キョン「まず両手をしばります」
ハルヒ「は?」
キョン「この時、腕で作った輪っかの中に自分の体を入れ、抱っこちゃん状態にするのがポイントです」
ハルヒ「やっ、ちょっ、何すんのよ!」
キョン「ただ、この時油断すると金玉に蹴りを入れられるので」
ハルヒ「は!な!せ!」
キョン「自分の脚とハルヒの脚を一対にして、足首のところで同じようにしばりつけましょう」
ハルヒ「わっ!?だ、だから、あんた何のつもりなのよ!」
キョン「後は、左手でそっとハルヒを抱き寄せて、右手で頭を撫でるだけです」
ぎゅー
ハルヒ「ふぁっ」
なでなで
ハルヒ「!?」
キョン「表情に粘りけが出るまで、撫で続けます」
ハルヒ「やめっ、や、やめなさい!」
~十分後~
ハルヒ「いい、キョン。今ならまだ冗談で済むわよ」
ハルヒ「耳たぶ噛みちぎられたくなかったら、今すぐほどきなさい」
キョン「タイソンかお前は」
ハルヒ「がるる」
キョン「……と、このようにまだ反抗的な態度をとってはいますが」
キョン「実際には暴れることもなく、また、噛みつくなど危害を加えてくることもありません」
キョン「こうした反応が見られた際は、既に心境の変化が始まっている証拠です」
キョン「ここからが長いのですが、根気よく撫で続けることで心の灰汁をとることができます」
キョン「心を込めて撫で回しましょう」
なでなで
ハルヒ「だ、だから、やめなさいって……言ってるのに……」
キョン「よしよし」
ハルヒ「……」
~二時間後~
キョン「よしよし」
なでなで
ハルヒ「んん……何なのよ、もう……」
キョン「こちらを非難し、攻撃するポーズはなかなか解けません」
キョン「ただ、その中で声のトーンに変化が出た場合は注意しましょう」
ハルヒ「ばかぁ……ばかきょん……意味わかんない」
ぐりぐり
キョン「抗議する、という意味合いで唯一自由の効く頭部をこちらの胸板に擦りつけてくることがありますが」
キョン「これは彼女の『異性に甘えたい』という願望のサインでもあります」
キョン「もしこうした兆候が見られた場合は、優しく受け止めましょう」
キョン「ハルヒはかわいいなあ」
なでなで
ハルヒ「ばか……ばか……ふにゃ」
~三時間後~
ハルヒ「……」
ぽけー
キョン「こうして三時間ほど丁寧に愛で続けると、暴れる気力もなくなり、身を任せる様になります」
ハルヒ「……」
キョン「ここに至るまでに、様々な罵詈雑言がありますが、手を止めてしまうとうまく仕上がらないので」
キョン「一切耳を貸してはいけません」
なでなで
ハルヒ「……」
キョン「ここまで来たら、今日の下ごしらえもそろそろおしまいです」
キョン「確認のため、頭を優しく叩いてあげましょう」
ぽんぽん
ハルヒ「ん……」
すりすり
キョン「このように無言で頭をこちらに預けてきたら、仕上げのサインです」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「な、なに……?」
キョン「また明日な」
ちゅっ
ハルヒ「!」
キョン「この時、終わりの合図に軽くほっぺにキスをしてあげましょう」
ハルヒ「え?え?え?」
キョン「ここでのキスは、一切の性欲を表面に出してはいけません」
キョン「あくまで我が子をかわいがるがごとく、そっと触れるだけにしましょう」
キョン「唇に触れるなど、もってのほかです」
キョン「キスを終えて、彼女の側を離れた後は、一人で帰路につきます」
キョン「彼女を家まで送ってあげるのもよいですが、今日の行為について一人で考えさせる時間を充分にとってあげてください」
キョン「こうしてあげることで、『また明日な』の意味が熟成され、非常に深みをもつようになります」
ハルヒ「……はう」
キョン「ここからが大変なのですが、毎日かかさずに頭を撫でるようにしてあげて下さい」
キョン「うまく行程が進めば、三日目からは拘束しなくても、自然と身を任せてくれるようになります」
キョン「なんか今日は面白いことあったか?」
ハルヒ「な、ないわよ何にも。ほんと退屈」
キョン「そっかそっか」
なでなで
ハルヒ「ん……」
キョン「頭を撫でる際は、段々と日常的な会話を挟むようにしましょう」
