さやか「返せよ…それはマミさんの物だ!」(189)
ほむら「…そんなわけないでしょ、この音楽プレーヤーは昨日ヴィックカメラで買ってきたものよ」
さやか「返せよ……」
ほむら「意味がわからないわ…」
さやか「つべこべうるさい! それはマミさんの物だ!!」
さやか「マミさん♪ これ上げます」
マミ「?」
まどか「iPodだ~、いいな」
マミ「ただいま」
QB「お帰り、……おや?」
QB「また何か貰ってきたのかい?」
マミ「ああこれ? そうよ、また美樹さんからお古をくれるっていうから」
QB「これお古なのかい? とても使い古しには見えないけど」
マミ「そ、そういえば新品みたいね……」
マミ「間違って買ったからかしら?」
QB「5桁はするものを? う~ん、でもさやかなら」
QB「……ねえマミ、ここ最近の貰い物ってさ」
マミ「……そうね、美樹さんからだわ」
数日後
中沢「みてくれよ! ついに念願の○ロフィギュアを買えたんだ!」
生徒「学校で何言ってんのこいつ…///」
さやか「」キュピィン
仁美「念願の金ののべぼうを手に入れましたの」
まどか「すごいけど、ちょっと引いちゃうな……」
さやか「」キュピィン
中沢「何をするだ美樹…さやか…」バタリ
仁美「酷い…」
さやか「はははは、全部マミの物だ!!www」
ほむら(まるで剛田主義の権化ね…付き合っていられないわ)
ほむら「……」ソソクサ
さやか「ほ~む~ら~ちゃ~ん」
ほむら「」ビクッ
ほむら「……何」
さやか「ねぇ、なんかいい物手に入れたんじゃないの?」
ほむら「持ってないわ、急ぐから」
さやか「ふ~ん…どこ行くのさ?授業始まるよ」
ほむら「……お手洗いよ」
さやか「あはっマジ!? 奇遇だね~あたしも行こうと思ってたんだよね~」
お便所
ほむら「……」
さやか「ホントは何か持ってんでしょ? バッグ持ってお手洗いなんておかしくない」
ほむら「これは……別に」
さやか「まあいいや、とりあえず中身見せてよ」
ほむら「……嫌よ、また返してくれないはずだから」
さやか「返す? は?ぁ~?」
さやか「あんた頭大丈夫? せっかく持ちに主に返した物を何でほむらに戻さないといけないの?」
ほむら「……あれは私が買ったのよ、レシートだって持ってる」
さやか「はいはい…じゃあ中身見せてね」
ほむら「ちょっと!」
さやか「なんだよ、あたしに逆らっていいと思ってんの?」
さやか「あんたさ、誰のおかげでクールデビュー(笑)できたと思ってんの?」
さやか「学生生活を楽しくしてあげたのって誰だったかな~」
さやか「まどかとお喋りできなくなってもいいのかな? ねぇねぇwww」
ほむら「……」
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
ほむら「……あなたの醜態をまどかに話したら困るのはあなたよ」
さやか「あはは、バ~カww」
さやか「親友のさやかちゃんと根暗メガネのどっちをまどかが信じると思うかな~」
さやか「ほむらちゃんでもこれぐらいはわかるよね?」
ほむら「…」
さやか「そうそう、黙って見せてくれればいいの♪」ガサガサ
ほむら「……美樹さん、なんでこんなことするんですか?」
ほむら「あんなに優しくしてくれてたのに……」グスッ
さやか「……お金持ってそうだったからかな?」
さやか「www」
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6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
8. アイドルマスターブレイク高木裕太郎
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
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く~\__ \ノ /(::::-∪-| | | し// 人
/~入 つ-´//~`ソ:ハ `ー'´ ~て__/ 入
さやか「いや~、あたしもけっこう大変なわけなんだよ」ガサガサ
さやか「先輩に媚びうったり、友達の笑わせたりさ」
