唯「バーベキュー?」(237)

律「あぁ、この辺りでバンドとかやってる人たちの集まりらしくてな、
ほら、私たちって他のバンドとかとの付き合いってあまりないじゃん?
だからどうかなーって思ってさ」

唯「バーベキュー!!お肉!お肉!!」

紬「楽しそう!!行きたいわ♪」

澪「な、なぁ律、けどそれって、ひょっとして男の人も来るんじゃないか……?」

律「まぁそりゃ色んなバンドが来るみたいだし、男もいるんじゃないか?」

澪「じゃ、じゃあ反対!!」

唯「えー?なんでなんでー?」

澪「だ、だってずっと女子高だったし……その……」

律「あんだよ、ひょっとして怖いのか?」

澪「い、いや、怖いって言うか……」

紬「大丈夫よ澪ちゃん!!バーベキューなら外だし、みんなでいれば怖くないわ!!」

律「そうそう、しかも女はタダなんだぜ?」

唯「えぇ!?タダ!?」

紬「家政婦の!?」

唯「ミタ!?」

澪「い、いや、タダとかそういうのじゃなくて……」

唯「わかったよ澪ちゃん!!」

澪「!唯、わかってくれたのか!」

唯「それならあずにゃんも呼べば怖くないねぇ~♪」

澪(わ、わかってない……)

唯「お肉楽しみだねぇお肉~♪」

紬「紅茶セットも持って行きましょう♪」

澪(だ、ダメだ……これは私がしっかりしないと……)

律「多摩川の河川敷でやるみたいだぞ!!」

唯「おぉ!?」

紬「私、そういう風に集まるの夢だったの!!」

唯「川沿いって事は、水着持って行って泳げるかなぁ?」

澪(!!)

律「おお!良いなぁ!じゃあ水着持参で……」

澪「それだけは絶対にダメ!!!!」

唯「えぇ~?」

律「なんでだよー?」

澪(何事もないように気を付けないと……何事もないように……)

