ガシャーン!!!!!!!!!
テラフォーマー「…じょうじ」
(;'A`)「展開はやっ!!!!」
J( 'ー`)し「あらもう来たのね」
(;'A`)「これ映画とかだと最序盤の犠牲者パターンじゃねえか!」
J( 'ー`)し「大丈夫!詳細はたかしが全力で回避してる間説明するから!」
(;'A`)「っざけんなああああああ!!!!!!」
J( 'ー`)し それじゃ説明しましょうかねえ
( つ旦O
と_)_)
J( '◎`)し ズズ…
( ゙ノ ヾ
と_)_)
J( 'ー`)し ……
( つ旦O
と_)_)
J( 'ー`)し あ、資料一階に置き忘れてきちゃった
( つ旦O
と_)_)
('A`)「ぶっ殺すぞクソBBA」
テラ「ッ!!」ブンッ
(;'A`)「あぶなっ!!」サッ
J( 'ー`)し えっと、U-NASAが軍事用にテラフォーマーを作ったから実験したいんですって
(つ□O それで実験の相手にたかしが選ばれたみたいよ
と_)_)
('A`)「なんで俺なんだよ!」
J( 'ー`)し「大丈夫、たかしはトーチャンから能力を受け継いでるからね」
('A`)「は!?」
J( 'ー`)し「凄いわよ、なんせトーチャンは二つも能力を持ってたんだから」
('A`)「あの冴えないジジイにそんな秘密が…でなんだよその能力は」
J( 'ー`)し「ハチとプラナリアよ」
('A`)「わけ分からん!つまりどういうことだ!」
J( 'ー`)し「千切られまくって増えて刺せってことよ」
(;'A`)「はあああああああああ!!!!!????????」
テラ「じょうっ!」ヒュッ!
J( 'ー`)し「今よたかし!千切れろ!」
('A`)「あんまふざkぎゃああああ!!!!」ブチッ!
('A`)「あ…ああ?」
(2'A`)「おお…?」
('A`)「増えた!?なにこれ!なんだこれ!」
(2'A`)「俺が聞きてえわ!」
J( 'ー`)し「いいよいいよー!もういっちょー!」
('A`)「テメエいい加減nぐあっ!!」ブチッ!
(3'A`)「おうふ…」
J( 'ー`)し「…よし!結構増えたわね!とりあえず刺してみよっか!」ワクワク
(2'A`)「なんで楽しそうにしてんだテメエ!」
(3'A`)「調子乗んなBBA!」
J( 'ー`)し「つべこべ言わない!ほら来るわよたかし!」
陸上及び海上で最も人間を殺していると言われているハチ
特にオオスズメバチは非常に高い攻撃性と凶暴性であらゆるハチの頂点に君臨している
…だが、こと毒に限ってはそうではない
この世界には居る。オオスズメバチを凌駕する毒を持つハチが
(2'A`)「クッソ…オラアアアアア!!!!!!」ザシュッ!
(3'A`)「ウラァッ!!!!」ザクッ!
