わしぼくだけだよねじゃろうだよなですよね!?」ワッ

はるる「(久がさっきまで座ってた椅子おいしい・・・)」ペロペロ

久「あ・・・」

久「ぐすっ・・・」ジワァ

かキ一ま「!?」

はるる「(あ、久の涙おいしそう・・・)」ゴクリ

キャプ「久、大丈夫!?」

かじゅ「貴様らぁ!」

一「何言ってるの?君がそんなに大声を出すから久が泣いちゃったんだよ!」

まこ「あんたらがでしゃばるせいじゃ」

はるる「(舐めていいかな・・・)」

ワーワーワー・・・

久「みんなっ!」

一同「ピタッ」

久「ぐす・・・ごめんなさい・・・」

久「でも・・・嘘をついていたわけじゃないの・・・」

久「私の気持ちはホントよ・・・信じて」ウワメヅカイッ

一同 ズキューン

かじゅ「貴様らが久を困らせるからっ!」

キャプ「いいえ!本妻は私です!」

まこ「誰が一番付き合い長いか分かっとらんようじゃのう!」

一「何言ってるの?今のは久の僕に対する告白だよ!」

はるる「(床に落ちた久の涙ペロペロ)」

ワーワーギャー

久「みんなやめてっ!」

久「みんな・・・もうやめて・・・」

久「私のために、もう争って欲しくないの・・・」

一同「久(上埜さん)・・・」

久「だから・・・」

久「麻雀でケリをつけましょう!」

一同「え?」

まこ「そ、それはどういう・・・」

久「言ったとおりよ」

久「もうこの問題はどうしようもない」

久「だから麻雀でケリをつければいいのよ!」

かじゅ「そ、それはどういう了見だ」

キャプ「上埜さんを思う気持ちは私が一番よ!」

一「麻雀なんかで決められないよ!」

久「だ、だって・・・」

久「私どうしたらいいか分からないんだもん・・・」グスッ

一同「あ・・・」

久「それに、私のこと一番想ってくれる人が勝ってくれるって」

久「・・・信じてる」ウルッ

一同 ズッキューン

かじゅ「よし貴様ら!卓につけ!」

まこ「望むところじゃあ!」

キャプ「上埜さんを一番想う人が・・・なら私に敗北は有り得ません!」

一「早く始めようよ。東一局で終わりにしてやる・・・!」

久「(ちょろい)」

はるる「私は・・・?」キョトン

久「じゃあみんな準備はいいわね」

久「勝負はハンチャン一回。持ち点は一人25000点。細かいルールは県大会と同じだけど」

久「違う点としてダブル役満を認めているわ!」

久「それでは、スター・・・」

一「ちょ、ちょっと待って!」

久「ん?」

まこ「そ、その黒糖巫女はなんで久にくっついとるんじゃ・・・」

久「あら」

久「この子はそもそも私を独り占めにしようなんて考えてないわ、そうよね?」

はるる「」コクコク

久「はるは欲がない子ね~」ナデナデ

はるる「それが自慢・・・///」ニッコリ

一同「(あのアマ・・・!)」ギリギリ

はるる「それでは改めまして」

はるる「竹井久争奪戦、スタート」

やばい即興で麻雀展開とか思いつかん
雑&ペース遅くなるかもだけど許して

東まこ 南一 西かじゅ 北キャプ

東一局 親まこ 

まこ「(さて・・・いきなりの親じゃのう)」パシッ

まこ「(相手は県大会でも間違いなくトップクラスの打ち手ばかりじゃ)」パシッ

まこ「(しかし、全員どちらかといえば堅実な打ち手・・・)」ポンッ

まこ「(河は見知った顔ばかりじゃわい!)」パシッ

まこ「ツモ!中混一!2600オールじゃっ!」

かキ一「ぐっ」


まこ 32800 かじゅ 22400 キャプ 22400 一 22400

まこ「すまんのお。まあ久への気持ちならわしが一番じゃから、当然といったところじゃの」

一「・・・その口に頭のわかめを突っ込んであげようか」

かじゅ「こいつ・・・!」

キャプ「(・・・我慢よ!美穂子!)」

東一局一本場 親まこ

まこ「(さて今回も好牌配・・・)」タンッ

まこ「(突き放してやるわい!)」タンッ

11巡目

まこ「リーチじゃあ!」バン

かじゅ「ロン」

まこ「なっ!」

かじゅ「タンヤオ赤1ドラドラ・・・7700は8000!」

まこ「ちっ・・・」ギリッ

