千冬「一夏に甘えてほしい」(80)
ちょっと待ってくれ
初めて書いたんだから期待しないでくれよ
千冬「最近一夏が私に甘えてこない」
千冬「昔は「千冬おねーちゃん」っておもいっきり甘えてきたのに」
千冬「時の流れは残酷なものだな」
千冬「私はいつだって一夏に甘えてほしいのに」
千冬「昔のように呼んでもらえないかなあ」
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そのころ
束「ちーちゃんどうやらお困りのようだね」
束「確かに小さい頃のいっくんはかわいかったなあ」
束「でも天才束さんに任せればこんなの朝飯前」
束「ちーちゃんどんな反応するかな」
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次の日
シャル「キャー カワイイー」
ラウラ「でもなんで学園内に子供が?」
セシリア「先生の子供なのかしら?」
千冬「お前ら何朝から騒いでる!」
箒「織斑先生、実は教室に来たらなぜか子供が」
いちか「あ、千冬おねーちゃん!」
千冬「い、一夏!?」
みんな「「「「工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工」」」」
セシリア「一夏さんでしたの?」
シャル「僕はてっきり女の子かと」
ラウラ「私もだ」
ラウラ「しかし、幼馴染のお前がなぜ見抜けないんだ?」
箒「こんなに可愛い一夏を見たのは初めてだ」
箒「それに女の子の服装をしているし」
千冬「まあお前が知らないのも無理はない」
千冬「家ではよく私のお下がりを着せてたからな」
みんな「「「工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工」」」
ラウラ「まさか教官にそんな趣味があったなんて」
シャル「でも一夏可愛い」
セシリア「何で一夏さんは幼くなってしまったのですの?」
箒「こんなことするのはあの人しかいない」
千冬「ああ、あいつだろうな」
ケータイ「とーまらないスピードで おもいがあーふれていく」ピッ
千冬「私だ」
束「はろはろー、みんなのアイドル篠ノ之束さんだよー」
千冬「お前は一夏に何をした!」
束「どーだったちーちゃん」
千冬「何をしたんだと聞いてるんだ!」
束「わかったよお」
束「いっくんには束さんの作った装置で少しの間小さくなったもらったんだ」
千冬「なぜそんなことをしたんだ!」
束「ちーちゃん、いっくんが昔のようにならないかなあとか思ってたでしょ」
千冬「な、なぜそれを」
束「天才束さんにはそんな事お見通しなのです」
束「そこでいっくんを小さくしてちーちゃんに可愛がってもらおうかと」
千冬「一夏は体が小さくなっただけなのか?」
束「精神的なものもすべて幼くなってるよ」
束「どこかの漫画みたいに見た目は子供頭脳は大人ってわけじゃないから」
千冬「でも一夏が小さかった頃はは私も小さかったんだぞ」
千冬「矛盾が生じないのか?」
束「大丈夫だよちーちゃん」
束「そこらへんは束さんがちゃんとしてあるよ」
千冬「それで一夏はいつになったら元に戻るんだ?」
束「明日になったら元のいっくんに戻ってるよ」
束「今日1日いっくんを目一杯可愛がってあげてね」
束「それじゃあねー」
千冬「おい」
ケータイ「ツーッツーッツーッ」
見てるぞがんばれ
千冬「というとこだ」
ラウラ「つまり嫁は今日1日はこの状態か」
シャル「可愛い一夏 ぐへへ」
セシリア「それで一夏さんはどうしますの?」
千冬「とりあえずこのまま授業に出てもらう」
箒「大丈夫ですかね?」
千冬「大丈夫だ、一夏はいい子だ」
>>20
応援ありがとう
千冬「一夏!」
いちか「なあに、千冬おねーちゃん」
千冬(か、可愛い 今すぐ抱きつきたい!)