毒の効力は2.8mg/kg
オオスズメバチの毒の、実に1.8倍の効力である
その名は……
テラ「じ…じょ……」バタッ
セイヨウミツバチ
(2'A`)「あれ?お、おい」
(3'A`)「針抜けねえぞ」
('A`)「ミツバチの針は内臓と繋がってるからな…」
J( 'ー`)し「でもまあ拳の先から針出てるし抜いても大丈夫なんじゃない?」
('A`)「そんな無責任な…大丈夫じゃなかったらどうすんだよ。俺だぞ死ぬのは。俺じゃねーけど」
J( 'ー`)し「え?なんか言った?」ブチッ
(;'A`)「Noooooooo!!!!!」
(2'A`)「」
(3'A`)「」
(;'A`)「うおお…かわいそうな俺…」
J( 'ー`)し「分裂したたかしの内蔵を売れば億万長者になれるわね」
('A`)「クズだなテメエ」
J( 'ー`)し「冗談よ」
('A`)「つーかよ、なんで俺なんだ?」
J( 'ー`)し「本当はたかしでなくても良かったらしいんだけど」
('A`)「じゃあなんで…」
J( 'ー`)し「どうせやるなら死んでも大丈夫なニートでやろうってことらしいわ」
('A`)「ちょっとU-NASA潰してくる」
J( 'ー`)し「それよりどうするのたかし。この惨状」
('A`)「なんで俺が全ての元凶みたいな言い方してんだ」
J( 'ー`)し「やったのはたかしでしょ」
('A`)「U-NASAが送ってきたのが悪いんだろ!」
J( 'ー`)し「ニートだからこうなったんでしょ」
('A`)「ぐぬぬ…」
('A`)「いやニートだから全部俺が悪いというのはおかs」
J( 'ー`)し「男が細かいことをグチグチ言わないの」
J( 'ー`)し「ほらほら、カーチャンは手伝わないから掃除開始!」
('A`)「刺すぞコラ」
◎))) ブーン
('A`)「いやあ、ルンバってすげえな」
('A`)「最新型は人間でも掃除できるってんだから」
◎「えへへ、そんなに褒めないでよお兄ちゃん///」
('A`)「何言ってんだ。お前のことは1000時間褒め続けたって足らねえよ」
◎「お兄ちゃん…大好きー!」ガバッ」
(;'A`)「いだだだだだお掃除されちゃうううううう!!!!!」
(;'A`)「ちょ、ちょっとルンバさん?そろそろ離してくれないと俺文字通りゴミになっちゃうよ?」
◎「…ゴキブリさんざ食わせやがってクソが……」ギュギギギギ
(;'A`)「あれ!?分かっちゃった!?」
J( 'ー`)し「ふんふんふーん」カタカタッ!カタタッ!! ッッッターーーンッ!!!!!!!!!!
J( 'ー`)し「おや?」
J( 'ー`)し「U-NASAからメールが…」
J( 'ー`)し「なになに…」
J( 'ー`)し「……!」
J( 'ー`)し「まさか…そんな…」
J( 'ー`)し「…終わるかもしれないわね、世界が」
テラ?「じょうっ!」バッ
ザッザッザッザッ…
ザッ
('A`)「ルンバさんお願いです許してくdいだだだだだ!!!!」
◎「だーめ☆お仕置きだよ☆」
(;'A`)「声に抑揚がない!」
◎「…ん?」
('A`)「いだだ…ど、どうした?」
◎「あれ…窓の外…」
('A`)「窓の外がなんだってんだ?」チラッ
('A`)「……嘘だろ、オイ」
テラ「じょう、じじょう、…じじ、じょうじ」
テラ「じ、じじじ、じょう、じょじょう」
('A`)「何十匹も…いや下手すりゃ百匹はいるんじゃねえのか…!?」
◎「一匹だけなんか違うのがいるよお兄ちゃん」
テラ?「…じょうじ」
('A`)「あいつか…」
('A`)「周りの奴よりも下半身の筋肉が発達してやがるな…」
('A`)「それに色々外見が違うし…」