かじゅ「恋は盲目といったところか」

かじゅ「まさか捨牌すら見えなくなってしまうとは・・・な」ニヤリ

一「セルフステルス・・・」クス

まこ「~っ!」

まこ 24800 かじゅ 30400 キャプ 22400 一 22400

東二局 親一

一「(よし親だ・・・!)」

一「(この親で終わらせてやる・・・)」チラッ

はるる「あ~ん」

久「あ~ん・・・う~んやっぱりはるの黒糖はおいしいわねえ」ポリポリ

はるる「それが自慢・・・」ニコリ

一「(もうあんなの見てられない・・・!)」ゴゴゴゴゴ

一「(高い手だ!)」タンッ

一「(最低でも親満・・・いや親倍!)」タンッ

9順目

一「(よし、純チャン3色ドラ1イーシャンテン・・・!)」

一「(①は二枚手にあり場に一枚・・・)」

一「(でも僕から見て②は全部見えているからあるとしたら①地獄単機・・・)」

一「(①切りでいく!!)」タンッ

キャプ「ロン」

一「なっ」

一「生牌のⅢを捨ててまでの①地獄単機・・・!」

キャプ「白トイトイドラ1、満貫」

キャプ「ああ、上埜さんと同じ悪待ちで上がれるなんて天にも昇る気持ちだわ・・・」

一「(焦りすぎた―!)」

まこ「久の悪待ちはリーチするもんじゃ!パチモンじゃあ!」

久「(別にそんなことないけど・・・)」

まこ 24800 かじゅ 31400 キャプ 30400 一 14400

東三局 親かじゅ

かじゅ「(さて親か・・・大事に使いたいものだが・・・)」タンッ

久「ねえ、はるって黒糖以外にも好きなものないの?」

はるる「・・・久」ギュ

久「ふふっ可愛い」

久「私もはるのことだーいすき」ボソッ

はるる「ふぁっ」ビクン

かじゅ「(早く終わらせねば成るまい!)」ダンッ

かじゅ「(そのためには龍門淵の、覚悟してもらうぞ!)」ポンッ

ペース遅くてごめん

4巡目

一「(僕の一人沈み・・・)」タンッ

一「(局が少ない分、なるべく手を育てて―)」タンッ

かじゅ「ロン」

一「!?」

かじゅ「ダブ東のみ、2900」

一「つ、鶴賀・・・!」

まこ 24800 かじゅ 34300 キャプ 30400 一 11500

東三局一本場 親かじゅ

6順目

かじゅ「ロンだ。タンヤオピンフ、2900は3200」

一「またっ・・・!」

まこ「(これはちょっと)」

キャプ「(まずいですね・・・)」

久「あ、はるの手ってあったかいね」

はるる「それが自慢・・・」ニコリ

まこ 24800 かじゅ 37500 キャプ 30400 一 8300

東三局二本場 親かじゅ

かじゅ「(いける・・・!)」

かじゅ「(3ハン40符の直撃できっちり龍門淵を飛ばせる!)」

かじゅ「(手には東が2枚ドラが1枚―この勝負もらった!)」)」

7順目

かじゅ「その東ポンッ」カシャッ

一「うっ・・・」

まこ「(きたのう)」チラッ

キャプ「(今はしょうがないですね・・・)」タンッ

まこ「ポン」カシャッ

かじゅ「うっ(ドラ3!)」

一「・・・」タンッ

かじゅ「(どうする・・・ツモったのは生牌の中!)」

かじゅ「(まわす事になるが・・・とても出せる牌では・・・)」チラッ

久「どうおいしい?私の黒スト」

はる「すごい・・・濃い久の味///」チュウチュウ

かじゅ「」ポトリ

かじゅ「はっ!」

まこ「それじゃ!」

まこ「中ドラ3満貫!二本場で8600じゃあ!」

かじゅ「しまっ・・・たぁ」ガクゥ

まこ 33400 かじゅ 28900 キャプ 30400 一 8300

キャプ「(清澄に点を取らせてしまったけど親は蹴れた・・・)」

キャプ「(本領発揮、させていただきます!)」

東四局 親キャプ

キャプ「(私はあせらない・・・)」タンッ

久「ほ~らコチョコチョコチョ」

はるる「にゃ、にゃあん・・・」

キャプ「(3年間、私は上埜さんを想い続けてきました)」タンッ

久「ほら、お腹気持ちいいでしょ?」

はるる「くぅ・・・」ゴロゴロ

キャプ「(その日々を思えばこれしき――!)」カッ

開眼!

