P「響達は俺の家に泊まるのか!?」(172)
P「いや、問題ありすぎるだろ…」
響「別に自分は気にしないさー」
P「お前なぁ…貴音からも何か言ってやってくれよ」
貴音「わたくしは、あなた様が自堕落な生活をしていないか心配です
その査察の意も含めて、良い機会でしょう」
P「大丈夫だよ、別に普通に生活してるって」
響「とてもじゃないけど信じられないぞ?」
貴音「はい」
P「くそ…千早達が居た頃にはまだ音無さんも帰ってなかったのに…」
響「観念するんだな!」
P「あー、もうわかったわかった」
響「やったぞ貴音!」
貴音「ええ、やりましたね響」
~~
P「到着」
響「…意外と普通だぞ」
P「どんなの期待してたんだよ」
貴音「一人暮らしするには丁度いい"あぱあと"ですね」
P「ああ、響はペットがいるからともかく
千早の部屋の広さがおかしいんだ、贅沢すぎる
ったく、これだから最近のアイドルは…あー、ちょっと待ってろ」
響「うわ…散らかりすぎだぞ」
P「ちょ!待ってろって言っただろ!?」
貴音「すみません、響が早く入りたそうな表情をしていたので連れてきてしまいました」
響「た、貴音が入ろうって言ってきたんじゃん!」
P「…はぁ、とりあえずいらっしゃい」
貴音「片づけをなさっていたのですね」
響「部屋の広さに対して物が多すぎだぞ」
P「何もないよりはいいだろ?」
貴音「ですが、これは…」
響「度を越してるぞ」
P「そ、そうかな?」
貴音「はい、率直に申せば"足の踏み場もない"という表現にあたります」
P「お前らが泊まりにくるなんて思わなかったから…」
響「いっつも掃除してないとダメだぞー」
貴音「では、共に掃除を始めましょう」
P「いやいやいや」
響「女の子をずっと外で待たせるつもりか?」
貴音「この様子では、暫く掛かりそうですが」
P「ぐぬぬ、わかった、手伝ってもらおう」
響「やった!」
P「逆に散らかすなよ」
響「プロデューサーと違ってしっかりしてるから大丈夫さー」
響「でも…片付けもいいけど、自分お腹空いたぞ…」
P「そう言えば、午後の収録から何も食べてないのか?」
貴音「はい、時間が押していたもので」
P「参ったな、冷蔵庫大したもん入ってないぞ」
響「プロデューサー、見ていいか?」
P「ああ」
パカ
響「…冷蔵庫、おからくらいしか入ってないぞ…」
P「大家さんに貰った奴だな
買いに行くか?」
響「うーん、とりあえず自分がご飯の方なんとかするから
貴音とプロデューサーは掃除をやってて欲しいぞ」
P「料理…ああ、一人暮らしだから出来るのか」
響「そうだぞ!自分完璧だからな!」
P「んじゃ、響に夕食作ってもらおうかな」
貴音「わたくしも、響の手料理をいただきたいです」
響「へへっ、美味しくて腰抜かしちゃうぞ!」
P「…まあ、それでいいか」
響「じゃあ二人は部屋の掃除を頼むぞ!」
P「なんか、悪いな…」
貴音「綺麗な部屋で食べた方が、落ち着きますよ」
P「そりゃそうだが
こうも散らかってると何処から片付けていいのやら…」
貴音「とりあえず、そのお布団を仕舞いましょう」
P「あ、そこは…」
ガラッ
ガラガラドシャーン
貴音「なんと」
P「…さっき慌てて詰め込んだ物たちだ」
貴音「困りました、先ほどより物が増えてしまいましたね…」
P「とりあえず、始めようか…」
~~
響「ご飯も炊けたけど、全然片付いてないさ…」
貴音「すみません、わたくし片付けが必要になった事がないので…」
P「片付けが出来る人間なら、こんな部屋に住んでない」
響「二人ともダメダメすぎだぞ!」
貴音「響に怒られてしまいました…」
P「面目ない…」
響「とりあえず、冷める前に食べるさー」
P「おお!?なんだか豪華だな!」
貴音「まこと素晴らしいです、響」
P「これ…ハンバーグか?」
響「おからハンバーグのピーマン詰めだぞ!