('A`)「つーかなんだ…?あの頭の長いツノみたいなのは…」
J( 'ー`)し「たかし!U-NASAから連絡が…」
J( 'ー`)し「…あら」
('A`)「…もう到着済みだ」
J( 'ー`)し「いや、それともう一つ」
('A`)「あん?」
J( 'ー`)し「実験準備中の人工テラフォーマーが脱走したらしいわ」
('A`)「…何匹?」
J( 'ー`)し「…十」
('A`)「十?それはおかしいだろ。現に俺らの目の前にはどう見ても…」
('A`)「!…おい、まさか」
J( 'ー`)し「十万匹、よ」
('A`)「なんでそんなに作ってんだよ…」
J( 'ー`)し「実験の回数は多い方がいい。きっとそんなところよ」
('A`)「え?U-NASAは俺に十万匹ぶつけてくる気だったの?アホなの?」
('A`)「ってそんなことよりこれどうにかしねえと」
テラ「じょうじ…じじじょ、じょう」
J( 'ー`)し「そうね、頑張ってー!たかしー!」
('A`)「テメエまた何もしねえ気か!ふざけんな!」
J( 'ー`)し「ふふ、冗談よ冗談。危なくなったら助けてあげるわ」
テラ?「じょう、じょうじじじょ、じじじじょおじ」スッ…
('A`)「あのツノ野郎後ろに下がったぞ」
J( 'ー`)し「たった二匹、お前らでやっちまえ…ってことでしょ」
('A`)「けっムカつく野郎だな」
◎「お兄ちゃん、また私にあんなマズいの食わせるつもり?」
('A`)「あー…すまん。いやすみません」
◎「まったく…いいよもう。早く片付けてきて」
('A`)「おう、危ねえから隠れてな」
始まりの合図はとうに過ぎた
『駆除』されるのは、人間か虫か
一人の、いや「無数」の男が、今立ち上がる
(10'A`)「ぐあっ!!」
(4'A`)「ぎゃああ!」
(17'A`)「うひぃ!!!」
(22'A`)「おごぉっ!!!!」
(13'A`)「ぎょええええ!」
J( 'ー`)し「こうして見るとただ惨殺されてるようにしか見えないねえ」
('A`)「やかましい!」
J( 'ー`)し「でも感じちゃう?」
('A`)「なに言ってんの!?」
J( 'ー`)し「なんであんたは刺しに行かないんだい」
(;'A`)「え?いやいやいや駄目でしょ。刺したら死ぬじゃん」
(;'A`)「俺オリジナルだよ?死んじゃ色々マズいでしょ?」
J( 'ー`)し「え?…」
J('ー` )し「………………………」
J( 'ー`)し「…あ、ああ!」
J( 'ー`)し「そうよね!そうそう!あんたオリジナルだもんね!知ってるぅ!」
('A`)「嘘つけ、今気付いたろ」
通常テラフォーマーでも打撃や絞め技に切り替えそうだけど
>>64
そこは目を瞑って下さい
('A`)「さて、俺ももう一回千切れてくるか。すげえ嫌だけど」
('A`)「…ん?え?」
('A`)「な、なん…なんでだ…!」
('A`)「こっちの数が…減り始めてる…!?」
J( 'ー`)し「…まさか」
('A`)「おいBBA!なんか心当たりあんのか!?」
J( 'ー`)し「私の予想が当たってるとしたら…」
J( 'ー`)し「たかし」
J( 'ー`)し「あんたにとって、最悪の敵が向こうにいるわよ」
プラナリア
その再生能力には目を見張るものがある
頭部だろうが、腹部だろうが、尾部だろうが、どこを切っても正しく再生するのだ
ある学者がメスで100以上の肉片にしたが、その全てが見事に再生したという逸話もある
だが、決して無敵というわけではない
(9'A`)「クソ!なんだあいつは!」
(21'A`)「気を付けろ!あいつにやられたら…死ぬぞ!」
プラナリアにも、一つだけ弱点がある
単純かつ致命的な弱点が
テラ?「じょうじ」シュバッ!
