――雨の日の児童相談所
ザーザーザー
ママ「あのね、たえちゃん…ママは遠いところへ行かなきゃいけないの。お利口だからわかってくれるわよね?」
たえちゃん「戻ってくるよね!?」
ママ「…ええ、きっと…」
たえちゃん「いつ?いつ戻ってくるの?」
ママ「…それはわからないわ」
たえちゃん「やだやだ…一人にしないで…いい子にするから…」
ママ「もう…泣かないで…」
たえちゃん「だって…」シクシク
ママ「ほら、これあげるから抱いてなさい」
たえちゃん「クマのぬいぐるみ?…なんて名前なのこの子?」
ママ「え、えーと。そうね…コロコロしてるからコロちゃんk」
テッド「ちょっと待てよ!?なんだ、そのダセェ名前は?俺はテッドだよ」
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たえちゃん「テッド?」
テッド「ああ、そうだ。今日からは俺がお前の家族だ。よろしく頼むぜ、たえちゃん?」
たえちゃん「うん!!」
ママ「…じゃあ、ママ行くからね。テッド…たえちゃんをよろしくね…」
テッド「ああ、まかせとけ。俺が立派な女にしてやるよ」
たえちゃん「絶対戻ってきてね?約束だよ」
ママ「はいはい」
テッド「まっ、二人で楽しくやっていこうぜ?親友?」
たえちゃん「うん!!」
――数週間後
女の子「たえ子ちゃんっていつもそのヌイグルミ持ってるよね。他におもちゃないの?」
テッド「おいおい、だれがおもちゃだって?俺はコイツの親友で、家族だ」
たえちゃん「そうなんだ。テッドって言うんだよ」
女の子「ふーん…」
テッド「なんだよその目は?お前疑ってるな?俺たちの間に肉体関係なんてねえよ。男女間でも友情は成立するんだよ!?」
女の子「あ!!ママだ。じゃあねたえちゃん。また明日ねー」
たえちゃん「ばいばーい」
たえちゃん「…」
たえちゃん「…うぅ…ママぁ…」グスグス
テッド「…おい、そんなにメソメソするなよ?辛気臭いったらありゃしないぜ?」
たえちゃん「…テッド」
テッド「お袋さんがいないのはそりゃ辛いだろうさ?俺にはいないからよくわかんねえけど。でもよく考えてみろよ?親がいない方が良いことだっていっぱいあるぜ?」
たえちゃん「でも…」
テッド「ママがいたら毎晩俺と一緒に深夜までフラッシュ・ゴードンのブルーレイを観れるか?観れないだろ?ママがいればさっさと寝なさいっ、この一言でおしまいだ」
たえちゃん「うん…」
テッド「そこらの子供は習い事だって通わなくちゃならないし成績が悪けりゃ怒られる。だがな、たえちゃん?お前は違う」
テッド「いつでも好きなだけ遊べるし、成績なんか気にしなくても良い。スズメだってエアガンで打ち放題だ」
たえちゃん「うん、うん…そうだよね。ママがいなくたって平気だよね」
見てくれてる人ありがとう
酒飲みながら書いてるんで誤字脱字はあしからず
なるべく今晩中に完結したいとおもってる
テッド「それにお袋さんがいなくても…」
たえちゃん「?」
テッド「俺がお前の親友で家族。そうだろ?兄弟?」
たえちゃん「うん!!ありがとうテッド!!」
テッド「へへ、よせよ」
たえちゃん「あたしっ…ぜんぜん寂しくなんかない!!テッド大好き!!」
――そして
たえちゃん「見て見てテッド、テストでまた赤点とっちゃった♪」
テッド「相変わらずお前のアタマはハッピーだな。いいぜその調子だ。ビール飲むか?」
たえちゃん「うん!!」
テッド「俺は思うんだけどよ。日本のビールには個性がないと思うんだよ」ゴクッゴクッ
たえちゃん「も~、また外人風吹かせちゃって。じゅうぶん美味しいよ」ゴクッゴクッ
――数ヶ月の
テッド「どう?このコスプレ?やっぱり毛も緑色に染めてきたほうが良かったかな」
たえちゃん「とっても似合ってるよテッド!本物のマスターヨーダみたい♪」
テッド「サンキュー。お前もよく似合ってるぜ、娼婦かレイア姫にしか見えないよ」
たえちゃん「ふふ、ありがとう♪」
――日々が
たえちゃん「見てテッド、明日から制服だよ」
