咲「安価で楽園を創るよ!」久「勝負の二本場ね」 (585)
※クズ化しています。苦手な方は戻るでー
咲「大会が終わって暇になっちゃったので、私と部長で勝負をすることにしました」
久「内容は…まあ、ざっくり言っちゃえば『女の子を先に10人落とす』勝負ね」
咲「とりあえず原作の好感度はガン無視だったり、会ったこと無い人同士が既に知り合いだったりするから注意してね」
久「ついでに当たり前のようにキャラが崩壊している場合もあるの。風潮って恐ろしいわ…」
咲「とまあ大筋はこんなこんな感じです。細かい説明は次からしますね」
久「それじゃ二本場、開始よ!」
咲「はい!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1352242808
久「さて、ルールの説明だけど…私たちが落とす相手は読んでくれている人達に任せてるわ」
久「『誰が、誰を、どのように』っていうことを安価(?)で聞くわけね」
久「例としては『久が咲と姉妹プレイ』みたいな感じで」
咲(酷い例だ…)
久「ちなみに、『どのように』はカットしちゃってもOKよ」
久「ただ、『誰が、誰を』の部分が無い場合は申し訳ないけど安価下になるわ…いろいろ不都合が生じるから」
咲「それに『一度に複数指定』と『同じ人が咲と久、両方の安価をとった場合』は無効になるから注意してね」
咲「安価を出すタイミングはいろいろだから一概には言えないけど、一区切りついたら出す場合がほとんどだよ」
咲「最近は『○月○日の○時から書き込みの早い順』みたいに出すから、投下が終わったらすぐにって訳じゃないけどね」
久「それと、女の子を落としにかかったときはコンマ判定になるわ」
久「その場の雰囲気とか元々の好感度とかはまったく影響されないから注意よ」
咲「判定は大失敗〜大成功の4つ。それに修羅場があるよ」
大失敗→相手に不信感を抱かれ今後チャンスがなくなります
失敗→今回は失敗ですが次回からまたアタック可能です+ボーナス
成功→成功です
大成功→成功+ボーナス
修羅場→高確率で2人が大失敗状態になります
咲「こんな感じ。判定は後半になればなるほど厳しくなるみたい」
久「あと、コレとは関係なくNTR判定ってのがあるわ」
久「これは相手が既に落とした子をNTR時にだけ関係してくる判定よ」
咲「他と違って数値は固定。大失敗になる可能性がちょっと高いけど、普通の判定と大差はないよ」
久「こっちのスレでその状況になって要望があったらまた説明するわ」
久「それじゃあ…次は現状ね」
【前回までの結果】
咲6(絹恵、≪桃子≫、良子、宥、恭子、憧)
△和、小蒔、華菜、梢
×智葉、穏乃、灼、莉子、菫
久8(憩、豊音、一、≪霞≫、玄、≪ゆみ≫、≪エイスリン≫、もこ)
△怜、菫
×洋榎、憧、美穂子、照、春、宥
久「名前の横の数字が成功数、()の中が攻略済みの子の名前ね」
久「≪≫の中の子は大成功ボーナスを受けた子。相手はNTRをすることができないのと、修羅場に絡んでこないってメリットがあるわ」
咲「△は失敗だった子。次にまたアタックするときは判定が甘くなるよ」
咲「×は残念だけど大失敗になっちゃった子。ターゲットに指定できないから気を付けてね」
咲「あ、でも別に相手に×がついてる子はなんの関係もないから気にせず指定してもらってOKです」
久「ついでに…もうすでに落としている子を安価が取れるタイミングで指定してもらったら、先着一名ずつフォローって形で書くわ」
久「勝負には関係してこないから、その場合のターゲットは安価下ね」
久「ここまで駆け足で説明しちゃったけから、穴がありまくりな気がして怖いわ…」
咲「何か気になることがあったらバンバン書いちゃってくださいね」
咲「基本、何にでも答えますので」
久「それじゃあ…始めますか」
・・・・・・
久「私は灼ちゃんとボーリングしてくるわ」
咲「私はお姉ちゃんと家でだらだらしてます」
久「…お互いの大失敗してる同士ね」
咲「これ大失敗だと不味いですよね」
咲「あ、でも部長なら空気読んでくれるんだろうなー」
咲「すぐ決まっちゃったら面白くないもんなー」
久「しらんがな」
久「じゃ、私は奈良なんで」
咲「はいはいー行ってらっしゃい」
〜久〜
久「ボーリングやっほーいボーリングやっほーい」
久「みんながテレビでボーリング〜」
久「今日も明日〜もストライク〜」
久「…って、何のCMだったかしら?」
灼「何ですかそれ?」
久「なんかボーリングのゲームのCMだったと思うんだけど…」
久「やたら頭に残ってるのよねぇ…」
灼「ふぅん…」
灼「ま、今日はリアルなやつですから」
久「ちなみに灼ちゃんの腕前は…」
灼「アベレージ200くらい」
久「」
久「もうプロじゃない…」
灼「まあね」ピース
久「今日はお願いします。鷺森プロ」
灼「おまあせかれ」
灼「…って、具体的に何を?」
久「それは…もっと上手くなれるように助言とか?」
灼「助言で上手くなれるかなぁ…」
灼「ま、善処します」
久「私も頑張るわ!」フンス
灼「空回らないでくださいね…」
-鷺森レーン-
灼「着きました」
久「おお、ここが…」
灼「ボロっちいですけどね」
久「いやいや」
灼「なんもかんもラ○ワンが悪い」
灼「ラ○ワン潰れろ…」ゴゴゴ
久(それは無いでしょ)
灼「まあでも中はしっかりしてるんで心配ないですよ」
久「別に心配なんて…」
灼「…多分、お客さんはいないけど」ボソッ
久「え゛」
灼「ただいまー」
久(ホントに人いないし…)
灼「靴…はこっちが適当に選んでおきますね」
久「ん。お願い」
灼「ボールはどうします?」
久「重すぎなければなんでもいいわー」
灼「了解です」
灼「とりあえずの目標はハイスコアの更新ってところですね」
灼「ちなみにどれくらいですか?」
久「…160くらいかしら」
久(30盛ってね)
灼「それ、相当すごいですよ…あまり言うこと無いです」
久「」
灼「じゃ、さっさとやりましょうか」
久(あちゃー…)
灼「それじゃ私から…よっと」ゴロゴロ
カァン!!
久「おぉ…ストライク」パチパチ
灼「うん。幸先いい」
久「あのグワーンて曲げるのどうやってるの?」ワクワク
灼「えっと…私のボール、重心が真ん中に無いんですよ。左寄りにあるんです」
久「あっ…なるほど」
久「じゃあ普通のボールじゃ無理なのね…」ショボーン
灼「…」ウーン
灼「できないこともないですよ?」
久「ホント!?」
灼「裏技…じゃないですけどね」ニヤリ
灼「親指を抜いて、下から回転をかけるように投げるんです」
灼「そうすれば曲がりますよ」
久「なるほど…って、結構キツくない?」
灼「慣れです」
久「えー…」
・・・・・・・
灼「でも驚きました」
久「ん?何が?」
灼「急にボーリングがしたいなんて連絡があったから」
久「あぁ、それね…」
久(そりゃいきなり付き合えーなんて言えないもの)
久「部内でボーリング大会しようかなぁ…なんて考えてるのよ」
久「んで、負けたらカッコ悪いから練習しようかなって」
灼「…そうなんですか」
灼「聞いた話なんですけど、随分信頼されてるみたいですね…部員に」
久「えっ?それ誰が言ってたの?」
灼「…秘密です」
久「他には何か言ってた?」ワクワク
灼「着いていきたくなる…とかカリスマがある…とか言ってたような」
久「へ、へぇー…」
久(何よ〜…かわいいトコあるじゃない咲)テレテレ
灼「羨ましいですよ…」
久「そう?」デレデレ
灼「私なんかと全然違って…ホントに…」ギリッ
久(うん!?)
久「あ、あのー…」
灼「…どうかしましたか?」
久「もしかして…なんだけど、あなた部活で何かあった?」オソルオソル
灼「…」
灼「いろいろなことがあって…部がぐちゃぐちゃになっちゃったんです」
灼「人数が元々足りなかったのと、活動が確認できない…ってことで休部状態にさせられちゃいましたし」ハハハ
灼「全国に出てたおかげで廃部だけは免れましたけどね」
久「」
久(ちょっ…聞いてたのより大事になっとる…)
灼「私がもっとしっかりしていればよかったんですけどね。もう手遅れって感じで」
久(うーん…めんどくさいことになっちゃったなぁ)
久(元は咲が悪いとはいえ…私も若干問題あったし)
久(…胸くそ悪いな)
灼「そんなこんなでこんな時間からボウリングができるわけです」
灼「ま、店番もできるので願ったり叶ったりなんですけどね」
久「…は?」カチン
久「あなた、自分が何言ってるかわかってるの?」
灼「わかってます」
灼「正直もう疲れちゃったんですよ」
久「疲れたって…は?」
灼「前にね、ちょっと関係が回復したんですよ。みんなのね」
灼「でもやっぱり元には戻らない」
灼「むしろ…気持ち悪い」
久「…」
灼「みんな表向きは仲良し」
灼「疲れてない。大丈夫。気にしてない…」
灼「あなたにわかりますか?そんな状態が何週間も続く怖さが…」
久「わからないけど…」
灼「こんなことならみんながギスギスしてる方がまだマシだった!」バンッ
灼「結局、みんなが本当の意味で戻ってくることなんてなかった!」
灼「何で…何でこんなことに…」ポロポロ
久(あー…咲もミスったわけか)
久(ま、かわいい後輩の失敗ぐらい軽ーくフォローしてあげますよって)
久「じゃあさ、今すぐ全員ここに呼んでよ」
灼「…は?」
久「あなた、全員の前で私に言ったここと同じこと言える?」
灼「そ、それは…」
久「多分だけど…あなた部員の家に押し掛けて、いきなり説教して、無理矢理に集合させてたんじゃないの」
久「んで、満足した」
灼「…」
久「あのさぁ、んなことしたらそりゃあ上部だけの関係になるでしょ」
久「揉めたら家まで来るし、めんどくさい。ただ、無難に対応しとけば満足してくれる…」
久「私ならそう考えて、あなたの前ではいい顔するかなー」
灼「…」
久「誰に何言われたかわかんないけど、そんくらい自分で考えられないの?」
灼「…」プルプル
灼「…お願い…します」
久「ん?」
灼「もう…限界なんです…何でもします……」
灼「…助けてください」ポロポロ
久「…」ハァ
久「いや、知らんし」
灼「っ!」
久「いい?こういうことに正解なんて無いのよ」
久「だから他人に聞く時点で間違い。オッケー?」
灼「…」
久「でも、一つだけ言えるのは…嘘は吐かないことよ?自分にも、相手にも」
灼「嘘?」
久「うん。私は自分が大好きだからね…やりたいようにやってきたし、言いたいことは言ってきた」
久「結果的には部員も結果も着いてきてくれた。それだけ」
久「日頃の行いのおかげで運よくいけたわー」
灼「それだけ?」
久「うん。それだけ」
久「ただ勘違いしないでほしいのは何回も揉めたし、痛い目もみてきたってこと」
久「んで、私の真似をしても貴方が成功するとは限らないってこと」
灼「…わかりました」
久「ん。同じことは繰り返さないようにね」
灼「…はい」
久「じゃ、ボウリングの続きしましょう」
灼「…」
灼「…え?」キョトン
久「急げばいいってもんじゃないのよーこういうのは」
久「ストレス溜め込んでるみたいだし、一回思いっきり吐き出してから…ね?」ニコ
灼「…はい!」
灼「ーっ!」ゴロゴロ
ガタン!
久「おお、ガーター…」
灼「まだまだ行きますよ」
久「ふふふ。そうこなくっちゃ」
久(なんとかなりそう…かな)
灼「99…」
久「アベレージ下がりまくりね」ククク
灼「…でもスッキリしましたよ」
久「ん。ならいいわ」
灼「今度は間違えません…もう嫌われようとなんだろうと、思ったままぶつけてきます」
久「また押し掛ける気?」
灼「今日は木曜日…部室に当てがあります」
久「そうなんだ…じゃあいってらっしゃい」
久「帰ってきたら、ちょっとまた話があるわ」
灼「わかりました」
灼「じゃあお婆ちゃんに言っとくので…ボウリングなり部屋で休むなりしていてください」
久「了解」
灼「それじゃ、行ってきます」
ゴロゴロ
カァン!
久「おお!ホントに曲がった!」
久「…」
久「…むなし」
久(てか私たち大分やらかしてるわねー)
久(いつか刺されるんじゃないかしら)
久(…なーんてね!)ハハハ
久(笑えねぇ)
久「さて…ボウリングはもういいや」
久「ちょっと仮眠とらせてもーらおっと。すみませーん!」
・・・・・・・・
久「…」スースー
久「…うん?」パチクリ
久「…」ボケー
久「はっ!そうだ!」
灼「おはようございます」
久「あっ…お帰りなさい」
久「…見た?」
灼「普段とは違って寝顔はかわいいんですね」
久「…普段もかわいいわよ」
灼「そうですか」クスクス
久「どうだった…って聞くのは野暮かしらね」
灼「…」
コンマ判定
>>25
00〜29→大失敗
30〜69→失敗
70〜89→成功
90〜99→大成功
※ただし、99,88,77,66,55→修羅場
!
灼「…っ」ウルウル
灼「…うぇっ…ひっく…」ポロポロ
灼「う…うぁぁああぁ」ポロポロ
久「」
オバアチャー「ちょっ…灼!?」
オバアチャー「あんた何したんだい!!」
久「…」ポカーン
久「え!?私!?」
オバアチャー「悪いけど帰ってくれないかね!?」
久「えっ…えええ?」
オバアチャー「料金とかいいから!ほら!早く!」
久「あっ…はい…」
久(え?何コレ…)
久、大失敗!!
※灼は今後選択できません
〜咲〜
咲「〜♪」
ガチャッ
照「…ただいま」
咲「おかえりー!!」ガバッ
照「わっ!」
照「びっくりしたぁ…元気にしてた?」ナデナデ
咲「そりゃあもう!元気も元気だったよ」
照「そ。よかった」
照(咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい咲かわいい)
咲「お姉ちゃん…今回はどれくらいこっちに居られるの?」
照「うーん…あんまり居られないかなぁ。用事のついでに寄っただけだし」
咲「そう…なんだ」ショボーン
照(ペロペロペロペロペロペロ)
咲(なんだろうこの悪寒)ゾクッ
照「咲は今日、用事とかあるの?」
咲「ううん。無いよ」
咲「お姉ちゃんとゆっくりしたかったから」ニコッ
照「…そう」
照「あ、ちょっとトイレ」
咲「はーい」
照(私の妹がこんなにかわいいワケありまくりで困る)ハァハァ
咲(お姉ちゃんのリアクション薄かったなー)ガッカリ
咲「あ、そういえばプリン買ってあったんだった」
咲「お姉ちゃん喜ぶぞー」ワクワク
咲「ふふふ…幸せだなぁ…」
照「ふぅ」ツヤツヤ
咲「おかえりー」
照「ただいま」
咲「ねえねえお姉ちゃん!」
照「?」
咲「右と左、どっちがいい?」
照「…左」
咲「あー残念!こっちはスーパーで普通に売ってたプリンでしたー」
咲「ちなみに、右ならお父さんが出張先で買ってきてくれた超濃厚高級プリンだったのでした!これ私の!」
照「違う違う。私から見て左って意味」
咲「えー!ずるい!!」
照「いや元々私はそういうつもりで…」
咲「…」ジー
照「…スーパーのでいいです」グスッ
咲「ま、高級なのは2つあるんだけどね」
照「ちょっ!最初から言ってよ!」
咲「いやお父さんも食べたいかなって」
照「大丈夫。あの人、食に疎いから」
咲「そっか。じゃあいいや!」
咲「おいしーね」モグ
照「うん…」モグモグモグ
咲「このあとどーする?」
照「別に…ゴロゴロしてればよくない?」
照「咲はなんかしたいことあるの?」
咲「無いよー」
照「じゃあゴロゴロします。決定」
咲「はいー」
照「でもこの時間じゃテレビもやってないね…」
咲「じゃあゲームでもやる?」
照「えっ…私64で止まってるんだけど…」
咲「大丈夫。私もだから」
照「遅れてるなー」
咲「遅れてるねー」クスクス
咲「あれ…何処に置いてあったかなぁ」ゴソゴソ
照「あそこじゃない?物置部屋」
咲「かなぁ」
照「ちょっと行ってくる」テクテク
咲「あ、私もー」テクテク
照「…ここだよね?」
咲「うん。片付いてはいるハズ」
照「じゃ、いきまーす」ガラガラ
照「…」
照「…あっ!」
照「…これ、まだあったんだ」ナデナデ
咲「うん。またみんなで打てるようにって」
咲「お父さんは売ろうとしてたけどね」アハハ
照「…とっくに無くなってると思ってたよ」
照「なつかしいなぁ」
咲「…なんだか不思議だよね」
咲「あんなに毎日打ってたのに、今じゃ大会くらいしか一緒に打てないし」
照「…そうだね」
咲「挙げ句、私に妹はいません…だっけ?」
照「うっ…」
咲「私、傷ついたなー」
照「あ、アレはほら、マスコミとかに囲まれたら咲がかわいそうかなーって」アタフタ
咲「えーん…」グスグス
照「ごめんって!」
咲「え?なんでも言うこと聞いてくれるの?」
照「言ってません」
咲「ぶー」
照「ゲーム無いし」
咲「だねー捨てちゃったのかな」
照「ま、いっか。他の事しよ」
照「…昼寝とか」
咲「それ1人でもできるよー」
照「でも2人でできることって少なくない?」
咲「む…そう言われると…」
照「…キャッチボールとか」
咲「却下!そもそも私たちできないでしょ」
照「だなぁ」
咲「もう考えるのやめてゴロゴロするー」ゴロゴロ
照「お供するー」ゴロゴロ
ごめんなさい…今日はストップです
変な時間に起きたので眠い…
予定では明日照を終わらせて、深夜に安価をお願いしようかと思います
それでは、お付き合いありがとうございましたー
追伸
そういえばレジェンドもいましたね…
照「咲ー」
咲「ん?何?」
照「呼んだだけー」ニヘラ
咲「…もう!」
照「咲ー」
咲「…」
照「ねぇ咲ー!」
咲「…」
照「お腹すいたー!」グー
咲「えっ!?プリン食べたよね?」
照「別腹へ消え去った…」グー
咲「…じゃあご飯作ろっか」
咲「お姉ちゃん料理できたっけ?」
照「…」
照「…お湯なら…お湯なら沸かせられます」(震え声)
咲「あっ…」
咲「じゃあ私が作るねー」
照(咲の手料理prpr)
照「じゃなくて!」
咲「!?」
照「私も手伝います」
咲「えっ…?」
咲「でもお湯しか沸かせないんじゃ…」
照「皮剥きくらいできます」
咲「でもお姉ちゃんに包丁持たせるの怖いなぁ…」
照「…ピーラーで」
咲「…なるほど」
咲「じゃあせっかくだからお願いしようかな」
照「おまかせあれ」
咲(お姉ちゃんと料理かー…嬉しいなー)
照(咲が手を怪我したら舐める)
キンクリ!