キョン「相手の話を聞くことを中心に考え、適宜質問や合いの手を入れるくらいのリズムがベストです」
ハルヒ「それでね、ひどいのよ、○○ったらね」
キョン「うんうん」
なでなで
ハルヒ「はふ……」
キョン「ここまでくれば、警戒心もだいぶほぐれているはずです」
キョン「この行程を一週間から二週間ほど続けます」
キョン「ここで一つ重要なのが、一日ごとに頭を撫でる時間を変えてあげることです」
キョン「長く愛でた次の日は、極端に短くするのも良いでしょう」
キョン「ただし、ここでのリズムを間違えると、彼女の心に大きなストレスをかけますので、加減が必要です」
キョン「短くても45分、長くても3時間半といったような、大まかなルールを作りましょう」
キョン「また、短くする時は、終わりの際に何か理由を付けるとなおよいです」
キョン「よしよし」
なでなで
ハルヒ「んん……」
キョン「あ、やべ。もうこんな時間か」
ハルヒ「……ふぇ?」
キョン「今日は親が居ないから、晩飯俺が作るんだよ。また、明日な」
ハルヒ「あ……う、うん」
ハルヒ「……」
キョン「この時、少し悲しげな表情を浮かべていたら、うまくいっている証拠です」
キョン「さて、この頃になると、自然と自分は椅子に座り」
キョン「ハルヒは膝の上にだっこするというスタイルにたどり着いているはずです」
キョン「彼女の手の回し具合、抱きつき加減を逐一チェックするようにしましょう」
キョン「それが一番わかりやすい指標となります」
キョン「頭を撫でながら、彼女にリラックスと興奮を同時に与えられる仕草を探していきます」
キョン「喋る時は耳元で囁くように、時折きつく抱きしめる、うなじをなぞるなどが効果的です」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「んっ……くすぐったいってば……」
キョン「んー?」
ぎゅー
ハルヒ「はふ……」
すりすり
キョン「かわいいなあ、もう」
なでなで
ハルヒ「……ばかきょん」
キョン「放課後になると、自分から膝の上に乗っかってくるようになれば、このステップは終了です」
~部室~
キョン「あれ、また今日も誰もいないのか」
ハルヒ「テスト前だからかしら、参加率悪いのよね。今度喝をいれなきゃ」
キョン「おいおい、物騒なことを言うんじゃない」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……ね、ねえ」
キョン「ん?」
ハルヒ「あ、あの、その……えっと」
キョン「どうした?」
ハルヒ「どうしたっていうか、その、あの、いつも……だから」
キョン「?」
ハルヒ「……だ、だっこは?」
キョン「さあ、次のステップに移りましょう」
キョン「ここまでくると、自分の膝の上は、彼女の生活サイクルにとってなくてはならないものとなっています」
キョン「長い時間をかけて、ゆっくりと丁寧に彼女の心に居場所を作りましたね」
キョン「次のステップでは、まず荒療治から入ります」
キョン「ああ、悪いな。今日は俺も帰ってテスト勉強するよ」
ハルヒ「あ、ああ、そう?でも、えっと」
キョン「ん?」
ハルヒ「あ、いや、でも、ちょっとだけ、その」
キョン「お前と脳みその出来が違うからな、少しでも早く帰って勉強しないと」
ハルヒ「……」
ハルヒ「……うん」
キョン「あからさまにしょげています。捨てられた子犬のようですね」
キョン「しかし、ここで安易に手をさしのべてはいけません」
キョン「むしろここから三日間は、彼女との接触を断ちましょう」
キョン「今が一番辛い時ですが、これを乗り越えることで、お互いを更に高め合うことができます」
キョン「こちらからの接触を断っている間、彼女からは今までにないペースで電話やメールが来ます」
キョン「あからさまに無視すると、彼女のストレスとなりますので、避けましょう」
キョン「少し時間をおいて返信したり、電話に出てもそっけない対応をするよう心がけます」
キョン「この過程は、彼女にとって自分がいかに必要であるかを認識させるためのものです」