テッド「よーし、いいぞ。ブルセラ始めりゃもうこれからヤクの代金で悩む必要なくなるな」
たえちゃん「ビール代もね♪」
テッド「さっそく俺は売人に今月の都合をつけてくれるよう頼んでくるからお前は、使用済み制服を量産してろ。いいな?」
たえちゃん「うん!!あっ、あたしの分もよろしくね?」
テッド「まかせろ兄弟」
――流れていった
たえちゃん「ふ~…大丈夫テッド?その怪我?」コポコポ
テッド「あぁ…まったく、日本の売人は荒っぽくていかねえよ…ライター貸してくれ?」
たえちゃん「はい」つ
テッド「ふぅ~…あぁ~キマるわ…」コポコポ
たえちゃん「よかったね♪」
・
・
・
・
たえちゃん「え!?わたしのおじさんですか?」
施設の先生「うん。今になって引き取りたいって言ってきているんだけど…テッド!!施設にデリヘル嬢を呼ぶなと前から言ってるだろう!!」
テッド「ん?ああ。すまない先生。でも【ジャックとジル】の鑑賞中だ。デリヘル嬢と見るにはちょうどいい映画だろ?ほらみんな、お世話になってる先生だ、挨拶して?」
アンジェリーク「ハーイ」
ヘヴンリー「どうも」
シャリーン「よろしく」
ソーヴィニヨンブラン「ソーニャって呼んで」
施設の先生「まったく…ほどほどにしてくれよ。…それでどうする?施設にいるよりは良いと思うけど」
たえちゃん「うーん。テッドどうしようか?」
テッド「そうだな。ここでの暮らしも飽きてきたしな。なあ先生?」
施設の先生「な、なんだい?」アハ~ン
テッド「そのおじさんって奴の暮らしぶりはどうなんだい?」
施設の先生「あ、ああ一軒家で一人暮らしだそうだ」
テッド「一軒家か、いいんじゃないか、パーティー開き放題だぜ?行くぞたえちゃん」
たえちゃん「うん!!」
テッド「そうだな。ここでの暮らしも飽きてきたしな。なあ先生?」
施設の先生「な、なんだい?」アハ~ン
テッド「そのおじさんって奴の暮らしぶりはどうなんだい?」
施設の先生「あ、ああ一軒家で一人暮らしだそうだ」
テッド「一軒家か、いいんじゃないか、パーティー開き放題だぜ?行くぞたえちゃん」
たえちゃん「うん!!」
――おじさんの家
おじさん「よく来たな。まあ上がれy」
テッド「うわっ!!汚ねえ家にオヤジだな」
たえちゃん「ねー♪」
おじさん「…なんだ、この人形は?」
テッド「あー、わるい。おじさんって呼んでいいかな?俺はテッド、この子の親友で家族だ。いいタンクトップだな、イカしてるよ」
たえちゃん「テッドって言うんだ。よろしくね」
おじさん「まぁいい、じゃあさっそk」
ゴロゴロ ドカァーン
テッド「わわわわ、雷だ!!たえちゃん!!」ギュ
たえちゃん「テッド!!」ギュ
おじさん「なっ…」
テッド「俺たち雷兄弟だよな?」
たえちゃん「うん!!もちろんよ」
テッド「それじゃあ雷の歌を歌おう」
たえちゃん「うん!!」
たえちゃん・テッド「「雷ゴロゴロでーもダイジョーブ。かみなーり仲間とー魔法のおまじーなーい。ファッキューかみなりー。チンコしゃぶれー。おまえーなんかー神さーまーのおならだ」」
おじさん「ちっ…今日のところは勘弁してやる」
――翌日
テッド「まったく、ロクなもんがないな」
おじさん「おい、何してるんだ」
テッド「ああ、おじさん頂いてるよ。サッポロも嫌いじゃないけど、俺が一番好きなのはエビスだ。覚えといてくれ?」ゴクッゴクッ
おじさん「てめぇ、人様んちのモノを勝手に…」
たえちゃん「あっ、おじさんおはよう」ゴクッゴクッ
おじさん「…何飲んでんだ。お前はまだガキだろうが」
たえちゃん「ビールなんてアメリカじゃジュースと一緒だよ。ちなみに私が好きなのはアサヒだから」ゴクッゴクッ
おじさん「てめぇら、いいかげんにs」
テッド「なあ、おじさん?この家、ブルーレイプレーヤーない?施設出るときにダチからもらったフラッシュ・ゴードンのBDBOXが見たいんだけど」
http://www.youtube.com/watch?v=epb8CoI8zXg
おじさん「…フラッシュ・ゴードンだと?」
テッド「ああ、フラッシュ・ゴードンは俺たちの全てだ。なあ、たえちゃん?」
