ほむら「上の口では喜んでいても下の口は正直ね、まどか」(215)

まどか「あーん・・・らめー・・・いっちゃうよー・・・・・」

ほむら「・・・・・」

まどか「んあー・・・らめーほむらちゃイタッ」

ほむら「・・・・・」

まどか「いやあーっほむらちゃんの濡れそぼった指がわたしのみだらな花弁を生卵をかきゅっ」

ほむら「・・・・」

まどか「・・・いやあーっほむらちゃんの濡れそぼっ」

ほむら「・・・・やり直せばいいってものでもないのよ」

まどか「ほむらちゃんが言うと説得力あるね・・・」

ほむら「・・・・・」

まどか「らめー・・・・・えっと、わたしの膣内に怒張した男性のしょうちょ」

ほむら「そこは読まなくていいわ」

まどか「あ、うん。・・・・・を迎え入れた濡れそぼったわたしの膣内が・・・・・ちつないが・・・・・・じゅ、じゅどう?」

ほむら「まどか、それは蠕動と読むのよ」

まどか「あ、うん・・・どういう意味かな」

ほむら「明鏡国語辞典の記述を要約するなら、ミミズが体をくねらせるように筋肉が収縮することらしいわ」

まどか「・・・・・」

ほむら「・・・・・ごめんなさい」

まどか「ううん、つづけて」

まどか「・・・ほむらちゃん。“濡れそぼった”もう6回目だよ・・・」

ほむら「“生卵をかき回すように”も4回目ぐらい出てきたわね・・・」

まどか「ごめんねほむらちゃん、えっちな本読みながらなら雰囲気でるかなって思ったんだけど」

ほむら「まどかは悪くないわ。テキストとこれを持ってきた私が悪いのよ」

まどか「・・・どうしよっか」

ほむら「とりあえず指は動かした方がいいかしら」

まどか「うん。それじゃあ・・・イタッ」

ほむら「ごめんなさい」

まどか「・・・こんな格好で言うことじゃないけど、その、あんまり自分を責めないでね?」

ほむら「・・・・・」


ほむら「・・・・・その、なにか希望とかあるかしら」

まどか「うーん・・・」

ほむら「・・・・・クシュンッ」

まどか「・・・服、着よっか? まずは」

ほむら「・・・・ええ」

まどか「気にしないで、わたしも足をひろげっぱなしで太ももが疲れてきちゃっただけだから! てぃひっ」

ほむら「・・・・ごめんなさい、気づいてあげられなくって」グスッ

まどか「わわっ、えっとそんなんじゃなくって、」

ほむら「とりあえず服着ましょう・・・」グスン

まどか「うん・・・」

まどか「・・・・」

ほむら「・・・・」

まどか「・・・えっと、足くずしてもいいよ。・・・・・ほむらちゃんの家なんだから」

ほむら「そ、そうよね・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・し、しりとりでもやる?」

ほむら「え・・・」

まどか「・・・ごめん」

風呂を浴びます

ほむら「・・・り、りんご」

まどか「・・・」

ほむら「まどか、“ご”よ」

まどか「ううん、しりとりは自分でもなかったと思うよ・・・」

ほむら「・・・その、じゃあ、さっきの話なのだけれど」

まどか「うーん・・・・・襲われる、とか?」

ほむら「わたしが、まどかを、その・・・襲うの?」

まどか「うん。・・・なんかこう、めちゃくちゃにされちゃう感じで」

ほむら「うーん・・・」


ほむら「・・・えっと、では、いきます」

まどか「・・・う、うん」

ばたーん

まどか「ほむらちゃー・・・っ!!  うぅっ・・・」うるうる

ほむら「ま、まどかどうしたの!? 大丈夫?!」

まどか「・・・ちょーっと、足の小指、ぶつけちゃって・・・」

ほむら「・・・その、柔らかいところで、する?」

まどか「うぅうう・・・」グスッ

ほむら「ごめんなさい・・・」すりすり


ほむら「まどか、大丈夫?」すりすり

まどか「うん・・・ほむらちゃんがさすってくれたから痛みもひいたよ。てぃひひっ」

ほむら「よかったわ・・・ごめんなさい、痛い思いばかりさせちゃって」

まどか「もう、謝らないでよ」

ほむら「・・・・・」

まどか「・・・・・」

ほむら「えっと、・・・愛してるわ、まどか」

まどか「・・・あ、うん。わたしもほむらちゃんのこと、大好きだよ」


まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・ごめんね。表現力なくって」

ほむら「私の方が語彙が足らないわ・・・でも愛してるのは本当よ」

まどか「・・・」

ほむら「それじゃあ、その、・・・・・鹿目まどかをめちゃくちゃにしてやるわ!!」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」

