憧「玄、私と一緒に援交やってみない?」(143)
任せた
玄「え~!? そんなの無理だよー!」
憧「そう? 勿体ないなぁ……玄なら軽く10万は稼げそうなのに……」
玄「じ、じゅうまんえん!??」
憧「うん、玄可愛いし。どう? 気が変わった?」
玄「うぅ……で、でもやっぱり無理だよ……その……男の人とするなんて……」
憧「そっか……だったら本番無しで見せるだけならどう?
スカートの中とか、玄ならそれでも結構稼げると思うよ?」
玄「えっ、本当に? そんなのあるの?」
憧「うん、玄さえよければ今日にも手配するよ」
玄「み、見せるだけかぁ……じゃあちょっとやってみようかな……」
こんなんオナシャス!
誰かはよ
援交相手が女か否か
それによって俺が書くかどうかが決まる
>>24
好きな方で頼む
男×女に決まってるだろカス
玄「あ、憧ちゃん……そういうの、本当にダメだと思うの……」
憧「えー、まだそんなこと言ってんのー?」
玄「だ、だって……そういうことは好きな人とじゃないと……」
憧「もう、玄ったらそんなことばっか言って……」
玄「……ご、ごめんね……」
玄「でもやっぱり知らない男の人となんか……」
憧「えっ? じゃあ相手が女だったら玄もオーケーなの?」
玄「……えっ?」
憧「何よー! それならそうと早く言ってくれたら良かったのに!」
玄「えっ? えっ?」
憧「ちょっと携帯貸して」ヒョイ
玄「あっ」
憧「ホイホイっと。じゃ、この出会い系に登録しといたから」
玄「え、ええっ!? そんな勝手に」
憧「大丈夫大丈夫、あたしも使ってるとこだから、変なことにはならないって!」
憧「あ、写真も登録しとこっか」
玄「そ、それは止めてー!?」
憧『心配なら最初はあたしも着いていくからさ!』
憧『せっかく東京来てるんだから! ちょっとくらい遊んじゃおうよ!』
玄「うぅ、そんなこと言われても……」
玄「こんなのよく分かんないよ……」ポチポチ
玄「えっと……『自己紹介』? 『好きなタイプ』?」
玄「と、とりあえず書けるとこだけ書いとこう……」ポチポチ
──
畜生! お前らそんなに男がいいのかよ!
じゃあ咲なんか観んな!
バーカバーカ!
玄「……メールが来てる……」
『黒さんこんにちは。プロフからメール送らせていただきました。
こういうサイトに登録するのは初めてだそうですね。わたしもそんなに経験ないので、親近感湧きます──』
玄「……他にも来てるけど、みんな似たような内容だ……」
玄「ど、どうしよう……ちゃんと返事した方がいいのかな……?」
玄「…………」
玄「」ポチポチ
玄「は、話の流れで会う約束しちゃった」
玄「このホテルからそう遠くないし……」
玄「い……行けるかも……?」ドキドキ
玄「いやでも……」
玄「……うぅ」
玄「」ポチポチ
玄ちゃんが会う約束を取り付けたのは誰だ!?
1、透華
2、竜華
3、小走先輩
>>70
3
玄「け、結局……恥ずかしくて憧ちゃんには言えなかったよ……」トボトボ
玄「うぅ、大丈夫かな……待ち会わせ場所に怖いおじさまがいたりしないかな……?」
玄「」ブルブル
玄「……ちょっと、遠くから見えるところに行こう……」ソソクサ
『公園のベンチで会いましょう。私の外見の特徴ですが一言で言うと──』
玄「ドリル……って、一体なんのことだろう?」
玄「んー、ドリルドリルドリルドリル……」ボー
小走「」
玄「いた!」
玄「あ、あの人ってたしか晩成の……」
玄「ど、どうしてここにいるんだろう?」
玄「ハッ! もしかして私達に負けた復讐のために東京へ……!?」
玄「」ガタガタブルブル
玄「に、逃げよう……今なら間に合うかも……」ソソクサ
ガサッ
玄「っ!?」
小走「んっ?」
玄「──」パクパク
小走「────」
小走「」
小走「っ!?」ガタッ
小走「あ、阿知賀の……!?」ガタガタ
玄「ど、どうも。お、お久しぶりです」ペコ
小走「何でここに……って、そうか、団体戦か」
玄「は、はい……で、その──」
小走「あ、ああ。私は個人戦で勝ち抜いたんだよ」
小走「そっちに阿知賀は居なかったからな」
玄「ああ、それで……」
小走「……」
玄「……」
玄・小走「…………」
玄(ど、どうしよう……なんか援交とかそういう雰囲気じゃないよ)
小走「」ソワソワ
玄(っていうか、あなた出会い系に登録してる人ですよねとか、普通聞けないよ)
小走「」キョロキョロ
玄(うぅ、憧ちゃん……こういう時どうすればいいの……?)オロオロ
小走「あ、あの……さ」ツンツン
玄「はいぃっ!?」ビクッ
小走「悪いけど、私これから人と会うんだ」
玄「あ、そうなんですか」
玄(それ多分私ですー!)