咲「どう?お姉ちゃん」
照「…おいしっ…おいしいよ…咲…」ポロポロ
咲(えっ…そんなに!?)
照「これならもうお嫁に出しても恥ずかしくないな…」
照「って、まだ早いぞ!!」
咲「いやそんな気まったくないから大丈夫だよ」
照「そんなこと言ってても、すぐ結婚しちゃうんだよ…」ウルウル
咲(私よりお姉ちゃんの方が早そうだけどね…)
照「…ところで咲」
咲「?」
照「好きな子とか…いるの?」
咲「!?」
咲「い、いないよー」ソラシ
照「咲…お姉ちゃんに嘘は通じません」
照「その反応…いるな?」
咲「いないってー!」
照「あれか…原村とかいう同級生か?」
咲「そりゃあ好きだけど…そういう意味じゃないよ」
照「じゃあ…あの須賀さんとこの子か?」
咲「ないない。ノーウェイノーウェイ」
照「…菫はダメだぞ?」
咲「違いますー」
照「…違う?」
咲「」
照「やっぱりいるんじゃないか!」
照(見つけ次第殺す)
照「わかった。じゃあヒントをください!」
咲「なんでそういう話になるかなー」
照「お願いします」ドゲザ
咲「何もそこまで…」
照「私にとっては大事なんだよ!」
咲(え…何それは…)
照「質問1!年齢は?」
咲「…答えるわけ無いでしょ!?」
照「じゃあ、下か、同じか、上か」
咲「…」ハァ
咲「上」
照「」
照(と、とりあえず原村は殺さなくていい…と)
照「質問2!」
咲「最後ね?」
照「やだ!」
咲「じゃあ私もやだ!」
照「うっ…わかったよ…」グスッ
照「それは…私も知っている人ですか?」
咲「…そうだよ」
照「やっぱり菫じゃないか殺す!」
咲「だから違…殺す!?」
照「あっ、なんでも無いです」
咲「…」ジー
照「…さ、さーてこの話は終わり!」
照「お腹一杯になったら眠たくなってきちゃったなー」ハハハ
咲「…」
咲「なんかそう言われると私も…」フアー
照「一緒にお昼寝しよっか」ニコッ
咲「もぅ…私、高校生だよ?」
咲「…するけど」ダキッ
照「」
照(やっぱり咲ちゃんナンバーワン!やっぱり咲ちゃんナンバーワン!m!y!n!g!さーきちゃん!)ハァハァ
咲(なんだろう…某球団にすごい申し訳ない…)
咲「なんか…すごい久しぶりだね」
照「うん。そうだね…昔はいっつもこんな感じだったのに」
咲「…」
照「…」
咲「お姉ちゃん」
照「?」
咲「もう…勝手にどこかへ行かないでね」ギュッ
照「…うん」ナデナデ
咲「…」グスッ
照「…」ナデナデ
・・・・・・・・
照(さてさて、咲ちゃんに好かれてるこの世でもっとも罪深く羨ましいやつはどいつだ?)
照(私の知り合いで、歳上か)
照(とりあえず菫じゃないなら…)
照(竹井か)
照(アイツなら有り得るな…純粋な咲ちゃんをたぶらかして…)
照(…今度会ったら問い詰めよう)
照(アイツだったら手加減はいらんな。本気で殺ろう)ギュルギュル
咲(…寝れん!)
・・・・・・・・・
咲「んー…」パチパチ
咲「…」ポケー
照「あ、起きた?」
咲「うん。おはよう、お姉ちゃん」
照「おはよ」
照「じゃあ私はそろそろ帰る支度するよ…」
咲「えっ!?もう行っちゃうの!?」
照「ごめんね…契約とかいろいろあるからさ…」
咲「そっか…」シュン
照「とりあえずお風呂は入ってから帰ろうと思うんだけど…」
照「一緒に入る?」
咲「…入る」
照「狭いよ?」
咲「入る」
照「ん」
カポーン
照「しかしアレだよね」
咲「?」
照「しばらく見ない間に咲、随分女の子らしくなったね」
咲「何それ」クスクス
照「いやいや。わりと本気でさ」
照「なんかこう…腰まわりがエロくなったというか…」
咲「…」ジー
照「…ごめん」
咲「ま、私も年頃の女の子ってことかな?」クスクス
照「まだ早い!!」
咲「えー…何が?」
照「…まだ早い」
ジャバーン
咲「ふいー…やっぱ2人だと狭いね」アハハ
照「昔はあんなに余裕あったのにな」クスクス
咲「…」
照「…」
咲「…ねぇ、お姉ちゃん」
照「ん?」
咲「次は…いつ帰ってくるの?」
照「…」
照「…わからない」
照「けど、すぐじゃない」
咲「…そっか」シュン
照「私はさ、決めてることがあるんだ」
咲「?」
照「何か目標に向かって頑張ってるときは、他の何かを犠牲にするって」
咲「…」
照「だから高校に入ったとき…甘えられないような制約をかけた」
照「咲には、長野の家族には会わないって」
咲「…」
照「それが結果的に咲を傷つけちゃったのは本当に申し訳ないと思ってる」
照「でも、どうしても私は強くならなきゃいけなかった…」
照「それがお母さんへの恩返しだから」
咲「…今回は?」
照「…」
照「私はトッププロになるよ」
照「それはさ、今までで一番キツいんだ」
照「だから…」
照「…また、咲には会えない」
照「咲だけじゃない。家族にも友達にも後輩にも…」
照「誰にも甘えられないようにするつもり」
照「それくらい難しいことだと思ってるから」
咲「どうしてそこまで…」
照「私はさ、才能がないんだよ」
咲「…そんなこと言ったら皆にボコボコにされちゃうよ」クスクス
照「…でも咲ならわかるでしょ」
照「私は生まれもって強いワケじゃないんだ」
咲「…」
照「…だから、なにかと引き換えで強くなろうって決めたの」
照「そしたら実際うまくいったし」
照「だから今回も…」
咲「…」
咲「…やだ」
照「…咲?」
咲「私のお姉ちゃんなら、そんなことしなくても強いハズだもん」
照「…」
咲「…だから、また会えなくなるなんて絶対ヤダ」
咲「ねえ。ずっと私の側にいてよ」
咲「もう…離れるの嫌だよ…」ポロポロ
コンマ判定
>>68
00〜24→大失敗
25〜49→失敗
50〜79→成功
80〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55→修羅場
おまかせあれ!
照「…ごめん。咲」
照「それだけはできないよ…」
照「…弱いお姉ちゃんでごめんね…」ポロポロ
咲「う…えっ…」グスグス
照「…っ」ズッ
照「でも大丈夫。咲のためなら私、頑張れるから」
照「そしたらさ、また、料理しようね」
照「咲がビックリするくらい美味しい料理作れるようになってるから」
照「ね?」
咲「…うん」
照「だから、咲も頑張って」
照「プロの舞台で待ってるから」
咲「…うん!」
照「咲…大好きだよ…」ギュッ
咲「私も…」ギュッ
咲、大失敗!!
※今後、照は選択できません
〜反省会〜
久「やっちゃった…」
咲「お姉ちゃん…」
久「…」
咲「…」
久「でもこれ、灼ちゃんも照さんも私たちもう選べないわよね…」
久「どうしましょ」
咲「どうしようも…無いですよ」ズーン
久「…ほら!シャキッとしなさい!」バン
咲「いてっ!」
久「照さんの事はしょうがないわよ…影で応援して、さっさとトップになってもらいましょ」
咲「…そうですね」
咲「深刻さで言ったら阿知賀も相当ですし」
久「アレはまずいわねぇ…」
久「現況が私たちってバレたら…ホントに殺されちゃうかも」
咲「…きっついですね」
久「うん…」
【今回までの結果】
咲6(絹恵、≪桃子≫、良子、宥、恭子、憧)
△和、小蒔、華菜、梢
×智葉、穏乃、灼、莉子、菫、照
久8(憩、豊音、一、≪霞≫、玄、≪ゆみ≫、≪エイスリン≫、もこ)
△怜、菫
×洋榎、憧、美穂子、照、春、宥、灼
久「なんかもう引くに引けないわ」
久「どこまでも堕ちてやろうじゃないの」
咲「できれば平和にいきたいんですけど…」
久「てなわけで、次、行くわよ」
咲「はい」
咲「今回は私からです※」
久「※」
※11/9の0時(11/8の日付が変わったら)から書き込みの早い順でお願いします
ルールは>>2です
それでは、お付き合いありがとうございましたー
いっけね、間違って前スレに投下しちまった……これは無効になるんですかね
キェェェェェェアァァァァァァテガスベッタァァァァァァァ!!!
咲「私はとりあえず和ちゃん攻略しときますね」
久「私は淡ちゃんと遊園地デートしてくるわね?」
咲「はぁ!?」
久「どうした?妬いちゃう?」ニヤニヤ
咲「…別に」プイッ
久「あー楽しみだわー。遊園地なんて久しぶりだわー」
咲「…」
咲「じゃ、先に出ますね」
久「ちょ…待ってよ!」
久「勝負が終わったら…スイーツ食べ歩きでも、遊園地でも、温泉旅行でもなんでも連れてってあげるって!」
久「だから機嫌直して?ね?」ヘコヘコ
咲「…」
咲「じゃ、それ全部で」ケロッ
久(…やられたー!)
咲「いってきまーす」クスクス
〜咲〜
咲「じゃ、とりあえず和ちゃん落とすか」
和「咲さーん!」
咲「あ、和ちゃん久しぶり!会いたかったよ!」ニッコリ
和「わ…私もです」//////
咲「それでその、考えてくれた?」
咲「私と付き合おうって話」
和「えっ…そんないきなり…」
コンマ判定(失敗ボーナス)
>>92
00〜19→大失敗
20〜34→失敗
35〜79→成功
80〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55→修羅場
おまかせあれ!
和「…私なんかでいいんですか?」
咲「もちろんだよ!」
和「それでは…よろしくお願いします」ウルウル
咲「うん!じゃ、そういうことで」
咲「またねー!」テクテク
和「はい!」
和「…ではなくてですね」ガシッ
咲「え」
和「せっかく付き合い始めるのですし…デートなどどうでしょう?」テレテレ
咲「あー…でも今日、部長に呼ばれてて…」
和「彼女と部長、どちらが大事ですか?」ギリギリ
咲「も、もちろん彼女です…」イタイ
和「じゃあ行きましょう」
咲「…はい」
咲(あぁ…今日は早く帰れると思ったのに…)
咲「ちなみに予定は?」
和「…ちょうど、たまたま、何故か、遊園地のチケットが2枚あります」
和「県外ですけど…移動費は私が持つので、行きましょう」
和「せっかくのチケットが無駄になってしまいます」
咲「あっ…はい」
咲(やっぱ和ちゃん怖いよ…)ブルブル
咲(なんでたまたまチケットがしかも2枚あるのさ…絶対確信犯でしょ)
咲(…犯されませんように!)
咲「って、んん!?」
和「どうしました?」
咲「あ…なんでもないよ」ニコッ
咲(遊園地ってまさか…)
〜久〜
久「んーと、淡ちゃんはーっと」
?「だーれだ!」メカクシ
久「うわっ!」
久「…淡ちゃん」
淡「さっすがヒサだね!正解!」
久「いや、わかるでしょ…」
淡「ううん!スミレもテルーも時々ミスるよ?」
久(やさしいのね…)ホロリ
久「で、淡ちゃん」
淡「淡でいいよー」
久「了解。淡は今日のデート遊園地でいいのよね?」
淡「もちろんだよー」
淡「デートとか照れるね!」
久「全然照れてないじゃない」ウリウリ
淡「バレタカー」
久「よっしゃ。じゃあ行きましょうか」
淡「おー!」
久「ちなみに淡は遊園地って最近行ったことある?」
淡「あるよー」
淡「詳しくは言えないけど、たしか安価取ってくれた人的にそういう設定だったハズ」
久「メタ発言は止めなさい」
久「ちなみに某お話とは本当にまったく関係ないからね。内容も書いてる人も」
淡「うおー!今日はとりあえず楽しむぞー!」
淡「今日はヒサ、帰さないからね!」
久「遊園地は閉まるわよー」クスクス
久(さーて、咲も和もうまくやったかしらねー?)
〜遊園地〜
咲「やっぱり…」
久「あれー?偶然ねー(棒)」
咲「嘘つかないでください(威圧)」
和「咲さんとデートのハズが…(絶望)」
淡「えっ…何これは」
久「よし、止めましょう」
久「たまたま咲と和もいることだし、今日はダブルデートってことで」
咲「…」ジー
和「…」ジー
淡「…遊園地…4人……うっ!…頭が……」
久「ま、何にせよ楽しみましょう!!」
咲(まったく…)
和(チケットをタダでくれたり、何かかったんですよね…)
和(こういうことですか…)
和「あれ?そういえば…」
咲「?」
和「咲さん、部長に呼ばれてるって言ってませんでしたか?」
咲「」
和「…その部長がここにいるんですが」
咲(ヘルプ!部長!)
久(調子がいいわねぇ)ハァ
久「咲には部室使用の更新を頼んでたのよ」
久「そういう仕事をまこにばっか頼むわけにも行かないし」
和「…はぁ」ジー
咲「」
和「ま、そういうことにしておきましょう」
咲(助かった…)
淡(私、空気だ)ショボーン
淡「うがー!」
咲「!?」
淡「存在まで淡くされてたまるかー!」
和(誰もそんなこと思ってないのに…)
淡「とりあえず、私、ジェットコースター乗りたい!」
久「あーいいわね」
咲「却下」
和「却下」
淡「え…なんで?」
咲「いや…だって…」モジモジ
咲「落ちたら死んじゃうし…」
久「んなもん全部そうじゃない」
和「それに、もしかしたらバーがうまく閉まらなくて…」
久「業界じゃその事に一番気を付けてるから大丈夫よ」
淡「そうだよ!じゃあレッツゴー!」
咲「うえぇ…」
・・・・・
淡「あー楽しかった!」
咲「う…」
久「大失敗?」サスサス
淡「…」
淡「うぅ…なんか私も…」ヨロヨロ
淡「ヒサー!さすってー!」
久「え?さっきまであんなに余裕だったのに?」
淡「うんー」
久「まったく…」サスサス
咲「…」
淡「…」ニヤ
咲「…」ゴッ
淡「…」ゴッ
久「何してんのよ…」
久「そういえば和は?」
咲「多分おトイレに」
久「…」
和「只今…戻りました…」ウプ
淡「つわり?」
和「…突っ込む気すら起きません」
久「とりあえず…次は緩めなのに乗りましょ?」
淡「えー!」ブー
久「…淡も気分悪いんじゃなかったの?」
淡「ヒサがさすってくれたから治ったー」スリスリ
久「ったく…調子いいわね」ナデナデ
咲「…」
和「では、アレなんかどうですか?」
久「…この年でメリーゴーランドはちょっと」
咲「私も…」
淡「キツいね…」
和「え…」
和「…もういいです」プイッ
久(咲、フォローしなさいよ)
咲(え?でも乗りたくないですもん)
久(そうだけど…)
淡「あ、じゃあ隣のあれにしない?」
和「コーヒーカップですか」
咲「そ、そうだね!あっちの方がゆっくりできるかも」
久「そうねー…あっちにしとく?」
和「まあ、私もアレなら…」
久(よくやった淡!!)
・・・・・・
淡「いくぞー!」グルグルグルグル
久「…え?」
久「ちょ…さすがに…やめ…うぷっ」
咲「…あっちじゃなくてよかった」
和「…同感です」
淡「そりゃー!」グルグルグル
久「」
咲「あっ…部長落ちた…」
和「南無…」
淡「あははは!!」
久「」ピクッピクッ
淡「楽しー!!」
咲「…私たちは私たちのペースでいこうね。何事も」ニッコリ
和「…そうですね」
久「…ひどい目にあった」ゲッソリ
淡「楽しかったー!」
咲「…お疲れさまです」
久「うん。疲れた…抱っこ」ギュー
和「何してるんですか!離れてください」バシッ
久「おぅ…」
淡「…」ムムム
淡「お腹減ったー!」
咲「え?もう?」
淡「減ったもんは減ったの!」
淡「あっちにフードコートあったから行こ。ね、ヒサ」
久「え…私、今なんか食べたら戻しちゃう…」
淡「大丈夫だって」
和「私たちも行きましょうか」
咲「そうだね…朝から何にも食べてなかったし」
淡「決まりだね!」
久「えー…」
淡「ちなみに私のおすすめはコレでーす!」
咲「臭いやつは勘弁だよ」
久「おいやめろ」
淡「遊園地名物ウィンナー!」
淡「長くてぇ…太いのぉ」トロン
和「ファッ!?」
咲「和ちゃんも大概だよね」
淡「これをこう…口いっぱいに頬張って…」
淡「ん…あっ…だめ…大きすぎるよぉ…」ジュブッジュブッ
淡「あん…服が汚れちゃうぅ…」ペロペロ
淡「とまあこんな風に」
咲「私、焼きそばでいいや」
和「私もそうします」
久「私はパスでー」
淡「聞けよ!!」
ダメだ…謎の疲労感&眠気に勝てないのでちょっと今日はストップです。ごめんなさい
体力落ちとんなぁ…
咲「おいしーね」
和「そうですね。雰囲気もあるでしょうが…」
和(咲さんかわいい咲さんかわいい)
咲(それにしても…)
久「うえー…」
咲「ちょっと部長。私たちのご飯食べてるんですけど」
久「ごめんなさい…でも…」ウルウル
咲「まったく…」サスサス
久「ありがと…咲…」
和「…」イライラ
淡「っ…」プルプル
淡「うがー!!」ガバッ
咲「!?」
淡「ヒサは私とデートしてるのー!」
淡「サッキーはそこのおっぱいピンクとイチャコラしててよー!!」ウワーン
久(そもそも誰のせいでこんなことに)ウエー
※昨日から誤字脱字がヤバイです…ごめんなさい。変なところは各自脳内補完でお願いします…
久「はいはいごめんね」ナデナデ
淡「うー…」
和「大体、咲さんも咲さんです!」
咲「え?」
和「私がいながら部長にばっかり…」
和「そんなに部長が好きなら私なんて放っておいて2人で楽しんでください!」プン
咲(はいそうしまーす!…とは言えないよなぁ)
咲「和ちゃん…ごめんね」ウルウル
咲「でも部長が心配だったから…」
和「…」
和「…でも、そんな誰にでも優しい咲さんも好きです」テレッ
咲(ちょろい)
久(ちょろい)
淡(ちょろい)
久「さて、そろそろ復活よー!」
淡「よかったー!」
和「ちょうどお昼も食べ終わりましたし…次はどこいきます?」
咲「あんまり動かないのがいいなぁ…部長みたいにはなりたくないし」
久「中に入ってる分あなたたちの方が悲惨よ…」ククク
淡「でもさぁ、ここって基本的に絶叫系かお子さま向けしかないよねぇ?」
和「そう言われてみれば確かに…」
淡「てなわけで、諦めて?」ニッコリ
咲「いやいやいや!淡ちゃんも食べてたよね?あの卑猥なやつ」
淡「わかってたんなら突っ込んでよ!」
淡「まあ私、絶叫系とか大丈夫だし」
咲「ぐぅ…」
久「くくく…実はこの遊園地にはとっておきのアトラクションがあるのよねぇ…」
咲「嫌な予感しかしない」
和「同意です」
淡「あ、それお化け屋敷のことでしょ?」
淡「なんでも、怖すぎて失禁する人が後を絶たないとか」
咲(それもうアトラクションとして成り立って無いんじゃ…)
久「よく知ってるわねー」
久「てなわけでレッツゴー!」
咲「無理です」キッパリ
和「行けません。死にます」キッパリ
淡「えー!なんでー!」
咲「こわい」
久「小学生並みの感想やめなさい」
和「私は咲さんと来てるんです!お二人が行きたいなら私たちは抜きでどうぞ」
淡「えー…それはそれでつまんないー」ブー
久「まったく…後輩がこんなんじゃ、後が思いやられるわー」
和「…」ピクッ
淡「その点、白糸台はテルーもスミレもいないけど磐石かなー」
咲「…」ゴゴゴ
和「いいでしょう」
咲「その勝負、受けます」ゴッ
久(別に勝負でもなんでもないんだけど…)
淡「よっし!じゃあ決まりだねー」
淡「ちなみに途中リタイアもあるみたいだから、負け犬はとっとと外に出ちゃおうねー漏らす前にねー」クックック
咲「上等」
和「そこまで言われて引くわけにはいきません」
久「んじゃ、行きましょうか。四人一組で入れるみたいだし」
淡「あー楽しみだなー。サッキーが失禁するの」
咲「冗談。淡ちゃんがしちゃったらトイレには連れていってあげるからね」ゴゴゴ
淡「はっ。どの口が」ゴゴゴ
久「仲良いわねー」
・・・・・・・
咲「」チーン
和「」チーン
淡「」チーン
久「…」
久「私以外全滅しおった…」
久(確かに怖いけど…気絶するとは)
久(淡ちゃんなんてあんな大口叩いてたくせに…)
久「…」ハァ
久「引きずっては行けないし、どうしたもんかしら」
??「あのー…」
久「」ビクッ!!