当日

梓「あの、良かったんですか?私は関係ないのに」

律「平気平気、音楽やってる人たちの交流会みたいなもんなんだからさ」

唯「おにく!おにく!」

紬「たまねぎ♪たまねぎ♪」

澪「なぁ律、そういえば元は誰から誘われたんだ?」

律「え?」

澪「いや、だから誰か知り合いから誘って貰ったんだろ?」

律「え?違うよ?」

澪「ん?え?そ、それってどういう事だ?」

律「ミクシィのバンドコミュで見つけたんだよ、なんか楽しそうだったし、そういうのって
ドキドキすんじゃん?」

唯「ふぇぇ、なんかミクシィって楽しそうだねぇ」

紬「友達100人作れるかしら?」

澪「こ、この……バカ律!!」

律「うわぁ!!びっくりしたぁ!!」

澪「なんで誰も知り合いがいない所の集まりなんかに参加するんだよ!!大学生なんから警戒心くらい持てよ!!」

梓「せ、先輩落ち着いて……」

律「なんだよ!!私はただ、せっかく大学生になったんだし、それらしい事やろうと思って計画建てたのに!!」

唯「り、りっちゃんも落ち着いて……」

澪「それにしたってもっと他の方法もあっただろ!?大学内の集まりとか、そういうので良いじゃないか!
こんなの出会い系と全く同じだぞ!!」

律「で、出会い系!?」

澪「そうだよ!!相手が何考えてるか全くわからないんだぞ!!
いやらしい事考えてるかもしれないんだぞ!!」

律「ふ、ふざけんなよ!!好き勝手言うなよ!!
そんな事が滅多にある訳ないだろ!!」

澪「あってからじゃ遅いんだ!!」

律「ないよ!!」

紬「ふ、二人とも?そ、そうだ、バーベキューの前だけど、
お茶に…お茶にしない?」

澪「私は行かないからな!!」

唯「澪ちゃん!?」

律「勝手にしろよ!!
むしろひとり分多く肉が食べられてラッキーだもんね!!」

梓「澪先輩……」

澪「梓、久しぶりに会ったのにこんな事になってごめんな、
また今度ゆっくりお茶でもしよう」

律「帰るんだったらさっさと帰れよ!!」

澪「帰るよ!!じゃあな!!」

唯「み、澪ちゃん……!!」

律「ほっとけよ唯!あんな事言って、
男とかと顔合わせるのが恥ずかしいだけなんだからな!」

紬「りっちゃんもそんな言い方しなくても……」

梓「……あの、凄く言いにくいんですけど……」

律「なんだよ梓」

梓「私も、そういうことだったら行くのはやめておきます」

唯「えぇ!?あずにゃん!!」

梓「ミクシィって結構危ない話も聞きますし、澪先輩のことも気になるので……」

紬「梓ちゃん……」

律「梓までそんなこと言うのか……」

梓「本当にすみません、律先輩がみんなの為に気を使って
建ててくれた計画ってことはよくわかってます。
けど、澪先輩をフォローする役割も必要だと思うんです」

律「……」

唯「あずにゃん…(おぉぉぉ……大人になったのう……)」

律「……勝手にしろよ」

紬「りっちゃん……」

梓「それじゃあ、失礼します……」

律「……」

唯「……」

紬「……」

律「二人も、好きにしろよ」

唯「う…うん……」

紬「りっちゃんはどうするの……?」

律「私は行くよ、自分から参加したのに当日でバックれるなんてできるわけないだろ」

唯「私は……>>42にするよ」

紬「私は>>43にするわ……」

※選択肢、1、澪を追いかける2、律と一緒に行く

2

唯「私はりっちゃんと一緒に行くよ!!」

紬「私もそうするわ!!」

律「二人とも……」

唯「澪ちゃんとあずにゃんの事は残念だけど、でもせっかくりっちゃんが作ってくれた機会だし!」

紬「うん、楽しまなきゃ!」

律「う、うん!!そうだな!!」

唯(あずにゃんなら、澪ちゃんの方もしっかりなだめてくれるよね?頼んだよ、あずにゃん……)

梓(み、澪先輩足速い……どこ行っちゃったんだろう……?)

梓(でも、律先輩達も心配だな……特に唯先輩とか、大丈夫かなぁ……)


‘唯「やだよぉー、やめてよぉー!!うわああああん!!」’

‘D「へへへ、そんなこと言わずに、楽しもうぜ?」’

‘Q「楽しい楽しい」’
‘N「交・流・会!!」’
‘唯「やだあああああぁぁぁぁぁ!!!」’

梓(……ハッ、私ったら何を想像して……!?)

梓(……先輩たちだけでは不安だな……)

梓(!!そうだ!)

梓(>>56に頼めば、きっと大丈夫!!さっそく電話を……)


プルルルルル……プルルルル……

プルルルルル……プルルルル……


この電話を、留守番電話サービスセンターに転送します。

梓(あれ…つながらない。うーん、
ていうかムギ先輩意外と面識ないもんな……他の人に頼もう。)

>>62

きらら読んでないわけではないのか?

一文字

ベジータ

>>61
すまん正直高校生編と大学編はあまり知らないんだ

>>62
ふ ざ け ん な wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

梓「ううう……なかなか誰も電話出てくれない……
>>73これで決まらなかったら>>62スルデス……」

はやくしろー
間に合わなくなっても知らんぞー

プルルルル…プルルルル…

ズァオ!!!!!!

梓「にゃ!?」

シュウウウウウウウ………

梓(な、何何!?)

梓(え!?え!?なに!?北朝鮮のロケット!?発射されたの!?)

ベジータ(超3)「誰だ……この俺様を呼び出しやがったヤロウは……」

梓「」

梓「あ…あわあわあわ……」

ベジータ(超3)ギロッ

梓「ひ、ひい!」

ベジータ(超3)「!!」

梓「!?」

ベジータ(超3)「お、お前は……」

梓「にゃ、にゃ、にゃ……」

ベジータ「あずにゃん……!?」シュウウウウ…(超化解除)

梓「ど、どうして私の名前を……?いや、正確には本名じゃないけど……え、でもどうしてあだ名を……」

ベジータ「ふっ本名も知っているぞ、中野梓!」

梓「にゃ!?」

ベジータ「それどころか誕生日は11月11日」

梓「!」

ベジータ「身長は150」

梓「!!」

ベジータ「体重は」

梓「!!!!!!!!」ズゥオオオオオオオオ!!