まこ「(すごいオーラじゃ!)」タンッ

かじゅ「(これは・・・龍門淵の大将に匹敵するか!?)」タンッ

一「・・・」タンッ

18巡目

まこ「(もう龍門淵のは死に体じゃの・・・)」

一「・・・」

キャプ「ツモ。發三暗刻トイトイ3000オール!」

かじゅ「(こいつ――!)」

まこ「高め發のラスト1枚をひきおったか!」

まこ 30400 かじゅ 25900 キャプ 42400 一 5300

あれ、3000オールなんてあったっけ

>>176
間違えた!4000オールだ!

まこ 29400 かじゅ 24900 キャプ 45400 一 4300

東四局一本場 親キャプ

1巡目

キャプ「リーチ」ダンッ

まこ「な・・・!」

かじゅ「Wリーチ!?」

キャプ「・・・」ゴゴゴゴゴ

かじゅ「(どうなっている・・・)」タン

まこ「(顔もできておらんのじゃ戦えん!)」タン

一「・・・」タンッ

6巡目

かじゅ「(何とか生きているが・・・)」

かじゅ「(死ぬよりも恐ろしい!)」

まこ「(飛び寸前の龍門淵は危ない牌を切りつづけとるし・・・)」

まこ「(心臓が飛び出そうじゃあ・・・)」

一「リーチ」ドンッ

まこ「(なあっ!?)」

かじゅ「(おっかけリーチだと!?)」

一「風越の」

キャプ「・・・!」

一「どんな劣勢でも僕に出来ることはただひとつ・・・」

キャプ「(このツモは・・・いけない!)」

ポトッ

一「真っ直ぐにいくことだ!」

一「ロン!リーチ一発中混一一気通貫ドラ3!一本場で―」

一「24300!」ゴオッ

まこ「(こいつ―!)」

かじゅ「(生き返った!)」

まこ 29400 かじゅ 24900 キャプ 21100 一 28600

南一局 親まこ

キャプ「ラス・・・転落・・・」ボーゼン

まこ「(チャンスじゃ!)」

かじゅ「(風越は今確実に弱っている!叩く!)」

一「(僕は真っ直ぐに行くだけだ!)」

8順目

一「ツモ!タンピン3色、2000・4000!」

まこ「(こいつ・・・)」

かじゅ「(勢いが衰えない・・・!)」

キャプ「あ・・・」

まこ 25400 かじゅ 22900 キャプ 19100 一 36600

南二局 親一

かじゅ「(南場に入り)」タンッ

かじゅ「(一人脱落しただけで楽になったものだ―)」

かじゅ「リーチ!」バッ

キャプ「・・・」タンッ

かじゅ「ロン」

キャプ「えっ」ビクッ

かじゅ「らしくないな。こんなスジのど真ん中を」

かじゅ「リーチ一発タンピンドラドラ―12000!」

キャプ「あ・・・あ・・・」ガタガタ

かじゅ「(風越のキャプテンはもう駄目じゃの・・・さっきの反動かのう)」

まこ 25400 かじゅ 34900 キャプ 7100 一 36600

一「ラス親が―!」

南三局 親かじゅ

まこ「まったく・・・流れるのが早くてこまるのう」タンッ

一「このまま真っ直ぐ振り切らせてもらうよ!」

かじゅ「そうはさせん!久を手に入れるのは・・・」

キャプ「(え・・・?)」

ま一か「わしじゃ僕だ私だ!」

キャプ「(上埜・・・さん)」

まこ「リーチ!」バシ

キャプ「(そうだ私は今・・・)」

まこ「ツモ!」

キャプ「(上埜さんをかけて・・・戦ってるんだ!)」パアッ

まこ「リーチツモ清一チートイツ赤1!6000・12000」

まこ「わしが久との付き合いが最も長いんじゃ!どんなもんじゃい!」