ほむら「…」
さやか「あ、もちろん他の人に言ったら怒るから」
さやか「チクるのは根暗の悪い癖だから注意ね、ほむら」
さやか「お? 懲りないな~、また同じ物買ったの?」
ほむら「お願いします美樹さん……それ、欲しかった物なんです」ウルッ
ほむら「とらないで……」
さやか「ダブると怪しいかな……」ブツブツ
さやか「せめて違う色にしようとか思わなかったの?」
ほむら「…ごめんなさい」
さやか「もうちょっと賢い人だと思ってたのにな~」
ほむら「……ごめんなさい」
さやか「あはww謝る必要ないよ」
さやか「ほい」ポイッ
ほむら「あ、ありがとう美樹さん」
さやか「放課後空いてる? ちょっと買い物行こうよ」
さやか「それでチャラ」
ほむら「……」
さやか「もちろん奢ってねwww」
ジャスココ
マミ「あら」
さやか「っ」
ほむら「こ、こんにちは……」
マミ「? どうしたの暁美さん、話し方がいつもと違うわね」
ほむら「…なんでもないです」
ほむら(白々しい、この人のせいで酷い目にあってるのに)
マミ「そっか、でもこっちの方が初めて会った時みたいで新鮮ね」ニコッ
さやか「い、行こうほむら」グイッ
マミ「お買い物?」
さやか「え!? は、はい」
マミ「ならちょうどいいんじゃないかしら、私もそうなの♪」
さやか「いや…だって」
マミ「もしかして金欠?最近は高価な物が多かったから期待してたのよ?」
さやか「いや…あの…」
マミ「ふ~ん、お友達と遊ぶお金はあるのにね?」
さやか「これは……」
マミ「暁美さん」
ほむら「……なんですか」
マミ「なんで怒ってるの?」
マミ「可愛い後輩に嫌われたくはないのにな~」チラッ
さやか「ほむら!」
ほむら「」ビクッ
さやか「態度とか考えてよ!」
マミ「ちょっと…暁美さんに誤解されるようなことしないでほしいわ」
さやか「…ごめんなさい」
マミ「うふふ、誤解しないでね暁美さん」
マミ「美樹さんをイジメてるとかそんなんじゃないのよ」ニコッ
ほむら「……」
マミ「ほら…誤解しちゃったみたいよ」ジッ
さやか「ほむら……頼むから……」
ほむら「……美樹さん?」
マミ「ノルマ追加ね」ボソッ
さやか「……」
マミ「うふふ、来週が楽しみだね」
マミ「お邪魔してごめんなさいね、それじゃ」スタスタ
ほむら「……」
さやか「……」
ほむら「……あの」
さやか「ふざけんなよほむら、何したかわかってんの?」
さやか「マミさんの機嫌を損ねてただで済むと思ってんの?」
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l:::八-|:::::| (__人__),::::| なにか特技はありますか?
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_,,..-‐──-..、
-'"´ ` ヽ、
/ ∧ 丶
f 、/ / / \ 人 ヽ
( ∨^ヽ, / / ヽ 卜 ヽ i
ィ-うイっメ l ノ l/ ─ ∨─ 〉∧ }
し入人ノ~) リ ノ (●) (●) . |ノ ∨
(__uイぅく ツ (__人__) jリ ) ティロ・フィナーレです
< ト-く` ` ⌒´ 厂)
く~\ __ `\__ _ノ/人
く~\__ ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、. し 人
し′ i .| \/゙(__)\,| i | ` ~´り
> ヽ. ハ | ||
ほむら「美樹さん、巴さんに」
さやか「……それ以上言ったらただじゃ済まさないから」
さやか「あんたには関係ないから、黙ってあたしの言うことに従えばいいの」
さやか「わかるよね?」ギロッ
ほむら「うぅ」
ほむら「で、でも巴さんに話したら美樹さんも大変になりますよね……」
さやか「……マミさんに言ったら学校来れないと思って」
ほむら「……」
さやか「もう最悪! 今日はまどかとお出掛けのはずなのに!」ゲシッ
ほむら「痛い」
さやか「うるさい!!」
さやか「いくら持ってきた?」
ほむら「…」
さやか「黙ってちゃわかんないよ!」
ほむら「いい一万円です」ビクビク
