まどか「杏子ちゃんかわいい」

杏子「なっ…！」

まどか「すごくかわいい」

杏子「い、いきなり何を」

まどか「頭をなでなでしたい」

ナデナデ

杏子「って、もう撫でられてる！？」

まどか「杏子ちゃんわたしの家に来ない？」

杏子「は？なんで私が？」

まどか「・・・まっしろご飯」

杏子「」

まどか「・・・ピザ、お寿司」

杏子「…」

まどか「・・・カルビ、たん塩、お寿司」

杏子「ぐぐぐ」

まどか「・・・・・・１ホールケーキ」


杏子「しょ、しょーがねぇなー！！」

まどか「やたっ！」

まどか「かわいいかわいい」

ナデナデ

杏子「うー…」

まどか「本当にかわいい」

ナデナデ

杏子「何なんだ、これは…」

まどか「♪」

杏子「なぁ、まどか」

まどか「？」

杏子「一体、何がしたいんだ？」

まどか「私はただ、杏子ちゃんがかわいいから愛でているだけだよ？」

杏子「あうぅ…」

まどか「杏子ちゃんかわいい」

杏子「うぅっ…」

まどか「杏子ちゃん大好き」

杏子「へぇっ！？」

まどか「どうかした？」

杏子「い、今、す、好き、とか」

まどか「うん、好きだよ？」

杏子「なっ、そんな、平然と」

まどか「だって杏子ちゃん、かわいいから！」

杏子「あわ、あわわ…」

まどか「杏子ちゃん大好き～！」

杏子「はわわわ…」

まどか「杏子ちゃんかわいい」

杏子「よ、ようやく…」

まどか「杏子ちゃん大好き」

杏子「この状況にも、慣れてきたが…」

まどか「えいっ♪」

ギュムッ

杏子「ぎゃあああああっ！？」

俺「俺も仲間に入れてくれよ～(マジキチスマイル)」

俺「えへへ♪だーいすき！」ｷﾞｭ

>>16「ぎゃああああ」

まどか「杏子ちゃんの身体、あったかいね～」

杏子「ま、まどか、何を」

まどか「ティヒヒ、抱き付いちゃった」

杏子「だ、だ、だ…」

まどか「あったかくて、やわらか～い！」

スリスリ

杏子「はひゃああぁ！？」

まどか「あとね、杏子ちゃん」

杏子「こ、今度は何だよぉ…」

まどか「杏子ちゃん、いい匂いがする」

クンクン

杏子「や、やめろぉ！？」

まどか「やめませ～ん♪」

クンクン

杏子「くっ…」

まどか「ん、どうしたの？」

杏子「臭く、ない、よな…？」

まどか「杏子ちゃんの身体は、いい匂いがするに決まってるよ」

クンクン

杏子「うぅっ…」

まどか「それに、安心して」

杏子「な、何が？」

まどか「杏子ちゃんが寝ている間に、杏子ちゃんをお風呂に入れておいたの」

杏子「…はっ？」

まどか「身体の隅々までキレイにしてあげたから、全部いい匂いだよ！」

杏子「ちょっ、待って、えっ？」

まどか「あぁもう、杏子ちゃん大好き！」

スリスリ

杏子「えっ、えっ、えっ？」

まどか「下の毛がモサモサしてたのも、ちょっと意外だったけどかわいいよ！」

杏子「はわばばばぁ！？」

まどか「もう、杏子ちゃんったら変な声を出して」

杏子「だ、だって、まどか」

まどか「そんな杏子ちゃんもかわいいよ？」

杏子「そ、そう言えば、私、昨日から記憶が…」

まどか「ティヒヒ」

杏子「まどか、お前、何をした！？」

まどか「昨日は、杏子ちゃんが私の家に遊びに来たんだよ」

杏子「そうだ、>>6みたいな誘われ方をして、私はまどかの家に…」

まどか「結構たくさん用意したんだけど、杏子ちゃんったら、みんな平らげちゃったよね」

杏子「そ、そうだな。ここ２日くらい、ろくな食い物にありつけなかったから…」

まどか「で、満腹になったらすごく眠そうだったから、ウチに泊まっていくことになったんだよ」

杏子「あぁ、思い出した。今まで体験したことのない、強力な睡眠薬でも飲まされたような眠気が…」

