前回までのあらすじ
学校一、いや銀河一モテモテな俺は今夏から学校のアイドルガッキーと付き合い始めた
しかし俺は好きな娘(ひと)ができたため『クリスマス』前にも関わらずガッキーを振ってしまう
別れた噂は学校中に広まり、
俺は早退を決意したのがお節介な幼なじみは俺を放っておいてはくれなかったのだ…。
戸田恵梨香「ありがと」ズズー
>>1の通訳沢山連れて来たぞー!!
/⌒ヽ/⌒ヽ ⌒ヽ
( ^p^ ( ^p^ )^p^ ) < ふぁんふぁん うぃーひっざすてーっぷすてーっぷ
/ / ヽ ヽ⌒ヽ
(^p^| | | | | | | ^p^)
( ^p^| | | | | | | ⌒ヽ
(^p^ ヽ|) ( | ( | ^p^ )
/⌒ .し) i (J (J⌒ヽ
( ^p^ | .| || |^p^ )
ヽ | | ノ ノ ノ < おなじかぜーのなか うぃのう うぃらぶ おー
/ |\.\
し'
俺「ほら、家着いたぞ。じゃあな」
恵梨香「おばさんは?挨拶したいんだけど」
俺「今の時間は買い物だよ、さっさと帰れ」ガチャガチャ
恵梨香「お邪魔しまーーす!!」
俺「おい…」
トタトタトタ
吉田里琴「お帰りお母さん…ってあれ?お兄ちゃん?」ゴホゴホ
恵梨香「きゃーー里琴りん久し振りー!!!」ギュッ!
里琴「え、恵梨香ちゃんまで…?何で?(いいにほい…)」ギュウ
俺「お前の風邪が感染ったんだよ、俺は寝る」
里琴「恵梨香ちゃんは?」
恵梨香「今感染ったの~♪」ギュウ…
里琴「あ…」
里琴の部屋
里琴「えぇ?お兄ちゃんガッキーさんと別れちゃったの!?」
恵梨香「しっ!声が大きいわ!」
里琴「あんなに仲良かったのに……ショック…」シュン
恵梨香「何でも好き人が出来たみたいでね…」
里琴「誰なんだろう、お兄ちゃんの好きな人って…」
ガチャガチャ バタン
里琴「あ、お母さん帰って来ちゃった!」ゲホホゴホ
恵梨香「ヤバあたしどうしよう」
水野美紀「里琴ー!!!具合はどうー!?」
水野美紀「あら?誰のパンプスかしら?」
トタトタトタ
恵梨香「こんにちは…おばさん……お久しぶりで~す」
水野美紀「恵梨香ちゃん!?どうしたのよ、今授業中じゃないの!?」
恵梨香「その…俺くんと……早退しちゃいましてですね」
水野美紀「なんでまた?」
恵梨香「具合悪くて、お互い」
水野美紀「まあ大変!」
俺の部屋
俺「ギ~ドロンと戦うミクロ~イド~S~♪」
水野美紀「ちょっと俺!?」バタン
俺「何だよ母さん、部屋入る時はノックしろって…」ガバッ
水野美紀「心配するじゃない…!あんたが学校早退するなんて……グスン…」ギュッ
俺「母さん…(いいにほいがする)」クンクン
俺「もう心配しなくていいんだよ、母さん」チュ
水野美紀「あらあらまあまあ///」
水野美紀(俺からほっぺにちゅうしてくれるなんて何時間ぶりかしら…///)ドキドキドキ
水野美紀「そろそろ夕飯の支度するわね///」
俺「うん」
義母?