キョン「なので、過度に不安がらせたり、傷つけるような行動だけには注意して下さい」
~電話~
ハルヒ「ね、ねえ……あんた最近元気ない?」
キョン「ん、そうかね」
ハルヒ「だ、団員の体調管理も団長の大切な仕事だから」
キョン「はは」
ハルヒ「なんか嫌なこととか、困ったことあるなら言ってね?」
キョン「ああ、わかった。さて、もう寝ようかな」
ハルヒ「え?あの、まだ」
キョン「まだ夜は冷えるからな。風邪引くなよ、ハルヒ」
キョン「さりげない気遣いは欠かしてはいけません」
すげえ良い期待
キョン「理不尽なまでの愛情を与えられた後、軽く放置されることで、彼女は一種の錯乱状態に置かれます」
キョン「また、苦しい三日間を乗り越えたことで、自分の感情を自己認識することもできました」
キョン「さて、今日は久しぶりに、放課後部室に顔を出してあげましょう」
~部室~
キョン「おっす、ハルヒ」
ハルヒ「!」
ハルヒ「あ、ああ、あんた、勉強はもういいの」
キョン「ああ、もう諦めたよ。俺には無理だね」
ハルヒ「……」
ハルヒ「ほ、ほんとだらしないわよね!なんでこう、あんたには勤勉さがないのかしら……くどくどくどくど」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「は、はい」
キョン「おいで」
ハルヒ「……ふにゃぁ♥」
ぎゅー
キョン「さあ、更に次のステップに進みます」
間違いなく稀に見る神SS
必至チェッカーで追跡したところ違う板でレスしている模様。
つまり、放置状態。
―┼‐ ノ / | --ヒ_/ / \ヽヽ ー―''7
`」 ┼, 二Z二 レ / /´レ' \ ―7 ̄} | ー-、 /
(__ (|フ) (__ノ _ノ ∨` ノ / / _ノ \_
─┼- / | ‐┼- | ー|―
─┼─ | \ レ /  ̄Tー / ノ -─
(二フヽ \/ _ノ (二フ\ ヽ_ノ / 、__
/__Y
||真|| /⌒彡
_ ||露|| /⌒\ /冫、 ) ・・・・・・。
\ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ _,,..,,,,_
||\`~~´ (キムチ) \( > ('\\ ./ ,' 3 `ヽーっ ・・・・・・。
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _) l ⊃ ⌒_つ
.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| `'ー---‐
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
も
インスピレーション湧いてきたし続きかくわ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハルヒ「みんな帰ったね・・・」
キョン「そろそろ・・・・・・ヤろうぜ」
ハルヒ「・・・・・・うん」
キョン「うわー全然勃起しねー」
ハルヒ「うちもあんたじゃ全然濡れないわ」
キョン「おめまじブスだな。うけんだけど笑 全然勃たてーもんおれ」
ハルヒ「はぁ?インポだからってうちのせいにすんなよ つかチンコ小せぇな なにその野田総理みたいな粗チン 」
キョン「ならとりあえず野田総理咥えろよ 。ファーストレディにしてやるよオラ」
ずぼっ
ハルヒ「んっ…あっ…」
キョン「あー出した出したw」
ハルヒ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
キョン「さっき言った通り妊娠しても責任は取らないんでそこんとこヨロシク(笑)」
ハルヒ「・・・・・・・・・・・・」
キョン「クソッ、いつの間にか佐々木帰っちまったじゃねえかよ」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「いつまで寝てんだよ、さっさと帰れや肉便器」
ハルヒ「・・・・・・分かったわ」
ハルヒ「ねえ、キョン」
ハルヒ「私と佐々木さん、どっちが好きなの?」
キョン「あ? 長門に決まってんだろ(笑)」