(15'A`)「あがっ!…」バタッ
('A`)「おい、あいつもしかして…」
J( 'ー`)し「多分ね…」
プラナリアは、体に穴を…
つまり、針か何かで突き刺されてしまえば再生は出来ず、死んでしまうのだ
テラ?「じ、じょう、じょうじ…」
突き刺す攻撃が出来るのは、海中にもいる
('A`)「あいつ…あいつ……!」
尾ビレは長時間の持続的遊泳と短時間の爆発的遊泳を両立させ
尾柄の水平隆起線は小さな翼となり水から揚力を得て、
体の後半部の強靭な筋肉は、凄まじき推進力を得る
その速さは水中のあらゆる生物の中で…
('A`)「カジキかよ…!!!!!!」
最速である
だがそれはあくまでも水中の話
陸に出てしまえば、王者の座は他の生物に譲ることになる
…とは言え、その攻撃はプラナリアにとっては、相性は最悪である
('A`)「クソ、このままじゃ…!」
J( 'ー`)し「しょうがないねえ」スッ
J( 'ー`)し「たかし、そこらのザコは私がやるよ」
J( 'ー`)し「あんたは…」
J( 'ー`)し「アレに集中しな」
テラカジキ「…じょお、じ」
('A`)「……!!」グッ!
('A`)「え、いやいやいや相性的に逆でしょ?」
('A`)「というか供給源断っちゃ駄目だろ!」
J( 'ー`)し「大丈夫、たかしならやれるよ」
('A`)「んだよ、もしかしてまだ隠された能力が俺にあるとか…?」
J( 'ー`)し「いや全然」
('A`)「こんのクソBBA…!」
J( 'ー`)し「じゃあ任せたよたかし!」ダッ
('A`)「ちょっBBA!…くそ」
('A`)「仕方ねえ!あと何人くらい残ってる!?」
(6'A`)「お前も含めて11人だ。あの野郎に随分とやられちまった」
(20'A`)「オリジナルは下がってな。俺らがやるからよ」
('A`)「うん最初からそのつもり!」
(12'A`)「氏ね」
(3'A`)「消え失せろクズ」
(7'A`)「地獄に落ちろカス」
('A`)「自分に罵られてる…」
J( 'ー`)し「さて、と」
テラ「じじょう…」
J( 'ー`)し「なんだい?こんなおばちゃんが相手じゃ不足かい?」
テラ「じょうじ、じじ」
J( 'ー`)し「ふむふむ、なるほどなるほど」
テラ「じょ、じょじ、じょうっ!」
J( 'ー`)し「はっはっは」
J( '益`)し「人間様の言語を習得してから出直せ、虫ケラ」ダンッ!!!
一瞬で、五つの首が消し飛んだ
かつて、とある国の有名な生物学者がこう言った
J( 'ー`)し「まったく、ザコばかりで嫌になっちゃうわねえ」シュバッ!
テラ「じっ!」
古今東西、全てにおいて最強の生物は
J( 'ー`)し「フッ!!!!!!」ヒュガッ!!!
テラ「じょ…う…じじょ…」バタッ
鯱でも、熊でも、象でも、カジキでもなく
J( 'ー`)し「テラフォーマー。いつまでも遊んでないで…」
ゴキブリでも、ハチでも、カブトムシでも、クマムシでもない
J( 'ー`)し「命(ゲーム)の電源、切りなさい」
カ ー チ ャ ン
無慈悲の消去者 である
テラカジキ「じょうっ!」ザシュッ!
(11'A`)「ぐっ…ちく…しょ……」
('A`)「あと4人…」
('A`)「マズい…マズいぞ…」
(20'A`)「がぁああ!!!」
('A`)「クッ…!」
(2'A`)「オリジナル、質問がある」
('A`)「なんだ?」
(3'A`)「死ぬ覚悟は…あるか?」
('A`)「?…どういうことだ?」
(3'A`)「どうもこうもねえ、言葉通りの意味だ」
('A`)「…ああ、あるさ」
(3'A`)「よし。なら最後の作戦だ」
(2'A`)「今から俺とこいつであの野郎の動きを止める」
(3'A`)「その間にオリジナル…お前がヤツを刺せ」
('A`)「おいおい、動き止めた時に刺せねえのかよ」
(2'A`)「ばっかおめー。自分の力は自分が一番良く分かってるだろ?」
('A`)「…まあな」
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