俺「ストライクウィッチーズだ、当たると痛ぇぞ!」(1000)

ストパン世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwwwwwっていうスレ

                  |ヽ       , -- . .. _       /∧
                   |//ヽ    ノ:=笊=: : : : ヽ , ',//ハ
                    |///∧ 「:_:Y(o)Y: : : : : : :l//////|
                     |/////∨: : :`Y´: : : : :>く//////|
                     |///>'" `ヽ: 〉:>' ´    \'///|
                     人/    . -―‐ァ        \/|
                   /   >' ´ 二二フi     }    i ノヘ
                ′ /  . -‐¬'´ ' ,'   ,'    ,'   ハ        妄想を垂れ流すのもよし
           .へ  |i /   /  .ィ´  //  //  /   |        初SSに挑戦してみるのもよし
         /. : : :|>   / / i|    /  //  //    ト、       そこの貴方も書いてみたらいかがですか?
        /. : : i: : |   ∠ ..イ≧ミト、 / | xァ=テ7,' / ' 个 ヽ
      / . : : : :|: : | .ィi{  从ァ=ミヽ   |/ ノィ=ミ厶イ   |
     /. : : : : : : ヽ:.:∨:人  V{{ r'.:::;}         r'.::::;ハ/  ノ  |        新生活シーズン到来であります!
    /. : : : : : : : : : : >个  人 ゝ-'   ,    ゝ-' 厶イ   |
   . : : : : : : : .   ´  厶イ  iヽ:::::.:.:      :::.:.:::  イ    |
   . : : : : : ノく,___     | 八      , - 、     /ノ /  |
   ー=≠. : : : :`ヽ \__   |{ { Niト .   {    }    .ィ  /i  |
    : : : : : : : : : : : : : : :マミト、   `ト . _ .. < 厶イ |   |
   \ : : : : : : : : : : : : : : :.\:`7777イ{:、    , }ト、    l  |   |
      < : : : : : : : : : : :\:.∨//: : : : ≫=≪: : : \ー‐=ミ、  |
まとめwiki:ttp://www16.atwiki.jp/vip_witches/pages/1.html

避難所全般:ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/14336/

前スレ
俺「ストライクウィッチーズ・・・っスか・・・?」

避難所

雑スレ

まとめwiki運営スレ

避難所運営スレ

強さ議論スレ

※俺スレのお約束※

1、他の人が投下してるなら割り込まないでね
2、投下予約できるならしてね
3、長時間にわたるようなら分割するか、一旦切り上げて再度予約しよう
4、予約のすっぽかしは迷惑がかかるからやめよう 予約キャンセルの時は一声かけてね
5、>>1の一行目を第一に考えてほしいな

 (クロス・パロディについて)
書き手は、読み手のことをよく考えて設定を練っていこう
過剰なクロス・パロ要素は、読者を置いてけぼりにしてしまうかも
また、読む側にも「気に入らないなら読まない」という選択肢がある事を忘れないで

・批判、スルーされても泣かないで!
・ストパン愛を忘れない ←重要


       /ヽ   {\
      i:::::::,   i:::::ヽ

.      !:::::「┬ ̄i:::::::::,
      i::::::! ─ -!::::::::i
     /' ,  i i 、  ヾ!
    / i-+!ゞ、_!>!-! i  !

    /イ! >  < !≠-_ト..、      ここには紳士しかいないでありますwwwwwwピィwwwwww
    / !⊂つir-ヽ⊂/::/:::::::::>
     i! > 、 ー ´イヘ-:::::/
    i ! !i/!></ヽ:::::/!

(´・ω・`)   n
⌒`γ´⌒`ヽ( E)
( .人 .人γ /      ご覧のスレは

=(こ/こ/  `^´   人と人との心の壁も破壊します
)に/こ(           壁殴り代行㈱と

           l:::::::l   .置  ss
 け  置  ss ,ゝ::ノ   .い

 ! !   .い    (::::::::`ヽ  て
      て   (::::::::::::::::l   け
         /::r=≠、、 )  ! !
⌒ヽ    (:::::::::ヾ)___)从 ̄`ヽ    貴方の可能性を信じたい

___ノ  (´ ̄`:::::::::::\´´   __∨,/´ 妖怪ss置いてけ(おとよひさ)
  な  >\!\:厂 ̄  /⌒ゞi!

  あ (    /L...:::_ _//ィ⌒/' !
  ! !  ヽ..__/|    `ー,、ヽニ《_/
     (´厂| |    / `T´/i
/⌒ヽ(⌒|  l ヽ < <   _.У .!
      rfi   \   \///  |
    /| !!    ` ー/ .//   !
                           ,. -‐==、、
             ,. ===、、       .  i       :::ト、
           _,/      `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l ウォトカ:::ト、\  新ss ウラーーーー!
           // COLA ::::/  :::::!===l      :::|ス. ',
             /./       .::::/トカ ::::l    |  __ ..... _::::|} ヽ l-、      万人の幸福を求める
.           ,ィク ,'..__    .::::/    ::::l ウォl '´    `)'`ヽ ヾ;\     同志達の提供でお送りします
       /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l     `'::┬‐--<_   } ./;:::::\    
     /::::::::!   ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、   |l::ヽ /;';'★:::\    
.     /|:::★;';'\/} (ヽ、  _/|   (´    _,.ィ!::ヽ.  ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、 
   / ,ノ:::;';';';';';';';';'/  /ヽ、二ニ-イ   ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::...

                               _ -‐  ̄ ̄ ̄ ‐-

                              ´             ` 、
                             ィ  /  /               \ \
                          ( ーァ'   /        、       ヽ ヽ
                            `7´   /  {       |  ヽ 、  ハ: ハ
                             ′   {  ハ :i     }  :ヘ:ハ    ‘, ‘,
                         {    ハメ   !{    :リヽ /:ト、}   :|:  !
                              | |   |ハ! ヽjハ  :厶イ\ jハ   }ハ  |
                              | {   |斗=≠ミ ヽ/ 斗=≠ミ、!  :人ヽ、|
                         j人  小  ん:ハ    ん::ハ  ノ| /‐、.!ー┬-     保守目安なんダナ
  ___________________ ヽ:トハ 乂ツ     乂:ツ  厶' > ノ  |      今日もサーニャはかわいいンダナっと
  |                      |: |  ヽ⊂⊃    '    ⊂⊃, -イ :   |
  |                      |: | (⌒) 人    、  ノ   イ: :| : |: :  |                    平日         休日
  |                      |: | ~"ー' } >  ..__,.. <ト、: : :| : |: :  | ̄ヽ    19:00~1:00   10分以内      5分以内
  |                      |: |     | : :>'´:/{|   / }^`ト、:!: :   !:::::: |    1:00~2:00    15分以内     10分以内
  |                      |: |     厶イ::::::::{ .ゝ<  ./::::::|:::::\:  |::::::|    2:00~4:00    25分以内     20分以内
  |                      |: |    /::{:::ヽ::::::|/>、_∧/:::::/:::::::::ハ. |::::::|    4:00~9:00    50分以内     45分以内
  |       に二二に)          |: |    ,::{:::|::::/::::::!にニ}/:::::::<::::::::::::/::::::} !:::::: |    9:00~17:00   20分以内     15分以内
  |        |   | |          |: |   /::|:::|:/:::::::::|/  {/:::::::::/:::::::::/::::/::| |::::::|   17:00~19:00   15分以内     10分以内
  |        |   | |          |: |   ,::::::|::∧:::::::::|!  /:::::::/:::::}::/::::/:::::| |::::::|
  |        |   | |          |: | /:::::::::/::::ヽ::::::! /::::/:::::::::::V::::/::::::::! !:::::: !
  |______.|   | |________.|_!/:::::::::::{:::::::::::\|./:イ:::::::::::::::::::{::/::::::::::| |::::::|     - 駐日フィンランド大使館広報担当 -

            |   | |     __r‐ミ   {:::::::::::八::_::::::::::::{!::::::::::::::::::::::r'^´::::::::::::! !:::::: |        EILA ILMATAR JUUTILAINEN
            |   | |   「Y7´ | r }ー‐'⌒::<::/ >‐、_,.}-─‐::::´ ̄¨\::::ヽ::::} |::::::|
         __|   | |.___!ム'ー'^く⌒ヽ:::::::::::::::::に7´ //⌒!::::::::::\::::::::::::\:::〉:| |:::::: |
.       ┌┴‐┴─ ┴!┬┐ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ >〈_,イハ:::::::::::::::\:::::::::::V:::リ !:::::: !
.       |         |: !           |         |ー'ノ:::::::::::::::::::::::::::::::/ |::::::|

           /´.: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ、
         /:.: : : : : : :.:./´: : : : : : ,.=、_r、: : ヘ    投下時のアドバイスよ♪
.        /: : : :.:/: : .:/: : : : :.://  リ ! : : :',
          ,': : :.: :/: ://: : :.://    l!  !: : : :',   ◎連投規制バイバイさるさん(通称:さる)には気を付けて
       l: : : :.:/ :/ :/ : : ://      〃  l: : : : ',    焦って投下せずに6分間間隔を空けて投下するといいわ
        l: :!: : l :/ :/: :;/7ー/―-、   /   !: : .:i l   ☆連投規制バイバイさるさんの条件
        l: :! : :l/ :/ : ://∠_    ノ  -ート!: :.l :!   ・1時間(:00~:00の間)に11回書きこむ(他の書き込みが9+α回あったらα回多く書き込み可能)
.        ', ! :/j 7: : / l!T ハ l``     r≠-ト!: :ハ!l   ・6連続で書き込みする(他のスレに書き込んだらリセット)
        l l ( (l :/  弋_ソ      lじソ /l :/ l   ただし、これらは毎時:00でリセットされる
        l ',: :ヽj/>            ゞ'  /j/      ※最近仕様が変わったかも 人の少ない時間帯はよく分からん
.          l: :V: : `ー、           ,   /
          !: : V: : : :.:ト、r-、   、_    /       ◎適度に改行をすると読みやすくなるわよ
        !: : :.V: : : :L_.ヘ ヽ     イ          改行の仕方は他のSSを参考にしてね

        l: : : :i;: : : :.V` ヘ  V _ イ: :.!
        |: : :.! 》、: : ', /ハ ∀.γ7: :L_       ◎最後に、投下する時は、前の人の投下10分以内は投下を始めない、劇場版のネタバレが無いように配慮するなど、
        |: ;/.O >、 Vァ'ヽ、 V /: :├―'^ヽ      読む人や他に投下する人のことも考えて投下しましょうね
       x≦´  /  ヽr' -、 l. {ヽ: :.!   i ! l     そうすれば無用なトラブルも避けられるわ
      r'`=- <    / -、 ! l  ト、ヽl  V .!
      l      `ヽ  l r、 ! L_|.  V  ヽ  i:: l
      l       i  ヘ  `ー'   /     ヽ、!

>>1おーつ
ヘルマちゃんprpr

               .ミヽ ミヽ          .ミヽ ミヽ
                i |__`i |    ,===,====、 i |__`i |
              , '●-●ヽ  .||___|_____||_ , '●-●ヽ            || ̄8 ̄ ̄ 8 ̄||

..        .ミヽ ミヽイ/ノ|/ノiリ|!|!/ /||_   .|^ ノ|/ノiリ|!|! まるぽっぽ! .ミヽ ミヽ    /゙ .||
..         i |__`i | (‘ω‘*|リし//||   .|口| |‘ω‘*|リし           i |__`i |  /゙ .. .||
.        , '●-●ヽ (^(^ .//||...||    |口| |c   )レ)          , '●-●ヽ /,゙.  ||

...          イ/ノ|/ノiリ  .//  ||...||    |口| ||し    :         イ/ノ|/ノiリ|!|!/゙    ||
.......       (‘ω‘*|リ //..   ||...||    |口| ||              :i(‘ω‘*|リし キーコ .||

  .      /(^(^ // .  ... ..||...||    |口| ||               ○  ○ノ キーコ  .||
 ""    :::'' |/   |/ '' "  :::  ⌒  :: ⌒⌒⌒ :: ""  `    . :: :: :: : :/v v /)     ||
 :: ,, ::::: ,, ; ̄ ̄ ̄  "、 :::: " ,, , :::   " ::               . (三三三三()ソ    ||
:.:. " :./彡 /彡 "、 :::: " ,, , :::   " :::   ミヽ ミヽ:.:.: " ::::  "         ||       ||
: : : : : |彳__|彳 "、 :::: " ,, , :::  "、 ::::  " :::i |__`i |: : : : : .        """"""""""""""""""""
: :  , '●-●ヽ : : :::: " ,, , :::   " ::  : :, '●-●ヽ 
:   !|!イ/ノ|/ノiリ|  :    :  :  :  :     イ/ノ|/ノiリ|!|! :: :
   ノi|*‘ω‘*)i    :::: " ,, , :::   " ::  :i(^ω^*|リし
  (イ( つП0___________0Пと   )レ) まるぽっぽ!           新スレです
(( (;;;;;;(_);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(◎);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(_);;;;;;) )) " ,, , :::   " ::  :           仲良く使ってね!
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〕〔 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :  :  :  :                  楽しく使ってね!
゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛

ダンス必修化とか意味がよく分からないね、アンジー
現代の中学校はもう俺が通ってた頃とは違うのかな

用事済ませて飯食ってくる
帰ってきて誰も投下してなかったらちょこっと投下するお

おや?

武道とか懐かしす
部員だったおかげで、該当の武道の授業では退屈しなかったった

みほちゃんのズボンクンカクンカスーハースーハー

誰も投下する人いないのかー?
いないんだったら俺が投下しちゃうぞー
俺のは単なる即興だから遠慮とかすんなよー

誰も投下しないみたいなので、自分が投下させていただきます
ここ最近の投下ラッシュも大分落ち着いたね

「淫獣さん恋をする」の即興短編です
今回は安価無し
さっき思い付いたどうってことないネタを書くだけです
あんまり長くならないかも

それでは、次から投下始めます

ハルカ「このブロマイドは横須賀店限定特典で……」

俺「店舗特典まで揃えるとはやるなお前」

ハルカ「そりゃもちろんですよ」

俺「それじゃあ金がいくらあっても足りな――」

クイクイ

俺「ん? 誰だ袖を引っ張るのは」

ウルスラ「俺大尉」

俺「おう、ウルスラ曹長か。どうした?」

ウルスラ「あの……この間本を貸してくださると言われましたので」

俺「ああそうだったな。ちょっと待ってろ……えーと、これか。ほい」スッ

ハルカ「………」

ウルスラ「ありがとうございます」

俺「ブリタニア語の本だけど大丈夫だよな?」

ウルスラ「はい、問題ありません。これくらいの量ならすぐに読めますので、2,3日でお返し出来ると思います」

俺「あんまり夜更かしするなよー」

ウルスラ「はい、気をつけます。それでは失礼します」ペコリ

ハルカ「………」スッ

ナデナデ

ウルスラ「!」ビクッ

ハルカ「………」ナデナデ

ウルスラ「――!! ――!?!?」アタフタ

俺「お、おいどうしたんだよ突然ウルスラ曹長を撫でたりして」

ハルカ「俺さん!」ナデナデ

俺「ん?」

ハルカ「かわいいです!」ワシャワシャ

ウルスラ「~~~~!!」ジタバタ

俺「うん、そうだな。でも、困ってるから解放してあげなさい」

ハルカ「かわいいです!!」ワッシャワッシャ

ウルスラ「~~~~~~」

ハルカ「うりうり~ウルスラさんはかわいいですねー」ナデナデ

ウルスラ「そ、そろそろ離して……」

俺「ほらほらかわいいのは分かるけどもういいかげんにしろ」

ハルカ「はぁい……」スッ

ウルスラ「」ホッ

ハルカ「ウルスラさんすいません。ついつい夢中になっちゃって」

ウルスラ「いえ。それでは失礼します」ペコリ

ハルカ「ああんっその無愛想な仕草もかわいいですぅ!!」クネッ

ウルスラ「!?」ビクッ

俺「ウルスラ曹長、コイツが暴走しない内にとっとと逃げなさい」

ウルスラ「し、失礼しますっ」ダッ

ハルカ「あぁ……行っちゃった……」

俺「どうしたんだよ、突然」

ハルカ「いやーアレですねーちっちゃい娘ってかわいいですねー」

俺「お前も同じようなもんなのに、何故この発言は犯罪的に聞こえるんだろう……」

ハルカ「ロリコンの俺さんなら分かりますよね、この気持ち」

俺「お、俺ロリコンじゃねーしっ!」

ハルカ「またまた~……そうだ! こっち方面で攻めれば智子中尉も私に振り向いてくれるんじゃ!」

俺「こっち方面?」

ハルカ「そうです! 今までは性技のテクニックで智子中尉を落とそうと躍起になってましたけど、ここらいっちょ方向転換です!」

俺「ふむ」

ハルカ「ここで私が幼女特有の庇護欲を駆り立てる魅力を押し出せば、きっと智子中尉も私にメロメロになるはず…」

俺「まあ、お前はロリっぽいもんな」

ハルカ「そうすれば智子中尉は体だけでなく心まで私の虜に……」グヘヘ

>>1


支援

俺「それじゃあ頑張れよー」ヒラヒラ

ハルカ「あっ待ってくださいよ! 俺さんも手伝ってください!」

俺「えぇー」

ハルカ「お願いしますって! ロリコンの俺さんなら幼女的なかわいさのツボも分かるでしょう!?」

俺「だ、だから俺はロリコンじゃないって!」

ハルカ「とにかくやってみましょう!」

俺「むぅ……そうだな……やっぱりまず基本的なことからいくか」

ハルカ「あっ意外と乗り気なんですね」

俺「テクニックその一! 上目づかい!」

ハルカ「ほほぅ」

俺「相手に出来るだけ近づいてな……」

ハルカ「はいはい」ピトッ

俺「怖々とゆっくり相手の顔を見上げて」

ハルカ「はい」

俺「そこでセリフドンッ!」


ハルカ「今夜はいっしょに寝ていい……お兄ちゃん?///」ウルウル


俺「ぐっは! あざといけどやっぱりいい!!!」ガクッ

ハルカ「おお、いいですねこれ」

俺「次、テクニックその二! 袖をクイクイッてするやつ!」

ハルカ「ああ、さっきウルスラさんがやってたやつですね」

俺「そうそれ! まず、なるべく相手に見えないように近づいて」

ハルカ「………」スッ

俺「それで、怖々と袖に手を伸ばす!」

ハルカ「怖々ってのが好きなんですね、俺さん」

俺「んで、そでをクイッと引っ張ってセリフドンッ!」

クイクイッ


ハルカ「お兄ちゃん……今日ハルカ帰りたくない///」

俺「あっはっはーお兄ちゃんエッチなイタズラしちゃうぞー!」

ハルカ「うわー……」ジトーッ

俺「ちょっまっこれは演技だって!」

ハルカ「でもまあこれでなんとかイケそうです! ありがとうございます、変態!」

俺「だから違うってばぁ!」

ハルカ「それじゃあ早速智子中尉にやってきますね!」ダッ

俺「おう! アホネン大尉には見つからないようになー」



ハルカ「俺さ~ん……」

俺「おうっおかえり。どうだった……ってあちゃー」

ハルカ「意味分からないですよぉ……なんで智子中尉の寝室に潜んでいるんですかぁ……!」ズルズル

アホネン「ハァハァ…ああハルカさんかわいいわぁ……ミカお姉ちゃんって呼んで……ハァハァ」ガシッ

ハルカ「いいかげん離してくださいよおおおおおおおおおお」



おわり

以上です
最後無理矢理でゴメンナサイ
ハルカさんにお兄ちゃんって呼ばれたかった ただそれだけ

それでは、支援してくださった方、読んでくださった方、ありがとうございました!

ほしゅ

ほっほ

ほす

ほしゅっと

ほゆ

保守

ほしゅ

プロ野球見てたらもうこんな時間……

ほす

ほしゅ

ほ!

保守だって言ってんだろ!!

ほす

保守保守

さあ出かけようか智ちゃん

投下してもよかですか?

hai

deha,ikimasu

俺とルーデルがハンガーで分かれた翌日、ルーデルを初めとしたスツーカ中隊がストライカーユニットに乗り出撃を待っていた。

俺「・・・よし、機体には異常は見られません。これなら多少の無茶な飛行でも行けますよ」

ルーデル「ああ、ありがとう俺。助かるよ」

軽くエンジンをふかし、調子を見て以上がないとわかった俺はニコリとしながらルーデルに答える。ルーデルもその笑みに微笑みで返した。

俺「さて・・・爆弾ですが、百二十五キロ爆弾でいいでしたか?」

ルーデル「ああ、問題ない」

ガラガラと荷台に乗せた爆弾が運ばれてきて、俺はそれを再確認する。投下して、不発でしたじゃ笑えないからだ。

俺「・・・はい、大丈夫ですね。信管もしっかり付いていますので、ちゃんとぶつければ爆発しますよ」

ルーデル「んっわかった」

ルーデルは爆弾を手に持つ・・・これで後は出撃の準備を待つだけなのだが・・・

ルーデル「・・・」

俺「?」

チラチラとこちらを見るルーデル。俺はそれになんだろう?と首を傾げるも・・・すぐにああ、と気付きクスッと笑う。

俺「ご武運お祈りいたします・・・ルーデル大尉」

ルーデル「・・・ああ、わかった」

俺の言葉に少しむっとした顔になるが、しょうがないという顔でもある。俺はそんなルーデルの顔を見て苦笑いを浮べる。

俺「(まあ無理もないかなぁ・・・いつもなら『頑張ってくださいハンナ』って言うのですが・・・ここではそれはいえませんからね)」

ついでにたまにキスしたりもするが・・・その後の俺と整備師連中とも死闘が激しいため滅多に行われない・・・そうこうしているうちにルーデルたちは滑走を
はじめ、離陸した。

智子「・・・」

俺「あ・・・」

するとルーデルの後ろを付いていくように義勇独立中隊も六十キロ爆弾を抱えて離陸する。その際智子がすごい睨んでいたが・・・まあ気にしない方向で。

俺「さて・・・それではルーデル大尉が戻ってきたときのためにコーヒーやらなんやら用意しときますか」

~~ルーデルside~~

ルーデル「ほう・・・あの東洋人なかなかやるじゃないかアーデルハイド」

ルーデルは重い爆弾を抱えながら後ろで新型ネウロイを叩き落した義勇独立中隊を見てほくそ笑む。

アーデルハイド「(なんだか最近の大尉はよく笑うようになられたな・・・俺の影響か?)驚くことはありません。カールスラントの最前線でも十分活躍する
        東洋人はたくさんいますからな」

ルーデル「ああ、知っている。第一私は肌の色で優劣をつける主義はない」

アーデルハイド「それではなぜ?」

昨日のようなことを言ったのだろうか?と疑問に思ったアーデルハイド。ルーデルはそれに気付いたのか、ふっと微笑を浮かべ

ルーデル「沸点をしりたかったんだ。ウィッチには冷静な判断力が何よりも必要だからな。それが備われてるいるか、確かめたかっただけだ。若干沸点が
     低いので心配だったが・・・面白いことをやってのける」

アーデルハイド「ああ、なるほど・・・それで?合格ですか?」

ルーデル「とりあえずはな。だが奇策は二度は通用しない。はてさてこれからどうするか・・・見ものだな」

ふふっと笑うルーデルに、アーデルハイドはこの人は相変わらずだなァと思いながらふうと気付かれないようにため息を吐く。すると周りの雲が晴れ、スラッセンの町々が見えてきた。

ルーデル「諸君。街が見えてきたぞ。ネウロイ共に素敵なプレゼントを渡しに行こうではないか」

了解と、若干の含み笑いをする隊員たち。ルーデルはそんな隊員たちを見てふふっとッ笑い、

ルーデル「さあ諸君・・・爆撃開始だ」

スツーカ中隊はV字編隊で飛び端の隊員から順々に急降下して爆弾を投下する。その際にビームや対空砲の砲撃がくるが、スツーカの戦乙女たちはそれを意に返さず
次々とネウロイめがけて爆弾を投下する。

ボン、ドン、ドガンッ!!