お肉がないから、人参で少し嵩増ししたたけど…
スープは、味の素で作ってみたんだけど、肝心の具がほとんどないぞ」
P「野菜はニンジンとインゲンだけか、うさぎの餌やりを思い出すな」
響「うぎゃー!だって野菜がこれしかないんだからこれ以上何しろっていうのさー!」
貴音「良いではありませんか、頂きましょう」
P「…うん、うまい!」
貴音「響は、料理の才能がありますね」
響「えへへ…じゃなくて、もちろん、自分完璧だからな!」
P「おかわり」
響「米だけならいくらでもあるから沢山おかわりしていいぞ!」
貴音「しかし、少し落ち着きませんね」
P「落ち着かないって、何が?」
響「プロデューサーは慣れてるから何も感じないんだな」
P「…?」
貴音「凄く、圧迫感のある部屋です」
P「ああ…うん、食べ終わったら片付けような」
響「普段からもっとちゃんとして欲しいさー」
P「面目ない…」
P「あー、うまかった」
響「とりあえず、自分は食器洗いを済ませてくるぞ」
P「悪いな、何から何まで」
貴音「あの、貴方様はなぜこんなに沢山の画面を持っているのですか?」
P「画面…ああ、ディスプレイか
仕事用ゲーム用とテレビで3つは必要になるだろ」
貴音「まるで"まっどさいえんてぃすと"です」
P「そりゃ勝手なイメージだろ
…でも確かに、この部屋に3つの液晶は少し邪魔かもな」
貴音「では捨てましょう」
P「待て待て待て、とりあえず現状維持、きちんと環境を整えておかないとだな」
貴音「そうですか?では仕方がありませんね
しかし貴方様、この部屋にはやはり物が多すぎます」
P「やらないゲームは売るべきかもな…」
響「奥のは全部ゲームなのか?」
P「ああ」
響「とんでもない量だぞ…」
貴音「こちらの本棚にも、凄い量の書物が仕舞われておりますね」
P「ああ、本を読むのも好きだからな」
貴音「ふむ…」ガラッ
P「なんか気になる本でもあったか?」
貴音「いえ、はれんちな本はどこかと」
P「ねーよ」
貴音「一見、その様ですね」
響「カバーをすりかえてる可能性もあるぞ」
P「お前らお母さんみたいな事するのやめなさい
探しても何もやましいものは見つかりません」
響「…この反応、どうも白っぽいぞ」
貴音「では、仕方がありませんね。掃除を続けるとしましょう」
P「…ん?これは…」
響「エロ本か?」
P「お前らどんだけ俺のエロ本気になってるんだよ」
貴音「内容によっては警察へ突き出す所存です」
響「で、それは?」
P「いや、懐かしいゲームが出てきたもんだから
スマッシュブラザーズって知ってるか?ゲームキューブの」
響「!」
貴音「いえ、存じません」
響「それ、知ってるぞ!実家に居た時はよくにぃにと遊んだ!」
P「そうなのか、懐かしいなー、やろうぜ
コントローラー4つあるし」
貴音「あの、掃除は…」
響「やるぞ!負けたら罰ゲームね!」
P「おいおい、貴音が可哀相だろ」
響「自分と貴音対プロデューサーでやるさー」
P「まじかよ、罰ゲームは?」
響「んー、ゴージャスセレブプリン?」
P「…まあ、それくらいが妥当か
とりあえず一試合慣らそう」
貴音「…」シュン
P「とりあえず慣らしは戦場でいい?」
響「そこ狭いから苦手だぞ…」
貴音「あの、貴方様
これはどのように操作すれば…」
P「キャラクターを選ぶんだ」
貴音「えっと、どれが強いのですか?」
P「強い…ファルコンかな?」
貴音「この、面妖な筋肉を持ち合わせた仮面の男ですね」
P「よし、じゃあ始めるぞ」
響「貴音、操作は自分が教えるぞー!」
貴音「はい、よろしくお願いします響」
~~
響「うぎゃー!また負けたぞ!」
貴音「申し訳ありません、響…わたくしが足を引っ張るばかりに…」
響「貴音は悪くないぞ!強いプロデューサーが悪い!」
P「んな無茶な…」
~~
響「もっかい!」
P「いいのか?お前らゴージャスセレブプリンの借金がどんどん溜まっていくぞ」
響「自分達が勝ったら全部チャラ!勝つまでやる!」
貴音「あの、二人とも…もう、夜も更けます」
響「も、もうそんな時間なのか!?