??「スタッフの者っすけど、もしかして…」
久(びっくりしたぁ…)
久「はい。身内が気絶して身動きが取れません」
??「了解っす。暗くて見えづらいとは思いますが、私に着いてきてくださいっす」
久(どっかで聞いたことある声ね…)
??「こっちっす」
久「ん。まぶしっ…」
??「では、私はこれで」
久「ありがとうございます」
??「いえいえ。あ、あと1つ」
久「?」
??「咲ちゃんは私のものっすよ」
??「精々、今のうちに楽しんでおくっす」スゥ…
久「っ!?」キョロキョロ
久「…」
久「…はぁ」
久「…安心しなさい。責任はとるから」
咲「ん…んん!?」
久「あ、やーっと起きた!」
咲「私…」
淡「あっはっは!やっぱり気絶したー!」
咲「っ…」カァァ
久「安心しなさい。私以外全滅だから」
淡「ちょ」
咲「なんだ…淡ちゃんも口ほどでも無かったんだね」
淡「なんだとー」
和「もう夜におトイレ行けません…」ガクガク
久(一番怖い目をみたのは私なんだけどね…)
久「さて…実はもう夕方なのよねー」
咲「えっ!?もう?」
久「だから、観覧車でも乗って今日はお開き…ってことでどうかしら」
淡「意義なーし!」
和「私も賛成です」
咲「そうですね…じゃあそれで」
久「ん。了解」
久「一応、私と淡。咲と和でいいわよね」
咲「まぁ…そうなりますよね」チラッ
淡「…」ニヤリ
咲「…」ゴゴゴ
・・・・・・・・
淡「見てー高ーい!!」キャッキャッ
久「はいはい。あんまり騒がないの」
淡「おお…ここからあの忌まわしいお化け屋敷が見える…死ね!」
久「八つ当たりは止めなさい」
淡「はーい!」クスクス
淡「…」
淡「ねぇ…ヒサ」
久「?」
淡「今日は…ありがとね」モジモジ
久「…どうしちゃったのよ急に」
淡「私さ、麻雀ばっかでこういうとこ来たことなかったし…」
淡「一緒に来てくれるような人もいなかったし」
淡「だからさ、嬉しくて…楽しくて…」ウルウル
久「…」
久「バカね」ギュッ
久「私でよければ、いつだって連れてきてあげるわよ」
淡「…ホント?」
久「うん。約束する」
淡「そっか…じゃあさ…」
コンマ判定
>>124
00〜29→大失敗
30〜69→失敗
70〜89→成功
90〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55→修羅場
おまかせ荒れ!
淡「私と…」
ガタン!!
ヴィーヴィー!!
淡「え?あ?何!?」
久「これは…」
ピンポンパンポーン
??「お客様にお知らせするっす」
??「密室なのをいいことにそういうことをしようとするのはやめてくださいっす」
??「次やらかしたらお前のその胸でハム作ってやるから覚悟するっす」
??「では」
ピンポンパンポーン
久「あいつら…」
淡(えっ何この遊園地…怖い)
久「そういえば何を…」
淡「…」
淡「なんでもない!」
久(あっちゃー…)
淡「それより、約束忘れないでよ?」
久「?」
淡「また…連れてきてね」
淡「あ、今度は二人だけで」
久「…はいはい」
淡「えへへ!」
久、失敗!!
〜反省会〜
咲「危なかった…犯されるところだった…」ガタガタ
久「…よかったわね」
久(おかげで私は失敗したけど…)
咲「もう和ちゃんと密室では二人っきりにならない。絶対」ブルブル
久「…あの子、思ってた以上に危ないわね」
咲「はい…」
久「ま、それよりヤバい子もいるみたいだけど…」
咲「?」
久(気づいてないのか)
久「知らぬが仏って、ね」
咲「どうしたんですか?」
久「気にしなくていいわよー」
【今回までの結果】
咲7(絹恵、≪桃子≫、良子、宥、恭子、憧、和)
△小蒔、華菜、梢
×智葉、穏乃、灼、莉子、菫、照
久8(憩、豊音、一、≪霞≫、玄、≪ゆみ≫、≪エイスリン≫、もこ)
△怜、菫、淡
×洋榎、憧、美穂子、照、春、宥、灼
久「さてさて次よー」
咲「射程に入った的は逃しません」ドヤァ
久「…言ってなさい」
咲「でも…ホントにもうすぐ終わりですね」
久「そうねー」
久「今までの頑張りを無駄にしないためにも、私は勝つわよ?」
咲「私だって、負けません」
久「うむ。受けてたつ」
久「今回はわたしからね※」
咲「※」
11/13の22:00〜書き込みの早い順でこのスレにお願いします
ルールは>>2です
前にも書いたのですが誤字脱字がヤバいです…ごめんなさい
それでは、お付き合いありがとうございましたー
※超スローペース&いつ寝落ちするかわからない状態ですが、明日からまた投下できそうにないので行けるとこまで行きます
久「私は穏乃ちゃんのカウンセリングに行ってくるわ」
咲「私は福路さんを真人間にしてきます」
久「当人がクズなのに…」
咲「あなたにだけは言われたくない」
久「ちょ」
咲「ま、私の手にかかればどんな病人でもイチコロですよ」ブイ
久「…」
久「…気を付けるのよ」
咲「はいはい」
咲「むしろ部長こそミスらないでくださいよ?」
咲「ただでさえ阿知賀は壊滅気味なんですから」
久「…善処します」
咲「それじゃ、私はそろそろ行きますね」
久「はいよー。私も準備しないと…」
咲「…ホント、頼みますよ?」
久「…おまかせあれ」
〜久〜
久「さてさて、正念場…って感じかしら」
久「もともと阿知賀は玄しか頼れないし…」
久「憧とラブラブしてた時期が懐かしいわー」ホロリ
玄「お待たせしましたー!」トテテテ
久「ううん。今来たとこだから」
玄「ならよかったです」
玄「ところで今日はどういったご用件で…」
久「玄に会いに来た…って言いたいんだけどねー」ハハハ
久「ちょっとそういうわけにもいかなくて」
玄「?」
久「単刀直入に言うわ」
久「穏乃ちゃんに会わせてもらえない?」
玄「えっ…」
玄「…」
久「…言葉を変えるわね」
久「穏乃ちゃんは、どこにいるのかしら」
玄「…言えません」
久「言えない?」
玄「…久さん相手でも言えません」
久「なんで、って聞いても無駄よね」
玄「ごめんなさい」
久「…」
玄「…」
久「知ってるわよ?今、彼女がどういう状態なのかは」
久「そのうえで、力になれたら…って思っているんだけど」
玄「…ダメです」
久「…何か理由があるみたいね?」
玄「言えません」
久(ちっ…めんどくさいわね)
久「わかった。ホントはこれだけは言いたくなかったんだけど…」
玄「?」
久「穏乃ちゃんがそんな風になっちゃった原因…私に関係ある子でしょ」
玄「えっ!?」
久「だから私には会わせられない…違う?」
玄「…」
玄「…違う…ような違わないような…」
久「?」
玄「多分、久さんは重大な勘違いをしてるんじゃないかと…」
久「は!?」
玄「なら私も1つ」
玄「咲ちゃんじゃないですよ?」
久「」
玄「ふぅむ…なるほどなるほど、なるほどー」
玄「…これは、お話しする必要がありそうですね」
玄「わかりました」
玄「久さんを信用して、そして新たな誤解を生むことの無いように…説明します」
久「う…うん」
玄「穏乃ちゃんは…強姦未遂にあったんです」
久「ふぇ?」
久(それが咲なんじゃないの?)
玄「おそらく、直前に会っていた咲ちゃんが何らかの原因…と思っての今回の訪問かと思いますが」
玄「咲ちゃんがその犯人ということはあり得ないのです」
久「…こんなこと言うべきじゃないのはわかってるけど、どっちにしろ咲は怪しいんじゃ…」
玄「…」フルフル
玄「その時…咲ちゃんは私といたんです」
玄「随分落ち込んだ様子だったので、心配になって一緒に駅まで…」
久「…なるほど」
玄「ただし、1つわからないこともあります」
久「?」
玄「なぜ、穏乃ちゃんは私たちに何の断りもいれずに帰ったのか」
玄「それについて咲ちゃんが何かしら関係してるのは明らかですが…」
玄「…まあ、私もそこはお察しということで」ニッコリ
久「…」
久「私、勘違いしてた」
玄「?」
久「怒らないでね?」
久「玄ってもっとこう…頭が弱いものかと…」
玄「…まあ、ですよね」ズーン
久「ごめんね…」
玄「なんとなーく、なんとなーくはわかっていたのです」
玄「でも…」ズズーン
久「…」
久「ま、それはさておき」
玄「えー!?」ガビン
久「そのこと、知ってるのは他に誰?」
玄「…」
玄「赤土さんとお姉ちゃんだけです」
久「えっ…憧ちゃんとか灼ちゃんは…」
玄「…誰が犯人かわからない以上、話はできませんでした」
久「…それはそれは」
玄「ただ、灼ちゃんには話を聞かれてしまったようで…」
玄「それで…傷つけてしまったかも」
久(なるほど…)
久「…あのさ」
玄「?」
久「やっぱり穏乃ちゃんに会わせてもらえないかな?」
玄「でも…いきなりはやはり…」
久「…私もさ、あるんだ」
玄「え?」
久「…そういう経験」
久(襲う方だけどね)
玄「それは…」
久「だからさ、多分、わかりあえる部分てあると思うの」
玄「…」
久「ね?」
玄「…」
玄「赤土さんに聞いてみます」
久「…わかった。別に焦ってる訳じゃないし」
玄「返事がもらえ次第、案内しますね」
久「…ありがと」
久「あと…さ」
玄「?」
久「宥さんには内緒にしてもらってもいいかな?」
玄「どうしてですか?」
久「…なるべく、私が絡んだことは秘密にしておきたいかなーって」
久「もともとは咲の潔白を証明しようと思って奈良に来たのよ。もちろんあの子には内緒で」
久「なんていうか…咲にばれたら恥ずかしいじゃない?宥さん、仲いいみたいだからさ」ハハ
玄「…了解です」ニコッ
久「じゃ、お願いね?奈良には滞在してるからさ」
玄「おまかせあれ!」
意識が…
ストップします。ごめんなさい
生きるんて、つらいなぁ
・・・・・・・
赤土「おい玄…ホントに信用できるのか?」ボソッ
玄「大丈夫です」ボソ
久(…そうなるわよねぇ)
赤土「…まあ、かわいい教え子のためか!」
赤土「私は赤土。一応、阿知賀の監督…みたいなことしてた」
赤土「あなたは確か清澄の…」
久「竹井です」
赤土「おっけー」
赤土「…話は、知ってるんだよね?」
久「…はい」
久「私に何ができるかはわかりませんが…できる限りは力になりたいと思います」
赤土「わかった。ありがとう」
晴絵(赤土)「でも、やっぱり最初は私たちと一緒に来てもらうよ?」
晴絵「でないとシズが怖がるからね」
久「もちろんです」
晴絵「もちろん竹井が無害だってことはしっかり説明するから安心してな」
玄「私も手伝いますので!」
久「…ありがとうございます」
晴絵「あと、わかってるとは思うけどシズに触ったりするのは禁止な」
晴絵「フラッシュバックする危険もあるから」
久「…了解です」
玄「では、行きましょう」
玄「穏乃ちゃーん!来たよー」ガラガラ
穏乃「玄さん!赤土さん!こんにち…」ハッ
穏乃「そ、その人は…?」ブルブル
晴絵「清澄の竹井さん。知ってるだろ?」
久「清澄で中堅やってた竹井よ。よろしくね」
穏乃「よ…よろしくお願いします」ブルブル
久(こりゃ酷いな…)
玄「久さんはね、とってもいい人なんだよ?」
玄「やさしいしかっこいい!」
玄「だから…穏乃ちゃんとも友達になれると思うな!」
穏乃「友達…」
穏乃「私はもう…阿知賀のみんな以外の友達はいらないよ」
晴絵「おいシズ!なんてこと…」
久「いいんです。気にしないでください」
穏乃「それに…」
久「?」
穏乃「この人、いろんな女の人の匂いがする」
久「!?」
玄「!?」
晴絵「こら!いい加減にしろ!」
晴絵「ごめんな…」
久「い、いえいえ」
久(マジかぁ…)
玄「久さん…あとでお話をば」
久「はい…」
晴絵「とにかく…この人は大丈夫だ。私が言うんだから間違いない」
久(間違ってるんだよなぁ)
穏乃「…はぁ」
穏乃「で、具体的に何をしに来たんですか?」
玄「穏乃ちゃんとお話してもらおうと思って」
穏乃「お話って…別に私は…」
玄「…私たちは席を外すから、ここから先は二人で、ね?」
晴絵「そういうことだ」
穏乃「え?な、なんで!?」
穏乃「嫌ですよ!知らない人と二人きりなんて…」
晴絵「大丈夫。なんかあったらすぐ駆けつける」
玄「私たちを信用して。ね?」
穏乃「で、でも…」
久「わかった…じゃあ、私があなたを襲わないって事を証明できればいいのね?」
穏乃「べ、別に…」
久「玄。私の両手、縛って?」
玄「え!?」
穏乃「!?」
久「そうすれば、安心でしょ?」ニッコリ
穏乃「え?あ、はい…」
玄「でも、そんなことしなくても…」
久「いいから。ほら、早く」
玄「う、うぅ…」
晴絵「紐ならここに」
玄(え?準備できてるの!?)
玄「し、失礼しまーす」ギュー
久「んっ…」
玄「…」ドキドキ
久「…よし、動けない」ギシギシ
穏乃「ホントにそこまでして…」
久「じゃ、お話ししましょ?」ニコッ
穏乃「…」
久「申し訳ないんですけど、お二人には…」
晴絵「…わかってる。頼んだよ」
玄「おまかせします!」
久「はい」
ガラガラ
久「さて、二人っきりね」クスクス
穏乃「…私に何をする気ですか」
久「なんもしないってー」
久「ただ、ちょっと私の話に付き合ってもらえるかな?」
穏乃「嫌だって言っても…無駄ですよね」
久「ま、そうよねぇ」ククク
穏乃「…」
久「…」
久「私もさ、部活帰りに襲われたことがあるのよ」
穏乃「…え?」
久「いきなりの事で何がなんだかわからなかったんだけど…」
久「長野の田舎だから人通りも少なくてね…助けも呼べないし、茂みに押し倒されてそのまま」
穏乃「…」
久「ただただ怖くて必死に抵抗したんだけどねー…相手のが一枚上手、みたいな」
久「顔くらい拝んでやろうと思ったら、マスクだ帽子だでさっぱりわからないわけ」
久「んで抵抗むなしく…ってね」
穏乃「…」
穏乃「なんでそんな話…」
久「…この話さ、続きがあるのよ」
穏乃「?」
久「んなことがあったもんで私、人間不振になっちゃったのね」
穏乃「…そうなりますよね」
久「あ、これ1年生の時の話なんだけど」
久「私…そのころに両親が離婚したりして頼れる人もいなかったのよ」
久「…そんな環境だからさ、もう誰も信用できないわけ」
穏乃「…」
久「でも、部活のみんなだけは違った」
久「特に優しくて頼りになる先輩がいてね。その人にはよく相談したりご飯奢ってもらったりしてたわ」
久「…だから、私はちょっとずつだけど前に進めたの」
穏乃「…つまり、私も誰かに甘えたり助けを求めたりたりしろってことですか?」
久「ううん。この話、まだ続くの」
久「それでもある日、不安から来る寝不足で…誰もいなかったから部室で寝ちゃったの」
穏乃「…」
久「そしたら、なんか変な感じがするわけ。口から体から」
久「慌てて起きてみたら…私、裸なのね」
久「しかも動けないと思ったらその先輩が私に…」ブルッ
久「…ご、ごめん」
久(思い出しちゃった…あの時…)ゾクゾクッ
久「でさ、気づいちゃったのよ」
久「あぁ…あの時もこの人だったんだって」
久「そしたらもうさ、悔しいとか悲しいとかじゃなくて…真っ白になっちゃうのよ。何もかも」
久「すごく冷静なのね。んで、どうやってこいつをこr」
穏乃「も…もういいですよ!」
穏乃「もう…言わないで…」ポロポロ
久「穏乃ちゃん…」
穏乃「私…甘かった」
穏乃「こんな目にあってるのが自分だけで、他の人はのうのうと生きているのが許せなかった!」
穏乃「でも…違う…」
久「…そうね。あなただけが辛い思いをしてる訳じゃないわ」
穏乃「…はい」グスグス
久「それに、逆恨みは一番ダメね」
久「麻雀やってるならわかるでしょ?勝つ人がいれば、負ける人もいる」
久「それを他人のせいにするのはお門違いってやつよ」
穏乃「はい…その通りです…」
久「んじゃ、余計なことをもう1つ」
穏乃「?」
久「辛いなら思いっきり他人に甘えなさい。但し、本当に信頼できる人にね」
久「起きたことを忘れろとは言わないわ。でもね、逃げちゃいけないの」
久「立ち向かって、抵抗して、乗り越えるの」
久「私たちにはそれができるわ。人間だもの」ニッコリ
穏乃「…はいっ!」
久「一回地獄を見た人間は強いのよ?あなたも、強くなれるわ」
穏乃「強く…」
久「そ。それに…」
久「レ○プから始まる深〜いつながりもあるのよ?」
久(ね、咲ちゃん)ニタァ
穏乃「それは…遠慮したいですけど」
久「ま、それは冗談だけど」
久「どう?少しは元気出た?」
穏乃「…はい」
穏乃「ちょっとだけ…先に進めた気がします」
久「うん。焦っちゃだめよ」
久「少しずつ、頑張っていきましょう」
穏乃「はい!」
久(うーん、でもなんかまだ弱いのよねぇ…)
久(…)
久「そうだ!」
穏乃「?」
久「手、繋ごっか」
穏乃「えっ!?」ドキッ
久「まず第一歩。私ともっと仲良くなりましょ」
穏乃「でも竹井さん…手を結んじゃってますよね?」
久「うん。だから…」
久「私のこと信用できるなら…ほどいてほしいな」
穏乃「…」
コンマ判定
>>186
00〜29→大失敗
30〜69→失敗
70〜89→成功
90〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55→修羅場
おまかせあれ!
