P「もしかして、アイドル辞めたいのか？」

P「せっかくCDも出して今が時期なのに」

凛「違うよ」

P「そうか、それならよかった」

P「辞めたいって言ったら…」

P「全力で止めるつもりだったし」

凛「…え？」

P「あ、それって迷惑か」

凛「そんなことないよ」

凛「てか私辞めないし」

凛「まぁいつかは引退するんだろうけど今はないよ」

P「よかったよかった」

P「お前と離れるのは嫌だからなぁ」

凛「！」

P「ほら、まだお前しか担当したことないし」

P「他の奴と気が合いそうにないからさ」

凛「…」

凛「…それってプロデューサーとしてどうなの？」

P「…ダメだろうなぁ」

凛「ふふっ、だったらいっそのことプロデューサー辞めちゃえば？」

P「そ、そんなこと言うなんてもしかして俺に不満があるのか」

凛「ないよ」

P「じゃあなんで…」

凛（私と一緒に花屋やるためにだよ）

凛「ふふっ」

しえん

P「なんだよその笑いは」

凛「…別に」

P「はぁ、でも俺お前以外の面倒みれる自信ないんだよなぁ」

P「最近社長にもう１人面倒みないかって言われてるんだけど…」

凛「…」

凛「ダメだよ、プロデューサー私で手一杯なんだから」

P「そう言ってもなぁ」

凛「ちなみになんて子？」

P「ん？」

P「確か三村かな子って名前だったかな」

凛「…かな子」

P「なんだ？知り合いか？」

凛「幼なじみと言うかそんな感じ」

P「ほぉ、だったら面倒みれるかもな」

凛「…」

実際凛ちゃんとかな子って交友関係あるんだろうか？

つづきまだー？

書かないならかいちゃうぞ

P「凛も知り合いが一緒の方が気が楽だろ？」

凛「…そうだけど」

P「よし、なら社長に言ってくるか」

凛「えっ、ちょ…」

凛(プロデューサー…)

凛「…独り占めできなくなる」

凛「…はぁ」

凛「プロデューサーの話が通ったらもう二人で移動とかはなくなる」

凛「でもかな子なら…」

凛「あぁー」

凛「…」

凛「ヤダなぁ」

かな子可愛すぎわろた

凛「こんなことを思う自分が最低」

凛「…かな子がいても頑張ればいいだけ」

凛「…」

凛(ん、戻ってきた)

P「社長に言ってきたよ」

P「明日からかな子も担当することになった」

凛「よかったね、頑張らなきゃじゃん」

P「そうなんだよ…」

P「さっきも言ったけど自信がない」

凛(弱気なプロデューサー可愛いな)

P「はぁ、アイドルにこんなこと言うもんじゃないよな」

凛「私はかまわないよ」

凛「今までもそうだったし、プロデューサーの力になれるなら」

P「凛…」

P「ありがとな」

がんばってくれ

俺はモゲマスのSS増えてくれて嬉しいな

ほしゅ

まだー？

凛自宅

凛（ダメだな私。ホントは私だけをプロデュースして欲しいのに。そんなわがまま言えないや）

凛「ねー花子。私どうしたらいいんだろうね」

花子「ﾜﾝ」

凛「って、花子にはわかんないか」

花子「ｸｩｰﾝ?」ｺﾞﾛﾝ

凛「何？　お腹なでて欲しいのかー？　素直でかわいいなぁ花子は」ナデナデ

凛「素直、かぁ……」ナデナデ

いつからだろう。
プロデューサーのことこんなに気になるようになったの。

街でスカウトされた時？
初めてのレッスンで褒めてもらったとき？
初めてのオーディションで勝って、私以上に喜んでるプロデューサーを見たとき？
ライブバトルで負けてしまって、慰めてもらったとき？

いつからなんだろう？

凛「うーん……。いつからだろう」ナデナデ

花子「はぁはぁ」

凛「……。考えなくていいか。今は」ﾊﾟｯ

花子「くぅーん……」

凛「寝よ。おやすみプロデューサー。……ふふ、なんて」

ほ

>>44
おい待て

ちょっと眠りに落ちたら始まってたからいいかなぁと思って

>>47
そんなことはいいから>>27から書いてくれ

凛（…一生プロデューサーの力になるからね）

凛「なんてね」

P「なんか言ったか？」

凛「…何も言ってないよ」

凛「それよりかな子の可愛さにやられないようにね」

P「な、大丈夫だ！」

P「アイドルと恋愛沙汰は起こさない！絶対だ」

凛「そう」

ほ

P「よし、じゃあ今日の予定も終わったことだし…」

P(どこか食べに行くか！二人で)