恵梨香「すいません、夕飯お世話になっちゃって」パクパク
水野美紀「いいのよ、恵梨香ちゃんなら米いちびつ食べてもタダよ」
恵梨香「あはは」
俺「…」モグモグ
里琴「そろそろお姉ちゃん帰ってくる時間だね!!」
>>19実母に決まってるだろ何言ってるんだ
ガチャ
矢島舞美「ただいまー!」
里琴「おかえりー!」
水野美紀「おかえり」
恵梨香「おかえり、まいみぃー♪」
舞美「あ、恵梨香ちゃん久し振り」
俺「…おかえり」
舞美「……」
恵梨香「それにしてもこんな時間まで塾だなんて、大変だね」
舞美「皆と一緒に晩御飯食べれる今日は早いほうだよ」
舞美「今日は餃子かー…」
恵梨香「嫌いだっけ?」パクパク
俺(おしっこ行きたいな)ガタッ
俺「ゴメン、舞美椅子引いて」
舞美「……」ギィッ
俺(相変わらず俺には心開いてくんないんだなぁ…)
舞美「はあ~~~~~!!!」グタァ
恵梨香「変わらないね~まいみぃーのブラコンは」パクパク
舞美「ゔ~~なんで私のお兄ちゃんはあんなにカッコイイの゙~
餃子食べたら臭いって思われたらやだから食べらんない~///」
里琴「あ、そうだ、お兄ちゃんガッキーさんと別れたらしいよ!」
舞美「ホント!!チャンスかも…!」グッ
水野美紀「妹のあんたが俺と付き合えるわけないでしょ!許さないわよ」
恵梨香「それよりもまいみぃーは俺とまともに話せるようになんないとね~」
舞美「あの瞳で見つめられたらブリトニースピアーズだって緊張しちゃうよ///」
里琴「だから私はお兄ちゃんの眉間を見て話すことにしてるよ!!」
俺「お、なんか盛り上がってんな」
舞美(お兄ちゃん…やっぱりカッコイイ…)
俺「何盛り上がってたのさ」
里琴「お姉ちゃんがお兄ちゃんと話すと緊張するって…!!」
舞美「ちょ…里琴の馬鹿!!」
里琴「あ…」
俺「え、そうなの」チラッ
舞美「……」
舞美(かっこええええ~///)
恵梨香「頑張れまいみぃー!」
里琴「頑張れお姉ちゃん!」
舞美「おおおおおおおおにおにおにいちゃち」
俺「へえ?(笑)」
舞美「あのねのねのねのね」ガタガタ
ピンポーン
俺「あ、誰か来た」ガチャ
俺「はい、もしもしぃ~」
舞美「…!!」
ガチャ
俺「……」
水野美紀「ちょっと俺、どなただったの!?」
俺「…担任の石原だよ」
水野美紀「まあ!心配して来てくれたのねきっと」トタトタトタ
石原さとみ「こんばんは~俺く~ん」
恵梨香「ゲッあたしここにいたらなんかまずいじゃん」パクパク
里琴「なんだか綺麗な人だね、お兄ちゃんの好きな人?」
舞美「はっ!?」
俺「違うよ!」パクパク
舞美(ホッ)
さとみ「今日はなんで帰っちゃったの、俺くん。具合が悪いならそう言ってくれれば良かったのに」
さとみ「あたしの授業がつまんなくて帰ったのかと思っちゃった(笑)」
水野美紀「あ、先生餃子たくさん焼いたんで、良かったらどうぞ」
さとみ「本当ですか?ありがとうございます」ペコリ
里琴(なんかあたしこの先生嫌い~)
恵梨香(あたしもよ!)
さとみ「あら?戸田さん!?あなたも早退したわよね?」
さとみ「堀北さんを保健室に連れて行った後帰ったでしょ?」
何を隠そう、俺と戸田恵梨香と堀北真希は同級生である
噂話で盛り上がるクラスにいずらくなり、屋上で黄昏れていた俺を慰めに来たのは堀北だった
しかし屋上からの帰りに、後輩の白石麻衣からの恋文を読まずに破り捨てた俺に憤慨した堀北は、授業に遅刻してまで破れた恋文を縫い合わせて俺に届ける
そんな堀北の優しさに素直に応えられない俺は結局恋文を読まずに早退した、つまりは逃げたのだ
恵梨香「ああ、そう…でしたね…」
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