ベジータ「!?」

梓「だめええええええ!!!!」

ドウウウウウウウウウウン!!!

唯「わあ!?」

紬「きゃっ地震!?」

律「いや、あれを澪!!間違えた見ろ!!」

唯「凄い煙~……」

紬「何かの事故かしら?」

律「なんだろうな……」

梓「……で、それで私の願いを聞きにここに来てくれたという訳ですね?」

ベジータ「そのようだ」

梓「じゃあ、お願いがあります」

ベジータ「ああ、早く言うんだ」

梓「実は~~~~な事がありまして」

ベジータ「!?」

梓「ど、どうしたんですか!?」

ベジータ「あずにゃん!!今の話は本当か!!」

梓「は、はい、それで澪先輩は一人で……」

ベジータ「……」ワナワナ

梓「あ、あの……」

ベジータ「クソッタレ……ということは、今澪タンは一人きりということではないか……!!」

梓「えぇ、だから一番しっかりしている澪先輩がいない事で唯先輩達が……」

ベジータ「唯はカカロットを彷彿とさせて好かん!!紬は
太い!!律など胸がない!!それより澪タンに何かがあってはならん!!俺は行く!!
間に合わなくなっても知らんぞー!!」ズアアアアアアア(超4化)

ベジータ(あれ、自分の力で4になれた……)「さらばだあずにゃん!!また会おう!!!」

ギュウウウウウウン……

梓(い、行っちゃった…なんだったのあの人……?)

梓(って、結局何の解決にもなってない!?)

梓(先輩達……もうバーベキュー始めちゃってるかも……)

プルルル…プルルル…

梓「お願い……今度こそまともな人に繋がって……!!>>100

            -────-    、
        . : ´: : : : : : : : :l: : : : : : : : : : :\    部費!
        /: /: : :/|: : : :|: : : : : : : l : : : : ヽ   部費!
     /: : / \/ |: : : :|、 : : : : : |: : : : : :ヽ
   /: : : :/ \/ __ノ|: : :.|∧ ゝ:_:_:_: : |: : : : : : : : .   ブヒー!

   /:/: :.{: : :/   八: : |  ヽ \: : : | : : :|: : : : : :i
  {:/: :/: :|: :/ /⌒ヽ  \|  /⌒ヽヽ:.:|: : : }: : :} : : |
  /: :/ : 八/ /   }     / O } 〉|: :/: : /: : .〈     ブヒー!
 /: :/: : : : / {_O  ノ     {_   ノ∧人:/: : /: : : :∧
 | :/: : : : /   しノ (0 0)  しし'/: : : : :/ :/ヽ: : : : |
 |/: : : : :.{       r-~く     /: : : : :/:./ ノ : : |: :|
 |: : : :/ :丶    |/  ',   /: : : : :/: /Y: : : : :|: :|
 | : : ∧: : : \    {/   }  /: : : : :/: /: :|: : : : ハノ_______
 \/  \: : : :>─r ァ t─ァ/: : : /: /: :/: :ノ/             ) 
      \:_:_|.:.:.:/.  ヾ" /|_/|_:/:.:ヽ/                )

      (                                  )_〇
      (                                  )   ̄
      (                                  )
      (                                  )
      (  __  ____________   __   _)
      │ │ │ │                │ │ │ │
      /  │  │ │                /  │ │ │

      ゆいは、ぶたさんでつ。

>>107

シャア

梓「ごめんなさい、サービス期間は終わったのさ……」>>120

うい

ガチャッ

憂「もしもしー?」

梓「あ、憂!?良かった!繋がった!!」

憂「どうしたの?なんか声が上ずってるよ?」

梓「う、うん、実はね?~~~な事があって」

憂「ええ!?お姉ちゃん達が!?そんな……」

梓「本当は私が着いててあげられれば良いんだけど、澪先輩の事も気になるし……」

憂「うん、わかった、とりあえず私もすぐに行くよ!!お姉ちゃんに何かあったら大変だし!」

梓「ごめんね、ありがとう」

憂「ううん、こっちこそ、知らせてくれてありがとう!!じゃあ!!」

梓「うん!」

梓(……これでよしと……)

梓(後は澪先輩を探して……ん?澪先輩?)