P(とか、言ってみたいな)

P(…でも今さっきそういうことはないって言っちゃったしな)

P「帰るか！」

凛「…そうですね」

P「凛もこんなだし…」

小梅のSSって無いよなぁ･･･
自分で書くしかないか

>>55
脇役だったらでてるやつあるけどね
P「違約金って知ってるか」みたいなスレタイの奴

凛「私がなにか？」

P「あ…いや、なんでも」

P「じゃ、じゃあ明日な」

凛「はい、お疲れ様です」

凛「…」

>>56
杏ときらりのSSだよね
見てたけど名前すら出てなかったような

事務所でホラー映画見てる奴もいる、みたいなシーンはあった気がするけど

>>58
後日談っていうか本編とは別みたいなおまけみたいな感じで書いてあったよ。

>>59
まじか、URLとか教えて欲しいな(ﾁﾗｯﾁﾗｯ

～次の日～

凛「おはようございます」

P「凛きたか、おはよう」

かな子「凛ちゃんおはよ～」

P「いやぁ、かな子って面白いな」

P「凛がくる前にいろいろ話したけど」

P「こんなことだったらもっと早くから担当してればよかったよ」

凛「…」

凛「そう」

>>60
URL貼っていいかわからんから、まとめサイトあさってくれぃ

ほ

かな子「凛ちゃん凛ちゃん、プロデューサーさんっていい人だね」

凛「え？」

かな子「さっきご飯に連れててもらっちゃった」

凛「は？」

P「あぁ、親交を込めてな」

凛「…そうなんだ」

凛(私、連れてってもらったことない)

P「そういや凛のときは行けなかったよな」

P「あのときは俺も初めてでなにしたらいいかもわからなかったから…」

凛（よかった、行ってないこと謝ってくれた）

凛「じゃあ今度…」

かな子「あ、プロデューサーさん」

かな子「そういえば今日お菓子作ってきたんですよ」

P「お、マジか」

凛「…」

ほほほ

寝てるんじゃないの？

>>71

かな子「美味しいですか？」

P「……美味いじゃないか」

かな子「味見はばっちりですから」

P「……味見でどれだけのクッキーが消えたのやらな」

かな子「あ、あは、はは……」

P「料理得意なんだな、その方向でも売りに出せそうじゃないか？」

かな子「……あぁいう番組で作られた料理って、『あとでスタッフが美味しく頂く』、なんですか？」

P「自分で食べてもいいと思うぞ」

かな子「ホントですか！？」ｷﾗｷﾗ

凛（私、特別料理が上手いってわけじゃないし）

凛（……負けちゃうな、これは）

P「過食は控えてくれよ、頼むから」

かな子「あくまで一般的な量の食事ですよ、私はっ」

P「……どうかな」

かな子「……ごめんなさい」

P「いや、謝ることはないぞ。ただそのまま維持してくれた方がいいな」

かな子「？　痩せなくて、良いんですか？」

P「……失礼だと承知の上で言うが……ぽっちゃり系アイドルという方面で出したい」

P「凛とは正反対の方向でな」


凛（それは私のプロデュースに飽きたから）

凛（……何バカな事を考えてるんだか、私は）

P「あとはそうだな……」

凛「ねぇ、プロデューサー」

P「ん？　どうした？」

凛「レッスン、行ってくるね」

P「おう、頑張れよ」

かな子「……」


凛（身体動かせば、気分もスッキリするかも）

凛（……別に、逃げた訳じゃない。絶対そう）

かな子「……凛、ちゃんっ」

かな子「速いよ、凛、ちゃん……はぁ、はぁ……」

凛「どうしたの？　プロデューサーと話してるんじゃ？」

かな子「あ、あのね？　何だか、怒ってない……かな、って」

凛「怒る……そんなことないけど」

かな子「そ、そうなんだ。ごめんね、それだけだから」

凛「……ふーん」

かな子「レッスン、頑張ってね」

凛「頑張ってくる」

かな子「私も頑張らなくっちゃ」ﾌﾝｽ

凛（ミス、多過ぎ……）

トレーナー「凛ちゃん、もしかして体の具合悪いの？」

凛「大丈夫です。今日はちょっと疲れてるだけで」

トレーナー「今日はこれぐらいで切り上げましょうか。区切りはついたし」

凛「はい、ありがとうございました」


P「おかえり凛」

凛「この後、ラジオ収録だよね？」

P「ああ。かな子はどうする？　スケジュールは入ってないから、帰るか？」

かな子「私、ついていっちゃだめですか？　勉強になると思うんですけど……」

凛「……」

P「もちろん良いぞ。熱心なのは良い事だ」

凛（……そう、良い事だよ）