って、全然部屋片付いてないぞ!」
貴音「だからわたくし、最初に掃除が…」
P「…とりあえず、寝る仕度しないとな」
貴音「ですが、布団を敷くスペースがありません」
P「とりあえず、さっきの掃除でいくらか物は減ったから
ガーっと積み上げて布団を敷こう、一枚くらいなんとかなるだろ」
貴音「なんと」
響「へ、変態プロデューサー!」
P「いや…俺はソファで寝るに決まってるだろ…」
貴音「それは…まことに残念です」
P「滅多な事言うな」
P「とりあえず、今日一日くらい二人で同じ布団でも我慢してくれ
風呂の準備は今終わったし、すぐ焚けると思う」
響「あ、お風呂はプロデューサーが最初でいいさー」
P「お、いいのか?」
貴音「家主に一番風呂を譲るのは当然の事です」
P「ありがたい、んじゃサクっと入ってくるわ」
~~
P(…しかし、気になるな
あの二人の顔、何か企んでたように見える)
P(さっさと洗って出よう
それが賢明だろう)
P「何してんだお前ら」
響「こ、これは、違うぞ?その…」
貴音「すみません、響がどうしても貴方様のパソコンを見たいというので…」
響「ちょっ 違うぞ!
貴音が、エッチな画像が入ってるに違いないって言うから…パスワードわかんなかったけど」
P「案の定な…流石に人のパソコンいじるのはやめろ
俺だから許すけど、人に寄っちゃ絶縁ものだぞ」
響「プロデューサーだから覗いたんだぞ」
P「お前ら正座しろコラ!」
貴音(響が余計な事を言うからです ボソ)
P「ほら、これで弄れるから好きなように覗け
給料明細は見るなよ」
貴音「なんと、心の広い方ですね」
響「流石プロデューサーだぞ!」
P「お前らに言われてもなんか嬉しくないな…」
~~
P「満足か?」
響「ちぇー、フォルダ一杯あって苦労した割りに、いかがわしいのが一個もなかったぞ…」
P「どうしてある事を期待してんだよ…」
貴音「あれば、それは事務所のがーるずとーくの花となるでしょう」
P「まじかよ…女の子怖いよ…」
響「まあ、なかったから良いさー」
P「なかったら、いかがわしいものがなかったって話題になるのか?」
響「その場合は話にならない」
P「しろよ、俺ほかのアイドルには疑い持たれたままじゃん」
貴音「それはそれでまた一興…」
P「興じねーよ」
P(…拡張子変えておくだけでバレないもんだな)
P「先に貴音が入るのか」
響「じゃんけんで負けちゃったから、仕方がないさー…」
P「じゃあ、せっかくだし腹筋手伝ってくれるか?」
響「へ?腹筋?」
P「ああ、一応続けてるんだ」
響「な、なんだか意外さー」
P「お前らみたいなプロポーションの良い奴ばっかりと一緒にいるとな…」
ぎゅ
響「はい!」
P「さい!」
響「うぎゃー!掛け声じゃないぞ!」
P「え?そうだったのか、はい、さいのリズムで腹筋しろって意味かと…」
響「うー…もう持ってあげないぞ…」
P「持たなくてもいいけどゴージャスプリン奢れよ」
響「うぎゃー!出世払い!いつか勝つからチャラ!」
P「そんなのありかよ」
響「あと10回!」
P「延ばすな! はぁ…はぁ…つかれた…」
響「だらしないなー」
ガチャ
貴音「何をしているのですか?」
響「プロデューサーが腹筋したいっていうから、付き合ってあげてたんだ
