特に思いつきませんでした
P「そうだ」
千早「くっ…よりにもよって何故このメンツなんですか!?」
P「765プロでも特に歌唱力のあるメンツだな」
千早「いや…でも…律子はプロデューサーじゃないですか」
P「いやいや、長く続けるユニットじゃないさ。唄が上手いと言っても並べて使えば売れるってもんじゃないしな」
P「番組の企画でな。一曲だけやってもらうことになったんだ」
千早「一曲だけ…ですか。番組で」
>>5
お前を待っていた
P「そうだよ。一曲だけだ」
千早「それなら…仕方ないですね。番組の企画ですし」
P「そうだ。しょうがないんだ」
P「2週間五人で共同生活をすることになるけど仕方ないんだ」
千早「えぇっ!?共同生活ですか!?二週間も!?」
P「そうやで」(ニッコリ)
千早「え…一曲歌うだけのユニットなんじゃ…?」
P「千早…アイドルデビューしてからどれくらいだ?」
千早「1年くらいですね」
P「このバカチンがッ!」
千早「えっ」
P「かけだしのペーペーじゃないんだぞ、千早」
P「そこそこ以上の人気のメンツを揃えて、ワンコーナーで一曲歌ってハイ終わり。そんなわけないだろう」
P「日曜夜7時のバラエティで4週に渡ってオンエアされる企画なんだぞこれは」
千早「なにっ」
千早「ちょちょっと待ってください!」
P「なんやの」
千早「二週間って…竜宮小町はどうするんですか?律子も無しで」
P「スケジュールはもう結構先まで決まってるから問題無い。俺がマネージャーみたいなことしとくさ」
P「ここでこの企画を成功させることは千早たちだけじゃない。律子Pの顔を売ることにもつながるんだ」
P「律子自身の実力を知らしめることで竜宮小町がポッと出ユニットじゃないことを世間にわからせるチャンスだ」
千早「は、はぁ…」
美希「と、いうわけで共同生活スタートなのー!」
あずさ「あらあら、元気ね美希ちゃん」
貴音「ここが私たちの暮らすことになる物件ですね」
千早「ちゃんと部屋は一人ずつあるんですね」
律子「でもお風呂やトイレ、キッチンは共同だからね」
千早「あの…カメラはどこにあるんですか…?」
律子「それはあとで説明するわ。みんな上がって」
美希「いっちばん乗りなの~!」バフッ
律子「あーこら!いきなりソファにダイブしない!」
あずさ「部屋多くて迷っちゃいそう…」
律子「迷うほどじゃないですよ!」
貴音「…」グゥ~
律子「後でちゃんとご飯食べるから!」
千早「あの…企画の説明…」
律子「そうね。まずは企画の説明をするわね」
人気ユニット竜宮小町のおねぃすゎん 三浦あずさ!「あらあら~」
モデルとしても人気上昇中! 星井美希!「あはっ☆」
神秘性が人を惹きつける! 四条貴音!「面妖な…」
デビューから僅か一年で確固たる人気を得た歌姫! 如月千早!「まあナンでもいいですけれど」
彼女たちを仕切る765プロの敏腕プロデューサー! 秋月律子! 「よろしくお願いしますね」
多種多様な魅力を持つ彼女たちが力を合わせた時、何が起きるのか!?
人気アイドルたちの素顔に迫る!
『ドキドキ!アイドル密着二週間!』(ナレーション:立木文彦)
律子「これが今回の企画ね」
千早「何のヒネりもない企画名ね…」
律子「仕事はこれまで通り行うわ。私たちの生活の場所がここになるっていうこと」
美希「ふ~ん。結構簡単そうなの」
貴音「確かに…これだけならあまり難しい企画ではなさそうですが」
千早「あの…五人で唄う歌は?」
律子「そう!そこがキモよ千早」
千早「えっ」
うんこしてくる
強敵だった
千早「キモ?」
律子「そう。今回の曲は私たちで作詞作曲するのよ」
千早「そ、そんな。無理よ」(困惑)
美希「千早さん。自分で歌を作りたくないの?」
千早「え?」
美希「ミキはね、自分で自分の歌作ってみたいって思うな」
あずさ「そうねぇ。唄いたい歌を作ってみるのも楽しいかもしれないわぁ」
律子「そう!無理を通して道理を蹴っ飛ばす!頂点を目指すならこれくらい必要よ千早!」
千早「そ、そうかしら…」
律子「ちなみに前例があるわ」
千早「前例?」
律子「765プロのアイドルが曲を作ったらどうなるかっていうのがね」 Pi!