梓「澪先輩……さっきの変な人が……」

梓(……大変!!!)

梓(急がないと!!むしろ澪先輩の方がピンチだよー!!!)

河川敷

ワイワイガヤガヤ

律「……」

唯「……」

紬「……」

唯「ねぇねぇりっちゃん……」

律「なんだ?唯……」

唯「男の人しかいないね……」

紬「ひょ、ひょっとして間違えちゃったんじゃないかしら?」

律「そ、そうだよな!!広いし、多分別の場所に……」

DQN「ォォー、君達が放課後ティータイムゥ??」

律「!!」

DQN2「ゥェーイ可愛ウィーねぇ!!」

紬「あわわわわ」

唯「り、りっちゃんやっぱり……」

律「あ、えっと私たち、」

ガシッ

三人「!!」

DQN「トリャーエズみんなに紹介すっかラぁ、こっち来いョー」

DQN2「女の子分足りなくてェ、やっと盛り上がるって感じー?」

紬「ち、ちょっとい、痛いです……!」

唯「自分で歩けるよぉ!」

DQN「へへっ運びましょうかァ?ヨット」ヒョイッ

律「うわあああ!?ちょ、やめろよ!!離せって!!」

DQN「恥ずかしがっちゃってェ、可愛ウィーねぇ!!」

イケメン「おい、お前らやめろよ!!」

DQN「!!」

DQN「イ、イケメンさん」

唯(わあ……)

紬(この人は……?)

律(か、カッコイー……)

イケメン「ごめんね、こいつら普段あまり女の子と話すことないから
がっついちゃってんだよ。許してやって」

唯「はーいお兄さん」

紬「大丈夫です」

イケメン「お前ら謝れ!」

DQN「ゥェーィ」

DQN2「サーセッシタァー」

イケメン「全く……君が参加のメッセージくれた田井中さん?」

律「あ、あぁ、はい」

イケメン「今日は来てくれてありがとうね、男しか集まってなくて不安かもしれないけど、何かあったら俺に
言ってくれればいいからさ」

律「うん、ありがとうございます!!」

イケメン「じゃあみんなに紹介するから、付いて来て!!」

三人「はーい!!」

律(なんだよ、ちょっと変な奴はいたけど、あんなにしっかりした人もいるじゃないか、
澪の奴先入眼でしか物を見れないんだからな全く……)

ワイワイガヤガヤ

男「唯ちゃんいっぱい食べてねー!!」

唯「うん!まだまだ食べれるよー!!」

男2「ムギちゃんこの紅茶美味しい!!」

紬「まだまだありますから、いっぱい飲んで下さいね♪」


律「……」

律(あー!!楽しいな!!!)

律(……)

律(楽しい……な……)

律(……)

律「澪……」

イケメン「どうしたの?田井中さん」

律「あ、イケメンさん…」

イケメン「なんか暗い顔してるけど、大丈夫?」

律「え?そんなことないよ!楽しんでるよ」

イケメン「そうかな?何か気にしてるように見えるけど……」

律(……)

イケメン「俺でよかったら、話聞くよ?」

ポンポン

律「!!」(頭…!!)

イケメン「あ、ごめん、嫌だった?」

律「い、いや……」

イケメン「俺、妹いるんだけどさ、いつも妹の話聞くときはこうしてるんだよね、
だから、つい同じようにしちゃったよ、
ごめんね」

律「だ、大丈夫……です……」

イケメン「それで、どうしたの?」

律「……実はここに来る途中で友達と喧嘩して……」

イケメン「うんうん」

律「私も悪かったのに、
相手のちょっとした言い方が気に入らなくてそれが発端で大喧嘩になっちゃって……」

イケメン「うん」

律「はぁ……」

イケメン「喉乾いたでしょ?これ飲みなよ」

律「あぁ、ありがとうございます」

イケメン「そうか……仲良いんだね」

律「仲?仲なんてそんな……」ゴクッ

律(!?え?これ、酒……)

イケメン「でも、もっと良いこともあるんだぜ?」

律(……)

イケメン「今日は、それを教えてあげるからね」

律(頭が……ぼーっとする……)

律(あれ?そういえば唯達は……?)