-Fin-
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
ほ
こうなれば落ちるのも時間の問題
ぎ
文体から本物かどうか判別できるな。
今の俺たちなら一発でわかりそう。
このSSすでに10回くらい繰り返し読んでるからな。
お待たせしました
>>34の続きから
キョン「お待たせしました、更に次のステップに進みます」
キョン「よしよし」
なでなで
ハルヒ「んん……」
ぎゅむ
キョン「三日間の『おあずけ』の後、ハルヒは顔をこちらの胸にうずめてくることがあります」
ハルヒ「はふ……」
くんくん
キョン「毎日嗅いでいた匂いを確認することで、安心感を得るためです」
キョン「こうした兆候が見られると、もう自分の膝の上は彼女にとっていわゆる『ホーム』となっています」
キョン「また、この時いつもよりも優しく頭を撫でてあげることで、さらに彼女に安堵を与えることが出来ます」
キョン「ふふ」
なでなで
ハルヒ「……♥」
IDより偽者確定
しかも言っていることが前からの繰り返し。
完璧なる偽者。
キョン「ここまでくると、自分の膝の上は、彼女の生活サイクルにとってなくてはならないものとなっています」
↓
キョン「こうした兆候が見られると、もう自分の膝の上は彼女にとっていわゆる『ホーム』となっています」
同じことくり返しすぎ
偽者だな
携帯からだからIDが変わったと思ったのに、
PCから書き込んだらまだ日がたっていないのにIDが変わってるとか
乙すぎる
キョン「久しぶりの抱擁ですから、最初の十分間は彼女の好きにさせましょう」
ハルヒ「ん……」
もぞもぞ
キョン「おそらく幾度となく頭を置くポジションを変えてみたり、頬ずりをしてみたり、と」
キョン「感触を確かめながら落ち着くポジションを探すのです」
ハルヒ「うー」
ぎゅー
キョン「この時、間違ってもこちらから何かアクションを起こしたり、性急な対応をしてはいけません」
キョン「あくまで最初の十分間は、彼女を安心させること、これに徹します」
キョン「求められたら、優しく抱きしめ返してあげる、この程度がベストです」
ハルヒ「ん……」
すりすり
キョン「ん」
なでなで
何か違う
イーモバ端末なので、6時間ごとにモデムを再起動させるのがID変化の原因かもしれないですすいません
時々あるんですすいません
文体がやはり違う
何かが
絶対に偽者だ
ハルヒ「ん……」
すりすり
キョン「ん」
なでなで
>>1はこんな陳腐な表現はしないだろ
ハルヒ「ん……」
すりすり
キョン「ん」
なでなで
みくる「よしよし♪」
ハルヒ「……はふ」
キョン「落ち着いた様子が見られたら、改めて声をかけてあげましょう」
キョン「すまんな、ここのところ忙しくて、あまり話を聞いてやれなかった」
ハルヒ「んー……」
すりすり
キョン「三日間の放置の間、彼女なりに色々考えたであろう事を配慮します」
キョン「人間誰しも、他人から嫌われるというのはストレスを伴います」
キョン「とくにその原因が当人に分からない場合、その大きさは測り知れません」
キョン「あれがいけなかったのか、これがいけなかったのか、明確な答えがないまま、失意の底に落とされてしまいます」
キョン「このステップでは、そうした懸念が杞憂であったことをはっきりと感じさせることで、信頼の回復に努めます」
キョン「慣れてきたら、またほっぺにそっとキスをしてあげるのもよいでしょう」
キョン「ちゅっ」
ハルヒ「はう」
ハルヒ「あ、あの……えっと……」
ハルヒ「ふにゃ……」
イーモバが日付をまたいで規制されたので、P2使いますすいません
末尾がコロコロ変わってややこしくてすいません
キョン「こちらから一方的に愛情をそそぐのもよいのですが」
キョン「好かれる→嫌われる→やっぱりそんなことなかった、という流れを作ることで」
キョン「与えるものは同じでも、より相手に深く印象づけ、必要性を訴えることができます」
キョン「さて、初日から続けてきたように、表情に粘りけがでるまで愛でてみましょう」
キョン「ここまでくれば、彼女の中での『ある葛藤』のタガが外れるのも間近です」
