エレン「願いを叶えてくれるのか!?」
天使「でも、私は未熟の天使。叶えれる願いと叶えれない願いがあるよ?」
エレン「じゃあ、ここに肉を出してくれ」
天使「天使ちゃんには、ちょーっと難しいかなぁ」
エレン「魔法を使えるようになりたい」
天使「魔法なんて、この世にあると思う?」
エレン「・・・・」
天使「さぁ、なんでも願いを言ってちょうだい♪」
エレン「逆に、お前は何ができるんだ?」
天使「そうだなぁ。じゃあ今から、そこの壁に穴を開けてあげる!」
エレン「そんなことできるのか!?筋肉増量とかか?」
天使「じゃあ、ちょっとこっちおいで?」
エレン「おう!」
天使「エレンぎゅ~♪」
エレン「ちょっ、お前なぁ」
ドゴンッ!!!
エレン「!!??」
ミカサ「何をしてるの・・・?」
エレン「ミカサ!?」
天使「ね?穴あいたでしょ?」
エレン「ま、まぁ確かにな・・」
ミカサ「エレン覚悟はできてる・・・?」
エレン「天使、あいつを追い払ってくれないか?」
天使「いいよ。じゃあ・・・そういえば、さっき食堂でジャンがエレンのこと凄く凄く凄く凄く馬鹿にしてたなぁ・・」
ミカサ「!!」ダッ!
エレン「おぉ!ミカサを追い払ったな!」
天使「えへへ・・・褒めて褒めて」
エレン「ん、よしよし・・よくやった」撫で
天使「ふへへ・・」
エレン「じゃあ、次は巨人を一匹残らず消してくれ」
天使「無理」
エレン「じゃあ、俺の筋肉増量で」
天使「じゃあ・・・私についてきて!」
エレン「おう!」
【トレーニングセンター】
天使「ささっ、がんばれ!」
エレン「ある程度、察してたけどな!」
天使「がんばって!天使ちゃん応援だけは一人前だぞー」
エレン「魔法でどうにかならないのか?」
天使「この世に魔法なんて
エレン「ごめんごめん。俺が悪かった。魔法なんてないな!」
天使「そうだよ!」
エレン「俺が幸せになれることで何かないか?」
天使「天使ちゃんの能力もそうだけど、身体もまだ未熟。だけどエレン君が幸せになってくれるのなら・・」
エレン「ごめんな。本当にごめんな」
天使「エレン君は天使ちゃんボディとお姉さんボディどっちがいいの?」
エレン「なんだよ、天使ちゃんボディって・・・」
天使「どっちなの?」
エレン「そりゃまあ当然、おね」
天使「・・・・」ウルウル
エレン「天使ちゃんボディに決まってるじゃないか!」
天使「やーん!エレン君のロリコーン♪」
エレン「なんだよ・・なんだよコレ!なんだよ!なんだよ!」壁ゴッゴッ
天使「これこれ、少年や。そんなことすると君の綺麗な手が傷ついちゃうぞ」
エレン「次は俺のこの手の痛みを無くしてくれ」
天使「痛いの痛いの飛んでけ~!」
エレン「なめてるのか?」
天使「す、少しだけね・・・」
エレン「早くしろ」
天使「エレン君、手をこっちに出して?」
エレン「おう!」スッ
課長バカ一代にこんな天使いたな
天使「お・ま・じ・な・い☆ちゅっ・・・」
エレン「え・・・どういうことだ!?」
天使「どうかな・・・?」
エレン「い、痛くなくなってる!?」
天使「えへへ~大成功♪」
エレン「お前すごいな!」
天使「ふふん!天使ちゃんだもん!」ドヤァ
エレン「んなわけねえだろ、バカ!子供騙しも大概にしろよ」バシッ
天使「むぅ・・・痛いよー・・」
エレン「ノッてやった俺の優しさに感謝しろよ」
天使「あ、ありがとうございます」
エレン「よし、じゃあ次はな・・」
アルミン「やっ。こんなとこで何をしてるんだい?」
天使「!!」ササッ
エレン「お、おい!天使?どうしたんだ」
天使「私はちょっと人見知りなの・・・」
エレン「へぇ・・」
一旦おち
それでは!
この天使はどんな見た目なんだろ?
