ちなつ「どうしよう…朝まで持つかな…」
ちなつ(うう、けど我慢できないよ……)
ちなつ(どうして私がこんな目に……)
ちなつ(私何も悪い事してないのに……)
ちなつ(わるい……)
ちなつ(そうだ、悪いのは京子先輩だよね)
ちなつ(私が怖がりだって知ってるのに怪談なんか聞かせて)
ちなつ(そうだ、京子先輩に責任取って貰おう……)
ピッピッピッ
トゥルルルー
カチャッ
京子「んー、ちなつちゃんん?なにぃ、こんな時間にでんわしてきてぇ」ファー
ちなつ「京子先輩」
京子「どーかしたの~?」
ちなつ「今すぐ私の家に来て」
京子「ふえ?」
ちなつ「ごふんできてください!」
ガチャンッ
ちなつ(よ、よし、これで大丈夫、ごふんだけ、ごふんだけなら我慢できる……)
ちなつ(けどはやく、早く着てください京子先輩っ……!)
ピンポーン
ちなつ「え……」
ちなつ(は、早すぎる……ひょっとして別の人?)
オーイ、チナツチャーン
ちなつ「キマ、キマ、キマ」
ちなつ「キマシタワー!」
~玄関~
京子「おーい、ちなつちゃーん、来たよ~?」
シーーーーン
京子「んー、おかしいなあ、折角タクシーで急いできたのに……」
京子(ちなつちゃんが深夜に私の家に電話してくるなんて、余程の事があったに違いないしね)
京子(ちょっと心配だ……)
カチャッ
ちなつ「……」モジモジ
京子「あ、ちなつちゃん!大丈夫?なにかあった?」
ちなつ「きょ、京子、先輩っ///」モジモジ
京子「え」
京子(ちなつちゃん、どうしたんだろ、顔を赤らめて太股をすり合わせて)
京子(な、なにか凄く色っぽいっ///)
ちなつ「京子先輩っ、あ、あのっ、来てくれて、ありがとうございま……んっ……すっ///」モジモジ
京子「……!」ドキーンッ
京子(ちなつちゃん可愛い、どうしちゃったんだろ、え、ひょっとして、ひょっとして……)
京子(私ちなつちゃんに誘われちゃってるのかな!?)
ちなつ「……は、入って下さい、京子先輩、家の中にっ///」グイッ
京子「あっ、ち、ちなつちゃん駄目だよっ、まだ心の準備がっ///」
ちなつ「い、いいですからっ///」グイッ
京子「あっ///」
ピシャンッ
ガチャガチャッ
京子(うう、どうしよう、家に引っ張り込まれて鍵閉められちゃったっ///)
ちなつ「京子先輩っ、さっ、こっちですっ///」モジモジ
京子「ふえ、ちなつちゃん何処行くの?なちつゃんの部屋は確か2階じゃ……」
ちなつ「こっちに、トイレありますからっ///」モジモジ
京子「……え」
ちなつ「は、はやくっ///」グイッ
京子「トイレ……」
京子「……」
京子「……」
京子「///」カーッ
京子「ち、ちなつちゃん、待って!」
ちなつ「な、なんですか京子先輩っ、わたしもう我慢がっ///」モジモジ
京子「ちなつちゃんがそうやって積極的になってくれるのは、嬉しいけど、その、トイレでなんかしなくてもっ///」
ちなつ「え、じゃあ何処でするんです?」
京子「そ、その、ちゃんとお布団の中で、とか……」
ちなつ「お布団の中で!?」ガビンッ
京子「う、うんっ///」
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