キョン「かわいいなあ」
なでなで
ハルヒ「んん……」
とろん
キョン「そろそろ頃合いです。タイミングを見計らって、唇でついばむように、彼女の耳を甘噛みしてみましょう」
キョン「んむ」
ぱくっ
ハルヒ「ひっ?!」
キョン「ちゅっちゅっ」
ハルヒ「ちょ、やっ……あっ♥」
キョン「今までのコンタクトとは違い、性的な要素を含むので、少し彼女は戸惑います」
キョン「しかし、今日までで得た信頼が、自然に受け入れる流れを作っているので、問題ありません」
キョン「耳を愛撫しながら、何か声をかけるとなおよいです」
キョン「嫌だったか?」
ハルヒ「あ、あの……いや、そういうのじゃ、ない……けど……」
キョン「そっか、よかった」
ちゅっ
ハルヒ「はう」
キョン「少し残念そうな顔で『嫌か?』と聞くことで、相手の断りづらい状況を作るのも手です」
キョン「この質問を肯定してしまえばまた嫌われるかも知れない、相手に身を引かれるかもしれない」
キョン「ハルヒは三日間の経験があるので、この恐怖感は非常に大きなものがあります」
キョン「そして一度受け入れてしまえば、もう彼女には拒否するタイミングはつかめません」
キョン「ステップを円滑に進めるのに、非常に効果的ですね」
~二十分後~
キョン「ハルヒ」
なでなで
ハルヒ「にゃぁ……ふにゃぁ……♥」
とろりん
キョン「性的な刺激も相まって、弛緩と興奮が混ざって良い表情になってきました」
キョン「そろそろ、新しい兆候が彼女に見られる頃です」
キョン「お?」
ハルヒ「んむ……はふ……」
かぷかぷ
キョン「はは、くすぐったいな」
キョン「これはグルーミングといわれる求愛行動です」
キョン「二の腕や首筋などを彼女の方から甘噛みしてきます」
キョン「今までされるがままになっていたのですが、非常に大きな一歩を踏み出しましたね」
ハルヒ「……ん♥」
キョン「自ら明確な愛情表現を示してくれる彼女の姿は、初日から考えると感動すら覚えますね」
キョン「なので、決してここでは茶化してはいけません」
キョン「この行為に関して、からかうような発言をすることで羞恥心を煽るのも一興ですが」
キョン「そのせいで融解しかけた彼女の本音と建て前が、また離れてしまう恐れがあるからです」
キョン「決して大げさな反応はせずに、優しく見守ってあげましょう」
ハルヒ「かぷかぷ」
キョン「よしよし」
なでなで
ハルヒ「んん」
キョン「こちらからの指摘がないことで、彼女は自分のしていることが自然なことだと認識できます」
キョン「このまま十分ほどまた流れに身を任せましょう」
~十分後~
キョン「さて、先ほどから続いているグルーミングについてですが」
キョン「落ち着いて内容を振り返ってみましょう」
ハルヒ「はふ……んむ……」
かぷかぷ
キョン「二の腕からはじまり、肩、鎖骨、首と、対象箇所が登って来ていることに気がつきますね」
キョン「おそらく彼女自身は無意識です」
キョン「しかし、その深層心理には唇や耳など、性的象徴としての側面を強く持つ部位へ向かう、というのがあります」
キョン「彼女が甘噛みをする位置が上がってくれば上がってくるほど、彼女の気分も高揚しているということなので」
キョン「ひとつのタイミングを掴む指標として、捉えてみましょう」
ハルヒ「はぁ……あっ……んんっ♥」
キョン「息づかいや心音、声色なども一緒に確認すると、よりわかりやすくなります」
キョン「ある程度の気持ちの高まりを確認できたら、次のステップに進みましょう」
キョン「かぷかぷ」
ハルヒ「ふぁっ……♥」
キョン「ふーっ」
ハルヒ「んんんっ♥」
キョン「彼女の耳元で深呼吸をして、こちらからアクションを起こす合図にします」
キョン「そして、耳元から頬へ、ゆっくりと唇を移動させていきます」
キョン「ここまでの段階をしっかり踏んでいれば彼女もそれに沿うように動きを合わせてくれるでしょう」
キョン「さあ、本ステップ最後の仕上げです」
キョン「彼女の唇を奪いましょう」
キョン「とはいったものの、このまま流れでキスしてしまってよいものでしょうか」