まどか「・・・いやーん、ほむらちゃんに、・・・えっと、めちゃくちゃにされちゃうよー!!」

ほむら「・・・」

まどか「・・・」

まどほむ(なにやってるんだろう、わたし・・・)


ほむら「ええと・・・そのナマイキな身体をめちゃめちゃにしてやるぜーっ」

まどか「・・・」

ほむら「・・・」ぷちぷち

まどか「ん・・・」

ほむら「・・・」ぷちぷち

まどか「・・・自分でぬごっか?」

ほむら「それには及ばないわ」ぷちぷち

まどか「ていうか、わたしの服を無理やり破っちゃっても」

ほむら「え、でも・・・このブラウス、まどかに似合ってて可愛いからもったいなくて・・・」

まどか「・・・ごめんね、変なこといっちゃって。あとボタンが多い服着てきちゃって」

ほむら「・・・私の方こそ、不器用でごめんなさい」


ほむら(・・・あれ? あれっ・・・?)

まどか「・・・これ、フロントホックだよ」ぷちっ

ほむら「あ・・・」

まどか「・・・」

ほむら「・・・ええと、それじゃあ私も脱ぐぜー」

まどか「・・・」

ほむら「ごめんなさい・・・こういう時、どうすればいいか分からなくって」

まどか「・・・それはおたがいさまだよ」


まどか「・・・生まれたままの一糸まとわぬ姿だね、ほむらちゃん」

ほむら「・・・・・」

まどか「あ・・・でもきれいでかわいいのはほんとだよ、ほんとにそう思うもん」

ほむら「ありがとう、まどか」

まどか「・・・とりあえず、ちゅー、する?」

ほむら「・・・うん」

ぎゅっ

まどか「・・・ん・・・」

ほむら「・・っ・・・・」



凸<・・・ゥン! ズンッズゥーン! ズンドコ! き・よ・し!!