爆弾は次々とネウロイに命中。コアごと綺麗に吹き飛ばす。

ルーデル「ふっ!!」

そして最後にルーデルが最後の中型ネウロイめがけて爆弾を投下する。投下された爆弾は綺麗な機動を描きながらネウロイへと吸い込まれるように飛んでいき、

ドゴンッ!!

ど真ん中へとぶつかり、ネウロイをばらばらに吹き飛ばす。ルーデルはそれを見るも・・・

ルーデル「・・・」

辺りを見回し、若干不満げな顔になる。ルーデルの視界に広がるのはネウロイに占領されたスラッセンの街・・・そこにはまだたくさんのネウロイが我が物顔
で歩いていた。スツーカ中隊はいったん高射砲が届かなくなった場所まで高度を上げ編隊を組みなおす。

アーデルハイド「小型陸戦型ネウロイ5両。中型陸戦型ネウロイ2両破壊・・・なかなかの戦果ですな」

アーデルハイドが手早く戦果をまとめ報告する。だが、ルーデルはジッと辺りを見て

ルーデル「見ろアーデルハイド。報告では小型ネウロイ3両。中型ネウロイ1両・・・明らかに数が増えている」

そして街を占領しているネウロイの数・・・明らかに増えているのだ。

ルーデル「カールスラントと同じだアーデルハイド。奴ら・・・どんどんと増えている」

~~一週間後~~

俺「そうですか・・・やはりカールスラントと同じですか」

カチャカチャと俺はルーデルの機体を整備しながらルーデルの話を聞いていた。ルーデルはああ、と返事をして腕を組む。

ルーデル「何度か爆撃を繰り返したが、ほとんど効果は薄くてな・・・まるでいたちごっこだ」

ふうとため息をはくルーデルに俺は苦笑いを浮べる。

俺「まあまあ、それにそれも今日までですよ・・・と。これでよし」

ガチャと整備し終えたストライカーをぽんぽんと叩く。俺はう~んと伸びをして近くに置かれた無数の木箱を見る。それはここに来る前に見つけた37ミリ砲が入っている
木箱だ。先ほどの本国からの支援物資でやっと届いたのだ。俺はその木箱を見ながら呟く。

俺「・・・こいつが使えるかどうか・・・まさに正念場ですね」

ルーデル「ああ、ある意味これから先のスツーカの未来を担うかもしれない武器だからな」

ルーデルもその木箱に近づき、スッと撫でる。果たしてネウロイに効くかどうか・・・それは試さない限りはわからない。

俺「まあ考えてもしょうがないですからね。こいつは後で整備しますよ。今はハンガーの端っこにでも防水シートかぶせて置いときましょう」

俺はそういうなり、その木箱に防水シートをかける。本当なら武器庫なりにおきたいのだが、あいにくそこは満杯になっているため使えない。そのためこのように
ハンガーの隅っこに追い梳こうということになったのだ。

俺「さてとこれでよし・・・これからどうしようかな?」

俺はコキコキと首を鳴らしながらこれからどうするか考える。ルーデルの機体の整備は終わった。この37ミリ砲は後で整備するとして・・・今の俺は手持ち無沙汰だ。
そんな俺を見て

ルーデル「(こ、これはある意味チャンスではないか?)」

とルーデルは思った。カールスラントにいるときと違って、ここでは目がかなり付いてしまうため俺と居れる時間はかなり少ない。おまけに建前上どうしても
名前で呼べないためルーデルはある意味で飢えていたりする。

ルーデル「(さすがにキスとかは無理でも・・・一緒にいるぐらいは問題ないはずだ)」

そうだそうにちがいないとルーデルは自分に言い聞かせるように心の中で呟き、

ルーデル「お、俺。どうだ?暇なら私と一緒に歩かないか?」

俺「?」

俺は急にしどろもどろに喋るルーデルに不思議になってみてみると、そこには若干顔を赤めたルーデルの顔があった。そして同時にピーンと気付く。

俺「(ああ、そういえばここに来てから一緒に居れる時間が少なくなったからなァ・・・よし)そうですね、どうせですから散歩のお供をいたしましょうか」

ニコリと、そう答えた。ルーデルはその笑顔を見てさらに顔を紅くしてそ、そうかと呟き嬉しそうにスタスタと歩き始めた。俺は微笑を浮べながらその後に続く。

俺「おや・・・義勇独立中隊にも何か支援物資が来たらしいですね」

スタスタと歩きながら、俺はハンガー近くで荷卸をしているのを見る。そこには義勇独立中隊の面々が自分に渡された装備を点検する。

俺「なかなかいい装備ですねみなさん」

ルーデル「まあ我々を守るための盾だからな。ちゃんとした装備を持って欲しいものだ」

はははと笑いながら俺は辺りをキョロキョロと見回し・・・ふと見覚えのある顔を見つけた。

?「・・・」

義勇独立中隊の中で一人機関砲をカチャカチャといじっている少女。俺はその少女に見覚えがあった。

俺「(あれ?なんでハルトマン少尉がここに?)」

はて?と首をかしげる。俺はちょっとした理由でカールスラント空軍に所属するエーリカ・ハルトマン少尉とちょっとした友人で、懇意にしているのだ。ちなみにその
ハルトマンの自称ライバルとも友人であるが・・・それはまた今度に話そう。
俺はう~むと首を傾げながら、スタスタとそのエーリカ?らしい少女に近づき、

俺「ハルトマン少尉?なんであなたがここにいるのですか?」

?「?」

エーリカ?らしき少女は俺の言葉にくるっと振り返る。その顔は間違いなくエーリカ・ハルトマン・・・だが、なんだか違和感を感じる。

?「・・・私は曹長。たぶんあなたが言っているのは姉のほう」

俺「姉?」

俺は疑問を含む言い方をすると、少女はコクリと頷く。そして俺は改めてう~むと考え込むと・・・

俺「・・・ああ!!そうかそうか。そういえば前にハルトマン少尉が双子の妹がいるといっていましたが・・・もしかしてあなたがウルスラ・ハルトマン曹長ですか?」

ウルスラ「・・・そう」

俺の言葉に、ウルスラはコクリと頷く。それに俺は申し訳なさそうな顔になり、

俺「それは申し訳ないことをしました・・・しかしなるほど、確かに双子というだけあってそっくりですね」

ウルスラ「・・・いい、言いなれてる」

俺は一度ぺこりと頭を下げる。だがウルスラはそれに気にしていないようにまた目の前の機関砲をいじり始める。

俺「へえ、MG151ですか・・・これはまたなかなかいい銃ですね」

ルーデル「ああ、まったくだな・・・俺ぇ」

ゾクリッと俺は耳から聞こえた声に背筋に冷たいものが走るのを感じた。それは自分が愛してやまない恋人である・・・ハンナ・ルーデルの冷静に怒っているときの
声であった。

俺「あ、あはは・・・そのルーデル大尉?ど、どうしたんですか・・・?」

ルーデル「私がちょっと目を話しているときに別のウィッチのところにいくとは・・・ん?なんだ、私と一緒にいるのは不満か?」

俺「い、いえ、そんなわけないじゃないですか!!」

不満げに、けど寂しそうな顔をしながらそう告げるルーデルに、俺は慌てて返す。その姿はまさにいつもカールスラントにいたときに見る俺とルーデルの姿なのだが・・・

ウルスラ「・・・」

目の前に、一人の少女がいるのをすっかり忘れていた。ルーデルはその少女を見て一瞬ん?といった顔になる。

ルーデル「貴官は・・・エーリカ・ハルトマン少尉か?」

ルーデルの言葉に、ウルスラは首を振り、

ウルスラ「・・・それは姉」

俺「こちらはウルスラ・ハルトマン曹長。何でもエーリカ・ハルトマン少尉の双子の妹さんだそうです」

ルーデル「ああ、妹の・・・それは失礼をしたなウルスラ曹長」

ウルスラ「・・・別に気にしていない。もう慣れてるから」

ウルスラはそういうとまたMG151の整備をし始める。その姿を見て俺は苦笑を浮べる。

俺「いや~・・・それにしてもあのずぼらなハルトマン少尉の妹さんが真面目で立派な妹さんだったとは・・・正直感動ですね」

ウルスラ「・・・そう」

ウルスラはカチャカチャと整備の手を止めずに俺の話を聞いていた。

俺「それにしてもハルトマン少尉が自慢するのもわかりますね。こんな立派な妹さんをもってあの人は幸せだ」

ウルスラ「・・・姉が、私のことを?」

すると、ウルスラはカチャッと銃の手入れを止めて俺のほうへと向いた。俺はその反応を見てええ、とニコリと微笑みながら返した。

俺「『私と違って真面目でマニュアル主義なのが心配だけれど、それでも妹のおかげで助かることもあった』・・・妹さんの話をするときは必ずそういってましたよ」

ウルスラ「・・・そう」

ウルスラはそう呟くと、またカチャカチャとまたMG151の整備に入った。だが、その手つきは先ほどとは違い嬉しそうに軽やかな動きになっていた。さらに
無表情だと思われたその顔だが、改めて見ると少し頬が緩んでいる。俺はそれを見てクスリと笑う。

ルーデル「・・・むぅ」

もちろんそこで楽しくないのはルーデルである。確かに人前ではあまりくっつくことができないというのはわかっているのだが、それでもやはり少しぐらいの散歩
だ。もっと一緒にいたいのだろう。俺はそんなルーデルを見てタハハと苦笑いを浮べる。

俺「それではすみませんハルトマン曹長。私は少し用事がありますので、これで失礼します」

ウルスラ「・・・ん、わかった」

ウルスラはコクリと頷きながら返す。その顔はやはり嬉しそうに頬が緩んでいた。俺はそれを見て微笑を浮べながら、その後ろで不機嫌顔になっているルーデルの元へと
急いで戻った。ペコペコと頭を下げながら、俺は無言のルーデルの後をついていった・・・その姿がまるでデートに遅れた男と拗ねてしまった女のような格好で
若干微笑ましく見えたのは言うまでも無い。


スラッセン奪還作戦まで・・・あと少し。

オワリ

以上で終了です。拙い文のなか支援及びお付き合いありがとうございました!!

乙だぜ

otu

乙乙

保守

保守

ミーナさんかわいい隊 = ティターンズ

ほっほ

保守!

おっぱい

ルッチん

ねぇー

ステンバーイ

こんばんは。やっとのこさ規制解除されたので本スレに戻って参りました。
またよろしくー、避難所の続きからっす



必要な検査も残り少なかったので一週間程で早速退院することが出来た。

手配されていた宿舎に着くと入り口には軍服やらなんやらのセット一式。
以前に使用していたものは流石に処分してしまったらしい。当然と言えば当然だな。

着られる服が軍服だけっていうのも味気ないが…文句は言えないか。

ひとまず軍服に身を包みトレーニングルームへ。体力・身体能力は落ちていないようだが訛っているのは致し方ない…ずっとベットの上だったわけで。






身体を動かし始めて二時間ほど経った頃、重い鉄扉の開く音がした。

その先にいたのは小柄でメガネをかけた金髪の少女。軍服の所々が煤けているからおそらく作業場から直接来たんだろう。

俺「ウーシュか。久しぶりだな」

ウルスラ「俺さん…お久しぶりです。見つかったと聞いた時は驚きましたよ。よくご無事で…」

俺「ありがと。まぁ誰でも簡単には信じられないよ…人がネウロイの中から出てきたなんてさ。……それより、元帥が言っていた件かな?」

ウルスラ「はい。俺さんのストライカーユニットの基本構想資料は一度制作していた分が残っていましたので
      それほど時間はかかりませんでした。形にはしたので後は俺さんに履いてもらってテストと調整・改良を繰り返すだけです」

俺「相変わらず仕事が早いな、ウーシュは。姉と丸っきり性格が違うのもあの頃のままだ」

ウルスラ「お姉様は何といいますか……天才肌ですから」

俺「……言いたいことはわかるけどね」



以前エーリカの部屋を訪れた時はすごかった。
ただでさえ狭い部屋がうず高く積み上がったゴミやら服やらよくわからない物で大部分を占めていたのをよく覚えている。
その中で蠢くシーツに包まった真っ裸n…あの後トゥルーデに怒られたっけ。



ウルスラ「それでいつからテスト始めますか?俺さんのストライカーはワンオフ機なのでいくら元の理論書があってもテスト要項はかなりあります。
      技術部の皆さんも最新鋭機の新規開発だって頑張って仕上げてくれましたけど、
      内部規格の決定やサブユニットの設計に二週間、閣下から連絡を受けて一週間で開発・組立て…全部でまだ三週間そこらです、腕を疑うわけじゃありませんけれど不具合も出てくるかもしれませんし…」

俺「か、かなり苦労をかけたみたいだね…。テストはー…早速明日から可能かい?」

ウルスラ「現段階でも可能なステップはいくつかありますが…体は大丈夫なんですか?」

俺「異常がなさすぎて不思議なくらいだ。何も問題はないよ」

ウルスラ「…無理はしないでくださいね、事故なんか起こしたらお姉様も悲しみます」

俺「はいはい」

ウルスラ「それでは明日第二格納庫にいらしてください。上層部の方へは私が報告しておきますので」

俺「ありがとう、ウーシュ」

ウルスラ「いえ…」

―翌日―


昨日ウーシュに言われていた通りに第二格納庫へとやってきた。
本来多くのストライカーユニットが入り、整備されているはずのそこにはたった一機のユニットしかなかった。
整備兵だけでなく理論面での話もあるからか作業服の他にも白衣がちらほら見える。

…なんでこう、学者とか研究者は白衣を好むのか。何かこだわりでもあるのだろうか。


床一面には野太いケーブルが張り巡らされ、ありとあらゆる機器は全て奥に鎮座するストライカーユニットへとつながっていた。
近づいて見てみると黒を基調とした本体に赤と白のラインが交わるように入っている。
他のストライカーとは違う最大の点、脚裏に付けられた10機のサブユニット。見たところ形状は変わっていないようだが…



ウルスラ「俺少佐…もういらしてましたか」

俺「やぁ」

整備兵に指示を飛ばしたり次々と渡されるデータの処理に忙しそうだったので黙っていたが気づかれたらしい。あと呼び名は公私で別けているのか。
彼女の一言で他の作業していた面々も一斉にこちらを向いた。注目を浴びるのは好きじゃない…なんか怖いし、男ばっかりだし。

整備長「ぜ、全員気をつけ!!敬礼!!!!」


若干慌てた男の号令で誰もが作業を止め、ビシィッっと音が聞こえてきそうな敬礼をした。

俺「あぁいや、崩してくれていいよ。感謝するのは俺の方だから」
と言ったもののいつまで経っても姿勢を崩さない。一体どうしたものか。

整備長の側にいるウーシュに目配せをしたところ、理解してくれたようだ。


ウルスラ「これからテストの説明と仕様について少佐に説明をしますので、皆さんは引き続き作業をお願いします」

整備長「了解しました、ハルトマン主任!」


整備長が動き出したのに釣られて他の人達もそそくさと持ち場へと戻っていった。

ウルスラ「俺さん、これがあのストライカーユニット『BS-R1』のスペック一覧です。
      以前使用していたもののスペックも載せていますから参考にしてください」

受け取った四枚綴りの冊子に目を通していくと昔では考えられないような進歩を遂げていた。
確かに基本構造は変わらないが出力の違いや魔法力の変換効率・伝導率等では比べ物にならない。
戦時中が最も急速に技術発展が進むというのも確かに納得出来る。

ただ、ここまで全体的な向上となるといささか制御できるか不安だ。
なんにせよ一度動かして見ないと詳しいことまではわからない。


俺「それじゃ、調整が済み次第始めようか」




それから数日、連日行われた起動実験も遂に終わった。

実験中発覚したいくつかの問題もスタッフの尽力のおかげで当初予定されていた高機動をほぼそのままにしてクリア。無事『BS-R1』はロールアウトすることになった。


現在は輸送飛行艇にユニットや銃火器の積み込みも終了し、翌日の出発を待つだけとなったところである。

撤退戦から一ヶ月足らず、俺にとっては三週間ぐらいの期間であったがまさに怒涛の勢い。
それでも彼女の元に早く行くためには無理を通すしかなかった。


俺「皆には感謝しないとな……」

はっきり言って全て俺個人のわがままだ。ウーシュはもちろん整備の皆にも結構な負担をさせてしまっていたと思う。
ネウロイを倒すことが目的じゃない…というよりも、彼女を守るために戦ってその結果としてネウロイを討つのだ。

家族や友人がネウロイの被害にあったこと等がきっかけでここにいる人たちには申し訳ない気もしてしまう。


ウルスラ「負担だなんて…誰も思っていませんよ」

…エーリカにもこんな感じのスキルがあったような。
ハルトマン姉妹は心でも読めるのか?それとも――――

ウルスラ「はい」

俺「え!?」

ウルスラ「冗談です。ですが本当に、私達の誰一人として負担とは思っていません。あなたはそれだけのことを過去にしてくれています」

俺「あれだって…あくまで自分のためだよ」

ウルスラ「どう思っていても結果、私達は生き延びることが出来ました。」

俺「そんなもんかなぁ…」

ウルスラ「そんなもんです」











俺「明日、行くよ」

ウルスラ「はい、お気をつけて」




―翌日―

背後の飛行船は既に発射準備を終えていて、タラップを下ろして俺が乗り込むのを待っていた。
見送りに来てくれた『BS-R1』の開発スタッフ全員に敬礼。

俺「諸君等全員に感謝する」

それに合わせたように一斉に返す。

一列で綺麗に揃っている…のだけ見れば壮観だが、一仕事やり終えたという清々しいまでの笑顔で見送られてはどうにも格好がつかない。
ウーシュの言った内容とは別の意味、主に技術屋の面であっていたようだ。

整備長「我らも俺少佐のストライカーユニットの開発に関われたことを誇りに思います!501でのご活躍を祈っております!!」

俺「うん、ありがとう」


別れを告げて飛行艇に乗り込んだ。彼らの尽力のおかげで俺はまた飛べる、戦える。

突然会いに行ったら彼女はどんな顔をするだろう。やっぱり…怒られるだろうなぁ…。
カールスラントからそこまで遠くない第501統合戦闘航空団前線基地に到着するまでの間、久しぶりに会う旧友達の顔を浮かべながら過ごしていた。

はい、今日の投下分はキリもいいのでここで終わりです。
501との合流までここまでかかるとは思ってなかった…。

途中これウルスラ√でもよくねーかな・・・とか一瞬思いましたはい。

忍法帖次第で投下するお

まだ駄目だな・・・もう少し後でしよう

書きためももう少しだ
今日中には投下したいなぁ

朝のほしゅ

特に予約無ければ投下


俺「将軍」コンコン

?「入りたまえ」

俺「失礼します」ガチャ

?「急遽君が選出されたのだが、よく来てくれた。あー、どれ、緑茶でも出そう」

俺「結構です、自分をお呼びでしょうか」

?「・・・・・・茶はいいか。今度は501に移籍してもらう、期日は明日からこの任務を終えるまでだ」

俺「了解しました」

?「恐らく、ぁあこの任務が最後の派遣となるだろう・・・・・・。これが終わったら君も、どこかの部隊に身を置いてはどうかね」

俺「考慮させてもらいます」

?「じっくり考えてくれたまえ、下がってよい」

俺「では、失礼しました」ガチャバタン

?「・・・・・・そろそろ、日の目を浴びても良いではないのかね。ウィザードの君も」

sageりょうかいー

俺「さーてさてっと、今回の任務は」


 「・・・・・・」ペラペラ


 「・・・・・・光熱多重シールドってこれチートかよ・・・・・・うわこっちは未来予知、すっげー・・・・・・」


 「あいつが解散させそうなのは・・・・・・なるほど」パタン


 「オーディオでも聞きながら荷物まとめよ、今夜のご機嫌なナンバーは」ポチットナ


『―――目の前で 消し去らーれそーなー光りが あーるのならー この手で......♪』

支援だ
処女作か?