コイツラサケヨエーwww
モウネチャッタヨーwwwwww

律「澪……」

律「澪……ごめん…………」

憂(多摩川の河川敷でバーベキューっていうとこの辺りの筈……)

憂(うーん、でも見当たらないなぁ……どこか穴場とかでやってるのかな?)

憂(……あれ?あそこ……)

憂「これ、紬さんのティーセット……高価なものだし置きっぱなしにする筈が……」

憂「!!お姉ちゃんのバッグ!!そしてこれは……律さんのカチューシャ……!?」

憂(全く片付けられてなくて、無人……)

憂(この状況からは……考えたくないけど、一つの結論にしかたどり着けない!!)


憂(鉄板の熱から察するに、まだそんなに時間は経ってない……)

憂「……お願い!!間に合って」

プルルルル…プルルルル…

梓「はい、もしもし」

憂「梓ちゃん!?」

梓「あ、憂?唯先輩達は…」

憂「ごめん!間に合わなかった!!」

梓「え!?」

憂「もう河川敷からいなくなってたの!けど、まだそうなってから時間は経ってないみたいだから、
最悪の事態は免れられるかもしれない!!梓ちゃんは、澪さんは見つかった!?」

梓「ううん、まだ見つかってないけど、けど私も唯先輩達を探す!!」

憂「ごめんね!お願い!!」

ガチャッ

憂「お姉ちゃん…!!」

梓「唯先輩…!!

その頃

澪「それで、聞いて下さいよ、律この間なんて私に……」

ベジータ「わかるぞ、この俺だって以前ブルマが、サイヤ人の王子たるこの俺に働けと……」

プルルルル…プルルルル…

澪「……あれ?なんか携帯が……律?」

ベジータ(ふん、そんな大きな通信機器しか作れんのか、遅れた文明だ)

プルルル…プルルル…

澪「……」

ベジータ「出なくていいのか」

澪「……」

ベジータ「……」

澪「>>170

出るor出ない

出ない

澪「……」

プツッ

ベジータ「……出ないのか」

澪「良いんです。どうせ‘
はぁーい澪ー!!楽しんでるぜー?悔しいか悔しいかー?とか言ってるに決まってるんです’」ブスッ

ベジータ「……もし、何か起こっていたらどうするつもりだ?」

澪「え?」

ベジータ「もし、お前が思っていた通り律に何かが起こっていたなら、どうする」

澪「どうするって……」

ベジータ「……」

澪「そんなの律の勝手だし……」

ベジータ「貴様!!本気で言っているのか!!」ズァオ!!!シュインシュインシュイン

澪「!!ひ!?」

ベジータ「俺の知っている澪タンであるならば、親友の身に何かが起きようとしているならば
真っ先に駆けつける筈だろう!!一時の感情に流され、もう二度と元に戻らなくなることもあるのだぞ
澪タン!!」シュインシュインシュインシュイン

澪「!!」

澪「一時の……感情に……」

澪(……)

ベジータ「……」シュインシュインシュイン

澪「……ごめんなさい!!私、行きます!!」

ベジータ「それでこそ澪タンだ!!」シュインシュインシュイン♪

澪「……それじゃあ、ありがとうございます」

ベジータ「うむ」シュインシュインシュイン

澪「……」

ベジータ「どうした」シュインシュインシュイン?

澪「最後に、あなたの名前は……?」

ベジータ「ふっ……」シュインシュインシュイン

ベジータ「俺様は……」シュインシュインシュイン

ベジータ「超(スーパー)ベジータだ!!」シュインシュインシュインシュインシュインシュイン

ベジータ「行ったか……」シュウウウ…

ベジータ「ふんっ我ながらお人よしになったもんだぜ、
澪タンだけならともかく、あのデコデブ池沼どものケツを拭うことに
なるとは……」

ベジータ「幸い奴らの気にまだ乱れはない、今なら間に合うぞ、澪タン……」

界王(おーいベジーター)

ベジータ「なんだ界王か」

界王(おー、やっと見つけたぞい、異次元に行ってしまったのはわかっていたのだが、まさかけいおん界へ
行ったとは思わんかったぞ)

ベジータ「フン、まぁいい退屈はしなかった。それより俺を早く元の世界に戻しやがれ!」

界王(それをするのは簡単なんだがなー)

ベジータ「なんだ」

界王(彼女たちはあのままでいいのかー?)