穏乃「…わかりました」
穏乃「ほどきます!」
久「穏乃ちゃん…」
穏乃「私のために長野からここまで来てくれたんですよね?」
穏乃「私のために自分の辛い過去も話してくれたんですよね?」
穏乃「そんな人を…信用できないわけがない!」
穏乃「おりゃー!」シュルシュル
久「穏乃ちゃん…」
久「ありがとう」ギュッ
穏乃「…」
穏乃「…やっぱり。竹井さんと手を繋ぐの、嫌じゃないです」
久「…よかった」
あっ…ごめんなさい
新しいコンマにしてから対応する人を逆転(00→99,11→88みたいに)してるので…荒川先生です
穏乃「久さんの手…あったかい」
久「…」
久「…ねえ、穏乃ちゃん」
穏乃「?」
久「私さ…好きになっちゃったかも」
穏乃「何がです?」
久「あなたのこと」
穏乃「」
穏乃「え?ええええ!?」
久「同じような境遇だし…」
久「ね、今のあなたにこんなこと言うのは間違いかもしれないけど…」
久「好きよ。私と付き合わない?」
穏乃「えっ…で、でもぉ…」モジモジ
久「…無理にとは言わないわ。考えてくれるだけでいいの」キリッ
穏乃「えっ…ええー…」
穏乃「じゃ、じゃあ…」
憩「おいコラァ!」
久「!?」ビクッ
穏乃「!?」ガタッ
憩「黙って聞いてれば…あぁ!?」
憩「どこの世の中にツレ放っといて病人口説くアホがおるんじゃ!!」
憩「なんかゆうてみぃ!コラ!」
久「」
久「え…ええっとー」
穏乃「ひ、久さん…?」
久「…」ダラダラ
コンマ判定
>>198
00〜69→大失敗
70〜89→失敗
90〜99→成功
ここで大失敗引いたら阿知賀勢終わりだよな……
しかもセットが憩ちゃんとかいう最悪の組み合わせだし……
久「あれー荒川先生。代わらずお綺麗で…」
憩「やかましいわ!ボケ!」
憩「ふざけんなよコラァ!!」
久「」
穏乃「あ、あのー」
穏乃「つまり…?」
憩「あ、ごめんなぁ」
憩「そこのアホがウチと恋仲なんに患者さんに手ぇ出そうとしとったから…」
憩「…あ」
穏乃「」
穏乃「つまり…私は…遊ばれた…?」
穏乃「そんな…久さんは信用できるって…」
穏乃「え…嘘…うそ…うそうそうそうそうそ」
穏乃「あ、ああああああああああ」ガタガタ
久「」
憩「お、落ち着いて!」
穏乃「うわああああああああああああ!!!」バタンバタン
憩「くっそ…先生ぇ!はよきてぇー!」オサエ
穏乃「うがぁぁぁぁぁ!!」バキッ
久「いたっ!」ドサッ
憩「ついでにウチも!」ゲシッ
久「ちょっ」ドスッ
憩「二度とウチの前にそのツラ見せんや!!」
久「」
久「…帰ろ」トボトボ
久、大失敗!!
※今後、穏乃は選択できません
※今後、久では憩を選択できません
〜咲〜
咲「さてさて、相も変わらず福路さんは病院かぁ」
ワー!!
ストップー!!
チョッヤメッ!!
ナニゴトー!?
オマカセア…ギャー!!
クロガヤラレター!!
クソー!!
ウガァー!!
咲「…なーんか騒がしい人たちがいるけど放っておこう」
咲「病院で騒ぐとかマナー悪いなぁ」
華菜「じゃーん!」
咲「げ」
華菜「げってなんだよー」
咲「うげ」
華菜「…いくらなんでも泣くぞ?」
咲「…私、福路さんに会いたいなー」ニッコリ
華菜「それはできない相談だな」
華菜「悪いけど、キャプテンには会わせられないし!」
咲(めんどくさい…また麻雀楽しませるか)ゴッ
美穂子「あれ?あなたは清澄の…」
咲「あっ…福路さんこんにちは」ニコッ
美穂子「はい、こんにちは」ニッコリ
美穂子「ところで華菜?」
美穂子「どうして私に会わせられないの?」
華菜「そ…そんな馬鹿な…」
華菜「病院の奥深く、監視の目がめちゃくちゃ厳しい集中治療特化室にいたはずじゃ…」
美穂子「なぜか皆さん慌てて他の部屋に行ってしまったので…」
美穂子「出てきちゃいました」テヘッ
華菜「おいいい!!何やってんだよ病院側ぁ!!」
プルルルルルル
華菜「」
華菜「…もしもし」
イケダァ!!
華菜「は…はいいい!」
咲「福路さん!」
美穂子「?」
咲「せっかくなので、お茶でもしませんか?」
美穂子「あ、いいですね」ポン
美穂子「久しぶりのお日様も気持ちいいですし」
美穂子「素敵な休日になりそうです」ニコニコ
咲「それはよかった!」
咲(あっ…この人ガチでヤバイ系のやつだ)
咲(私の危険察知レーダーがマックスに反応してるし)ゴッゴッゴッ
咲(…生きて帰れますように)
咲「…それじゃ、行きましょうか」
美穂子「はい♪」
華菜「あっ…はい…」
華菜「でも大丈夫ですんで。ホント」
華菜「実際、キャプテンは私の目の前に…」
華菜「いねぇ!?」
華菜「あっ…はい…心配ないです…はい」
華菜「見つけ次第、連れて帰りますので」
華菜「はい。それでは」ガチャッ
華菜「…」
華菜「…またこのパターンかよぉ」ガックシ
華菜「くっそ…なんでこう毎度毎度貧乏クジ引くかなぁ…」
華菜「…」
華菜「いや、へこたれててもしょうがない」
華菜「華菜ちゃん、頑張るし!」
咲(ん?)
ごめんなさい…ミスりました
リングーニーイーナズマハシリー
咲(ん?ジェロニモから電話?)
咲(どうせ福路さん連れて帰るとかだろうからシカト安定かな)
美穂子「あら?咲さんから歌が…」
咲「あっ…気にしないでください」
美穂子「わかりました」ニコッ
咲「ところで福路さんは何か好きな食べ物とかってあります?」
美穂子「うーん…なんでも好きですねぇ」
美穂子「何より、好きな人と食べれればそれで幸せです」
咲「おお…それはそれは…」
咲(…怖っ)
華菜「…」プルルルル
華菜「…出ろよぉ!!」ウワーン
ごめんなさい!ストップです
続きは今日の夕方〜夜頃に終わらせて、ターゲットの安価をちょうど今から24時間後くらいにお願いすることになると思います
…やっぱクロチャーってすげぇわ
それでは、お付き合いありがとうございましたー
咲「それじゃあ私のお勧めの喫茶店があるんですけど、そこでどうですか?」
咲「紅茶がとってもおいしいんですよ!」
美穂子「それはそれは…是非」ニコッ
咲「あ、じゃあこっちなんで…行きましょうか」
美穂子「はい」テクテク
咲(…こうしてれば普通の人なんだけどなぁ)
華菜「くっそ宮永のやつ着拒しやがった…」
華菜(あいつ気づいてんのか?今の状況がどれくらい危険か…)
華菜「…あー!もう!」
華菜「私は知らないかんなー!!」
カランカラン
イラッシャイマセー
咲(相変わらず店員が可愛いよ)ジュルリ
美穂子「わぁ!おしゃれなお店ですね!」
咲「ですよね!…あ、2人禁煙で」
カシコマリー
咲「ささ、行きましょ」
美穂子「はい!」
キャップ「今度、上埜さんにも教えてあげなくっちゃ」ボソッ
咲「っ!?」
咲(今の…)
美穂子「どうかしましたか?」ニッコリ
咲「…いえ、何でもないです」
咲(これはちょーっと骨が折れるかもなぁ)
オマタセシマシター
美穂子「わぁ!おいしそう」
咲「ですね!いただきまーす」ハム
咲「うーん…おいしい!」パァ
美穂子「本当…思っていたよりもはるかにおいしいです!」
キャップ「これなら上埜さんも…」フフフ
咲「…」
咲「福路さんは…」
美穂子「?」
咲「……ごめんなさい。甘いものって好きですか?」
美穂子「はい!大好きですよ?」
咲「…そうですか。ならよかったです」ニッコリ
咲(なんだろう…これを聞いたら終わりそうな気がする)
咲(好きな人とかいますかって)
美穂子「じゃあ、私からも質問です」
咲「?」
美穂子「今日はどうして私を誘ってくれたんですか?」
咲「…」
咲「…長野の県大会。私はあなたに勝てる気がしなかった」
咲「もちろん一回も打ってないんですけど、対局を見てたらそんな気がして」
美穂子「…」
咲「だから…どんな人か気になっちゃったんです」
咲「お姉ちゃんみたいに圧倒的に…ってわけじゃなくて…」
咲「なんていうか…静かに勝っていく人って、どんな人なのかなぁって」
美穂子「…私は、私です」
美穂子「私が打ちたいように打って、考えて考えて…」
美穂子「その結果が、私の打ち筋です」
美穂子「結局は、自分のやりたいようにやってきただけなんです」
美穂子「麻雀も人生も」
咲「…わかりました」
咲「ありがとうございます」
美穂子「いえいえ。何の参考にもならなくてすみません」
咲「いえ、1つだけわかりましたから」
美穂子「?」
咲「あなた、結構人間くさいんですね」ニヤリ
美穂子「…もちろん。人間ですから」ニッコリ
咲「んじゃあ、それがわかったところで女子高生っぽい会話をば」
美穂子「?」
咲「恋バナなんか、どうでしょう」ニヤリ
美穂子「…」
美穂子「こいばな?」
咲「好きな人の話とかですよ」
美穂子「…なるほど」
咲「ここで話したことは他言無用、かつ、相手の邪魔は無しってことで」
美穂子「もちろんです」ニッコリ
咲「じゃあ私から」
美穂子「はい」ニコニコ
咲「私、竹井部長のことが好きなんです」テレ
美穂子「…」
キャップ「は?」ゴッ
キャップ「あのー上埜さんは私と結ばれる運命にあってですね」
キャップ「申し訳ないんですけど他の方が入り込む余地なんてこれっぽっちもないというか」
キャップ「そもそも上埜さんが私以外を選ぶなんてSOA」
キャップ「私たちは毎晩のように愛し合い、常日頃から離れる事なんてないわけで」
キャップ「つい先日もこれから生まれてくる子供の名前を二人で考えたりですね」
キャップ「次の子供のためにそういうこともしているわけですよ」
キャップ「そんな状態の私たちにですね、横槍を入れないでほしいといいますか」
キャップ「あなたを選ぶなんてこと上埜さんに限ってあり得ないわけですよ」
キャップ「わかりますか?」
咲「…」カッチーン
咲「でも、部長…私にそういうことしてきましたよ?」
キャップ「?」
咲「私、そういえば初めては部長でした」
キャップ「????」
咲「思い出すだけでも最悪ですけどね、仕方ないですよね事実ですし」
キャップ「え?ええ??」
咲「てか昨日だって私と一緒でしたし」
咲「ここんとこ毎日会ってますし」
咲「てかあんた隔離されてたんだから会えるわけないでしょ」
咲「いい加減現実見たらどうですか?」
咲「このキチガイ」
キャップ「…かわいそうに」
咲「どっちがでしょうね」
ゴゴゴゴゴゴゴ
咲「場所、変えましょうか」
キャップ「ですね」
店員A「今日ばっかりは羨ましくない」
店員B「だな」
・・・・・・・・・・・
咲「んじゃ、おもいっきり話し合いましょうか」ニッコリ
キャップ「そうですね…でも…」
キャップ「私、武力行使も嫌いじゃないですよ?」スッ
咲「は?」
キャップ「あなたをミンチにして…ハンバーグでも作りましょうか」
キャップ「上埜さん喜んでくれるかしら」ウットリ
咲「…刃物は反則でしょー」
咲「まいったなぁ」
咲「てなわけで!ジェロニモ!」
華菜「違うし!」
キャップ「華菜…あなたも敵なの?」
華菜「違いますよキャプテン…私はいつまでもあなたの味方です」
華菜「ただし、優しくてかっこよくておせっかいな福路美穂子のね!」
華菜「お前みたいなキチガイ野郎とは永遠におさらばだし!」
キャップ「あ、そう」
咲「流石です池田さん!」
華菜「もう遅ぇよ」
キャップ「できれば華菜だけは見逃してあげたかったけど…残念」
華菜「こっちのセリフだし!」
華菜「できればキャプテンには傷一つつけたくなかった」
咲「てか、グダグダうるさいですよー」
咲「さっさと来るなら来てください。寝ちゃいますよ?」
キャップ「心配しなくても寝れるわよ?永遠にね!」ブン
華菜「あぶね!!ちょっ!!キャプテンガチだし!!」
咲「そりゃあんだけ煽ったらねぇ」
咲「ま、もともとジェロニモには期待してないし…」
華菜「えー!?」
咲「てなわけで頼みましたよー」
久「ん。任された」
キャップ「上埜さん!」
久「や、美穂子。会いたかったわよー」
キャップ「私もです上埜さん」
キャップ「さあ、二人の愛を邪魔する輩を滅してしまいましょう!」
久「その前にね、美穂子。1つ言わなきゃいけないことがあるの」
キャップ「なんですか?上埜s…」バリバリ
キャップ「…え?」ドサッ
久「私、竹井なのよねぇ」
華菜「スタンガン!?」
咲「護身用で持ち歩いてたみたいですよ…前回あんなことがあってから」
久「んじゃ、さっさと運んで」
咲「あいあいさー」
華菜「」ポカーン
久「あとはまかせたわよー」
咲「おまかせあれ」
美穂子「んっ…ここは?」
華菜「病院ですよ。キャプテン」
美穂子「そう…」
美穂子「ねぇ、華菜」
華菜「?」
美穂子「わたし、ワガママかなぁ」
華菜「…」
華菜「ワガママですね」
美穂子「…そっか」
咲「…起きました?」
美穂子「…」
コンマ判定
>>238
00〜29→大失敗
30〜64→失敗
65〜89→成功
90〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55,44→修羅場
おまかせあれ!
憧ちゃんになんか恨みでもあるんですかねぇ(震え声)
ちょっと予定がずれ込む&予想外の事態が起こったのでストップさせてください…すみません
ただ、昨日言っちゃってたので安価※だけは出しておきます
※11/20の0:00(今日の日付が変わったら)から書き込みの早い順でお願いします
ルールは>>2です
…それでは、お付き合いありがとうございましたー
行けるところまでいきますー
修羅場の判定ですが、成功なら二人ともセーフです
ただし大成功はありません…ごめんなさい
美穂子「咲さん…」
咲「…記憶はありますか?」
美穂子「…所々抜けてはいますが、大体は」
咲「そうですか…」
咲「…」
美穂子「…」
華菜「…」
華菜(気まずいから部屋から出るし)ガラガラ
咲(ナイス!)
咲「あのー…」
美穂子「?」
咲「あれ、冗談ですからね?」
美穂子「え?」
咲「私が、部長を好きだっての」
美穂子「…私はもう大丈夫です」
美穂子「だから、そんな嘘…吐かないでください」ポロポロ
咲「…」
美穂子「ホントはわかってたんです」
美穂子「私なんかじゃ、久さんには釣り合わないって」
咲「そんなこと…」
美穂子「…」フルフル
美穂子「それに…」
咲「?」
美穂子「あなたには、勝てそうにありません」
咲「…」
美穂子「私は、新しい恋を探すことにします」
美穂子「こんなに迷惑をかけて、久さんに会わせる顔も無いですから」ハハハ
咲「…」
咲「…なら」
美穂子「?」
咲「私と恋…しませんか?」
美穂子「え!?」
咲「…こんなこと言っても信じてもらえないでしょうけど」
咲「私、あなたのことが好きだったんです」
美穂子「」
咲「部長よりも…あなたが…」
美穂子「で、でも私は…」
美穂子「あなたも知っているでしょう?」
咲「…だからこそ」
咲「私が支えたい」
咲「好きです。美穂子さん」
美穂子「…」
憧「…お前もか」
咲「は?」
憧「お前も…私をっ!」プルプル
咲「憧ちゃ…どうしてここに!?」
憧「シズが暴れてるって言うから!」
憧「でも今は関係無い!」
憧「絶対…絶対裏切らないって言ったのに!!」
憧「ふざけんな!…ふざっ…けんなぁぁぁ!」ポロポロ
咲「」
憧「ねぇ…咲ぃ…嘘だよね…」ポロポロ
憧「そこの女に言わされてるんだよね?ね?」
美穂子「?」
憧「咲にまで裏切られたら…私…私ぃ…」
憧「ねえ…なんとか言ってよ?ねぇ?」
咲「…」
コンマ判定
>>271
00〜64→大失敗
65〜89→失敗
90〜99→成功
もう阿知賀はそっとしておこう
咲「…えっと」
ガラガラ
華菜「忘れ物したし」
咲(ジェロニモォォォォォ!)
華菜「うおっ!?なんだ修羅場か!?」
咲(そうだよ!)
華菜「残念だけど…そこのそいつ、あたしに惚れてっから」
憧「!?」
咲「は!?」
美穂子「?」
華菜「いやぁ…ちょっと前に告白されてな」アハハ
咲(終わったー…)
憧「…」
パァン!
咲「いたひ…」ヒリヒリ
憧「…」ガラガラ
憧「…」テクテク
美穂子「あの方…大丈夫でしょうか」
咲「まずいかも…」
華菜「?」
美穂子「…それに、驚きました!」
咲「?」
美穂子「好きだって言うのは、華菜のことだったんですね」ポン
華菜「照れるし」/////
咲「え?いや?」
美穂子「非力ながら…応援させていただきます」ギュッ
華菜「ありがとうだし!」
咲「…」
咲「どうしてこうなった…」
咲、大失敗!!