>>227 はい
 
ミーナ「今度新人がうちに補充要員として配属される事になったわ」


坂本「そうか、新人なら宮藤と一緒で鍛えがいがあるな。悩み事はそれか?」


ミーナ「その新人が問題なのよ」


坂本「なんだ、まさか予科練習生を寄越してきたわけでもあるまい」


ミーナ「ある意味そっちのがマシね・・・・・・」


坂本「上層部から直々に推薦してきたのだろう?それなのにマシとは、どんな問題児なんだ」


ミーナ「・・・・・・問題児と言うか、その、ね、男性のウィッチなの」


坂本「・・・・・・は?」


ミーナ「だからね、男性の、ウィッチなの」

――――――
ミーナ「それでは俺軍曹、自己紹介を」


俺「に・・・・・・扶桑皇国出身、俺、17歳、階級は軍曹です。まだ新人なので至らない点もあるかと思いますが、ご指導の程よろしくお願いします!」ケイレイ


芳佳「扶桑出身なんですか、同じですね!新しい整備兵さんですか?」


俺「いえ、ウィザードです」


芳佳「え?」


俺「え?あ、あぁ」
 (この子は扶桑出身だったな)


俺「ウィザードでござる」


芳佳「えっ」


俺「えっ、あれ?」
 (っかしーな、この時代の扶桑って未だによくわからんのよな)

ミーナ「俺さんは男にして魔法が使える、極めて珍しい男性ウィッチです」


全員『男のウィッチ!?』


俺「え、あ、まだ話してなかったんすか、恥ずかしい・・・・・・」


ペリーヌ「ちゅ、中佐!冗談が過ぎますわ!今まで男性のウィッチなんて過去の文献でも指で数える程しか確認できてませんのよ!?」

    「それだけ希少な存在がニュースにもならず、報告もされず、どう考えても怪しすぎますわ!」

    「それに、どうしてこの部隊なんですの!」


坂本「俺の中に魔法力が確認されたのはつい先月だそうだ」


  「急遽飛行予科練に入学させられて、基礎中の基礎だけを学ばせて先週卒業。同じ新人の宮藤と一緒に実戦で経験を積ませろと上からの命令だ」

ミーナ「ここに扶桑皇国海軍小沢中将のサインが記載されている通知書と推薦状がありますので、間違いなく彼は魔法が使えるでしょう」


坂本「私も将軍に確認済みだ」


ペリーヌ「なんと・・・・・・」


シャーリー「本物か・・・・・・」


俺(一つ気になるのはいつもみたく箝口令が布かれてない・・・・・・自由にやっていいのか、捨て駒か)


ミーナ「皆さん、仲良くしてあげてくださいね」


俺「よろしくお願いします」

バルクホルン「」


俺「あれ?名前間違えてました?」


バルクホルン(身長は私より少し高いが整備兵より体が細い、歳は一つ下で背は私より少し小さいか?そしてなにより先輩だと)


バルクホルン「・・・・・・・・・・・・有りだな」


俺「はぁ、どうも」


エーリカ「またこうなっちゃったか、気にしなくていいよー」


俺「あ、ハルトマン先輩ですね、総撃墜数250機突破おめでとうございます!」


エーリカ「にゃははー、ありがとー」

>>235 最初の二行抜けてた


バルクホルン「おい、俺と言ったな」


俺「はい、えーっと・・・・・・バルクホルン!先輩!」

支援

ルッキーニ「ねー虫好きー?」


俺「虫ねぇ・・・・・・ムカデとかヤスデは無理だけど、カブトムシとかクワガタなら大好き」


ルッキーニ「じゃあじゃあ後で一緒に虫取りいこー!」


俺「構わないっすよ」


ルッキーニ「ヤター!」


シャーリー「良かったなー、ルッキーニ。ところで俺、私の名前は知ってるか?」


俺「はい、イェーガー先輩。最速のお話は新聞でも拝見しました、何でもウィッチで音速を」


ミーナ「はいはい世間話はそこまで。それじゃ宮藤さんリーネさん、この基地を案内してあげて」


芳佳・リーネ「はい」

>身長は私より少し高い
>背は私より少し小さい
どっちだw

>>239

うわあああああ
>背は私より少し小さい

こっちこっち!すいませんでした

リーネ「リネット・ビショップ、軍曹です」


俺「俺です、これから厄介になります」


芳佳「私は宮藤芳佳です。私も軍曹だから私たち同じ階級だね!」


俺「そうですね、偶然ですね」


リーネ「俺さんは希少な男性ウィッチだと伺いましたけどどうしてここに?」


俺「俺も詳しい事は聞かされて無いんすけど、さっき隊長が言ってた通り実戦で経験を積む兼戦力アップが目的だそうです」

 「まぁ先週一通りの訓練終わらした程度なんで、戦力からしたら先輩方には到底及ばないですけどね」


リーネ「せ、先輩なんてそんな、男さんは私より年上なんですから敬語もやめてください」


俺「はぁ、そっすか?」


芳佳「そうですよ、年上の男の人に敬語使われるのってなんかくすぐったいです。それに私は芳佳でいいです」

リーネ「私もリーネで呼び慣れているのでリーネで結構です」


俺「なるべく善処します。それだったら俺も敬語は取っ払っちゃっていいすよ、同じ階級の軍曹ですし」


芳佳「それじゃあこれからそうするね!」


リーネ「善処します」


俺「ははっwwこれ一本取られたなww」


芳佳「ここが俺さんの部屋、私の部屋のすぐ近くだね」


俺「芳佳さんの部屋は?」


芳佳「隣の隣」


俺「おーほんとに近いすね」


リーネ「私のお部屋の隣だ・・・・・・」」


――――――

そんなこんなで基地案内終了


芳佳「俺さん晩ご飯だよー」コンコン


俺「はい」ガチャ

――――――

芳佳「みんなもう揃ってるね」


エイラ「み、宮藤!誰だソイツ!」


芳佳「この人はですね......」


俺(この人が予知能力か、この事は予知してなかったのか?)

エイラ「ウィザード?ソイツがか?どっからどう見てもただの男にしか見えねーゾ」


サーニャ「・・・・・・その人から、微弱だけど魔力の反応があるわ」


俺「男のウィッチです、ですから周りからはウィザードと呼ばれてました。名前は俺です、よろしくお願いします」


エイラ「サーニャに手を出したらタダじゃおかねーからナ」ガルルル


サーニャ「エイラ、初対面の人に失礼よ」


俺「しねーっすよ、そんな事が無いように念書とサイン書かされましたから。報告されたら即死刑」


エイラ「それなら安心ダナ。私はエイラ・イルマタル・ユーティライネン、少尉ダ」


サーニャ「私はサーニャ・V・リトヴャク、中尉です」


俺「これからお世話になります」


エイラ「堅苦しいのは後でナ、今は飯だ。ホラ、お前も座って食え」


サーニャ「エイラ、私たちが作ったワケじゃないのよ」


シャーリー「なんだエイラ、先輩風吹かしてるなー」


エイラ「そ、そんなんじゃねーヨ!」


俺「いただきます」




 「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」




俺「ごちそうさまでした。あー美味かった、やっぱ故郷の味が落ち着くわ」


芳佳「えへへ」

坂本「俺、ちょっといいか」


俺「あ、はい」


坂本「明日模擬戦闘訓練を行う予定だが、その前にお前の固有魔法と使い魔を見たくてな」


俺「ここで?」


坂本「ここでだ」


俺「食堂で?」


坂本「ハッハッハ、そうだ。書類を見る限りあまり危険じゃない固有魔法みたいだからな」


ルッキーニ「うじゅ!俺の魔法見てみたーい!」


ペリーヌ「化けの皮を剥がす良い機会ですわね。ネウロイと戦うときになってできません、じゃお話にもなりませんわ」

俺「昨日からぶっ続けで移動してきて疲れてるんすけどやれってか」


バルクホルン「俺、無理してやれとは言わん。今日は休んで英気を養って明日の訓練でお披露目でも誰も文句は・・・・・・言うか?」


俺「先輩・・・・・・自分を庇ってくれるなんて・・・・・・大丈夫です!やります!」


エーリカ「宮藤の時もそうだったけど、トゥルーデも先輩風吹かしてるねー」


バルクホルン「ハルトマン、残念だがこれは先輩風ではない」


エーリカ「む、じゃあなんなのさ」


バルクホルン「弟風だ!」


俺「先輩ちょっと頭がこれ・・・・・・本題いいすか」


ミーナ「どうぞ」


俺「それじゃ失礼して」ピョコン


芳佳「尻尾と・・・・・・角?耳じゃなくて?」


俺「角。堅くて鋭いですから触らないでね」

 「それでは今から一瞬の内にこの一本のお箸を大きくしてみせましょう。瞬きしないでくださいね?」

 「3、2、1」パチン

ポフン


ルッキーニ「わわ、お箸が俺の腕くらいに長くなってるー!」


エーリカ「凄ーい!今のが俺の固有魔法?」


俺「はい、魔力を注いで全体的に大きくしました。っとそろそろ元に戻りますよ」

ポフン


芳佳「元の大きさに戻った」


俺「ふぅ、こんなもんっすかね」


エイラ「うーん・・・・・・第一印象としては、なぁツンツンメガネ」


ペリーヌ「どうして私に振りますの!それにしてもそれが貴方の固有魔法?なんとまあ地味ですこと」


俺「カッチーン」

 「先輩の地味な胸より派手ですよ」


ペリーヌ「な、なんですって!」


俺「」パチン


エーリカ「わわ!今度は箸がみるみる大きくなってく!」


サーニャ「凄い・・・・・・!」


俺「はハハヒャハっはハっはッハはひゃははハヒャ」

 「おも・・・・・・」ポイ

ドスン!


坂本「もう十分だ、止めろ!」


ルッキーニ「俺が壊れたー!」


リーネ「もう俺さんより大きくなってる!」


俺「はハはハっはハッヒャはハハははッヒャはあ゛・・・・・・」ドサッ


芳佳「俺さん・・・・・・?俺さーん!」


ミーナ「お箸の成長が止まった・・・・・・」


リーネ「俺さん、朝です。俺さーん」コンコン


俺「地球は無理やったら死ぬ・・・・・・ハッ、夢か。はーい起きてまーす!」ガチャ


リーネ「おはようございます」


俺「おはようございます。昨日俺倒れちゃったんですけど、あの箸元通りになりました?」


リーネ「はい、俺さんが倒れてから少しずつ小さくなって5分弱で元の大きさになりました」


俺「ならいいや。ところでもう朝食終わっちゃった?」


リーネ「いえ、これからなので隣同士ですし、ご一緒にと思って」


俺「そか、んでもまだ顔も洗ってないし先行ってていっすよ」


リーネ「せっかくなので顔洗い終わるまで待ちますね」


俺「マジかよすぐ終わらすからね!」バタン

わおすっごい長い作品だ!支援


――――――


俺「はよーございます。ふあぁー・・・・・・」


ペリーヌ「」ガタガタンッ


俺「へ、どうしたんすかペリーヌ先輩」


ペリーヌ「き、昨日は、その、からかって大人げなかったですわね」


俺「はぁ、そんな程度で謝るんならこっちだってすいませんでした」


ペリーヌ「え?な、何で貴方まで謝るんですの?」


俺「悪意の無い冗談なら笑って聞き流すのが年上としての対応っすからね」

 「あんなんに反応した時点でお相子・・・・・・ハードボイルド失格だ」ボソ

>>263 予約とかわからんので適当な所で切り上げまする

ペリーヌ「ハードボイルド・・・・・・?」


俺「なーんちゃって」

 (芳佳さんとリーネさんは料理、先輩以外はまだ来てないか・・・・・)


俺「それじゃあ仲直りの握手」スッ


ペリーヌ「はぁ」


ギュッギュ


トントンコツン


ペリーヌ「あ、あの、最後のは?」


俺「握手二回のげんこつ三回上下正面とぶつけて、これから仲良くっておまじないです」


―朝食なう―

バルクホルン「やれと言った少佐も悪いが、お前は自分の魔力を制御できんのか」


俺「理性ある俺は制御してましたからね、肉じゃがうんめー」


エーリカ「ねね、今度はこのジャガイモ大きくして!」


俺「食べ物は大きくしたくないんでパス」


エーリカ「なんで?」


俺「丹精込めて作ってくれた人に失礼じゃないすか。農作物や畜産物ならなおさらっす」


坂本「ほぉ、一食一口に感謝して食べるとは百姓の精神をしているな。良い心がけだ」


俺「そこまで徹底してねーんすけど。だってほら、食いもん粗末にするとバチが当たるじゃないっすか」


ルッキーニ「そうなの!?」


俺「おぉーそうですよー。ルッキーニ先輩だってその納豆を食べ残すと先輩の枕元に毎晩毎晩」

 
 「『・・・・・・ろー・・・・・・食べろー・・・・・・俺を食べろー・・・・・・』って納豆の幽霊が」


 「それはもう、納豆や海草や、こう、指と指を擦ると幽霊の煙みたいなのが出るあれ・・・・・・の如く、先輩の体中をねばねばのねとねとにして、ねぇ芳佳さん」


芳佳「私の地域では納豆の幽霊が」


  「『これから毎日、お前のおかずを納豆まみれにしてやる・・・・・・』って枕元で囁いては顔中をねばねばにして帰って行くって聞いたよ?」

 
ルッキーニ「そそそそんなの嘘だよ!だってまだ来てないもん!」


俺「この話をしないと幽霊は呼ばれた事に気づかないんですよ。これから毎晩先輩の枕元に・・・・・・うーへいへーい↑!」


芳佳「へいへーい!」


ルッキーニ「うじゅー!やだー!」

坂本「二人とも食事中だぞ。もう少し静かに食えんのか、まったく・・・・・」


  「ちなみに私の聞いた話ではな」


ミーナ「美緒!」


俺「へいへーい!」


芳佳「へーい!」


ミーナ「二人も焚きつけないの!」


エイラ「オ、オイ俺、今の話本当か?」ボソボソ


俺「んなワケねーっすよ。飯を残すなっていう戒めです、戒め」ボソボソ


エイラ「だ、ダヨナ!幽霊なんていねーよナ!」

台詞と台詞の間の空白は1個にしようぜ
これじゃ無駄に消費しちまうよ


俺「はっはーん?もしかしてエイラ先輩・・・・・・怖いんすかぁー?」


エイラ「ち、ちっげーヨ!」


サーニャ「俺さん、あまり煽らないで・・・・・・うるさいわ」


エイラ「サーニャ!?」


俺「あ、すいませんでした。リトビャク先輩夜間哨戒終わらしてきたばっかですもんね、お疲れ山脈」


シャーリー「時に俺、今朝ストライカーが届いたって聞いたんだけど機種は何だ?」


俺「機種は知らないんすよね、まぁ見てからのお楽しみっす」


シャーリー「自分のストライカーなのにか?」

>>273 見やすさを考慮したのですが一行で十分でしたでしょうか


俺「自分のストライカーなのに、ですよ」

 「上からは試験機体としか聞かされてなくて、他のストライカーと比べても何なのかさっぱりなんです」


シャーリー「試験機か、それは楽しみだな!新タイプの魔導エンジンが開発されたのか?それともデザインが変わっただけか?」

     「楽しみだなぁ!」


バルクホルン「リベリアンは相変わらず脳天気だな」

俺「楽しめる事が戦場にあるって羨ましいっすけどね」

バルクホルン「!?」

シャーリー「俺は男の子だから分かるよな、機械とスピードのロマン!」

俺「いやあんまり・・・・・・」

シャーリー「!?」


リーネ「俺さん、ご飯おかわりします?」

俺「どうもすいません、さっきの半分だけおかわりお願いします」

リーネ「俺さんいっぱい食べますね。はいどーぞ」

俺「ども、伸び盛りですから」

ペリーヌ「18で伸び盛りとかあり得ませんわ、夢の見過ぎです」

俺「現実的な夢だからマシっすよ。現実的な夢と書いて、げんじつてきなゆめと読む!」ムシャムシャ

ペリーヌ(・・・・・・私より取っつきにくい人ですこと)

俺「で、ペリーヌ先輩は見ねーんすか?」

ペリーヌ「え、え?」

俺「夢ですよ、夢。起きてる時に見る夢」

ペリーヌ「それは、その、見ますわ」

俺「でしょー?手を伸ばせば届く夢を見てる時って、近づけば近づくほど頑張れる励みになるじゃないですか。良いことずくめだと思いますけどね」  

  「ご馳走様でしたー。芳佳さん流し台どこ?」

芳佳「こっちだよー」

>>18で伸び盛り

17の間違いです、すいません


俺「あそうそう、その夢手伝える事あったら手でも胸でも、それこそ知恵でも貸しますよ」

 「ん、胸を貸すってどういう意味だっけ・・・・・・?少佐ぁー、胸を借りるってどーゆー意味でしたっけ」

坂本「俺、その発言には少し問題あるぞ・・・・・・」

ペリーヌ(私の夢はガリア解放・・・・・・いつもそれだけを夢見て・・・・・・)

ペリーヌ「やっぱり、私より取っ付きにくい人ですわ」クス

ルッキーニ「幽霊やだー!」


俺(しっかし二日目でここまで馴染めるとは、やっぱ共通の敵を持ったウィッチに悪者はいねーな)

 (このまますんなり・・・・・・)



―― 格納庫 ――


俺「模擬模擬戦戦っと、俺のストライカー届いてます?」

整備兵A「おぉ、あんたが噂のウィザードか!」

整備兵B「ストライカーなら届いてるぜ。だが構造も外見も見たことのねぇストライカーだな、どこ産だ?」

俺「日本産、扶桑近辺の小さい島国です。ほらここに『MITSUBISHI・三菱』って」

整備兵C「三菱?語呂もマークも宮菱と似てるメーカーだな」

俺「えぇ、なんでも宮菱の子会社らしいですよ。親戚が日本に渡って共同経営してるとか何とか」

整備兵A「そうだったのか、まだ俺達の知らないストライカーがあったとはなぁ」

整備兵C「だな、まだまだ世界は広いって事だ」

俺(罪悪感が・・・・・・ないな。うん)


俺「それで整備はもちろん?」

整備兵B「終わってるぜ」

俺「構造は普通のそれと違うはずなのにすっげー優秀っすね。それじゃ行ってきます!」

キリが良いので一度投下終了します、続きは近日投下予定
支援してくれた方ありがとうございました

お疲れ山でした



しばらく後に投下

じゃあ五分後に投下開始

保守投下なのでのんびり間隔あけて投下

投下したい人がいるなら遠慮なく言ってください

俺side

━自室━

夕飯を食べてから出た哨戒飛行から帰り俺は真っ先に自室に向かった

俺「ただいま…ん?」

いつもならタバコを吸いながらビューリングは待っているはずだが

ビューリング「…」

今晩は書類仕事に疲れてそのまま机に突っ伏して寝てしまったようだ

俺「…ちゃんとタバコの火を消してるところがしっかりしてんな」

起こすのも何なので俺は自分の飛行服の上着をそっと彼女の体にかけ、駆ける範囲で書類仕事の続きを代わりにする

書類は小一時間ほどで片付いた

ビューリングは疲れているのか起きる気配がない

俺「うう…眠いな」

俺も哨戒飛行の疲れで眠い

俺「…リズお休み」

着替えた後ビューリングの頭を何度かなでて俺はベッドにもぐりこんだ

ビューリングside

五分だけ…と机に突っ伏してそのままねてしまったようだ

気がつけば2時間近く寝てしまったようだ。タバコの火を消しといて正解だったと私は思った

指導報告書だの飛行報告書だの…私は書類仕事が苦手だ。

目が覚めてもさっきの続きをしないといけないと思うと気が重くなる

ビューリング「ん?」

私は有ることに気付いた。

よろしい、ならば支援だ

書類の仕事が半分以上…いやほとんど終わっている。しかもこの筆跡は…

ビューリング「帰ってるのか?」

ベッドの方に目を向けると毛布の端から見慣れた坊主頭が少し出ている

しかも私の体には扶桑の飛行服が掛けてある…

ビューリング「…ったく」

私はすぐに書類を片づけ毛布にもぐりこんだ

そして、俺の体を抱きしめてやる

予約無いよな?
無かったら用事の時間まで保守投下すんべや

うふふ、一年振り位にこっちの作品は投下するねぇ
最近落ち着いて来たのでこっちから終わらせるように投下していきたいと思いやす
これはリハビリがてらの短編っつう事でこれからまたよろしくねん

んじゃ次から投下しやーす

~舞鶴近郊・講導館道場~

パシッ、バシィッ!!

???「っあ!!いてぇ!!」

???「一本!!今回も若の勝ちだね」

???「ぐぁぁぁぁ~!!また負けたぁ~!!」ジタバタジタバタ

???「ふんっ、お前が俺に勝とうなんざ10年早いんだよ。出直して来いチビ助な俺君?」フフン

俺「んだと!?剣道じゃ徹の方が強いかもしれねぇけど、素手の格闘戦じゃ俺には勝てないだろうが!!てか今から大きくなるわ!!」ガバッ

若本「それはそれ、これはこれってやつだ。剣道の勝敗に関係ねぇよ~♪」

俺「ちっきしょぉ~!!章香お姉ちゃん、もう一回やらせてくれ!!次は絶対勝つから!!」

北郷「道場内ではお姉ちゃんでは無く先生と呼ぼうね俺君。流石にちょっと恥ずかしいからさ」

若本「せんせー、こいつとやっても俺が満足出来ないからせんせーが相手してくれよ~」

北郷「まあまあ、そこは我慢してもう少し俺君の相手をしてくれないかな?俺君が闘志に燃えていて私じゃ止められそうにないんだよ」

俺「徹ぅ~!!竹刀を構えろぉ~!!」ガルルルル

若本「ちぇ、先生が言うなら仕方ねぇな……んじゃお望み通り俺が相手してやるよ!!」ニヤッ

俺「ずおりゃぁ~!!」

北郷「やれやれ、元気過ぎるのも偶に傷だね」

バシィッ、パシィンッ!!


・数十分後・

坂本「おはようございます先生」

北郷「ん?ああ、おはよう坂本。今日は少し遅かったね」

坂本「すみません、ちょっと用事がありまして……」

北郷「いや、別にとやかくは言わないさ。さて練習は……もう始めているんだけどね」

俺「ぜぇ、ぜぇ……一本、取ったぞぉ……」

若本「はぁ、はぁ……こんの体力、馬鹿がぁ~」ドサッ

坂本「あ、あはは」

北郷「うん、見ての通り二人とも完全に疲れ果ててしまったみたいなんだ。頑張りは認めるけどね」

坂本「……素振り、見ててもらえませんか?」

北郷「そうさせてもらうよ。二人とも、少し休憩してなさい」

俺「はぁーい、って美緒!!お前来てたのか!!なあなあ、俺が徹から一本取ったの見たか!?凄かったんだぞ~徹の一瞬の隙をついてだな……」

坂本「ご、ごめん。今来たばかりだから見てなかったよ」

俺「えぇ~……折角格好良く決めれたのになぁ……」

若本「はぁ!?あれは俺が疲れて足が滑った所をお前が偶然一本とれただけだっての!!」ガバッ!!