さやか「はぁ!? 一万とか馬鹿にしてんの!」
ほむら「し、してません…」
さやか「ああもう、残高はいくらあんの?」
ほむら「え?」
さやか「いちいちトロいんだよ! 銀行にいくら入ってんの!!」
ほむら「残りは生活費だから……」
さやか「あんたの生活なんかどうでもいいでしょ! 早くおろしてきて! 今すぐ!!」
ほむら「…無理ですよ美樹さん」
さやか「殺されないとわからないの!!?」
ほむら「ひっ! や、やめてください」
さやか「じゃあ早くいけよクズ!!」
ほむら「うぅ……」グスッ
マミ「あらあら、喧嘩?」
マミ「周りの人達に迷惑じゃないかしら?」クスクス
さやか「うげっ!?ななななんでいるの…」
マミ「ん~、暁美さんが心配だったからかな」
マミ「どっちかといえば美樹さんより暁美さんの方が便利かもって思っちゃたのよ、断然従順だし」
マミ「あは、今のは聞き流してね暁美さん」ニコッ
ほむら「」
マミ「そっか、美樹さんの収入源は暁美さんだったのね~」
マミ「同級生から脅してなんて引いちゃうわ」
マミ「ふふふ」
さやか「マミさんだって、あたしから」
マミ「いやだわ美樹さん、脅してないじゃない」
マミ「自主的に美樹さんがくれてたんでしょう」クスクス
さやか「……」
マミ「ふふ、可愛いわ~」
マミ「困った顔ってなんでこんなに可愛いのかしら」ニコッ
いつの間にかマミさんもカスになってんぞ
マミ「うふふ暁美さん、良かったら美樹さんに復讐したくない?」
さやか「」
ほむら「……何を言ってるんですか?」
マミ「いじめられてたんじゃないの? 美樹さんに酷いことされてたじゃない」
マミ「違う?」
さやか「…」ギロッ
ほむら「…さ、されてましたけど」オドオド
マミ「なら決まりね♪」
マミ「ふふ、いじめっ子がいじめられっ子におもちゃにされるのってどんなかしら」
マミ「美・樹・さん?」ニコニコ
. r⌒ヽ
. (_. _) ブッ _,,..-‐──-..、
\( __、 -'"´ ` ヽ、
,r´⌒ヽ,⌒ヽ,ヽ / ∧ 丶
(⌒)、 .人 f 、/ / / \ 人 ヽ
\. \ ( ∨^ヽ, / / ヽ 卜 ヽ i
|\ \ ィ-うイっメ l ノ l/ \ ∨/ ヽ〉∧ } はいはい、ティロ・フィナーレ
| \ \し入人ノ~) リ ノ ( ゚) ( ゚) .|ノ ∨
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| し′ `¨´ ` ~´り
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/ / / ヽ,
(__ノ ヽ、__つ
さやか「ほむら」
マミ「遠慮しなくていいのよ暁美さん、私がフォローしてあげるから」
ほむら「……私は」
マミ「うふふ」
1.「巴さん、お願いします」
2.「そんなことできません!」
3.「巴さんは最低です!全部あなたがいけないんですよ!」
+5
ほむら「巴さん……見せたいものって何ですか?」
マミ「フフ……まあ、ついて来なさい。きっと喜んで貰えるハズよ」
ほむら「……!!」
バァーン
さやか「……く」
杏子「いて~よ……」
ほむら「美樹さん!佐倉さん!こ……これは一体……!?」
マミ「言ったハズよ……暁美さん。この私があなたのボディーガードをかってでるってね。だから制裁を加えてやったのよ」
マミ「このいじめっ子達にね!」
ほむら「そ……そんな……!こんなの酷すぎます!」
ほむら「大丈夫?美樹さん……!佐倉さん……!」
さやか「あんた……これで気がすんだ……?」
マミ「どきなさい。まだ制裁は終わったわけじゃないわ」ドンッ
ほむら「あうっ!」
マミ「おらっ!」ドガッ
さやか「うげっ……!」
ほむら「やめて!」バッ
マミ「あらあ?」
マミ「鹿目さん、こんな人たちをかばうっていうの?変な人ね」
マミ「今までの恨みを晴らすチャンスなのよ。殴りなさい!蹴りなさい!」
ほむら「友達にそんなコトできるわけないでしょ!!」
さやか「……!」
マミ「…ん~、何て言ったのかしら?」
ほむら「巴さんは最低ですって言ったんです!」
ほむら「美樹さん、あんなに私に優しくしてくれてたのに……巴さんが酷いことするから」