※今後、憧と美穂子は選択できません
〜反省会〜
久「…せっかく私がかっこよかったのに」
咲「…」
咲「…それどころじゃないでしょう」
久「…憧、大丈夫かしら」
咲「阿知賀に何もないといいですけど…」
久「…」
咲「…」
久「責任はとるわ。何回も言ってるけど」
咲「…死ぬときは一緒ですよ?」
久「なーに不吉なこと言ってんの!」
久「阿知賀を助けて、勝負も終わらせて、みんなに謝って!」
久「それで、終わりよ」
咲「…許してもらえるはずないのに」
久「それでも!」
咲「…」
【今回までの結果】
咲6(絹恵、≪桃子≫、良子、宥、恭子、和)
△小蒔、華菜、梢
×智葉、穏乃、灼、莉子、菫、憧、照、美穂子
久7(豊音、一、≪霞≫、玄、≪ゆみ≫、≪エイスリン≫、もこ)
△怜、菫、淡
×憩、洋榎、憧、美穂子、照、春、宥、灼、穏乃
阿知賀、壊滅です
ってことで前スレの残りで阿知賀のその後をやります。早いとこ埋めないと…って感じでしたし
もちろん今後、晴絵を選択、松実姉妹をNTRことは可能です
次のターゲットはまた後日、開始させていただきます
…それにしてもすごいですね
それでは、今回、このスレではお付き合いありがとうございましたー
すこやん落としてからレジェンド選んで修羅場ったらどうなるの
これって、久で咲攻略or咲で久攻略選んだらどうなるんだろ?
なんか上手いことまとまりませんでした…反省
>>284
そらもう…レジェンドがかわいそうなことに
>>288
言ってなかったんですけど、安価下です
咲「部長で」
久「え?何?やっぱ私の事好きなの?ちゅーしたげる」チュー
咲「やめれ!冗談に決まってんでしょ!」バタバタ
久「えー」
咲「本当は…」
or
久「咲で」
咲「00〜99まで大失敗ですけど大丈夫ですか?」
久「oh…」
久「じゃあ…」
って流れでした
咲「今回は私からですね。憩さんから愛の診療を受けてきます」
久「私は園城寺さんとお好み焼きデートね」
久「は?愛の…は?」
咲「なにいってだ」
久「何?私の愛じゃ足りないわけ?」
咲「…頭大丈夫ですか?」ジー
久「その目はやめてください」
久「でも…真面目な話、あなたどっか悪いの?」
咲「いや別に?」
久「…ならいいけど」
咲「ちょうど今フリーになったばっかりだろうし、いけるかなーって」
久「あなた…結構あざといわね」
咲「照れる」
久「誉めてない」
咲「んじゃ、そろそろいきますねー」
久「はいはい…って私も大阪だし一緒に行きましょうよ?」
咲「じゃー」タタタ
久「ちょっとー!」
ここのスレの咲さんは、あれか?
部長にレイプされたからこうなったのか?
>>294
それは後々…
〜咲〜
咲「うぅ…またあの病院に行くのか…」
咲「キ○ガイみたいな人が多いから嫌なんだよなぁ…」
憩「誰がキチガイやって?」
咲「うおぅ!憩さん!こんにちは」
憩「はいこんにちはー。咲ちゃんは挨拶できてえらいねー」ナデナデ
咲「…」/////
咲「じゃなくて!」
憩「?」
咲「なんでも…愛の診療をしてもらえるとかで」
憩「!?」
憩「…どこでそれを?」
咲「…言えません」
憩「そっか…」
憩「わかった。そこまで知られてるならウチも隠さへん」
憩「誠心誠意、お相手させていただきますーぅ!」
咲「…」ゴクリ
咲「じゃ、じゃあ…むぐっ」
憩「もぅ…そんなに焦らんと。ウチは逃げも隠れもせぇへんよ」
咲「」ドキドキ
憩「じゃあちょっと溜まってる仕事だけ片づけてくるから…」
憩「おとなしく待っててな?」ウインク
咲「」ズキューン
咲(あぁ…シャープシュートされてしまった…)
憩「いい子にしてるんやでー」タタタ
咲「…」
咲「ふ、ふぉー!キタコレ!」
咲「あの異様に丈の短いスカート…誘ってるとしか思えない言動…」
咲「間違いない…これは間違いなく性的なサービスを受けられるに違いない!」
咲「だって病院だし!愛の診療だし!」
咲「やっばい…テンションあがってきたよー」ワクワク
ヘルプばっかでメゲるわぁ…
ごめんなさい今日はストップです…
いっそのことぶっ倒れてやろうかと思ったけど…ウチ頑丈やから…(白目)
・・・・・・・・・
咲「…」ソワソワ
憩「お待たせー」
咲「っ!」ビクッ
憩「おおぅ…こっちもびっくり」
咲「憩さん…」ハァハァ
憩「あのー…目が血走っとるんですけど…」
咲「憩さん…私もう我慢できないです…」ハァハァ
憩「…」
憩「わかった。そこまでならウチも本気でお相手するわ」
憩「覚悟は…できとんな?」ニヤリ
咲「もちろん」ゴクリ
憩「じゃあ上の服脱いで…そこのベッドに横になって?」
咲「はい…」ドキドキ
咲(うおー!マジで来たー!)
憩「うつぶせでいいよー」ヨイショ
咲(うわわ…憩さんが私の背中にまたがって…)
憩「じゃあ…いくで?」
咲「…」ゴクリ
華菜「…この病院にも長いことお世話になったな」
華菜「思えば今年の夏からずっと通い続けてたんだな…よく頑張ったな、私」
華菜「おかげでキャプテンも無事退院できたし…今となってはいい思い出…かな?」ハハハ
華菜「ありがとう…ございましたっ…!」ウルウル
看護師A「華菜ちゃん!」
華菜「え、Aさん!」
看護師A「聞いたわよ…今日で地元に帰っちゃうんだって?」
華菜「はい…お世話になりました」
看護師A「もう!水くさいじゃない」
看護師A「せめて一言ぐらい…」
華菜「ごめんなさい…でも…」
華菜「見なさんの顔見たら…泣いちゃいそうで…」ポロポロ
看護師A「華菜ちゃん…」ギュッ
華菜「Aさん…」
看護師A「また来たくなったらいつでもいらっしゃい」
看護師A「あ、でも病人としてはゴメンよ?元気な華菜ちゃんが私たちは好きなんだから」
華菜「Aさん…Aさぁぁぁぁん!」ウエーン
看護師A「よしよし…」
華菜「うぇぇぇぇぇん!」グスグス
看護師A「まったくもう…」ウルウル
ンアァァァァラメェェェェ!!!
ホラソラー!!
バカニナッチャウウウゥゥゥ!!!!!
アハハハ!
ヤラアァァァァ!!!
コレデフィニッシュヤー!!
アッー!
華菜「」
看護師A「まさかあの子…愛の治療を…」ガタガタ
華菜「…愛の治療?」
看護師A「ウチで働いてる子にいるのよ」
看護師A「別名、整体の魔女」
華菜「は?」
看護師A「彼女に整体をしてもらったら…もう逃れられない」
看護師A「一生彼女のテクの虜になっちゃうの」ゴクリ
華菜「…」
看護師A「かく言う私もその一人でね…」
看護師A「もう彼女無しでは生きられない体なのよ」//////
華菜「…」
華菜(もうここに来るのは止めよう)
咲「しゅ…しゅご…」ハァハァ
憩「ふふふーこれでもう咲ちゃんは私の虜や」
咲「そうでしゅー…」グテー
憩「…よっしゃ、ついでにカウンセリングもいっとく?」
咲「?」
憩「体も心も軽くなってみよっか、ってこと」
咲「…こころも?」
憩「そそ。悩み事とかなんか引っ掛かってる事とか」
憩「そういうの、スッキリさせるのも私たちの仕事やから」
咲「…」
咲(まずいよ…そんなの受けて下手に口滑らせたら人生終わる…)
咲(怪しまれない程度に軽ーくお断りしないと)
咲「やりましゅ」
咲(ぎゃー!口が勝手にー!!)
憩「よしよし…んじゃ、準備するからちょっと待っててなー」
咲(あぁ部長…ごめんなさい)
咲(私、ここで終わるかもです…)
憩「はーい。肩の力抜いてー」ニギニギ
咲(いやもう全身に力が入りません)
憩「よっし…じゃあウチの質問に答えてなー」
咲「はいー…」
憩「最近、困ってる事とか気になってる事はありますかー?」
咲(ありませーん!)
咲「…あります」
咲(くそー!!)
憩「ふーむ。了解了解」
憩「…それ、ウチに言える?」
咲(言えるわけ無いでしょ!)
咲「…言えません」
咲(うおー!よく言った私!!)ガッツポ
憩「…ふーむ」
憩「ちょっと弱かったかな」ポキポキ
咲「ファッ!?」
・・・・・・・・
咲「」ビクッビクッ
憩「…やりすぎた」ツヤツヤ
憩「…」
憩「とりあえず運んどくか」ヨイショ
咲「」グダー
憩(しっかし…)
憩(やっぱ咲ちゃんかわいいわーぁ)ニヘラ
憩(年上で痛い目みたからなー)
憩(年下なら…)
憩(…)
憩(って何考えとるんやウチは!)
憩(ダメ!絶対!)
憩(いや、絶対じゃあ無いんやけど…)
憩(…)
憩(…あぁ、結構堪えてるなぁ)トホホ
憩(早いとこ忘れんと…)
咲「」ダラー
・・・・・・・・・
咲「もう無理ぃ!」ガバッ
咲「??」
咲「ここは…」
憩「やーっとお姫様はお目覚めですかーぁ?」
咲「はっ!?」ガタガタ
憩「ちょっ…流石に凹む」
咲「いや…これは私悪くないですよね」
憩「ぶー!」プンプン
憩「かくなるうえは…」ポキポキ
咲「え゛っ!?」
咲「…本当に全力で勘弁してください」ドゲザ
憩「そこまで…」
憩「もー!ウチは悪くないもん!もー!」
咲「それ別の人です…」
憩「でもさ」
咲「?」
憩「真面目な話、なんか辛いこととか悩んでることがあるなら…」
憩「ウチじゃなくてもいいから誰かに相談するんやで?」
咲「…」
憩「話せば楽になるーなんて無責任な事は言わんけど、やっぱ…な?」
憩「『言えない』ってことは何かしらあるんやろ?」
咲「…まぁ、いろいろと」
憩「そうよなぁ…特にウチらくらいの年じゃあいろいろあるよなぁ」ウンウン
憩「悩め若人!」ワッハッハ
咲(なんか急にババ臭くなった…)
咲「…」
咲「…じゃあ」
憩「うん?」
咲「逆に憩さんは…そういうの無いんですか?悩み事とか」
憩「うっ」
咲「人に聞くばっかで、自分は溜め込んでる…なんて事ないですよね?」ジー
憩「…」ダラダラ
咲「まったく…お人好しというか何というか」
咲「向いてますよ。この仕事」
憩「そらどうも…」
咲「で!」
憩「!?」ビクッ
咲「じゃあ今度は私がカウンセラーです」
咲「話して、楽になりましょ?」
憩「無理」ブンブン
咲「じゃあ憩さんが話してくれたら私も話します…どうですか?」
憩「うー…」
憩「…絶対、約束できる?」
咲「もちろん。それに、誰にも言いません」ニッコリ
憩「…」
憩「わかった」
憩「…自分で言うのも恥ずかしい話なんやけどな」
咲「はい」
憩「勢いで別れてた相手のことが…まだ忘れられんねん」//////
咲(だと思ったよ!)
咲(なんで振ったのに未練たらたらなのさ!)
憩「咲ちゃん?」
咲「え?あ、あー…なるほど」
咲「それは辛いですよねぇ…」アセアセ
憩「…咲ちゃん?」ジー
咲「…その目は一体」
憩「次」
咲「?」
憩「咲ちゃんの番やろ」
咲「…そうでしたね」
咲「私も…恋愛絡みです」
憩「ほうほう」キラキラ
咲「ただちょっと事情が変わったというか…」モジモジ
憩「?」
咲「例えばですけど」
咲「たまたま好きな人に会うために遠出してみたら」
咲「その好きな人に体いじくり回されて、しかもフリーってことがわかったら…」
咲「これ、押せ押せですかね?」
憩「」
憩「そ、そうやなー」
憩「ま、物は試し…ってこともあるかも」ドキドキ
咲(煮えきらないね…ま、いっか)
咲「じゃあ…聞いてください」
咲「憩さん。好きです。私と付き合ってください」
コンマ判定
>>316
00〜24→大失敗
25〜49→失敗
50〜79→成功
80〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55→修羅場
お
憩「え?ええ?えっとぉ…」
咲「前の人に未練があるって聞いたのに…こんなこと言ってごめんなさい」
咲「でも、もう我慢できませんでした」ウルウル
憩「」ズッキューン
憩「いや、謝らんといて」
咲「?」
憩「前のやつなんかもう知らん」
咲(それもどうよ…)
憩「咲ちゃん。よろしくな」
咲「…はいっ!」
咲、成功!!
〜久〜
久「や、久しぶり!」
怜「そうやなー」
久「今日は体調どう?動けそう?」
怜「まっかせてー!」
怜「過去最高や…調子良すぎて自分に引くわ…」ゴゴゴ
久「ならよかったけど」クスクス
怜「そういやお好み焼き食べるんやろ?はよ行こ?」
怜「昨日から何も食べとらんから餓死寸前で…」
久「ちょっ!?何もそこまで…」
怜「ジョークや」
久「あっ…さいですか」
怜「因みに、ジョーク言えるくらい調子がいいってことでもある」ブイ
久「ホントにいいみたいね…」
久「じゃあ案内よろしくね」
怜「おまかせあれ」
怜「ここからそんなに遠くないから、歩いて行こか」
久「おお!まさか歩くなんて選択肢が…」
怜「ふふふ。これでもう病弱とは呼ばさへん」
久「そうね。この調子を維持できるように頑張りましょ」ナデナデ
怜「ちょ!やめーや!」/////
久「なによー。頑張ったご褒美じゃない」プンプン
怜「それにしてももっとこう…人通りの少ないとこでやな…」
イチャイチャイチャイチャ
竜華「トキィ…トキィ…」
セーラ「…マジ?」
セーラ「最近リハビリとか頑張ってたのってこのためか…」
セーラ「…」チラッ
竜華「トキィトキィトキィ」ブツブツ
セーラ「…まずいことになったなー」
セーラ(とりあえず俺の仕事はこいつが暴れたら押さえ込むことかな)トホホ
竜華「うぅ…こんなことって…こんなことって…」
セーラ「…」
セーラ(さすがにいたたまれへん)ポンポン
竜華「あのクソビッチ…殺す…八つ裂きに…」
セーラ「やめーや!」バキッ
竜華「ぐはっ!」
セーラ(…これ以上何もありませんように)ナムナム
テクテクテクテク
怜「お、ここや」
久「長野の人間からすると大阪のお好み焼き屋ってだけで美味しそうなのよねぇ…」
怜「そんなもんやろ」クスクス
怜「まあウチは長野って聞いても田舎のイメージしかないなぁ」
久「…今、全長野県民を敵に回したわ」
怜「ちょっ…ジョークやジョーク」
怜「ブドウとか美味しいもんな」ポンポン
久「やっぱバカにしてんじゃない!許さん!」ガバッ
怜「ちょっ!やめっ…ごめん!…ごめんて!!」アハハハ
竜華「怜のあんな笑顔…ウチ知らん…知らんぞ…」ガタガタ
セーラ(おお、もう…)
セーラ「…次の恋、探そうや」
竜華「いややー!ウチは怜と結ばれるんやー!!」バタバタ
セーラ「やめーや恥ずかしい!」
ヤダー
プー
クスクス
セーラ「ほらー!」カァァァ
竜華「外野なんか知らんわ!」
竜華「…てか、セーラでもウチの邪魔する気なら…容赦せんで?」ゴゴゴ
セーラ(そら俺だって関わりたく無いわ!)
セーラ「でもなぁ…って、あ!店入った!」
竜華「んな!さすがに中入ったらバレるやん!」ワナワナ
竜華「くそ…くそぉ…」
セーラ(…マジで縁切りたい)
久「ちなみに…」
怜「?」
久「やっぱりこだわりとかってあるの?」
怜「…それを聞くか」ゴゴゴ
久「…」ゴクリ
怜「ウチはなぁ…」
怜「…」
怜「別にない!」ドン!