小走「そ。だからまぁ、今度会ったらゆっくり話そうか」
玄「は、はい」
玄(こ、このまま帰っちゃえば……)
小走「えっと……名前何ていったっけ?」
玄「あ、松実玄です!」
小走「そ。私は小走やえ」
小走「じゃあ松実さ……」
玄「……?」
小走「──玄……クロ……黒?」
玄「あ」
小走「……」
玄「……」
小走「……」
玄「……」
玄(また空気が重くなっちゃった……)
玄「こ、小走さんは……」
小走「」ビクッ
玄「こ、こういうサイトは、よく使うんですか?」
小走「……いや、まぁ──程々に?」
玄「そ、そうですか。すごいですね」
小走「お前は、初めて何だっけか?」
玄「あ、あははは。はい」
小走「……」
玄「……あ、あの──」
小走「なぁ、クロ」
玄「はいぃ!?」
小走「ご飯食べに行こうか。奢るわよ」
玄「え、ええっ!? ダメですよそんな! 悪いです!」
小走「はは、今私らはもっと悪いことして再会しているんだけどな」
玄「あぅ……」
小走「本当ならもうご飯食べ終わって、その後──」
玄「わーわー!」ブンブン
小走「……ふふ。さ、行こうか」ギュ
玄「!」ドキッ
食事中
小走「クロは、普段から麻雀打ってる時と変わらないんだな」
玄「え、そ、そうですか?」
小走「うん、いつもニコニコ笑顔だ。可愛いな」
玄「い、いやそんなっ!」ブンブン
玄(こ、これって口説かれてる? 口説かれてるの憧ちゃん!?)カァ
小走「3900振ってニコニコ。倍満ツモってニコニコ。倍満当ててニコニコ」
小走「……怖かったな」
玄(そ、そういうわけじゃなさそう……)シュン
小走「安心したよ」
玄「えっ?」
小走「あれからお前のこと、ずっと化け物みたいに思ってたからね」
小走「普通の娘と分かって、安心した」ニコッ
玄「──」
玄「きょ、今日はありがとうございました。本当にご飯ごちそうになって。美味しかったです」
小走「気にしないで。私も楽しかったよ」
小走「でも、『今日は』って挨拶はまだ早くないか?」
玄「え……あっ!」
小走「私たちが何のために会おうとしてたか、忘れちゃった?」クスッ
玄「」ドキッ
玄「えっと……その……」カァ
玄「ご、ごめんなさい私! やっぱりそういうのは……」ドキドキ
小走「……よく分からない?」スッ
玄「ひゃっ!? い、いえその……私は、だから──」
玄(小走さん……顔が近づいて──)ドキドキ
小走「なんてね?」
玄「……えっ?」
小走「直前になって躊躇するだろうなっていうのは、メールのやり取りから何となく分かってたよ」
玄「……あ、の……」
小走「私も、知り合い相手には流れでこういうことはしたくないからね。まぁ──」
小走「ニワカは相手にせんよ」キリッ
玄「!!」キュンキュン
玄「小走さ」
小走「やえって呼んで」
玄「──」カァ
玄「その……や、やえさん。また、会えますか?」
小走「うん。また会おう、玄」
小走「ホテルの場所はちゃんと分かってる? 帰れる?」
玄「だ、大丈夫です! すぐそこですから!」
小走「そう。それじゃあ──」
チュッ
玄「ふえぇっ!?」ビクッ
小走「おでこだし、これくらいはいいでしょ?」ニコッ
小走「それじゃ、気をつけて帰りなさい」ヒラヒラ
玄「」
玄「」
玄「」
玄「」
完
ここまでやったなら再会編までやるのが筋ではないだろうか
ふぅ
ぶっちゃけ透華竜華選ばれたら投げるつもりだった
尻切れだけど終われて何より
>>132
書いてもいいのよ?
どっちにしろ今から出るから無理っす
ヤル気が起きたらスレたてるよ
バイ
乙
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