ベジータ「何?」

界王(別にお前が悪いわけではないのだけどな、お前がその世界に干渉してしまったことで、
こちらの世界で漫画アニメとなっているけいおんに少し影響が出てしまうのだ)

ベジータ「なんだと!?つまりけいおんに、ついにこの俺が登場する!?」シュインシュインシュイン

界王「それはない」

ベジータ「……」シュウウ

界王(だがなー?もし彼女達があのまま悪漢に犯されてしまった場合)

ベジータ「……」

界王(彼女達は‘そういう過去を持ったキャラクター’
としてこちらの世界に反映されてしまうのだ)

ベジータ「!!」

界王(わしもけいおんは見とるから、それは少し嫌なのだが……)

ベジータ「それを早く言いやがれーーーーーーー!!!!」

ズワオオオオ!!!!!!!!

ベジータ(クソッタレ!誤算だったぜ!!)

ベジータ(澪タン達の気、全て合わさった所で糞野郎どもに敵う見込みなどない!!)

ベジータ(おのれ……いくら端役であろうとも、けいおんに非処女を、
ましてや犯された過去を持つ存在なぞいてはならん!!)

ベジータ(お前もそう思うだろう……カカロット……)

ブロロロロロ…
唯「うーん……」

紬「ん……」

唯「あ……れ?ここは?」

律「う……」

唯「!!りっちゃん!!ムギちゃん!!」

紬「あれ…?私たち……」

律「……」

唯「うん……」

律「……ごめん、二人とも……」

唯「そんな!りっちゃん謝る事ないよ!!」

紬「そうよりっちゃん!!」

律「でも…」

ガタン!!
唯「いたっ!!」
紬「きゃっ」
ブロロロロ…

唯「…ここ、トラックの荷台…かな?」

紬「そうみたい…」

律「くそ…澪の言うとおりだった…澪…ごめん…澪…」

ブロロロロ…ガタッ…ロロロ…

唯「…止まったね…」

紬「うん…」

律「…信号か?信号ならその隙に…」

ギイイイイイイッ

三人「!!」

DQN「ヒャッホー!!三人ともお目覚めぇー?」

DQN2「さぁさぁこっちへおいでェ?」

紬「きゃっ!!」

唯「やめてー!!触らないでよぉー!!」

律「やめろ!!やめろお前ら!!くそおお!!」

律「この野郎!!」ガブッ

DQN「いてえ!!なにすんだこの女!!」

ガスッ

律「!!」

紬「!!りっちゃん!!!」

唯「りっちゃん!?」

イケメン「大丈夫?田井中さん」

律「う、うぅ…ごほっお前は…」

唯「イケメンさん…」

紬「……」

イケメン「ほら、もう大丈夫だよみんな、ごめんね、こいつら……」

唯「うぅん、だいじょうb……」

イケメン「最初から俺とグルで君たちを犯すつもりだったんだよ!!」

唯「!?」

紬「そんな…!!」

DQN「ヒョエー!!」

DQN2「ヒャッハー!!」

唯「やああああああ!!」

紬「きゃあああああああああーーーーーー!!!!!」

DQN「嫌がるなョ唯ちゃん?すぐ良くなるから?」

DQN「ムギちゃん結構おっぱい大きいね?」

唯「やだー!やだやだやだやだー!!!」

紬「いやああ!触らないで!!やめて!!やめて下さい!!!」

律「やめろ!!!!!」

DQN二人「あぁ?」

イケメン「ニヤッ」

律「二人には手を出さないで……二人にしようとしてること……全部私にしていいから……だから…キャッ!?」カバァ

イケメン「言ったね?」

律「……」

唯「りっちゃん!!」

紬「りっちゃん…!!」

イケメン「おい」

DQN二人「ケケケ…」

唯「りっちゃん……ダメ……ダメだよりっちゃん……」

紬「りっちゃん…りっちゃん…やだ…こんなのいや……」

律「ごめん、ごめんな、二人とも、こんな事に巻き込んで……こうするしか、謝れないと思ってさ……
それにほら私……部長だったしさ……辛い事は全部私が引き受けるから……」

ビリビリッ

律「!!」

唯「いやあああ!!」
紬「いやああああああああありっちゃん!!!」

DQN「うっひょー黄色のパンツー!!」

DQN「最近まで高校生だっただけあってガキくせェー!!」

律(私が…私が我慢すれば二人は……二人は……)

ガスッ!!!!!