まどか「…」

杏子「…」

まどか「ティヒヒ」

杏子「おい」

まどか「そうだ、杏子ちゃん」

杏子「…何だ？」

まどか「ポッキーの新作が、戸棚にあるんだけど、食べる？」

杏子「…食べる」

まどか「うん、じゃあ持って来るよ」

杏子「って、誤魔化されるかあぁっ！」

まどか「…杏子ちゃん、怒ってる？」

杏子「この後、納得のいく説明をしてくれなきゃ、怒るかもな」

まどか（明らかに、もう怒ってるよ。ポッキーをあげたくらいじゃ、機嫌は治らないか）

杏子「私が昏睡してる間、何をしたのか、教えてもらおうか」

ポリポリ

まどか（あっ、ポッキー）

杏子「…」

ポリポリ

まどか（うーん、駄目だ。ガマンできない）

パクッ

杏子「！？」

まどか「♪」

ポリポリ

杏子（えっ、まどか、アタシがくわえてるポッキーの反対側を？）

まどか「♪」

ポリポリ

杏子（馬鹿、このまま進んだら、口が）

まどか「んー…」

ムチュッ

杏子「！！」

まどか「んふ～♪」

杏子「んむ～！？」

まどか「ぷはっ…」

杏子「へぁっ…」

まどか「ごめんね、つい我慢できなくなっちゃって」

杏子「キス、嘘、えっ…」

ボーゼン

まどか「ついでに謝っておくけど」

杏子「…」

まどか「今のは、杏子ちゃんのファーストキスじゃないからね」

杏子「…ふぇっ？」

まどか「ティヒヒ」

杏子「…も、もしかして」

まどか「…昨日の夜、奪っちゃったのは、唇だけじゃないけどね」

ポッ

杏子「あっ、あぅっ…」

ヘナヘナ

まどか「ごめんね。杏子ちゃんが好き過ぎて、ついつい」

杏子「もう、本当に、何をしたんだよぉ…」

まどか「…わかった、話すよ。昨日の夜の出来事を」

杏子「た、頼む」

まどか「ちょっとショッキングな話かもしれないけど、

まどか「…わかった、話すよ。昨日の夜の出来事を」

杏子「た、頼む」

まどか「ちょっとショッキングな話かもしれないけど、大丈夫？」

杏子「実行犯の言うセリフじゃないような気がするけど、とりあえずいいから早く」

まどか「うん、じゃあ昨日の夜…」

杏子『うめー』

ガツガツ

杏子『うめー』

ガツガツ

杏子『あれ、何だか眠く…』

バタン

まどか『…』

ニヤリ

まどか『ティヒヒ、大成功！』

まどか『これで杏子ちゃんは、朝まで絶対に目を覚まさない！』

まどか『あんなことも、こんなことも、何でもできる！』

まどか『えへへ～、杏子ちゃん大好き～！』

スリスリ

杏子『』

まどか『杏子ちゃんに頬ずりしちゃった！』

まどか『でもでも、今日の私はこんなもんで終わらない！』

まどか『ずっとこの日を待ってたんだもん。あらん限りの欲望を杏子ちゃんにぶつけちゃうからね！』

ムギュムギュ

杏子『』

まどか『そ、それでは早速』

まどか『杏子ちゃんのぷっくりとした唇』

まどか『…いただきます！』

チュッ

まどか『♪』

杏子『』

杏子「そうか、そこで私のファーストキスは奪われたって訳か…」

ガックリ

まどか「…ねぇ、杏子ちゃん」

杏子「何だよ？」

まどか「ごちそうさまでした♪」

杏子「うるせぇ！」

まどか『杏子ちゃんとキスしちゃったよ！』

まどか『これはもう、結婚したのと、ほとんど同じこと！』

まどか『つまり、今夜は新婚初夜…』

まどか『となれば、やることは一つ！』

杏子『』

まどか『…と、慌てない、慌てない。夜は長いんだから』

まどか『まずは杏子ちゃんの身体を、キレイにしてあげなきゃ』

クンクン

まどか『ティヒヒ、外で生活してる人の匂いだ』

杏子『』

杏子「やっぱり臭かったんじゃないかあああぁっ！」