俺「にひひ、言い訳なんてらしくないぜ?見苦しいぞ徹ぅ~♪」ニヤニヤ

若本「ッ~!!てんめぇ、もう一回勝負するか!?」

俺「上等だぁ!!」

坂本「ふ、二人とも落ち着いて……」アタフタ

北郷「ははは、若い子達はこの位元気じゃないとね。でも……道場で暴れるのは関心しないかなぁ」ニコッ

二人『ひぃ!!』ガクガクブルブル

坂本「(先生の表情、綺麗な位良い笑顔なのに何故か背後に鬼が見える気がする……)」ブルッ

北郷「さて、坂本は私と一瞬に練習をしようか。素振りをするんだったね、早速見せてもらおう」

坂本「は、はい!!よろしくお願いします!!」ペコッ



俺「ふぉぉ・・・章香お姉ちゃんって時々おっかねぇよな」

若本「そりゃ『軍神』って呼ばれてるからな。おっかない訳がないぜ」

北郷「もう少し腕の振りを早くしてみようか」

坂本「ハイッ!!」ブンッブンッ

俺「まあ普段は優しい人だけどな。美人だし胸も大きいし色っぽいし」

若本「出たよこの助平野郎が。お前の頭ん中はそんな事しか考えてないのかよ」

俺「は?んな訳ないだろ。きちんと美緒や撤、醇ちゃんの事も考えてるっての」キリッ

若本「ハイハイ、気持ちが悪い事をとてつもなく良い顔で言うな。てか喉乾いた、水筒の水寄越せよ」

俺「相変わらず言い方が悪いなお前は……ほらよ、あんまり飲むなよ?」

若本「それは保証出来ないな……んくっ、んくっ」

北郷「良し、素振りは終わり。形に悪い所は見当たらないからそのまま私と一本やってみようか」

坂本「ハイッ!!よろしくお願いします!!」

俺「(美緒、一生懸命頑張ってるなぁ……俺も負けないように頑張らねーと)」ウンウン

若本「っはぁ。ありがとさん俺」

俺「ん、あっ!!お前ほとんど飲んでんじゃねぇか!!俺と美緒の分も残しとけよ!!」

若本「そうならそうと早く言えよな」

俺「だからあんまり飲むなって言ったじゃん!!お前もしかしてさっきの腹いせにわざと……」

若本「さあな~♪さてと、そろそろ練習を再開するか~」

俺「く~!!手前、もう一回勝負だこらぁ!!」

北郷「こらこら、今から私と坂本が試合を・・・って聞こえてないか」

坂本「気が済むまでやらせた方が良いかもしれないですね(撤と俺、仲良いなぁ・・・)」

~舞鶴近郊・広場~

北郷「ん~……やっぱり天気が良いと気持ちが良いね。絶好のお昼ご飯日和だ」

俺「章香お姉ちゃんの手作り弁当は美味しいからな~♪この前食べたほらあの……なんだっけ?」

北郷「サルミアッキおにぎり?」

俺「そうそれ!!あれめちゃくちゃ美味しかったよ!!また今度作ってくれよな」

若本「(あれが美味しいとか……相変わらずの味覚音痴っぷりだなこいつは)」ウプッ

坂本「(私でも食べれなかったのを平気な顔して食べたのはちょっと驚いたなぁ……)」

北郷「ははは、そう言ってくれると私も作り甲斐があるね。今日はいつも喜んでくれる醇ちゃんが居ないのは少しばかり寂しいけど」

俺「ひゃひかに、じゅんひゃんがいらいひょひずからね(確かに、醇ちゃんが居ないと静かだね)」モグモグ

坂本「こら、食べながら話すのは行儀がよくないよ?」

若本「醇子は私用だから仕方ないだろ。てか俺の分まで食うな馬鹿!!」

俺「っはぁ~!!食った食った~。章香お姉ちゃんご馳走さま!!」

北郷「はい、お粗末でした。俺君ばかりが食べてしまったけど二人は足りたかな?」

若本「少し物足りない気がするけどまあ大丈夫ですよ。俺の馬鹿たれが」

俺「何地味に文句言ってんのこの子」

坂本「私も大丈夫です。ご馳走様でした」

北郷「そうか、それは良かったよ。それにしても最近暖かくなったね、そろそろ春も本番になるのかな」

俺「漸く俺の嫌いな馬鹿みたいに寒い冬が終わって待ちに待った春がくるのは最高に嬉しいぜ~♪」

若本「嘘付け、雪が降った時は誰よりも喜んでただろうが。確か『ヒャッハー!!積もった雪で氷菓子作るぜ~!!』とかアホみたいな事言ってたし」

俺「うぐっ・・・」

北郷「ああ、そう言えば言っていたね。あの時は道場を休みにして雪合戦を無理やりやらされたのを覚えているよ」

俺「むむっ・・・」

坂本「それで次の日風邪をひいちゃってたよね。看病するのも大変だったなぁ、熱も下がらないしでハラハラするのにこっちまで疲れたよ」

俺「と、とにかく!!春がきたんだからやることがあるだろ!?ねっ、章香お姉ちゃん!!」

北郷「春にやること・・・・・・俺君の事だからもしかして『花見』かな?」

俺「流石章香お姉ちゃん!!そう、花見なんだよ。春と言ったらこれしかないだろ!!」フフン

坂本「あ、確か近場の公園が近い内に見頃になるって誰かに聞いたような・・・」

俺「良い情報だぞ美緒~♪ねっ、ねっ、もうこれは皆で花見行くしかないんじゃないかな章香お姉ちゃん♪」

若本「花見ねぇ~・・・まあ俺は悪くないと思うぞ。俺にしては中々な考えだしな」

坂本「うん、私も花見は行ってみたいかな」

北郷「う~ん・・・・・・やれやれ、皆がそう言うなら仕方ないかな」

俺「!!それじゃあ!!」

北郷「息抜きがてら皆で行こうか。季節事の風物は満喫しておくに限るからね」ニコッ

俺「よっしゃ~♪流石章香お姉ちゃん、本当に大好きだ~!!」ダキッ

坂本「!?」

北郷「はいはい、良い年の男の子が女性に甘えない甘えない(まあ可愛らしいけどね)」ナデナデ

しえーん

坂本「むぅ・・・」ジィー

若本「(うわぁ、美緒の奴悔しそうに見てんなぁ・・・てか分かりやすいな本当)」

俺「へへっ、花見の事は醇ちゃんにもちゃんと報告しておくよ。楽しみだな~美緒もそう思うだろ?」

坂本「う、うん。皆で行くのは初めてだもんね、とても楽しみだよ」

俺「そうだろそうだろ♪満開の桜を眺めながら章香お姉ちゃんの手作り弁当を食べ、美緒達と楽しく会話をする・・・くぅ~!!最高の贅沢だなこりゃ♪」

北郷「あはは、私が弁当を作る前提なんだね。まあ喜んでくれるなら私も頑張って作るけど」

若本「こいつの妄想は果てしなく脳天気だな。一足先に春が訪れて頭の中がお花畑じゃんか」

俺「やかましい!!」

坂本「俺が食べたいのなら私もお弁当作ってみようかなぁ・・・」ボソッ

俺「え、本当か!?美緒の手作り弁当は是非とも食ってみたいぞ!!」ガシッ

坂本「あ、え、で、でもあくまで予定だし///」モジモジ

俺「予定でも良いからさ、期待してるぞ美緒♪」ニコッ

坂本「ッ~///(こんな笑顔で言われたら断れない///)」

北郷「はっはっは、なら私も坂本に負けないように美味しい弁当を作らなきゃね(この二人は本当に見てて飽きないよ)」

坂本「うぅ・・・先生までそんな事言わないで下さい・・・凄くプレッシャーがかかりますから///」

若本「ちなみに俺は食べる専門だし、作る気が無いから作らないぜ~♪」

俺「あ、醇ちゃんはともかく。撤のは全く期待してないから大丈夫」キッパリ

若本「ぶっ飛ばす!!」ブンッ

俺「ふぎゃあ!!」ゴシャァ!!

坂本「(い、今からお料理の勉強しないと!!俺、喜んでくれると良いなぁ・・・///)」モジモジ

北郷「(重箱いっぱいに作るべきか?久しぶりに本気で料理しないといけないみたいだ)」ニコニコ


そろそろ時間だしキリも良いしでここまでにしておくよ
続きはまた近い内に投下したいと思います
それでは支援&閲覧ありがとうございやした

ちなみに北郷さんともっちゃんは俺の嫁だからな

35

24時に予約有りだっけか

ほす

23:15になったら投下しよう

保守

ほしゅ

次から始めていきます

真夜中の空の上

俺「らんらーらららんらんらー、本日も異常無し。空の上は至って平和そのもの・・・」

ぴーぴーぴー

俺「言ってるそばからネウロイの反応ねぇ・・・さくっと終わらせて帰って姫様に虐めてもらおう」

俺「あーあー、ネウロイの反応をキャッチ。これ倒したら基地にかえりまーす」

ガガッ

『そ・・・形が・・・ブ・・・』

俺「電波の入りが悪いので通信きりまーす」

俺「さてと・・・狩るか」


数分後

俺「ミッションコンプリート、ネウロイ一機撃墜。これより帰投しまーす」

『ご無事でしたか?交戦したのはブーメランのような形ではありませんでしたか?』

俺「そーそー、そんな形のネウロイだったよ」

『ええっ!?ならどうして無事なんですか』

俺「えっ、どうしてって言われても・・・?だってあれたいして強くなかったよ?脆いし、大した火力でもなかったし・・・俺ってもしかして舐められてる!?」

『えっ』

俺「ちょっと!何その反応・・・一応俺もそれなりっていうか、姫様並にネウロイ倒してるんだけど」

『そうでしたね』

俺「何その棒読み・・・上官侮辱でいいところにぶち込んでやろうか?ええ?」

『申し訳ありません!』

俺「ふふふ・・・なら帰ってから俺に少し付き合ってもらおうか・・・ふひひ」

『・・・とにかく戻ったら詳しい話をお願いします』

俺「いいけどどうしてだ?」

『最近になって同型のネウロイに数名のウィッチがやられているんです』

俺「あんなのにか・・・?」

『はい・・・今は少しでもいいのでデータが欲しいと』

俺「そうだったのか、わかった。戻ったら報告しよう」

『お願いします』



俺「でもどうしてあんなネウロイにやられた?偵察機並みの弱さだったんさがなぁ・・・」

基地

俺「たっだいまー」

姫様「もどったか、早速あのネウロイについて報告してもらおうかの」

俺「姫様自らお出迎えとは・・・ついに姫様も俺の良さに」

姫様「それはない」

俺「姫様の照れ屋さんめ」

姫様「まずどうじゃった?あのネウロイは」

俺「どうrて言われても・・・反応があったから行って見たら、デカさの割に脆いわ低下力だで対したことなかったわけで・・・」

姫様「反応があった・・・?」

俺「姫様ネウロイですよ?反応があって当たり前でしょう?」

姫様「確かに反応があったのだな?」

俺「ええ、俺の魔導針から逃れられるネウロイなんていませんよ。例え姿が見えなくても、気配を殺しても、空が大荒れでも、磁気嵐が吹き荒れても、ダミーがあっても、如何なる状況下や条件でも目標を見つけるのが俺の長所なんですから」

姫様「・・・」

俺「ふふ・・・こればりは姫様にも真似できませんよ?俺って凄いでしょ姫様。褒めてもいいんですよ?」

姫様「役に立たないのう・・・」

俺「えっ」

姫様「反応があったというから何かの条件が噛み合えば、察知できるかと思ったのじゃが・・・ハァ。蓋をあけてみれば俺の魔導針の性能がよいからじゃと?がっかりじゃ」

俺「姫様酷い・・・理不尽にも程があります。だからもっと罵ってください!さあ!」

姫様「そうなると困ったのう・・・」

俺「でも倒したらからもう来ないんじゃないですか?」

姫様「わからぬぞ?今回の失敗を踏まえて火力と装甲が高くなったタイプが現れるやもしれぬ」

俺「それもある・・・か」

姫様「困ったのう・・・これ以上ウィッチをやらせぬ訳にもいかぬし・・・」チラッ

俺「・・・嫌な予感」

姫様「俺よ、しばらくは休みなしじゃ!対策が打ち出されるまではお主一人で頑張るのじゃ」

俺「えー姫様それは嫌です。断固拒否。お休みは必要でーす」

姫様「ただでやれとは言わぬ・・・」

俺「お?何かご褒美があるんですか?」

姫様「その・・・じゃな///」

俺「wktk」

姫様「・・・///」

俺「姫様なんですか?勿体ぶらないで早く、さあ!」

姫様「だからあれじゃ・・・その・・・///」

俺「ああもうじれったい!何なら俺が決めちゃてもいいですかね!」

姫様「へ?む、無茶な要求でなければそれでもよいぞ?」

俺「それでしたら姫様・・・」

姫様「な、なんじゃ?」

俺「エッチしましょう。対策がでるまで毎日」

姫様「却下」

俺「そ、それならふぇr」

姫様「却下」

俺「手・・・いや、足こ」

姫様「死ね」

俺「姫様・・・俺頑張れそうにありません」

姫様「ならご褒美もなしじゃな」

俺「だから姫様の言うご褒美はなんなんですか!」

姫様「・・・///」

俺「別に照れるようなご褒美じゃないでしょう!?あれですか、毎日好きな時に好きな場所で罵ってくれるんですか?」

姫様「違う」

俺「ちっ、お昼時の食堂で思いっきり罵ってもらえるのかと思ったのに・・・」

姫様「とにかくじゃ!お主は今日から毎日夜間哨戒任務じゃ」

俺「拒否権は?」

姫様「ない。ご褒美の件は明日からの楽しみにするがいい」

俺「はーい・・・」

前半終了次回へ続く

支援ありがとうございましたー

てす

では、予約通りそろそろいきます

ep.3 詩人たちの金鈴
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 本棚から取り出した重々しい古びた本を耽読しているうちに、日はとうに斜いていた。
周りを見渡すといつのまにか談話室には人の気配がなくなり、僅かに整備兵が点在するだけである。
俺は手元にある本を見た。その表紙は掠れていて、僅かに金字の跡が残っていた。その本は前々から興味があった、
古代来より繰り広げられてきたネウロイ戦争の歴史が描かれた本であった。

俺には古代のネウロイとの戦争はつい昨日のことのように思えた…。彼らが残してきた証跡はそう遠い昔のものではない。
そもそも、目と鼻の先に戦争がある限り、現実感覚として自身の前にあるのは何も不思議なことではないのだ。
甞てより人類とネウロイは並々ならぬ係累があり、紙一重に拮抗した戦争をしてきていた。

有史以来より、慇懃とも因縁ともわからぬ両者の相関は、かなり不安定である。ふとしたことから、ピアノ線が切れるように、
ネウロイと人間もまたふとしたところから争いが勃発していた。こまの歳差運動が左右に揺れ動くように、状況は不可視で在り
続けたのである。

 さて、明日がいよいよ出発の日である…。身の回りの支度はできていた。万が一のためのストライカーユニット、506部隊に
引き渡す予定の支援物資は、既に輸送機に積んでいる。後は部屋に戻り、ゆっくり眠ろうかと考えていた。だが、俺は気後れし
てたのか、ようやく…あどけない顔で眠る小さな少女の姿に気がついた。それは、紛れも無く管野少尉であった。このまま寝かせて
おくと、風邪を引きかねない。


俺「おーい、管野さーん」

俺は彼女の目の前に手をかざす。…目覚める気配はない。仕方が無いので俺は彼女を揺り動かすことにした。
彼女は顔をようやく持ちあげると、眠そうに眼をこすりながら俺の方を見た。

管野「ああ、すまないな。…ところで今は何時なんだ?」

俺「もう5時すぎだよ」

管野「そうか、もうそんな時間なんだな…」

少女は時計を眺めながらそう言うと、ちらと俺の手元に置かれた本の表紙を見る。

管野「なあ、俺の手元にある本は何ていう本なんだ?」

彼女が興味ありげにその本について訊いてきた。文学を好む彼女は俺の読んでいた本の内容が気になったようだった。

俺「これか?人類とネウロイの古代史といったところかな。…ひょっとして管野もこういう本とかにも興味があったり?」

管野「もちろん。…伝記物であれ、コメディ・推理モノ、恋愛モノ等…とにかく興味があれば読むよ。ここに来るのも本を読むため
   だしな」

俺「じゃあ、俺の隣にいたのは…」

菅野「ま、まあ、そこんとこはなんとなくだ…。正直言うと、側に来たのはいいが耽読してたし…邪魔しちゃ悪いかなって声は
   かけなかったけどな」

彼女は少し困ったような表情で、気恥ずかしそうに頬をかいた。彼女の仕草には他の子にはないような愛らしさがある。

お休み支援


管野「そういえばさ…」

俺「ん?」

管野「そういえばさ、ルマール少尉を励ましたのって俺なんだろ? オレからも礼を言いたいんだ。ありがとな」

思いもよらないことに、俺は目を丸くする。

俺「はは、何で菅野がお礼を言うんだ」

管野「同じ仲間としてお礼を言いたかったんだ。…オレは以前何度もあいつに助けられた。だから、少尉が悩み抱えているのを
   見て、オレも何とかしてやりたいと思ってたんだ。でも、オレさ、かなり不器用だからなかなかうまいことあいつの相談に
   乗れやしねぇ。…だけど、お前は簡単に自分にはできなかった事をやってのけたんだ」

彼女は机の上に座って足をぶらぶらさせる。多分…管野はずっと、ジョゼを何かしらの心の支えとしてきたのだろう。
彼女の連帯感は、恐らく他の誰よりも人一倍強いに違いなかった。

俺「俺は結局、大したことしてないよ。ただ自分はジョゼの後押しをしただけ。最後には彼女が乗り越えられたのは
  彼女自身の強さがあったからなんだと思う。…なぜ俺に話を持ちかけたのはわからないけどさ」

管野「それだけ信頼されてるってことだろ? お前に相談できると思わなければ、誰にも打ち明けたりはしない。
   あいつはなかなか自分の感情を表にだそうとしないし、いいきっかけになったんじゃないのか」

…ジョゼは人の心理を洞察するのに長けていた。彼女がいまや仲間の心身の支柱にあるのはそのためだ。彼女は一人一人の心の
機微を感じ取り、誰とでも容易く気持ちを分かち合う事ができた。

だが、彼女は自身を覆い隠し、心の裡を他人に話すことなどただの一度もなかった。彼女自身、その懊悩の深みを誰にも見せ
たくなかったのだろう。気丈に振る舞う彼女は一つの曇りのない笑顔を見せていた。そして、その積み重なりが亀裂を押し広げ、
遂には決壊したに違いなかった。

管野「それにしても、俺はこういう相談事とかうまいよな。…実際の所、女と話すのが苦手とか言うのは嘘じゃないのか?」

俺「まさか。未だに女性の扱い方は不慣れだし、どうしてもぶっきらぼうに扱う節がある」

管野「ふーん、そうは見えないけどな。まあ、天然ってところかな、俺の場合は…」

彼女はそう言うと、机の上から降りる。

管野「じゃあ、オレはそろそろ部屋に帰らせてもらうかな。…後の栓錠はよろしく頼む」

彼女は背を返して扉の前に向かっていく。俺はそんな彼女を呼び止めた。

俺「なあ、管野。一つ聞きたいことがあるんだが…」

彼女はその清冽な瞳を俺に向ける。俺はそれを確認すると一つの疑問をぶつけた。

俺「本の中の物語はさ、本を開いた時から始まり、…閉じることで一応の終わりを迎えるが、物語は本を閉じた後も永遠に
  続いていくものであるのかどうか、それに対する意見が聞きたい」

管野「それってその本に一連の物語が全て押し込められていたら…そういう仮定でいいんだよな」

俺は管野の言葉に頷く。彼女はそれを見て腕を組み、深く考え込んだ。ややあって、彼女は静かに口を開いた。

管野「…オレは本というのはあくまでも物語の一場面を見ているに過ぎないと思っている。本を開く前から話は始まっているの
   であり、本を閉じることで一応の収束を見るが、決して終焉を迎えることはない。一つの終わりであり、同時に新たな始まり
   に過ぎない。冬が唐突に終わりを迎え、雪解けと共に春がやってくるのと同じようにな…。そして、それはこの世界
   にも同じ事が言えると思う。ネウロイと人、どちらが勝っても一つの時代が終わり、一つの始まりを迎えるだけなのさ。
   一方的な見方をすれば、片方は終焉するわけだが…」

俺は彼女の言葉に力強さを感じた。その様子を見て管野は俺にこう言った。


管野「で、それを聞いたのはなにか理由があってのことか?」

俺「特に深い意味はないかな。ただ管野がどう物語と向き合っているのか、それが聞きたかっただけなんだ。…急にこんなことを
  聞いたりして悪かったな」

管野「気にするな。オレはお前にとって意味のある質問だろうから答えただけだ。…そんじゃあ、オレはもう行くからな。
   夕飯時になったら呼びに来てくれ」

彼女はそう言って扉を開けると、あの長い廊下へと出ていった。一人残された俺は手元にあった本を元の場所に戻すと、鍵をかけて
その場を後にした。今日の夕飯のメニューを思いながら。



 俺は部屋に戻るとベッドに深く座り、あの言葉を思い出していた。

『…秩序に終焉なんかない。死というのはそれ自体終わりではなく、同時に始まりなんだ』

それは、今でも澄明なものとして自身の記憶に残っていた。彼は更にこう続けてこう言った。

『人類とネウロイの戦争は、喩えるならば…強磁性が常磁性に相転移していく過程といったところだ。
 一つの方向に整列するのか、それともバラバラな方向を向くのか、それは自然界のみが知っている…』

彼の言う秩序には力があった。それは自然界との対話から生まれ、導き出された一つの結論であった。自然に関する事物を提議し、
それを論証によって演繹してみせたのである。そうして、彼の天稟は物象世界のあらゆる所で発揮されていった。

秩序について考えていくうちに、かつてリベリオンの哲学者トマス・ネーゲルが『コウモリであるとはどのようなことか
(原題:What is it like to be a bat?)』[1] においてコウモリの主観的な感覚質について考察し、物理主義を批判したことを
思い出した。それは同様に"ネウロイにとって、ネウロイであるとはどのようなことか"の問いを提示しているように思えたから
であった。

俺は考えを深めるうちに、ネウロイの手となり耳になった。そこから見える世界はモノクロなのか、あるいは何もないのか、
それを想像するのは容易ではない。それは俺がネウロイ自身にならない限り、彼らの感覚質を知ることは難しいことだった…。

そうして、俺は思索に耽るうちに次第に意識が覚束なくなっていった。俺は立ち上がって寝間着に着替えると、すぐにベッドに
仰向けになった。天井を見つめる内に感覚がまどろんでいく。…明日はきっと早く来るに違いなかった。
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[1]コウモリであるとはどのようなことか, "ttp://ja.wikipedia.org/wiki/コウモリであるとはどのようなことか" (2012.3.20)
引用元: David Chalmers, What is it Like?, "ttp://philpapers.org/browse/what-is-it-like"
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 3月8日早朝、ロンドンへの出立の日が来た。日がまだ昇らぬ薄明の空の下で、隊員たちは見送りのため輸送機の前に整列した。
その向かいに、俺とサーシャ、ジョゼの3人が立ち並ぶ。502部隊の隊員を眺めると、各々瞼を重そうにしていた。
ラル隊長は部隊の代表として、堂々たる歩みで俺達の前に進み出る。隊長は俺達をしっかりと見据えると、明朗な口調で話し始める。

ラル「今日は天候にも恵まれ、平穏無事な今日という日を迎えた。
   明後日を前にして緊張しているかもしれんが、あまり力み過ぎないで欲しい。自分自身が率直に思ったこと
   感じたままを話すだけでいいんだ。彼らの中には権柄ずくな態度でもって尊大な意見をする連中もいるかも知れないが、
   それに臆することなく、無遠慮でもいいから彼らに意見をぶつけてやるんだ」

少佐はジョゼの前に歩き、彼女と向かい合った。


ラル「ルマール少尉、決断を強いさせたようで本当にすまなかったな。私個人の無用な考えが君を追い詰めてしまった…」

少尉は真っ直ぐな瞳で少佐を見上げる。哀しい表情は消え、決意に満ちていた。彼女の瞳は以前のような懈怠さを
帯びていなかった。

ジョゼ「いえ、そんなことはありません。個人的な感情でもって使命を放擲し、現実から眼を背けようとした私自身に非があり
    ます。…あの時は、失礼なことを言って本当に申し訳ありませんでした」

ラル「ルマール少尉…」

少佐はジョゼの両肩を優しく掴んだ。隊長は柔和な眼差しをしていた。

ラル「…成長したな、少尉。私は嬉しいんだ、あの艦橋で敬礼した兵士の想いは確かに少尉に引き継がれていた。
   君がいることで祖国の風が少しずつ戻りつつあるのだから…」

ジョゼ「隊長、私嬉しいんです。こんな私でも出来る事があるんだなって…。私はあの兵士との約束を果たさなければなりません。
    いつかあの場所に人々の生活の種が芽吹くように」

ラル少佐はそれ以上何も言わなかった。彼女にはもう励ましの言葉は必要なかった。彼女は一人で歩いているのではない、
様々な人の想いを運びながら歩いていた。荒蕪の地を潤す存在として、人々の足元を照らす人になったのである。