久「え?」
怜「いや、いつも作ってもらうし」
久「あー…なるほど」
怜「強いて言うなら真ん中のやつを食べたいってくらいやな」
久「…?」
怜「ん?そかそかあれか。ピザみたいに切ると思っとんのか」
久「…あ、そういえば聞いたことあるかも」
久「なんか♯みたいに切るのよね?」
怜「そそ」
久「確かにそれなら真ん中食べたいかも…」
怜「やろ?」
久「あとさ、もう1つ気になってるんだけど…」
怜「?」
久「やっぱみんなお好み焼きとかたこ焼き好きなの?」
怜「うーん。それはそうやろ」
怜「そもそも嫌いなやつとかおらんくない?」
久「それもそうか…」
怜「一応どの家にもたこ焼き器とかはあるんと違う?」
怜「長野はそういうわけにいかんやろ」
久「うーん、そっか。でもそれくらいの違いってことか…」
怜「まあ、消費量は間違いなく段違いやけどな」
久「そらそうよ」
怜「ちょっ…うつってるで」クスクス
久「あら?そうだった?」クスクス
店員(…早く頼めよ)
久「何食べる?」
怜「普通のでええよ。どうせ一枚は食べられへんし」
久「え?さっき餓死寸前だって…」
怜「ウチ少食やから…」
久「…まあ、それならそれで」
久「私はミックスかな」
怜「おおう、贅沢」
久「惚れた?」
怜「素敵!抱いて!」
久「もう…そんなこと言って知らないわよー」クスクス
久「すみませーん!」
カシコカシコマリマシタカシコー
竜華「怜のお好み焼きを焼くのはウチの役目なのに…」プルプル
セーラ(もう疲れた…)
竜華「あの泥棒猫…許すまじ…」
セーラ「あのさぁ」
竜華「あん!?」
セーラ「こうなったらさ、怜が誰好きなんかはっきりさせへん?」
竜華「…どゆこと?」
セーラ「多分、遅かれ早かれ今日中に結果でるやろあれ」
竜華「…」
セーラ「だから、くっついたらすっぱり諦める。逆にチャンスありなら押す」
セーラ「竜華も今日中に結果出そうや」
竜華「…」
竜華「わかった」
竜華「ウチは怜との絆を信じとる」
竜華「まさかあんな泥棒猫に取られんやろ!」ハハハ
セーラ(これダメくさいなぁ…)
竜華「そうか…これは神様がウチを試してるんやな」
竜華「まっててな怜…ウチは今日、あんたと結ばれるで」ハァハァ
セーラ(言っといてアレやけど帰りたい…)
店員「あのー」
竜華&セーラ「!?」ビクッ
店員「覗きですか?」
セーラ「いやまさかそんな!」
竜華「そうそう!違います!誤解です!」
店員「じゃあ何を…」
竜華「え…えっと…」
竜華「そ、そう!実は高校の文化祭でお好み焼き屋やろうと思っててー」
竜華「材料とか真似させてもらおうかな〜なんて」
店員「…は?」
セーラ(アカン)
店員「つまりあれか?ウチの店の材料パクろうと…」
竜華「ちちち違います!それは誤解です!」
店員「お前今そう言ったやろが!」
竜華「そうですー…そうだけど違うんですー…」アセアセ
店員「あーもういい。とにかく話は裏で聞くから」
竜華「」
セーラ「」
ジュー
久「おお…おぉ!」
怜「どんだけテンション上がっとんねん」クスクス
久「いやぁ…本場のお好み焼きって始めてなのよねぇ」ワクワク
久「しかも自分でやらなくていいのね…料理できない身からすると助かるわー」
怜「えっ!?久って料理できへんの?」
久「嬉しいことに皆同じリアクションするわ…」
怜「以外や…」
久「料理だけはお母さんやってくれたからねー」
久「覚えなくても生きてこれたのよ」ケラケラ
怜(…なんか、重い話の気配)
怜(足突っ込むのはやめとこ…)
怜「しかしあれやんなー」
久「?」
怜「こんな時間もあと少しかって思ってな」
久「…」
怜「ウチはこれから四年間、人生のボーナスゲームやから心配とかは無いけど」
怜「久はそうはいかんやろ」ニンマリ
久「…そうね」
久「先のこと考えだすと寝れなくなるくらいには思い詰めてるかしら」ハハハ
怜「ったく…程々にな。体調くずさんように」ビシッ
久「あいあいさー」
久「…」
久「…それにしても」
怜「遅いな」
竜華「お待たせしましたー」
怜「ぶーっ!」
久「えっと…確か…」
竜華「お久しぶりですー千里山で部長やっとりました清水谷竜華と申します」
竜華「以後、お見知りおきを」ゴゴゴ
久(えっ?なにこの人怖い…)
怜「てゆーか何しとんねんこんなとこで」ブスッ
竜華「いやなー美味しいお好み焼き作りたいーゆうたら店主が弟子にしてくれてん」
怜「…は?」
竜華「てなわけでこの店の看板かかっとるからな…」
竜華「いつも以上に本気でお相手させていただきます」
怜「なにその…」
久(って言ってもあとひっくり返すだけなんじゃ…)
竜華「とりゃー」クルッ
ジュー
久「おおー!」
竜華「…それでは、ごゆっくり」テクテク
怜「何がしたかったんや…」
久「いいとこ見せたかったんじゃない?あなたに」
怜「なんで?」
久(…こやつも天然か)
久「ま、まあ…そろそろ焼けそうだし食べよっか」
怜「そうやな」ジュルリ
久「はむっ…おいしー!」
怜「やろ?」ハフハフ
久「やっぱ長野のとは違うわ…」
怜「これが本場や」ドヤァ
久「いやーこれなら毎日食べても大丈夫だわー」モグモグ
怜「ならウチに嫁に来るか?久なら大歓迎やで」
久「おっ!じゃあ考えとこうかしら」
久「でもどっちかって言うと私が婿じゃない?」
怜「…それもそうか」
アハハハ
竜華「…」ギリッ
店主「いやーでも今どき珍しいなー」
セーラ「何がです?」
店主「味を盗むのにガチで盗みに入るなんてなー」ガッハッハ
セーラ「だから誤解ですって!」
店主「ま、冗談や」
店主「でもな…その根性、忘れたらあかんで?」
セーラ「?」
店主「年取るとな、色々臆病になんねん」
店主「当たって砕けろーなんてもっての他」
店主「安全と安定が一番や」
セーラ「…」
店主「だからお前ら見たときに…ちょっと感動してん」
店主「うまいもん作るためにそこまでするんやからな」
セーラ(誤解やって…)
店主「ま、俺はなにも言わん」
店主「好きなだけ盗んで帰りや」
店主「…目でな」ニヤ
セーラ「店主…」
竜華(なに語っとんねんこのオッサン…)
セーラ「…何やろこの…内からふつふつと涌き出るこの感情は…」
セーラ「俺…目覚めてしまったかもしれん」
セーラ「お好み焼き道に!」
竜華「やかましいわ!」バンッ
セーラ「いってぇ…」サスサス
セーラ「なにもそこまで…」
竜華「いや元の目的忘れてるみたいやったからな」
セーラ「それはそうやけど…」
店主「おうお前ら、漫才はいいからさっさと片してこい」
竜華「ん!?」
竜華「まさか…」オソルオソル
店内「」シーン
竜華「あー!!」
セーラ「うるさいわ!」
竜華「おらんねん!怜が!」アワワワ
セーラ「知るか!」
竜華「えー!?」
セーラ「俺はここでお好み焼きについて学ぶ!」
セーラ「竜華は一人で追うなりなんなり好きにしろや!」
竜華「」
セーラ「てなわけで師匠…お願いします!」
店主「おう!」
久「なにも急いで出てこなくても…」
怜「竜華がこっちチラチラ見てたからなー気まずくて」
久「まあ、それは確かに…」ハハハ
怜「それに…」ギュッ
久「?」
怜「ちょっと二人っきりになりたくてな…」カァァァ
久「」
怜「ちょっ!?久?」
久「あーごめん。一瞬トリップしたわ…」
怜「大げやな」クスクス
怜「…」
久「…」
久「なにも急いで出てこなくても…」
怜「竜華がこっちチラチラ見てたからなー気まずくて」
久「まあ、それは確かに…」ハハハ
怜「それに…」ギュッ
久「?」
怜「ちょっと二人っきりになりたくてな…」カァァァ
久「」
怜「ちょっ!?久?」
久「あーごめん。一瞬トリップしたわ…」
怜「大げやな」クスクス
怜「…」
久「…」
二重投稿に…申し訳ないです
怜「あの…さ」
久「?」
怜「前、私に言ったこと…あるやろ?」
久「うん」
怜「もし…さ、気が変わってないなら…」
怜「もう一回…言ってもらってもええかな?」
久「…」
久「…もちろん」
久「好きよ。付き合いましょ?」
コンマ判定(+失敗ボーナス)
>>340
00〜19→大失敗
20〜49→失敗
50〜79→成功
80〜99→大成功
※但し、99,88,77,66→修羅場
あい!
怜「…」ポロポロ
久「ちょ…大丈夫?」
怜「あーうん。嬉しくて…な…」
久「じゃあ…」
怜「もちろん。よろs…」
竜華「怜ー!!」ダダダダ
怜「えっ?竜k」ガシッ
怜「??」
竜華「危ないとこやったな…とりあえず急いで帰るで?」
怜「え?え??」
竜華「んじゃ、そゆことで」ダダダダ
チョ!?リューカ!?
アンタハウチガマモルー!!
ナニワケワカランコトイットンネンハナセ!!
ソレハムリヤ!!
チョー!
久「…」
久「は?」
久、失敗!!
〜反省会〜
咲「お久しぶりです」
久「そういう発言は止めなさい」
咲「ちぇー」
咲「いやー…それにしても憩さんのテクは半端なかったですよー」
咲「成功もしちゃうし…ついてるなー私」
久「あっそ」イライラ
咲「やっぱ付き合うなら年上ですよねー…」チラッ
久「何さ」
咲「いや、年上でもダメな人がいたなーって」
咲「私的に部長だけはホントに無いですからねー」アハハハ
久「…」
久「…」グスッ
咲「うぇっ!?」
久「…」
久「…ぷぷぷ。なにその声」
久「私が泣いてるとでも思ったー?」クスクス
咲「…」
咲「…別に?」イラッ
久「咲もまだまだねー」
咲「ちっ…」
久(危ない危ない…)
【今回までの結果】
咲7(絹恵、≪桃子≫、良子、宥、恭子、和、憩)
△小蒔、華菜、梢
×智葉、穏乃、灼、莉子、菫、憧、照、美穂子
久7(豊音、一、≪霞≫、玄、≪ゆみ≫、≪エイスリン≫、もこ)
△怜、菫、淡
×憩、洋榎、憧、美穂子、照、春、宥、灼、穏乃
咲「さて、ついに追い付いた事ですし…」
咲「ここらで差をつけたいと思います」ゴッ
久「残念だけど私も諦めてる訳じゃ無いのよ?」
久「成功し続ければ負けることもないしね!」
咲「それは私の台詞でもありますけどね」
久「今回は私から※」
咲「私は※です」
※12/10の23:00〜書き込みの早い順でお願いします
ルールは>>2です
それでは、お付き合いありがとうございましたー
…ノロウイルスには気を付けて
久「私はなんか最近いじめられてるし…ゆみをフォローして心の傷を癒してもらうわー」
久「んで、莉子ちゃんのところ行ってくる」
咲「私は怜さんのところ行ってきます」
咲「このままだと部長にころっと落とされそうですし」
久「むむむ…」
咲「てか私いじめてなんて無いですよね?」
久「…アレが愛情表現と言うならそうなるけd」
咲「ごめんなさい。いじめてました」
久「っ〜!」ダンダン
咲「いい歳して地団駄踏まないでください」ハァ
久「歳は関係ないでしょ!?」
久「ま、ゆみといちゃいちゃすれば咲に構ってもらえなくても寂しくないもんねー」
咲「あ、私も構わなくてよくなるならお互いwin-winですね。やったね」
久「酷い…」
咲「ふんっ!」
久「…知らないわよ。ホントにゆみになびいても」
咲「そもそも部長は私とじゃなくてゆみさんとお付き合いしてるじゃないですか」トゲトゲ
久「それはそうなんだけどさ…」
咲「あーもう!いいから早く行きましょう!」
咲「グダグダするのは部長より嫌いです!」
久「えっ…私そんなレベル?」
咲「じゃ、そういうことで」テクテク
久「…」
久「わりと本気で凹む」ズーン
咲(バカ部長!)プンプン
〜久〜(フォロー)
久「元気してた〜?」
ゆみ「ああ…おかげさまでな…」
久(嘘つけ!!)
久「あのー…目の下の隈が大変なことになってるわよ?」
ゆみ「はっはっは!おかしな事を言うな久は」
ゆみ「昨日は久しぶりに2時間寝たから元気ハツラツだぞ?」
久「」
久「…後でオロ○ミンC買ってあげる」
ゆみ「?悪いな」
久「いやなんて言うか…私こそごめん。呼び出しちゃって…」
ゆみ「…久こそ何言ってるんだ」
ゆみ「その…あれだ。恋人と会えるのに嬉しくないヤツなんていないというか…なんというか…」ブツブツ
ゆみ「とにかく謝らないでくれ!」
久「ゆみ…」ウルウル
久「私、今、あなたと付き合っててホントによかったと思ってるわ…」
ゆみ「やめてくれ…」/////
久「あれー?そんな照れないでよー」ウリウリ
ゆみ「…」プイッ
久「ふふふ。さて、どっか行こうか?」
ゆみ「そうだな…でも私は何処でもいいぞ?」
久「私もあんまり考えてなかったわのよねぇ…とりあえず歩いて何か探す?」
ゆみ「…そうしようか」
久「んじゃ、ホラ」
ゆみ「?」
久「手、繋ぎましょ?最近寒いし」
ゆみ「…別に寒くなくても繋ぐけどな」ギュッ
久「ふふ。じゃあレッツゴー!」テクテク
テクテク
ゆみ「それにしても最近寒いな…部屋とか図書館に籠ってると感覚が狂う…」
久「時期も時期だからね。風邪とかには気を付けるのよ?」
ゆみ「わかってるよ」
久「ホントかしらー?」ジー
ゆみ「…まあ、久が看病に来てくれるって言うなら風邪を引いてしまうかもしれんな」
久「残念…私お粥とか作れないからご期待にはそえないわー」
ゆみ「…じゃあ風邪引くのやめる」
久「じゃあって何よじゃあって…」
ゆみ「冗談だよ」クスクス
久「ったく…冗談じゃなきゃ困るってーの」フフフ
久「そういえばさ」
ゆみ「?」
久「なんか欲しいものとかある?」
ゆみ「…別に無いかな」
久「えー?何かあるでしょ?」
ゆみ「そう言われても…」
ゆみ「今が幸せで…他に欲しいものなんて思い付かないんだ」
久「」
ゆみ「久?」
久「あ、ああ…なんでもない」
久(あっぶなー。また我を忘れるところだった…)
久「でもさ…受験とかで私たちなかなか会えないじゃない?」
久「それって寂しいからさ、なんか形に残るものを…ね?」
ゆみ「形に…か」
久「なんでも来い!」
ゆみ「うーん、じゃあ…」
ゆみ「油田」
久「無理」
久「ゆみ…ついに頭が…」オヨヨ
ゆみ「否定できない…」
久「なんていうか…随分いやらしい答えよねそれ」
ゆみ「…忘れてくれ」ドヨーン
久「とにかく、私が手に入れられる範囲でお願いね?」
ゆみ「…」ウーン
久「…」
ゆみ「じゃあ、ペンが欲しい」
久「ペン?」
久「今年クビになったわよ?」
ゆみ「…一部の人しかわからんボケはやめろ」
久「冗談よ。でも、ペンって?」
ゆみ「ああ。別にボールペンでもシャープペンでもいい。万年筆みたいな立派なやつじゃ無い方がいいな」
久「…もしかして遠慮してる?」
ゆみ「まさか。そうじゃないんだ」
久「でも…」
ゆみ「だってペンなら今の時期、毎日使うだろ?」
久(うっ…)
ゆみ「それならさ、辛くても苦しくても…頑張れる気がするんだ」
久「…これ以上頑張るの?」
ゆみ「…」
久「私は…あなたが心配」
久「ねぇ、ゆみ。私は…」
ゆみ「頼むっ!!」
久「っ!!」ビクッ
ゆみ「あと少しなんだ…あと少しで終わるんだ」
ゆみ「でも…そのあと少しがさ…ホントに…ホントに辛いんだよ…」ポロポロ
久「ゆみ…」
ゆみ「私だって今すぐ止めたい!自由になりたい!みんなに会いたい!…なんの気兼ねもなく久に会いたい!」
ゆみ「…でも今しかないんだよ…夢を叶えるには」
久「夢…」
久「…」
ゆみ「…悪い。やっぱちょっと疲れてるみたいだな」ハハハ
久「ううん。謝らないで」
久「むしろ私こそ…あなたのこと何にもわかってなかった。恋人なのにね」ハハハ
ゆみ「…久」
久「頑張れ。ゆみ」
ゆみ「…ああ!!」
久「…でも心配は心配なんだからね」
久「私を悲しませたりしないでよ」
ゆみ「…約束するよ」
ゆみ「で、だ」
久「?」
ゆみ「貰いっぱなしは癪だからな…久は何が欲しい?」
久「うーん、そうねぇ…」
久「どうせなら私も普段使うものがいいな」
ゆみ「…というと?」
久「ハンカチ…とか?」
ゆみ「…うん。了解した」
ゆみ「じゃあ今日はショッピングだな!」ウキウキ
久「…そうね」クスクス
・・・・・・・・・・・・・・・
ゆみ「…そういえばさ」
久「?」
ゆみ「なんで急にプレゼントなんて言い出したんだ?」
久「…え?」
久「ゆみ…カレンダーとか見てる?」
ゆみ「見てるけど…ってああ!そういうことか」
久「ホントに気づいてなかったの!?」
ゆみ「恥ずかしながら今まで縁の無いイベントだったものでな…」
久「いやいや…」
久「…ってなわけで、メリークリスマス。ゆみ」
ゆみ「ああ。メリークリスマス」
ゆみ「…もっと早く気づいてればサプライズも用意できたのに」ブツブツ
久「はいはい。ま、それは来年以降ってことで」
ゆみ「そうだな」クスクス
久(ゆみと来年…か)
久(多分…それは…)
ゆみ「どうした?」
久「…ううん。なんでもない」
久「ただ、こういう時間を大切にしたいな…って」
ゆみ「…」
久「ゆみ?」
ゆみ「…次、会えるのはいつになるんだろうな」
久「…」
ゆみ「…寂しいよ。久」
久「…」
久「でもさ、死に別れってわけでも無いんだし!湿っぽいのは無し無し!」
ゆみ「…そうだな!」
久「それじゃ、また会いましょ?ゆみ」
ゆみ「ああ!次会う時には体調を万全にしておくよ」
久「頼むわよ?」クスクス
ゆみ「ああ、それじゃ!」
久「…うん。バイバイ」
なんとか生きてます。すみません…
ちょっと年末年始が思ったより忙しいので投稿できそうにありません…ごめんなさい
落ち着いたらすぐに再開します
久(…)
久(私は…ゆみが好き)
久(咲の言う通り、付き合ってるのもゆみ)
久(…)
久(…でもさ)
久(…)
久(…)ハァ
久(…あーもうっ!)
久(わかってた!わかってたのよ!こうなるって!)
久(それでも!)