たえちゃん「うん。善悪の全て、そして人気と演技力は比例しないってことを教えてくれたのはフラッシュ・ゴードンなんだよ。おじさんも好き?」
おじさん「当たり前だろ!!」
テッド「よし、いいぞ。そうと決まったら…」
おじさん「さっそくプレーヤーを買ってくる。50インチのTVもな」ニカ
テッド「フゥー、イカすぜおじさん!!」
たえちゃん「おじさんサイコー♪」
おじさん「へっ、お前らビール冷やして待っとけよ」
たえちゃん・テッド「「オッケー、おじさん」」
・
・
・
・
フラッシュッ アアー
おじさん「ああ…」
たえちゃん「ああ…」
テッド「ああ…やっぱフラッシュ・ゴードンは最高だぜ」
おじさん「ああ、まったくだ」ゴクゴクッ
たえちゃん「おじさんが話のわかる人で良かったよ」コポコポ
おじさん「おい、なんだそりゃ?」
たえちゃん「大麻だよ?おじさんもキメちゃう?」カチ
おじさん「もらおう」カチ
テッド「おっ、おじさんがイケる口でよかった」コポコポ
おじさん「ふぅ~…」
テッド「なあ、おじさん。アンタ結婚は?他に家族はいないのか?」
おじさん「ん…とっくの昔に出て行ったわ。今ここに住んでるのは俺だけ」
たえちゃん「寂しくないの?」
おじさん「…俺のことはいい、お前はどうなんだ?あの女に捨てられたんだろ?」
たえちゃん「私は平気だよ…家族ならテッドがいたし、ね?テッド?」
テッド「ああ、そうとも兄弟」コポコポ
おじさん「あの女のこと聞かないのか?」
たえちゃん「ううん、いいの…いない人のことは。大切なのはいつも傍に居てくれる人のことだけだよ♪だから、おじさんのこと教えて?」
おじさん「俺のこと…」
たえちゃん「うん!!」
おじさん「俺は…どうしようもない人間だよ。酒と風俗そればっかだ…だから女房にも逃げられちまった」
テッド「風俗?おじさん、いいデリヘル知ってるんだ呼ぼうぜ?二人ならクーポンが使える」
おじさん「テッド…お前はどうなんだ?家族はいるのか?」
テッド「ん?俺もこの子と同じだ。ママもパパもいない。でもいいさ、たえちゃんが俺の親友で家族だ。俺たち雷兄弟、そうだろ?」
たえちゃん「うん!!もちろん!!」
おじさん「そうか…家族か…お前らが羨ましいな」
テッド「あ?なに言ってんだよ、おじさん」
おじさん「え…」
たえちゃん「おじさんも家族でしょ?これから一緒に暮らすんじゃない?」
テッド「ハッパも一緒にやったしな。それにフラッシュ・ゴードンが好きな奴に悪人はいない」
たえちゃん「これからよろしくね♪おじさん」
おじさん「でも俺はお前は犯そうと…」
テッド「あー、おじさん、デリヘル呼ぶんだけどカード払い頼んでもでもいいかな?カードだと10%引きなんだ。おれ今クレジット止められちゃっててさ?」
おじさん「…120分コースにしとけ」
テッド「ワオ!!いいのか、おじさん!?」
おじさん「ああ、家族なんだろ?遠慮すんな。たえ子もアサヒがいいんなら買ってきてやる。他にいるものは?」
テッド「ヒャッホー最高だぜおじさん!!なっ。たえちゃん?」
たえちゃん「うん!!おじさんありがとう♪」
おじさん「へへ…」
テッド「よ~し、最高の気分だ。いっちょアレやっとくか」
たえちゃん「フラッシュジャンプね」
おじさん「よーし…」
テッド「3…」
たえちゃん「2…」
おじさん「1…」
「「「イェーーーイッ!!!!」」
テッド「やったな、たえちゃん!!家族が増えたぜ?」
たえちゃん「うん!!」
ED:http://www.youtube.com/watch?v=CKJDSEv_IPs
以上で奇妙に巡り合った3人が家族になるまでお話はおしまいです。
http://s3.gazo.cc/up/26097.png
読んでくれてありがとう。テッド2たのしみだね
前に書いた奴宣伝させていただく
梓「むったん…小さいのに響くんだもんね」
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このSSまとめへのコメント
これはwwwwwひどいwwwwww