 隊長はまた中央に戻ると、元のように俺達と向かい合った。一人の整備兵が彼女に駆け寄り、何やら報告し始める。どうやら、
物資のつめ込み作業は終わったようであった。

ラル「どうやら準備が整ったようだ。滞在期間は短いが…無理のないように、各々使命を全うして欲しい。
   では貴官らの無事と健闘を心より祈っている」

彼女はそう言うと俺達に向かって敬礼した。俺達もそれに呼応し敬礼する。その日の風はとても穏やかであった。


ニパ「お土産は別にいいからなー。無事に帰ってこいよ」

クルピンスキー「お土産は若い女の子で頼むよ…いだだ、ちょっとしたジョークなのに」

ロスマン「また変なこと言って、伯爵は…。それじゃ三人とも気をつけて。…時々は手紙や電報で連絡よこしてちょうだいね」

各々想い想いに言葉をかけてく。出発前とは思えないほどの明るさであった。そんな中、管野が本を抱えて俺の方に歩み寄ってくる
のが見える。そして、彼女は俺の前に対峙した。

管野「出発前にな、これを俺に…」

彼女はそう言うと、俺に一冊の本を差し出した。

俺「これは…」

管野「ヘルマン・ヘッセの詩集だ。ひょっとしたら俺の探している答えがあるかもしれないからな。ヘッセは風景画を描くのを
  こよなく愛した人だったから、詩文に自然の事物の秘鑰の在り処を暗喩しているかもしれない、…そう思ってさ」

俺「ありがとう。時間が空いた時に読ませてもらうよ」

そう言って俺はにこりとして笑うと彼女と握手した。彼女は少し顔を赤くして頭を掻きながら『ま、気をつけて行ってこいよな』
と言うと早々に離れていった。

サーシャ「とても可愛らしいですよね。不器用ですけど…あの子らしい気遣いだと思います」

俺「そうだな。…実はサーシャもああいう妹がほしかったり?」

サーシャ「さあ、どうなんでしょうね…。いたらいたで賑やかだろうなとは思いますけど」

俺「意外とサーシャは管野をなんだかんだで甘やかすお姉さんになりそうだ。ねだられたりしたら結局折れるタイプだと思うな」

サーシャ「うーん、それはまあ、否定はできませんね。そう考えると、意外と姉バカな面はあるのかも」

彼女は困ったような笑みを浮かべる。サーシャはきっと彼女の頼れるいいお姉さんになれそうである。

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 暁闇の中で輸送機Me 323のノーム・エンジンが始動し、雪原の滑走路を走り始める。やがて機体は加速していき、ゆっくりと
離陸していった。

サーシャ「そういえば…俺さんはロンドンに行くの初めてでしたっけ?」

俺「そうだよ。戦地を点々とはしてたけど主にはアジア方面だったからね。だから、欧州方面はオラーシャ以外に訪れるのは初めて
  のことで楽しみなんだ…。サーシャは何度かあるんだ?」

サーシャ「ええ、ラル少佐に付き添いで何回か…。あとは部隊に入る前に父と共に視察に行ったこともありますね」

俺「戦闘隊長は何かと出張とかあるもんな。…そういえば、ブリタニアにはかつて存在した501部隊のほかに、
 まだ部隊があったような気がするがなんだったっけ…」

ジョゼ「それってワイト島分遣隊のことじゃないでしょうか。角丸美佐中尉が指揮を執っていたという…」


俺「あーっと、それだな。なんでもその隊長さんは『金剛力』を使うらしいとか」

ジョゼ「物質に魔力を通して対象に魔力を徹す固有魔法みたいですね。噂ですけど…爪楊枝一つを投擲するだけで壁を破壊
    できるとか」

俺「へー、爪楊枝だけでそんな凄いことが出来るのか。世界はまだまだ広いわけだ」

ジョゼ「私も詳細を深くは知らないのですが、…配属されている知り合いからはそう聞きました」

『金剛力』はその固有魔法の特性上接近戦を得意とする辺り坂本少佐と同類なのかもしれない。想像するに、彼女は接近戦に関して
は相当の達人者であり、経験豊かな軍人に違いなかった。

俺「…ということは、ブリタニアに知り合いがいるんだね。もしかして同郷だったりとか?」

ジョゼ「はい。アメリー・プランシャールさんっていう方でして、ハーブにとてもお詳しい方なんですよ。
    今はブリタニアにはいなくて、ガリアの農業に尽力しているみたいですけどね」

俺「そっか、今はいないのか。…ところで、明日到着の予定みたいだけど、特にやることもなければ、ロンドンを少し散策したい
  と思うんだがどうだろう」

俺の提案に、サーシャは腰に手をあてながらくすりと笑う。

サーシャ「まあ、俺さんったら。最初からそのおつもりでそうおっしゃってるんでしょう? 私には丸わかりですよ」

ジョゼ「俺さん、すぐ顔にでますからねー」


俺「あらら、ばれてたか。…それでどうかな?悪くないと思うんだけど」

サーシャ「ええ、いいですよ。ジョゼさんもいかがですか?」

ジョゼ「お二人のお邪魔にならないようであれば、私もぜひとも御一緒したいです」

そうして、俺達は機体が着陸するまでの時間を、ロンドンの何処を見て回るかについて和気あいあいと話し合ったのだった。



ロンドンには翌朝の午前10時頃到着した。カールスラントを迂回し、途中補給を挟みながらの航行だったので移動には相当の時間
を要した。飛行場を出た後、俺達は地下鉄に乗継いでウェストミンスター駅を降りる。アビンドンストリートに抜ける道を経て、
ウェストミンスター寺院にたどり着いた。そこは戴冠式等の王室行事が執り行われるという有名な寺院である。更には、ラザ
フォード、マクスウェル、トムソンなどの著名な物理学者が埋葬されている場所でもある。

その寺院には中世のゴシック建築様が施され、ガリアの建築家アンリの意匠があちこちに見られた。内部は大陸から伝来したという
三葉型(脚注)と多弁飾りが複合した装飾で、眩いばかりに巧緻で荘厳な造りをしていた。

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脚注)三葉型(trefoil)の装飾はウェストミンスター寺院のこの部分?
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 係員の案内に従って、北翼廊から入ると、聖堂の中央に立った。敬虔な雰囲気が漂う内部は驚くほど美しかった。内装は
何度か改修工事が施工されたのか、どこか真新しさがある。辺りを見回すと中央奥には主祭壇があり、横には聖歌隊の席が設けられ
ていた。

俺達は主祭壇の前に立ち並ぶ。祭壇前にあるコスマーティ技法の大理石の床は、とりわけ審美的探究心をくすぐった。
ジョゼは祭壇を見上げ、瞳を閉じると俺にこう言った。

ジョゼ「…祭壇の前に立つと、心が洗われるような気がしますよね。今にも聖歌隊の賛美歌が聞こえてきそうです」

俺もジョゼに習って瞳を閉じる。瞼の裡では少年隊が、神への精神を高らかに歌っている。その聖歌は俺達を不思議な
心持ちにした。その様子を見ていたサーシャも横にたって俺の手を握る。

ジョゼ「…あの、やはり私…お二人のお邪魔になっていませんか」

サーシャ「へ?」

ジョゼの唐突な言葉に、サーシャは間の抜けた返答をする。

ジョゼ「ええっと、その、私としては貴重なお二人の時間を尊重したいので、なるべくなら二人だけにしてあげたいのです。
    仲の良い男女は二人きりになりたいと考えるのが自然です。だから、その…お邪魔でしたら…」

ジョゼのその言葉に、俺はさっきまで考えていたことが何処かに飛んでいってしまった。サーシャは顔を赤くして当惑している。
その様子にジョゼは慌てたようにして言った。

ジョゼ「ええっと、その…余計なことを言ってごめんなさい」

俺「俺達の仲に気づいていたのか」

ジョゼ「はい、薄々はそうなんじゃないかと…。少し余計なことを言ってしまったと思っています」

俺「ううん、そんなことはないよ。…むしろ、ジョゼにずっと気を使わせてしまったようで申し訳ない」

ジョゼ「そんなことは…。私も最初の方で断ればよかったなって思いますし」

俺「でもこれで、少尉の前で隠す必要はなくなったわけだ」

サーシャ「そうですね、ただ気恥ずかしいという理由だけで、ずっとひた隠しにしてただけですからね…」

彼女はポツリとそう言うと、その瞳を祭壇の方に向けた。

俺「なあ、サーシャ」

サーシャ「は、はい!」

俺「せっかくここに来たんだし、婚儀の真似事やってみないか? 司祭がいないから、宣誓の言葉なしでさ」

サーシャ「え、ええええ!? ちょ、ちょっと、俺さん。ルマール少尉の見ている前で、そんなこと…」

俺「だめ…かな?」

サーシャ「俺さん、私…その、あ…う」

俺はサーシャの肩を掴む。彼女は動揺していたが、覚悟を決めたのか目を瞑った。緊張しているのか肩が震えている。
それを見て、俺はそっと頬に冷たい手をあてがう。


サーシャ「ひゃう!?」

彼女は身体をびくりとすると、我に返る。

俺「ごめん、冗談だよ。さすがの俺でも人前ではやらないさ」

サーシャ「あの、ひょっとして俺さん…楽しんでやってませんか?」

サーシャは頬を少し膨らませて、眼で訴えてくる。

俺「くっくっく、バレたか。あいだだだだ」

俺は足を踵で踏まれた激痛に堪えきれずに、その場に蹲踞する。

サーシャ「俺さんなんて、知りません」

ジョゼはくすくすと笑う。その二人の様子は傍から見て微笑ましいものだった。


 俺達はやがて詩人たちが眠るという南翼廊に差し掛かった。床面にはゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル、ラドヤード・キップ
リング、チャールズ・ディケンズの名が刻まれた墓石が埋め込まれていた。いずれも一時代を築き上げた名代の作曲家、小説家達である。

サーシャ「この詩人たちは、寺院に護られ続けてきたんでしょうね、長いことずっと…」

俺「…彼らもまた暗い地下からブリタニアの栄華と滅亡を見つめてきたんだろうな。それにしても、墓石に刻まれた名前の
  なんと虚しいことだろう」

今日を皮切りに全てが変わることを思うと、人類そのものが驀地に闇の小道を通り抜けているように思えた。
その点在する小石に躓きながらもひた走るような感覚は、恐ろしいまでに俺の頬に張りついて離れなかった。

詩人たちは何を想い、ここに眠リ続けるのだろうか。墓石そのものが想像を絶するような晩年の苦悩と不安を象徴しているのだろうか。
それは決して報われぬ、果てない秩序を諷しているかもしれなかった。

そうして、俺はしゃがみ込み、墓石にそっと触れる。
その刹那、キップリングの詩『The Ballad of East and West』の一節、"Oh, East is East, and West is West,…"[2] が聖堂に
虚しくこだましていく。そして、意識は透明になり、八方世界へと飛翔した。…遠くで鳴っていないはずの寺院の鐘が啼いていた。

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[2] Rudyard Kipling, The Ballad of East and West, "http://www.answers.com/topic/east-is-east-and-west-is-west-and-never-the-twain-shall-meet"(2012.3.20)
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 寺院を出ると506部隊の人と合流するために、506と合流する予定の場所に移動した。俺達はミルバンクを通り、指定された
テート・ギャラリーに到着した。そこはテムズ川を望む美しい場所である。腕時計を見ると時刻はまだ午後2時少し前であった。

サーシャ「予定より早く着いたのでまだ時間がありますね…。どうしましょうか」

ジョゼ「ここからだとテムズ川が望めてとても綺麗ですし、景色でも眺めながら待つのはどうでしょうか」

俺「そうだな。まあ、待ってる間にテート・ギャラリーの中を見て周ってきても…」

その時、後ろから風が通りぬけ、戞々と石階段をつたう跫音が聞こえ始めた。やがてその跫音の主がはたと止まり、静かに声を発した。

「お待たせして申し訳ありません。…皆さんが502の方々ですよね?」

サーシャ「そうですが、そちらは…」

イザベル「申し遅れました。私の名はイザベル・デュ・モンソオ・ド・バーガンデール…、あなた方をお迎えに来ました」

そこに立っていたのは中性的な顔立ちをした、ハンチング帽を抱えた小柄な少年であった。

ED "Endless Song Of Happiness"
(ttp://www.youtube.com/watch?v=DphVlMOgxS8)
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< 予告 >

1945年3月10日、混乱期の最中、鳩首凝議が執り行われようとしていた。

様々な思惑が交錯する中、ウィッチと政治家達の駆け引きが展開される。

政治的策謀の裏で明かされていく真実。

『俺さん…今から30年前、何が起こったのか。それを今から話そうかと思います』

そして、ある男の存在が世界を揺るがす。

『…月桂樹の枝を地面に突き刺して、君は何をするつもりなんだ』

『見てわからんのか、誓いさ。この地に新たな社会的秩序をもたらさんとするためのな…』

今、社会的古い構造は砕かれ、秩序の真価が問われようとしていた…。

おまけ

イザベル「皆様こんばんは。 506の小柄なハンターこと、イザベルと…」

俺「502のお抱えメカニックこと、俺技術士官です」

イザベル「今回は大きな節目ということで、予告を入れることになりました」

俺「今日でようやく秩序の導入部まで来たかなって感じです」

イザベル「そうですね。私からすると導入部だけでだいぶややこしかったりしますが。…それはそうと、俺さん。予定では
     いつになるかはわからないけれど、時間があるときに、私をメインに据えたお話を投下するみたいですね」

俺「そうなのか?」

イザベル「なんでも502と接触するまでの話をやりたいんだそうで、俺さんの出番が最後の方しかないとのことです。幕間回
     といえば、わかりやすいでしょうか」

俺「なるほど……って、おいいいいい、俺の出番最後の方だけかい!」

イザベル「そんなわけでして、次回も宜しくお願いします」

俺「アイザック回の後は、ちゃんと俺メインの話に戻るらしいぞ」

イザベル「そんなわけで」

俺「また、次回まで」

おわり

これで終わりです。
思ったよりお話が長くなってしまい申し訳ない…。
予告ですが、あれはあくまでも予定ということで、途中でなんやかんやで変わるかと思います

皆さん、夜遅くまで支援ありがとうございました
それではまた次回でお会いしましょう。おやすみなさい

ほっほ

ほしゅ

お昼に予約が無いなら投下

あらすじ
これから模擬戦する離島へ向かう


俺「あーあーこちら俺、目標地点へ向けて発進しました。座標とかまだ頭に入ってません、どうぞ?」

 「違う、オーバー?」

ミーナ『ガガッ――はい正解、インカムの調子はどうかしら?オーバー』

俺「感度良好、あと1分くらいで到着します。オーバー」


――――――


俺「お待たせしました、隊長」

ミーナ「本当に1分弱、早いわね・・・・・・」

シャーリー「1分弱!?俺のストライカー音速出てないか!?」

俺「出ませんよ、音速なんか出したら俺の体が持ちませんし。こいつの最大でもせいぜい850くらいじゃないんすか」

シャーリー「改造は?」

俺「してませんしできません、ストライカーに関する知識まったくありませんもん」

シャーリー「改造せずに850も出すストライカーか、新しいストライカーは遙かに高性能だな・・・・・・」

俺「そうですか、で何で手わきわきさせてこっち寄ってんすか」

シャーリー「俺、少し、ほんの少しだけ、ちょびっとでいいからさ、そのストライカー私に預けてみないか?」

俺「寸分の狂い無く元通りにして返してくれるんなら構ねーんすけど・・・・・・どうすっかな、どうしよっかな」

バルクホルン「おいリベリアン、俺が嫌がってるだろう!」

シャーリー「嫌がってなんかないもんなー、俺ー」

俺「どっちにしようか悩んでるラインっす」

シャーリー「だってさ堅物」

バルクホルン「とにかく俺、分からない事や困った事があったら遠慮せずお姉ちゃんに相談するんだぞ」

俺「早速困ったんすけどお姉ちゃんってなんすか、お姉ちゃんって」

バルクホルン(これが反抗期に弟が姉に取る邪険な態度か。なにかと険悪な仲になりがちだそうだが、今まさになりかけのシチュエーション)

      (安心しろ俺、その行動は全てお姉ちゃんに構って欲しいからなんだろう?)

      (お姉ちゃんが気の済むまで構ってやる!)


俺「ハルトマン先輩、バルクホルン先輩っていつもあーなんですか」

エーリカ「宮藤が来てからあーなる様になったね」

俺「芳佳さん何やったんだろ・・・・・・」

坂本「そこの4人!駄弁ってないで訓練始めるぞ!」


――――――


坂本「本日予定していた模擬訓練を始める。当初の相手を変更して、私とミーナ、バルクホルンがジャッジする」

ミーナ「俺さんは実戦経験が0なので、同じ階級の宮藤さんとやってもらいます」

俺「よろしく!」スッ

芳佳「?」

俺「握手・・・・・・あれ、いつもはやらないの?」

芳佳「あ、うん、いつもやらないから戸惑っちゃって、よろしくね」

ギュッギュッ

トントンコツン

俺「握手二回のげんこつ三回で怪我をしないおまじない」


坂本「開始!」ピピー

俺「セオリーに距離をとって、って開幕突っ込んで来んのか!」ダダダダ

芳佳「取った!」

俺「うわ後ろに着かれちゃったよ」

芳佳「うー当たらない」ダダダダ

俺「・・・・・・これを利用できっかなー」ヒュン

芳佳「速度を上げた?だったら私も!」


俺「どれどれ」チラッ

 「加速したか、乗ったね。ここで・・・・・・右ロール!」


芳佳「右!」クルッ

  「あれ、消えた!?」キョロキョロ


俺「ダメっしょ、その場で止まっちゃぁ」ダダダッ

ビチャビチャ


坂本「そこまで!」ピピー

芳佳「ま、真下!?」

俺「っしゃおらあああぁぁぁぁああああ落ちるぅぅぅ!」ヒュー

芳佳「俺さーん!」


――――――


坂本「俺、お前のストライカーの膝に穴が開いてるな。それがさっきの瞬間移動の鍵だな?」

俺「流石坂本少佐っすね」

芳佳「わ、本当だ。俺さんのストライカーに丸い穴があいてる」

俺「ストライカーに魔導エンジンがちっこいの一つずつ付いてて、膝の穴に連動して動かす仕掛けなんすよ」

 「この穴から、瞬間的ながらも高出力で前方向への推進力を出すんです」

 「使う魔力も一瞬とはいえ半端じゃないんで、固有魔法を使うかこいつを使うかは状況次第っす」


俺「芳佳さんは俺に釣られてスピード出して、その上右ロールで追いかけてきたっしょ?」

芳佳「うん」

俺「でも俺が右ロールして一瞬芳佳さんの視界からはずれた瞬間、体捻って水面に向かって落ちる姿勢取ったんよ」

芳佳「うん」

俺「で、右脚だけのブースター・・・・・・あ、この膝の穴ね」

 「これを使って左足を軸に回りながら落ちて行く」

芳佳「うん・・・・・・?」

俺「あとは自分の感覚に任せて、背中が海面向いたかな?って所で両足の瞬間エンジンを同時に使う」

 「これでブレーキして、ブースターの出す推進力を調整してさっきみたいなホバリングの姿勢をとって、終わり」

芳佳「うーん・・・・・・?」


俺「分かりました?」

坂本「・・・・・・なるほど。ストライカーのエンジンを巧みに扱い、残像効果まで使うとはな」

俺「残像なんざネウロイ相手だと効果0でも、人相手にすると楽しいんですよねー」

 「芳佳さんキョロキョロしちゃって、予想通りの行動してくれたから大満足っすよ」

坂本「ところで俺が落ちたのは魔力不足の所為か?」

俺「あれはですね、勝ったから喜び勇んだ結果浮かれて落ちただけです」

坂本「なんだ、そんな理由か」

俺「完全に馬鹿やっちゃいました」

芳佳「あの、さっぱり分からないんですけど」

俺「習うより慣れろだしね、もう一戦やる?」

芳佳「うん!」


――――――


坂本「そこまで!」ピピー

俺「また勝っちゃいました」

芳佳「また負けました」

俺「おつかれ山脈」

芳佳「おつかれやまです」

俺・芳佳「あっはっはっはっは」

坂本「仲良きことは美しきかな。ハッハッハ」

ミーナ「美緒、もうそろそろ4時になるわ。基地に戻りましょう」

坂本「おっとそんなに時間が経っていたか。そこの二人、帰投するぞ!」

俺・芳佳「はい!」


-俺の部屋-


俺「はー疲れた。さっさと定期報告すんべ・・・・・・」カチッ

『ザッ――こちらGF第0隊』

俺「俺です。ターゲットに動きは?」ボソボソ

『未だに目立った動きは見られないが、試作機が出来たと諜報員から連絡があった』

『いずれどこかで仕掛ける時が来るだろう。以上だ――ザザッ』

俺「了解」カチッ


ミーナ「俺さん」コンコン

俺「ヒュッ!!」ビクッ

 「どどどどちら様」ガチャ

ミーナ「ちょっといいかしら?」

俺「・・・・・・隊長でしたか、失礼しました」ケイレイ

ミーナ「そ、そんなに畏まらなくてもいいのよ?」


俺「いえ、部隊を束ねる隊長にはしかるべき敬意を表すのが、派遣されてきた部下である自分の態度だと言い聞かせて・・・・・・」

ミーナ「」ポカーン

俺「どうかしましたか」

ミーナ「い、いえ、501の規律が甘すぎたのか皆の態度が緩くなってて、リーネさん以外は軍属の自覚が足りて無くて俺さんみたいなのは初めてだから・・・・・・」

俺「・・・・・・心中お察しします」

ミーナ「でも、私は戦闘時以外はもう少し砕けた態度でも構わないわよ?」

俺「命令ですか」

ミーナ「お願いです」

俺「口約束だけじゃ破りそうで不安なんで」スッ

ミーナ「握手ね」スッ

ギュッギュ

トントンコツン

ミーナ「最後のは?」

俺「これが扶桑男子流です、滅多に見ないですよね。ところでご用件は?」

ご飯行ってきます

消し忘れてた

2130の人どうしたんだろう・・・

投下しないんなら変わりに私が投下しちゃうぞ?

んじゃ行っちゃいます

あらすじ

ケイ「魔力パネェ」

マイルズ「スコップに愛されすぎでしょ」

俺「固有魔法が身体強化だと思ったかい?残念!!スコップ強化だよ!!」

以上!!