千冬(そ、そうじゃなくて)
千冬「一夏、よく聞くんだ」
いちか「わかった」
~~~~中略~~~~
千冬「わかったかな、一夏」
いちか「わけがわからないよお」
千冬(やっぱりわかってもらえないか)
千冬「とりあえず授業の邪魔にならないように静かにしておいてくれ」
いちか「はあい」
千冬(くうぅ、可愛すぎて授業がまともにできそうにない)
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放課後
ラウラ「とても普段の教官と同じ人とは思えなかった」
セシリア「一夏さんが授業中に泣き出したら抱っこしてあやしていましたし」
箒「泣かしたシャルロットは校庭100周されられてたからな」
ラウラ「それにしてもシャルロットはなぜ嫁に「いちかだお!」って言わせようとしたのだろうか?」
シャル「一夏ちゃん ぐへへ」
3人「……」
セシリア「シャルロットさんは完全におかしくなってしまいましたわね」
鈴「ちょっとあんたたち、何であたしにこの事を教えてくれなかったのよ!」
箒「そりゃもちろん」
3人「「「2組だから(ですわ)」」」
箒「授業中にほかのクラスに行くのはおかしいだろ」
鈴「どいつもコイツも2組2組って、そんなにあたしをいじめて楽しいの!?」
鈴「あたしだって可愛い一夏を見たかったのに!」
ラウラ「……肉?」
鈴「肉?じゃないわよ!」
鈴「大体それ別のキャラじゃない!」
鈴「まあいいわ、それより一夏は?」
セシリア「さっき織斑先生が散歩に連れて行きましたわ」
箒「ここには禁断症状が出てるやつがいるからな」
シャル「一夏ちゃん ぐへへ」
鈴「……」
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その頃
いちか「千冬おねーちゃん」
千冬(一夏と一緒に散歩するのは何年ぶりだろうか)
千冬(小さい頃は近くを一緒に散歩してたのになあ)
いちか「おねーちゃん?」
千冬「な、何だ一夏?」
いちか「どうかしたの?」
千冬「な、なんでもないぞ」
いちか「この学校って大きいね!」
千冬「そうだな」
いちか「ぼくも大きくなったら入れるかな?」
千冬「ああ、入れるさ」
いちか「でも"あいえす"って女の人しか動かせないんだよね?」
千冬「大丈夫だ」
千冬「お前は私の弟だからな」
いちか「そういうものなの?」
千冬「そう言う物だ」
いちか「えへへ、ぼくおねーちゃんの弟でよかった」
いちか「大好きだよおねーちゃん」
千冬(だ、大好きだなんて)
千冬「私もだよ、一夏」
千冬「ところでだが一夏」
いちか「なあに、おねーちゃん?」
千冬「お姉ちゃんはこれから仕事があるんだ」
千冬「さっきのお姉ちゃんたちと遊んでてくれるかな?」
いちか「で、でも」
千冬「どうかしたか?」
いちか「ふえぇ……」
いちか「だってさっきのお姉ちゃん、ぼくになんか言わせようとして怖かったんだもん」
千冬(はあ、デュノアのことか)
千冬(何であいつ、あそこまで壊れてしまったんだろうか?)
千冬「大丈夫だ一夏」
千冬「次一夏に変な事したらフランスごとこの世から消し去ってやる」
いちか「ど、どういうこと?」
千冬「一夏は何も心配しなくていいぞ」
いちか「わかったよ」
いちか「でもおねーちゃんもあんまりへんなことしないでね」
千冬「わかったよ、一夏」
千冬(さて、まともに仕事ができるだろうか?)
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一夏の部屋
鈴「カワイイー」
鈴「この子本当に一夏なの?」
ラウラ「教官に昔の写真を見せてもらったが確かに幼い頃の嫁と同じだった」
箒「確かに一夏だった」
鈴「へえー、一夏ってこんなに可愛かったんだー」
セシリア「ところでシャルロットさんはなぜ端っこにいるんですの?」
シャル「……一夏ちゃん…… 」しくしく
ラウラ「何でも教官に「次一夏に変な事したらフランスごとこの世から消し去ってやる」とか言われたようだ」
ラウラ「教官なら本気でやりかねない」
セシリア「そうでしたの……」
鈴(そういやシャルロットは深夜アニメをよく見てたわね)
鈴(その中に大学生の主人公が3姉妹と一緒に暮らすってやつがあったわ)
鈴(何か関係するのかしら)
鈴「ねーねー一夏ちゃん!」
いちか「なあに鈴おねーちゃん?」
鈴「一夏ちゃんは何歳なのかな?」
いちか「5さいだよ」
鈴「そっかー、5歳なんだ」
箒「鈴、一夏に歳なんか聞いてどうかしたのか?」
鈴「いや、なんでも」
鈴「それより一夏ちゃん、何して遊ぶ?」
いちか「カルタやりたい!」
鈴「カルタかー」
鈴「誰か持ってない?」
ラウラ「ん?カルタなら持ってるぞ」
鈴「何であんたが?」
ラウラ「日本では正月にカルタをするのだろう?」
ラウラ「それに昔教官に嫁は小さい頃からカルタが好きだったと聞いててな」
ラウラ「今度やり方を教えてもらおうと買っておいたのさ」
鈴「そうだったんだー」
鈴(でもなんでドラ○もんカルタなんだろう?)