久(それでも私は…)
〜久〜
久「兵庫!」
莉子「お久しぶりです。今日はどういったご用件で?」
久「あなたに会いたかった…じゃダメかしら?」ニコッ
莉子「…」
莉子「そういえば以前、某高校の方が私に言い寄ってきたのですが…」
莉子「私にそっちの趣味はありませんので。悪しからず」
久「」
久(警戒度MAXじゃない!咲め…)
莉子「まさか…本当に私に会いに来ただけじゃないですよね?」
久「」ダラダラ
莉子「…」ジー
久「…まあ、あなたがそんな感じなら嘘つく必要もないか」ハァ
久「咲と同じ用件よ」
莉子「…」
莉子「…悪い気はしませんね」
久「なら…」
莉子「けど、その気はありません」
久(ですよねー)
久「それは他に好きな人がいるとか?」
莉子「いえ。別にそういうわけでは…」
久「よっし!それだけ分かれば十分よ」
莉子「?」
久「決めたわ。今日、貴女には私を好きになってもらう」
莉子「…なんですか、それ」ハァ
久「そのまんまの意味よ?」
久「最初に言っておけばお互い楽でしょうし」
莉子「意味がわかりません」
久「まあまあそう言わずに。1日くらい付き合ってよ」
久「要するに、今日中に貴女と仲良くなりたいってだけなんだから」
莉子「…仮に仲良くなったとして、一線超える気は?」
久「あるわ!」
莉子「最低…」
莉子「まあ、無いと思いますので適度に頑張ってください」
久「ふふん。私をなめないで欲しいわ」
久「狙った獲物は大体逃さないって一部では有名なのよ?」
莉子「…さいですか」ジトー
久「そのゴミを見るような目をやめなさい。やめてください」
莉子「…自業自得ですよね」
久「かもしれないわね」
莉子「そこは認めてくださいよ…」
久「とりあえずホントに今日は付き合ってね?でないと泣くわよ?」
莉子(知らんがな)
莉子「…さすがにお客を追い返すような教育は受けていませんので、今日くらいはお相手しますよ」
久「いよっし!」ガッツポ
莉子「恥ずかしいのでやめてください…」
久「うれしい時にはガッツポーズ。これが私流よ?」
莉子「…ワイルドですね」
久「中途半端に古い!」
莉子「?」ポカーン
久(通じてない…)
久(さてどうしたもんか…)
久(ちょっと咲に雰囲気似てるのよねぇ。この子)
久(でも違うのは…)
莉子「…」ジー
久(敵意がヤバい…)
久(咲ならツンツンしてても可愛いだけなんだけど…これはちょっとなぁ)
莉子「で?」
久「?」
莉子「これから何をするんですか?」
久「…」
久「…デート」
莉子「え」
久「だ、だってせっかく会いに来たんだしそれくらいはいいでしょ?」
莉子「…デートって呼び方は嫌です」
莉子「一緒にお出かけ…なら考えますけど」
久「…じゃあそれで」
莉子「はぁー…」
久(傷つくわぁ)トホホ
莉子「…」
莉子「押しが強いんだか弱いんだか」ボソッ
久「何?」
莉子「私は、中途半端なのが嫌いって言ったんですよ」
久「…」
久「じゃあガツガツしてもいいの」
莉子「優柔不断よりは100倍マシですね」
久「…」ニヤリ
莉子「あ、でも時と場合によります。あと同性はちょっt」
久「ストーップ!それ以上はダメよ」
久「口に出されると私の士気が下がる!」
莉子「…私がやさしくてよかったですね」
久(どの口が…)
久「まあ…とにかくそれなら遠慮はしないわ」
莉子(いつ遠慮したんですか…)
久「今日は私の必殺デートコーs」
莉子「お出かけ」
久「…」
久「必殺お出かけコースで貴女といちゃいちゃする!」バーン
莉子「そこに私の意思がない…」
久「私は肉食系だからそんなことは気にしないの!」
莉子「別に肉食系が好きなわけではないですよ?」
久「…」
久「とにかく!行くわよ!」
莉子「はいはい…」ハァ
———————————————
——————————
—————
——
莉子「で」
久「?」
パオーン
ガオー
キリーン
莉子「動物園ですか」
久「…ええ」
莉子「いやまあ動物は嫌いじゃないですけど」
久「おっ!?」
莉子「でも肉食アピールは…」
久「違う違う!それは考えすぎ!!草食の子達もいるし!!」
莉子「…そうですか」ジー
久「もちろんです」
莉子(子達…か)
久「初めて好きになった人とね、最初にデー…お出かけしたのが動物園なのよ」
莉子「そこはデートでいいのでは?」
久「なんとなくね」
莉子「…」
久「…」
久「…疑ってる?」
莉子「他人の思い出にケチをつける気はありません」
莉子「疑ったところで確かめる術もありませんし」
久「それもそっか」ハハハ
久(…)
莉子「どんな…」
久「?」
莉子「どんな人だったんですか?」
久「…」
久「…貴女に似てるわ」
莉子「…」
莉子「そうですか」
久「その子、動物が好きでね…ペットとかエサとか言うとすっごい怒るのよ」
久「動物だって生きてる!ペットじゃなくて家族!エサじゃなくてご飯!…てね」
莉子「…」
久「ま、とにかくめちゃくちゃ優しいのよ」
莉子「私は優しくないですけど…」
久「そうね」
莉子「…そこは否定してください」
莉子「でも、その人の言うことはとてもよくわかります」
莉子「きっと…仲良くなれたと思います」ニコッ
久「…そうね」
久(ま、その子を貴女は思いっきりフったわけだけど)
莉子「…ところで」
莉子「つまり、私はその人の代わりですか?」
久「…」
久「違うっていった方がいい?」
莉子「…嘘は嫌いです」
久「そっか」ハハハ
莉子「私は優しいので気にしませんよ」
久「そっか」
莉子「…」
久「でもね、ホントに代わりなんかじゃないわ」
久「あの子はあの子。貴女は貴女」
莉子「…」
久「私は、誰かを誰かの代わりなんかにしない」
久「それに、代わりなんて必要ないわ」
莉子「それは…」
久「うん。どんな手を使っても…本当に欲しいものは手に入れるの」
久「それが私よ」
莉子「他人に言うことじゃないですよね、それ」
久「…貴女には全部知っておいてほしかったから」
莉子「…」
久「さてさて、もういいでしょ」
莉子「?」
久「私はね、ここでデートがしたいの。他人とお出かけ…じゃなくてね」
莉子「…気が早いですね」
久「正直、もう手が無いのよねぇ」ハハハ
久「てなわけで、私と付き合ってくれない?」
コンマ判定
>>420
00〜24→大失敗
25〜59→失敗
60〜79→成功
80〜99→大成功
※但し、99,88,77,66→修羅場
来いや
莉子「…そうですか」
久「…」ドキドキ
莉子「…」ハァ
莉子「しますか、デート」
久「!!」
莉子「私の気が変わらないうちにね」
久「合点承知!!」
久「ヒャッホー!!」
莉子「恥ずかしいのでやめてください…」
久「さ、行くわよ!早く早く!」
莉子「ったく…」
久、大成功!!
——————————————
——————————
———————
————
——
莉子「なんでこんなことに…」
久「…」クークー
莉子「これを危惧していたのに…」
久「…」スースー
莉子「…」
莉子「…年上…悪くないかも」ボソッ
久「…」ニヤリ
※大成功ボーナスがつきます
〜咲〜
咲「大阪だよー」
怜「や、妹ちゃん」
咲「怜さん!」
怜「いや〜…まったく大きくなっとらんな!安心するわ」
咲「むー」
怜「私ごのみのボディになるには…まだまだってとこか」
怜「いや待てよ…チャンピオンがアレなら」ジー
咲「…」
怜「…」
怜「で、今日は急にどうしたん?」
咲「ひどい!!」
咲「…」ブー
怜「ちょっとしたジョークやん」ハハハ
咲「傷つきましたー。私、傷つきましたー」
怜「ごめんごめん」ナデナデ
咲「大体、もう可能性の薄いお姉ちゃんと一緒にしないでください!」プンスカ
怜「チャンピオン…」
咲「私は近いうちにナイスバディで妖艶な女になるんです」フン
怜「そうやなー」ナデナデ
咲「信じてないですね」
怜「うん」
咲「…」
怜「今日はどうするん?」
咲「?」
怜「どっかで遊びたいやろ?」
咲「そうですけど…体調とかは?」
怜「それな、いろいろあって最近絶好調でな」グイッ
咲(なんかすごい前のめりに…)
怜「そらもう箱根の5区くらいなら楽々〜って」
咲(絶対無理だし怒られるよ…)
怜「てなわけでなんでもオッケーやで?」
咲「うーん…でも私、何にも考えてきませんでした」
怜「じゃあU●Jでも行く?」
咲「おおう本格的」
咲「でも…私は2人でのんびりできれば、それだけで嬉しいですし十分です」ニッコリ
怜「…」
怜「あー!もう!!」ナデナデ
咲「ちょっ…」
怜「いいなーチャンピオン!ホントに羨ましいわ」ワシャワシャ
咲「やめてください〜」
怜「ごめんごめん」アハハ
咲「…」ハァハァ
怜「はぁー…」ウットリ
咲(なぜか身の危険を感じる…)
怜「ま、何はともあれゆっくりしていってなー」
怜「むしろ永住してくれても…」
咲「あ、あはははは」
怜「くっそー…反則やろー」ハァハァ
咲「…」
怜「もうどこでも行くし何でも奢ったる!」
怜「さあ、カモン!」
咲「急に言われても…」アセアセ
怜「思い付かんならウチの妹として大阪に住も!な!」
咲「あ、あははー」
怜「おっ!?脈あり!?」
咲「いや、流石にそれは…」
怜「…」
怜「うっ!持病が!!」ドサッ
咲「…」
怜「あーこれもう治らんわー」
怜「妹さえいれば…すぐ治るんに…」チラッチラッ
咲「…」
怜「う〜…死んでまう〜…」
咲「…とりあえず場所を変えましょう」
怜「うい」ケロッ
咲「…」
怜「その辺の店でいい?」
咲「はい。もちろん」ニコッ
怜「よっしゃ!行くでー」
咲「はい」
咲(なんか…)
咲(疲れる)ハァ
・・・・・・・・・・・・・
怜「んで」
咲「?」
怜「咲ちゃん…好きな人とかおるん?」
咲「!?」
怜「やっぱなー花の女子高生なんやし、浮わついた話の1つや2つあるやろ?」ニヤニヤ
咲「…」
咲「好きな人はいます。でも、そういう話はありません」
怜「おーおー」ニヤニヤ
咲「…怜さんは?」
怜「おるよ。もうゴール間近やと思っとる」
怜「邪魔さえ入らんかったら…ったく。竜華のやつ」ブツブツ
咲「…」
咲(あれ?私ピンチじゃね?)
咲「え、えっとその人って…」
怜「ああ、お宅の部長」
咲(やっぱりー!?)
怜「もうな…ちょっと前に告白されてな」テレテレ
怜「それから体調はええし気分もええし…感謝やわー」ニヤニヤ
咲(まさかこういう形で邪魔されるとは…)
咲「へ、へぇーそれはよかったですね」
怜「ありがとー」
咲(私はどうすれば…)
怜「で」
咲「?」
怜「咲ちゃんの好きな人は誰?」
咲「!?」
怜「なーおしえてー」
咲「え、えっと…」
怜「…」ジー
咲「…」
咲「言わなきゃダメですか?」
怜「ダメ」
咲「えー…」
咲「年上でー」
怜「うんうん」
咲「頼りがいがあってー」
怜「うん」
咲「優しくてー」
怜「…」
咲「かっこいい人です」
怜「…」
怜「それ、もしかして…」
咲「?」
怜「私のことか!?」
咲「!?」
怜「いや、でも…」モジモジ
怜「私にはその…久がおるし…」
咲(何これ)
怜「でも妹なら!妹なら考える!!」
咲「!?」
怜「むしろ来て!」
咲「えっと…?」
怜「な?妹枠!」
咲「…」イラッ
怜「…」
怜「流石にしつこかったです。ごめんなさい」
咲「…」
咲(これ…もしかして行くしかない!?)
咲「…ホントです」
咲「人の気も知らないで」
怜「!?」
怜(今なんて!?)
咲「私が…なんのためにここまで…」ポロポロ
怜「ちょ!?ストーップ!!」
怜「なんで泣いとるん!?」
咲「…知りませんっ!」グスグス
怜(も、もしかして…)
咲「私が好きなのは…怜さんです」
怜「!?」
咲「もちろん冗談なんかじゃないですよ?」
咲「なのに…のろけ話ばっか聞かされて」
怜「」
咲「あげく妹ならー…なんて」ウルウル
咲「ひどい…」
怜「」
咲「もう知りません。言っちゃいます」
怜「…?」
咲「好きです。付き合ってください」
怜「!?」
咲「部長なんか知りません」
咲「私の方が怜さんのこと好きなんですから」
怜「…」
コンマ判定
>>440
00〜24→大失敗
25〜59→失敗
60〜79→成功
80〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55,44→修羅場
怜ぃぃぃぃぃぃぃぃ
怜「…ごめん」
咲(ですよねー)
怜「でもな、咲ちゃんのこと好きなのはホントやから」
怜「だから…また連絡してな」ニッコリ
咲「…」
咲「…はい!」
怜「じゃあデートの続きしよ?」
咲「…え?」
怜「せっかく来たんやし、な!」
咲「…はい」クスクス
咲、失敗!!
〜反省会〜
咲「あなたはだぁれ?」
久「やめなさい」
咲「ったく…また離されましたか」
久「ふふん。やっぱり私最強」
咲「はいはい」
久「…」
久「…ねぇ、咲」
咲「?」
久「今度また…2人で動物園でも行こっか?」
咲「…そうですね」
【今回までの結果】
咲7(絹恵、≪桃子≫、良子、宥、恭子、和、憩)
△小蒔、華菜、梢、怜
×智葉、穏乃、灼、莉子、菫、憧、照、美穂子
久8(豊音、一、≪霞≫、玄、≪ゆみ≫、≪エイスリン≫、もこ、≪莉子≫)
△怜、菫、淡
×憩、洋榎、憧、美穂子、照、春、宥、灼、穏乃
久「終わりそうで終わらないからねー」
咲「やめれ」
久「じゃあ次、行ってみよー」
咲「おー」
咲「って言うテンションじゃないんですけど…」
久「そんな咲も…す・き」
咲「寒いっす」
久「なんかごめん…」
咲「今回は私から※」
久「私は※」
※1/21の22:00〜書き込みの早い順でお願いします
ルールは>>2です
…てなわけで音信不通ですみませんでした
2月になればちゃんとできると思うのですが…それまではこんな感じです。ごめんなさい
とりあえず放り出したりはしないので長い目で見ていただけたら幸いです
それでは、お付き合いありがとうございましたー
ごめんなさい…ごめんなさい…
火曜にはすべて用事が終わるので火曜の夜に再開します
2月入ったら…とか言ってたのに本当にすみません!
咲「私は長野に遊びに来てくれるみたいなので小蒔おねぇちゃんで」
久「私は淡に会ってくるわ」
久「小蒔おねぇちゃん…」
咲「何か?」
久「ねぇ…一回でいいから私のこt」
咲「嫌です」
久「ですよねー」ガッカリ
咲「ったく…淡ちゃんにそう呼んでもらえばいいじゃないですか」
久「私は咲に呼んで欲しいのー」プンスカ
咲「めんどくさ…」
久「ひどい!!」
久「…そろそろ行くわー。お互い頑張りましょ」
咲「はいはい」
咲「…」
咲「…いってらっしゃい。久おねぇちゃん」
久「」
〜咲〜
小蒔「咲ちゃん…お久しぶりです」ウルウル
咲「小蒔おねぇちゃん…会いたかったよー!!」ダキッ
小蒔「私もですー!!」ギュー
小蒔「私…頑張りました…」
小蒔「神社のガイド、CM撮影、アイドル活動…」
咲(アイドル!?)
小蒔「その苦労も…報われますぅー!!」ギュギュー
咲「むぐぅ!!」
咲(おもち!おもちに殺される!!)バタバタ
咲「んー!!んー!!」
小蒔「あぁ…癒しです…」
咲(し…死ぬ…)
小蒔「咲ちゃん…」スリスリ
咲(も…意識が…)ビクビク
小蒔「ん?咲ちゃん?」
咲「」ダラーン
小蒔「…え?咲ちゃん!?」ユサユサ
咲「」
小蒔「え!?なんで!?」アタフタ
小蒔「と、とりあえず落ち着かないと…」
小蒔「こういうときは…えっと…」
小蒔「そうだ!人工呼吸!!」
小蒔「霞ちゃんが昔キスと一緒って言ってたヤツです」
小蒔「でも接吻で目覚めるなんて…王子さまとお姫様みたい」/////
小蒔「で、では失礼して…」ドキドキ
咲「ふぁっ!?」ガバッ
小蒔「」ビクッ!!
小蒔「だ…大丈夫?」
咲「なにか…大切なものを奪われそうだったので川に飛び込んで帰ってきました…」
小蒔「そう…」ショボーン
咲「とりあえず…小蒔おねぇちゃんはどこか行きたいところある?」
小蒔「行きたいところ…そういえば考えてきませんでした」
小蒔「なので咲ちゃんのお勧めの場所ならどこでも」ニコッ
咲「おすすめ…」
咲(どうしよう…特に無いよ…)
咲「じゃあ…喫茶店とか?」
小蒔「喫茶店?」
咲「うん。先輩の実家なんだけど…」
小蒔「実家が喫茶店…素敵…」キラキラ
咲(大人の都合で雀荘を誤魔化した結果だけどね)
咲「そこのコーヒー、とっても美味しいんだよ」
小蒔「…」
小蒔(実はコーヒー飲めないんですが…)
小蒔(おねぇちゃんとしてそれは格好がつきません…)
小蒔「そ、それは楽しみです」グキッ
咲(なんだろう…急に笑顔が小鍛冶プロのウインク並にぎこちなくなった…)
咲「それじゃあ…向かいましょうか」
小蒔「は、はい!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
初美「姫様楽しそうですよー」ギリッ
巴「…でもなんで尾行なんて」
初美「そりゃあ可愛い可愛い箱入り娘なんですから、一人で旅行させるなんて不安じゃないですか」
巴「娘て…」
初美「でもまさかあの子に会うためにおこづかい貯めてたなんてちょっと以外ですよー」
巴「でも確かに姫様、あの子のこと大好きですもんね…」
初美「いや、まだ早い!!」
巴「?」
初美「まだ高校生ですよ?色を知るには早すぎです!!」
巴「そんなこと無いんじゃ…」
初美「娘はやらん!ですよー」
巴「…まあ気持ちはわからんでも無いですけど」
初美「…てなわけで、いい雰囲気になったら邪魔するので」
巴「え、ええ!?」
初美「これも姫様のため…私は悪魔に心を売ったのです」
巴(巫女的にどうなのかなぁ…)
初美「覚悟するのですよー」フハハハハ
ごめんなさい…眠気マックスでちょっとアカン感じなのでストップさせてください…
明日もやりますので…
そういえば小蒔がおこづかい貯めて…のくだり覚えていてくれた方がいたのは本当に嬉しかったです
それではー
-ルーフトップ-
カランカラン
まこ「いらっしゃー…って咲!?珍しい」
咲「お久しぶりですー。今日はちょっとお客さんが…」
小蒔「うわー!うわわー!」キラキラ
小蒔「洋風ですー!いい匂いですー!!」キャッキャッ
まこ「あれは…」
咲「お客さんです。覚えてます?全国で戦った…」
まこ「ああ!!思い出した!!」
まこ「でもなんで急に…?」
咲(うっ…)
まこ「?」
咲(まずい…いろいろめんどくさいことになりそうだし誤魔化すしか…)
咲「い、いや〜…実はあの人遠い親戚で…」
まこ「マジかい!?」
咲「だから私、小蒔おねぇちゃんって呼んでるんです…他意はないです」グイッ
まこ「は、はぁ…」
咲「とりあえず…美味しいコーヒー淹れてください。早急に」グイグイ
まこ「り、了解した…」
小蒔「ふわぁぁぁー」キラキラ
咲(よかった…なんかしらないけど旅立ってらっしゃる)
咲「小蒔おねぇちゃん!」
小蒔「はっ!?」
小蒔「どうしました?咲ちゃん」キリッ
咲「いや…急にそんなキリってされても…」
小蒔「うっ…」
まこ「はいはーい。コーヒーお待たせ」
咲「わーい!」パタパタ
小蒔「わ、わーい」グキッ
咲(またあの笑顔…)
小蒔「…いざ」プルプル
咲(…飲めないなら飲めないって言えばいいのに)
小蒔「…」ゴクッ
咲「…」
まこ「…」
小蒔「…っ!!」ジワッ
咲「!!」
まこ「ちょっ!?」
小蒔「〜っ!〜っっ!!」プルプル
咲「染谷先輩!!ミルク!!砂糖!!」バタバタ
まこ「ちょっと待っとれ!!」タタタ
初美「あーあー…」
巴「姫様…変なとこで意地っ張りだから」アセ
初美「なんか…あの子のために頑張ってるとか気に食わんのですよー」
巴(嫉妬しとる…)
初美「うぅ…姫様のくせに…」ギリギリ
巴「よしよし」ナデナデ
初美「うわー!!やめるですよー!!」バタバタ
巴「えへへー」
まこ(なんか外が騒がしいのぅ…)
小蒔「ふー…ふー…」
まこ「…落ち着いたか?」
小蒔「とっても…美味しかったです」グキッ
咲(いやいやいや)
咲「…なんかごめんなさい」
小蒔「…」
小蒔「コーヒーも飲めないおねぇちゃんなんて…変だよね」ウルウル
咲「そんなこと無いよ!」
咲「どんなおねぇちゃんでも…私は大好きだよ」ダキッ
小蒔「咲ちゃん…」ウルウル
まこ(…何これ)
まこ「てか咲…あんさん本物の姉さんとは仲直りしたんかい?」
咲「…まあ」
まこ「そか。それはよかった」ニコッ
咲「…」/////
小蒔「??」
まこ「あー…すまんなおいてけぼりにして」
小蒔「いえ…」ニコッ
咲「ちょっと…本当のお姉ちゃんと揉めてた時期があってね。でももう平気だから!」
小蒔「本当の…」
まこ「もともと咲が麻雀始めたのも…」
咲「染谷先輩!!…その辺の話は私からしますので…」
まこ「…すまんすまん」ポリポリ
咲「もぅ!おしゃべり好きなのは知ってますけど…私にもプライバシーがですね!」プンプン
まこ「ごめんて…」ナデナデ
咲「騙されません」プンスカ
小蒔「…」
小蒔「…ぅ」プルプル
咲「?」
まこ「?」
小蒔「うがー!!」ガバッ!!