さて、俺の異常魔力とスコップ強化という独特すぎる固有魔法が判明した翌日。

マイルズ「ふあ~・・・今日も暑くなりそうね」

日が出てまだ間もなくほどよい気温になっている時、ゴシゴシと目を擦りながらこの砂漠で私室として使っているテントから出てきたのはマイルズである。昨日は驚きの連続で疲れてるのだろう、ふわァと可愛らしいあくびをする。

ヒュン、ザザッ

マイルズ「・・・ん?」

すると、彼女の耳に何か物を振り回す音と、砂の上で何か動いている音が聞こえた。

マイルズ「(何かしら?まだ起床ラッパが鳴るにはまだ早いし・・・)」

途切れることなく聞こえるその音にマイルズは興味を抱いたのか、そちらのほうへと歩いていった。

~~ちょっと離れた場所~~

マイルズが向かおうとしていたところには、すでに先客がいた。

俺「ふっ!!」

そこには上下迷彩服を着た俺がいた。

俺「シッ!!」

ヒュンッと俺は右手に持ったスコップを斜めに振り下ろす。そして、返すスコップで何かを払うかのように廻し下からスコップを突き上げる。

斜めから、横から下から上から様々な角度からスコップを振る、体を捌き、左手で何かをいなす様に動かす。スコップで捌きときたま両手でスコップを握り短鎗のように振り回す。

俺「フンッ!!」

そして両手持ちで振り下ろす。俺がしているのは対人戦用の格闘術・・・いってしまえばスコップ格闘術だ。以前某有名動画投稿サイトで偶然見つけた動画で、
スコップで相手を制圧をする方法をこと細かく教えている動画を見つけた俺は、その動画を見ながら独学でその技を習得した。まあ覚えて何になるともいえるが、
一軍用スコップマニアの俺にとってはそれは凄い有意義なもので、覚えた後も暇があればたまに練習しているのだ。

俺「セイッ!!」

今度は両手でスコップを持ち、槍で突きこむかのように突く・・・その動き一つ見ても無駄なものがない。俺は自分の想像通りに動けたことに満足したのか、
ウンと頷き、元の体制に戻る。

マイルズ「呆れた・・・あなたのいた世界じゃわざわざそんなスコップで戦う技術まで存在するの?」

すると、俺の後ろからここ数日で案外親密な仲になったマイルズがそこにいた。俺はくるっと振り返りおっと見る。

俺「おっは~マイルズ少佐。まあな、俺の居たところじゃ人同士の戦争だったし、こういう技術も自然に生まれてくるもんさ・・・まあ教えているのはほんの
  一部の国だけどな」

マイルズ「ふ~んそうなの」

俺の話にマイルズはそう返した。ちなみに俺のいう国はロシア、こちらでいうオラーシャだ。特にスペツナズは非常に細かくスコップでいかに効率よく人間を
バラすかを訓練している。

俺「まあそれはそれでなんだけどよ・・・マイルズ少佐、朝から随分と過激な姿じゃないかおい」

スチャッと腰のシースにスコップを入れながら、俺はマイルズのことを見る。

マイルズ「?いったい何を言って・・・!?」

俺の言ったことに最初は理解できなかったのか怪訝な顔になるが、すぐにその意味を理解してしまう・・・先ほどマイルズは何か音がすると思い、いつもの軍服を
羽織っただけなのだが・・・つまりその下は彼女が普段寝ているときの薄着で、ズボンと薄いシャツ一枚なのだ。しかもボタンは三個ほど外れておりなかなか
主張をしている胸の谷間が見えており・・・まあ朝に見るには少々過激が強い姿である。

マイルズ「な・・・な、な・・・!!」

俺「まあね?俺もねいい年した23歳の男だよ?そういうのに興味ないといえば嘘になるけど、せめて淑女らしい格好を進める・・・ってあれ?なんで拳握ってるの?」

マイルズ「こ、この・・・!!」

俺「(あ、なんか嫌な予感)」

プルプルと震えるマイルズを見てなんとなく嫌な予感を感じた俺・・・そして、

マイルズ「なに見てんのよこの変態!!」

顔を真っ赤にさせたマイルズの綺麗なアッパーカットが、俺の顎に見事に炸裂した。

俺「あべし!!」

俺はメキョッという変な音と悲鳴を上げてぶわっと宙へと舞い上がった・・・

俺「(あれ?今のって俺が悪いの?)」

だんだんと輝きを増す太陽を見ながら、俺は短い空中散歩と洒落込んだ。

~~しばらくして~~

さて、俺が空中散歩を楽しんだ数十分後。俺とマイルズ、そしてケイは会議等で使う少し広めのテントに来ていた。おそらくこれから行う戦術指導に使うのだろう。

ケイ「ええと・・・まあ色々と聞きたいことあるんだけど・・・とりあえず大丈夫?」

ケイは一通り使うであろう資材を集め終えた後、目の前に座っている顔面がやや凹んでるように見える俺へと話しかけた。

俺「はっはっはっ、ケイ。これが無事に見えるな眼科に行きな。見ろよ、どっかの誰かさんのおかげで顔面が絶賛凹み中なんだぜ?凄くね?」

マイルズ「な、あれはあんたが見るからいけないのよ!!この助平!!」

俺はケイの横にいるマイルズをジトッと見ながら言う。対するマイルズは顔を真っ赤にしながらそう言い返す・・・ちなみに服装はいつもの軍服である。

俺「ああん!?第一あれはあんたがシャツとパンツ・・・じゃなかったズボン一枚で外に出てきたから悪いんだろうが!!」

マイルズ「う、うるさいわね!!それをガン見したのはあんたでしょうが!!この変態!!」

俺「うっせ痴女!!」

マイルズ「な・・・誰が痴女ですって!?変態!!」

俺「うっせあんたなんか痴女で十分なんだよ!!ちーじょ!!」

マイルズ「なんですって!?このド変態!!助平!!発情犬!!」

ギャンギャンエイメンワーワークリーク!!二人は互いを罵倒しあいながら机をバンバン叩く・・・言ってる内容がアレだが、ぶっちゃけ子供の言い争いに見える。

ケイ「はいはいはい!!二人とも落ち着く!!」

そしてこの二人の仲裁に入るのがもはや自分の仕事じゃないか?と思い始めたケイはパンパンと手を叩きながら仲裁に入る。

俺「だって圭子母さんマルトーが!!」

マイルズ「誰がマルトーよ!?」

ケイ「はいはいわかったから落ち着き・・・ってちょっと俺君!?誰が圭子母さんよ!?私は独身よ!?」

俺「いやだってねぇ・・・なんか仲裁の入り方が子供の喧嘩の仲裁に入るお母さんに見えたから」

ケイ「私はまだ23よ!?」

俺「なん・・・だと!?」

ケイ「ちょっと何よその反応!?」

俺「いやだって正直23ちゅうよりは二十台後半か三十代前半に見えたから・・・メンゴ」

ケイ「ぶっとばすわよ!?まったくもう失礼しちゃうわ!!ねえマイルズ少佐」

ケイは同意を求めるようにマイルズのほうに向いた・・・が、

マイルズ「・・・」

マイルズはどこか気まずそうに視線をよそに向けていた。

ケイ「え、ちょっとなんであなたまで黙り込んでいるのよ?ねえちょっと!?」

マイルズ「だ、大丈夫よケイ!!扶桑人は実年齢よりはるかに若く見えるんだから!!」

ケイ「つまり私はかなり年上って見られたわけ!?」

マイルズ「お、落ち着いてケイ。少なくとも私より10歳ぐらい上だと・・・」

ケイ「ちょっと待ちなさい。あなた確か十八歳よね?つまり私は28に見られてたわけ?」

マイルズの年齢をかがんみて、ケイは聞くと・・・マイルズは気まずそうに首をコクリと頷かせた。それを見てケイはふうとため息をつき、

ケイ「もう怒る気もなくなってきたわ・・・でもいい?次は間違えないでよね?絶対よ?」

マイルズ「わ、わかったわ」

怒る気がなくなった・・・といってるわりにはなにやらものすごいオーラを全身から滲み出している。マイルズは思わず反射的にコクコクと首を縦に振る。が、そんなケイの圧力に気付いていないのかどうか・・・俺は何かを考え込むように中空に視線を向けていた。

俺「・・・」

マイルズ「(ちょ、ちょっとあなたも謝りなさい!!さすがにこれ以上は不味いわよ!!)」

そんな俺にマイルズは横から指摘する・・・が、俺は何かを思いついたのかぽんと手を叩き、スッとマイルズのほうへ指を差し、

俺「マイルズさんじゅうはっさい」

と言った。

マイルズ「???どういうことよ?」

ケイ「?」

マイルズもケイもなんだかわからないといった感じだ。

ケイ「マイルズさんじゅうはっさい・・・ん?・・・ぶふっ!!」

ケイは俺の言ったことを反復して何かに気付いたのか、急に噴出し腹を抱えて笑い出す。

ケイ「あっはははは!!お、俺君、なかなか面白いこと思うついたわね・・・ふふ!!」

俺「おう、俺もまさかこんなに面白いネタが浮かんでくるとは思わなかったぜ。なあマイルズさんじゅうはっさい」

マイルズ「いや、だからどういう意味よ!?・・・ん?」

俺にさらに言われ、マイルズはん?と違和感を感じた

マイルズ「(ちょっと待って・・・マイルズさんじゅうはっさい・・・マイルズさん十八歳・・・!?)」

そこでマイルズはようやく気付いたようだ。俺はそれを見てにやっと笑い

俺「はい、正解はマイルズ三十八歳でした~ずいぶんと年取ったね~」

マイルズ「な、誰が三十八歳よ!?」

俺「おまえやーーー!!」

マイルズ「キイィィィィィィィィッ!!」

人差し指で差す俺に対し、マイルズはだんだんと地団駄を踏む・・・そこで仲介に入るはずのケイはいまだ笑いを収まらずヒイヒイと腹を抱えて笑っていた。

もはや、カオスの極みである。

~~しばらくして~~

ケイ「はあはあ・・・あ~久しぶりに笑ったわ~」

ケイはふうと息を吐きながら言いつつ、目に浮かんだ涙をぬぐう。

マイルズ「冗談じゃないわよまったく・・・誰が三十八歳よ・・・」

その横ではいまだぶつぶつと文句を垂れるマイルズがいて・・・

俺「だから・・・おまえやーー!!」

先ほどと同じようにビシッと人差し指で指差す俺がいた。

マイルズ「~~~!!」

もちろんそれに反応して地団駄を踏むマイルズ・・・もはやおなじみになった光景である。

ケイ「ふう・・・まあ落ち着いてマイルズ少佐。そろそろ話を進めないと今日中に終わらないわよ?」

マイルズ「むう・・・わかったわ」

渋々という風に引くマイルズ。俺もさすがに空気を呼んだのかケイのほうへと向く。

ケイ「準備はいい?それじゃあ今日は俺君に色々と教えるんだけど・・・この世界の情勢について少し触れるわよ」

俺「ああ、そうしてくれると助かる」

ケイの言葉に、俺は頷く。大体のことは最初の尋問のときに(その4 尋問でもスコップをもたせましょう参照)説明を聞いたのだが、改めて聞いておきたいと
思ったのだ。ケイもそれがわかっていたのか、はい、と頷き

ケイ「それじゃあ説明をするわよ。そうねまずはーーーー」

ケイの説明が始まった。

~~一時間後~~

ケイ「ーーーとまあ大体こんな感じかしら?何かわからないところある?」

大体の説明を終えたところでケイは俺に聞く。俺はう~んと呻き

俺「・・・まあなんだ?ようはあれだろ?ネウロイ来たから人類みんなで倒すぞ~みたいな感じだろ?」

ケイ「・・・大体合ってるけど何かしら?このもっとまともな答えが欲しいと思う心は?」

せめて、もっとまともな説明はなかったのだろうか?ともケイは思ったが、残念ながら馬鹿な俺にはこの表現が精一杯である。

俺「いやいやいや、でも大体こんなんだろ?んでそのネウロイに対抗しえるのが魔力を持った少女・・・ウィッチでそこのマイルズさんじゅうはっさい「誰が三十八歳よ!!」・・・十八歳のマイルズ少佐とかだろう?」

ケイ「ええそうよ。でも魔力は無限に続くわけではないわ・・・ウィッチは歳を取るごとに魔法力が衰退していくの。そして二十歳を越えると戦闘に参加できる魔法力はほぼ完全になくなるわ」

俺「?でもケイは確か23だよな?それと俺もそうだし」

ケイ「あくまで戦闘ができるほどの魔法力よ。空を飛ぶくらいの魔法力は味噌っかす程度だけどは残ってるの。あなたは・・・異世界人だからじゃない?」

ふ~んと、俺はケイの説明を聞いて自分の拳をぐっぐっと握り締めする・・・また何か考えてるのだろう。

俺「(まあ俺はこの世界じゃイレギュラーだからな・・・わからないのは当たり前か)そういや、ウィッチってのは女だけらしいけどよ。男である俺もそのウィッチの才能があるんだから他にも何人かいるんじゃないのか?」

そこでふと俺は疑問に思ったことを口にした。まあ俺の疑問ももっともだ。この世界にも男のウィッチの一人ぐらいはほかにいるだろう。ケイはその質問を受けええと頷く。

ケイ「いい質問ね。確かにあなたのほかにも何人かはいるわ・・・でもそれだってほんの一つまみで国に一人いるかいないかとなのよ。扶桑陸軍にもいるって話は聞いたことあるけど・・・あったことは一度もないわね」

マイルズ「ブリタニアもそうね。名前やコールネーム、男性ウィッチの噂は聞くけど実質その姿は見たことが無いわ」

二人の答えに俺はうむうむと頷く。

俺「(な~るほどね。いるらしいけど実質的には見たことが無い・・・むしろいるかも定かではない・・・か。折角TOMODATIになろうと思ったのになァ)」

※ちなみにアルファベットにした意味は特に無い。

俺はバリバリと頭を掻き、話を続ける。

俺「まあ大体の世界情勢やらなんやらはよくわかった。わかんないところがあったらまた聞くからそんときゃよろしくたのまァ」

ケイ「ええそうして。それじゃあこのまま戦術指導だけど・・・ここからはマイルズ少佐お願いね」

マイルズ「ええ、わかったわ」

世界情勢の話もおいおいと、今度は戦術指導に入ることにした三人。だがここで講師交代でケイからマイルズへと変わる。

俺「なんで代わるん?」

もちろんここで絡まるのが俺クオリティ。俺は講師交代の理由を聞く。

マイルズ「・・・何よ?私じゃ何か問題でもあるの?」

俺「んにゃ?特に?ないよ?たぶん?おそらく?絶対?」

マイルズ「なんで全部疑問系なのよ!!」

バンと机を叩きながら俺に怒鳴りつけるマイルズ。が、そこは俺。そんなのどこ吹く風か、ふうやれやれとどこかリベリアンスタイルで首を左右に振る。

俺「やれやれ・・・そんな起こると小皺が増えるぜ?マイルズさんじゅうはっさい」

マイルズ「うっさいわね余計なお世話よ!!私はまだ十八よ!!というよりあんた同じネタ使いすぎてしつこいわ!!」

俺「同じネタで相手をイラつかせる!!それが俺のジャスティス!!」

シュパッ!!とそげふの決めポーズを取りながら俺は叫ぶ。

マイルズ「ああああああ!!もうなんかよくわからないけど、言動が一致していないような気がするわ!!」

俺「たりめえだボケ!!ジャスティスもそげふもまったくの別作品だバーカ!!」

マイルズ「逆切れ!?またここで逆切れ!?」

またもや始まった俺とマイルズの漫才・・・ケイはふうとため息を吐き

ケイ「(またか・・・この二人本当は仲いいんじゃないの?)はいはい、二人とも落ち着く!!お昼までには終わらせたいんだから喧嘩しないの!!」

ケイの言葉に二人はおとなしく黙る・・・もはや完全にお母さんである。

ケイ「(なんかまた嬉しいような嬉しくないような気がするんだけど・・・気のせいかしら?)まああれよ。私もマイルズ少佐もウィッチだけど、私は航空ウィッチでマイルズ少佐は陸戦ウィッチなの」

俺「ああそういやそんなこと言ってたな」

俺は先ほどとこの二日間に聞いたことを思い出す。確かにそんなことをいっていたような記憶はある。初日にも確か歩行脚という陸戦ユニットを履かされた記憶がある・・・履いた瞬間に壊れたが。

ケイ「で、あなたは航空ウィッチの適正がなかったから陸戦のプロフェッショナルであるマイルズ少佐に頼んだのよ・・・大丈夫理解できた?」

俺「は~い、ケイ先生わかりました~」

ばっと手を上げる俺に、ケイははいはいと手を振る。

ケイ「それじゃあ頼むわよマイルズ少佐」

マイルズ「ええわかったわ・・・それじゃあまずは」

こうして、マイルズの戦術講座が始まった・・・が、もちろんそんなすっぱりと聞く俺ではない。

マイルズ「それじゃあまず、哨戒中に敵ネウロイを発見したとするわ。まずどうする?」

俺「スコップで突撃!!」

ずばっと0.1秒もあけずに答える俺。まあ俺らしい答えといえば答えなのだが・・・マイルズはぴクッと米神を引くつかせる。

マイルズ「・・・相手ネウロイに発見されたとして、交戦となったわ。どうする?」

俺「スコップでコアを叩き割る!!」

これもまた予想を裏切らない答えだ。マイルズの米神がさらにピクピクと引きつく。

マイルズ「・・・・・・相手ネウロイのビームか弾丸が飛んできたとするわ。どうする?」

俺「スコップで弾く!!」

まあある意味間違ってはいない。実際スコップをそのように使う技術はしっかりとあるし、日本軍(こっちだと扶桑軍)だとスコップに小さい穴が開いており、
即席の覗き穴のある防弾盾になるスコップがあるぐらいだ(ちなみに少円匙と呼ぶ)

マイルズ「(落ち着いて私。こいつは本気に相手したらだめよ冷静になるのよ私)・・・・・・・・・相手ネウロイのコアは見えたとして残弾が尽きたとするわ。近接戦でも届かないところにコアがあるとするわ。どうする?」

俺「スコップを投げてコアを叩き割る!!」

まあ、これもロシアのスペツナズなどでは教えているので間違ってはいない。が、

マイルズ「あああもうううう!!あんた何でスコップにこだわるのよ!!馬鹿なの!?馬鹿なんでしょ!?」

もちろん講師をしているマイルズはこんなスコップスコップばっか言ってる俺に対して切れるのも当たり前といえば当たり前だろう。

俺「あんだと!?馬鹿は認めるがスコップは便利な近接武器なのは確かだろうが!!」

マイルズ「うっさいわね!!第一あんたはーーー!!」

俺「なんだと!?そういうあんんたもなーーーー!!」

ギャンギャンワンワンヒャッハー!!ジャスティス!!

ケイ「(ああ・・・この二人はどうしてこう・・・)」

ケイは目の前で言い争いをする俺とマイルズを見てふうとため息を吐く。

マイルズ「第一ね銃剣突撃はどこにいったのよ!!ブリタニアでは銃剣突撃は伝統で最高の戦法なのよ!!」

俺「だァから!!銃剣で相手を刺突したら抜けなくなるだろうが!!そこで縁を砥いだスコップで戦斧みたいに振り回すんだよ!!」

マイルズ「銃剣突撃ならいざとなったら銃も撃てるわよ!!そっちは近接戦だけじゃないの!!」

俺「あほか!!背中に最初ッから銃背負っときゃ問題解決するだろうが!!あと手榴弾!!てかスコップ投擲で相手を倒す!!はいこれでかつる!!」

いつのまにか話の内容が銃剣突撃とスコップの戦闘どちらが上かという話に摩り替わっていることに気付かず、二人はそのまま熱い議論を続ける。

ケイ「(これはこれで貴重なシーンね。せっかくだから撮っておきましょう)」

カシャッと熱くなってる二人が気付かぬ間にケイは愛用のライカでその貴重なシーンを撮った。


ちなみにこの熱い議論が終わったのは真美が昼食に呼びにきた二時間後だったとか。

一応オワリ。

思った以上に文があったため2430に間に合わないと思うのでちょうど区切りのいいここで区切ります。終わると思ったんだけどなぁ・・・。


それでは拙い文の中お付き合いしていただき真にありがとうございました。


投下って書き貯めたやつをコピペして書き込むだけなら支援しまくれば短時間でもバイさるならずに大量に投下できるんじゃないの?

>>618
せやな

ちょっと開始遅れる

>>618
>>621

マジで?そんなんあったんだ・・・今度からそうしてみようかな・・・

>>625
>>7の7行目

>>626

あ、本当だ。サンクス

開始


あらすじ

VSウォーロック

ルッキーニ「木の棒でピーしたら飛べなくなっちゃった…」

シャーリー「」

ストパン女子は異常

まだだと思ってふと思いついたネタを送信してしまったすんません

支援

支援

サーニャ「まもなくウォーロックと接触します」

俺「いよいよか…」

ミーナ「俺さん。本当に大丈夫なのよね?」

俺「大丈夫…対策は万全。ここで必ずウォーロックを撃破しないと大変な事になるから1機も逃すなよ?」

坂本「ああ。わかっている」

バルクホルン「一機たりとも逃すものか」

シャーリー「それに…あたしの足から逃げようったってそうはいかないぜ」

サーニャ「ウォーロック正面です!」

俺「ミーナさん。ウォーロックの位置取りは?」

ミーナ「ええ…。今調べているわ。…ひとまとまりになっていたウォーロックが散ったわ!」

俺「1VS1でやろうってか?」

ミーナ「殆どがばらばらだけど…1組だけ2機編成のウォーロックがいるみたいね」

この物語はごくごく普通な昭和生まれのナイスウィッチ、宮藤芳佳がネウロイの荒波に飲まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のアニメである。

保守 

17時に予約しままま


時間になったので投下:前回のあらすじ

ミーナ隊長から何かお話が

俺「ところでご用件は?」

ミーナ「そうそう、夕食前にお風呂の説明しておこうと思って」

俺「風呂?ここシャワーじゃなくて風呂が付いてんですか?」

ミーナ「この基地にはお風呂とシャワーとサウナが付いてるわ」

俺「すっげぇ三つも・・・・・・風呂だけで十分じゃないんですか」

ミーナ「ふふ、やっぱり扶桑の貴方ならそう言うと思ったわ」

俺「風呂の文化って扶桑以外に浸透してないですもんね・・・・・・ん、てことは隊長はシャワーだけ?」

ミーナ「えぇ、汗を流して体を綺麗にするだけならシャワーだけで十分です」

俺「淡泊っすなぁ。それで風呂がなんでしたっけ?」


ミーナ「貴方が入る時間を少し制限させてもらいます」

俺「そらそうっすよね、鉢合わせするワケにも行かんですし。具体的に何時から何時までって決まってます?」

ミーナ「22時から24時、6時から7時です」

俺「サウナも同時間で?」

ミーナ「えぇ。それと念書があるからやらないと思いますけど、もし故意に覗いたり手を出したりしたら・・・・・・」

俺「除隊でも懲罰でもお好きにどーぞ。サウナか、楽しみだなぁ。」

 「蒸かし芋作れるかなぁ、いっそ温泉卵ならぬサウナ卵を」

ミーナ「ふふ、そろそろ夕食だから時間通りに来るのよ?」

俺「はい」


―時は流れ深夜―

ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥ.....