自分がお風呂入ってる間に、貴音も付き合ってあげて欲しいさー」
P「!?」
貴音「それはまこと良き事ですね
お手伝いさせてもらいましょう」
P「いや、もう規定の回数…やったし…はぁ」
貴音「遠慮はいりません、さあさあ」
P「明日筋肉痛になったらお前らのせいだからな!」
ガチャ
響「あれ?プロデューサーもう寝ちゃったの?」
貴音「はい、80回目でわたくしの手を振り払うと
一目散にソファへ逃げて行きました
あとは泥のように」
響「ふふふ、ちょっぴり可愛いさー」
貴音「さあ、湯冷めしないうちに私達も床へ就きましょう」
もぞもぞ
響「なんだか、貴音がお姉ちゃんになったみたいだな!」
貴音「響を、是非妹にしたいものです」
響「何言ってるさー
このデカチチ!」
貴音「その小さな顔をうずめて差し上げましょう」
響「むぐっぎぶぎぶ」
貴音「おやすみなさい、響」
響「おやすみ、貴音」
P「…ふぁ」
キョロキョロ
貴音「すぅ…すぅ…」
響「すやすや」
P「んー?あれ?…ああ、二人が泊まりに来たんだっけ…
眠い…もう一回寝るか、どうせ土曜だし…」
~~
パチリ
P「良く寝た…二度寝は目覚めが良くて気持ちいいな!」
響「すやすや」
P(まだ寝てんのかよ…)
貴音「貴方様」
P「うわ!?びっくりした…」
貴音「あの、朝食は…?わたくし、お腹が空きました」
P「あー、パンならあったはずだ
とりあえずそれで済ませよう」
P「もうこんな時間か…昼じゃないか」
貴音「響も、よく寝ますね」
P「ま、朝食出来るまで寝かせておいてやろう」
P(あれ?コントローラーが…)
P「貴音、何時に起きたんだ?」
貴音「8時頃でしょうか」
P「何してたの?」
貴音「それは、とっぷしぃくれっとです」
P(練習してたのか…)
P「上手になった?」
貴音「…全然、上達しません
これでは、響の出世払いのお手伝いを出来そうにありません」
P「よし、じゃあ少し練習するか」
貴音「…はいっ!」
響「ふぁ…あれ?二人とももう起きてたのか?」
P「うわ、昼食を作って響を起こすつもりが、もう12時過ぎてしまった」
貴音「魔性のゲームですね、これは」
響「うー、自分除け者にして二人でゲームなんてずるいぞ」
P「悪い悪い、さあ昼食にしよう」
響「でも、もう冷蔵庫からっぽだぞ?」
P「ジャムとパンならある」
貴音「しかし、これではお腹が空いてしまいます
朝食も食べていませんし…」
P「そうだな、6時ぐらいになったらがっつりしたもの食べに行くか」
貴音「がっつりしたもの…?では、らあめんは駄目ですか…残念です」
P「いや、十分だろ…ラーメンか、暫く食ってないな
そういえば、昼食食ったらどうするんだ?」
響「もちろん、掃除さー」
P「…え?」
響「だって、結局部屋片付いてないし
3人でぱぱっと片付けちゃう!」
P「二人ともいいのか?せっかくの休日、夜からラジオの収録入ってるっていうのに」
貴音「三人で過ごせれば、わたくしは何も異存ありません」
響「うん!」
P「なんか、本当に色々と悪いな」
響「ラーメン奢りで許してあげるさー」
P「そうだな、旨いラーメン食いに行こう」
~~
響「思うに」
P「はい」
響「収納が足りないんだ!」
P「はい」
貴音「確かに、物が溢れてる感は拭えませんね」
P「いや、でも言って増やせるものでもないしな…」