ほむら「・・・まどか、メールよ」

まどか「ごめん・・・電源切っとけばよかったね」


まどか「・・・」めるめるめる ぴっ

ほむら「・・・誰から?」

まどか「さやかちゃん。『あたし、やっぱこんな身体で恭介にキスしてなんて言えないよ・・・!』だって」

ほむら「・・・」

まどか「『了解しました』って送っといたよ」

ほむら「・・・了解しました」


まどか「いいよ? 続けて」

ほむら「・・・うーん」

まどか「・・・そうだよね、ごめんね。ズンドコ節はないよね」

ほむら「そんなことないわ。・・・ええと、そうじゃなくて」

まどか「さやかちゃんはmixiで誰かが同情コメつけてくれてるだろうから大丈夫だよ」

ほむら「そうでもなくて・・・これからどうしていいか分からなくなっちゃった、というか」

まどか「そうだよね・・・えっと、お話する?」

ほむら「・・・そうね」


まどか「・・・たぶん、えっちな本とか読みすぎたのがいけないんだと思う」

ほむら「そうね・・・私も、まどかも」

まどか「だからなのかな・・・こうやって足を開いて、ほむらちゃんがあそこをなめるでしょ?」

ほむら「ええ」

まどか「それで「ああーん」って声出ちゃったとするでしょ?」

ほむら「・・・」

まどか「『“ああーん”って・・・“ああーん”はないよ、昭和じゃん』て、自分にツッコミ入れちゃうの」

ほむら「わかるわ・・・『素っ裸でなにやってるんだろう』とか急に思うのよね」


ほむら「本当、言葉責めなんて恥ずかしげもなくできる人の気が知れないわ」

まどか「・・・ごめんね。さっきからわたしの趣味で無理言って言葉責めなんてさせちゃって」

ほむら「あ・・・ううん、いいのよ。私もがんばるから」

まどか「うん・・・普通のえっちを、普通にすればいいんじゃないかな」

ほむら「そうよね・・・」

まどか「・・・・・」

ほむら「・・・・・」


まどか「・・・ほむらちゃん。普通って、なんだろう?」

ほむら「・・・ごめんなさい、難しいわ」


ほむら「・・・どうしてもよけいなこと考えてしまうわ」

まどか「うん。かえるみたいに足広げながら「いやーん」なんて言ってるの想像したら、やっぱりふき出しちゃうよ」

ほむら「もうちょっと別のこと考えられるようにならないかしら?」

まどか「そうだね・・・やっぱり、もうちょっと別なシチュエーションでも考える?」

ほむら「そうね・・・じゃあ、私がまどかに監禁されているとか」


まどか「ええっと、容姿端麗、才色兼備、文武両道のほむらちゃんはわたしに手込めにされちゃいました」

ほむら「そうね。わたしはあなたに友達としての感情しかなかったけれど、まどか側はそういう気持ちがあったのよ」

まどか「・・・ないの?」グスッ

ほむら「あ、あるわ! 今のはそういう設定ってだけで、私はまどかを愛しているもの!」

まどか「ふふ、よかった。・・・ごめんね、それで?」

ほむら「うーん・・・とりあえず、私は縛られていて、ソウルジェムもだまされて隠されているのよ」

まどか「そっか、普段は強い女の子が抵抗できなくされてるのも大事だもんね」

ほむら「うん。それで、縛られた当初はまどかのことを、きって睨むの。あなたの思い通りにはならないわ、って」

まどか「えっちなことなんて興味ない、クールな女の子だもんね」

ほむら「・・・ごめんなさい」グスッ

まどか「わわっ、そういう設定の話だよ!?」


まどか「それでね、ほむらちゃんはわたしを汚い目で見るんだよ」

ほむら「難しそうね・・・えっと、そのときはまだ私は服を着ているの?」

まどか「あ、うん。紅茶に睡眠薬を入れてたって設定だから、たぶん」

ほむら「でも睡眠薬って、そんなすぐ効くようなものは簡単には手に入らないんじゃない?」

まどか「たしかに・・・じゃあ、だましてお酒を飲ませたとかでどうかな?」

ほむら「そうね。アルコールも入っていれば睡眠薬も効きやすくなりそうね」

まどか「あ、睡眠薬もあるんだ」

ほむら「うん、私が探してくるわ。それで、私はまどかにアルコールと睡眠薬を飲まされて縛られたのよね」

まどか「うん・・・あ。そうだほむらちゃん。縛るときって、ちょうちょ結びでもいいのかな?」

ほむら「大丈夫、ほどけない程度の抵抗になるように努力するわ」

まどか「ごめんね。私、ちょうちょ結びとかた結びしかわからないんだ・・・」

ほむら「それよりも、だいぶ話がずれてる気がするのだけど」


まどか「あ・・・ごめんね。変なところばっかこだわっちゃって」

ほむら「ううん、ディテールは大事よ。神は細部に宿るともいうわ」

まどか「ありがと・・・じゃあ、まずほむらちゃんの服を脱がすの」

ほむら「縛られているから、破ってしまってかまわないわ」

まどか「え、でもほむらちゃんの服が・・・」

ほむら「心配ないわ。そのときには前の学校のクラスTシャツにでも着替えておくから」

まどか「ほむらちゃん・・・」なでなで

ほむら「・・・うぅ・・・」グスッ


まどか「でもほむらちゃん、わたし、Tシャツを破り切れる自信ないかも」