俺「け、警報か!びっくりした・・・・・・」



――――――


俺「もう夜中だっつーの、叩き起こされたこっちの身にも・・・・・・ふあぁー・・・・・・」

エーリカ「まったくだよ、私の寝る時間を邪魔するなんて許せないよね!」

俺「いや、主に俺の睡眠時間をとったから許せねぇっすね」

エーリカ「私の!」

俺「ふあぁーねむ・・・・・・どっちもでいいっす・・・・・・」

エーリカ「ふああぁぁぁ・・・・・・そだね」

バルクホルン「お前ら緊張感を持て!」

俺「うぃーっす・・・・・・」

坂本「エイラーニャからの報告地点はここのはずだが」
  
  「困ったときの魔眼で・・・・・・視えた!」


エイラ「そんな攻撃当たらねーヨ」ヒョイヒョイ

   「くらえ!」ダダダダダ

ケファロス級ネウロイ「・・・・・・」バギバギバギン

エイラ「クッソーここでもない、コアドコダー!」

サーニャ「エイラ危ない!」

ヒュイン

エイラ「っと!少佐達はマダ・・・・・・」

坂本「二人とも無事か!」

芳佳「大丈夫ですか、サーニャちゃん、エイラさん!」

エイラ「グッドタイミングなんだナ!」

坂本「みんな聞こえるか、奴のコアは両翼ラインの中心、ど真ん中だ!」

全員「了解!」

俺「ど真ん中、真ん中、中心、ストレート、どでかいの一発・・・・・・リトビャク先輩、ちょっとちょっと」

サーニャ「何ですか?」

エイラ「ガルルルサーニャに何のようダ!」


俺「それってまだ弾入ってます?」

サーニャ「フリーガーハマーならコアの位置が分かってから使う予定だったので、まだ・・・・・・」

エイラ「無視スンナー!」

俺「そっすか、それじゃ・・・・・・・・・・・・」ボソボソ

エイラ「おい、何内緒話してんだヨ!」

俺「エイラ先輩ちょっと静かにしててくれないっすか。で、どうすか先輩、やってくれますか」

サーニャ「でも失敗したら・・・・・・」

俺「大丈夫なんだなーそれが、俺には失敗をカバーできる隠し球がありますし」

 「それにリトビャク先輩の実力は予科練に居た頃から耳に入ってたくらいモノホンだから、もっと自信持ったって恥ずかしくなっすよ、うん。俺が保証します」

サーニャ「俺さん・・・・・・分かりました、やってみます」

エイラ「お、おい俺!私はする事ないのカ!?」

俺「先輩は・・・・・・ま今は無いっすね。その時が来るまで頑張ってください」


俺「それじゃ、怪我しないおまじない」スッ

サーニャ「?」

俺「握手」

サーニャ「・・・・・・」スッ

ギュッギュ

トントンコツン

俺「おっけー。エイラ先輩もやっときます?」

エイラ「私は被弾なんかしねーカラ必要ねーヨ」

俺「それじゃまたの機会にっとと、風が強いのか体制が安定しないな・・・・・・」

エイラ「そうか?いつもと変わんねーゾ」


俺「しかし俺がリトビャク先輩を信用してるのは本当だけど、そんな簡単に俺を信用していいのかな・・・・・・」


 「まいっか」ヒュン

ダダダンヒュン


ダダダンヒュン


ダダダンヒュン


バルクホルン「な、何だ!俺が頭部から尾部まで撃ちながらの瞬間移動!?」

シャーリー「あれが俺のストライカーの力か・・・・・・ますます解体、もとい中身を見たくなってきた!」

エーリカ「でもあんなちまちま間隔空けて瞬間移動やって、コアに当たってるの?」

坂本「いいや、コアに命中していない!」

ケファロス級ネウロイ「・・・・・・」キュイーン

ペリーヌ「狙いが俺さんに変わりましたわ!」

リーネ「俺さん逃げて!」


俺「あとよろしくっす」パチン

サーニャ「はい」

ペリーヌ「あとよろしくって、貴方一体何がしたか」


バキバキバキバキ


ペリーヌ「ったんです・・・・・」


バキン!


ペリーヌ「の・・・・・・」

芳佳「でっかい銃弾でネウロイが・・・・・・」

ミーナ「コアを晒け出して真っ二つに・・・・・・」

サーニャ「今・・・・・・!」バシュバシュゥ


ドッグォン!


ピシピシッパキィン


俺「たーまやー!夏なのに見られない花火の代わり、ギンッギンにド派手っすな」

 「ふあぁ~・・・・・・あ゛ぁっ眠気が・・・・・・やべぇってこんなとこで寝たら・・・・・・」ペチペチ

サーニャ「やった・・・・・・俺さん!」

俺「見てましたよ、素晴らしい腕前でした。それじゃ、俺アホみたいに魔力使っちゃったんでさっさと帰投しますね・・・・・・」

エイラ「サーニャ!」

サーニャ「エイラ」

エイラ「ネウロイが真っ二つになったけど、アレって俺がやったのか?」

サーニャ「あれは俺さんが撃ち込んだ銃弾に魔力を込めてて、それを大きくさせたから真っ二つになったの」

エイラ「なるほどナー」

ルッキーニ「俺ー!あの銃弾ってどうなるの?」

俺「海ん中で元の大きさに戻りますよ、だからさっさと帰って寝ましょう・・・・・・」

坂本「ミーナ、これは相当な戦力が転がり込んで来たな」

ミーナ「そうね、上から推薦してきただけあるわ。早々に皆とうち解けてるしこれからが楽しみね」

俺「あしまった、リーネさんのライフルのが正確・・・・・・次はリーネさんに頼んでみよう・・・・・・」

キリが良いので終了

支援、閲覧感謝っす

ほしゅ

20:30から予約します

=深夜上空=

俺「休みが欲しい・・・ここままだと過労死してしまう」

ドMだから疲れも快感になるんじゃないのかって?
それはないわー
多分ないわー
きっとないわー

俺「姫様からのご褒美が貰えるっていう餌に一本釣りされたけどさ・・・これでしょぼいご褒美だったらボイコットだぜ・・・」

「俺大尉きこえますか?」

俺「あーあーこちら俺。よーく聞こえます」

支援

「いまどのような感じですか?」

俺「だるい」

「ええと・・・俺大尉のことでなくてネウロイの動きのことです」

俺「そっちね、特に異常なし。至って平和そのものだ。前回俺にやられてネウロイもあの型を送り込むのは諦めて、新しいものにでも切り替えてくるんじゃないか?」

「そうでしょうか。まだわかりませんよ?」

俺「いやわかるね!じゃないと先に俺が過労死しちゃうよ」

「ええっと頑張ってください」

俺「・・・頑張る為に君に命令だ」

「なんでしょうか・・・?」

俺「昨日、君にはノートを渡して置いたはずだ。それを1ページ目から俺に聞こえるように読みなさい、今すぐ!早く!」

「あのノートですか?ええと・・・一ページ目から読めばいいんですね?」

俺「早く!じゃなきゃ過労死しちゃう」

「ええと・・・!?」

俺「早く!何もたもたしてるの、読むだけだろ?」

「あの・・・これを読まないといけないのでしょうか」

俺「いえーす」

「周りに人がいるのでこれはちょっと・・・」

俺「上官命令だ」

「・・・」

俺「ぐわあああああ、こうしている間にも俺の命がゴリゴリ削られていくうう。このまま墜落か・・・」

「わかりました、読みます。読みますから!」

俺「ならよろしくー」

「こ・・・この豚。ちょっと連日の任務だからって何言ってるの?過労死する?死ねばいいじゃない。酸素を消費して二酸化炭素を生み出すだけの役立たずは死ねばいいのよ」(棒読み)

俺「おふううう、みwなwぎwっwてwきwたwwwっうぇwww続き続き!」

「・・・ごめんなさい、わたしにはもう無理です。わああああああん」

俺「ちょっと?ねえちょっと!?」

俺「まあ少しやる気もでたからがんばろっと。だけど最初からあそこまではきつかったかー。今度はもう少しソフトなのから始めるかー」

「・・・」ガガッ

俺「うん?ようやく戻ってきたか・・・」

姫様『話は聞かせてもらったぞ?』

俺「姫様?どうして姫様が通信を?」

姫様『オペレーターがいきなり泣きながらわらわの所へきたから何事かと思ったら・・・』

俺「次からはもう少しソフトなもので始めて徐々に目覚めさせていきます」

姫様『べ、別にオペレーターに言わせなくともわらわがいるではないか・・・』

俺「え?姫様、今何と?」

支援

姫様『別に何も言っておらぬ!』

俺「了解。そろそろいい時間なので戻ります」

姫様『もうこんな時間だったか。気をつけて帰ってくるのじゃぞ』

俺「もちろん毎日そのつもりで飛んでますよ。それじゃ今からかえりまーす」



=基地=

俺「ふー・・・しかし俺でもこれから毎日一人は厳しいな。早く何か対策を練ってもらわないと・・・」


姫様「戻ってきたか。ご苦労じゃったの」

俺「姫様、ただいま戻りました。・・・ということで早速ご褒美ください」

姫様「早速か」

俺「これを励みに頑張ってるんです。さあ!」

姫様「いいじゃろう・・・さあ行くぞ」

俺「行くって何処へ?」

姫様「わらわの口からそれを言わせるのか?男なら黙ってエスコートせぬか」

俺「だから何処へ・・・」

姫様「お主の部屋じゃ。さあ」

俺「・・・」

姫様「どうしたのじゃ?」

俺「いえ、なんでもありません。それでは姫様、お手を」

姫様「うむ」

=自室=

俺「・・・で、ご褒美ってまたこれなんですか?」

姫様「そうじゃ。わらわの添い寝じゃ不満か?」

俺「添い寝だけなら、罵って貰ったり、叩いてもらったり、踏んでもらった方が・・・」

姫様「なんじゃと!?」

俺「せめておっぱいを背中や腕に押し付けるサービス位ないとちょっと・・・」

姫様「・・・」

俺「それか姫様に襲いかかってもいいとか・・・?」

姫様「それはダメじゃ!・・・ならこうか?」むにっ

俺「うはおk。姫様のおっぱいktkr」

姫様「これでよいのじゃろ?」

俺「・・・」

姫様「どうした?声が出ぬ位嬉しいのか?」

俺「ZZZ・・・」

姫様「・・・」

俺「ZZZ・・・」

姫様「仕方ないか。本当なら今日は休みだったところを無くして任務に行っていたのじゃからな・・・。疲れが溜まっていて当然か」

俺「姫様・・・むにゃむにゃ」

姫様「だがもう暫くは頑張ってるもらわなくてはならぬ・・・すまぬな」

俺「むにゃむにゃ・・・姫様そこぉ、もっとそこをぶってぇぇ・・・むにゃむにゃ」

姫様「・・・こやつは一体どんな夢を見ているのじゃ」

俺「ZZZ・・・」

次回に続きます

支援ありがとうございましたー

乙乙

ほしゅ

今殆どが中華のコピーだから仕方ない

ほしゅ

本日の24時に予約します

多くてごめんね!

ひまつぶしに

俺「やーがーてーおーんーなーはーきーれいーにーなるーだろーう」

エーリカ「何歌ってるの?」

俺「最近気にいった曲を」

エーリカ「俺が歌を歌ってるのカラオケ以外で初めてみたかも」

俺「あんまり歌うキャラじゃありませんしね。ところでなんのようですか?」

エーリカ「あ、そうそうちょっと気になったことがあって」

俺「なんですか?」

エーリカ「この間俺が中に入ってるもの見せてくれたよね」

俺「ああ家とか工具とか大将とか出した時のアレですね」

エーリカ「そうそう。それで俺が持ってる中で一番強い武器って何かなとおもって」


俺「一番強い武器……具体的には?」

エーリカ「んー……そう言われると色々あるから……じゃあまずはお気に入りの武器で」

俺「まずってどんだけやる気ですかこれ保守代わりの即興ですよ……。まあ、一番のお気に入りと言われればスコry」」

エーリカ「それ以外で」

俺「えー」

エーリカ「よく考えたら俺ってそれを武器として使ったことが無いもん」

俺「痛いとこつきますね。じゃあ50mmカノン砲で」

エーリカ「最初トゥルーデに渡したあれだね」

俺「ある意味一番思い入れのある武器ですね。最後に決めたのもこれでしたし」

エーリカ「……そういえばさ」

俺「ん?」

エーリカ「最初俺ってその50mmカノン砲片手で持ってたよね。スルーしてたけど」

俺「……さて次の武器に行きましょうか」

エーリカ「……そだね。じゃあ一番破壊力が高い武器で」

俺「んー……破壊力ですかー……一応この間拾った人類種の天敵さんの相棒の機体は破壊力ではなく殺傷人数でしょうし…・・・」

エーリカ「俺って時々変な所にいくよね」

俺「趣味ですから。ああ、この間手に入れたアレとかどうでしょう」

エーリカ「アレ?」

俺「ちょっと巨大すぎて出すことができないんですが、名前も結構大層なものですよ」

エーリカ「どんな名前?」

俺「ゴルディオンクラッシャーですけど」

エーリカ「時々俺が遠く感じる」

俺「自分はなるだけエーリカのそばにいたいです」

エーリカ「うれしいけどあまり遠くにいかないでね」

俺「了解しました。ちなみにこれ地球を破壊する威力の約3倍近いそうです」

エーリカ「何と比べてだろう」

俺「さあ」

エーリカ「まあいっか。じゃあ次次」

俺「とはいったものの、正直ありすぎてどれが一番ってのは決めれませんね」

エーリカ「それだけ詰め込んでたらねー」

俺「しかしここまで武器を持っていると他の人の武器も気になります」

エーリカ「俺って武器コレクターだっけ?」

俺「行商人ですよエーリカ。まあ収集癖があるのは否定しませんが」

エーリカ「この間トゥルーデとカールスラントの武器について話してたしね」

俺「……ああそうだ、他の世界の人も呼んでその人の武器か発明品を紹介しましょう」

エーリカ「……つまり?」

俺「ラジオ的なものができたらいいなあと」

エーリカ「でもできたらでしょう?」

俺「はい。気に入りませんけど彼女の方も進んでいるようですし。まあ、やるなら安価で登場する人を決めてもらいますかね」

エーリカ(これはやらないなー)

というわけで武器紹介でもさせていただこうかという宣伝(多分めったにやらない)ついでの保守でした
支援してくださった方々ありがとうございました 保守代わりなら幸い

彼女の方がある程度進んだらやるよ!よ!タブンネ


お時間ですので投下開始:前回のあらすじ

ネウロイ倒して基地に帰投した後日

俺「あ゛ぁ゛~、あ゛、くぁ~」ググッ

 「朝6時・・・・・・8時間睡眠はしたいけど昨日あのまま寝ちゃって気持ち悪いし・・・・・・風呂行くべ」




――――――


俺「いのーっち捨ってまーす怖くないー」ガララ

坂本「ん?」

俺「まちーの平和をー・・・・・・お・・・・・・?」

坂本「どうした、俺も朝風呂か?」

俺「・・・・・・少佐、時間時間、俺、朝風呂、そう朝風呂っす。あやっべ、走馬燈だこれ」

坂本「何だ、入らないのか?」

俺「少佐、風呂の時間聞いてました?」

坂本「そういえば昨日ミーナが言ってたな、早朝訓練ですっかり忘れていた!ハッハッハ!」

俺「そうすか、じゃ死にたくないんで失礼します」ガララ

坂本『おーい、風呂じゃ階級なんて気にしなくていいんだぞー』

俺「ちげーよ、念書押されてんだっつーの、ばれたらコロコロされるんだよ・・・・・・」ブツブツ



――――――

俺「サウナなら誰もいねーよな」

 「まちーの平和をエッスアイティー、エッスアイティー」ガチャ

サーニャ「あ・・・・・・」

俺「おぉー・・・・・・Shit」

サーニャ「あっ・・・・・・すすすすいません、帰投してきて癖で入ってました。すぐ出ます!」カァァ

俺「え?あ、悪いですって!俺が出ますから、ほんとすいませんね!居るかどうかでも確認しとくべきでした!」

サーニャ「いえ、私が時間を間違えてしまったので私が」

俺「いやいや、先輩お疲れでしょうし俺が。ゆっくりくつろいでてくださいって」

サーニャ「だ、ダメですよ、悪いのは私の方ですから!」

俺「でも・・・・・・」

サーニャ「だから・・・・・・」


俺「結局一緒に入る事になってしまった・・・・・・」

 「サウナはタオルだからセーフですよね、俺死刑にならないっすよね」

サーニャ「私が注進しなければ多分大丈夫です」

俺「そ、そっすよね。そいやエイラ先輩は?」

サーニャ「エイラは先に寝ました」

俺「そっすか」

サーニャ「あ」

俺「ん?」

サーニャ「俺さんはエイラはエイラって呼ぶのに、どうして私はファミリーネームなんですか?」

俺「んだって、エイライルマタルユーティライネンってどっからどこまで区切るんだか難しくって」

サーニャ「そうなんですか?」

俺「扶桑の発音だと、エイライル・マタル・ユーティライネン、なのか」

 「エイラ・イル・マタルユーティライネンなのか」


俺「呼ぶたび呼ぶたび間違えそうなんで、みんなが呼んでる呼び方が楽だからっす。特に深い意味はねーっす」

 「ペリーヌ先輩はカッチーン来てから呼び直すのも気恥ずかしいんでそのままなんすよね」

サーニャ「じゃあ私もサーニャでいいです」ニコ

俺「んじゃあこれからそう呼ばせてもらうっす、サーニャ先輩」

サーニャ「俺さんにも・・・・・・そう呼ばれたいし・・・・・・」ボソ

俺「はぁ、そらどうも」

サーニャ「!?」

俺「?」

サーニャ「お、俺さんって耳良いんですね」カァァ

俺「たまーに地獄耳って言われます」

サーニャ「と、ところで俺さん、そのオレンジ色のネットは?」

俺「オレンジ入れてた網袋ん中に卵入れてんすよ。名付けてサウナ卵!」

 「ゆで卵にならぬよう注意しなくちゃね」


―同日、午前11時―


坂本「よし!俺は終了、宮藤とリーネはあと三周だ!」

宮藤・リーネ「はい!」

俺「か、滑走路、って、長い、ん、すね」ゼヒューゼヒュー

坂本「いつもは空を飛ぶ為だけに使う滑走路だからな、足だけで移動するとなるとそれはそれは長距離になる」

俺「身をもって、実感しま、した」フヒュー

坂本「にしても、俺は訓練学校で相当鍛えられたらしいな」

俺「へ?」

坂本「先日のネウロイとの初戦闘と言い、私の訓練メニューを愚痴らずに黙々とこなすガッツ、扶桑出身として鼻が高いぞ!ハッハッハ」

俺「褒められるのは、素直に、嬉しいっす」ヒュー

あれ?書き込める?
ということは規制が解除されたのか!?
やったああああああ!!!
やったぞおおおおおおおおおおお!!!!!!

>>831 素晴らしい!今日から新しい君の誕生だ!ハッピバースデー!

坂本「二人が終わるまで休んどけ」

俺「はい。二人ともガンバレーェッホ!ゲホ!ウェッホ!」ドサッ

 「あ゛ー、喉乾いたー」

ルッキーニ「おーれー!」バシャーン

俺「ゲブッ!ゲホッ!鼻に水入った!いってぇ!」

ルッキーニ「だって、俺が喉乾いたって言ったから」

俺「ありがたいんすけど次からはバケツじゃなくて、コップに水入れて持ってきてくれるともっと嬉しハーックション!」

ルッキーニ「うじゅ!次からそうするー!」

俺「・・・・・・まぁ暑かったし丁度いっか。先輩は訓練どうしたんすか?」

ルッキーニ「めんどくさいからあそこで寝てた」

俺「あそこって、あの木の上で?」

ルッキーニ「そう!」


俺「いいなー、風が心地よさそう、木漏れ日が暖かそう・・・・・・いいなー」

ルッキーニ「えへへー、ミンナにはナイショだよ」

俺「内緒ね・・・・・・これやっときますか」スッ

ルッキーニ「うじゅ?」

俺「内緒にする誓い、指切りみたいなもんっす」

ルッキーニ「そうなんだ、じゃあ内緒の約束ー!」

ギュッギュ

トントンコツン

俺「はいこれでおっけー」

坂本「む、ルッキーニじゃないか、また訓練さぼったのか?」

  「よしついでだ、ルッキーニも訓練やっていけ!」

ルッキーニ「うじゅ訓練やだー!」

坂本「あ、こら、逃げるなー!」

俺「あ゛ー眠い・・・・・・少佐ー!俺眠くなってきたんで寝ない内に次の訓練済ませたいんですけどー」


それから数日後......


―夕方5時、食堂―


俺「魔力使いすぎた・・・・・・」

エーリカ「ネウロイの上にでっかいダルマ乗っけて動き遅くしてたもんねー」

俺「コアが壊れるまでトゥーリェフ型の大きさ維持してましたから、名付けてダルマ落とし!」

エーリカ「ふーん」

俺「・・・・・・ダルマ落とし!」

エーリカ「ご飯もまだだし、お腹空いたね」

俺「・・・・・・小腹空きましたね」

エーリカ「俺ー、蒸かし芋作ってー」

俺「あ゛?あ゛あー・・・・・・作りますか」

エーリカ「やった!」

投下ペースがはやいねえ
いいことだ 支援


――――――

バタン!