アルミン「ん?そこの子は誰だい?」
エレン「天使だ」
アルミン「エレン、頭大丈夫かい・・・?」
エレン「問題ない」
天使「チビは、あっちいけー」
アルミン「ちょっと子供をこんなとこに連れてきちゃダメでしょ?」
天使「うるさーい!ヘタレは黙れー」
エレン「子供じゃないぞ、天使ちゃんだ!って、え!?アルミン!?そんな冷たい目で俺を見ないでくれ!?」
天使「童貞は帰れー」
アルミン「はぁ・・・・」
アルミン「エレン・・?僕は、こういう質じゃないけどさ・・・一発そこの子、殴らせてもらってもいいかな?」
天使「エレンエレン!!私を守って!」
エレン「すまん。何から何まで・・・すべてお前が悪い。だから、俺はお前を庇えない・・・」
天使「このあとなんでもするから!」
エレン「お前に何が出来るっていうんだよ!!」
天使「エレン!ほら、きたよ!守って」
アルミン「・・・歯を食いしばってね・・」
エレン「おい!天使!?お前、俺の肩を持って何を
,
天使「エ、エレン・・・大丈夫・・?」
エレン「いってえな・・・・アルミン怒って出ていったじゃないか・・・」
天使「ほら、天使ちゃんが何でも願いを叶えてあげるよ!」
エレン「じゃあ俺の前から消えてくれ」
天使「・・・・・・・・え・・・・」
エレン「さっきから、不幸なことばっかじゃねえか・・・アルミンには殴られるし・・・・この後、俺はミカサにも殴られると思うし・・」
天使「・・・・で、でも・・」
エレン「本当にお前は未熟者だな・・・」
天使「・・・うっ・・・・・・うわぁーん・・・エレンのばかぁぁあああ!!!」逃げ
エレン「ふーん・・・」
エレン「へいへい、俺はバカで結構ですよー・・・」
【数分後】
エレン「・・・・・・ジーッ」
エレン「で、なんだ?扉の前で座って・・・」
天使「ずっと待ってても探しに来てくれないから、扉の前で待ってたの」
エレン「あー。ガチで筋トレしてたからさ・・・」
天使「エレンのばか!私より筋トレのが大切なの!?」
エレン「そうなるな」
天使「私以上に大切なものがあるなんてありえない!」
エレン「はぁ・・・自分勝手過ぎるぞ」
天使「私は今から走るから、追いかけてね!」
エレン「俺に何を求めているんだ!?」
天使「行くよ!」
エレン「絶対に追いかけないからな」
天使「エレンはへんたーい!エレンはロリコーン!エレンの強姦魔ー!」タッタッ!
エレン「おい!待てぇぇえええ!!!」
天使「きゃっ!捕まっちゃった♪」
エレン「お前、実は悪魔だろ・・・」
天使「天使ちゃんマジ天使」キラッ
エレン「はぁ・・・」
天使「じゃあ特別なことしてあげる」
エレン「期待できんな」
天使「私に天へ召された魂を執着させて、その魂と会話できるの!」
エレン「へー・・・」
天使「むぅ・・信じてないね?」
エレン「なんだと?話の7分の1くらい信じてるぞ」
天使「全然信じてないじゃん!」
エレン「じゃあ・・・俺が昔に飼っていたポチをだしてくれ」
天使「お安い御用さ!ナムナムナムナム・・・」
エレン「わー。たのしみだなー(棒)」
天使「うぅ・・・わんわん!!わん!」
エレン「お?」
天使「私はご主人様に会いたかったわん!わんわん!!」
エレン「へぇ・・・」
天使「ご主人様ぺろぺろわん!」
エレン「あのさ・・・ポチは、猫なんだが?」
天使「・・・・・」
エレン「おい?猫なんだが?」
天使「・・・・・。わ!・・わっわうぅぅぁぁ・・・にゃぁ・・」
エレン「おぉ!?」
天使「エレンに会いたかったにゃ!にゃにゃん♪」
エレン「おー。よしよし・・・」
天使「ゴロゴロゴロ・・・」
エレン「1ついいか?」
天使「にゃんですか?エレンにゃん?」
エレン「すまん。そもそも俺はポチなんて猫は飼ってなかったわ」
天使「・・・・・・」
エレン「なんだ?もう『にゃん♪』とは言わないのか?天使ちゃん?」
天使「えへへ・・・失敬失敬。間違えて、お隣のポチちゃんを呼んじゃった!」
エレン「そうか、その猫はご主人様の名前を間違えて呼ぶことがあ
天使「ちっちゃいことは気にしないの!」
エレン「お前なぁ・・・」
天使「さぁ次は誰を呼ぶかな?」
エレン「いや、もういいわ・・・お前には何も出来ないってことも理解したし・・」
天使「はぁ・・・」
エレン「なんだ?その意味あり気なため息は・・・まだ何かあるのか?」
天使「超超特別コースがあるんだけど?」
エレン「ふーん。一応、少し期待しとくわ」
天使「エレンが異性と抱き合えるようにしてあげる!」
