教師「今日は古代人類文化史の勉強をしましょう。」 (6)

教師「今からおよそ20000年前、すでに人類はこの地球に60憶人いたと言われています。」

教師「そしてそれぞれが産まれ育った土地……すなわちナワバリを"くに"と呼称し、それを広げていくことがこの時代の人類の目的でした。」

生徒「せんせー広げてどうするんですか?」

教師「領土を広げることでよりさまざまな資源や食料を獲得しようとしたのでしょうね。」

生徒「??食べ物なんかなぜ欲しがったんですか?」

教師「この時代、まだ食料や資源は有限のものでした。つまり、食べ物や燃料は一度使うとそのまま無くなってしまうのです。」

えー! うそー ざわざわざわざわ

教師「はい、静かに。古代人類にとって、限られた食料と資源を奪い合い、自分達の同胞、つまり自分達の"くに"に住む人達だけが生き残ることがもっとも重要なことだったのです。」

へー すごい こわーい ざわざわざわざわ

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