箒「確かに一夏は昔からカルタが好きだったな」
箒「稽古のあとよくやったものだ」
セシリア「カルタって何ですの?」
鈴「カルタってのはね」
~~~~説明中略~~~~
セシリア「なるほど」
セシリア「で、一番多く絵札をとった人が勝ちなのですね」
鈴「そゆこと」
鈴「じゃあ早速やってみよう」
いちか「わあー」
いちか「ドラ○もんカルタだー」
千冬「一夏はどうだ?」
いちか「あ、おねーちゃん!」
箒「織斑先生仕事のほうは?」
千冬「今終わったところだ」
千冬(一夏が心配でまともに仕事なんて出来る訳がないよお)
千冬(実際、真耶に仕事を押し付けてきたからな)
千冬「ほう、カルタをするのか」
セシリア「はい、一夏さんがカルタをしたいとのことでして」
千冬「ドラ○もんカルタか、懐かしいな」
千冬(昔はよく二人でやったものだ)
いちか「ねーねー、おねーちゃんもいっしょにやろうよ」
千冬「わかったわかった、ちゃんとやってあげるから」
千冬(甘えてくる一夏が可愛いお)
いちか「それと」
千冬「それと?」
いちか「あのお姉ちゃんも入れてもいい?」
千冬「いいのか一夏?」
千冬「あいつはお前に変な事言わせようとしたんだぞ?」
いちか「もういいよおねーちゃん」
いちか「ちゃんとはんせいしてるみたいだし」
いちか「それになかまはずれはかわいそうだよ」
千冬「そうか、一夏はやさしいな」
いちか「えへへ」
千冬(一夏はこの頃から優しかったんだよな)
千冬(そのおかげかとってもいい子に育ったし)
千冬(ただ唐変木なのはあれだが)
いちか「シャルロットおねーちゃん!」
シャル「……どうしたの?一夏ちゃん」シクシク
いちか「いっしょにカルタやろうよ」
シャル「でも僕は君に酷いことをしたんだよ?」
いちか「もういいよ」
いちか「それよりはやくやろうよ」
いちか「カルタはみんなでやったほうが楽しいんだよ」
シャル「わかったよ……一夏ちゃんって優しいんだね」
いちか「えへへ」
いちか「はやく!、はやく!」
千冬「では私が読んでやろう」
千冬「あっという間に『どこ○もドア』で世界旅行」
いちか「どこだー」
千冬(一夏、あれだ!)
ラウラ「はい!」
いちか「ラウラおねーちゃんすごーい」
千冬(ボーデヴィッヒめ……)
千冬(今度はドイツごと消し去ってやろうか……)
ラウラ「たまたま、目の前にあったからな」
鈴「次は負けまないわ!」
シャル「僕だって!」
千冬「次行くぞ」
千冬(一夏!がんばれ!)
千冬「めだちたいひとには『めだ○らいと』」
いちか「んーと」
箒・セシリア「はい!(ですわ)」
箒「私のほうが早かったぞ!」
セシリア「いえ、私のほうが早かったですわ」
箒「何だと!」
セシリア「何ですの!」
箒・セシリア「ぐぬぬ」
いちか「お、おねえーちゃん!」
千冬「まあ、二人とも落ち着け」
千冬(お前らなあ……)
千冬「篠ノ之のほうが少し早かったな」
箒「よし!」
千冬(……さすがに日本ごと消し去ったら住む所がなくなるからなあ)
セシリア「次は絶対に負けませんわよ!」
いちか「ぼくも!」
千冬「次ぎ行くぞ!」
千冬(今度こそがんばれ!一夏!)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いちか「Zzz-」
千冬「寝ちゃったか」
千冬(あれだけはしゃいだからなあ)
千冬(一夏は負けたけどよく泣かなかった、偉い!)
千冬(一夏に免じてドイツ・フランス・中国・イギリスを消し去るのはやめておくか)
いちか「Zzz-」
千冬(明日になったら元の一夏に戻るんだよな)
千冬(もう少し一夏に甘えてほしかったお)
いちか「むにゃむにゃ、…大好きだよ…千冬おねーちゃん…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日
一夏「ふう、よく寝た」
一夏「あれ、昨日は何してたんだっけ?」
一夏「……まったく覚えてない」
一夏「千冬姉、実は俺昨日の記憶が……」
ゴツン
一夏「痛ってぇ」
千冬「学校では織斑先生だ!」
千冬「でも……」
一夏「でも?」
千冬「でも今日は千冬おねーちゃんって呼んでほしいかなって……」ボソッ
一夏「た、大変だーみんな!」
一夏「千冬姉がぶっ壊れたー!!」
ゴツンゴツン
千冬「し、静かにしろ!」
千冬(一夏の馬鹿……)
千冬「馬鹿はほっといて授業始めるぞ!」
一夏「馬鹿ってなんだよ、千冬おねーちゃん!」
千冬(きょ、今日もまともに授業できそうにないかな?)
END
SS書くのって難しいんだね
自分で書いててなに書いているのかわからなくなっちゃった
最後まで見てくれた人ありがとうございました
>>1はこれから残っている春休みの宿題を片付けます
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