エレン「お前が抱き着くとかミカサが抱き着くとかベタなオチはいらんぞ」
天使「残念!今回のは本当に叶えてあげるよ・・・エレンの抱き着きたい人はいるかな?」
エレン「は?じゃあ・・アニでいいよ」
天使「今から私はMPを消費してエレンに魔法をかけるね!」
エレン「ちょい待てお前、MPと言ったか!?魔法と言ったか!?」
天使「でも、この魔法を成功させるには発動条件というのが必要なんだ」
エレン「発動条件・・・?」
天使「例えば、訓練で結果を出すためには努力をするでしょ?結果を出すために、それ相応のことをする。それが発動条件・・・相応のリスクが必要ってことだよ!」
エレン「・・・リスクね・・」
天使「私が今からエレンにかける抱き合える魔法の発動条件は・・・」
エレン「・・・・」
天使「異性の頭を10秒撫でることだよ!そして、撫でた女の子と抱き合える!」
エレン「は?」
天使「でも簡単な攻略法が
エレン「待て!なんか少し想像してたのとは違うんだが!?もっと痛みとか体の部位を無くすとかじゃねえのか!?」
天使「そんな辛いことしてまで抱き合うなんて、馬鹿のすることだよ?」
エレン「・・・・そうだな。話を続けてくれ」
天使「これには簡単な攻略法があるんだ!そう、異性の頭を撫でる」
エレン「攻略法なんてねえだろ。そのまんまの意味だからな」
天使「私も異性なんだぞ?」
エレン「!!」
天使「私を9秒撫でて、最後にそのアニを1秒でも撫でればいいの」
エレン「お前は頭がいいな!」
天使「えへへ・・」
エレン「初めてお前に感心したぜ!」
天使「ありがと!」
エレン「まぁ・・・・でもな、お前が本当にそんな魔法を発動できるのか、どうかってのがそもそもの問題なんだがな?」
天使「出来るよ!」
エレン「でもなぁ・・失敗して、アニの頭を撫でて嫌われるってことになれば最低な事態を招くことになると思うしな・・・」
天使「じゃあまず、簡単な魔法でもやっとく?」
エレン「そんな同僚を?飲み会に誘う感覚で、魔法を使えるのか!?」
天使「簡単のなら・・私がエレンに会いたい人に会える魔法をかける」
エレン「俺が会いたい人のことを思えばいいのか?」
天使「うん!簡単なことだから、すぐしよう!エレンが今、会いたい人だよ?わかったね」
エレン「分かった。で、リスクはなんだ?」
天使「それは・・・」
エレン「お、おう・・・・」
天使「『天使ちゃん大好き』って叫んで」
エレン「・・・ま、まぁいいだろう。簡単なことだ・・だが、相応のことなのか?」
天使「恥ずかしさが相応なの」
エレン「そうなのか・・・」
天使「それじゃ魔法をかけるね!お・ま・じ・な・い☆キラン」
エレン「・・・・・・」
エレン「・・・・・・・・・・・・」
エレン「え?魔法がかかったのか!?」
天使「うん!じゃあ叫んで!!」
エレン「おう!いくぞ!!天使ちゃん大好きだぁぁあああ!!!」
天使「うんうん、私も大好きだぞ」
エレン(アルミンに会いたい・・アルミンに会いたい・・・)
エレン「・・・・・」
天使「ふへへ・・・・」
エレン「・・・・・・・・・・」
天使「カチッ『天使ちゃん大好きだー』・・・よし、録音も出来てる・・・・」
エレン「・・・・おい、魔法はどうした?」ガシッ
天使「あうぅ・・服引っ張んないで・・・ちゃんと願ったの?」
エレン「しっかり願ったぞ!!」
天使「あっ!わかった!もしかして、願う前に発動条件をやっちゃったケースかなぁ?」
エレン「・・・は?」
天使「この魔法場合は、発動前に願いをして、そのあとに叫ぶの!」
エレン「それを早く言えよ!」
天使「エレンが私への告白で興奮し過ぎて焦っていごめんなさいごめんなさい!私が言うのを忘れてましたぁ・・・・だからその天に掲げた手を私の頭に叩きつけないで・・」
エレン「はぁ・・・じゃあ、もう1回いくぞ・・」
天使「うん!がんばって!天使ちゃんは応援だけは神様級だぞ♪」
エレン(アルミンに会いたいアルミンに会いたい!)
天使「エレンふぁいとふぁいとー!」
エレン「よし・・・・天使ちゃん大好きだぁぁああぁ!!!」
天使「私もだぞぉぉおおおお!!!!」
エレン「なんで、お前まで叫ん
ガチャッ・・・
アルミン「エ、エレン・・・?」
ここまでー
変なとこあったら、さーせん
ちっちゃいことは気にしないでくださいな
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