まどか「杏子ちゃん落ち着いて、私はあっちの杏子ちゃんの匂いも好きだよ！」

杏子「フォローにならねぇよ、そんなもん！」

まどか「本当に、あれはあれで好きなんだけどなぁ」

杏子「うぅっ、臭わないように色々と気を付けてるのに…」

まどか「と、とにかく、杏子ちゃんもお風呂に入りたいかな、と思って連れて行ったの」

杏子「連れて行った、というか…」

まどか「それでね…」

杏子「あれ、ちょっと待てよ」

まどか「？」

杏子「まどか、よく私の身体をひとりで運べたな」

まどか「えっ？」

杏子「意識を失った人間の身体って、かなり重いんだ。消防士みたいな訓練を受けてないと、なかなかひとりでは運べない」

まどか「大丈夫だよ。杏子ちゃんの身体、そんなに重くなかったし」

杏子「そういう問題じゃないんだよ。小さな子どもだって、30キロ近くあるんだから」

杏子「魔法少女なら話は簡単だけど、まどかは契約してないだろ」

杏子「普通の女子中学生には、かなりの重労働だったと思うんだけど」

まどか「…」

杏子「？」

まどか「杏子ちゃんって、やっぱりすごいね」

杏子「えっ？」

まどか「かわいくて、カッコ良くて、頭もいいなんて、卑怯だよ」

杏子「…何か、まだ隠してたな？」

まどか「うん、杏子ちゃんの言うとおり。私の力だけじゃ、杏子の身体は運べなかった」

杏子「…共犯者がいるんだな」

まどか「その言い方は間違いだよ。ある意味、正解だけど」

杏子「どういう意味だ？」

まどか「本人の口から説明してもらった方が、いいのかな…」

杏子「！」

まどか「出てきてください、マミさん」

ガラッ

マミ「…」

杏子「マミ！？」

杏子（って、えっ…）

杏子（左手はビデオカメラを撮影中）

杏子（右手は自分の股間を愛撫中）

杏子（なんだこれ、なんだこれ？）

まどか「先に断っておくけど、マミさんは杏子ちゃんの身体に、何もしてないよ」

まどか「マミさんが杏子ちゃんに触ったのは、運搬作業のときに手伝ってもらっただけ」

まどか「それ以外はずっと撮影しながら、ひとりで楽しんでたんだよね、マミさん？」

マミ「…」

ハァハァ

杏子「なんで、マミが、そんなことを…？」

まどか「マミさん、杏子ちゃんのことが好きなんだって」

杏子「はっ、えっ！？」

まどか「でも、その愛情がちょっぴり歪んでるみたいでね」

マミ「…」

ハァハァ

まどか「大好きな杏子ちゃんが、他の人に寝取られるところを、覗き見るのが幸せなんだって」

杏子「…否定しないってことは、そうなんだな、マミ」

マミ「…」

コクリ

まどか「だから、マミさんのことは気にしなくていいの」

杏子「いや、そう言われても」

まどか「見せつけてあげればいいんだよ、私と杏子ちゃんのラブラブっぷりを。その方が、マミさんも喜ぶんだから」

杏子「うぅっ…」

チラッ

マミ「…」

ハァハァ

まどか「あぁもう、説明ばっかりで飽きちゃった。せっかく杏子ちゃんが目の前にいるのに」

杏子「ま、まどか…」

まどか「え～い♪」

ムギュッ

杏子「！」

マミ「！」

まどか「杏子ちゃん、かわいくて、大好き！」

スリスリ

杏子「ちょっと、おい！」

まどか「どうしたの、杏子ちゃん？」

杏子「マミが見てる前で、そんなこと…」

まどか「何を言ってるの、今さら？」

杏子「だ、だって…」

まどか「昨日も、今日も、私たち、ずっとマミさんに見られてたんだよ？」

杏子「あうぅ…」

まどか「かわいいなぁ、杏子ちゃん」

ナデナデ

杏子「は、恥ずかしいから…」

チラッ

マミ「…」

クニュクニュハァハァ

杏子（なんか、股間をまさぐってるし…！）