咲「!?」
小蒔「咲ちゃん…おねぇちゃん寂しいです〜」スリスリ
咲「ちょ…ごめんなさい…」
まこ(随分甘えん坊な姉さんじゃのう)
小蒔「咲ちゃん〜…おねぇちゃんもお話したいです〜」スリスリ
咲「あ、あはは…ごめんごめん」
咲「さっきの話なんだけどね…」カクカクシカジカ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初美「あーあ…いつもの姫様ですよー」
巴「でもちょっと安心したよ。いつもの姫様で」
初美「それは一理あるですよー」
初美「まあ、おねぇさんぶってるのもかわいいんですけどね」アハハ
巴「だねー」クスクス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小蒔「〜…っ」ポロポロ
咲(何も泣くことなのに…)
小蒔「ざきちゃん…づらがった…でずよね…」ビエーン
まこ(雑魚なら一撃で殺せそうじゃの)
咲「…」
咲「…確かに辛いときもあったけど、今はよかったと思ってるよ」
小蒔「え?」ズビー
咲「だって、私はそのおかげで麻雀をまた好きになったんだもん」
咲「もし麻雀をやってなかったら…小蒔おねぇちゃんにも会えなかったんだし」ニッコリ
小蒔「さ、咲ちゃん…」プルプル
まこ(狙ってるんだか天然なんだか…)タハハ
咲「?」
小蒔「…咲ちゃーん!!」ガバッ!!
咲「またっ!?」
…ごめんなさい。全然やってないのにストップです…体力落ちとんなぁ
今週中には小蒔ちゃんの話を一区切り着けたいと思います
それでは、お付き合いありがとうございました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初美「しかしあの子娘…ちょっと目に余るですよー」
巴「??」
初美「姫様に好かれすぎでしょう」イライラ
巴(さっきからその事しか言ってない…)
初美「なので!」
巴「?」
初美「潜入します」
巴「え!?」
初美「そのおいしいコーヒーとやら、飲んでやろうじゃないですか」
巴「え…ええ??でも絶対気づかれるよ?」
初美「…そんなこともあろうかと、
変装用の服を持参してあります」ニヤリ
巴(あっ…これ絶対ろくなのじゃないわ)
初美「さぁ…いきますよー」クックック
カランカラン
まこ「あっ…いらっしゃいませー!」
咲「お客さん!?来るの!?」
まこ「おう咲。後でツラかしんゃい」
小蒔「なんでしょう…体がうずきます」ウズウズ
咲(多分バイトばっかりしてたから反射的に働こうとしてるんだね…)
まこ「じゃ、行ってくるけぇおとなしくな!」タタタ
小蒔「もちろんです…」ウズウズ
咲「…」
咲「それにしても本当に珍しいなぁ。常連さんならともかく、親子連れなんて初めて見たよ」
小蒔「お子さんは小学生くらいでしょうか?可愛いです」ポワワワ
初美「ね?いけるですよー」
巴(小学生と思われてるのはいいのか…)
小蒔「あ、あのぅ…」
咲「?」
小蒔「咲ちゃん…子供は何人ほしいですか?」
咲「」
小蒔「咲ちゃん?」
咲「…ふ、ふぁい!?」
小蒔「どうしました?」
咲「あ、あはは。なんでもないよ?」ニコッ
咲(そうだった…この人こういう人だった!!)
初美「…やりやがったですよ」
巴「…姫様コウノトリ伝説信じてますからね」
初美「事実を知ったらどうなるんですかねぇ」ニヤニヤ
巴(はっちゃんはキスすりゃできると思ってるからなぁ…)
初美「くふふふ」
まこ「…ご注文はまだですかね」
ごめんなさい!!
ちょっともう今月はまとまった時間とれそうにないので…時間見つけて少しずつやっていきます
長い間放置してすみませんでした…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
咲「さて、そろそろ行こっか?」
小蒔「あっ…はい。そうですね」
小蒔(あの服…着てみたかったなぁ)ショボーン
咲「?」
咲「染谷先輩!ごちそうさまでしたー」
まこ「はいよー。料金はツケな」
咲「さっすが!話がわかる!」ニコニコ
まこ「…ツケって奢るって意味じゃないのわかっとるよな?」
咲「もちろんですよー」ニコニコ
まこ(あっ…コレ駄目なパターンのやつだ)
咲「それじゃ、また来ますねー」ブンブン
小蒔「ごちそうさまでした」ニッコリ
まこ「はいよー。またなー」
まこ「…んで」
初美「…」プルプル
巴「だからあれほどミルクと砂糖を使えと…」
初美「〜っ!」ブンブン
巴「まったく…意地っ張りなんだから」
まこ(こっちもこっちで…)ハァ
まこ「で…」
巴「?」
まこ「あんたら、なんでこんなところに?」
初美「な、ななななんのことでござんしょ!?拙者、旅の途中の…」
巴「いやぁ…ちょっと姫様が心配でして」アハハ
まこ「…過保護もほどほどにな」
初美「シカトですかー?」
巴「まあそう言わずに…本当に大事な方なんですよ」
まこ「それはなんとなくわかっとるけど…」
初美「おーい」
まこ「年頃の女の子じゃけぇ。そういうの、バレたら嫌われるじゃろ」
巴「はっ!」ガーン
初美「…」グスン
まこ「信じて送り出してくれたと思っていた家族が実は自分をストーキングしてた…」
まこ「自分はやっぱり一人では何もできないと思われているんだ…」
まこ「こんな自分に価値なんてないんだ…」
まこ「もう誰も信じられない…」
まこ「そうだ。お嫁にいこう」
まこ「ってなったらどうする気じゃあ?」
巴「」
巴「いや…行かないで姫様ぁ〜…」グスグス
初美(何ですか〜…この茶番)
まこ「なら…どうすればいいかわかるじゃろ?」ニヤリ
巴「…」コクン
巴「はっちゃん!」
初美「!?」ビクッ
巴「帰りますよ」
初美「…は?」
まこ(1つ…貸しじゃからな)フッ
咲「ところで、今日はこっちに泊まってくの?」
小蒔「」
咲「?」
小蒔「…」ガタガタ
咲「まさか…」
小蒔「全く…全く考えていませんでした…」
咲「…保護者にはなんて?」
小蒔「長野に行ってきます、とだけ」
咲「航空券は?」
小蒔「片道だけ…」
咲(どうやって帰るつもりだったんだろう…)アセ
小蒔「咲ちゃん…私どうしたら…」ガクガク
咲「…」
咲「じゃあうちに泊まれば?」
小蒔「えっ?」
咲「だってホテルとかも予約してないんでしょ?」
咲「そもそもこの辺にはお城みたいなホテルしかないし…」
小蒔「お城!?」キラキラ
咲「ごめん忘れて」
小蒔「ぶー」
咲(聞こえない聞こえない…)
咲「あのね…ちょうど都合よくお父さんが出張になることになるから、1人だと寂しいんだ」
咲「だから小蒔おねぇちゃんが泊まってくれたら…私嬉しいんだけどな」ウルウル
小蒔「」ズキューン
小蒔「わ…私も咲ちゃんとお泊まりできたら嬉しいです」モジモジ
咲「じゃあ決まりだね!…でもそんな立派な家じゃないんだけどね」
小蒔「そんなこと気にしません!」
咲「わーい!じゃあ早く行こ?」ギュッ
小蒔「はいっ!」デレデレ
咲「…あ、でもちょっとだけ待ってて?」
小蒔「?」
prrrrrrrr
ガチャッ!!
咲父『もしもし?』
咲「もしもしお父さん?出張頑張ってね!」
咲父『は?』
咲「出張!頑張ってね!」
咲父『え?何言って…』
咲「だって出張でしょ!?」
咲父『????』
咲「変な人来たら困るから、玄関の鍵はチェーンまでしっかりするからね!」
咲父『ちょ!?咲!?』
咲「お土産よろしくねー!」
咲父『咲!?咲ー!!』
ガチャッ!!
ツー…ツー…
咲「…これでよし」
-宮永家-
咲「ここだよー」
小蒔「うわわぁ…」キラキラ
咲「そんなにキラキラされても…普通の家だよ?」
小蒔「そんなこと無いです!素敵なお家です!!」
咲「素敵て…」
咲「ま、とりあえずどうぞー」
小蒔「お…お邪魔します!」ドキドキ
咲「そんなに緊張しないでよー」
小蒔「してません」カチコチ
咲(手と足が一緒に出てるんだけど…)
咲「でもどうしよう…ゲームとか何にもないし」
小蒔「げーむ?」
咲(わお…)
咲「ちなみに、小蒔おねぇちゃんは普段家でどんなことしてるの?」
小蒔「普段は…ご飯食べて二度寝して、ご飯食べてお昼寝して、ご飯食べておやすみって感じです」ニコッ
咲「へ、へぇ〜…」
咲(修行とかじゃないんだ…)
小蒔「咲ちゃんは?」
咲「?」
小蒔「咲ちゃんはなにをしてるんですか?」
咲「あ〜…読書…かな。私、本が好きだから」
咲(口が裂けても女の子を口説くために全国飛び回ってます!なんて言えない…)
小蒔「読書ですか!咲ちゃんにぴったりです」
咲「えへへ。そう言ってもらえると嬉しいな」
咲(最近、魔王とかしか呼ばれないからね)フッ
咲「うーん、でも読書は二人でできないし…」
小蒔「ほったらかしは嫌です」メッ
咲「じゃあちょっと早いけどお風呂入る?二人じゃ狭いけど…」
小蒔「お風呂!!」キラキラ
小蒔「お風呂大好きです!!」
咲「あはは。じゃあちょっとお湯溜めてくるね〜」
小蒔「はいっ!」
咲「…ふふふ。我ながら完璧な作戦だよ」
咲「このお風呂はお姉ちゃんと私が入っただけでも狭かった」
咲「つまり、小蒔おねぇちゃんと入ればおもちの分ぎっちぎち!」
咲「そう!ぎっちぎち!!」
咲「…」ジュルリ
咲「うへへへへ。楽しみだよぉ〜」
咲「小蒔おねぇちゃんおまたせー!!」ガチャッ!!
咲「あとちょっとで溜まるから脱衣場に行こ…」
咲「?」
小蒔「…」
咲「小蒔おねぇちゃん?」ツンツン
小蒔「…」
咲「寝てる…?」
咲(でもなんか…)ゾクッ
小蒔「…っ!!」ゴッ!!
咲「!!」
咲(これやばっ!!)
小蒔「…」ガバッ
咲「ちょっ!いたっ!!やめ…」ジタバタ
小蒔「…」
咲「もう!なんなの!?どうしたの!?」ペチペチ
小蒔「…」
咲(なんか変だよね…目は開いてるし)
咲(まさか…)
小蒔「…」ゴゴゴ
咲(…私が魅力的すぎるから我慢できなくなっちゃったのか)ハッ
咲(なんてこったい…まさか向こうもそんなつもりだったなんて)
咲(しかも間違いない)
咲(小蒔おねぇちゃんは…)
咲「タチだ」
咲(でもね…)
咲「聞いて小蒔おねぇちゃん…」
小蒔「…」
咲「私も…私もタチなんだよおおお!!」ガバッ
小蒔「っ!」ドサッ
咲「予定は狂っちゃったけどしょうがないよね…」
咲「好きだよ小蒔おねぇちゃん!」
コンマ判定(失敗ボーナス+)
>>545
00〜14→大失敗
15〜49→失敗
50〜74→成功
75〜99→大成功
※但し、99,88,77,66,55,44→修羅場
おまかせあれ!
小蒔「…」
咲「無言は肯定だね!?イヤッハー!!」ルパンダイブ
小蒔「…っ!」バキッ
咲「ぐふぇっ…」ドサッ
小蒔「…」
咲父「あんなこと言われたけど…俺なんかしたかなぁ」
咲父「…お土産のプリンも買ってきたし許してもらえるだろ。ただいまー」ガチャッ
咲父(なんだ…チェーンどころか鍵もしてないじゃないか。無用心な)
<グフェッ!!
咲父「!?」
咲父「咲!?」ダダダ
咲「」チーン
咲父「咲ー!!」ダキッ
咲父「な、なんだね君は!」
小蒔「…」
咲父(なんか…不気味な子だな)
咲父「娘に何をしたんだ!」
小蒔「…」
咲父「…話にならん。警察を呼ばせてもらうよ」
小蒔「…」
咲父「…」プルルルルル
ガチャッ
咲父「あ、もしもし警察ですk」バキッ!!
咲、大失敗!!
〜久〜
久「なんか…人の学校に潜入するのってワクワクするわ〜」
淡「ふふん。ただデートするだけじゃつまらないもんね」フフフ
久「つまらなくはないけど、ナイスよ淡」ナデナデ
淡「えへへー」
淡(それにここなら邪魔されないし)ニヤリ
久(とは言ったものの照と菫には見つかりたくないわねぇ…)
淡「ささ、行こ行こ?」
久「はいはい。でもあんまり目立ちたくないんだけど…」
淡「大丈夫大丈夫!私も部活休んで来てるし」バン!!
久「!?」
淡「潜入なら…やっぱりスリルがないと!」
久「…さいですか」
淡「ちなみに私がもし菫先輩に見つかった場合、死にます」
久「厳しいわね…」
淡「でも他の3人なら問題ないから後で紹介するね?」
久「うん。じゃあお願…」ハッ
久「照は…照はダメ!」
淡「?」
淡「よく勘違いされてるけど、照って超優しいから大丈夫だよー」アハハハ
久「そうじゃないの!」ガシッ!!
淡「!?」
淡(あっ…顔近っ…)/////
久「私と照には…人には言えない因縁があるのよ…」
久「だから…ね?」ウルウル
淡「わ、わかったよぉ…」
淡「じゃあどこ行きたい?」
久「そうねぇ…できれば侵入者だし人が少ないところがいいわ」
久「つまんなくなっちゃいそうだけどね」ハハハ
淡「…あ、そういえば!」ゴソゴソ
久「?」
淡「じゃーん!ウチの制服〜!」テテテッテテーン
淡「これさえあれば結構誤魔化せるよ!」
久「おお!ナイスよ淡〜」ギュー
淡「うへへへへ」
久「早速着替え…ん?」
淡「ん?」
久「あの…これ名前が…」
淡「テルーの借りてきたからね!」ブイッ
久「…本当は?」
淡「テルーのパクってきた!」ブイッ
久「…」
久(見つかったら本当にヤバい…)
久「あれ?」
淡「どったの?」
久「パクってきたって部活は?照だって顔くらい出してるんでしょ?」
淡「いや部室で寝てたからさ、剥ぎ取ってきた」
久「!?」
淡「大丈夫大丈夫。テルーって1回寝るとしばらく起きないから」アハハー
久「えっと…つまり…」
淡「いやぁ。結構かわいい下着だったよ」
久「最悪だ…」
————————————————
———————————
———…
菫「」
照「…」スースー
菫(どういう…どういう状況なんだ…)ダラダラ
尭深「おはようござ…え…?」
菫「!?」
尭深「…えっと…ええっとぉ…?」ウルウル
菫「誤解だ!それは誤解だ!」
尭深「…」グスッ
菫「いいかよく聞け。私じゃないんだ…これをやったのは私じゃない!!」
尭深「私に痴漢してきた人たちも…毎回同じこと言ってました」グスグス
菫「いやいやそういう情報はいいから!暗い話じゃないから!」
尭深「そうですよね…私のことなんてどうでもいいですよね…」ズーン
菫「そういう意味じゃないって!」
尭深「えっ…それってつまり…」
菫「違う違う!てかキャラ違いすぎだろ!」
尭深「私、気がついたんです…お茶を飲んでるだけじゃ誠子ちゃんに勝てないって…」
菫「勝たなくていいから」
尭深「でもですね…」
照「へくちっ!」
菫&尭深「!!」
照「…」スースー
菫「焦ったぁ」ホッ
尭深「これ今起きちゃったら私たち…」
菫「だよな…」
照「…」
尭深「宮永先輩…寒そうですね」ジュルリ
菫「おいお前効果音おい」
尭深「風邪引いちゃったらかわいそうですし…暖めてあげないと…」フヒッ
菫「ちょっとまてマジで待て落ち着けおい」
尭深「弘世先輩もどうですか…ご一緒に…」ウヘヘ
菫「いや私は…いや…」
照「…」スースー
菫「わた…しは…」
菫「…」ゴクリ
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————…
久「おかげで絶対に見つかるわけにはいかなくなったわ…」
淡「だーいじょうぶだって!下着で校舎うろつけるわけないじゃん!」
久「あ、そっか。なら大丈夫ねー」アハハハ
淡「いやぁ…これ私ファインプレーだよね!」
久「ナイス淡!」ナデナデ
淡「もっと誉めていいよー」テレテレ
久「よっしゃ!じゃあこれで心置きなく探索できるわ〜」
久「エスコート、よろしくね!」
淡「おまかせあれ!じゃあまずはー…」
誠子「淡?」
誠子「…と誰だ?珍しい」
誠子「まあいいか…早く部室に行かない菫先輩に何言われるかわかんないし」ダッシュ
淡「じゃーん!食堂です」
久「おお!広いしキレイ!ウチとはえらい違いだわ…」
淡「そうなの?」
久「田舎の公立なめんな」
淡「なめては無いけどね〜」アハハ
久「ならいいけど。せっかくだし何か食べてこうかしら…」
淡「ちっちっち。それは無理なんだなぁ〜」
久「?」
淡「なぜならもう放課後だからやってないのです」ドヤァ
久「…」
淡「じゃあ次へレッツゴー!」
久「早っ!」
淡「ちなみに次は〜…屋上です!」
久「おお!定番だけど素敵なところよね!」
淡「だよね〜」
淡「あ、でもめっさ階段上るから覚悟してね?」
久「え…?」
淡「いくぞ〜!おりゃ〜!!」ダダダダダ
久「!?」
久「ちょっ!!待って!!」タタタタ
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————…
誠子「すんません遅くなりましt…」ガチャッ
照「…」スピー
菫「…」スースー
尭深「…っ…」スー
誠子「!?」
誠子(え?何これ?)
誠子(なんで?なんで3人で寝てるの!?)
誠子(1つのタオルケットに3人でくるまって…肩なんか寄せちゃって!?)
誠子(な、なんていうか…)
誠子(照先輩も菫先輩も尭深も寝顔可愛すぎんだろ!!)ゴフゥ
誠子(あー……)
誠子「…」
誠子「なんで…」
誠子「なんで出遅れたんだよ私っ!!」バンッ!!
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