ほむら「あ、そうよね」

まどか「がんばっても、洗濯しすぎでよれたぐらいにしかならないと思うよ」

ほむら「そうね・・・それなら、ハサミで下から切っていくのはどうかしら? 刃物で私を脅すこともできるわ」

まどか「それいいかも! じゃあ、私はうなじに刃物つきつけて脅すね!」

ほむら「そうそう! そしたら私は下着姿にされて、まどかになにか屈辱的なことでも言われるのよ」

まどか「・・・『出るとこの出た、いいカラダしてんじゃねーか』?」

ほむら「・・・ごめんなさい、そこまで言ってもらえるほどの自信は持てないわ」

まどか「・・・なんかごめんね」


ほむら「とにかく下着もはぎとられて、私は抵抗むなしく裸にされるのよ」

まどか「・・・“生まれたままの姿”になって、“羞恥に頬を染める”んだね?」

ほむら「ぷふっ・・・・・そうよまどか。“濡れそぼった花弁”を、“生卵をかき回すように”」

まどか「くふふっ・・・もうっ、笑わせないでよ!」

ほむら「先にはじめたのはまどかじゃない!」


まどか「・・・やっぱり、こんなこと考えちゃうからえっちに集中できないんじゃないかな」

ほむら「そうよね・・・してる間になにも言えなくなっちゃうもの」


ほむら「そうそうまどか、私がまだ縛られて服を脱がされたままよ」

まどか「そうだった。風邪ひいちゃうね」

ほむら「・・・着る?」

まどか「あ、今はいいよ・・・ていうかほむらちゃんあったかいし・・・」

ほむら「そうね・・・まどかもあったかいわ」

まどか「てぃひひ・・・でね、やっぱり最初は媚薬を注射とかじゃないかなあ」

ほむら「そうね。魔法少女が堕とされるなら、媚薬か触手が大事よね」

まどか「わたし、触手は出せないよ・・・」

ほむら「むしろ出せたら困るわ・・・」


まどか「あと、戦う女の子がむりやりされるなら、大事な人が人質に取られてるなんてどうかな?」

ほむら「でも今のまどかは犯人じゃない。人質になれないわ」

まどか「あ、そっか・・・って。急にはずかしいこといわないでよ・・・!」

ほむら「だって、私の一番大事な人はまど」

まどか「話をもどすよ! ほむらちゃんは乳首をなめられたりしてびくんびくんなっちゃうのっ」

ほむら「そうね、私も「好きでもない人に」・・・うーん」

まどか「・・・だめかな?」

ほむら「その設定の私は、まどか以外に好きな人がいるってことなのよね?」

まどか「あ・・・うん、そうだよ」

ほむら「ちょっと思い浮かばないわね・・・うーん・・・・・」

まどか「そんなまじめに悩まなくてもいいよ、ちょっぴりうれしいけど・・・」


ほむら「・・・もうバイブかローターでもつっこめばいいんじゃない?」

まどか「そんな、自分の身体を粗末にしちゃだめだよ・・・」

ほむら「そういう犯人はもっと女の身体を粗末にするものだと思うけれど・・・」

まどか「わたしがいやなの!」

ほむら「じゃあ、間をとって乳首に電気ショックで」

まどか「どこと間をとったらそんな流れになるの・・・」

ほむら「とにかく好きでもな・・・その、友情的な意味でしか好きでなかった人に」

まどか「もう私が鹿目まどかやめるよ! 赤の他人になるよ!」

ほむら「そんな・・・まどかじゃないまどかなんて、まどかじゃないわ!」


ほむら「なんの話だか分からなくなってきたわ・・・」

まどか「とりあえず、最後にいかされておかしくなって死んだ目になるってことでいいんじゃないかな」

ほむら「そうね。数ヶ月後に誰の子だか分からない子をはらんでお腹を膨らませてるのよ」

まどか「・・・それは、無理あるよ」

ほむら「いや、でも最近はiPS細胞・・・そういう話じゃなかったわね」

まどか「でもわたし、ほむらちゃんの子どもならほしいなあ」

ほむら「それなら私だってまどかの子どもならほしいわ」

まどか「迷うところだけど、今は先にえっちしない?」

ほむら「そうね。じゃあ、Tシャツに着替えてくるわ」


まどか「・・・ねぇ、ほむらちゃん。最初ってどんな台詞かな? あと前戯って何分ぐらいがいい?」

ほむら「・・・残念だけど、そういうこと考えはじめた時点で、もうアウトかもしれないわ」

まどか「うぅ・・・」


まどか「どこからだめだったのかな・・・」

ほむら「二人してシチュエーションを大まじめに考え始めたところから間違ってたのよ・・・」

まどか「ごめんね。冷えちゃうからこっちきて、背中あっためるよ」ぎゅ

ほむら「ありがとうまどか。気にしないで、私がそういう雰囲気作るの下手なのがいけないんだから」ぎゅ

まどか「・・・ほむらちゃんの携帯ひかってるよ」

ほむら「今はいいわ」

まどか「さやかちゃんだったら、申し訳ないなって」


From:巴マミ
Sub :おいしいモンブラン食べちゃった(*^^*)
添付ファイル:1

イイダのコージーコーナーで安売りしててつい買っちゃった(>_<;)
とーってもおいしいの!(´∀`*)v
でも暁美さんが来るころには食べ終わっちゃうかも笑
写真だけでもおすそわけしちゃいます(*^O^*)