DQN「ぐをえ!!!?????」

唯「!!」

紬「!!!」

イケメン「…なんだ君は……」

憂「お姉ちゃん達に……なにしてるの?」ユラッ

DQN2「おい!おい!!……ちっ完全に気を失ってやがる!!」

フッ

DQN2「!?」

憂「お姉ちゃん達…誰が泣かせたの?」クンッ…ズシャッ

DQN2「おうぶ!!!」

梓「先輩!!」

澪「律…律ぅ!!」

律「澪……」

唯「憂…えーん、ういいいいいい…」

紬「みんな…」

澪「律…律ごめん、私が……やっぱり私が付いてれば……」

律「うぅん…澪、私こそごめん、澪の言う事、もっと良く聞いておくべきだっ…キャッ!?」ガバッ

イケメン「動くなお前たち」

全員「!!」

憂(しまった……油断した……)

澪「律を……律を離して!!」

イケメン「嫌だね」

憂「……」

ズザザザザッ

憂「!!」

梓「……人がこんなに!?」

唯「か、囲まれてるよぉ…!!」

憂(数が多すぎる、一気には相手に出来ない……)

イケメン「お前」

澪「!!」

イケメン「お前は好みだぜ、俺のズボンを脱がせて、俺の物を触れ」

澪「……っ!な!?」

梓「な、なんてことを!?」

唯(???)

律「ふ、ふざけんな!!澪になんてこと」

グギュッ

律「ぐえ!?」

イケメン「はやくしろ、そうしないと、
周りのそいつらがお前たちに何をするかわからないし、何よりコイツも……」

律「!!」

澪「り、律!!」

DQN共「ヘヘ…」

梓「だ、ダメです澪先輩、他にいい方法がある筈です、ね…?」

紬「でも、りっちゃんが……」

唯(ズボンくらいなら脱がせてあげてもいいけど…おトイレいきたいのかな??)

澪「……」

憂(何か…何か考えないと……でも……人数が……)

澪「わかった」

全員「!!」

律「み、澪!!」

梓「ダメです澪先輩!!絶対にそれだけで終わる筈がありません!!」

澪「良いんだ、梓、それでも、すこしでも時間が稼げるなら……」

イケメン「よし、さぁ早くベルトを外すんだ」

澪「……」

カチャ…カチャ…

律「澪ぉ…ダメだ…ダメだよ澪ぉ…ヤダ、ヤダよぉ……」

澪(なかなか外れない……こんな事したことないし……でも…
でも律の……みんなの為だから…………)

イケメン(ふふふ……)ニヤニヤ

ズアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!

!!!


全員「!!!!!」

ズウウウウウウウウン!!!!!!!


シュウウウウウウウウウウ……

梓「こ……これって…も、もしかして……」

DQN共「」ピクピク……

イケメン「な…な…な……?????」

ベジータ「ギリギリ間に合ったか!!クソッタレ!!!」

澪「!!」

憂「!?」

梓(やっぱり……)

唯「今の爆発ってあのおじさんが?」

紬「そ、そうじゃないかしら……」

ベジータ「貴様らの気は小さすぎて見つけにくいったらねぇぜ!!……なに!?」

澪「……?」

イケメン「あ…わ……わ…」

ベジータ「貴様ああああああああああああああああああああああああ
あああああああああ!!!!!!!」ズワアアアアアアアアアアアアア!!!

イケメン「ひいいいいいい!?」

ベジータ「この俺様の澪タンになにをしていやがるうううううう!!!!」
ズドドドドドドドド

ベジータ「ああああああああああ!!!」


カッ………
ドゥゥゥゥゥン……

ベジータ(超5)「………」バチッバチバチッ

唯「え?え?え??」

梓「なんか見た目変わってる!?」

憂(なんて戦闘力……気を抜いたら消し飛びそう……!!)