P「…買いに行くか」
響「ニトリか?イケヤか?」
P「リサイクルショップ」
響「…そういうところケチなんだなー」
P「こんなベニアで出来たカラーボックス新品で買う神経がわからん!」
貴音「あの、りさいくるしょっぷ、とは?」
P「ああ、なんでもかんでも使い古したもんとか買い取ってくれる所で
店が買い取ったものを客が買う事もできる」
貴音「なんと、えこですね」
P「何より、使い古されてるから安いし」
貴音「それは、素晴らしいではないですか」
響「うー、なんだか置いてけぼりにされてる気がするぞ…」
P「よし、さっさと乗った乗った」
貴音「貴方様にですか?」
P「違うよ、車に」
P「うおー、休日の昼時は混んでるな」
貴音「この車が、空を飛べれば良いのですが…」
P「…貴音はたまに真顔で子供の発想を口にするよな」
響「最近は特に酷いさー」
貴音「?」
P「真美達に感化されてしまったのか…」
響「あの二人との収録も多いし、これ以上酷くならない事を祈るばかりさー」
P「あー、見えた見えた
ほら、あそこの看板」
貴音「あそこが、噂のりさいくるしょっぷですね」
P「カラーボックス、買ってもこの車に詰めるかな」
響「もっとおっきな車買えばいいのになー」
P「だって、車なんてお前らの足にするくらいだしな…」
貴音「これがりさいくるしょっぷ…!」
P「まあ、小汚いものを沢山売ってるよ」
貴音「見てください響!大きな水槽が売っています!」
響「何も飼ってないのに水槽買ってどうするんだ?」
貴音「何か…何か飼います!」
響「お、落ち着くさー」
貴音「なにが良いでしょう…ヒラメ、タコ、アジ、サーモン…」
P(家畜?)
貴音「ふふふ、響の豚肉に負けない立派な魚に育てたいです」
響「ぶ、ブタ太を豚肉って呼ぶなー!」
貴音「貴方様は、何を飼うべきだと思いますか?」
P「貴音がペットを飼いたいのか、食料を買いたいのかわからん…」
貴音「貴方様、これはなんですか…!?」
P「エアガンだな、おもちゃだよ」
貴音「なんと面妖な…」
P「お前目がキラキラしてるぞ」
響「あ、ちょっと貴音ー!次はどこ行くんだよー!」
P「そんなに珍しいかな…?」
貴音「見てください、この面妖な人形達…」
P「キューピーちゃんか、マニアか誰かが売ったのかな」
貴音「こんなのを集めている方がいるとは、世の中は不思議です…」
P「はいはい、いいからそろそろ家具見に行くぞ」
貴音「この椅子は…!」
P「お前ここにいると全然落ち着かないな…」
響「マッサージチェア、動くみたいだぞ」
ヴィィィィン
貴音「めんょぉなぁ」
響「あははは!もっかい言って!」
ヴィィィィン
貴音「めんょぉなぁ」
P(…遊ばせておこう)
P「えっと、カラーボックスは、結構色々あるな」
店員「いらっしゃいませ
どれくらいのサイズをお探しですか?」
P「いや…今は置く場所もないから、サイズも特には考えてないんですけど
物を減らせば、あまり大きくないものなら入るかな、と」
店員「そうですか、ではこちらの…」
すまん、用事出来た
本当に申し訳ないが、3時間ほど家を空ける事になった
残ってたら続き書くから、保守してもらえたら凄く嬉しい
勝手な頼みで悪い
もう読んだ事ある人もいるかもしれないけど