かじゅ「・・・つぶすっ!」

一「真っ直ぐ・・・久のところまでっ!」


久「子猫ちゃん・・・ベッドに行こう・・・?」

はるる「え・・・でも・・・」ドキドキ

久「・・・・・・猫が人の言葉を喋っちゃ駄目でしょう?」

はるる「・・・」

はるる「にゃあ・・・」

まこ 49400 かじゅ 22900 キャプ 1100 一 30600

南四局 親キャプ

キャプ「」ニコニコ

まこ「あっという間の南場じゃの・・・トップで上がらせてもらうっ!」タンッ

かじゅ「ほざけっ!」タンッ

一「跳満直撃でひっくりかえる・・・簡単だよ!」タン

まこ「やれるもんならやってみいっ!」タン

かじゅ「久は私のものだ!」

一「いいや!僕だけの久だっ!」

まこ「わしとはもう夫婦じゃああああ!」

キャプ「いいえ」タン

キャプ「上埜さんは私だけのものです」ニコッ

か一ま「」ゾッ

キャプ「上埜さんは素敵ルールを設けてくれました」

キャプ「W役満・・・」スゥ

一「(両目を・・・)」

かじゅ「(閉じた!?)」

キャプ「あなたたちを完膚なきまでに叩き潰せるルール・・・」

キャプ「見えます・・・」

キャプ「上埜さんとの未来が・・・」

ゴオッ

かじゅ「(やばい・・・なんてもんじゃないっ!)」

まこ「龍門淵のっ!鶴賀のっ!もう風越にツモまわしたらいかん!」

一「分かってる!」

ポン!チー!ポン!ポン!チー!

キャプ「ふふ・・・」

まこ「はぁ・・・はぁ・・・」

一「はぁ・・・はぁ・・・」

かじゅ「ど、どちらか・・・」ガタガタ

かじゅ「これを・・・鳴けるか・・・」トン

まこ「・・・」フルフル

一「・・・」フルフル

かじゅ「(やばい・・・なんてもんじゃないっ!)」

まこ「龍門淵のっ!鶴賀のっ!もう風越にツモまわしたらいかん!」

一「分かってる!」

ポン!チー!ポン!ポン!チー!

キャプ「ふふ・・・」

まこ「はぁ・・・はぁ・・・」

一「はぁ・・・はぁ・・・」

かじゅ「ど、どちらか・・・」ガタガタ

かじゅ「これを・・・鳴けるか・・・」トン

まこ「・・・」フルフル

一「・・・」フルフル

かじゅ「あ・・・あ・・・」

キャプ「――」スッ

まこ「うあ・・・」

キャプ「―――」キュ

一「・・・もう・・・」

キャプ「ツモ」トン

サアァァァ・・・

キャプ「九つの蓮に宿るは宝の燈・・・」

キャプ「その光で汚れたる闇(カプ)を祓いたまえ――」

キャプ「純正九蓮宝燈(ブキャプジャスティス)!」

ま一か「あああああああああああああああああああ!!!!」

まこ 17400 かじゅ -9100 キャプ 97100 一 -1400

フワ・・・

キャプ「ふう・・・」

キャプ「うっうっ」ポロポロ

キャプ「勝ったわ上埜さん・・・!」

キャプ「怖かった・・・辛かった・・・長かったっ・・・!」

キャプ「でも私勝ちました!あの日の誓いをもう一度――!」ダッ

キャプ「・・・」

キャプ「・・・あれ?」

はるる「にゃ、にゃう・・・」

久「ん?ここがいいんでしょ?最初の反応ですぐ分かった・・・」

はるる「やっにゃ、にゃあ・・・」

久「ふふ、可愛い・・・」

久「はるる・・・」

久「世界一可愛いよ―――」


キャプ「」













おしまい

オチが弱くてごめんなさい。長くてごめんなさい。ペース遅くてごめんなさい。

てか書いてる途中にゴキブリ出た・・・
集中力ブツ切れだよ!