キョン「それもわるくないのですが、今後のパワーバランスを考え、最後にもう一手間加えます」
キョン「お互いの唇が触れそうなほどに近づいてきました」
キョン「そこで、一旦彼女の顔を一旦離します」
キョン「……」
ハルヒ「え……?」
キョン「一瞬戸惑うような表情を見せますが、気にせずに真顔で彼女の目を見つめましょう」
キョン「……」
ハルヒ「え、えっと」
キョン「しばらくすると、ハルヒは視線に耐えきれずに、目を逸らしてしまいます」
キョン「そこで、両手で彼女の顔を固定し、強引に目線を合わせてしまいましょう」
ハルヒ「あ、あの、きょん?」
キョン「……」
キョン「こちらからは一切目を逸らしてはいけません。そして、真剣なまなざしにありったけの愛情を乗せましょう」
ハルヒ「あ……あの、これって、えっと、きょ……んんっ!?」
キョン「突然真面目な表情をみせることで、彼女のペースを乱し、場のリズムを掌握します」
キョン「あとは心ゆくまで口づけを楽しみましょう」
~30分後~
ハルヒ「んちゅ……んちゅぅ……はふ」
ハルヒ「ふにゃぁ……♥」
ハルヒ「んっ、んんっ……も、もうらめ……」
キョン「なんで?」
ハルヒ「らって……んっ……んちゅぅ」
ハルヒ「んむっ……けひゃう」
キョン「ん?」
ハルヒ「とけひゃう……よぉ……♥」
キョン「大丈夫大丈夫」
ハルヒ「ばか……ばかぁ……んんっ♥」
ハルヒ「おねがいだからぁ……もうやめ……んちゅ」
キョン「だから、なんで」
ハルヒ「だって……だって……」
ハルヒ「じぶんじゃ……とめられないの……♥♥♥」
キョン「ハルヒをいじめるのも楽しいのですが、行為がエスカレートしすぎてもいけません」
キョン「気が済んだらやめてあげましょう」
~一時間後~
キョン「なあ、拗ねるなよ」
ハルヒ「ばか……ばぁか……」
キョン「やれやれ」
なでなで
ハルヒ「ん……」
ハルヒ「つ、次またあんなことしたら、ただじゃおかないからね!」
キョン「あんなことってなんだよ」
ハルヒ「それは、その……し、舌いれたりとか……あの」
キョン「嫌か?」
ハルヒ「……と、時々なら、ほんとにたまになら、あの、いいけど」
キョン「そっかそっか」
なでなで
ハルヒ「……フン」
キョン「もはやおわかりかとは思いますが、性急に事を進めるのは得策ではありません」
キョン「なので、ここまで来た流れでそのまま性交渉に臨むことはさけましょう」
キョン「今まで長い時間をかけて頭を撫で続けてきたように」
キョン「これからは、長い時間をかけて、毎日キスの時間を作って愛をはぐくみましょう」
キョン「これらの段階を踏んだフェイズを繰り返すことで、彼女の心と体を完全に掌握できます」
キョン「あくまで目的は彼女とセックスをすること、ではなく」
キョン「彼女を愛でることです」
キョン「そして、その先の大きな目標は、自分と彼女の『ある関係性』の構築、すなわち」
キョン「それは飼い主とペットのようにイニシアティブの明確なパートナーシップを築きあげることです」
キョン「ハルヒの頭を撫で続けたらどうなるか、というテーマについては」
キョン「自己倒錯や理性と本能の融和を乗り越え、新しい側面を発見できる、というのが一つの答えですね」
ししまい
以下、適当にハルヒとキョンをちゅっちゅさせます。疲れたら寝ます。ありがとうございました。
ちゅっちゅというのはおまいらがやることなんだよ。
これに続きはない。
~夏なんだな~
ハルヒ「んー……」
ごそごそ
ハルヒ「ああ、もうじれったいわね!」
ガチャ
キョン「うーっす」
ハルヒ「わ、わわ!ちょっと!急に入ってこないでよ!」
キョン「おっとすまん、いや、というか、着替えをする時は鍵をかけてくれとあれほど……」
ハルヒ「別に着替えてたわけじゃないの」
キョン「なんだ、服を脱ぐのが趣味だったのか」
ハルヒ「バカいってんじゃないわよ」
キョン「ん、なんだそれ」
ハルヒ「ちょっと背中にあせもができちゃって……これ、その薬なんだけど、以外とうまく塗れないもんね、自分だと」
キョン「……ほほう?」
ハルヒ「……な、何よ」
>>523
プップギャーッ!!m9゚。(^Д^゚≡。゚^Д^)m9゚。プップギャ-ッ!!