保守してくれる人がいたら、俺が書いたSSいくつか晒しておくから保守しながら暇つぶしに読んでてくれ
こんな時間に本当に申し訳ない
P「真美達は千早の家に泊まるのか?」
P「やよい達はあずささんの家に泊まるのか?」
P「雪歩達は美希の家に泊まるのか?」
千早「週休二日制?」
P「千早の初恋の人って?」
P「アイドル小学校」
千早「目が覚めたら、体が縮んで…」
春香「プロデューサーさんへ…」
千早「春香は"月光"と"月の光"どっちが好き?」
何度も言うけど、本当にごめん
残ってたら書きます
改・保守時間目安表 (平日用)
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-06:00 50分以内
06:00-08:00 40分以内
08:00-10:00 40分以内
12:00-14:00 25分以内
16:00-18:00 20分以内
18:00-20:00 15分以内
20:00-22:00 10分以内
22:00-24:00 10分以内
改・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 20分以内
02:00-04:00 40分以内
04:00-06:00 50分以内
06:00-08:00 35分以内
08:00-10:00 25分以内
12:00-14:00 20分以内
16:00-18:00 15分以内
18:00-20:00 10分以内
20:00-22:00 10分以内
22:00-24:00 10分以内
戻りました、始めます
P(買ってしまった…綺麗ででかくて安かったから、つい…)
P「お前らいつまで遊んでるつもりだ、もう行くぞ」
響「はーい!」
貴音「大きなものを買いましたね」
P「まあ、入るだろ」
~~
P「…入らないな」
響「いや、横にすれば…ほら、入った!」
P「いや、お前どこに座るんだよ」
貴音「では、助手席に座る私の膝の上に…」
P「いやいやいや、捕まっちゃう捕まっちゃう
うーん…しかし、ここ往復したくないしなあ
…響」
響「え?」
響「ぜ、絶対やだぞ!」
P「大丈夫大丈夫、入る入る」
貴音「貴方様、響が嫌がってますし、私がトランクに…」
P「貴音はでかいから(色々と)窮屈だろ?」
響「うぅ…わ、わかったよ
自分、トランクに乗るさー…」
P「よし、偉いぞ響!」わしゃわしゃ
響「えへへ」
P(ちょろいな)
P「ほら、乗ってくれ
ドア閉めるから気をつけろよ」
貴音「トランクに詰められる響、なんと可愛いのでしょうか」
響「荷物みたいに言わないで欲しいさー…」
P「よし、全員乗ったな?」
貴音「はい」
P「貨物室、気分はどうだ?」
響「う、うるさい!」
P「良好だな、出発前に、貴音のおすすめのラーメン屋を調べよう」
響「そういうの、自分をトランクに詰める前にやって欲しいぞ…」
貴音「では、勝軒はどうでしょう」
P「カーナビで出るかな」
ピピピっと
P「お、出た出た」
響「え?このまま行くの?」
P「うん、何か問題が?」
響「え?いや…だって、駐車場ついたらどうするんだ?」
P「そりゃ、降りるに決まってるだろ」
貴音「どうしたのです、響
まさか頭の具合が…」
響「二人してマジな顔で心配しないで欲しいぞ!
