友「僕達、出会って何年になるかな？」
男「何年って……、中学の時からだから……」
男「５年くらいか？」
男「てか、どうしたんだよ。急に」
友「いや、ちょっと言いたい事があってさ……」
男「言いたい事？」
友「２つあるんだけど……どっちが先がいい？」
男「２つ……、２つって言われてもなぁ」
男「内容を知らねえから何とも言えねえけど……」
男「じゃあ、良い方からで頼む」
友「……良い方かぁ、難しいなぁ……」
男「まぁ、言えよ」
友「うっ、うんっ……」
友「……僕さ、ちょっと前から君の事っ」
男「おう」
友「……す、好き……みたい、なんだよね……」
男「…………、………は？」
友「い、いやっ……だからっ……そのっ……」
男「ちょ、ちょっと待て！！」
男「お前、男だろ？なのに、こんなの…」
友「あっ…２つ目の事なんだけどね」
友「僕、実は女なんだ」
男「結婚しよう」
友「は、はいっ///」
「待って！！」
男「えっ？」
美少女「そういうのおかしいと思う」
男「おかしいって何処が」
美少女「だってボク、彼女だよ！？」
美少女「そのボクを差し置いて、こんなの、おかしいと思う！！」
男「でも、この前振ったばっかじゃんか」
美少女「ボクが告白をした時は、すんなりと受け入れてくれたのにっ！！」
美少女「こんなの絶対おかしいっ！！」
美少女「だから、２人共別れてっ！！ボクが納得するまで許さないからっ！！！」
友「って、言われても……２人の了承の上の事だし……」
美少女「別れてっ！！」
男「納得、つうか……ちょっといいか？」
美少女「なんだよっ！！ていうか、コイツもボクも、似たようなもんじゃんっ！！」
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