まどか「マミさん・・・ツイッターとかはじめればいいのに・・・」

ほむら「了解しました、っと」めるめる


  ◆  ◆  ◆

ほむら「というわけなのだけど、どうしたらいいのかしら」

杏子「知るか!」

ほむら「・・・あ、mixiというのはね、インターネットで友達とおしゃべりするホームページのことよ」

杏子「それぐらい知ってるよ・・・こないださやかが『マイミク切られたー』とかグチってたし」

ほむら「ちなみに巴マミはやってないわ」

杏子「マミ・・・・・」


杏子「あのなぁ、あたしに言わせりゃあ、あんたら二人とも考えすぎなのさ」

ほむら「・・・」

杏子「先にどうなるか決めてその通りにやるだけぇ? そんなのどこが面白いんだっつの」

ほむら「・・・」

杏子「いいか、惚れた腫れたってのはなぁ、明日のことなぞお天道様にもわかんねーからどきどきするんじゃないのかい」

ほむら「・・・」

杏子「嬢ちゃんたちがやってんのは恋愛ごっこだ、甘ちゃんのオママゴトなんだよ」

ほむら「・・・あなたってどうしてどや顔で喋ると落語っぽくなるの?」

杏子「まじめに聞けよ!」


杏子「もう好きにしろよ・・・今のだって高度なノロケなんだろ?」

ほむら「私は私で真剣に悩んでいるの!」

杏子「そりゃなあ・・・つーかお前ら、悪い意味で耳年増なんだよ」

ほむら「自覚はしてるわよ・・・」

杏子「せめてもっと、アブノーマルなのじゃなくてさ、ベタな純愛ものとか参考にした方がいいんじゃねーの?」

ほむら「ふむ、純愛もの・・・なるほどね! ひらめいたわ!」

杏子「いや、シチュエーションの参考にとかじゃなくてだな・・・あーやっぱいいわ好きにしろ」

ほむら「・・・ふふふ」


  ◆  ◆  ◆

まどか(わたしなんでほむらちゃんを浴槽に沈めてるんだろう・・・?)グイッ

ほむら「・・・」ブクブクブク

まどか「ほむらちゃーん、息だいじょうぶー?」

ほむら「・・・」ブクブクッ

まどか「・・・わー、ほむらちゃんが沈没した豪華客船から私をかばって流されて死んじゃったよー。ぐすっ」

ほむら「・・・! ・・・?! っ!!」ごぼっげぼっ

まどか「ほむらちゃん?!」ざばあっ


ほむら「げふぉっ、ごぼっ・・・えほっごふぉっ」

まどか「だいじょうぶ? のどに水つまってない?」すりすり

ほむら「ぜえっ・・・はあっ・・・・・大丈夫よ、まどか・・・じゃあ設定通り奇跡の再会を果たした私を獣のように求めごほっげふぉっ」

まどか「こんな状態じゃほむらちゃんが心配でそれどころじゃないよ・・・」

ほむら「・・・まどかぁ・・・・・けほっ」


まどか「せっかくお風呂に入ったんだし、身体洗ってあげるね」

ほむら「そうね。終わったら次はまどかを洗ってあげるわ」


まどか「でもほむらちゃんってほんとにきれいだよね」

ほむら「そんなことないわ。出不精で白くやせ細ってるだけよ」

まどか「ううん、すべすべできれいだよ。なんていうか、あったかい水晶みたいな感じ」

ほむら「ふふっ・・・まどかに言ってもらえるとうれしいわ」

まどか「わたし、ほむらちゃんの足みると足フェチになっちゃうし、指を見ると指フェチになっちゃう気がする」

ほむら「・・・じゃあ今は貧乳フェチかしら」

まどか「もう、そういうこと言わないの」


まどか「・・・ほむらちゃん、ちょっと首をすくめて腕を前にもちあげるようにしてみて」