その…自分、ラーメン屋さんに着いたら、トランクから降りて
またラーメン屋の駐車場でトランクに乗らなくちゃいけないのか?」
P「うん」
響「それ、超恥ずかしいぞ…」
P「…流石に、可哀相か」
貴音「恥ずかしがりながらトランクから出てくる響が見たかったのですが
貴方様がそう仰るなら仕方がありません」
響「や、やっぱり二人とも狙ってたのか!」
P「…いや、まさか」
貴音「疑うのはよろしくありません」
響「今一瞬にしてルームミラーから二人の目線が逸れたぞ…」
P「夕食、遅くなるけど一旦家に帰るか
方角も近いし」
響「方角近いならやっぱ直接行く必要ないじゃん!」
P「細かい事は気にしない、いざ出発
頭に気をつけろ」
響「はーい」
~~
P「さっきから、響が静かだな
寝たのか?」
貴音「今朝もぐっすりでしたね」
響「ね、寝てないぞ!なんだか自分、寝てばっかりみたいに言われたような…」
P「実際、昼間で寝通してたしな」
貴音「どうかしましたか?」
響「いや、後ろの車に見られるのが恥ずかしくて…」
P「ああ、トランクに女の子いたらビックリするだろうな」
P「"赤ちゃんが寝ています"っていうステッカーも買っておけばよかったな」
響「うぎゃー!二人ともさっきから意地悪だぞ!」
貴音「響、童心に帰るというのも己の心の美しさを磨く一つの術ですよ」
響「戻りすぎだぞ!」
P「じゃあそのまま胎児まで行ってみるか」
響「出産前!?」
P「響はわがままだな」
貴音「わがままはよくありません
だから背が伸びないのです」
響「ぐ…うぅ…」
貴音「いけません、響が両手を合わせて顎を乗せるポーズをしました」
P「生まれそうです、の合図か?」
貴音「そろそろ拗ねます、もうやめましょう」
P「拗ねられたら困るな、響は特別にトッピング自由にしてやろう」
響「ほんとう!?」
P(ちょろい)
~~
P「ふぅ、またこれ運ぶのか…」
貴音「手伝いましょうか?」
P「いや、大丈夫だ
足元だけ転びそうなのあったらどけてくれ」
響『トランクあけろー!』
P「やべ、素で忘れてた」
貴音「そうなのですか?わたくしはすっかりわざとかと…」
P「家の鍵空けたら、そのままトランク開けてきてやってくれ」
貴音「承知しました」
ガチャ
P「ただいまっと…」
ガタン
P「改めて見ると響達のおかげで、多少は片付いてるな」
貴音「戻りました」
P「いてっ いたいいたい、蹴るな」
響「ばかばかばか変態!」
P「チャーシュー大盛りでいいから」
響「…仕方ないな」
P(響の将来が心配になってきた)
貴音「では、らぁめんに…」
響「せっかく戻ったんだし、片付けていくぞ」
P「え?いいよ、かなりマシになってるし」
響「どうせ、自分達帰ったらプロデューサー片付けないさー」
P「…確かにそんな気もするけど」
貴音(待ちに待ったらぁめんが…)
P「いや、ほら…貴音から哀愁が漂ってる」
貴音「…」シュン
P「口を開けばラーメン食べたいと言ってしまいそうで
必死に口を閉じてる様子がなんとも切ない」
響「この貴音を見て、こういうのも酷だけど
今は我慢!」
貴音「…ら、…はい」
P「いや、いいって
貴音なんて朝食食べ終わってすぐ"お腹空いた"って顔してたし」
貴音「いえ、思えば今日の夜はラジオの収録
今片付けなければ、この機会は一生来ないでしょう」
P「そんな大げさな…」
響「という訳でお掃除スタートだぞ!」
響「デスク、ゴチャゴチャだなー」
P「ああ、でもそっちは全部仕事のものだから
不要なものとかないし、片付けなくてもいいよ」
貴音「しかし、こんなに沢山の手帳がいるでしょうか?」
P「いるいる、全部中身違うし
それ手帳ごとに違うアイドルの予定書いてあるんだ」
響「え?そうなの?」
P「昔は一冊で足りたんだけどな
今じゃお前ら売れっ子だし、嬉しいやら悲しいやら」
貴音「拝見してもよろしいでしょうか」
P「…駄目」
響「なんで?」
P「なんでも、ほら掃除するならさっさと掃除」
貴音「休憩いたしましょう」
P「お前らなぁ…」
響「うわ、ビッシリ!」
P「もう勝手にしてくれ」
貴音「お仕事だけではなく、レッスンの状態まで書いてあるのですね」
響「あ、見て見て!体重増えたって書いてある!誰の?」
P「…俺の」
響「ははーん、だから腹筋を…」
P「いらん所で鋭いな…」
貴音「こう見ると、真面目に仕事をしているのですね」
P「まるで俺が普段の仕事ぶりを見ると不真面目のようじゃないか」
響「プロデューサー、目立たないからなー」
貴音「ですが、これでよく分かりました
これだけの人数の仕事を、目立たないくらい徹底して管理出来ているのは
このような努力があってこそなのだと」
P「さ、掃除しようか」
響(ふふ、プロデューサー照れ屋だな!)