l>再生
雪歩「窓からァ見えるゥ~」
雪歩「高速ゥ道路ォ~」
停止
律子「こんな感じね」
千早「」
千早「えっちょっ」
美希「雪歩は何をしてたの?」
律子「別の番組の企画で即興で歌を作れっていうのがあってね。それで作ったのがあの曲よ」
千早「…ゴクリ」
律子「私たちには二週間という猶予が与えられているわ。この企画必ず成功させるわよ」
あずさ「はい~頑張りましょう」
貴音(雪歩のは失敗扱いなのですか…)
律子「カメラの設置は明日の朝、出社前よ」
律子「つまり番組の収録が本格的に始まるのは明日の仕事が終わって帰ってきてからね」
貴音「今日からかめらが回っているわけではないのですね」
律子「ちなみにカメラが設置されるのはリビングとキッチン」
律子「後は各自の部屋の角にデスクがあるんだけど…それが映る位置に設置されるわね」
あずさ「部屋にもあるんですね」
律子「そうです。カメラの死角は多いですが言動には気をつけてくださいね」
あずさ「じゃあカメラの回ってない今日のうちにしておきたいことがあるんですけど」
貴音「なんでしょう」
あずさ「みんなでお風呂に入りませんか~?」
千早「なにっ!?」
美希「裸の付き合いってやつなの!」
貴音「そうですね…それもいいかもしれません」
千早「ちょっ待っ」
律子「テレビ的にはそういうキャッキャウフフは収録したいところだけど…」
律子「いいわね!入りましょう!」
浴室
千早「あの、五人は流石に狭いのでは。やはり一人ずつ…」
貴音「浴室は意外と広いですよ千早。浴槽に五人浸かるのは厳しそうですが」ボイン
律子「浴漕には二人か三人ずつで入ればいいわね。片方が入ってる間に片方が身体を洗う感じで」バイン
美希「千早さん!早く入ろうなの!」ミキプルーン
あずさ「あらあら千早ちゃん~。早く脱がないと~」ドカン
千早「くっ」
美希「ほらほら千早さん!バンザーイして!」プルンプルン
ミキプルーンがしたかっただけなんだ
遠回りしたが満足なんだ
おやすみ
千早「結局入ってしまった…」
美希「千早さんとお風呂って初めてなの!」
律子「そうねー。仕事以外でも千早と絡んでるのって春香くらいかしら?」
千早「そうね。春香とはオフが重なったら遊びに行ったりしてるわ」
美希「えぇー!?千早さん!ミキとも遊んでよー!」ザバサバ
律子「こら!湯船で暴れないの」
美希「ブー」
千早「うふふ。いいわよ、美希」
美希「ほんと!?やったやったやったぁ!」バシャア
律子「わっぷ!もう美希!」
美希「あぅ…ごめんなさい、なの」サブ
千早「…!?」
律子「どうしたの?千早」
千早「ううん、なんでもないわ」
千早(胸が湯船に浮く瞬間を…初めて見てしまった)
あずさ「ほら貴音ちゃん、ちゃんと身体を洗わないと~」
貴音「あぁ!?そ、そこは自分で洗いますから…!」
千早(四条さんが攻められる瞬間も…初めてみてしまった)
あずさ「…ふぅ」
貴音「私たちが湯船につかりますので、次は律子嬢たちが身体を洗ってください」
美希「はーい」ミキプルーン
律子「はしゃがないの」ブルーン
千早「…」
千早(どういうことなの…)
やっぱ眠い
律子と結婚する夢を期待して寝る
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