happy endルート

久「ふふっホーラホラー」

はるる「うにゃー」ゴロゴロ

久「はるは猫の真似が似合うなぁ」

キャプ「上埜さん!」

久「福路さん」

キャプ「私・・・勝ちました!すっごくすっごく辛かったです!怖かったです!」

キャプ「ほかの人に上埜さんが取られちゃうんじゃないかって・・・」ポロポロ

久「福路さん・・・」

久「・・・」

久「いや」

久「美穂子」

おもしろいから黙ってたけど
ツモ發三暗刻トイトイって6000オールだよね

キャプ「えっ」

久「結婚しよう」

キャプ「ええっ!」

久「何よ、そんなに驚いて」

キャプ「だって・・・だって私たちまだ学生だし・・・」

久「もう私たち17歳よ?合法的に結婚できるわ・・・」

キャプ「でも・・・私たち・・・その・・・おっ・・・」

久「ん?」

キャプ「女同士・・・ですし・・・」

久「美穂子・・・」

キャプ「・・・」

久「大丈夫」コツッ

キャプ「あっ(か、顔が近いっ)」///

久「何とかなるもんよ?この世界っていうのは」

キャプ「で・・・も・・・」

久「美穂子・・・」

キャプ「上埜さ・・・」

久「久・・・って呼んで」

キャプ「あ・・・」

キャプ「久―」

チュ

久「結婚しよう」

久「私プロになってお金稼ぐから」

久「家に帰ったら美穂子がおかえりーって、ご飯作って待ってくれてるの」

キャプ「・・・」

久「そしてこう聞くの「お風呂にする?ご飯にする?」って」

キャプ「いい・・・ですね」

久「でしょ?で私がこういうの「美穂子がいい」って」クスッ

キャプ「あっ・・・///」

キャプ「もう・・・」

ギュッ

久「結婚、しましょう」

キャプ「はい・・・」

久「白い大きなおうち買って」

キャプ「はい・・・」

久「広いお庭があって、大きな窓があって」

キャプ「はい」

久「それで・・・そうね一匹猫を飼おうかしら」

キャプ「えっ」

久「その子を・・・私たちの子供みたいに可愛がりましょう」

キャプ「・・・はい///」








はるる「にゃあお」



おしまい

ハーレムルート

久「どう・・・ここがいいんでしょう・・・」

はるる「だめっ・・・」

久「あら駄目よ。また人間の言葉を喋って・・・」

久「お仕置きかしら」グイッ

はるる「にゃああっ」

キャプ「上埜さん!」

キャプ「ああ、なんてことを・・・」

久「あら?やっぱり福路さんが勝ってのね」

久「うれしいわ」

キャプ「上埜さん・・・もうやめにしましょう、こんなこと」

ムチュウ

キャプ「うむう!?」

久「ん・・・ちゅ・・・」

久「あはぁ」ツー

キャプ「上埜・・・さん」ポー

久「駄目よ福路さん。キスだけでこんなに惚けた顔になっちゃうクセにそんなこと言っちゃ」

キャプ「そん・・・な・・・」

久「私は共有財産。勘違いしてるみたいだけど、私があなたたちを選ぶんじゃない。あなたたちが私を選んだの」

キャプ「そんな・・・」

久「私は支配する人間じゃない。支配される人間」

久「――支配せずにはいれない人間」

キャプ「あ・・・」ゾクッ

久「さあ、みんなを起こしてきて」

久「みんなで楽しみましょう?」

キャプ「・・・はい」タタタ

久「・・・」

はるる「にゃあ」

久「ふふふ。そうね、お前は私に似てるかも知れない」

久「人に自分の持ち物を分け与えること以外になんの価値も見出せない人間―」

はるる「にゃあ・・・」

ガチャ

かじゅ「私の久・・・」

一「僕の久・・・」

まこ「わしの久」

キャプ「上埜さん・・・」

久「みんな来たわね」


久「みんな―」

久「今日も私が(今日も私を)」

久「可愛がってあげる(可愛がってください)」







はるる「にゃあ」


おわり

>>229
ごめんボケた頭で書いてたからミスった
一度鳴いてて、三暗刻トイトイドラ3って脳内変換お願いします

これで終わりです
ホントに終わりです
HAPPY ENDルートが一番好きです
見てくれた人ありがとうございます

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