貴音(今度皆で褒めてあげましょう)
~~
響「うん!綺麗になった!」
P「本当、驚きだ…
収納一つでこんなに変わるもんなんだな」
貴音「…」
P「いかん、貴音の目がもう食事の事しか考えてない
さっさと行こう」
貴音「ついに、ついにらぁめんを食べに行くのですか?」
P「ああ、乗った乗った」
貴音「らぁめんにですか?」
P「車にだよ…似たようなやり取りさっきしたけどさ…」
貴音「響、らぁめんを食べに行きますよ」
響「いや、今プロデューサーが言ったぞ」
貴音「さあ、はやく車に乗りましょう」
P「…」
響「今は貴音の好きにさせるさー…」
ガラー
店員「いらっしゃいませー」
貴音「…ふふふ」
P「こら、勝手に行くな
すみません、三名で」
店員「あちらのお席でどうぞ」
貴音「あの、めにゅうはどちらに…」
店員「はい、そちらにおいてあるのがメニューとなります」
P「二人とも好きなの食べていいぞ
今日は奢りだ」
響「やったー!
今日は疲れたし、コッテリしたのをガツ!っと食べたいぞ!」
貴音「では、わたくしは一番最初のめにゅう…(から順に)」
P「今日は、ありがとうな」
響「ど、どうしたんだ?」
P「いや、色々と世話になった
本当にありがとう」
貴音「もぐもぐ(お世話だなんて)」
響「貴音、いい所なのに台無しだぞ…でも
自分達、プロデューサーに助けてもらってばっかりだから
少しでも恩返し、出来たかな?」
P「ああ、本当に感謝してるよ」
響「えへへ、プロデューサー顔赤いぞ?
水もっとガブっと飲んだら?」
P「ああ…ってもうこんな時間か!?もう行かないと収録間に合わないぞ!!」
響「え、えぇ!?大変だ!」
貴音「ま、待って下さい…まだ四杯目が…」
P「行くぞ!」
\めんようなーっ/ おわり
おまけ
P「お前達は水族館行ってたのか」
真美「超面白かったYO→!」
亜美「姉ちゃんと水族館行ったり!モノマネメール爆弾!」
伊織「アンタ達がメールバンバン送ってくるから、受信BOXほとんど二人ののメールなんだけど」
やよい「うっうー!千早さんからメール来るといいですね!」
あずさ「あらあらぁ」
千早「…?水瀬さんに?どうして?」
春香「あはは…千早ちゃん、今の一言で傷口えぐったよ…」
美希「えー!?ハニーの家に泊まったの!?ズルいズルいズルい!」
雪歩「美希ちゃん、落ち着いて…」
響「でも、ラーメンの所為で収録中胃もたれが酷かったさー…」
真「ラーメン食べに行ったの?いいなぁ」
貴音「ふふっ、今度は真も私と一緒に食べに行きましょう」
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
メールのくだりの意味が分からない
>>167
千早が送ってたメール?
ゲームでプロデューサーに送ってきた内容を少し改変しただけで特に意味はないよ
あ、おまけの続きはもうないです
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