ベジータ(なんという事だ……)

ベジータ(どれだけの努力を経ても越えられなかった壁を……)

ベジータ(澪タンを原因にして乗り越えてしまったとは……)


イケメン「あ…あわあわあわ…」ブクブクウク

ベジータ「ふん…気を失ったか、情けない奴だ……」

ベジータ「しかし腹の虫が治まらん、そうだな、超5になって瞬間移動覚えたし
>>217へ瞬間移動させてやろう、自らの罪を悔いるが良い……」

宇宙服を着せて宇宙へ

ベジータ「宇宙服を着せて宇宙なんかはどうだ?なあに……酸素が切れる頃には迎えに行ってやるさ……」

イケメン「」

ベジータ「さらばだ!!」

シュウン!!

宇宙

兎人参化「おや、あんな所に人が流れているぞ」

部下「助けてやりましょう」

兎人参化「そうですね、久しぶりに私たち以外の生物と会うのですから」

イケメン「う……?」

兎人参化「お目覚めですか?」

イケメン「ここは……?」

兎人参化「ここは月ですよ」

イケメン「月…?はは、またまたー冗談言って~」ポンポン

兎人参化「あ…」

部下「あ…」

イケメン「…?」
ボンっ
兎人参化「あーあ…」

部下「あーあ……」

律「澪……うぅ…澪ぉ……」

澪「律、本当になにもされてないんだな?」

律「うん、少し殴られたりはしたけど……」

唯「みんな、本当にありがとうー」

紬「もう、駄目かと思っちゃった…」

憂「お姉ちゃん、もう知らない人達に会いに行っちゃ駄目だからね?」

唯「はーい、憂ー」スリスリ

ベジータ(おぉ……)

梓「でも、その律先輩、あの、下着……」

律「ああ、これ?」

梓「はい…」

律「これ、水着なんだー、ははっ」

澪「水着下に着て行ってたのか!?」

律「だってー、泳ごうと思ってたからさーあ?」

澪「お前は……」

律「だから見られても別に恥ずかしいもんじゃないし、結果オーライってやつ?」

梓「呆れるくらいポジティブですね……」

唯「私もー」ヌギッ

ベジータ「!!」

紬「あらあら、まあまあ」

律「ははー、やっぱり唯も下に着てたのかー」

ベジータ「唯ごときのお色気でうろたえてしまうとは……不覚……いや、唯も悪くない……?」

澪「そして」

ベジータ「唯……唯タン、ウンタン……」

澪「ベジータさん」

ベジータ「はっ、あ、あぁ、なんだ」

澪「ありがとうございました」ペコリ

ベジータ「……」

梓「貴方がいなかったら、今頃私達何をされていたか……」

憂「姉を助けて頂いて、本当にありがとうございます」ペコリ

紬「ありがとうございます」ペコリ

律「私のせいで、関係ないのに巻き込んじゃって、本当ごめんなさい」

唯「ありがとう!おじさん!」

ベジータ「お、おじ……!?」(こいつめ……やはり唯は好かん……!!)

ベジータ「ふんっ、貴様らにはずっと仲良く、一緒にいてもらわねばならん理由があるのでな」

澪「理由?」

梓「そうですよ、そういえば、どうして私達についてそんなに詳しく知っているんですか?これまで会った事もないのに」

ベジータ「……」

唯「わかった!!」

憂「え?」

唯「おじさん、放課後ティータイムのファンなんだね!?」

律「おいおい」

澪「唯、まさかそんなはず……」

ベジータ「ファン……ファンか……ふふふ……」

ベジータ「ふはははは!!」

紬「あ、あの…?」

ベジータ「そうだ、俺は貴様ら放課後ティータイムのファンだ!!そういうことにしておくが良い!!」

唯「わーい!!」

ベジータ「良いか!くれぐれもこれからは危険な奴らに近づかない事だ!わかったな!!」

律「……うん、肝に命じる」

澪「そうだな」

ベジータ「さらばだ!」シュウウウウ……

唯「あ!待って!!」

ベジータ「礼などいらん!これからも仲良くな!」

唯「違うの!ここがどこかわからないから送ってってー!!」

ベジータ「」シュウウウウ

おわり

なんだよ、唯達がねちねち犯されるSSのつもりだったのにベジータのせいで台無しになっちまった
乙!

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