マミ「ふ~ん」
ほむら「ふ~んじゃありません! 巴さんのことみんなに言います!」
ほむら「ちゃんと反省してください!」
さやか「……」
マミ「暁美さんってそんな強気な一面もあったのね、うふふ」
マミ「でも、頭が残念なのは減点かしら」
ほむら「いい加減にしてください!」
マミ「知ってる暁美さん? 学校にも見えない形で地位とかあるのよ」
マミ「転校生が学校の先輩に逆らっていいことあるのかしら? うふふ」
マミ「美樹さんを見ればわかると思うんだけどな~必死になってたってことは」
マミ「ふふふ」ニコッ
さやか「……」
ほむら「転校生ですから知りません、先生に言います」
ほむら「それなら関係ありません」
マミ「うふふ、そうしてみたらいいんじゃない」
マミ「暁美さんの気持ちはよくわかったわ」
マミ「良かったわね美樹さん、いいお友達がいて」ニコッ
さやか「ちち違う! 違うよマミさん!!」
さやか「ほむらの奴が勝手に言ってるだけです!」
マミ「言わせてるんじゃないの? 舎弟みたいだしね」
さやか「違う!!!」
マミ「明日から学校が楽しくなるわね、うふふ」
マミ「暁美さん、よろしくね」スタスタ
さやか「マミさん!」
マミ「あなたも同罪♪ あはっ」クスッ
マミ「じゃあね」
このマミさん笑い上戸ですね
ほむら「美樹さん、もう大丈夫ですよ」
ほむら「今はいじめ問題とかニュースになるから先生達が守ってくれますよ」
さやか「バカ! そんなの当てになるわけないでしょ!」
さやか「そもそもあんた自身頼ってなかったじゃん! よくそんな楽観できるね……」
ほむら「それは…美樹さんは私に」
さやか「もういい バカ! クズ!!」
さやか「うぅ」ウルッ
さやか「ひっく…ひっく」
ほむら「……」
ほむら「そ、そうだ美樹さん、鹿目さんもいますし」
さやか「……あんたもう黙れよ」
さやか「まどかがあたしの味方になるわけないでしょ…」
ほむら「ななんでですか…? 親友だって……」
さやか「まどかに味方なんかいないよ、敵だっていないんだから」
さやか「鹿目まどかはあたしの親友」
さやか「そしてマミさんの親友、もちろんあんたの親友」
ほむら「?」
さやか「八方美人のまどか……それがまどかの学校での姿だよ」
ほむら「八方美人の…まどか…?」
原作で一番こういうことしないタイプの子が虹ではさせられる不思議
>>104
ギャップ萌えという奴ですね
さやか「まどかは味方するのは敵を作らないため、だからまどかは学校であんなに自然でいられるんだよ」
さやか「マミさんの標的になったってわかったらもう、挨拶以外は返えってこないよ」
ほむら「そんな、鹿目さんはそんな人じゃ」
さやか「あんたさ、今まで学校で何を見てきたの? 笑っちゃうわ…」
さやか「そんな頭だからあたしなんかに狙われんの、わかれよ」
ほむら「…」
さやか(いや待って、ほむらだけを狙われるようにすればあたしは)
さやか(ううん、もうマミさんに狙われないのは無理だよ
なら、ほむらだけでも味方にできれば少しは)
さやか(いや、でも…)
ほむら「美樹さん…」
さやか「…あのさ、ほむら」
1.「でもありがとう、さっきの言葉は嬉しかったよ」
2.「通帳と暗証番号を教えろ」
+5
3.(もう……ほむらを巻き込んじゃ駄目だ)
ほむら「美樹さん…」
さやか「あたしさ、あんたに酷いことしたのにマミさんの前で、美樹さんはなんてさ」
さやか「謝っても済まないけど、ごめんねほむら」
さやか「あたし、バカなことしちゃってたよ」
ほむら「いいんです! またあの頃の美樹さんが戻ってきてくれたら」
ほむら「私、それだけでいいです」
さやか「ほむら」ポロポロ
さやか(あれ? おかしいな…演技のつもりなんだけど止まんない)
ほむら「…美樹さん」
さやか「うぅ」ポロポロ
マミ「幸せを掴むなら奪うしがない、私にはその力がある」
さやか「平穏でいたいなら売るしかないんだよ……弱い奴を」
まどか「自然に生きたいなら不自然でいなきゃいけないんだよ…」
ほむら「……iPodが欲しいんです」
杏子「この世は弱肉強食、金は強い奴のものさ」
世(見滝原中学)は大カツアゲ世代!!!