ほむら「えっと・・・こう、かしら? でも、どうして?」

まどか「わあっ・・・!」ぺろっ

ほむら「ひゃ・・・え、今のなに?」

まどか「・・・今わたし、ほむらちゃんのせいで鎖骨フェチになったかも」

ほむら「もう何フェチでもいいんじゃない・・・」

まどか「だって、くぼみにたまった水滴が肌をすべり落ちるとことか、やばいよ?」

ほむら「自分では分からないわ、そんなの」

まどか「こんどポカリスエットとか入れて飲ませてよ」

ほむら「すごいこと考えるのね・・・

まどか「ほむらちゃんは人のこと言えないよ」

ほむら「・・・まぁ、まどかが飲んでくれるなら」


まどか「ん・・・はあっ・・・」

ほむら「どうかしら?」

まどか「ほむらちゃん、わたしが自分で洗うより丁寧だもん・・・」

ほむら「だってまどかの肌、やわっこくてさわっていたくなるのよ」

まどか「えへへ・・・でも、ほむらちゃんのさわり心地には勝てないよ」

ほむら「だとしたら、まどかだから、かもね」

まどか「・・・もうっ」

ほむら「そうそう、ポカリスエットはないけれど、三ツ矢サイダーならあるわ」

まどか「?」

ほむら「・・・私もまどかの鎖骨で飲んでみてもいい?」


ほむら「おまたせ」

まどか「のぼせちゃいそうだよー・・・一口ちょうだい」

ほむら「そうね。はい」

まどか「わたし、手に泡がついてるから開けられないよ?」にこっ

ほむら「・・・ふふ。はいはい」

ごくっ

ほむら「ん・・・れろ・・・」

まどか「・・・ちゅ・・・んぁ・・・」

まどか「・・・ほむらちゃんのべろ、しゅわしゅわするね」

ほむら「・・・まどかだってぇ」


まどか「シャワー、きもちよかったな・・・」

ほむら「じゃあまどか、腕あげて」

まどか「ん・・・こうかな」

ほむら「・・・・・」

まどか「・・・あの、ほむらちゃん?」

ほむら「あ・・・それじゃあ、飲むわね」

まどか「うん・・・来て」

ぽとっ


ほむら「・・・ちゅ」

まどか「やっ・・・・んんっ・・・・・」ぎゅ

ほむら「あっ・・・こぼれてしまったわ」

まどか「ごめん、でも、ほむらちゃんがしゅわしゅわしてて、やばいかも・・・」

ほむら「・・・そんなに?」

まどか「うん・・・ねぇほむらちゃん」

まどか「・・・しゅわしゅわで、からだ、洗ったらどうなるかな」

ほむら「さぁ・・・やってみなければ、わからないわね」


まどか「・・・おねがいします」

ほむら「・・・目を閉じた方がいいわ。目に入ってはいけないから」

まどか「そうだね・・・んっ」

ほむら「・・・ちゅ」

まどか「ゃ・・・そこ、ひびく・・・!」

ほむら「ちゅうっ・・・」

まどか「はあっ・・・んんぅ・・・んあっ」

ほむら「・・・うなじと、耳の裏側は、よく洗った方がいいって聞いたの」

まどか「うん・・・もっと、洗って・・・じんじんする・・・」


まどか「んっ・・・はあ・・・・・」モジモジ

ほむら「・・・身体、冷えてきちゃったかしら?」

まどか「うん・・・あっためてほしいな」

ほむら「じゃあ、洗っちゃわないとね」ぺろっと

まどか「ふああっ・・・なんか、ひびく・・・!」

ほむら「ちゅう・・・はむっ・・・」

まどか「んぅ・・・はあっ・・・・・ねえっ、ほむらちゃ・・・」

ほむら「なぁに?」

まどか「もっとね、・・・先のほうも、あらっといたほうが、いいとおもうの」

ほむら「そうね。・・・ちゅうっ」