ハルヒ「だーかーら!いいって!自分でやるから!」
キョン「うまく塗れないって今言っていたじゃないか」
ハルヒ「あんたに頼むなんて一言も言ってないでしょ!」
キョン「まあまあ遠慮するなよ」
ハルヒ「遠慮じゃないの、あんたまたどうせやらしいことするもん」
キョン「はっはっは、ご冗談を」
わきわき
ハルヒ「その手をやめろ!」
キョン「……そんなに嫌がることないじゃないか」
ハルヒ「え?」
キョン「いいよ、悪かったな。俺はただ、お前が困ってたから手伝ってやりたかっただけなんだ」
ハルヒ「あ、あの」
キョン「(ここがチャンス!)」
キョン「さて、ここでお前が薬を塗るのの邪魔をしてても仕方ないしな」
キョン「俺は退散するよ」
ハルヒ「で、でも、今来たばっかりだし、えっと」
キョン「?」
ハルヒ「今日は、その……」
キョン「……」
ハルヒ「まだ……」
キョン「でもなあ」
ハルヒ「……うう」
ハルヒ「ね、ねえキョン」
キョン「ん?」
ハルヒ「え、えっちなこと……絶対にしない?」
キョン「ああ、もちろん」
ハルヒ「じゃ、じゃあ、薬塗るの……おねがいします」
あーインスピレーション湧いてきたわ続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
ハルヒ「え、えっちなこと……絶対にしない?」
俺「もちのろん」キリッ
>>542
プップギャーッ!!m9゚。(^Д^゚≡。゚^Д^)m9゚。プップギャ-ッ!!
ID:tVyoTOOZ0
なんだこいつ
新参か
キョン「まずは汗を拭き取らないとな」
ハルヒ「え?いや、軟膏を塗るだけでいいから」
キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「は、はい」
キョン「俺はお前の柔らかくて健康的な肌が大好きだ」キリッ
ハルヒ「……あ、ありがと」
きゅん
キョン「だから、俺はしっかりケアしてやりたいんだ、わかるか?」
ハルヒ「うん……お、おねがいします」
キョン「よし、じゃあまずは柔らかいタオルでそっと撫でるように汗を拭き取ろう」
なでなで
ハルヒ「んっ……」
キョン「ん?どうした?」
ハルヒ「な、なんでもない……です」
>>550
m9(^Д^)プギャー
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
,.,,,rー'⌒'''~v-‐''⌒"''''y,,..,,,__
,r'"⌒、' .(,,,__,r'” メ、 `< ゛v''"`ヽ
γ⌒/^^/^-,r'"⌒、' .(__,r'” メ、 `< /^/"~  ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、
,ゝ`/~ /~ /~ /⌒ヽ,r'"⌒、' .(,,,__,r'” メ/" \
〈(_| | |~ |~ /^ ),.,,.\-‐''⌒"''''y,,..,,,__ _|" _______ ~`ヽ
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