チャッチャー、チャーラララ
チャッチャー、チャーラララ
さやか「……とでも言うと思ったの?」
ほむら「……え?」
さやか「ふんっ!」ガスッ
ほむら「きゃあっ!」
さやか「誰がお前と慣れ合うもんか!じゃあね!」タタタッ
ほむら「み、美樹さん……」
さやか(ケリは……私が付ける!)タタタタ
さやか(……)タタタタ
さやか(……クソッ!)タタタタ
翌日
さやか「…おはよう」
ほむら「あ、美樹さんおはようございます」ニコッ
さやか「…よくそんな元気でいられるね」
ほむら「すいません、だって嬉しかったから」
さやか「! バカ! iPodは隠して!」
さやか「あんたね……もう回りは敵だらけなんだよ?」
さやか「金目の物なんてつらつかせてたらわかるでしょう?」
ほむら「ごめんなさい……」
さやか「財布はもちろん空にしてきたよね?」
ほむら「え? それじゃお昼が」
さやか「お弁当なんて常識でしょ!? ※見中で作れない奴なんてほとんどいないよ」
ほむら「え!?あれってお母さんが作ったりしてるんじゃないんですか?」
さやか「あんたいつの時代の人間よ……」
※見滝原中学校
お弁当って普通は親に作って貰うもんじゃないの
まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんおはよう」ニコニコ
ほむら「鹿目さん、おはようございます」ニコッ
まどか「あれ? ほむらちゃんいつもと違うね」
ほむら「あ、はい、もうクールキャラ止めようかと思いまして」
まどか「そうなんだ、そのほうがらしくていいね」
さやか「まどか」
まどか「どうしたのさやかちゃん? 元気ないね」
さやか(まだ広がってはないんだ)
まどか「落ち込んでるさやかちゃんはらしくないよ」ニコニコ
さやか「うん、ごめん」
さやか(もしかしたらまどかも仲間にできるかな?)
さやか「あのさ、まどか」
まどか「なぁに?」
ほむら「なんだか懐かしい感じですね」ニコニコ
マミ「ふふ、鹿目さんもそっち側だったの?」
マミ「残念だわ……」
まどか「あ、おはようございます」
マミ「おはよう……ちょっと悲しいな、うふふ」
さやか「…」
ほむら「か、鹿目さん!巴さんと仲良くしちゃダメです!」
まどか「ほむらちゃん?」
さやか「そうだよまどか、その人に近づかないって約束したでしょ!」
まどか「へ?」
マミ「ん~、傷ついちゃうな~」
マミ「…美樹さん、今日のはある?」
さやか「ありませんよ、馬鹿なこと言わないでください」
マミ「うふふ」
マミ「態度悪い子は嫌いだわ、今日無事に帰れといいわね」クスクス
マミ「暁美さんも鹿目さんもね」スタスタ
まどか「??」
まどか「なな何? どういうことさやかちゃん??」
さやか「※かくかく」
ほむら「※しかじか」
まどか「ええ!?」
まどか「嘘だよね?さやかちゃんあんなにマミに貢いでたのに」
まどか「ね?嘘だよね?」
さやか「ごめんちゃい」
さやか「まあこれでまどかも味方になってこころ強いよ!」
ほむら「あ、そうなんですか?」
ほむら「やった、鹿目さんも味方なら嬉しいです」ニコニコ
まどか「笑えない冗談やめてよ……」
まどか「今日、帰りにiPod買うためにお金持ってきてるのに……」
※四角いムーブ
ほむら「鹿目さんもなんですか!? 実は私もiPod欲しくて買っちゃったんです」チラッ
まどか「さやかちゃん!」ユサユサ
さやか「諦めなって」
まどか「もう!!誤解いてこないと」ダ
ほむら「あ……」
教室
まどか「……」
さやか「…どうだった?」
まどか「もうやだ、帰りたいよ」
まどか「……お金、全部とられちゃたよ」グスッグスッ
さやか「世は道連れだよまどか、挫けないで」
ほむら「鹿目さん……」
まどか「…しばらくひとりにしてほしいな」
さやか「…まどか」