バルクホルン「ハルトマン!またお前のがらくたが私のジークフリード線を・・・・・・ん?」

俺「先輩、卵二個割っといてください」

エーリカ「こう?」バキャ

俺「うわ、卵すら割れねーんすか」

エーリカ「えー割れって言ったの俺でしょ?」

バルクホルン「お前ら何をやっている、今日の当番じゃないだろ」

俺「小腹空いたんで飯作ってんすよ、先輩も食べます?」

バルクホルン「俺は料理ができるのか。宮藤もだが、こうも料理ができる妹たちがいると私の威厳が・・・・・」

      「いや、むしろしっかり者の妹ならばお姉ちゃんとしても」

俺「ハルトマン先輩、野菜も切れない?」

エーリカ「無理」

俺「マジっすか・・・・・・しゃーない、先輩は座っててください」

支援

>>837 アホみたいに書きためてたんでペースが速いから展開についてこられてるかどうか・・・・・・


バルクホルン「俺、私も何か手伝おうか」

俺「じゃあタマネギの皮剥いといたんで、3個共みじん切りにしといてください」

バルクホルン「任せろ、こう見えても料理は得意なんだ」トントントン

俺「おっ、上手っすね!どーやったらそんなにトントン野菜切れるんだろ」

バルクホルン「ふふん♪ところで何を作るんだ?」

俺「オムライス。あ、タマネギはそんぐらいの粗さで十分っす。小皿に分けといてください」

バルクホルン「みじん切りだろう?料理は科学だ。目測ではなく正確な分量を計り」

俺「先輩、次はニンジン」ポイッ

バルクホルン「最後まで言わせろ!」パシ

俺「ナイスキャッチっす、ニンジンはさいの目切りでお願いしますね」

エーリカ「俺って時々強引だよねー」

バルクホルン「だがエーリカより遙かに可愛げがあるのは確かだ。ふむ、まずは皮を剥いて拍子切りか」ストンストン


エーリカ「えー何で!」

バルクホルン「命令は聞くし訓練だってさぼらない、たまにミーティング中に寝るが起こせば駄々をこねず、一言目に『すいませんでした』だ」トントントン

      「何より俺は弟だ。な、俺」クルッ

俺「あーれケチャップどこやったよ」ガサゴソ

エーリカ「ケチャップなら隣の棚だよ」

バルクホルン「やれやれ素直じゃないな・・・・・・」トントントン


俺「これか?トマトのマークが・・・・・・ってこれケチャップじゃなくてホイルトマトじゃないっすか、はずれ」

エーリカ「どっちも似てるから同じだよ」

俺「飯が作れねーワケだ・・・・・・」

エーリカ「作れないんじゃなくて、作らせてくれないの!」


俺「良い判断だと思いますよ」

エーリカ「それどーゆー意味?」

俺「そーゆー意味っす」

ガチャ

リーネ「皆さん何やってるんですか?」

宮藤「あれ?今日の当番私達ですよ?」

俺「小腹空いたんでオムライス作ってんすよ、二人とも食う?」

宮藤「わぁ~食べる食べる、オムライス楽しみ!」

リーネ「オムライス?」

俺「俺が作るのはともかく、もんっの凄く美味しい扶桑産の料理っす」

バルクホルン「俺、ニンジンも切り終わったぞ」

俺「先輩、人数増えちゃったんで申し訳ないっすけど後2個追加で」


ガチャ

シャーリー「芋芋ーっと、あれ?お前ら何やってんだ?」

ルッキーニ「お芋ー!って何やってんの?」

俺「・・・・・・更に増えた」

シャーリー「俺が厨房に立ってるとは珍しいなー。その横にいんのはバルクホルンか?」

バルクホルン「リベリオンにルッキーニか、残念だが芋なら他を当たるんだな」
    
      「俺が料理をすると言うから手伝ってて見ての通り厨房は使えないんだ」トントントン

ルッキーニ「俺が料理してるとこ初めてみたー、俺の料理食べたい!」

シャーリー「そうだな、私もちょっと興味あるなー俺」

俺「あー、そこで座っててください」

芳佳「私も手伝いますね!割烹着取ってきます」

リーネ「私も手伝います。エプロンエプロン・・・・・・」

俺「うわ、ご、ごめんね、ハルトマン先輩と俺の我が儘に付き合わせてもらっちゃって。本当ならごちそうする側に回りたかったんだけど・・・・・・」

芳佳「私も食べたかったし気にしないでいいよ」


ガチャ

エイラ「サウナ気持ち良かったナー」

サーニャ「うん・・・・・・あれ?」

エイラ「お?お前ら何やってンダ」

シャーリー「俺が晩ご飯作ってんだってさ」

エイラ「へぇー、俺の料理楽しみだナ!」

サーニャ「そうね」

俺「げ、いつの間にか晩ご飯作ることになってる!」

芳佳・リーネ「準備できましたー」

エーリカ「いいじゃん晩ご飯でー」

俺「いいのかなー、小腹空いてただけなんだけどなー・・・・・・」


ガチャ

坂本「ハーッハッハ、ハハァ」

俺「この豪快にガツンと来る笑い声は刈谷・・・・・・じゃなくて、少佐じゃねーっすか」

坂本「ん?お前ら何してる、晩ご飯まで時間はまだあるだろう」

ペリーヌ「あら?皆さん何してますの?」

俺「いよいよ持って全員分作る雰囲気がしてまいりました。お三方、晩ご飯にしてもいいすかね、俺今日当番じゃねーんですけど」

リーネ「私は全然構いませんよ」

バルクホルン「私もだ、やっぱり料理は楽しいな」トントン

芳佳「私も構わないよ。あ、でも今から全員分作るとなると時間がかかるんじゃ」

エーリカ「えーやだー!今すぐ食ーべーたーいー!」

俺「よくもまぁ見たこと無い料理に、そこまで食い意地張れますね」

エーリカ「たーべーるーのー」

俺「ハルトマン先輩は隊長呼んできてください。リーネさん、ケチャップどこ?」

リーネ「冷蔵庫の下から二番目に入ってますよ」

俺「おーあったった」


芳佳・リーネ「ところで、私たちは何すれば?」

俺「一通りの作り方教えるんで、後は分担して流れ作業でお願いします」

 「まずフライパンに油敷いて加熱して、次にバター敷いてご飯を一人分入れて......」


(省略)


俺「卵乗っけて真ん中割ってできあがりっと。ほいハルトマン先輩、食いなっせ、たーんと食いなっせ」カチャ

エーリカ「いっただっきーます!」

俺「お好みでケチャップを卵の上にどうぞ」

エーリカ「絵書こーっと」

ミーナ「俺さん、晩ご飯にはまだ早いわよ?隊員の体調管理も私の役目なんだから、三食の時間を変えられたら困るわ」

俺「だって皆食堂に来ちゃって食べるって言うもんだから・・・・・・」

 「今度からこっそり作って食べるんで、今回は目つむってください」

ミーナ「ふふっ、仕方ないわね。その代わり私の分だけ少し多くしてね?」

俺「了解、いっつもお疲れ様っす」


芳佳「こっちのケチャップライスできました、卵お願いしまーす」

俺「お皿そこに置いといてー」ジュー

バルクホルン「こっちの野菜切り終わったぞ、リーネ炒めてくれ」

リーネ「はーい」



エーリカ「おーいしー!!!」モグモグ

シャーリー「ハルトマーン」

ルッキーニ「一口だけちょーだい!」

エーリカ「んー、ダメダメ!これ私のなんだから!」

俺「喜んでもらえて感無量っすよ、はい二人ともお待ちっす」

坂本「しかし、オムライスとは久しぶりだな・・・・・・」

俺・ペリーヌ「少佐は食べたことあるんですか?(おありで?)」


俺「きれーにハモったなーフハッww」

ペリーヌ「そう・・・・・・ですわね」

坂本「ハッハッハ、二人は仲が良いな」

ペリーヌ「そ、それほどでもございませんわ!」

俺「ペリーヌ先輩が言うならそうっすね」

ペリーヌ「あ、い、今のは言葉の綾みたいなものですのよ!?」

俺「分かってますって、先輩が優しい人ってのは知ってますから」

ペリーヌ「え、え?」

俺「それで少佐?」

坂本「食べたことがあるかの話だったな、一度部下に連れられてレストランで一度だけ。しかし私の食べたオムライスにはケチャップがかかってなかったが・・・・・・」

俺「本格的な店だとケチャップじゃなくて、ドミグラスソースってのをかけるんすよ」

 「あれ作るの手間暇かかるんで今回はケチャップですけど、いつか挑戦してみてーなー」


芳佳『俺さーん、卵焼いてくださーい!』

俺「はーい!」

 「一個作るのに2分くらいかかるんで、もう少し我慢してくださいね」

坂本「飯を作ってもらっているのに文句なんか言わん」

ペリーヌ「や、優しいなんて言われたの初めてですわ、しかも殿方に・・・・・・」ブツブツ

シャーリー・ルッキーニ「おいしー!!」

俺「そう言ってもらえるの幸せっすわ、ほんと・・・・・・」ジーン


(省略)


エイラ『ウメー!俺ー!今度から週に一回オムライスナ!』

俺「隊長と相談してくださーい」

サーニャ『』モグモグ

ミーナ『サ、サーニャさん、そんなに急いで食べたら喉詰まらすわよ』


俺「後は俺とバルクホルン先輩の分だけなんで、二人とも食べててください」

芳佳・リーネ「おつかれさまでしたー」

俺「お疲れ様でした、手伝ってもらって助かったっす」


芳佳・リーネ『美味しい!』


俺「バルクホルン先輩、その卵溶き終わったら先輩も座って待っててください」

バルクホルン「分かった・・・・・・と言ってる間に終わってしまったがな」

俺「んじゃ先輩、ほんっとお疲れ様でした」

 「まさか全員分作るハメになるとは思いませんでしたからね」

バルクホルン「元はといえばハルトマンがお腹空いたと駄々をこねたからだろう?お前もいい迷惑だったな」

俺「すっげ、バルクホルン先輩心でも読めるんですか、サトリます?」

バルクホルン「フッ、まさかな」

      「大抵の物事に無頓着な俺が料理をして、そばにハルトマンが居たからもしやと思っただけだ」

俺「よっ、流石大尉まで上り詰めただけありますね」タマゴジュー

バルクホルン「よせ、私はただネウロイを倒してただけだ。ただがむしゃらにな・・・・・・」


俺「ふーん、それでどこかの誰かが助かったんですからいいんじゃないっすかね」

 「ま、ただ仲間に心配かけさせてた時点で減点っすけどね」

バルクホルン「今は反省しているさ」

俺「ほいできあがりっと・・・・・・あそうそう」スッ

バルクホルン「何だ?」

俺「握手。まだ先輩とはまともな挨拶してなかったんで」

バルクホルン「そういえばそうだったな」スッ

ギュッギュ

トントンコツン

俺「それじゃ、先輩もみんなと食べてきてください。食いなっせ、たーんと食いなっせ」

バルクホルン「あぁ、有り難う」



俺「っとと、魔力が少ねーの忘れてた・・・・・・寝るな俺・・・・・・」ペチペチ

 「やっぱオムライスは至高の料理だな。食べるの好きで真心込めて作った料理に、適う飯は無いってあれ、本当かな」ジュー

エーリカ「俺ー!おかわり!」ヒョイ

俺「・・・・・・この後アフターディナーティで、リーネ先輩がフルーツケーキ作ってくれてたっしょ」

エーリカ「今はしょっぱい物が食べたいのー」

俺「あ゛・・・・・・あー、今作り終わったこのオムライス持ってっていいっすよ」

エーリカ「ほんと!?ありがとー!」タッタッタ

俺「ッチ、くっそ、俺はどこまで甘いんだよ・・・・・・」


 「・・・・・・まいっか、風呂でオーディオ聞いて癒されよーっと」

はい今回の分終了

支援、閲覧してくれた方、お疲れ山&サンキュー&おやすみ

うわミスだあああ最後の最後にしまらなねええええええ

>>861 リーネ先輩×
    リーネさん○

「ボクハルトマンダヨ」「だから喋んなつってんだろ!」

ほしゅ

僕に投下をさせてほしいんですが、かまいませんねっ!?

では投下開始いたします。

白髪俺 第4話


それにしても今回の規制は長すぎた。
一ヶ月以上は規制されてたんじゃなかろうか

基地上空に敵襲を告げるサイレンの音が鳴り響く。
心の内から沸き上がる衝動を抑え、俺は冷静に指示を下した。

俺「各機訓練中止。地上に降りて装備を換装するぞ」

ハンガーに戻り、訓練用の模擬銃と13mm機関銃を交換して刀を背負う。
俺が他のメンバーの準備を待っていると、背後から声をかけられた。

竹井「……俺さん」

俺「なんだ」

俺は振り返らずに応じた。
それを咎めることもなく、竹井はそのまま言葉を続ける。

竹井「出撃メンバーは俺さん達四人と諏訪少尉、私の六人。戦闘時は私が指揮を執ります」

俺「そうか」

竹井「……今回は勝手に出撃しないんですね」

俺「して欲しいのか?」

竹井「いえ……」

少し苛立った声で俺が応える。
本当なら他人など放っておいてさっさと出撃したいのだろう。

竹井(それをしないってことは、一応私たちのことを気にしてくれてるのかしら)

フェルナンディア「竹井、みんな準備できたわよ」

竹井「ええ、わかったわ。では……各員出撃!」

竹井の号令に従い、隊員達が順次飛び立って行く。
俺は今回はきちんと連携をとるつもりらしく、隊を先導する竹井の横を何も言わずに飛んでいる。

竹井(少しずつでもいい。この調子で俺さんが立ち直っていってくれれば……)

昔の俺に戻ってくれるはず。
竹井はそう信じようとするが、なぜか不安を振り払いきれない。
心に気がかりを残したまま、竹井は戦場へ向かう速度を速めていった。


数十分ほど飛んだ頃だろうか。
眼下の景色が深い森林地帯になってくると同時に、前方に黒い点のようなものが見えてきた。

天姫「竹井大尉、敵機です!」

竹井「ええ、見えてるわ。大型の爆撃機1、中型3、小型の護衛機が……12機。都市部への爆撃が目的というところかしら」

高高度を飛行してきたおかげで、敵はまだこちらに気付いてはいないらしい。
敵部隊の侵攻方向は南東。
その方角には、小さな町があったはずだ。

フェルナンディア「最優先目標は大型ね。あれを落とさないと町に大きな被害がでるわ」

竹井「ええ、でもまずは周囲の護衛機の数を減らさないと。各機は先程指示した通りのフォーメーションへ移行して」

竹井と天姫、フェルナンディアとルチアナ、そして俺とマルチナの三組がロッテを作り、攻撃の体制を整えていく。
その最中、フェルナンディアはマルチナの様子に違和感を感じた。

フェルナンディア(ティナ……? なんだかいつもと様子が……)

長い付き合いのフェルナンディアだからこそ感じ取れた小さな違和感。
彼女は言葉に表せないほど微かなそれを指摘するかどうか迷い、結局、何も言わないことにした。

フェルナンディア(今下手に話しかけたら集中力が切れちゃうかもしれないし……。後でいいか)

迷っていた時間は十数秒程度だった。
しかし、既に敵部隊は姿形がはっきりとわかる距離にまで接近している。
フェルナンディアは気を取り直し、竹井の攻撃指示を待った。

竹井「……全機、攻撃開始! 先鋒は俺大尉の隊にお願いします」

俺「了解。行くぞ、曹長」

マルチナ「り、了解!」

俺は竹井に言葉少なに応え、敵へ向けて一気に速度を上げていく。
最初の標的は一番手前にいる小型ネウロイ。
それに対し、俺はほぼ垂直に近い角度で突っ込んでいった。
落下速度も加わり、そのスピードは一時的にストライカーユニットの性能以上の数値に達している。

俺「落ちろ……!」

距離をギリギリまで詰め、引き金を引く。
銃口から連続で吐き出された弾丸が敵機へ降り注ぎ、一瞬の静寂の後に爆発四散した。
その爆発の横を俺とマルチナが通過し、速度を保ったまま安全圏内へと離脱する。
それはまさに、教科書に載っているような理想的な一撃離脱戦法だった。

フェルナンディア「……ふん、やるじゃない。私達もいくわよ!」

ルチアナ「了解しました」

俺達に続き、フェルナンディア達が間髪入れずに再度攻撃を仕掛けた。
奇襲に気付いた敵部隊が迎撃体制をとろうとしている隙を突いて接近し、数瞬の間に大量の銃弾を叩き込む。
すぐさま離脱し、振り返って撃墜を確認する。

フェルナンディア「よし、1機撃破!」

ルチアナ「でも、今ので敵は完全にこちらに気付いたみたいですよ」

フェルナンディア「そんなの計算の内よ。あとはいつも通りにいきましょ」

迎撃を始めた敵部隊を観察しつつ、軽い調子で言うフェルナンディア。
特別に難しい任務ではない。気を抜かずにいつも通りに戦えば問題はないはず。
その時、彼女はただ単純にそう思っていた。


敵護衛機を粗方撃墜した頃、俺は空中で突然停止し、マルチナに向き直った。

マルチナ「ど、どうしたの……?」

俺「お前は竹井の隊に合流しろ」

竹井「いきなり何を言ってるんですか!?」

俺「腕が未熟なやつに着いてこられても迷惑なだけだ。大型を相手にする場合は特にな」

大型ネウロイを撃墜する際、一番手っ取り早い方法は格闘戦を仕掛けることだ。
格闘戦は一撃離脱戦法より攻撃時間が長いし、なおかつ火力を一点に集中させやすい。
防御力や再生力の高い大型ネウロイには有効な戦い方だと言えるだろう。
だが、その分敵に肉薄する必要があるため、敵からの反撃も当然厳しいものになる。

マルチナ「僕だってやれるよ!」

俺「俺は一人で戦う方が馴れている。お前は下がっていろ」


竹井「いいえ、却下です。戦闘隊長として単独行動は認められません」

互いに無言で睨み合う俺と竹井。
そしてその二人を不安そうに見つめるマルチナと天姫。
戦場に似つかわしくない静寂が漂う中、その静けさをインカムからの怒号が打ち破った。

フェルナンディア『ちょっと何グズグズやってるの!? 早く大型を落とさないと町が攻撃されるでしょうが!』

俺「……仕方ない。好きにしろ」

マルチナ「了解!」

フェルナンディアの催促を受け、俺がマルチナを伴って大型ネウロイへと突っ込んでいく。
その後ろ姿を見て安堵の表情を浮かべたのも束の間、竹井は改めて気を引き締め、隊員達へ指示を下した。

竹井「俺大尉の隊が大型に攻撃を仕掛けるわ! 他の隊は敵機を近づけさせないで!」

フェルナンディア&ルチアナ『了解!』

すまん用事で少し席をはずします


マルチナは数十メートル先を飛ぶ俺を必死で追いかけていた。
俺は敵の迎撃の隙間を縫うように飛び、大型ネウロイへの距離を詰めていく。
回避機動をとっているのにそのスピードは全く衰える様子を見せず、むしろますます速度を増している。

マルチナ(ストライカーの性能だけじゃない。フェイントを織り混ぜて敵の動きをコントロールしてるんだ)

サッカーに同じような意図の動きがあるからわかる。
自分もそういった動きを機動に活かして戦ってきたが、俺の動きはまた一段と実用的な動きだ。

マルチナ「はぁっ……はぁっ……! くっ……!」

隊の中では遊撃を担当し、常に先頭で戦ってきたこともあって空中での機動には自信を持っていた。
だが、今の自分の姿はどうだろう。
置いていかれないように着いていくのが精一杯ではないか。

マルチナ(このままじゃ俺に認めてもらえな──)

フェルナンディア『ティナッ! 後ろ!』

考え込んでいたところに突然声をかけられ、マルチナは思わず無防備に後ろを振り返ってしまう。
そこには、大型ネウロイを護衛していた小型ネウロイの内の1機がいた。

マルチナ(敵!? なんで……っ!?)

俺達が大型を攻撃する間、敵の護衛機は他の隊が抑えていることになっている。
とはいえ、敵を完全に抑えることは容易ではない。
そういった場合に備えて周囲警戒を行うのがマルチナの役目だったのだが、俺の事に気をとられて警戒を怠ってしまったのだ。

竹井『離脱して! 早く!』

慌てて回避しようとするが、頭ではわかっていても体がうまく動いてくれない。
妙にゆっくりと流れる時間の中、敵機の銃口が自分へ向けられ、その銃口から弾丸が放たれた。

マルチナ(やられる……!)

思わず目を閉じるマルチナ。
だが、次の瞬間に彼女が感じたのは痛みではなく、誰かに突き飛ばされる鈍い感触。
そして、仄かな煙草の香りだった。

今回はここまで。

実は皆様に謝らなければならないことがあります。
つい最近気付いたのですが、4話までの時点でパトリシア・シェイド中尉の名前が一度も出てきておりません。
この間までその存在を思いっきり忘れてしまっていました。
504及びパティ好きな方々、大変申し訳ありませんでした。

支援&保守してくださった方達に感謝し、終了とします。

保守

>>970まで行ったら投下する

サーコーイ

開始します


=翌朝=

俺「・・・」

姫様「すやすや」

俺「あれ・・・?どうして姫様が俺の横で寝てる?ええと確か・・・そうか!ご褒美とか言っていたっけ」

姫様「すやすや」

俺「でもこんなご褒美じゃやる気が出ないよ。もっと刺激的なものじゃないと・・・」

姫様「ううん・・・」ごろり

俺「・・・うん、姫様無防備過ぎる」

姫様「すやすや」

俺「姫様ー、そんな風に寝てるとイタズラしちゃいますよー。襲っちゃいますよー。俺はもう臨戦体制ですよー」

姫様「ううん・・・すやすや」

俺「・・・ごくり」

俺「姫様ー姫様ー?」

姫様「すやすや」

俺「ぐへへ。姫様、俺はちゃんと最初に確認取りましたからねー?」




俺「ふひひ、いただきまーす」

俺「ふひひ、姫様のおっぱいふにふにで柔らかい」

姫様「ううん・・・」

俺「えへ、えへえへ・・・ふひひ」

俺「はふうううう、ふぅ」

俺「おっぱいは堪能したし・・・ごくり。ズボンご開帳ー!」

姫様「・・・」

支援

俺「さーて・・・」

姫様「何をしておるのじゃ・・・?」

俺「そりゃ姫様のズボンをずりおろしてる最中ですが何か」

姫様「ほう・・・?わらわが寝ている間に襲いかかるとは最低じゃな」

俺「ちゃんと確認とりました・・・よ?あれ?姫様おはようございます」

姫様「最悪な目覚めじゃな。お主はそんなことをするような奴ではないと思っておったのだが・・・」

俺「無い無い。俺は自分の欲望に正直なんで」

姫様「・・・」ぱちーん

俺「・・・」

姫様「・・・がっかりじゃ」

俺「・・・」

姫様「少しは反省したかの?」

俺「・・・」

姫様「ん?黙ってどうしたのじゃ?」

俺「もっと・・・もっとおおおお!姫様もっとビンタ!今は左だったから今度は右頬をぱちーん!と」

姫様「・・・」

俺「早く早く。ほら姫様、いつでも2発目を!2発目だけじゃなくて3発4発・・・何発でも!」

姫様「いや・・・」

俺「はやくーはやくー!ほらはやくー!!姫様ぶって、もっとぶってええええええ!!!ハァハァ」

姫様「それ以上寄るなあああああ!」ぱちーんぱちーんぱちーんぱちーん

俺「おふううううう、最高うううううううう」

姫様「ハァハァ・・・ようやく動かなくなった」

俺「あへええええええ」ビクンビクン

姫様「まったくこやつは・・・」


=ちょっとその後=

俺「ふぅ・・・いやあ、最高のご褒美でした」

姫様「・・・」

俺「さいっこうに気持ちよかったです」

姫様「馬鹿者!こんなところで・・・」


親衛隊「おい、今の聞いたか?」

親衛隊「ああ・・・我らが姫様と気持ちいい事だと・・・?」

親衛隊「確か、ウィッチ様から今朝姫様と俺大尉が一緒に部屋から出て来たって言ってたぜ?」

親衛隊「俺大尉が帰ってきた後、腕を組んで一緒に部屋に入ってったとも・・・」

親衛隊「気持ちいいこと・・・」

親衛隊「姫様のあの顔・・・」

親衛隊達「俺大尉殺す」


どどどどどどどど・・・

俺「ん?地響き?」

親衛隊達「逝っとけや、おらあああああああああああ!」

俺「ちょっ、何、何!?」

ぼこぼこぼこ

親衛隊達「よくも、よくも俺達の姫様を!!」

ぼこぼこぼこ

親衛隊達「くっそう・・・!」

ぼこぼこぼこ

俺「あひいいいいいいいいいい、もっともっとおおおいいいいおお」

姫様「・・・わらわはもう行くぞ?」

俺「あへあへ・・・」びくんびくん

姫様「聞こえてないようじゃの。行くか」

5話終わり
支援ありがとうございましたー

>>1000なら姫様とにゃんにゃん

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