まどか「ふあっ・・・!」ビクッ


まどか「うぅ・・・」モジモジ

ほむら「どうしたのまどか。他に洗ってほしいところはある?」

まどか「・・・あのね、もっと、下のほう」

ほむら「そうね。脚は洗ってなかったわ」

まどか「・・・ほむらちゃんのいじわる」

ほむら「ちゃんと全身をくまなく洗わないとだめよ」ちゅ

まどか「ひゃ・・・足の指、吸うのやだぁ・・・!」ビクッ

ほむら「こら、あばれないの。イスから落ちちゃうわ」

まどか「ほむらちゃん、ひどいよぉ・・・ふあっ」


まどか(ほむらちゃんが腕でわたしの背中を支えながら、足首からふとももを洗ってくれてる)

まどか(目をつむってるから、よけいに体の奥まで刺激がひびく)

まどか(声がおさえられなくて、お風呂にひびいて、どんどんはずかしくなる)

まどか(どうしよう、ぞくぞくする・・・!)

ほむら「・・・はむっ」ぎゅ

まどか「ふああっ・・・やっ、そこ、さわるのだめ・・・!」

ほむら「・・・体が冷えちゃうでしょう。お腹が冷えたらよくないわ」すりすり

まどか「うぅ・・・ひどいよぉ・・・!」


まどか(・・・どうしよう、ほんとおかしくなりそう)

ほむら「・・・まどか、震えてるわ。さむいの?」

まどか「そんなこと、ないよ・・・」

まどか(したくなっちゃうよ・・・はやく、もっと洗って・・・奥まで・・・)

ほむら「・・・」

まどか(んんっ・・・もう少しうえ・・・ふとももじゃなくて、もっと、こっち側がいいの・・・!)

ほむら「……それじゃあ、そろそろ体を流してあがりましょうか」

まどか「えっ・・・」


ほむら「どうしたの? 目をあけちゃだめ、シャワーで流すんだから」

まどか「・・・やだ。あらってないとこ、あるよ・・・」

ほむら「・・・どこかしら?」

まどか「うぅ・・・ほむらちゃんのいじわる・・・」


まどか「・・・ここ、だよ・・・!」

ほむら「そうね・・・忘れてたわ」

まどか「はやく・・・んあっ、息かけないで・・・!」

ほむら「体を洗ってただけなのに、変な声だしちゃって」

ちゅ

まどか「ふあぁ、ああっ・・・ぅあっ、ぁああっ・・・!」

まどか「だめっ、ほむらちゃ、いくぅ・・・ふぅっ、あはあぁああっ・・・!」ビクビクッ


まどか「はぁっ、ふうっ・・・んあっ・・・ふぅうっ・・・」

ほむら「・・・まどか、きれいになった?」

まどか「ほむらちゃ、せいで、おかしく、らっちゃったよぉ・・・うぁっ」

ほむら「ふふ、そしたらちゃんとシャワーで流さないとね」

まどか「うあ、まって・・・いま、びんかんだから・・・ぃああっ! そこ、だめ・・・!」

ほむら「なにいってるの、ここはちゃんと洗わないとだめでしょう」

まどか「ゆびぃ、だめっ、しゃわーも・・・またきちゃう、おかしくなっちゃうっ、・・・ふぁあああっ!」


  ◆  ◆  ◆

ほむら「というのが反省を生かして書いた分だけど、これでも上条君と仲良くなるヒントにはならないかしら」

まどか「これはほむらちゃんの書いた台本でもマシな方だと思ったんだけどなあ」

杏子「・・・・・」

さやか「もうあたし、あんたたちにだけは恋の相談やめるわ・・・」


おわり。

読んでくれた人ありがとう
ほむらちゃんもまどかちゃんもまじめでいい子なんです、きっと
どうしてこうなった

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