まどかはみんなと親友
↓
まどかの機嫌損ねると親友たちが黙っちゃいない
↓
だからまどかには親友が多い
↓
まどかは学園のボス(無自覚の可能性あり)
だと思ってたけど違うのか
まどか(わたし、これからどうしよう…)
まどか(もう中立なんてできないよ…)ウルッ
まどか(……)
1.(もうさやかちゃん達しかいないのかな…)
2.(マミさん、貢げば見逃してくれるかな…)
+5
3.(みんなの前で『マミさんにお金取られちゃったよう(メソメソ)』ってやろう)
言動が一貫してなさすぎじゃあ
まどか(うん、自分に優しくする人に酷いことなんてしないよね)
まどか(マミさんは優しいはずだからきっと)
まどか「うん」ガタッ
さやか「まどか?」
タッタッタッタ
ほむら「美樹さん、もう先生きますよ」
さやか「…うん」
お昼
さやか「まどかの奴、戻って来ないね」パクパク
ほむら「そうですね」グー
ほむら「探しに行ってみます?」
さやか「無茶言わないでよほむら、狙われてんのに歩き回れるわけないじゃん」
さやか「放課後まで教室からなんて出られないよ」
ほむら「そ、そうなんですか? お手洗いは?」
さやか「…我慢」
ほむら「そんな、美樹さんは大袈裟に言ってるんですよね?ね?」
さやか「……まどかの例を見ればわかるだよね?」
ほむら「…え?」グー
さやか「そういうこと」パクパク
ほむら「そんな! じゃあ鹿目さんは」
さやか「身包み剥がされてトイレで泣いてるんじゃないかな?」
ほむら「……」
さやか「どうせまどかもマミさんに貢いでって保身に走ったんだろうね」
さやか「あたしも最初同じ目にあったからわかるんだ……」
ほむら「わ、わかっているなら助けに行きましょうよ美樹さん!」
さやか「危ないから無理だよ」
ほむら「鹿目さんを見捨てるんですか!?」
さやか「落ち着いてよ」
何このマッチポンプ
まどかがマミさんに狙われた原因はほむらじゃん
さやか「多分、マミさんは新しい奴隷が手に入って嬉しいはず」
さやか「だから、あたし達のことを軽視してくれるかもしれないからさ」
さやか「じっとして、忘れてもらえばラッキーじゃない?」
ほむら「そんな…」
1.「確かにそうですね!」
2.「そんなの間違ってる!」ダッ
3.「馬鹿!」パシッ
+5
さやか「痛いな、いきなりなに?」
ほむら「なんとなくそんなシーンだったからです!」
さやか「…変な奴」
ほむら「馬鹿!」パシッ
さやか「痛い…ちょっと」
ほむら「なんとなくです!」
さやか「なんだよ、助けに行くとでも言って欲しいわけ?」
ほむら「美樹さん」
さやか「行かないよ、怖いもん」
ほむら「馬鹿!」パシッ
馬鹿 馬鹿 馬鹿 馬鹿 馬鹿 馬鹿 馬鹿
さやか「ちょっ、もうやめて」
ほむら「じゃあ」
さやか「……それは無理だって」
ほむら「バカチン!もういいです!」
ほむら「ドラマは嘘つきです、大抵打てばスイッチ入るのに!」ダッ
さやか「どうなっても知らないよ……」
さやか「……ほむらとまどかがいれば満足してくれるかな」
さやか「思ったより上手くいくもんだね、あたしもなかなかやり手みたい」
さやか「……カツアゲ時代に友情なんて古すぎるよ」パクパク
お便所
まどか「制服返してよ…」グスッ
ほむら「制服返してください…」グスッ
マミ「うふふ、可愛いな~」
まどか「マミさんの嫌がることなんてしてないのに……」
マミ「いいなぁ、そういう震えた声……好きだわ///」
ほむら「返してください…こんなのあんまりです…」
マミ「うふふ、いけないんだ」
マミ「口答えは減点対象なのよ♪」
マミ「…暁美さんは全裸の方が好みだったかしら?」
ほむら「あ、あ…ごごめんなさい」
マミ「も~かわいいな~」
マミ「うふふ、素直な子は好きよ」
このSSまとめへのコメント
あうぇtふぁうぇf